このページでは杉原荒太参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○杉原荒太君 ただいま議題となりました通商に関する日本国とハイティ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につき、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 政府の説明によりますと、ハイティは、戦前わが国繊維製品のよき市場であり、わが国から年間平均八十万ドル程度の輸出が行われた時期がありましたが、一九三五年、ハイティは貿易上の求償主義に基いて、日本産品に最高税率を適用し、戦後においても、ガット第三十五条を援用して、最高税率の適用を継続して参りました。これらり事情のため、戦後におけるハイティとの貿易は、わが国が輸入する砂糖などの輸入額に比較して、わが国からの輸出はきわ……
○杉原荒太君 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案につき、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 この法案の内容は次の二点であります。 第一点は、政府においては、ハンガリーとの国交回復を初め、貿易、移住の促進等、わが国の対外関係の改善に資するため、在外公館の新設並びに昇格を行う必要を認め、その法的措置として、在外公館の名称及び位置を定める法律の一部を改正しようとするものであります。すなわち、この改正によって、ハンガリーに公使館を、ブラジル南部のポルト・アレグレに総領事館を、米国テクサス州のヒェーストンに領事館をそれぞれ新設し……
○杉原荒太君 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とパキスタンとの間の条約の締結について承認を求めるの件、及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とノールウェーとの間の条約の締結について承認を求めるの件、以上両件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告いたします。 わが国は、さきに米国及びスウェーデンとの間に二重課税の防止のための条約を締結いたしましたが、政府は、かねてアジア及び欧米の他の諸国とも、この種条約の締結の必要を認めておりまして、今般パキスタン及びノールウェーとの間にそれ……
○杉原荒太君 ただいま議題となりました千九百五十八年の国際砂糖協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この協定は、一九五三年の国際砂糖協定が昨年末終了することとなっておりましたので、これにかわる新たな協定として、昨年十月ジュネーブで開催された国際砂糖会議において作成されたものであります。この協定は、従来の協定の運用の成果を考慮して、種々の修正を加えておりますが、その根本の趣旨とするところは従来のものと同様でありまして、砂糖の輸出入国の立場を相互に調整し、世界の自由市場における砂糖価格を安定させることを目的としております。 ……
○杉原荒太君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。 まず、日本国とアメリカ合衆国との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件について申し上げます。 わが国と米国との間の小包郵便物の交換業務は、戦前は、昭和十三年の約定によって処理され、戦後も、対日平和条約の規定に基いて復活された同じ約定によって行われてきております。しかし、この古い約定は、今日の実情に適するよう改定の必要がありましたので、政府は米国との間に新約定の締結交渉を進めて参りました結果、本約定が作成され、わが国は、昨年十月二日東京で、米国側は、十一月……
○杉原荒太君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。 まず、関税及び貿易に関する一般協定の新第三表(ブラジルの譲許表)の作成のための交渉に関する議定書の締結について承認を求めるの件について申し上げます。 この議定書は、ブラジルの新関税法の制定に伴って、ガットにおける同国の関税譲許表を新しく作り直す必要が生じ、そのため、これに関連して、ガットの関税交渉会議がわが国を含む二十五カ国参加のもとに昨年ジュネーブで開催され、その結果作成されたものであります。この議定書に基きまして、わが国はブラジルから十四の税目の関税譲許を獲……
○杉原荒太君 ただいま議題となりました請願六件につきまして、外務委員会における審議の結果を御報告申し上げます。 まず日程第一と第二の五件は、帰国を希望する在日朝鮮人について、人道上の見地からすみやかにその帰国が実現するよう措置せられたいとの趣旨であり、日程第三は、日韓漁業問題に関し、安全操業の確保、抑留漁船員の釈放等について解決促進方を要望するものであります。 委員会は、以上各件を審査の結果、いずれも願意をおおむね妥当と認め、これを議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○杉原荒太君 先ほどの津島さんの御質問に関連してちょっとお尋ねしたいのですが、共同宣言の批准の交換の時期、それがまた同時に今度の法律の効力発生の時期と私は予想しておったのは、共同宣言及び法律の発効によって条約上もまた国内法上も大使館を設置し得るという法律的の地位に立つのであって、現実に大使館の看板をかける時期はまだ多少異なるのじゃないか、実際上も異なるのじゃないかと思っておったら、今の御答弁によると、すぐあすこで看板を立てるということだが、別にそれがいかぬというのじゃないけれども、そうすると、ソ連側でもすぐその日にこちらで大使館のようなものができるのですか。
○杉原荒太君 今の四十番ですね、これは請願の理由はどうなんですか。簡単に要点だけ……。
【次の発言】 これは決すると宣言されましたが、政府側はどうなんですか、差しつかえないのですか。
【次の発言】 これは行政協定や安保条約の関係からしてちょっと……。
○杉原荒太君 それでは質問をいたします。 今回の訪米に当りまして岸総理は、アメリカの首脳部の人たちと幾多重要な問題について率直な意見の交換をなされました。聞くところによりますと、岸総理は日本国民の要望しておりますことについてきわめて率直にぶちまけられたということであります。この両国首脳の率直な意見の交換それ自体が、今後の日米関係を一そう健全な基礎の上に打ち立てていく上において、大きな意義を持つものと信じます。また具体的成果の上におきましても、たとえば安保条約の問題について再検討の面を打ち出され、またアメリカとの貿易等の関係を悪くせずして、中共貿易に対する制限の大幅な緩和の措置を取り得る道が開……
○杉原荒太君 ただいまの森委員の御質問に関連することですが、ポーランドとチェッコの日本側の大使館の設置のこと、ただいま御質問に対してお答えがあって、大体はわかりましたが、先方の態度にこたえてとかいうこととはまた別に、日本独自の立場からして、ポーランドだとかあるいはチェコだとかいう所が、日本にとって情勢判断の材料を得る根拠地というような点からいたしましても、きわめて重要なことは申すまでもありません。そういった点からいたしまして、これは実は今までもこういう点の東欧諸国ないしソ連などの的確な情報を得るという点について非常に欠けている。これは非常な欠陥ですから、そういう点から見ましても、きわめてこれは……
○杉原荒太君 ちょっと関連して、お尋ねというよりも、希望しておきますが、今、佐藤君から一九四八年から五二、三年くらいまでのところ御説明があったが、これはその当時のものはそうであったと思うが、五四年ごろからずいぶん趨勢は変ってきておると思うので、ただそれだけを言うと、趨勢観察としてはちょっと見過ぎると思うのです。そこで、これはきょうでなくてもいいが、他日適当な機会にこの委員会で、東西経済交流の実際の趨勢というものをもう少し調べたものを御説明願いたいと思う。それを希望しておきます。
○杉原荒太君 今の鶴見委員の質問に関連して二点だけ簡単に。第一点は、先ほどお答えになりました、アメリカの国内法上これは可能だということだが、これをさらに日米間の関係として見るときに、それが法的にもそういうことが可能だということが可能だということを言われる根拠をお伺いしたい。それはつまり一般国際法上の原則からしてそう言うのか。あるいは現在の日米の通商航海条約の中に、私この点について、国会における証人尋問について特別規定があったかどうか記憶がないのですが、なければないで、それが今度はないから、すなわち一般国際法上それが向うの国内においてできるというのか。その根拠をお伺いしたいのが第一点。 時間を……
○杉原荒太君 質問に入る前に、政府側から一応説明しておいてもらいたいことがあるのですが、それはガットと例の共同市場との関係が将来問題になるであろう事柄と、それからまたいわゆる自由市場の問題は、まだ十分形態をなしていないようだが、ああいう構想などとの関係等について、一般的に、まず特に問題となり得べき事項について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 貿易協力機関に関する協定の十三条に、例外的場合における義務の免除という規定があって、総会が、一定の例外的の場合に、一般協定には規定してないその例外の場合、義務の免除をすることができるとなっておる。総会の決定それ自体が、一つのいわば協定の上の例……
○杉原荒太君 ちょっと関連して。ただいまの佐野委員の御質問に関連いたしまして、一点だけお尋ねいたしますが、日韓の関係というものは、大局から見てもこれは非常に重要な関係にあるわけなんですが、それにもかかわらず、そうしてまた歴代の内閣が非常に努力しておったにもかかわらず、一向に打開の道が見出されぬ。これはその打開の方法、アプローチの仕方として、実際上まずできるところからというアプローチの仕方だったと思う。それもわかりますけれども、しかし一つは先ほど総理が訪米問題に関連しておっしゃった、つまります基本的な関係について具体的の問題を解決する。もう一つその根底となる点について両国の首脳がよく話し合う。こ……
○杉原荒太君 私、一つの点だけお尋ねしたいのですが、むしろ午前中に質問した方がよかったことなんですが、お許し願いたいと思います。それは、ノールウェーとの条約の際、不動産の取得有について、相互主義のもとに最恵国待遇を保障する規定を入れてあったのですが、あれは単にノールウェーとの関係だけじゃなく、今後の東南アジア等との通商条約の際の一つの範例というような意味においても意義があるからというようなことを、政府の説明の理由にもあったのですが、それだからなお質問したいのですが、相互主義というのが入っておれば、あれは単に最恵国待遇じゃなくて国民待遇も加えて、国民待遇プラス最恵国待遇としておいた方が有利だと思……
○杉原荒太君 今この条約を批准している国はどこの国ですか。
【次の発言】 今の質疑応答を聞いておって、私はちょっとはっきりせぬ点がありますが、特別法の内容を見ていないから的確には指摘しにくいが、条約を批准する、それに伴って国内法、その形式は特別法という形式で作る。それにしても現行の海商法、ことに海上運送に関する部分などは、これは条約の内容を取り入れた特別法に関する部分に関する限りは、やはり現行の何は改正されるのじゃないですか。法的の効果はそうなるんじゃないですか。何か現在の海商法をそのままにしておるというふうにとれるが、そこが私はちょっとわからない。そうじゃないんですか、どうなんですか。
○杉原荒太君 きょうの午前中に曾祢委員の質問の冒頭に述べられた点は、われわれがこの憲章に対する態度をきめる前提として非常に大事な点だと思います。それで、政府の方ではたとえこれに対する国会の承認があっても、具体的な批准手続というものはアメリカの態度を見た上で、アメリカの批准が完了した上で、具体的の批准の手続をとるというつもりなのか。そうではなく、アメリカの批准が済まないでも具体的な批准の手続をとるというのか、そのいずれですか、その点。
【次の発言】 アメリカ以外の各国の批准の進捗状況ですね、そういうのが大体わかれば。
【次の発言】 それからこの原子力憲章とユーラトムとの関係はどうなりますか。
○杉原荒太君 ちょっとお尋ねしたい。時間はどれくらいの時間ですか。
【次の発言】 外務大臣が御出席でありますので、ごく項目は少いのでございますが、二、三の点につきましてお尋ねいたしたいと思います。
まず第一は、国際経済に関する問題でありまするが、世界経済の中において、日本経済をよりよくしていくということが、そういうことを目標としていくということが、これが日本の外交の一つの大きな柱であることは申すまでもありません。そこで、きょう私ごく簡単にお尋ねしたいのでありますが、まずその一つは、この世界経済の見通し、情勢判断というものについて、外務大臣がどういうふうにごらんになっておりますか、あまり詳しい……
○杉原荒太君 ただいまの答弁に関連して、実情を少しお尋ねしたいのですが、武器を輸出する、輸出するような武器が日本に、今の銃弾、砲弾等以外に、実際上そういうものがあるのかどうか、私もまあ実情は詳しく知らないが、しかし、私の感じでは、そういう余裕もありもせぬと思う。特に輸出を目的にして、新しくたとえば、小銃等を作るとかというのなら別だが、今までのところで、そういう余裕なんというものはないと思う。その辺のところはどうなんですか。
○杉原荒太君 私おくれて参りましたので、あるいは私の質問することが前に話に出ておりましたらそれは注意して下さって、それは避けていただきたいと思います。
このインドとの円借款成立の問題について三、三質問したいと思いますが、この共同声明の中に、総額の百八十億円というのを特別な措置として融資することに了解が成立した、そのいわゆる特別な措置というのはどういう意味ですか。
【次の発言】 そうすると、そういった特別の措置をなし得るという法的の根拠が、日本輸出入銀行法にやはりその根拠があるわけですか。
【次の発言】 百八十億の資金ですが、これは何か政府の出資をさらに増すとかいうふうな、そういう追加的の措置……
○杉原荒太君 先ほど森委員から、インドネシアの情勢についての御質問があって、それに対し、外務省の見方を松本政務次官から御答弁があった。外務省側の御答弁は、私らも実は従来大体同じような趣旨、線で見ておるわけです。ところが、最近それに反するようないろいろな情報が伝えられておる。その情報の中で、特に私気づいて多少懸念いたしておりますのは、いわゆる反乱軍とアメリカの政府というのじゃないけれども、中部スマトラにあるアメリカの石油利権というものとの関係、石油の利権料を何か中央の方に送るのが停止される、そうしてアメリカのカルテックスの利権が中心でありましょうが、現地のアメリカ側で空挺部隊、ヘリコプター等の派……
○杉原荒太君 私は事務当局から答弁していただいてけっこうな問題について二、三お尋ねしたいと思います。 第一点は、インドネシアとの平和条約とサンフランシスコ条約との関係です、そしてそれをさらに分けて言うと、インドネシア側の方から先に言いますと、今度のインドネシアとの条約の内容と、それからサンフランシスコ条約との内容を比べてみますと、必ずしも矛盾するとは言えないように思うのです。インドネシア側では署名はしているが、いまだ批准はしていない、インドネシア側として、サンフランシスコ条約に対しては批准についてどういう態度をとるかということが第一点。それから第二は、日本側ですか、日本側の関係では、このサン……
○杉原荒太君 インドネシアとの賠償協定の中の第六条に、使節団の特権等のことがずっと規定してありますが、これが国内法との関係はどうかということを事務当局の方から説明していただきたいと思います。
【次の発言】 この中には、税法関係――国内法の観点からする税法の関係とか、国事訴訟法の関係、そういう点から見ても特例が規定しているわけなんだが、こういった場合には、ことに民事訴訟法の関係など相当問題だと思うんだが、こういう場合には、何らかやはり国内法上もこういうことが可能だと、法律的に可能だという基礎があってやってきているのですか。今までの例から見て、この条約自体国内法的にも効力を持つという実例、それは何……
○杉原荒太君 関連して一点だけお尋ねしておきますが、従来領海と公海の中間に隣接海というような観念を認める説及び主張が実際あるわけなんですが、さっき条約局長もちょっと言われた、限定された範囲においての権力の行使を認める、その領海とは立場が違う、公海でもない、そういう隣接海の観念というものがあるわけだが、これに対して外務省側が今まで研究した利害得失等について、また結論としてどういうふうな態度をとるべきだというふうに考えておられるか。政府委員からでけっこうですから。
○杉原荒太君 二つの点についてお尋ねしたいと思います。 一つは、先ほどの佐藤委員からの御質問に関連することですが、インドネシアの船舶の問題、先ほど政務次官から、適当な船がないと、こういうようなお話がありましたが、まあ内容的に言いますと、チャーターするなら、チャーター料金の問題というのが実は実際上一番問題点ではないかと推測するわけです。それともう一つは、この問題が発生した当時が、まだ賠償協定というようなものが存在せぬ、きょう批准を交換されて、賠償協定も実施されてくるわけなんでありますが、この船舶の問題を賠償サービスの一つとして取り上げるというふうな考え方がおありかどうか。最初問題が発生した当時……
○杉原荒太君 一点だけ……。
【次の発言】 それは承知しておりますから、外務大臣からでなくて、事務当局からでもけっこうです。先ほど、笹森委員の質問に関連して一点だけお尋ねしたいと思います。
領海等に対する日本側の態度、主張については、先ほど外務大臣から御答弁をいただきましたが、私がお尋ねしたいのは、日本でなく、よその国の主張、態度の現状です。今まで会期もずいぶん進行して、各国も当初の主張から多少弾力性なども発揮しておるのではないかと思うが、現状において、どういう説が多数説であるか、その多数説の中で、たとえば三分の二の多数を得られるような見込み、状況にあるのかどうか。あるとすれば、それはどうい……
○杉原荒太君 外務大臣に質問いたしたいと思います。質問事項は、安保条約の問題と、中国問題でございます。時間の節約上、一括して申し上げます。 今回、藤山外務大臣のアメリカ訪問によりまして、多年の懸案でありました日米安保条約の問題に関して、調整の道が開かれるに至りましたことにつきまして、その間の御努力に対し、国民の一人として敬意を表するものであります。 安保条約調整の問題は、事柄がきわめて大事でありまするので、今日、国民のひとしく注目いたしているところであります。しかし、現に交渉中の案件でありますので、個々の具体的問題に関しましては、その具体的問題に触れることはここでは差し控えまして、ここには……
○杉原荒太君 ラオスの方で、抽象的な権利として賠償権というものを持っておることは、平和条約に認められているが、その抽象的な権利とは別に、事実上ラオスに対して日本が損害を与えておったという、大体の見当はどうなんですか。
【次の発言】 これの従来のいわゆる経済協力協定と違った特質は、実際上無償でこの十億円を提供するということだと思うのですが、まず十億円は国内的にはこれはどういう処置になりますか。
【次の発言】 そうするというと、つまりその法律の改正と、それから予算措置というものが、これと関連を持ちつつ、手続が進められるわけですね。
【次の発言】 そのイヤマークされているというもの、それはやはりなん……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。本日曾祢益君が委員を辞任され、その補欠として野溝勝君が選任されました。
【次の発言】 次に、国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行うことといたします。質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 外務政務次官、アジア局長、条約局長が出席しております。
【次の発言】 ほかに御質疑のおありの方はございませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑のおありの方はございませんか。━━それでは本日はこれにて散会いたします。
午前十一時十五分散会
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開催いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。本月二日に安部清美君が委員を辞任され、その補欠として高良とみ君が選任されました。
【次の発言】 次に、通商に関する日本国とハイティ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(本院先議)
在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案(予備審査)
日本国とアメリカ合衆国との間の小包郵便物約定の締結について承認を求めるの件(予備審査)
以上三案件を便宜一括して議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。去る十一日、野溝勝君が委員を辞任され、その補欠として曾祢益君が選任されました。
【次の発言】 次に国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行うことといたします。質疑のおありの力は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑のおありの方はございませんか。
【次の発言】 森君、何か御質問ですか。
【次の発言】 アジア局長に求めたいのだが、今の韓国のいわゆる経済断交というのは、向うの政府からこちらの政府に通告をしてきているのか、あるいは一方的に宣言したのか、それからいずれにしても政府の公……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日に井野碩哉君が委員を辞任され、その補欠として臓宗雄三君が選任されました。
【次の発言】 通商に関する日本国とハイティ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(本院先議)を議題といたします。
本件につきましては、前回提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
ただ、その前にちょっと委員長から政府側に申し上げますが、この条約自体の説明の前に、ハイティの事情について、要領よく一つ説明願……
○委員長(杉原荒太君) それでは、これから外務委員会を開会いたします。
前回に引き続き、ハイティ共和国との通商協定に関する質問を続行いたします。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。――ございませんでしたら、私から政府側にちょっと要求しますが、この提案理由の説明の中に、この協定により、ガットの「第三十五条援用撤回にも等しい実質的効果を期待し得る次第であります。」と説明しております。このことを――この協定と、それからガットに関するハイティのとっている措置との関係を――明確にしていただきたい。
【次の発言】 他に御質疑もございませんようですから、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。本日野村吉三郎君が委員を辞任され、その補欠として江藤智君が選任されました。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案(予備審査)
日本国とアメリカ合衆国との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件(予備審査)
以上、両案件を便宜一括して議題といたします。
両案件につきましては、先般提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨日江藤智君が委員を辞任せられ、その補欠として野村吉三郎君が選任されました。
【次の発言】 所得に対する租税に関する三重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とパキスタンとの間の条約の締結について承認を求めるの件(本院先議)を議題といたします。
政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま聴取いたしました本件に関する質疑は、次回に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、国際情勢等に関する調査を議題とし、藤山外務大臣に対し、質疑を行うことといたします。質疑のお……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから委員会を開会いたします。
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とノールウェーとの間の条約の締結について承認を求めるの件(本院先議)
千九百五十八年の国際砂糖協定の締結について承認を求めるの件(予備審査)
以上両件を便宜一括して議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま説明を聴取いたしました両件に対する質疑は、これを後日に譲ります。
【次の発言】 次に、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続けることといたします。
本法律案は、二月二十七日衆議院から送付……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨日岡田宗司君が委員を辞任され、その補欠として椿繁夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。
理事鶴見祐輔君が本月五日委員を辞任されましたため、理事に一名欠員を生じておりましたところ、翌六日再び委員になられました。よって鶴見祐輔君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、関税及び貿易に関する一般協定の新第三表(ブラジルの譲許表)の作成のための交渉に……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
理事補欠互選についてお諮りいたします。一昨日理事鶴見祐輔君、理事苫米地英俊君が委員を辞任されましたので、理事に二名の欠員を生じておりましたところ、昨日再び委員になられました。よって、鶴見祐輔君、苫米地英俊君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、国際情勢等に関する調査を議題とし、藤山外務大臣に対し質疑を行うことといたします。
【次の発言】 ただいま委員の異動がございました。岡田宗司君が委員を辞任され、その補欠として椿繁夫君が選任され……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。去る十三日に椿繁夫君が委員を辞任され、その補欠として岡田宗司君が選任されました。本日野村吉三郎君が委員を辞任され、その補欠として柴野和喜夫君が選任されました。
【次の発言】 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とデンマーク王国との間の条約の締結について承認を求めるの件(本院先議)を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま説明を聴取いたしました本件に対する質疑は、これを後日に譲ります。
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨日、柴野和喜夫君が委員を辞任され、その補欠として野村吉三郎君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選についてお諮りいたします。
一昨日、理事鶴見祐輔君、理事苫米地英俊君が委員を辞任されましたので、理事に二名の欠員を生じておりましたところ、昨日再び委員になられました。よって鶴見祐輔君、苫米地英俊君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 去る十二日の委員会における加藤委員の質疑に対し、政府……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
本日委員の異動がございました。青柳秀夫君、重宗雄三君が委員を辞任され、その補欠として木島虎藏君、高橋進太郎君が補欠選任されましたので報告いたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。去る十九日に理事苫米地英俊君が委員を辞任されましたので、理事に一名欠員を生じておりましたところ、二十三日再び委員になられました。よって、苫米地英俊君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。昨日、高橋進太郎君及び木島虎藏君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として青柳秀夫君及び重宗雄三君が選任されました。
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【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。一昨日理事苫米地英俊君が委員を辞任されましたので、理事に一名欠員を生じておりましたところ、昨日再び委員になられました。よって苫米地英俊君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠互選についてお諮りいたします。去る二十七日に理事井上清一君が委員を辞任されましたので理事に一名欠員を生じておりましたところ、翌二十八日再び委員になられました。よって井上清一君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、請願第七号、核実験禁止等に関する請願外十三件を一括して議題といたします。
お手元に配付いたしました一覧表の順序に従いまして審査を行うことにいたします。
まず、請願第七号から第三百三十八号までの核実験禁……
○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。まず理事の補欠互選についてお諮りいたします。
去る四月二日に理事苫米地英俊君が委員を辞任されましたので、理事に一名欠員を生じておりましたところ、二十五日再び委員となられました。よって理事に苫米地英俊君を指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会におきましては、今期国会開会中、国際情勢等に関する調査を行なって参ったのでありますが、会期中に調査を完了することは困難であると認められますので、閉……
○杉原荒太君 外交と防衛に関する問題を中心として、主として岸総理大臣に対し質問をいたします。 まず第一は、ベルリン問題を中心とする国際情勢についてであります。東西対立の全般情勢の中にあって、東ヨーロッパと中東と極東とが世界政治の三つの危険地帯と目されていることは、あえて指摘するまでもないところであります。これを事実について見まするに、ここ数年来、特に極東及び中東方面において危険性をはらむ事件が起りました。これら両地域の事態は、今日なお不安定の状態にあるのでありまするが、これに加えて、昨年未来、現にわれわれの最も重大なる関心を払わざるを得ない問題が、世界政治における危険度の最も高い東ヨーロッパ……
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