荒木正三郎 参議院議員
5期国会発言一覧

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荒木正三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは荒木正三郎参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

荒木正三郎[参]本会議発言(全期間)
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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第9号(1962/02/16、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び地方税法の一部を改正する法律案に関し、若干の質疑をいたすものであります。  第一に指摘しなければならない点は、減税の規模が過小であるということであります。政府は、三十七年度において、国税九百八十七億、地方税二百七十三億の減税をしようというのであります。これに対し、税の自然増収は、三十七年度、国税において四千八百億円、地方税において二千億円の巨額に達するのであります。この膨大な自然増収に対し、このたびの減税は、まことにお粗末なものと言わなければなりません。物価騰貴に苦しむ国民にと……

荒木正三郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

荒木正三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 文教委員会 第閉会後4号(1959/09/21、5期、日本社会党)

○荒木正三君 先ほど、両理事のこの問題についての意見を聞いておったのですが、若干誤解されるような面もありますので、その点だけ私はただしておく必要があると思う。  それは、国会が必要と認めた場合は、いかなる案件についてもこれを調査する権限は国会はあるわけです。これは地方行政に関する問題であっても、国会が必要と認めた場合、それを調査するその権限はあるわけであります。ところが、吉江さんの意見を聞いておると、そういう権限がないかのように私はまあ受け取ったわけです。それは議論の私は余地がないと思うのですよ。ただ問題になるのは、今の問題を国会で調査審議する必要があるかどうかという点について意見が分れるなら……

第32回国会 文教委員会 第閉会後5号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 十五日に水害の質疑をするわけですが、その当日までに、わかっている学校教育関係の被害状況及び文部省の大体の対策、そういうものを一つ資料として出していただきたいと思います。
【次の発言】 やむを得ないです。それから、この間、資料要求をしたのはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 先ほど各氏から、この問題は放置できない、こういう御意見があったわけですから、そういう御意見が通るように、委員長理事打合会で具体的におきめ願えばいいのじゃないかと思います。

第32回国会 文教委員会 第閉会後6号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 時間もないようですから、簡単にお尋ねを申し上げたいと思います。  先ほどのお話の中にもありましたし、また、私どもの手元にお配りいただいておるこの書類も拝見いたしたのでありまするが、専従者の問題について、あるいはこれに関連をして重要な六つの点について、従来の解釈あるいは扱い方を相当大幅に変えていこうと、こういう御意思のあることがはっきりとたわけですが、まあ全体的な問題は差し控えまして、私は、この六つの問題について、十分教育委員会側のお考えを理解することができませんので、この機会にお尋ねをしたい、かように考えておるわけです。  その第一点は、この専従者の取扱いについて、従来は無給休……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 文教委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は先ほど報告がありましたように、この愛知、それから三重、大阪等を調査したわけです。現地に参りまして痛切に感じた問題が若干ありますので、この際、文部省の方に質問をしたいと思います。このあと法案審議がありますから、私はこの質問をきょうは簡単にしておきます。  第一点は、学校給食に関係した問題ですが、この台風が九月二十六日にあった関係で、学校給食費をまだ徴収しておらぬ、月末に給食費を徴収する、そういう関係で、大体九月分の学校給食費が未徴収になっておるというのが被災地の現状です。ところが、これをどういうふうにして徴収するかということになると、その子供たちは被零を受けておることとて、と……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ちょっとあんたの問題に関連して一言だけ確かめておきたいのですが、大臣は五カ年計画で、父兄の負担を全部なくしたいのだ、こういうことを言われたのですね。
【次の発言】 豊瀬君の質問に対して、五カ年計画で父兄の負担をなくしたい、そういう方向に進むのだとおっしゃったのですね、そうじゃないですか。
【次の発言】 これは明確にしておきたいと思うのですがね。豊瀬委員の質問は学校安全会法について質問があった。そして父兄の負担、これが主になっている。それをどうするかというふうにおっしゃるのですが、大臣は漸次減らしていこうとおっしゃるのですが、今質問したら、全部なくするという答弁はしていない、抽象……

第33回国会 文教委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 資料要求をしたいのですがね、条例の内容をすぐ出してもらいたい、今あれば。なければ、でき次第出してもらいたい。
【次の発言】 岩間君の話に全く同意見です。私は大臣に質問いたします。  今の問題に関連してILO条約と、この岐阜県の条例の内答、これはILO条約に違反している、私はそういう見解をとっておる。その点について大臣にただします。このILO条約八十七号、これは非常に現下重大な問題になっております。政府も先般――私も予算委員会で質問したのですが、ILO条約八十七号は批准をする、こういう方針を政府として決定しておるわけです。ただ、全逓等の役員問題に関連してこの問題が解決しないのでま……

第33回国会 文教委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連して。私は文部省の答弁は非常にずさんだと思うのです。先ほどこの教育委員会の会議では教育長は出席しておるような報告のように私は聞いたのですがね。もし、これが事実に相違しておるということになれば、文部省は伺を調査していたかと言いたいところです。そこでこの教育委員会の会議で、十一月二十八日午後一時から開かれた教育委員会の会議にだれだれが出席したか、もう一ぺんはっきり言ってもらいたい。
【次の発言】 そうすると、教育長は出席をしていないということになるわけですね。
【次の発言】 これは、教育長が出席しているか、していないか非常に重要な問題です。これは新しい教育委員会法いわゆる名前は……

第33回国会 文教委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 先ほどから野本委員、北畠委員から御質問がございまして、相当私も根拠のある賛同が行なわれたように考えます。やっぱりその趣旨とするところは、定時制高等学校教育の振興をはかるべきであるという点がその根本の考え方であるように受け取ったのでありますが、そういう点に立って考えた場合、私は文部大臣に一点伺いたい点があるのです。  従前は、定時制教育に従事する教職員に対しては十分の四の国庫補助があったわけです。それが臨時措置法によりまして、たしか明年の三月末まで停止するというふうになっておる。これは私は時制教育振興の立場から考えて非常に遺憾なことであったと思うのです。ただ、しかし、過去のことを……

第33回国会 文教委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今答弁してもらったらいいじゃないか。

第33回国会 文教委員会 第11号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 なかなかうまいこと調査しているようですが、やはりこういう重要な問題を決定する委員会の会議に……まだ県議会が開かれていないわけですよ。まあ、そうした時期において他の用事があっても、やはりそれを差し繰って出席するというのが、教育長の役目として私は当然のことではないかと思います。もっと私は忌憚なくいえば、今の報告はあとから作って、うまくつじつまを合わして答弁しているんじゃないか、そういう気がするわけなんです。これは押し問答になりますからなんですが、しかし、こういう重要な問題を協議する委員会に出席しなかったというふうなことは、これは職務怠慢だと思います。こういう点について非常に遺憾であ……

第33回国会 文教委員会 第12号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ただいま議題になっておりまする建国日を制定する請願の件でありますが、建国日の問題については、私ども社会党におきましても、従来慎重に検討をしてきた問題であります。特に、さきの国会で、議員立法という形で、二月十一日を建国記念日とするというような法律案が提案されたことがございます。その際に、社会党は、これに強く反対をいたしました。その理由は、詳しくは述べる必要はないと思うのでありまするが、二月十一日を日本の建国日とする歴史的な理由が存在しないということが一番大きな理由であったわけであります。そういう立場で、二月十一日を建国記念日にするということについては、皆さんも御承知の通り、社会党……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は外交問題、特に日中問題を中心にして政府の所信をただしたいと考えております。  この日中関係については、政府は従来静観するという態度をとって参りました。しかし今後もこの方針をとっていくということは、好ましくない問題であると思うのです。日中関係が現状でいいというならば、それは静観という態度もいいでしょう。しかし日中関係を改善したい、こういうことであればこの際静観の態度を検討する、改める必要があるのじゃないか、この点をまず総理にお伺いしたい。
【次の発言】 今のお話では、両国がお互いに双方の立場を理解する、これは当然必要なことであると思います。しかし、友好関係を立てていく、あるい……

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 昨日台湾の帰属問題について、私から岸総理にその見解をただしたのであります。これについての答弁は、台湾の帰属は中国に帰属するという旨の答弁がございました。私はその意味において了承をいたしたのであります。ところが、その後この関連質問において、小林委員から、現に中国の中には二つの政権があるじゃないか、そのどちらをとっているのか、こういうふうな質問に対して岸総理は、中国と言うのは中華民国政府をさすのである、こういう答弁をせられたのであります。これはこういうふうに述べておられます。「日本としてはこの中国というものを代表する政府として中華民国政府というものを認めております。これと平和条約を……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連。給与担当大臣と大蔵大臣に質問いたしますが、私の承知しておるところでは、一般職の職員の給与に関する法律、この法律は二十六国会で修正になりまして、この修正された暫定手当の問題については次のように規定されておると思うのです。「暫定手当は、昭和三十四年四月一日以降において、これを整理し、その一定の額を職員の俸給に繰り入れる措置をするようにするものとする。」、こういうふうに一般職の給与に関する法律が修正されて可決されておる。そうすれば、人事院の勧告を私は待つまでもないと思うのです、この問題は。法律によって昨年の四月一日以降において措置すべきことが決定されておるわけですから、当然政府……

第34回国会 予算委員会 第16号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連質問。……私はこの間経験したのですが、夜分、町の信号灯が全部消えている。非常に不思議に思って、そこの赤坂見附だけじゃないです。ずっと消えている。どういうわけで消えているかと、これは自動車の運転手に聞いたのですが、皇太子さんがお通りになるから信号を全部消しておるのだと、こういうのです。これはどういうわけか私は了解しにくい。そういう事実があったのかどうか。それは一再ならず、皇太子の行き、帰りを問わず、全部そういう信号を消しておる。そのために自動車運転が非常に混乱しておるということは事実ですが、特に夜分においてはこれは非常に困る。そういう点どういうふうになっているのか御説明を願い……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は、ILO八十七号条約批准の問題について、労働大臣並びに自治庁長官、文部大臣に質問をいたします。  先般来からの岸総理並びに労働大臣の言明から考えて、四月上旬にILO条約批准の手続を国会にする、こういうふうに了解して間違いないですか。
【次の発言】 四月上旬というと、もう二週間足らず、非常に逼迫しておるわけですが、まだ目途ということでは、どういうことになるかわからないという不安が残っておると思うんですが、もう少しその点を明瞭にするわけにいかぬですか。
【次の発言】 新聞等を見ると、今労働大臣もおっしゃったように、政府部内の調整ということがなかなかはかどっていない、こういうふう……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連質問。三池に起こっておる問題は非常に重大であり、これは早急に解決に努力すべきであるというふうに考えられます。特に炭労はこれを中労委にあっせん申請をいたしております。これは労働組合の態度としては平和的にこの問題を処理しよう、こういう方針を決定しておるわけです。しかし、現地との間に若干の食い違いがあって、ああいう事態が起こったわけです。しかし、この事態は労使双方の間においてお互いに解決するように努力すべきことは言うまでもありませんけれども、この問題をやはり政治的に解決するように努力するという、解決のために配慮するということは政治家として私は当然の責任である、そういう政治的解決の……

第34回国会 予算委員会 第22号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 関連。三池問題について関連をしてお尋ねをいたします。きのう政府がとられた処置、平静な事態を招くために強制の労働就労を一時見合わす、そういうふうな意向を労使双方に伝えられた、こういう新聞記事があり、ただいまは総理大臣からそういうお話がありました。私はこの措置は賢明な措置であると率直に思います。しかし、問題は、今中労委がこの問題を平和的に解決したいという努力をしておりますので、新聞の報道では一日だけというふうに限定をして、そうして強制就労の問題を一日延期する、こういうような方針のようですが、それでは私は不十分である。やはり中労委が解決案を出すその時期までは少なくともそういう平静な事……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 大蔵委員会 第6号(1961/02/24、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 この法律によって地方公共団体に譲与する施設の内容ですね、具体的に説明して下さい。
【次の発言】 提案理由の説明では、これらの施設が相当老朽化している、そうして抜本的な修理を必要とする、こういう理由があるようですが、それは大体何ですか。どこの施設についても、そういうことが一般的に言えるわけですか。
【次の発言】 それで、あとの四%はどういう施設ですか。
【次の発言】 そうすると、今度譲与するそれらの施設は、現在無償で貸付を契約している物件というものと一致しますか。
【次の発言】 もう一点は、これを譲渡するについては若干の条件がついているのですね。営利を目的としたり、あるいは利益を……

第38回国会 大蔵委員会 第11号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 国鉄に対して私鉄あるいはバスとの関係についてちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、私鉄の場合は最近車両が相当改善せられて、いわゆるロマンス・カー、実質的には汽車、国鉄の一等と何ら変わりがない、あるいはそれ以上の設備があるというふうな電車が走っておるわけですね。そういう私鉄に対しては、通行税というものは全然取っていない。国鉄の一等にだけ取るというのは、不均衡のように私は思うのですがね。そういう点はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 私、通行税というものがどういう理由で今日なお残っておるのかということがよくわからないのですがね。こういう税金があるから、いろいろ不合理が出てく……

第38回国会 大蔵委員会 第13号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私も一点伺いたいんですが、いわゆる大衆消費といわれるようなもの、特に酒とかあるいはたばこ、こういう品物に対する関税は非常に高いんですが、従来も高かったわけですが、で、これは国内産業を保護助成する、そういう目的からこういう高い関税というものが従来からも行なわれたというふうに考えるのですが、一面消費者である国民の立場からすれば、非常に高いものを買わされておる。まあ不当という言葉が当たるかどうか知らないんですが、不当ともいえるほど高い値段で消費しなければならぬ。その原因が関税にあるというと、国民の負担は非常に重いということになるわけなんです。一方では、この高い関税によって国内の産業を……

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 このガリオア、エロアと産投会計との関係について一点だけ質問をしてみたいと思います。関係の……。
【次の発言】 従来、森林火災については国営保険でその損害を補償しよう、こういう制度があったわけでありますが、今回さらに気象災害についても保険の対象とする、この趣旨は私どもとしても賛成するのですが、この提案理由の中を見ると、相当財政的に、積立金も九億余りできて財政的にも非常に余裕ができている、こういうことがあげられておるわけでありまして、一体、森林火災の経理内容ですね、どういうふうになっているのか、年々どれぐらいの損害があって、それでこれに対する支払いはどの程度になっておるか、最近二、……

第38回国会 大蔵委員会 第17号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 初めに、緊急関税の問題について若干の質問をしたいと思いますが、この前の大蔵委員会で木村委員から若干の質問がありましたが、さらに私も若干の質問をしたいと思います。  第一点は、憲法八十四条の租税法定主義との関係の問題でありますが、関税率審議会の中にも、緊急関税の問題については憲法に抵触する、こういう意見が述べられておるということは聞いていたのであります。早稲田大学の時子山教授はやはり憲法に違反する、そういう意見を述べられておると聞いておるのですが、その違憲の、どういう点を、その御意見の大体の筋道、憲法に違反しているという、その点を伺いたいと思います。

第38回国会 大蔵委員会 第19号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ただいま議題になっております法人税法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、この三案に対しまして、社会党を代表いたしまして反対の意見を申し述べたいと思います。  池田内閣は、三十六年度予算において、減税問題、社会保障問題、公共投資の問題、これを重点施策として内外に明らかにしたのであります。今論議されている減税問題は、池田内閣の重点施策の最も重要な一つの政策であります。しかるに、本法案を通じまして検討いたしました結果、第一に指摘しなければならぬ点は、公約を完全に実施していないという点であります。過般の総選挙を通じて、いわゆる池……

第38回国会 大蔵委員会 第20号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 この国民年金特別会計の内容でございますが、私どもの手元に配られている資料では、昭和八十年には三兆四千億、それから昭和九十年には三兆六千億をこえる積立金ができるというふうになっておる。これは非常に大きな金額になるわけですが、こういう金額の上からいっても、非常に膨大な金額になる。内容からいっても、国民の福祉に直接関係の深い会計である。で、こういう会計の取り扱いは、私は相当厳重にする必要があるというふうに考えるわけです。そういう意味からいって、この会計は厚生大臣の責任でやるようになっておるように思うんですが、さらにこれを強めて、国会の承認を得るというふうな特別な措置を考慮したらどうか……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 災害対策特別委員会 第3号(1961/10/20、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 大阪市における地盤沈下の推移ですね、過去十年間の調査による――そういう資料を出していただきたい。

第39回国会 災害対策特別委員会 第5号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ちょっと関連して。先ほど椿委員の質問に対する大蔵大臣の答弁について私は十分理解できなかったので、ちょっと御質問をしたい。  今度の大阪の被害は高潮による被害、これが非常に多かったわけだ。そこで大蔵大臣はその対策を考える場合に、災害対策として考えない、一般の防災対策として考える、こういうお話であります。これは私はちょっと理解しにくいと思います。あの第二室戸台風の高潮によって大阪は甚大な被害を受けているわけなんです。したがって、当然これは災害対策として防潮堤の問題を考える必要がある。防潮堤が低かったためにああいう大きな災害を受けた。したがって、これは災害対策として、早急に、私は少な……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は通産大臣に質問したいと考えておった問題は、今お話しになった工業用水の問題に関連しているわけであります。したがって、赤閥委員、椿委員から質問があったので、大体それで尽きているように私は考えます。ただ赤間委員が要望としてお述べになった意見ですが、これは私は全く同感でございますので、この点をもう少し通産大臣に確かめたいと思うのです。いわゆる大阪の地盤沈下の問題、これは赤間委員も指摘されたように、国土保全の観点から考えると国が第一の責任を持つべき重要な問題であるというふうに考えるわけです。言うまでもないことですが、大阪は日本における最も重要な工業地帯であります。その工業地帯が年々著……

第39回国会 災害対策特別委員会 第7号(1961/10/28、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 大蔵大臣に高潮対策の問題について質問をいたします。  この問題については本委員会においても質問がありましたので、私からは簡単にお尋ねをしたいと思います。  第一は、高潮対策は関係するところが多方面にわたっておると思うのです。一つは建設省関係、あるいは通産省関係、そういうふうに各省間にまたがっている問題でございますので、この問題の対策を立てる場合にはどうしても一貫性を持った総合的な立場からこれを考えなければ、各省まちまちの対策では十分成果を上げることができない、かように私は考えるのです。建設大臣は、次の通常国会で地下水のくみ上げについて強力なる規制をする立法措置をしたい、こういう……

第39回国会 災害対策特別委員会 第8号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 時間がごくわずかしかございませんので、簡潔に要点だけを総理大臣に質問いたしたいと思います。  まず、第一の問題は、この法案を審議している最中に新しく災害が起こっておることは、総理大臣御承知のとおりでございます。二十六日から二十八日にかけて九州、四国、それから近畿に対して集中豪雨がございました。そのために相当大きな被害を出しておる。一昨日の本委員会におきましても、気象庁並びに警察庁当局から被害状況を聞いたのでございますが、今日まで判明している被害状況を見ましても、今審議している各地の被害状況に匹敵するものが非常に多いように感じられます。本来ならば本委員会で、あわせて審議すべき性質……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1962/01/24、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 委員長の互選につきましては、投票によらず、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第40回国会 大蔵委員会 第4号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 先ほど木村委員の質問の答弁で、予約米の減税措置ですね、これは政策的な効果はなくなっている、こういうふうな答弁だったのですけれども、やはり相当供出意欲を刺激するという点では、効果がなくなっておるというのは言い過ぎじゃないですか。来年はそういう制度をやめたいと、こういうお話のように聞いたのですが、それは若干疑問があると思います。
【次の発言】 予約供出制度というものをとっている以上、やはりこういう制度は生きているのじゃないですかね。これをやめてもいいという考えの根本には、予約供出制度の問題を検討するというふうなことが含まれているのですか。

第40回国会 大蔵委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 若干、それじゃ私のほうから質問をいたします。この水島港を開港に指定すると。一つはその問題ですが、開港に指定する場合、大体、どういう条件がそろったらやるのか、そういう点をひとつお話し願いたいと思います。
【次の発言】 それで、水島港とともに、今年開港の問題で、そのほかにも秋田港等を開港にするかどうか、そういう点で論議があったように聞いておるわけですが、今の基準で行きますと、一年を通じて五千万円をこえる、あるいは十一隻をこえる、大体それくらいの基準で開港を指定しておるということになるわけですか。それと関連して、秋田港とかそのほかの港が開港にならなかった理由等も、御説明願いたいと思い……

第40回国会 大蔵委員会 第8号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 ちょっと関連して。国連軍との協定ですね、朝鮮動乱はもう相当以前に……。実際しないのですね。それにもかかわらず、今日なおそういう協定が改廃されないで残っておるということは、非常に疑問に思うのですがね。これはどういう意味でなお残っておるのですか。これはまあ政治問題だから、政務次官に答えてもらうべき性質の問題かもしれないが、われわれは実に意外に感じておるわけですね。今ごろ国連軍との協定があって、そういう軍用機がその協定に基づいて甘木との行き来が行なわれておるというのは、こういうものは実際上必要がないならば、廃止すべき性質の協定じゃないですか。なお今日あるということは不思議にたえない。

第40回国会 大蔵委員会 第9号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 条約局長が見えていますから、若干質問したいと思いますが、鹿児島と沖縄の航空路ですね、現在のところ全日空が就航している、こういうふうに思うんですが、将来アメリカの航空会社が相互乗り入れによって、ここに定期便を開設したい、こういう場合はどういうことになるんですか。
【次の発言】 現在はそうなんでしょうが、将来アメリカのほうから沖縄と鹿児島に定期便を設置したい、こういう申し入れがないとは、保証できないと私は思うんですがね。そういう場合には、どういうふうになるのか。
【次の発言】 しかし、今定期航空路は、日本の民間の飛行機だけが沖縄との間に乗り入れしている。だから、アメリカ側からそうい……

第40回国会 大蔵委員会 第10号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今論議されている通達ですね、廃止するとか廃止しないとか……。それは参考資料として委員に配ってもらわぬと、僕ら聞いていてわからぬ。だから、この文書を配ってもらいたい。そうしないと、この質疑の何がよくわからないですよ。日本側が出した通達、これは削除すべきものだと、こういうふうに今……。
【次の発言】 それでは、その参考資料を出してもらわぬと、どうもよくわからぬ。
【次の発言】 それでもいいが、これだけ論議になっているものだから、内容をよく見ないと、これはわからない。
【次の発言】 ちょっと。答弁は、政府委員でなければ私は工合悪いと思う。特にこういう問題について説明員が答弁をするとい……

第40回国会 大蔵委員会 第11号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 資料要求ですが、産投会計に関連して、ガリオア、エロアの関係資料を出してもらいたい。これは衆議院の予算委員会でも出しておりますが、これを出してもらいたい。それから、もう一つは、租税特別措置法による減税の二十七年度の推定額、租税特別措置法の減税額の一覧表、これはできれば国税分と、今まで国税の分だけ出してもらったのですが、国税に見合う地方税の分も、この際調査して出してもらいたい。この二つの資料を要求しておきます。委員長のほうでひとつ取り計らいを願います。
【次の発言】 政府委員はどなた……。
【次の発言】 それでは、保険業法の一部を改正する法律案に関連して若干の質質問をいたします。 ……

第40回国会 大蔵委員会 第12号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 初めにお伺いいたしたい点は、今度の専売制度の廃止の問題ですが、これは三十五年、この調査会の答申といいますか、調査会の決定に基づいて今度のしょう脳専売制度の廃止、こういうふうなことになったのか、それを……。
【次の発言】 それで、この専売事業の意義がもうなくなっているという一番大きな理由は、どういうところにあるのですか。
【次の発言】 そうすると、一つは何ですか、台湾というのがなくなった、そういうことが一つの理由ですか。
【次の発言】 そうすると、調査会の答申ですね、しょう脳専売事業はその意義を失っているというのは、一つは台湾を失ったということをさしておるのですか。

第40回国会 大蔵委員会 第13号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 質問の第一点は、非課税限度の三十万円を五十万円に上げるということに関係をしてお尋ねしたいのですが、結果からいえば、国民の貯金の状況なんですが、五十万円といえば、一体どの程度の階層が貯金をしておる現状であるのかどうか。私どもの見るところでは、これは相当高収入の人でないと、これだけの貯金ができないのじゃないか。いわゆる一般大衆といわれる人たちでは、これだけの貯金額に達していないのじゃないかというふうな見方をしておるわけです。ですから、もしそうであれば、これは金持ちを保護する法律になるわけです。ほんとうに大衆の利益になるのかどうか、そういう点が明らかにならないといけないと思って、この……

第40回国会 大蔵委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 やはり私も城戸さんにお伺いしておきたいと思いますが、へ、度の減税の趣旨は、われわれの考えているところでは、やはり大衆負担を軽減するという趣旨で間接税全般にわたって減税をしよう、こういう方向で改正案が出ているというふうに考えているわけです。この酒税のほう、それから物品税のほうは、先ほどのお話で、大体減税分は大衆負担の軽減に回す、こういうお話だったわけですところが、映画のほうはそのようでもあり、そうでもないようであり、ちょっとはっきりしない、こういうふうに受け取ったのですが、やはり須藤右のお話もあったように、税金というのは会社が負担をしているのじゃなしに、見る者、使う者が負担をして……

第40回国会 大蔵委員会 第15号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 きょうは、せっかく大蔵大臣がお見えですから、大蔵委員会で審議している大蔵関係の重要法案について若干質問したいと思いますが、その前に、少し国際収支の問題についてお尋ねしたいと思います。  従来、政府は、国際収支の均衡の回復、この問題については、大体秋ごろに国際収支の回復をはかる、こういうことをしばしば言明されてきたわけなんですが、最近の事情から考えると、なかなか政府の考えているようにうまくいくかどうか、相当疑問があるではないかというふうに考えるのですが、この点について大蔵大臣の所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 三十六年度の国際収支の問題ですが、今、総合収支については七……

第40回国会 大蔵委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今度のこの法の改正で、基礎控除を相当引き上げる、こういう措置をとろうとしているわけですが、その主たる理由ですね、これを説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 それで、土地の高騰という問題ですが、昭和三十三年からことしにかけてどれぐらい騰貴しているかですね。
【次の発言】 農家の所有している土地の評価の仕方ですね、これはその土地から上がる収益というものが基礎になっているのですか、それともそのほかにどういうものが賃貸価格の評価の基礎になっていますか。
【次の発言】 そういうきめ方に私若干問題があるのじゃないかと思うのですがね。農家の所有している土地というものは、売買ということ……

第40回国会 大蔵委員会 第18号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 入場税法に関連して二、三質問したいと思いますが、この前に資料提出を要求しておいたのですがね。学校教員が引率した場合ですね、いわゆる衆議院の修正です。学校の教員が引率をして映画等を見た場合に、入場料金はどれくらいになっているのか、またどれくらいの人数が入っているのか、そういう資料を出してもらうように話をしておったのですが、それがまだ出ていないわけです。だから、説明でもいいです。まああれば、どれくらいの料金で入っているか。
【次の発言】 それで、与党の議員からこれをきょうじゅうに上げてほしいという強い要求があるのですよ。資料をあした、あさってということになれば、この法案をきょう上げ……

第40回国会 大蔵委員会 第19号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 午前中の質問に関連しているのですが、これは若干前に私も質問をしたのですが、国民所得に対する税負担の割合ですね、これはちょっと水かけ論のような格好になっているわけですが、しかし将来経済の成長につれて税負担の割合が増加するということはわかります、これはね。けれども、それでは増加する、どういう率で増加していくのかという点をはっきりさせておかないと、国民の税負担が非常に重くなってくるのじゃないかという心配があるわけです。それで、この資料は税制調査会が検討した際に使われておる資料ですが、昭和二十六年から昭和三十五年まで、この十年の国民所得の増加がどういう割合でふえているかという資料が出て……

第40回国会 大蔵委員会 第20号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今度の酒類の減税でどの程度減税になったのか、値段では出ているわけですね。特級酒については三十五円減税したとここに出ているわけです。一級酒については六十円の減税。これを率にすると幾ら減税してあるわけですか。
【次の発言】 いや、ちょっと途中ですが、それは今度の減税率ですね。そこで私がお尋ねしているのは、特級酒で八百三十五円でしょう、今まで。
【次の発言】 税を含めてですね。特級酒の値段は八百三十五円であったでしょう。その八百三十五円のうち、現行税率は四百八十八円ですね。それを改正案では四百五十三円にしたわけですね。減税額は三十五円、減税率は七・二%、こうなるんですが、私のお尋ねし……

第40回国会 大蔵委員会 第22号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 木村委員の質問に関連をしてお尋ねをするのですが、昨年の十一月十一日付で、日本税法学会から内閣総理大臣に対する意見書というものが出ておりますが、これは大蔵当局においても、この意見書については検討されたかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 読んだだけじゃなく、読んで、その意見書に対して政府としてどういう考えを持ったか。
【次の発言】 それでは、この意見書の冒頭に、国税通則法を制定するのにはもっと長年月の研究が必要である、ということが冒頭に出ておるわけです。その中に、スイス等の例をあげて、スイスでは十数年これが世間において発表されてから検討が加えられておる、なお今日決定を……

第40回国会 大蔵委員会 第23号(1962/04/02、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 問題が二つあるのですが、きのうの委員長報告ですね、これには私のほうに非常に大きな異論があるのです。これは大蔵委員だけじゃなく、社会党として異論がある。それは、委員長報告の内容についてはおまかせしているわけなんですが、通常の場合、法案の審議の重要な質疑については委員長報告の中にあるのが当然なんです。特にきのうの場合、税法関係の重要法案については、社会党が出席をしていないので、討論等も参加していないわけなんです。あれを聞くと、ほとんど審議されていない、何が審議されているのかわからない、こういう状態であり、私らも反対討論をしようと考えていたのですが、時間の関係もあって自発的に遠慮した……

第40回国会 大蔵委員会 第24号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 初めに、この日本輸出入銀行の概況ですね、銀行局長ですか、説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 今の説明で三十七年一月末の貸付金が千八百二十八億ということですが、これは現行法限度まで幾らぐらい残っているのですか。幾らぐらい差があるのですか。
【次の発言】 それで、昭和三十七年度はどれくらい資金需要の増加を見込んでおられるか、その見込みについて説明していただきたいと思いますが。
【次の発言】 そうすると、一月末の現在千八百二十八億円、それに今の説明の八百十億円増加する。それで結局二千六百億円、こういう予定ですか。

第40回国会 大蔵委員会 第25号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 外務省のほうにお伺いしたいのですが、最近フィリピンから帰って来た人の話によると、マニラ駐在の日本商社に対して一斉手入れがあったというふうに聞いておるのですが、この実情の説明ですね、これをまず承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明と、それから現地から帰って来た人の話とはだいぶ食い違っておるのですがね。相当激しい捜査を食っておるということで、マニラ駐在の日本商社の社員がその事務所に立ち寄ることが困難な状態にあったと、こういうふうに言っているのですがね、間違っていますか。
【次の発言】 フィリピン駐在の大使ですね、これは土屋さんですね。大使とフィリピンのまあ政府との関係が……

第40回国会 大蔵委員会 第26号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 この現行の二十九条では、追加予算の場合と修正予算の場合を区別して規定いたしております。追加予算の場合は、予算作成後に生じた事由によって起こる。ところが、修正予算の場合は、現行法では予算の成立後の事由ということで修正予算が出せる、こう規定されておる。ところが、改正案ではそれを同一に規定する、こういうふうに変わってきておるのですが、そこでお尋ねいたしたい点は、現行法のその修正予算を提出する場合は、予算が成立した後でなければ修正予算が出せないと規定しておるのですね。これには何か特別な理由があるのかどうか、高大先生に御所見をお聞きしたいと思うのです。

第40回国会 大蔵委員会 第27号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 外国の航空機で日本に乗り入れている国にどういうものがあるか、まず説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 今度は逆に、日本の航空機が外国に行っている国をひとつ。
【次の発言】 それから、近く予定されている延長線、そういうものがわかっておれば……。
【次の発言】 今の説明でもわかるように、日本へ航空線を持っておるという外国の航空会社、これは相当数に上っておるわけですね。ところが、日本からこれらの諸外国に航空線を持っておるというのは非常に少ないわけですね。こういう事情で、相互主義によって非課税措置をするということになると、どういうことになりますか。日本は相当不利益をこうむるのじ……

第40回国会 大蔵委員会 第28号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今の木村委員の質問に関連するわけですが、午前中の亀田委員の質問並びにまあ政府側の答弁によって、まあ私が聞いておるところでは、脱税行為があったということは明白であると思うのです。脱税行為があったということは、これはさっきの答弁で私はっきりしていると思う。いわゆる工場を出る際にストッパーがついていない、ついていなかった、そういう事実があればこれは脱税行為である、そういう答弁があった。そうしてさらに、ストッパーがついておったかどうか今調査中であるけれども、しかし、今日までの調査ではストッパーがついていないものがあったという説明があった。そうすれば、どの程度ストッパーがついていなかった……

第40回国会 大蔵委員会 第29号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私も、中共貿易問題が出たので、若干質問したいというふうに考えるのですけれども、財政法二十九条の問題について特に大臣に質問をする、そういう約束をしておる関係で、せっかくの中共貿易の質疑にちょっと水を入れるような格好になって実は恐縮しているのですが、約束は約束ですから、二十九条の問題について大蔵大臣に質問をいたします。中共貿易の問題については、この会期中にあらためてひとつ時間をとってやる、こういうふうにしてもらいたいというふうに考えるわけです。  そこで、私が大臣に質問したい点は二つあるわけですが、その一つは、二十九条の改正ですね、この問題を検討される場合に、今政府がとっている金融……

第40回国会 大蔵委員会 第30号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 大蔵大臣に若干質問したいと思いますが、実は私は、きょうは産投会計の審議に入る初日でもありますので総理大臣に出席を要求してお尋ねをしたいと思っておったことがあったのですが、それを大蔵大臣にお尋ねをすることにしたいと思います。  その第一点は、このガリオア、エロア、いわゆる対日援助の問題について、政府のほうでは、これは債務であるという見解で終始一貫し、今度協定を結んで国会の議決を求めておられる。しかし、野党である社会党、それから民社党、共産党をも含めて、これが債務であるかどうか、非常に疑念があるという見解をとっているわけなんです。国内問題と違って、いわゆる対外的な関係の問題でこうい……

第40回国会 大蔵委員会 第32号(1962/05/06、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 今の問題、ガリオアとエロア、区別がないという外務省の答弁だったのですがね。かなりはっきりとした区別があるんじゃないですか。その具体的問題として、エロア物資として、いわゆる経済復興物資ですね、たとえば綿花、あるいは鉄鉱石。綿花の場合、いわゆるエロア援助としてアメリカの農務省がクレジットを設定して日本に相当量の綿花を入れた問題がありますね。そうしてこれについては、日本の輸出によって得た外貨、これで返済していくという事実がありますね。これは、明らかにこの綿花の輸入はエロアの援助である。ガリオアと区別できないとかあるいは一部だとかいう説明では、説明し切れないものがあると私は思うのですが……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/03/16、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 岩井さんに公務員の労働基本権に関する考え方をお尋ねしたいと思います。今もお話があったように、公務員の給与、これは適切に解決されておらないということは、私も前からよく感じておるところであります。で、一つの問題としては、人事院が本来の機能を発揮しておらないという点が、非常に大きな問題となると思います。そういう意味からいえば、人事院が本来の機能を発揮するというために、どういうふうにこの人事院の機能、機構というものを変えていかなければならぬかという問題が一つあると思う。しかし、私は、公務員のベース・アップが昭和二十九年以来放置されておるというその最大の理由は、やはり公務員の労働基本権が……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○荒木正三郎君 私は、初めに高等学校の問題について質問いたします。ことしの四月はこれは前例にない中学校では児童の増加、この事態は三年後には高等学校にやってくるということは自明の理であると思うのですが、そこで最初にお尋ねしたいのは、三年後にはどういう高等学校の入学希望者がふえていくか、そういう見込みですね、その点をお話し願いたいと思います。私がきょうここでこの問題を特に取り上げておる理由は、教員の養成の問題を一つ考えてみても、それから校舎の施設等を考てみても、すぐに間に合う問題ではないわけです。教員の養成一つ考えてみても、高等学校の教員の養成というものはそんなに来年すぐできるというふうな問題でな……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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