荒木正三郎 参議院議員
4期国会発言一覧

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このページでは荒木正三郎参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

荒木正三郎[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第9号(1957/02/27、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、岸総理の所信表明に対し、若干の質問をいたしたいと存じます。  第一の問題は、政権移動に対する岸内閣の見解についてであります。社会党は、一昨日、党声明を発表いたしまして、われわれの見解を明らかにいたしておるのでありまするが、その眼目とするところは、岸内閣は選挙管理内閣である、すみやかに国会を解散して信を国民に問うべきである、このように申しておるのであります。政権の移動は、総選挙によって国民の総意に基いて決せられなければならない、このことは民主政治の原則であります。このきわめて明白な事柄が、保守党内閣によってじゅうりんされてきたことは、われわれの最……

荒木正三郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

荒木正三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 内閣委員会 第2号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ただいまの横川委員の御質問で、だいぶんはっきりしてきたのですが、この勧告は政府に対すると同時に、われわれ国会に対してもなされておるわけです。  そこでこの人事院の勧告をわれわれ受けて、できるだけ的確に人事院の意思というものを承知しておかなければならぬと考えておるわけです。そこで問題は、勧告がなるべくすみやかに実施されるように、国会及び内閣において適切な措置をとられたい。こういうのでありますが、やはり私も他の委員と同様に、非常に抽象的な表現であるということについて、十分人事院の意思というものをつかみにくいわけであります。われわれとしては、できればいつから実施してもらいたい、そうい……

第25回国会 内閣委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ついでに、アメリカの軍隊が駐もしておりますね。あれについての日米双方の負担額、来年度の防衛費ですね。日米双方の負担額。それについての説明をこの際してもらいたいと思います。
【次の発言】 防衛分担金です。
【次の発言】 今の問題ですね。予算がきまるまでに、アメリカと折衝してきめなければならないんじゃないですか。
【次の発言】 そうすると、これらの予算外経費については、アメリカと全然まだ折衝はしていないのですか。
【次の発言】 この問題に関連して。  公務員のベース改訂の問題ですが、今永岡委員からいろいろお話がございましたが、ただいまの答弁では、人事院の勧告を尊重するというお話であ……

第25回国会 内閣委員会 第5号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 予算のうちで特に私がお尋ねをしたいのは、この飛行場の拡張に対してどういう予算が考えられているかという問題であります。この問題については、できるだけ詳細に説明を求めたいと思うのですが、ます本年度の予算のうちどれぐらい使われたか、という点が第一点です。従って残りはどれぐらいであるのか、これを各飛行場別に一つ御説明を願いたい、ということが第一点です。  それから第二点は、昭和三十二年度においてどれどれの飛行場を拡張しようと考えているのか。これに要する予算はどの程度考えておられるのか。これも各飛行場別に一つ御説明を願いたい。一応そういう説明をお願いいたします。

第25回国会 内閣委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ちょっと、さっきの質問に関連して。財源の問題で、先ほど永岡さんからの質問に対して答弁があった。これは私は、はなはだ了解に苦しむのですが――というのは、財源はどうするのかという質問に対して、人件費等の節約によって捻出する、ところが、全額それで出ない場合はどうするのかということに対して、出なければしようがないんだというような意味の答弁があったように思うのですがね。この点もうちょっとはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 いや、非常に私それは不可思議だと思うのですよ。というのは、今度の法律改正は、「第十九条の四第二項中「百分の二百」を「百分の二百三十」に改める」とあるでしょう。ですか……

第25回国会 内閣委員会 第10号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今附帯決議のお話が出ましたが、これは提案者にお伺いしたいのですが、衆議院の方で附帯決議をつけられた。私もこの内容は賛成なんですが、これを今回の法案には盛り込めなかったという点ですね。提案者の方は、次の国会へでもこれを法案として出すお考えのもとに、こういう附帯決議をつけておられのだというふうに私は了解するのですが、その点どういうお考えですか。
【次の発言】 この附帯決議の内容ですね。これを実際に行うということは、人事院の操作ではちょっとむずかしいのではないかと私は思うのですが、今のお話ですと、何か人事院の方で考慮されるような意味のように私伺ったのですが、人事院の方で操作できますか……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会 第閉会後3号(1957/10/16、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 時間がないようですから、私は、沖縄の教育権返還の問題について簡単にお尋ねをしておきたいと思います。  藤山外務大臣が先般アメリカを訪問された際に、沖縄の教育権返還の問題でもって話し合いがあったというふうに聞いておるわけです。ところがその際に、アメリカ側から言われた中に、返還できない理由として、日教組の活動が不満であるというふうなことがあげられたというふうに伝えられておるわけですが、これが事実であるかどうか、この際伺っておきたいのですが、事実であるとすれば、はなはだ了解しがたい気持を私は持っているわけであります。で、これはかなり強い誤解に基くものだ、こういうふうに考えているわけで……

第26回国会 決算委員会 第10号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ただいまの質問に関連して私もお尋ねしたいのですが、先ほど阿具根委員の質問に対して専売当局の答弁がありました。私はその答弁は非常に不満なんですが、答弁の内容は。繰り返すまでもないことですが、一般用といいますか、下級用のたばこの需要ですね。それを満たすのに生産が、それに応ずるだけの生産がないのだ、こういう話だった。現状はそういう現状であるとしても、これはやはり、それだけ下級たばこの需要が多ければ、専売公社としてはその需要に応ずるようにやはり生産をしていくべきだと思うのですね。ところが先ほどの説明では、なかなかそういうふうに切りかえることができないのだ、こういう説明だったのです。それ……

第26回国会 決算委員会 第11号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私はこの際、運輸大臣に若干お尋ねしたいのですが、先ほど運輸大臣は、民衆駅に対する御意見を若干お述べにたりました。その中に、その地方の交通経済等に稗益するならば、民衆駅を認めた方がいいのじゃないか、こういう御意見でございます。そこで池袋の問題と関連して見解をただしておきたいと思うのですが、これはあとで国鉄当局に対する質問との関連もあるので、ぜひ運輸大臣の御意見を伺っておきたいと思うのですが、池袋に百貨店を作る、そのことが、先ほどお述べになった、その地方の交通経済に稗益するかどうか、そういう点の見解を伺っておきたいと思います。

第26回国会 内閣委員会 第2号(1957/01/21、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 この予算の執行について質問をいたしまが、この予算は大体皇室費とそれから総理府所管の費用と二つに分かれておるのですが、この予算の執行はどういう工合になっているんですか。総理府の所管の予算は宮内庁でやることははっきりしているんですが、その他の皇室費の予算の執行はやはり宮内庁でおやりになるのですか。
【次の発言】 私は事情をよく知りませんが、予算を総理府関係の所管とそういうふうにしないで、全部両方合せて宮内庁関係の予算として計上することはできないのですか。
【次の発言】 それで今、井上委員から質問があったのと同じような趣意なんですが、宮廷費のなかに諸謝金、六番目ですが、それから報償費……

第26回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1957/07/08、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私も、長期防御計画に関して二、三お尋ねをしたいんですが、先ほど永岡委員から質問があったように、今度の、長期防衛計画は、岸首相がアメリカへ行くために早急に作られたものだと、どういうふうにわれわれまあ見ておるわけなんです。これは非常に、われわれ国会に議席を持っておる者として不満です。社会党は、しばしばこの院を通じて言っておったように、防衛計画というものが国会に示されないで、アメリカにその前に示されると、こういうやり方はいけないのだということをしばしばわれわれは言っておる。ところが今度は、この岸首相が渡米される前に、長らくこの国会が開かれておった。ところが、その国会に何ら示すことなく……

第26回国会 内閣委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 そのことに関連して。何メートルくらいのところから撃ったのですか。
【次の発言】 それは前から撃ったのですか、うしろから撃ったのですか。
【次の発言】 そうすると坂井さんが逃げて行くところをうしろから撃った、その距離は四、五間だと、こういうことになるのですか。
【次の発言】 今のお話では二発撃たれておるようですが、二発とも同一人が撃っておるわけですか。
【次の発言】 私はこれは新聞で見たのですが、第一騎兵連隊ですか、の司令官が何か談話を発表しておるように新聞記事に出ておりました。それによると、空に向けて撃ったのだというようなことが新聞に載っておりましたのですが、そういう発表があっ……

第26回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 長官の先ほどの説明は、日本が自衛力をだんだん増強していけば、その結果安保条約は当然廃止になる、これは安保条約締結当時の趣旨である、こういうふうに説明されたと思う。それからもう一つの表現を使われたのは、日本は独力で防衛できないのだ、だから安保条約によって共同で守っていくのだ。それから国際情勢の変化がない限り安保条約は廃止にならない、こういう表現をしておられる。これは若干取り方が違ってくると思うのですが、若干内容も異なってくると私は考えるのですが、長官はどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、各地の演説会で、政府並びに自民党の皆さんがおっしゃっていること……

第26回国会 内閣委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私も非常に、今日はそのほかの法案説明もなさる予定のようですがね。今日は、大臣が出られるかどうか疑問に思っておったのです。少くとも提案理由の説明は、原則として大臣がすべきということは、これは常識ですよ。それはまあやむを得さる場合、それは、政務次官がかわっておやりになることについては、別に異議は申しませんが、しかし、そのほかにも今日は法案の説明があるようですがね。これ、大臣が出られるのかどうかですね。私は、やっぱりこの原則は、提案理由の説明というような重要な問題については、これは、委員会には、大臣が出席されて説明なさるのが私は当然だと思うのですがね。こういうことが確認されておって、……

第26回国会 内閣委員会 第22号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 資料要求の第一点は、今度の給与改訂によって予算がどれくらい必要になっているのか、これは百五十六億という予算は私はわかっています。国会に出されていますからね。私はもう少し原資を明確にしてもらいたいと思う。というのは、給与改訂前には本俸の平均が幾らであったのが、給与改訂後には本俸の平均が幾らになるのですか、それと同時に地域給ですね、地域給どういうふうに変つてくるのか、それからその他の諸手当もどういうふうに予算が見込まれているのか、これは国家公務員と、それから地方公務員のうちに義務教育の半額国庫負担分がありますから、それに区別をして予算原資を明示してもらいたいということが第一点です。……

第26回国会 内閣委員会 第23号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 先ほど総理大臣は、安保条約並びに行政協定については、根本的に検討すべき段階に来ておる、そういうふうに考えておる、こういうお話でございましたが、これだけでは、岸総理が日本の安全保障の問題について、将来どういうふうな考え方で進もう、どういう考えを持っておられるのかということがはっきりしないわけであります。そこで私は、この問題に関連をして、もう少し具体的に総理の考えを述べていただくために質問をいたしたいと思います。安保条約の第四条には、国際連合によって国際の平和と安全を維持するために取りきめが行われた場合には、この安保条約の効力を失うという規定があります。それからもう一つは、あるいは……

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は、淺井人事院総裁に一、二の点で御質問いたしたい。  その一つは、人事院の勧告がなされたのは昨年の七月のことでありますが、その後、相当民間においても、あるいは公務員と密接な関係にある三公社五現業の方面においても、かなりの給与の改訂が実施されているわけです。昨年七月の人事院の勧告のなされた主たる理由は、民間給与との開きが相当大きいということが一つ、それから、三公社五現業に比べても相当な開きがあると、こういうことを是正する必要があるということが主たる理由になっているわけなんです。そういう理由で勧告がなされて、給与の改訂を必要とするという趣旨のものであったわけです。ところが、その勧……

第26回国会 内閣委員会 第27号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 下級職員の昇給の問題ですね。今、松岡委員の質問に私関連してこの際尋ねておきたいと思うのですが、これはどの俸給表をとってみても言えることですが、かりに行政職俸給表第一表で見ますと八等級六千百円から出発した者は一万五千三百円が最高になっておるわけです。で、それが七等級に進むとしても最高は二万二千六百円、さらに六等級に進んでも最高は二万六千二百円。で、お尋ねしたいのは、六千百円から出発した者は、まじめに勤めておればだれでも六等級の二万六千二百円までいけるのかどうか。この六等級、七等級、八等級は係員の俸給表だろうと思うのですがね。果してみんないけるようになっておるのかどうか。これは先日……

第26回国会 内閣委員会 第31号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連。今の答弁少し私はおかしいと思う。先ほど伊藤君の質問で明らかになったのですが、技能労務者のうちで高度の技術を持っておる者、高い技術を必要とする者、それは行政職(一)を適用するということを今お話になったのですね。これは、衆議院でも論議されて、高度の技術を必要とする者については、技能労務者であっても、行政職俸給表の(一)を適用する、こういうことになると思う。そうすれば、行政職俸給表の(一)と(二)は、本質的に区分されない。そうでしょう。技能労務者であっても行政職俸給表(一)を適用される。こういうことになれば、その間、道が通じておるわけです。そうすれば、必ずしも二本にしなければな……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 資料要求をしておきたいのですが、大蔵省の方が見えておるかどうか知りませんが、国税の徴収について特に特別査察にかかった状況がわかるような資料をいただきたい。これは内容は昨年度でいいと思います。各国税庁で特別査察して、そうしてどの程度、いわゆる申告した税額はどのくらいか、それから査察にかかって徴収された税額はどのくらいか、国税局別に。それから資本別に出してもらいたい。それはこまかい資本別ではなく、大体五百万円以下なら五百万円以下、一千万円なら一千万円……。
【次の発言】 それで私がこの資料を要求しているのは、若干衆議院でも問題になっているのですが、この制度が中小企業の面にだけ向けら……

第29回国会 大蔵委員会 第8号(1958/07/05、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 先ほど栗山委員から月曜日の大蔵委員会に総理大臣の出席の要求があったのです。それに対して委員長は善処いたしますというお話しがあった。しかし善処というだけでは、あるいは月曜日に総理大臣の出席ができないだろうという場合もあるわけです。そうすると、栗山委員の質問の内容は相当重要な問題でありますので、委員会の運営も、そのときになって総理大臣は出席できないということになれば、またもんちゃくが起りますから、善処するというだけではなしに、もう少しはっきりした形で、これをきめておいていただけば、何も大蔵大臣とのやりとりは必要ないと思うのです。ですからこの委員会で月曜日のこの法案の審議に当って、あ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 文教委員会 第閉会後2号(1959/06/20、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 資料要求をしておきたいのですが、その一つは、南極観測の問題ですが、ソ連とか、アメリカとか、主要な国家がどういう計画で南極観測をやっておるかということです。もうちょっと具体的に言うと、宇宙観測年というのをきめて、臨時的なある一定期間観測するという方針で出発した。それが恒久的な計画で進んでいるのじゃないかというふうに思うのです。そうすれば、日本はどうするかという問題が起ってくると思うのですが、そういう意味で、アメリカやソ連等主要国のそういう計画、どういうふうになっているのか聞きたい。その資料を一つ。  もう一点は、朝鮮人の子弟の就学状況ですね、これは文部省に資料はないかもしれません……

第31回国会 文教委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今の問題に関連して、ちょっと質問いたします。  私は特別に時間をとって質問をする予定であったのですが、今の長官の答弁では、非常に現地の実情とそごしているように私は思いますから、質問をいたします。  私は、二、三日高知に行って参りまして、けさ帰って来たのです。現地の実情を調査して帰って来たわけですが、現地はなかなか今もってこれは平静であるというふうなことで片づけることができない事情であるわけです。私は十九日の日にいわゆるあの問題を起した森地区へ参りまして、あそこの役場で父母の会の人々と一時間以上懇談をしましたが、これは私どもが行って懇談をしても、警察の護衛なしでは話ができない、こ……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は、ILO条約八十七号、この批准に関連をしてきょうは質問をいたしたいと考えております。  一番初めにお尋ねしたい点は、昨年の十一月二十日に、ILOの理事会においては、結社の自由委員会の勧告を、全会一致で採択をいたしております。この問題について総理大臣の所見を伺いたいと考えておるわけですが、この理事会で採択をいたしました勧告の内容は数項目にわたっておりますが、その第一項は特に重要な問題であると考えられるわけであります。総理大臣も御承知の通り、第一項の内容は、日本の公労法が結社の自由の本質的な権利に介入するものである、そこで、これを日本政府に伝える、こういう内容のものであります。……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私も防衛庁長官の答弁については非常に不満足であります。それで、関連して尋ねたいと思いまするが、先ほど防衛庁長官は、日本に駐留しているアメリカ軍の装備については、日本政府の関知するところではないと、こういうお話でありました。それから、山口、矢嶋委員の質問に対して、自本に駐留しているアメリカ軍が原水爆をかりに持ってきたとしても、これは憲法に抵触しないんだと、こういう答弁があったわけなのです。そこで、われわれが一番問題にしているのは、アメリカ市が原水爆を持ってきても差しつかえないと、そういう内容の日米安全保障条約というものを政府が結んでおる。これは国会も承認をしておるわけですが……、……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は、政府が憲法の解釈を非常に拡大して解釈している問題について初めに質問をいたします。  特に岸内閣になってから憲法の拡大解釈が非常にひどい状態になってきた。特に伊能防衛庁長官は、先日のこの委員会におきまして、小型の核兵器は持っても憲法違反にならないのだ、これは従来の政府が言っていない、そういうところまで発展をし解釈をしてきておる。ですから、私はこの際、憲法解釈がその時の政府の御都合によって、勝手に解釈されるというふうなことでは、これは日本の基本をきめた憲法でありますので、そういうことはよろしくないという考えを持っておるわけであります。憲法というものが、特に憲法解釈において拡大……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 文教委員会公聴会 第1号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連して。山本先生の説明をただいま聞いておったのですがね、どうも私にはちょっとわかりにくい点があるのです。それは吉江さんの質問の中に、社会教育事業団体でも、研究をやっている部門に対しては補助金を出してもいいのだというような意味に私はとったのですが、私の解釈では、社会教育学会のようなのは、はっきりと性格が研究団体ですよ、それ自体が。しかし、社会教育の事業をしている団体は、これは研究団体じゃないですよ。それは社会教育事業をするために研究するかもしれません。しかし、それは研究が目的でないのです。社会教育の事業をすることが目的なんです。こういうものに補助金を出すということは、かりに、そ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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