占部秀男 参議院議員
4期国会発言一覧

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占部秀男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは占部秀男参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

占部秀男[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第24号(1957/04/08、4期、日本社会党)

○占部秀男君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されております地方税法の一部を改正する法律案並びに地方行政委員会の修正案に対しまして、以下述べます二つの観点から反対の意を表するものであります。(拍手)  反対いたします第一の点は、改正される各税目の内容についてであり、特に国民に与えるその影響に対してであります。およそ地方税の大宗は、住民税、事業税、固定資産税であることは申すまでもありません。今度の改正によりますと、まず住民税では国の減税とは反対に、現行の税率二十一を三十  三年度は二十六に、三十四年度以降は二十八にそれぞれ裂き上げようといたしております。実に平年度百十五億に上ります……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第22号(1959/04/02、4期、日本社会党)

○占部秀男君 私は日本社会党を代表して、この動議に対して二つの点から質問をいたしたいと思います。  第一は、この動議の内容、性格についてでございます。ただいまわが党の同僚秋山議員から、この中間報告を求める動議を出したその理由についての質問がございました。提出者の答弁は、遺憾ながらきわめて不親切なものでございました。およそ、この種の動議を出す場合には、秋山議員も申しましたように、過去の事例を調べましても、会期がほんとうに切迫しているとか、あるいはまた、委員会がいろいろな形で議事の進行がはかれない、なぐり合いのけんかも起る、こういうようなときに、われわれは賛成はしませんけれども、自民党の方々が出し……

第31回国会 参議院本会議 第27号(1959/05/01、4期、日本社会党)

○占部秀男君 私は日本社会党を代表いたしまして、二つの観点から、ただいま提案されました直ちにこの本会議で審議するということの動議に対しまして、絶対に反対をいたします。  反対する第一の理由は、この二つの法案を委員会に戻さずに直ちにこの本会議で審議いたしますことは、今後の議会政治のあり方に決定的な憂うべきところの悪影響を与えるものと考えるからでございます。(拍手)一体、最近の岸内閣と自民党の方々は、昨年の警職法の問題以来、ますますその反動性を露骨に現わしていると、われわれは見ております。当時、天下の公器である朝日新聞の「天声人語」が、かようなやり方をするものは、すり、強盗、きんちゃく切り、かっぱ……

占部秀男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

占部秀男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 地方行政委員会 第2号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○占部秀男君 実は、再建計画の問題で、本年ずっと再建計画を実施して以来、相当数の県、市で給与の問題を中心に、いろいろと争議めいたことが起っておるのでありますが、最近特にその顕著な形として、愛媛県庁で、やはり昇給問題を中心に問題があるようであります。われわれのちょっと聞いたところでは、少し特異なケースのようにも感じられますので、この点について自治庁の方で、愛媛県の問題について、おそらくタッチされておると思いますが、内容を、簡単でけっこうですから、中心点だけでも知らしていただきたいと思います。
【次の発言】 私も、聞いておるところは、概略そういうような状況であると聞いておるのですが、そこで、課長さ……

第25回国会 地方行政委員会 第3号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○占部秀男君 簡単に、藤井さんにちょっとお伺いしたいのですが、この前の委員会で、実は昇給関係の問題について、具体的に愛媛県の一つの例をあげて、昇給関係についてお伺いしたいと思うのです。愛媛の関係については調査をするということになりましたので、法律的ないろいろな問題は、あとで一つ根本的な問題としていろいろお伺いしたいと思うのですけれども、ただ具体的な扱い方の問題で、一ぺん愛媛関係の問題についてお聞きしたいと思う点があるのですが、御存じのように、今度の愛媛の問題は、から昇給の条例を作った上に、勤務評定を用いて三割なら三割落そう、こういうふうであるわけでありますけれども、こういうふうな例は他の都道府……

第25回国会 地方行政委員会 第4号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今、小林部長さんのお話の中で、何か地方公務員法の停年制実施に関する件について、わざわざこの問題は本院を通った問題だから、すぐに何かすみやかに通してもらいたいというような意見の開陳ですか、ありましたね。その点は、こだわるわけじゃないけれども、現在衆議院でやっていて、衆議院で成立して、また参議院へ帰ってくるわけでしょう。それをわざわざそういういや味たらしいこと言うなどというのは、とんでもないと思うのです。その点一つ気をつけていただきたい。
【次の発言】 ちょっとお聞きしたいんですが、第二百六十一号の遊興飲食税の減免に関する件ですが、これはいわゆる大衆飲食店と申しますおでん屋とか、あま……

第25回国会 地方行政委員会 第5号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今課長の方からその後の問題についての報告があったわけでありますけれども、結局第一の点も今度のように発令をしてしまえば、発令をした事実から割り出していくと、第一の点もこれは相関的に解明ができるのじゃないかというふうに考えるわけなんです。私の方で聞いておる情報としては、今課長は七割をこえておる、こういうようなお話でした。確かに七割を若干こえておることは事実でありますが、七割一、二分という非常にすれすれの線でこえておるという状態であります。これは従来の三割をいわゆる勤務評定で落すということ、そのことと全く同じ結果でありまして、少くとも常識的にいう定期昇給の筋から非常にはずれておることは……

第25回国会 地方行政委員会 第6号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今太田長官からああいうお話でしたので安心したのですが、やはり問題は時期の問題があるわけですね。時期を失すると非常に困るので、そこで何か藤井さんの方で知事会、主管課長会議なり何なりこれをやって、特に政府の方の表面の出がいわゆる節約ということになっておるので、節約という問題は〇・一五の公務員の手に入るやつにしわ寄せするわけではないのだという実情をはっきりやはり伝えておいてもらわんと、これは時期的に間に合わなくなってくる心配が相当の部分に私はあると思うのですが、そういう点何らかの処置が、これは非常にこまかいことで恐れ入りますけれども、一応念を入れてやっていただきたいと思うので、そういう……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ただいま議題となりました問題につきまして、主として労働省の方にお伺いいたしたいと思います。  この事件はすでに労働省で内容を御存じのことと思いますので、あまり詳しくはお話はいたしませんが、静岡市で職員の新陳代謝をしたいというので、市長と市の職員組合との間に、文書協定ができて、強制勧告の新陳代謝はしない、自発的なものだけを新陳代謝をする、かような形で文書協定ができた。ところが、市長側が一方的にこれを破棄して、強制勧告を行なった、そこで騒ぎが起っておる途中で、学校用務員の遠野さんという人が、やはり勧告の対象になって、五、六人の理事者側に囲まれて勧告をされて、そのためにショック死をした……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1957/07/11、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ただいま給与の切りかえの作業の状況について、藤井部長の方から御報告があったのでありますが、この報告に関連いたしまして、二、三お伺いをいたしたいところがあるわけであります。  それは、第一に、今度の地方公務員の給与の切りかえについての自治庁の根本的な態度についてお伺いをいたしたいのであります。それは、前国会のときに、長官が今度かわってしまったので何ですが、藤井さんはかわらないから、それは藤井ざんの方から一つあれしたいのですが、弾力性というか、地方の自主性というものを認めるという立場に立って今度の給与切りかえをやる。従って、赤字団体であっても、再建団体でないところは、いわゆる黒字とい……

第26回国会 地方行政委員会 第2号(1956/12/24、4期、日本社会党)

○占部秀男君 愛媛から御苦労様でございました。今、総務部長さんの方の経過の御説明があったのでございますが、これでほぼ現地の情勢の急所の点がややわかったのでございますが、これに関連して、二、三御質問を申し上げたいと思うわけでありますけれども、ただいま部長さんの御説明の中で、四月、七月の発令を含めて、今後の定期昇給をさせる場合の内申の基準といいますか、まあそういう点に触れて主として御説明があったわけだと思うのですが、その中で勤務評定を、何と申しますか、成績主義の方法をとるために勤務評定を参考として成績で定めると、こういうようなお話がございました。ところが、お話をずっと聞いてみますと、これは、参考と……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1957/07/12、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ちょっと局長にお伺いしたいのですが、それは年末まで給水をやって、その間をつないでいこうというわけですが、これはわれわれ体験したところでも給水問題非常にむずかしいですよ。それからまたやかまいしのですね。このつゆだとか夏、秋にかけて衛生問題が起きるだろうし、非常に問題があとあと起るのですね。それで今ちょっと御説明を聞いてみると、人口二万の所に給水するので、水道線が近くあって水源地もある。水も二千トンばかりあるのだと、こういうことになると、われわれ従来の経験からみて、どうも年末までかかるというのは、少し事業が、ちょっと僕は時日がかかり過ぎやせぬか、これはもっと切り詰められるのじゃないか……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○占部秀男君 あらかじめお断わりをしておきますが、局長が一時までというお願いがあるので、急所の点を簡潔にお伺いします。なおどうしても理解できないところはあしたもございますので、急所の点だけ一つ……。  静岡の市の紛争の問題ですが、私はたびたびこの行政委員会でも、あれが非常に悪く発展するだろうということを心配して、行政委員会としての調査もしていただいたり、また行政委員会としても自治庁に対して、早くその問題を何とかうまく解決できるように努力をすべきである、という意思を一つ決定もしていただいたわけですが、遺憾ながら私の心配しておることが非常に的中いたしまして、前回の地方行政委員会をやりました後に、非……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ほかの機会に伺いたいと思ったのですが、今、小林先生の方から消防活動という問題について出たのですが、それで私ちょっと伺いたいのですが、今度のこの答申を作るに際して、消防活動の、いわゆる消防に関連のないところの、何といいますか、問題に、市町村長が消防団員を動員するというようなことが最近非常にあちらこちらで、全国的に例があるのです。消防の組織法や消防法等では、そういう点についてはあまり触れていないようですけれども、たとえば労働争議の場合に、消防団員を動員してやるというようなことを、市長なんかがやっておる事例が非常に起ってきているので、従ってそういうような問題について、何らかの、何といい……

第26回国会 地方行政委員会 第10号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今の問題ですが、計画がくずれなければという前提がついておるわけですね。そこで、ことしのように自然増が……これはあとから聞きたいのですが、各県においても、私も国会始まって以来県を歩いてみましたが、やはり自然増がある。そうするならば、この自然増の問題は、やはり一つの問題として、結局こういう状態が続くならば、計画そのものは当然変更されていくような事態も起き得るのじゃないかと私は考えるのです、終局的の問題として。そういうふうな点もこれに含めるというと、何か小林さんのような今の話では、かりに各県、市の税の伸びは出てきても、それは別の問題である。計画上の問題だけはきちっとやってもらわなければ……

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○占部秀男君 一つ、緊急の問題でお伺いしたいのですが、市町村の固定資産税ですね。それの問題なんですが、たしか去年でしたかな。固定資産税をかける場合に、公営住宅には、この何かかかると非常に影響が多いので、それについては、特別な財源措置か何かをして、公営住宅についての税が軽減……、まあ、市の方には欠損にならぬと、こういう工合に何か緊急な措置をとって、公営住宅に関する限りは、税の方を特別な措置をしたようなことがたしかあったと思うのですが、そういうことがありましたか。
【次の発言】 そうすると、一応去年と同じような形で、特別交付税を出すと、こういうふうなことであるのですね。  そこで、もう一歩突き進ん……

第26回国会 地方行政委員会 第13号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○占部秀男君 財政計画に関連して、これは大臣にお伺いしたいのですけれども、それは小学校や中学校で御存じのように学校給食法に基いて給食をやっておるわけですね。もうこの学校の給食は始まってから約十年になると思うわけなのですが、現在われわれのちょっと聞いたところでは、給食の学童が六百万人もこえているということも聞いておるんですが、特にこの学校給食に従事している従業員というのは、これはあとで自治庁の方からも聞かしていただきたいと思うのですが、全国的に見て二万人以上もいるのじゃないかという数をわれわれの方で調べたこともあるのですけれども、この給食の従業員の身分であるとか給与の問題が非常に悪いということを……

第26回国会 地方行政委員会 第14号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○占部秀男君 どうも本筋に入ろうという前に、急に緊急質問して申しわけないと思いますが、御勘弁願いたいと思います。  実は、大臣にお伺いいたしたいのですが、けさの朝日新聞その他の新聞にも出ておったのですが、今度の給与改訂の問題について、自治庁として、各都道府県、市町村に自治庁の方針を通達をする、こういうような内容の記事が出ていたのです。もちろんその内容は、はっきりしたこうこうこういう通達をするのだということじゃありませんけれども、まだ国の給与の問題も、衆議院で、給与法を内閣小委員会でああいう形で今やっておる最中でして、あの新聞が相当全国的に影響を及ぼすと私は考えるのです。そこで、そういうような通……

第26回国会 地方行政委員会 第15号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今委員長の言われた通りだと思うのですよ。ことしの公債費対策は、ここに表われておる。これがいいか悪いか、これからきめるわけです。問題はそのきめ方に、いいか悪いかの判断に関連して、この問題は来年度の予算にも関係してくるわけです。来年度の予算については、委員長の言われるように田中長官としてここで個人的に約束するわけにはいかぬ。かりに、言われることが正しいとするならば、予算でもって……、約束していただかなくてもけっこうなんだから。鈴木委員の言われるのは、別個のいわゆる完全なる柱を立てて公債費対策というものを、それを打ち出すのかどうかということ、はっきりそれをやるのかどうかという点について……

第26回国会 地方行政委員会 第16号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○占部秀男君 友末さんにお伺いいたしたいのですが、今度の地方財政計画によると、税の伸びが六百二十何億という非常な伸びになっておる。現行制度そのままで行くと七百十億近い伸びであるというように地方財政計画では出ておるのですが、たしか昨年は決算は私忘れたのですが、地方財政計画では四百億ぐらいの伸びじゃなかったかと思うのですが、昨年度の三十一年度のやつですな、地方財政計画はそれに比べると三〇%もふえた計画になっておるわけなんです。で、これはまあ地方財政計画上の問題ですから、各県の予算面そのままというわけにはいかぬわけですが、茨城県の場合は明年度の地方税の伸びというものはどのくらいのパーセンテージに見ら……

第26回国会 地方行政委員会 第17号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○占部秀男君 大臣にお伺いしたいのですが、今度のこの公庫法案を出すについて、大臣の方の御説明を伺いますと、水道、交通初め多くの公営企業、これに対する金融面、こういう形で整備、拡充をはかるためにこういう公庫法案を作る。こういうようなお話でございまするが、こういうような、金融公庫のような姿で何らかの資金源を充実させる方法をとるということは、われわれとして反対じゃなくて、むしろ賛成の方なんでして、こういう点については非常にいい面もあると思うのですけれども、この公庫の出資金が五億円ということになっているわけですね。それで、現在特に出納面やいろいろな面では拡充が相当要望せられておるときに、少な過ぎやしな……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○占部秀男君 徴税関係の問題で、第一番にお伺いいたしたいのですが、この住民税の第一課税方式の問題なんですが、これは、平年度は結局どのくらいの税の増ということになりますか。
【次の発言】 百十一億円の増のうち、これはそちらに数字が出ているかどうか、およそ三十五万円かあるいは四十万円程度の人の税の伸びというようなものは調べてございませんか。見込みというものは、全体の中の区分みたいなものになるのですが……。
【次の発言】 いや、それは個人の場合でしょう。税収全体としての、およそこの百十一億なら百十一億のうち、五十万円科程度の人までが何割くらい、それから五十万円以上かりに二百万円くらいの人が何割くらい……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○占部秀男君 事業税の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  個人事業税の分で、第一種事業を行うもので、年間五十万円以下の課税所得金額について二%下る、これは、この場合の課税標準は、一口に申しますと、利益ということになると思うのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そこで、月額五万円ということになりますので、給与所得者のような場合に比較しますと、まあ相当いい所得の方になるというような感じを受けるわけですけれども、実はこの五十万円以下というところに問題があるのではなかろうかと思いますが、昭和三十年でしたかの自治庁の調べによりますと、この第一種事業の納税者の約三七、八%は、国の所得税……

第26回国会 地方行政委員会 第24号(1957/04/08、4期、日本社会党)

○占部秀男君 日本社会党を代表して、地方税法の一部を改正する法律案に反対の意を表するものであります。癖今度改正されます各税目の内容を見ますと、まず、住民税ではこれを引き上げて、その金で地方の減収を一部埋めよう、かような工合に政府は出てきておるのでありますが、この減収そのものは、地方財政上の独自の理由があって、かような減収が生じたものではなくて、国の減税措置に伴って税法上当然起る自動的な結果であります。しかも今度の国の減税が、政府の一枚看板である政策的なものである以上、税務行政の筋道から言いましても、ほんとうに国民の負担の軽減をはかるという意味から行きましても、これは別個の財源措置をして補うのが……

第26回国会 地方行政委員会 第28号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ただいまの御説明の中で、財政法の第六条の追加の問題ですが、見出しで「公営企業」とあるやつを「公営企業等」と改めた。等と改めるということは、内容的には政令で定めるものという形のものが等という内容をなすのではないかというふうに考えるのですが、この具体的な例はどういうことになりますか。
【次の発言】 そうすると、今度は屠場であるとか、港湾その他は、経理はすべて特別会計で行わなければならないというふうに限定されるわけですね。
【次の発言】 そこで、たとえば、地方によっては、その政令できめる対象の問題なんですけれども、これはなかなか特別会計でやっても、たとえば、同じ港湾にしても、大きな港湾……

第26回国会 地方行政委員会 第29号(1957/04/24、4期、日本社会党)

○占部秀男君 文部省にお伺いをいたしたいのですが、局長が御無理だというのであれですが、なるべくなら一つ局長にも一ぺん聞きたいと思っているのですけれども、実は静岡の市で、学校の用務員、まあ東京では用務員と呼んでおりますが、静岡あたりでは学校の小使さんですか、小使さんに強制勧告――まあこれはわれわれ考えても強制勧告だと思うのですけれども――したために、ショック死をしたという事件が起っているのですが、静岡では大きな騒ぎの一つになっておりますが、その点に関連をしてお伺いをいたしたいのですけれども、学校用務員の方の任命権者というのは、あれはどういうことになっておりますか。

第26回国会 地方行政委員会 第31号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○占部秀男君 学校運営の正常なあれが期せない。そういうような立場からということでしたが、今度のこの三、三、四の問題が学校運営の正常な運営が期せられなかったと、こういうところから、教委その他から申請的なものがあって、こういうことをされたのか。それとも、佐賀県の警察としてそういう断定をしてやられたのか。その点をお伺いいたしたい。
【次の発言】 ただいまの答弁ですと、これは非常に問題があるのじゃないかと思うのですが、学校なら学校の運営が正常であったかどうかということは、これは、教委が第一番に認定すべきものであって、警察が教委とは別にこれは認定して、そして独自の立場から別個に取調べを開始する。こういう……

第26回国会 地方行政委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○占部秀男君 小林さんにお伺いをいたしたいのですが、今度の交付税法の改正で、一%原案によれば引き上るわけですが、これはもちろん、今度の地方財政計画にのっとるわけですけれども、現実に地方団体は自然増があるととはいうものの、実際にやった場合に、たとえば、国の事業の増加による地方負担分の増加であるとか、あるいは減税その他の影響で食われておるとか、いろいろな形で、相当楽ではないというふうに私は考えます。そこで、給与の切りかえの場合に、田中長官は、きわめて高い、しかも赤字で、きわめて少いところは仕方がないけれども、その他のところは、もちろん国家公務員の例の六・二と四のパーセントのあれを百パーセントにさせ……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 地方行政委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○占部秀男君 明年度の地方財政計画の内容的な問題、それから予算要求の問題に関連して、二、三お伺いを申し上げたいわけでありますが、これは、第一に大臣にお伺いいたしたいのですが、ただいま配られました地方財政計画の内容のようなことになると思いますけれども、運営に関する措置要領の中に、税財政制度及びその運営という項の第二に、地方交付税の税率を二七・五%とする、こういうことが書いてあります。これは当然のことだと思うわけでありますが、これは、院でも決議になっておりますし、当然明年度はこうならなければならぬと思うのでありますが、ところが、最近のいろいろなニュースあるいは新聞等の報道によりますと、自治庁の方は……

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○占部秀男君 行政関係の問題で、重要な問題をちょっと質問したいのですが、それは、藤井局長をぜひ一つ呼んでもらいたいと思ったのですが……。
【次の発言】 そのとき。
【次の発言】 ちょっと、これはどこですか。
【次の発言】 建設省にお伺いしたいのですが、三十二年度発生の公共土木施設等の災害復旧事業の補助費の問題なんですが、これは、査定の決定介について、予備費から出したやつが約十億幾らと、ここに書かれておりますけれども、決定額の国費の分の四分の一なんですね、出されたやつが、今までに。それで、府県なんかは、今、御存じのように、赤字財政で非常に窮屈な折柄、従って、問題の性格からいって、もう少し迅速にと……

第27回国会 地方行政委員会 第4号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○占部秀男君 大臣にお伺いをいたしたいのでありまするが、去る十一日の各新聞で、福岡の上屋知事のリコール問題を中心にして、この問題のもつれから、県の職員組合の副委員長である友松さんという人を県の方で首を切った。その理由は、政治活動をやったということを理由にして首を切った、こういうような問題が起っておるわけであります。自治庁も、この問題は、終戦後の地方公共団体としては、おそらく初めてのケースではなかろうかと思うのでありますが、同時に、この問題の処置の結果は、今後の地方公共団体の職員だけでなく、一般の中央地方の公務員全体に大きな影響を及ぼすこれは一つの問題になる、かような重大な内容を含んでおるように……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1958/06/06、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ちょっと検挙の問題でお伺いしたいのですけれども、それは、今言われた最後の点なんですが、今度例の、何というのですか、あれは大丈夫だからほかへ入れろという文書がたくさん飛んだというのですね、それで、その問題でそれぞれ、何といいますか告発的ないろいろの形のあれが出ていると思いますが、この検挙された中には、それに関する人たちが幾らかあるのですか、または、まだ一人もそれに関連するものはないのですか、その点ちょっと。


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1958/08/29、4期、日本社会党)

○占部秀男君 奧野局長にお伺いしたいんですが、この九月の地方交付税ですか、これは先ごろ自治庁で発表したあの形によって配付をするということになりますかどうか、これを一つ。
【次の発言】 そこで、あの内容について見ると、これは非常に重大な点があるんじゃないかというふうに感じるんですが、それは、いろいろ問題ありますけれども、特に、きょうは時間の関係もありますので、本番ずばりでいきたいと思うんですけれども、特別態容補正の問題ですね。この特別態容補正の問題で、今度の配付の方法によると、後進県といわれているようなところが、非常に財政的には減収というか、税の率が下ってきておると、こういうことで、相当な問題に……

第29回国会 地方行政委員会 第3号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○占部秀男君 私は、警察部隊の出動のあり方についてちょっと質問をいたしたいのでありますが、その前に都側にちょっと御質問申し上げたい。  それは、六月の六日の日に、その前日の五日の日に、都の水産課と千葉県の水産課との合同の調査の資料に基いて検討した結果、六日の日に都の建築局設備課と都の経済局水産課から、口頭をもって会社側に対して汚水の放流をやめて、一時中止をしろ、こういうような勧告をしたということでありますが、これは事実でありますか、簡単でけっこうでありますから……。
【次の発言】 なお、公文書その他でそういうような差しとめというか、一時流すのをとめろと、こういうようなことを出したのはいつでござ……

第29回国会 地方行政委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○占部秀男君 新長官にお伺いしておきたいことが二つあるのでありますが、一つは、地方公務員法の問題であります。  伝えられるところによると、自治庁としては、まあこの秋には例の不況対策の臨時国会が開かれるのじゃなかろうかということで、それに間に合せるように地方公務員法の改正というものを企図しておる、こういうようなことを聞いておるわけですが、今度の臨時国会にそういうような改正案を、地方公務員法問題について出すか出さないかということですね。なお、その内容の点についてもお伺いしたいのですが、一応、出すか出さないかということを一つ言明願いたいと思う。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○占部秀男君 関連。それは、準備するのはいいんですけれども、流木の問題は、あなたの方の所管だけの問題じゃない問題があるわけなんですよ。その水難救護法が適用された後の問題と、適用以前の問題とがあるので、そう簡単にはあなた、ここで通牒を、そういう通牒出しますなんと言ったって、大へんな問題ですよ。たとえば、農林関係、森林法関係であるとか、先ほど西郷先生の言われたように、遺失物法関係であるとか、いろいろな場合場合によって場合があるのですから、それを全部調べてからやってもらわぬと、ただここで簡単に言われても、それでよければいいですけれども、それは問題になりますよ。

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○占部秀男君 二つ、大臣と、それから奥野さんにお伺いしたいのですが、大臣の方は、今の町村関係の災害復旧の問題の法の、何と言いますか、不備を整備しなければならぬということを、非常にけっこうなことで、ぜひやってもらいたいと思うのですが、その場合に、一つ希望と申しますか、お願いをしたいことは、現在の町村で、たしか十万円だと思いました。一件十万円。ところが、この間も各地方を歩いてみますと、常時災害をこうむっておる河川がありまして、その河川が雨なら雨、今度の台風なら台風で、あちらこちら復旧しなければならぬ。ところが、一カ所十万円以下だということで、今まで取り扱われてないわけです。こういうような場合は、や……

第30回国会 地方行政委員会 第9号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今の分類の点について、関連して局長にお伺いをいたしたいのですけれども、それは、今局長の言われた最後の答弁に関連をするわけでありますが、この法律案の改正が出るということになってから以降、ほかの先生方も相当今まででも受けておると思うのですけれども、私のところへも、相当いろいろな方面からいろいろな角度の陳情が来ておるわけなんです。その陳情の内容を見ると、結局は、今の分類という問題に大きく関連をするわけなんです。というのは、今までは、御存じのように、これは私が言うまでもなく、合併をしろしろという方向へ来たわけです。今度は、この法律が通りますと、合併をするものと、将来にかけて合併の方向へ進……

第30回国会 地方行政委員会 第10号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今度のこの改正案の内容を見ますと、財政関係の問題では、先ほど鈴木さんも補助金の問題に触れておりましたが、附則中に第七項を入れて、地方交付税の算定の基礎の特例の問題だけであって、ほかの問題は出ていないようでありますので、従って、新市町村の建設に要するいわゆる国からの補助金というものは、今自治庁から出た資料によると、来年度は概算要求で二十二億となっておりますけれども、従来通りの姿でこの補助がなされると、かように考えるわけですが、あれは、たしか事務関係については三分の一で、施設関係は二分の一というような形じゃなかったかと思うのですけれども、そういう点についてお伺いいたしたいと思います。

第30回国会 地方行政委員会 第12号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ちょっと関連して。今の大臣のお答えですが、この前、藤井局長に今の点について質問して、そのときには、今大臣が言われたように、これは考え方を改めて根本的にやらなくちゃならぬ。しかし、一挙にはできないけれども、年内には何とか基礎調査を完了して、そうして地方財政計画に問い合うように努力したい、こういうようなお話であったのです。今大臣の最後のお話は、何かちょっとその点がぼんやりしているので、少くともわれわれは、かりに一挙に上げられなくても、今度の財政計画にははっきり間に合わしていただかぬと、地方の方では非常にかわいそうなのでありまして、その点は、一つはっきりと言明願いたいと思うのであります……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 議院運営委員会 第23号(1959/04/02、4期、日本社会党)

○占部秀男君 それは議論を尽すというけれども、何か斎藤さんは、傍聴もして、速記録を読めと言われる。われわれ議運の委員というものは、傍聴をしなければならない義務というものがあるのですか。これはないと思う。それからもう一つは、速記録というけれども、いつまでの速記録がわれわれの手元に来ているか。きのうの委員会までの速記録がわれわれの手元に来ているならば、われわれはそれを読んで、ある程度はわかるけれども、とんでもない前の委員会の速記録が来て、今日、きのう、おとといやった速記録なんて、われわれの手元にない。ないものをあなた読んでそれで、これを勘案しろ、そんなばかな無理なことが、国会の中で正々堂々と言い得……

第31回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1959/05/06、4期、日本社会党)

○占部秀男君 簡単に……。これは質問じゃないのですけれども、ただいまのお話で、主として増加された分についての内容の説明があったわけですが、これは、すぐでなくてけっこうですが、今度の委員会ぐらいまでに、まあ来月でもけっこうですが、一応三十四年度分の既定のやつも含めて、こまかい、何といいますか、計画のあれがありましたら、資料としていただきたいと思うのですが……。
【次の発言】 三十三年度も三十四年度も……。
【次の発言】 政府原案がだいたい固まってから、ゆっくりとまた別の委員会のときに、経過的報告を聞いたり質問をいたしたいと思いますが、その前に一言だけ、地方制度調査会の答申によると、附帯決議がつい……

第31回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1959/06/16、4期、日本社会党)

○占部秀男君 二つの点についてお伺いをしたいのですが、一つは自主再建団体の給与の扱い方について自治庁の方針を伺いたいということと、それからもう一つは、赤字団体に対する起債の問題についてお伺いしたいと思うのです。  そこで第一に自主再建団体の給与の問題なんですが、最近自主再建の状態も相当よくなってきておるというので、たとえば具体的にいうと、三重県であるとか、和歌山県であるとか、こういうようなところで定期昇給がストップされておるのを回復しようと、定期昇給ですよ、あれじゃなくて定期昇給のストップを回復しよう、こういうような動きが県と組合側との話し合いでいろいろあるわけですが、その場合に両方でそうしよ……

第31回国会 地方行政委員会 第3号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○占部秀男君 奥野局長にお伺いいたしますが、この前に、たしかこれと同じような法律案が出たわけでありますが、臨時国会で出たときに、第四条というのが入っていた。地方債の元利補助金という問題で、国が第一条第一項の規定による地方債の当該年度分の利子及び償還金の額に相当する額の地方債元利補給金を当該地方公共団体に交付する、こういうふうにこの前のときにはなっていたと思うのですが、今度の法律案にはそれがないわけであります。そこでお伺いをしたいことは、こういう第四条をなぜこの前には入れたのかという点が第一点。それから第二点には、今度それを落したのはどういうわけかという、この二点についてお伺いをしたい。

第31回国会 地方行政委員会 第4号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○占部秀男君 これは、あとあとまた尾を引く問題ですから、私ははっきりさせておかなければならぬと思いますが、佐野さんでも相澤さんでもけっこうでありますけれども、これは、地方交付税というやつは、一つには、地方団体に自主財源を与えるということもありますが、もう一つには、一定の行政水準を維持させるために財源の均衡をはかるというのが非常に大きな目的ではないかと私は思うのですが、その点はいかがでございますか。
【次の発言】 そうなりますと、先ほど相律さんのおっしゃったように、地方の自主財源ではあるし、国から出ていく金であるということにおいては間違いない。その意味では、国の何とかいうことを言われましたが、法……

第31回国会 地方行政委員会 第6号(1959/02/05、4期、日本社会党)

○占部秀男君 法律案の提出されるやつの問題ですが、先ほど松澤先生から、地方公務員関係の法律案についてのあれがあったわけですけれども、今度出さないというものの中には、退職年金法の問題ももちろん一緒に含まれていると思うのですが、その点も、そういうふうに了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 次に、政務次官にお伺いしたいのですが、実は、大臣が来られたらば大臣にお伺いしたいと思ったのですけれども、この間出ておりました今国会の予定法律案の中に、検討中のものとして、実はこの前ちょっと騒ぎを起した警職法についての問題があるわけです。警職法は、今度の国会へ出すか出さないかということを検討中だということ……

第31回国会 地方行政委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○占部秀男君 局長にお伺いしたいのですが、今度のこの期限の延長の問題ですね。今お話のように、地方公務員の退職年金法案ができると、そこで、まあこの制度の一環として、とりあえず一カ年延長しておるのだ、こういうような御説明であったわけであります。そこで、まあ自治庁の予定通り、一カ年後に問題が解決をすると、こういうことになればこれでいいわけですけれども、それが長引くというような場合もやはり私は考えられるのじゃないか、そういうような場合には、いずれにしても、地方公務員の退職年金法が施行されるかされないかはっきりするまで、やはりこういう扱い方というものはしておいてもらうことは、現場の職員あるいはその理事者……

第31回国会 地方行政委員会 第10号(1959/02/18、4期、日本社会党)

○占部秀男君 これは、次官に特にお願いをしたいと思うんですが、この問題は、今後大きくあちらこちらで問題になる問題であって、しかも、見方によっては、少しどぎつい言い方かもしれませんが、県民、市民の税金の大部分を、何か大資本の電気関係の方に有利に結局は食われてしまうというような形が私は出てくるんじゃないかと思うんです。そういうような点は、これは、今奥野局長が言われましたように、検討するというように言われておりますけれども、これは、自治庁全体としてこの問題を大きく取り上げて検討して、それで、大臣と通産省の方と、もう両省間で大きく話し合いを展開しなければならない問題だろうと私は考えるんです。特に今、県……

第31回国会 地方行政委員会 第12号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○占部秀男君 簡単に御質問申したいと思うのですが、私がおくれて来たものですから、あるいは説明あるいは質問の中であったかと思うのですが、もし重複したらかんべんしていただきたいと思うのですが、この改正法で、新たに少年の非行の防止その他犯罪防止に関する研究及び実験が行われる。こういうことになるわけですね。そこで、研究の範囲の問題についてお伺いしたいと思うのです。というのはこういうような少年の非行という問題は、まあ大きな問題でありますけれども、この非行をする少年のいろいろな実例、私もしろうとながら聞いてみますと、まあ生理的な、精神的な要因もありますけれども、むしろ社会的な要因の方が私はより大きな感じが……

第31回国会 地方行政委員会 第14号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○占部秀男君 今度の改正は、この前の説明にもありましたように、第一番に金融関係の問題ですが、小口の産業資金の調達を円滑にはからせようというようなところが主になって、いわゆる信用保証業務のほかに融資業務を行えば、それに一つ出す、こういうことなんですが、今まで保証業務で、こういう小口関係の問題の金融については、非常に困難な事情が特にあったのでありますか。その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、今度の融資業務の問題なんですが、この貸付について、自治庁の方としては、奄美の方へ業務指導か、あるいはその他の方法で、小口の業者に対する金融が円滑になるような何か特殊な方法といいますか、考え方と……

第31回国会 地方行政委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○占部秀男君 関連。貸付の方面で、関連してお伺いしたいのですが、三十四年二月現在の貸付の調べを見ますと、主として水道、電気や港湾関係に貸付が行われておるのですが、市場あるいは屠畜場ですね。こういう関係の貸付が非常に少いように感ぜられるのですが、これは、何かやはり向うの方から要求が少いのでありますか。その点はどうですか。
【次の発言】 それから、今、相当公営企業という形で困っているのは病院関係なんですね。相当困っているのですが、病院関係などを見ても、これは十一億ばかりになっておるのですけれども、これは、やはり病院関係の要求というものが現在少いからこういう形になっておるのですか。どうも、県立やあっ……

第31回国会 地方行政委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ちょっとお尋ねしたいのですが、それは、現行法によると、実施機関の問題なんですけれども、政令等では、この実施機関が該当さるべき災害であるかどうかということや、それから、それに対して給付を行うべきかどうかということや、そういうような根本的な点を決定することになっておるわけですね。そこで、その実施機関は条例によってきまるということになっておるわけですが、そうすると、各地でどういうような形でその実施機関が構成されて、構成はおかしいですが、持たれているか、こういう点についてちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 そこで私は、趣旨としては、これは当然のことであって、おそ過ぎるくらいに考え……

第31回国会 地方行政委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○占部秀男君 地方税の今度の改正の問題で、内容的な問題についてはまたあさってあたりからお聞きしたいと思うのですが、この今度の改正のワクの外の問題ですけれども、実際今度の財政計画を見ても、地方の財源関係は相当苦しくなっておると思います。そこで今度の地方税の改正を計画されるというか、策定するその過程で、例の地方税の特別措置がいろいろあるわけですが、この問題を整理するようなお考えはなかったのですか。その点を一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 たしか国の方では、今度特別措置法の改正をして一部整理を行なっておると思うのですが、そうでありますか。

第31回国会 地方行政委員会 第19号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○占部秀男君 柴田さんにお伺いしたいのですが、今度の財政計画を見て、総括的に言って、われわれは知事さんと意見が同じような形になるわけですが、ここでお伺いしたいことは、今の各県市会で予算を組んでおって、これは通った所もあるし、まだ通らぬ所もあるかもしれませんが、とにかく今度の実際の予算を組んでみた経験からして、私の考えとしては、今度の財政計画を指針としてやった場合には、必ずと言っていいほど第一には県単事業がまるっきり何かだめな、だめなというのはおかしいですが、少い、ひどくなくなるか、あるいはそれをカバーしようとすれば、結局また赤字を出さなければならないように決算期に追い込まれる、それでなければ、……

第31回国会 地方行政委員会 第20号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○占部秀男君 地方税法の問題で、一点だけお伺いをしたいと思うのですが、実は大臣には、この前も予算委員会のときにちょっとお伺いをしたんですけれども、三十五年度の市町村の住民税の穴の問題ですが、たしか百十億余りの問題があったと思うのですが、この点については、同僚の鈴木議員も、この前質問をしたんですけれども、自治庁のこれに対する措置についての考え方がどうもはっきりしないように思われてならないのですが、再三、しつこいようですけれども、この点についてお尋ねをしたいと思います。これは、見方は、いろいろな立場はあると思うんですけれども、いずれにしても、国の施策に基いて、地方がしたくないというように考えても、……

第31回国会 地方行政委員会 第21号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○占部秀男君 ちょっと今の点に関連して建設大臣にお伺いいたします。今の問題で、これは具体的な問題なんですが、というのは、各県の情勢を調べてみますと、これはいろいろな例はあるわけですけれども、一つの例として、静岡の場合、これは御承知のように静岡県というのは、規模で言えばちょうど中くらいのちょっと上くらいの形になっているわけですが、その静岡の場合でも、これは決算で二十八年、二十九年、三十年、三十一年というふうになるに従って、公共事業の費用というものはふえている。たとえば二十九年が四億四千三百、三十年が四億八千二百、三十一年が五億六千八百というふうにだんだんふえているのですね。これに今度は反対に県単……

第31回国会 地方行政委員会 第22号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○占部秀男君 大臣帰られるなら一つだけ。今度の組織法の改正の中に、所管事項というか、所掌事項というか、国家消防本部の事項の中の改正の中に十三、十四、十五とつけ加えてあるんです。その中で、十三の問題と十五の問題は、消防法の改正もあって、この点については、われわれもあまり疑惑といいますか、質問するような事項もないわけでありますが、ただ、中の十四の問題です。「市町村の消防に必要な人員及び施設の基準の研究及び立案に関する事項」、この「市町村の消防に必要な人員」云々という項は、どういう必要があってここに入れられたのか、その点についてお伺いをしたい。

第31回国会 地方行政委員会 第23号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○占部秀男君 日本社会党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案に対して修正案を出したいと思うわけでございます。お手元に配ってありますのがわが党の提出いたしました修正案でございまして、この内容はもうお読み願えば簡明でございますが、御存じのように、大衆飲食その他の三百円を五百円に、旅館等における宿泊及びこれに伴う飲食については八百円を千円に免税点を引き上げる、かようなのが本案の内容でございまして、最近におけるこれらの場所の大衆飲食、旅館の利用等の実情を考慮いたしまして、本年の十月一日からかような改正をいたしたいというのがその趣旨であります。その他の点については領収書の交付を必要としない限度の……

第31回国会 地方行政委員会 第25号(1959/04/30、4期、日本社会党)

○占部秀男君 その点、どうなんですか、こっちの方は、国の減税による地方財源の減少の補てん措置ということがおもな中心になっているわけでしょう。その手段としていろいろな点が要望されているというので、従って、手段としてのいろいろの点についてはあとで検討するとして、地方財政の財源の補てんの措置だけは、これは中心としてしなければならぬのじゃないかということの要請と考えて、それで、それを通せばいいわけじゃないですか。あとは手段として、それはまたあとで検討してもらうということにして……。

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○占部秀男君 言うまでもなく、来月四月は地方選挙が行われるわけでありまして、執行機関あるいは議決機関とも、全国の都道府県市町村はほとんど改選せられる。そこで考え方によっては、今後四年間の全国の県政、市町村政の骨組みが変るときである、かように考えられるわけであります。こういうようなときに当って、政府の地方政策がどういうことを行なってきたか、また今後どういうことを行うか、こういうようなことは地方選挙に臨む国民の態度をきめる上からいっても、あるいはまた今後四年間の全国の県政、市政、町村政の見通しをきめる上からいっても、これは選挙を控えた地方政治としては非常に重大な問題であると私は考えるのであります。……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣・地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○占部秀男君 自治庁にお伺いをいたしたいのでありますが、この給与法が通りますと、おそらく、これは国家公務員の給与の改正でありますので、地方公務員の場合には、例にならうというわけではないでしょうが、準則が出るのではなかろうかというふうに考えるのですが、そういうものを作る意思かあるかないか。作る意思があるとしたならば、いつごろまでにその準則ができて地方へいけるか、時間の関係がありますから、簡潔にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、準則がどういうものができるか、あるいは準則を出されるにしても、行政指導の面をやっていかなければならぬ、そういうようはことに関連して、一つは、給与法の内容の……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

占部秀男[参]在籍期 : | 4期|- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期
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