杉原荒太 参議院議員
5期国会発言一覧

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杉原荒太[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは杉原荒太参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

杉原荒太[参]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第4号(1960/02/03、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 自由民主党を代表して、主として岸総理に対し質問いたします。  質問の第一点は、国際情勢の動向についてであります。キャンプ・デービッドにおける米ソ首脳会談において、国際関係は「力づくでなく話し合いで」という原則が打ち出されて以来、特に、いわゆる雪解けについてさまざまな論議が行なわれております。アメリカの大陸間弾道弾アトラスが十四回目の試射を行なった結果、射程八千キロに対し目標の三・二キロ以内に命中するという精度を示し、また、ソ連の長距離ロケットも一万二千数百キロを飛んで目標に対し二キロの誤差にとどまったと言われるように、最近における長距離ロケットによって代表される新兵器の開発はまこ……

杉原荒太[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

杉原荒太[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 外務委員会 第1号(1959/07/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(杉原荒太君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。本日鮎川金次郎君、井野碩哉君、重宗雄三君及び石黒忠篤君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として堀木鎌三君、永野護君、大谷藤之助君及び佐藤尚武君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の互選についてお諮りいたします。  通常選挙が行われました結果、当委員会の各会派の構成委員の比率も若干従前と異なっておりますが、新しい委員会の理事の数に関しましては、昨日議院運営委員会理事会の決定によりまして、当委員会の理事割当数は四名となっておりますが、当委員会の理事の現在員数は三名でございます……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第2号(1959/11/05、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 マニラの総領事館を設置するというようなことですが、これは大使館の館員を事実上充てるつもりなのかという点を一つ聞きたい。また特別に総領事館づけのものを置くという趣旨なのか。
【次の発言】 全部ですか。
【次の発言】 今の提案理由の説明が、ここに書いてあることが、ちょっとだれが読んでも非常に理由の説明にぴたっとこないのだ。それだから僕は何かあるのじゃないかと思って質問しているのですが、これは理由の説明にちょっとならぬのですね。どうしてこういうふうな説明の仕方をしているのか。ほかの場合の設置の理由、設置を必要とする事情というものを実は何も書かないであるのだが、何か特別のほかの場合と違っ……

第33回国会 外務委員会 第9号(1959/12/01、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 ベトナム共和国との賠償協定及び借款協定の件に関し、まず本件とわが国外交の基本政策との関係について質問いたします。  わが国外交の基本政策は、その目標の上から見て、わが国の独立完成の実をあげるということを目標とする独立外交の柱と、戦争を防止し平和を維持し国の安全を守ることを目標とする平和外交の柱と、国民の暮らし向きをよくすることを百標とする経済外交の柱を根幹とすべきものと信じます。  まず、独立外交の観点から見まするに、サンフランシスコの対日平和条約が、その内容におきまして、敗戦国としてやむを得ない事情があったとはいえ、わが国別民の苦痛するところを包含しておったにかかわらず、われわ……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/12/08、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 関連してお尋ねをいたしますが、この問題の法律的処理に当って、この目的から見て、ある関係をどういうふうに法的に見るかということは、これは国内法においても、国際関係においてもあることなんです。それだからそれは法理論としてもあるし実例としてもある。それだからその実例をあげて、よくわかるように一つ説明してもらいたい。
【次の発言】 発言中だ。ただいまの法制局長官の御説明はわかりましたが、さらに一般的な法理論及び法律的に実際の取り扱いとして、国内法においても国際法の関係においてもそういうことはあることなんです。そこでよくわかるように、国内法にもわたって一つ、この点は社会党だって退席するもの……

第33回国会 外務委員会 第14号(1959/12/09、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 関連して。先ほどからの答弁を聞いておりますと、質問と照応して目的とか任務とか聞いておられるのに対して、私の聞いているところでは、何か協定の目的などを言っておられるようだが、その協定の中に、実は相互防衛協定だから、それは全般の目的が書いてあるのだから、特にこのMAAGについても情報があるに違いないし、そこに任務等もきめてあると思うが、そこを何か混同しているような気がするのですが、そこのところはどうなんですか。

第33回国会 外務委員会 第15号(1959/12/10、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 関連。ただいまの政府の答弁を聞いておりますと、憲法の問題、非常に重要ですから、私は特にお尋ねするのですが、憲法にいうところの国会に承認を求めるという段階では、条約――この条約の説明として新しい国家間の権利義務の関係、そこまではわかっております。あとのところで、特に具体的な国民の権利義務に関するもの、新しい立法を要するもの、そこの点にそういうふうに限定してくると、私は憲法の解釈問題として、これは重大問題だと思います。その点ははっきりそういうふうに限定をされるのか。その点だけはあとのこともありますから、ここではっきりしておかれた方がいいと思いますが、その点の見解を一つお尋ねしておきま……

第33回国会 外務委員会 第17号(1959/12/12、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 今の御質問者の方からはごもっともの話だと思うのですが、政府は答えておられるのだけれども、どうもはっきりせぬもんだから、そういうことが起こるように私が聞いておって思うのです。それは、外交権の存否それ自体と、存否の問題が決した後にそれの更新についての意見とか一定の内部的な要件、そこをはっきりしておけば、その根拠を示されれば、今の問題は解明すると思うのです。

第33回国会 外務委員会 第21号(1959/12/18、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 大沢参考人に数点にわたってお尋ねしたいと思います。  第一点は、一九四六年九月十四日のフォンテンブロー暫定協定についてですが、この暫定協定、先ほど言われたような内容のものが署名されたことは事実である。ところが問題は、これの効力ですが、参考人はこの暫定協定の効力がすでに発生して、しかもなおその効力が持続しておると見られるのか、そうであるとすれば、その根拠はどこにあるのかということを私はお尋ねしたい。
【次の発言】 この協定の効力が発生したか、また一たん発生したその効力が存続するかどうかの問題は、全く、事実、その後どういう事態が起こったか、事実上どういうことがあったかということを、そ……

第33回国会 外務委員会 第23号(1959/12/21、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 先ほどの曾祢委員の質問に対する政府側の答弁を聞いておりますと、将来国際司法裁判所云々というような言葉がありましたが、この問題に対する政府の確たる立場は、これは事柄が将来の問題というようなことで、それは事実上将来のことだから、どうするかわからぬというような状態だからと言うことは、私は適当ではないと思う。たとい統一政府の場合であろうと、あるいは別個の独立政府がかりに確立した場合があろうとも、法律上の点は問題ですが、実際の外交措置として、わが国が今度の賠償を払う以上、問題が残っておって、あとからさらにまた払わなければならぬようになるかならないか、それに対する政府としての立場は堅持する、……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 外務委員会 第12号(1960/07/15、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 あります。先ほどマラヤとの条約に関する協定の説明の中に、居住営業について最恵国待遇になっておるというような説明があったように思うのだが、居住についての、つまり入国と、それから滞在と居住についての待遇関係というようなものを一ぺん説明してもらいたい。
【次の発言】 今の説明を、もう少し条約の条文に根拠して説明してもらわぬというとよくわからぬのですが、この事業活動とか職業活動については明らかにここに最恵国待遇を規定してあるのだが、入国、旅行、滞在、居住についての、もっと条文に即して一つ説明してもらいたい。
【次の発言】 条約局長にお尋ねしたいのだが、第二項などは、これは明らかに最恵国待……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第3号(1960/06/08、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 今国会の冒頭、本会議におきまして、私は岸総理に対し、新安保条約に関する防衛条項等、基本的問題の若干について質問いたしました。本日はその際触れなかった数個の点について質問いたします。  第一点は、本件条約のみならず、一般に国政指導と国際情勢との関係についてであります。今日の世界情勢が米ソを両極とする東西陣営の対立を中心として大きく動いておることは申すまでもありません。この東西両陣営の対立はおそらく人類史上未曽有の事態と申さねばなりません。しこうしてその特質は、第一に、両陣営の指導的地位にある国がそれぞれ世界歴史上いまだかつて見なかった人類の自滅の危険すらあるような驚くべき新兵器をす……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 外務委員会 第閉会後1号(1961/06/09、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 使途は、それに限られておるんですか。

第38回国会 外務委員会 第閉会後2号(1961/07/31、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 ケネディとの対談において、一般の国際情勢についてのお話があったとのことでありますが、私がここでお尋ねしたいのは、ただ一点、核実験の問題についてであります。核実験問題は、外交の問題として見るとき、何と申しましても、これこそが東西の関係、軍縮問題はもちろんのこと、その他の複雑な政治問題の今後の推移を測定するバロメーターであり、あるいは第一のかぎであるに違いない。そこで、当然この会談におきましては、ケネディからも話があり、またケネディはああいう人でありますから、きわめて率直な話があったと想像いたします。そこで、私のお尋ねしたい点は、こういうしかし影響するところ非常に微妙なものがあります……

第38回国会 外務委員会 第閉会後3号(1961/08/01、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 欧亜局長、ここの人は皆そういうのは知っているから、それだから、もう少し質問の趣旨をとらえて答弁していただいた方がいいと思うのです。

第38回国会 外務委員会 第閉会後4号(1961/09/12、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 本日は、重大な問題について外務当局の責任ある答弁を求める。それは、辻政信氏の保護に関する国家の責務の問題であります。辻氏の行方不明が伝えられてから、われわれは重大な関心と憂慮をもって案じてきておるところでありますが、従来ひとえにわれわれのこの憂慮が杞憂に終わることを期待して、実はこの国会の問題にもすることを差し控えてきておるのであります。しかるに、今日となっては黙視するわけにいかぬ。それで外務当局として、辻氏の保護に関して政府として今日までとってこられた具体的の措置及びその結集の詳細をお伺いしたい。
【次の発言】 それでは、そういう知っておる限りというのではなく、実はこれは外務大……

第38回国会 外務委員会 第13号(1961/04/25、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 通商条約について少しお尋ねしたいんですが、外務大臣、かねて東南アジア等との通商航海条約を結びたい、そういうふうに持っていきたいという方針をとっておられて、これは、議会でもそういう方針を述べておられる。私は、非常にけっこうなことで、また努力すべきことだと思うんです。ただ問題は、相手方のこれに対する態度ですが、現在いわゆる東南アジアの諸国でこの通商条約の交渉を現にしておる国がどこどこであるか、また、近くできる見込みがあるところがあれば、あるいはまた逆に、なかなか通商航海条約というものには乗ってこないようなものがあるとすればどういうところと、それをまず承りたい。

第38回国会 外務委員会 第15号(1961/05/11、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 外務大臣が来られるまでに時間があるようだから、一つ質問したい。  前回質問したことに関連しますが、この間、事業活動の遂行に関する条項について、パキスタンの場合――インドなどの場合もそういう規定の仕方をしておる、そういう先例があるというようなことでしたが、それよりもう一つ前の先例たるアメリカとの条約の場合は、別の規定の仕方をしておる。そして、全く同じ言葉を使っておって、意味が違っているというか、少なくともその範囲が違っておる。広い狭いが違っている。多少でも言い現わし方が違えば意味が異なるのはわかりますけれども、全然同じ用語を使っておって、その中身は違う、こういうことは、本来からすれ……

第38回国会 外務委員会 第17号(1961/05/23、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 私、ちょっと予算委員会の方がありますので、失礼ですが、先に一つ質問させていただきます。先ほどの法務省の説明それ自体について、私ちょっとお尋ねしたい。説明の中で、外国判決の効力の問題について触れられたんだが、外国判決の日本における効力及びその執行についての民訴のたしか相互の保証という要件があったと思いますが、その相互の保証の内容をどう理解していられるか。まあ条約がある場合は、それは疑いの余地はないと思いますが、その他要するに相互の保証というものの内容をどう解釈しておられるのか。その点を一つ。
【次の発言】 いや、私の聞きたいのは、条約という形式でそういうことが保証される、これは問題……

第38回国会 外務委員会 第19号(1961/06/06、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 ここにパキスタンと及びオーストラリアとの間の郵便為替の交換に関する約定が出ておるのですが、これに関して、単にこれに限らぬのですけれども、私がかねて疑問としておるところがありますから、お尋ねいたします。それは、この種の内容、実質の約定を憲法上の意味における条約として、ここにはそれを扱っておられるわけですが、政府は、この種の内容、実質を持った約定は、必ず憲法上の条約として取り扱わなければならぬという見解をとっておられるのかどうか、その点をお尋ねしたい。これは条約局長からでけっこうですが、ただ、これはあとで聞くことですけれども、こういった憲法上の問題ですから、それについて、外務大臣がそ……

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/03/06、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 若干の問題について、主として池田総理大臣に質問いたします。  質問の第一点は、国連に対する政策についてであります。政府は国連に特に力を入れるという方針をもって臨んでおられることは、これは日本外交の大きな柱である平和外交の線を太くしていく施策の一環としてわれわれの賛同するところであります。私のお尋ねいたしたい点は、政府は、その方針のもとに国連において特にどういうことに重きを置いてやっていこうとしておられるのかということであります。
【次の発言】 今総理の言われたような代表部の陣容を整えるというようなこと、もちろん大事であります。また、国連自体の目標とするその大目標に向かって努力する……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第3号(1961/10/10、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 インドネシアとの通商航海条約で、一点だけお尋ねしたいと思います。  まず、事実をお尋ねしますが、提案理由の説明によると、今度の日本との通商条約は、インドネシアとしては、独立後外国と締結する最初の友好条約だと言っているが、現在よその国と通商条約を締結しているところはありますか。
【次の発言】 そこで、次にお尋ねしたいのは、ことに、いろいろな事項について最恵国待遇を相互に供与するということがこれの骨子になっている。そこで、まだどこの国ともほかには通商航海条約を結んでいない、そういう国の場合における最恵国待遇というものについて、内容的な意味ですね、これをどういうふうに考えているか。

第39回国会 外務委員会 第6号(1961/10/24、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 私は、この核実験の問題について、われわれの批判とか要請とかというものとは別の角度から、一つだけお尋ねしたいと思うのです。  それは、核実験をやっている米ソ双方としては、それぞれ世界の非難を浴びながらでもやらざるを得ないという必要を認めておるからに違いない。そこで、その理由の中で、他の理由は別にして、私はしぼってお尋ねしますが、軍事上の理由の中でもさらにもう一つしぼって、米ソ双方の相対的な核兵器体系の中で、米ソが、相手の弱点、こっちの弱点、それぞれを見ながら、どういう点に主として自分のところでどうしても補わなければならない欠陥を認めているだろうか。長い問ジュネーブでやった核実験停止……

第39回国会 外務委員会 第8号(1961/10/30、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 議事進行について、ちょっと発言したいのですが、委員長は、最初両案をとり上げるというふうな御宣言があったのだが、あとで理事からの発言で、また違ってきている。それはそれとして、まあどうこう言いませんけれども、一体きょうのこの委員会では、どういう議事運営をやられるのか。これは、各委員もそういう点を承知の上でこの委員会にやっぱり臨んだほうがいいと思うのです。発言にならぬ方でも実はそう思っておられると思うのですよ、その点ひとつはっきりしてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 終局といいますと、採決までですね。

第39回国会 外務委員会 第9号(1961/10/31、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 質疑というほどのことでもないのですけれども、採決の段階に入る前に、一つ確かめておきたいことがあります。今度のガット関係の二つの文書は、事後承認ということになっているのでありますが、本件の場合、その事後承認ということの妥当なりやいなやということについては、これは、採決の際申し上げたいと思うのですが、それに入る前に一言申し上げたい。  憲法は、事後承認の制度を認めているけれども、これは決して無条件ではないことは言うまでもない。時宜によりという条件付きであって、しかも、時宜によるという条件を満たしているかどうかということは、これは、政府の一方的な判断のみによって決せらるべきものではない……

第39回国会 予算委員会 第2号(1961/10/13、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 主として対外政策に関する問題について総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。  第一点は、経済成長政策とのつながりから見た国際通貨機構及びその運用に対する政策に関する問題についてであります。世界の情勢を見まするに、今日最も注目すべき現象の一つは、国際間に経済成長競争という新しい方式の戦争が始まっておるということであります。ソ連はフルシチョフの表現によれば、資本主義を埋葬してしまうという共産主義の究極目標はこれを堅持しながら目標達成の手段として経済成長においてアメリカを追い越すことに重点を指向してきておる。このことは  フルシチョフのかねての主張、政策、来たる十七日から開かれるソ連……

第39回国会 予算委員会 第7号(1961/10/19、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 関連。ただいまの村山委員の質問に関連いたしまして、ただ一点だけ簡単に質問を許していただきたいと思います。  村山委員が申されたとおり、対外経済協力のうち、特に技術協力は、大きな資金援助と異なって、日本にとってふさわしい分野になるに違いないが、今後さらにこれに力を入れていく必要上、対外経済協力の実施に当たる機構の整備と、現内閣の方針としてやっていくというお考えがあるかどうか、この点実は、私はこの間の自分の質疑の中で聞きたかったのでありますが、時間の都合上差し控えたのでありまするから、この機会に政府の方針をお伺いいたします。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第12号(1962/04/12、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 ちょっと済みませんが、大和委員の御質問に対する事務局側の答弁を私十分聞き取れなかったところがあるのですが、その謝南光があとで答えたことの中で、十日ほど中共におったということは、それも流説として、うわさとしてという前置きがあるのですか。
【次の発言】 その点私も実は初めて聞くので、非常に重要なことだと聞いておるのですが、外務省でも、そういう情報を今まで聞いておられますか。それから、それをもとにしてさらに赤十字から紅十字に連絡するとか、そういうふうなことはまだやっておられないわけですか。
【次の発言】 それから、これはしかし非常に重要な私は情報だと思うのです。当然これは外務省のほうで……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/04/20、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 榎本さんにお尋ねしたいのですが、いわゆる債務性、占領軍が占領地域の民生の安定のためになした行為に基づく、そこから発生してくる債務、その債務性、それを主として純粋な法理論の面からお尋ねするのですが、同時にまたそれを、今度の日米間の具体的問題と離れて、これが問題ですから、それに適用ある法理論をお尋ねするわけですが、このいわゆる債務性というものを説き、それは、どういう性格のものであるか、どういう法律的の性質の債務であるか、もう少し私の質問の趣旨を明らかにする趣旨で申しますと、この債務というものは、発生原因のほうから見ますと、普通には、言うまでもなく、たとえば契約あるいは事務管理だ、ある……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/03/05、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。  第一は、地域間の所得格差の是正の問題についてであります。  まず、政府は昭和三十七年度予算及び財政投融資計画等において、地域格差の是正のために特にどういう配慮をしておられるかお尋ねいたします。まず、大蔵大臣の御答弁を求めます。
【次の発言】 地方開発のための資金の供給を目的とする公庫等特殊の金融機構の今後のあり方について政府はどういうふうにお考えであるか。現存の機構でよい、あるいは十分と考えておられるのか、あるいは改正の必要を認めておられるのか、まだ決定という方針でなくてもいいから、その辺の考え方について……。

第40回国会 予算委員会 第21号(1962/03/29、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 第二分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第二分科会の担当は、総理府のうち、防衛庁、経済企画庁、科学技術庁並びに外務省及び通産省の各所管に属する昭和三十七年度予算でございます。  本分科会は、三月二十七日より本日まで三日間にわたり、これら各所管につきまして慎重に審議を重ねて参りました。以下その概要を御報告申し上げます。  まず、通産省所管について申し上げます。貿易、国際収支の問題につきまして、EECの発展と、これに対するイギリスの加盟、米国の接近等の動きは日本にどのような影響があるか。先日の公聴会で非常な楽観説を聞いたが、一方悲観的な見方をする人もある。政府の見方はど……


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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1960/03/25、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 ただいま辻委員から石油事業についての御質問がありました。私もまた別の角度から一つだけお尋ねしたいと思います。それは海外におけるわが国の石油資源の開発に対する政策についてであります。大体の石油資源の世界的の需給状況を見ますと、だんだんと、端的に言うと、むしろ供給面が非常に豊かになってきて、供給の方が過剰といっては何かもしれないが、過剰になり得るような趨勢にあるように思う。そこで、そういうことを背景にして考えてみると、国内において、できるだけ石油資源の開発に努力するのは当然だけれども、中東とか、ことに中東は非常に危険なところで、ある意味では、戦争のことを考えなくても、日本の資金力と照……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/03/26、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 あります。事務当局だけ。  事務的な問題、ごく簡単に尋ねたいんだが、鮮魚、台湾、樺太、関東州、旧外地官署職員の給与、恩給の支払い等に関する経費がここに計上されておる。私の特にお尋ねしたいのは、これらの官署職員の恩給の支払いに関することだが、その点をまず簡明に説明してもらいたい。
【次の発言】 それでは、ここへ、恩給が停止になっている――恩給等についての経費が必要だというのだから、いかなる理由でそれが必要になっているか、そういうのを、ただ停止になっておるからというだけじゃ説明にならぬじゃないか。
【次の発言】 そんな限定していないじゃないか。これについての説明をまず簡明にしてもらっ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/03/16、5期、自由民主党)

○杉原荒太君 高橋先生にお伺いいたします。  ガリオア、エロアは返す必要がないと言われる根拠は、先ほど述べられた点だけであるのか、それとも、それ以外の理由もあると見ておられるのか、それらの根拠の中で、どの点が返す必要がないとする最も大きな理由と見ておられるか、その点をお伺いいたします。

第40回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1962/03/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○主査(杉原荒太君) 審査に入ります前に、議事の進め方につきましてお諮りいたします。  当分科会は、昭和三十七年度一般会計予算、同特別会計予算及び政府関係機関予算中、総理府のうち、防衛庁、経済企画庁、科学技術庁、外務省及び通商産業省所管について審査をいたすわけでございます。本日は、通商産業省及び防衛庁所管につきまして審査をお願いいたし、明二十八日は外務省及び経済企画庁所管を、二十九日は、科学技術庁所管について御搭議を願うといった方法で進めて参りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定をいたします。
【次の発言】 昭和三十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1962/03/28、5期、自由民主党)【議会役職】

○主査(杉原荒太君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和三十七年度総予算中外務省所管を議題といたします。  まず、政府から説明を求めます。小坂外務大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  通告に従いまして発言を許します。山本君。
【次の発言】 今呼んでおります。まだ来ておりません。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――御質疑もございませんようでございますので、外務省所管に関する質疑は、これをもって終了したものと認めて御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/03/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○主査(杉原荒太君) ただいまから第二分科会を開会いたします。  昭和三十七年度総予算中科学技術庁所管を議題といたします。  まず政府の説明を求めます。三木科学技術庁長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。通告に従いまして発言を許します。山本君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ほかに御質疑もないようでございますので、科学技術庁所管に関する質疑は、これをもって終了したものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  以上をもちまして本分科会の担当事項であります昭和三十七年度総予算中、総理府のうち、防衛庁、……



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データ更新日:2022/12/18

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