このページでは野溝勝参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○委員外議員(野溝勝君) 委員外の質問をお許し願いましてありがとうございます。今も重盛、大倉両委員からもお話のありましたごとく、最近における運輸行政がややもすると私は混乱をしているように見受けるのでございます。特に最近における運輸上の事故の多いことは、それを物語るものだと思うのでございますが、それにつきまして特に今議題となっております自動車行政の面についてお伺いしたいと思います。 特に自動車行政につきましては、先般七月十日に運送協議会がありまして、その自動車運送協議会の答申があったわけであります。その答申の中で特に問題になったのは、多くの意見が出たのでございますが、議題外のことであるというこ……
○野溝勝君 私は、二、三の点について、この機会に大蔵大臣に質問をいたしたいと存じます。 大臣は、先般事務当局を招致いたしまして三十五年度の予算検討を始めておるやに伺っております。これは毎年の恒例でございまして、当然のことではありますが、特にその際に大臣が示された構想というものは、今回、三十五年度の予算の編成は容易ならぬものであるということがいわれておるし、特にその財源といたしまして自然増収を一千二百億近く見込んでおるようでございますが、いずれにいたしましても、政府の施策といたしまして、いろいろと政策の裏づけに対する予算措置が講じられなきゃならぬ。特に、その中で財政の困難な事情を訴えながら、一……
○野溝勝君 これは銀行局長さん、調査官、総務課長さん、皆さんに希望を述べておきますが、今成瀬委員のお話は、災害に会って目もあてられない状態で、その悲惨なことを身につけての質問だと思うのですが、確かにその根拠がなければ支出できないということは、それはよくわかるのですが、しかし、行政のあり方を見ておるというと、法律的根拠がなくても、行政措置によりまして、何だか理解のできないような、財政投融資にしても行政措置その他を講じておるんですね。この問題だけに関して、私は、行政措置の解釈が消極的でなく積極的な解釈をしても、国民は、また立法府のわれわれといたしても、広義に考える用意があるのです。そういう点につい……
○野溝勝君 私、都合により、平林理事その他同志各位の了解を得まして、先に質問を許してもらうことにいたします。先ほど同僚からの質問がございましたが、その前に一つお伺いしておきたいのです。 大体、酒税法には免許の点がはっきりなっているのでございますけれども、この酒類を製造する者が免許を受ける場合にいろいろな規定がございます。しかし、その中で、戦争中にたまたま統制をしいられまして製造をやめさせられた者があるのです。それがその後復活をいたしまして、免許の申請をしたのですが、たまたまその統制中にやめるときには、今後あなたのところが復活する場合は優先的に免許を与えてやるというわけで、安心してやめたわけで……
○野溝勝君 一つ、大臣のおるところでお伺いしたいのですが、この間大臣はお見えにならぬでしたが、主税局長さんと私質問をしたのですが、そのときには、今お話しの審議会の設置ですね、製造者、販売業者、消費者、それら各関係者を入れて審議会を作って、明るくしてやった方がいいじゃないかと、こういう意見を出したのです。それは、製造業者と卸小売間のマージンで異見があるわけなんですよ。それにまた、消費者は消費者で意見がある。政府のねらいとしては、税増収を目的とした点もあるだろう。表面の理由は、質を改善して消費者に飲みやすくするといっているが、ねらいは自然増収が多くなる。まあそれはいいとしても、関係者の納得のいくよ……
○野溝勝君 直接この法案には関係ありませんが、この際、一つ関連してお伺いをしておきたいと思います。 目下、問題になっております農業法人に関してでございますが、特に災害などの問題に際会した農民は、一そうこの農業法人の制度確立の意見が強く出ておるわけです。先般、愛知、三重、岐阜三県の日本農民組合の農民代表者会議に参りましたところ、特にかの地には温床栽培をやっておる諸君が相当多いのでございまして、その諸君からも農業法人に対する現況についていろいろ聞かれたのでございます。目下、当局としては農業法人に関しまして、いろいろと説が出ておるのでございますけれども、どういうふうに一体政府並びに大蔵当局は考えて……
○野溝勝君 当局が私ども委員の質問に対する現在の制度のもとにおける善処の御意見を聞きまして、大体了承することもできたんでございますが、ただこの際、総裁も来ておりますから、お伺いしておきたいんです。すでに耳に入っていることとは思いますが、年々歳々同じようなことを繰り返し質疑しているということは、行政庁としてまずいことだと思うんです。で、先般の委員会におきまして、副総裁並びに塩脳部長との質疑の中でどうしても理解に苦しんだ点は、よりどころがないという点ですね。塩害被害者に対する救済処置をするよりどころがないという点なんです。塩専売法第十条並びに十八条に基づいて指示なり通達なり、あるいは善処したらいい……
○野溝勝君 私は、同僚の皆さんの論議は正しいと思っておるのです。本法案の所得税を軽減するこの立法に関する経緯は、米の集荷並びに非常に食糧不足を伝えられておった当時の時限立法でございまして、漸次食糧の需給態勢が軌道に乗ってくるようになれば、これは考えなければならぬ問題だと思います。しかし、これは税制理論からはその方が正しいと思います。ただ問題は、先ほども河野委員からお話がありましたように、ただこれだけを見てではそういう意見が出ると思うのですが、米価審議会においても相当問題の出ておるように、事前売り渡しに対する所得税軽減の問題は、米価の生産費所得補償が確立されていないところに問題が起こってくるのだ……
○野溝勝君 簡単に御質問したいと思うのですが、ただいま御説明によると、今度の改正案の特徴は、船舶運航に伴って生ずる船主または賃借人並びにその費用及び責任に限られているが、最近における海運界の現状について従前のみの内容では足らず、運航船舶の相当部分が用船によっている実情である。運航船舶の相当部分が用船によるからといいますけれども、今までもそういう事態があったのではないか。特に今回これを強く打ち出したのはどういうわけですか。
【次の発言】 私は、早くやっておけばよかったと、こういう意味で質問したのではないのでございますが、すでに前にもこういう事態が発生しておったじゃないか、それをここに新しいものが……
○野溝勝君 法律案に直接の関係はあるかないか、ともかくとして、関連をして一つ大臣からお伺いしたいと思います。 目下、貿易・為替の自由化の問題については、産業界に相当話題を投げかけておるのですが、この貿易・為替の自由化に対しまして一番不安を持っておるのは農村、それから小さい企業家であって、貿易の自由化は、政府としては大いに推進をしようということに附議決定をされておるのですが、この自由化を推進すれば非常に国のために何か利益になるという点があるのかどうかという点を、一つお伺いしたいと思います。 それから、それに関連をして、この自由化がはやりものみたいなふうになっておるのですけれども、国際世論が自……
○野溝勝君 これは、この法案とは直接の関係はないと思うのでございますが、間接には金融財政に関係をしておる問題でございますから、この際一つお承りしておきたいと思います。先般来、大蔵大臣とも、貿易・為替の自由化の問題についていろいろと質疑をかわしたのです。特に、金融の方面に対しましては、時間の関係で聞くことができませんでした。この際、為替並びに貿易の自由化の影響が金融上にどういうふうに来ておるか、特に中小商工業者はこの貿易の自由化のために金融が緩和される感じを持ったところが、そうでない、逆な結果が現われつつあるのであります。この間に、当局の一つ見解、展望について、銀行局長からお伺いしたいと思います……
○野溝勝君 私は具体的の問題で二、三お伺いいたします。
ここに示されておる資料に基づいてですが、国民金融公庫の年末金融五十五億、これが長期、短期合わせてということになっております。私の聞くところでは、国民金融公庫なり中小企業金融公庫は、金利の点におきましても、また期間の点におきましても、一般は非常に歓迎しておるのでございます。しかるに、この要求額が相当あったにかかわらず五十五億、中小企業の方が四十五億では、要求額よりは半分以下の額に落とされたのでございますが、この間の事情につきましてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 局長のお話の通り、努力された点は私どもわかるのでございますが、公庫側の……
○野溝勝君 耕作農民にとって重大な問題なんですね、平林委員の質問は。この問題は、専売局の総裁、副総裁という問題でなく、これは大蔵省があとに糸を引いておるのですからね。大蔵省の政務次官、どこに行っちゃったのか。当然この問題については、大蔵次官なり大臣が来たときにゆっくりこれに対する所信というものを聞かなければ、この結論は出てこないと思う。ですから、平林委員の質問に同感でございます。当然と思いますので、その際に私も質問をすることにいたしまして、ここでは事務的に二、三の質問をいたしまして、お答え願いたいと思います。 まず第一に、たばこの価格決定、改定に関する法律案説明中、スリーエーだとかハイライト……
○野溝勝君 きょうは政府当局側は、出席の方ですね、どういう方ですか。
【次の発言】 お伺いいたしますが、ただいま議題になりました所得税臨時特例に関する件ですけれども、毎回の年度議会に出るのですが、この特例は、言うまでもなく、米穀政策の一環として出されているわけですが、大体、事前売り渡し申込制度を円滑にするためということになっておるのでございまして、実際問題におきましては、農家の米の価格政策ということがどうしても納得ができないので、問題になっておるわけです。そういう価格政策が、絶えず、民主団体でございまする全日本農民組合が耕作農民あるいは米作農民などを代表いたしまして強く要請をし、さらに農協にお……
○野溝勝君 一つお聞きしたいが、国際開発協会とこの通貨基金との関係ですね、これは一つも触れておらないのですけれども、関係は全然ないのですか。
○野溝勝君 さっそくですが、緊急の問題の方からお伺いしたいと思います。 今回の集中豪雨に、政府当局は関係各省の連絡会議を開きまして、これに対する心配をされておるようでございますが、特に今回の集中豪雨の大災害をこうむり災害救助法を適用されておる、長野県初め被害県に同情にたへません。長野県は予想以上に被害が多いのでございます。そこで、政府のこれに対する対案を見ると、予備費八十九億円でまかなえるというようなことが新聞に発表されておるのですが、これだけの大災害に対して予備費でまかなっていけるのですか。その点を一つお伺いして、なお大臣に聞きたいことは、きょう一日の天候はとういうふうにいいんですけれども……
○野溝勝君 一つ局長さんにお尋ねするのですが、この法案には直接関係はないのですが、間接には関係あるだろうと思うのでお伺いしているのですが、財政投融資の資金がばかにふえたのですが、この中には公共事業費ということがうたわれているのですが、私はこの公共事業ということが、われわれの公共事業と、今政府の考えておられる公共事業と、その性格の規定づけが違うように思うのでございますが、公共事業とはどういう費目をさすのですか、この際あらためてお伺いしておきたいと思います。財政投融資計画のうちの費目でお示し願いたいと思う。
【次の発言】 私のお尋ねしたのは、財政投融資の資金計画の中に、公共事業というものがその中に……
○野溝勝君 今、業務部長からの話では、甘味資源の生産計画の問額ですが、なかなか長期計画は立たないと、たびたび変わってくる場合があるので、そういうことを承知してもらいたいと。これは二年前の計画だと、こう言われるのですが、この際特産課長からお聞きするのでございますが、そんな計画でおるとするならば、ビートの割当計画を製糖会社に割り当てすること自体がおかしいと思うのでございます。こういう点は農林省と折衝されたのですか。たとえば北海道の日本甜菜会社は、私が初代農林委員長のときに、日本の甘味資源、特に砂糖資源を開発のため大いに培養助長しなきゃならぬということで、当時与野党一致の方針をきめ、会社も大きな犠牲……
○野溝勝君 成瀬さんや天坊さんから詳細にわたるガソリン税の引き上げの問題について質問がございました。私は重複を避けて、この際二、三お伺いしておきたいと思うのです。
私の考えは、倍増、自由化の線に沿って、この政策が裏づけとなっているんじゃないかということです。今質疑の内容を聞いておったのでございますが、どうもそれとも関係があるような、ないような御答弁でございます。それでは、所得倍増、貿易の自由化と直接的には関係はございませんが、ガソリン税の引き上げの財源処理に対する問題は、一連の関係はあるんですかないんですか。
【次の発言】 そういう意味です。
○野溝勝君 同僚委員から詳細にわたる質疑がかわされましたので、いろいろの方面がわかって参りました。それで私は端的にお伺いするのでございますが、大体会計的な内容よりは、この運営される場合において心配をしておるのですね、実際問題として。町村であるとか、あるいは関係職員であるとか、あるいは畜産家であるとか、あるいは治山治水に関係があるところでは、非常に心配されておるわけです。と申すのは、先ほど長官からのお答えの中に公団の性格が規定されていました。事業団の権限が拡大されるのですか。たとえば分収契約の問題にしても、あるいは資金関係、あるいは監督の点、造林の点、伐採の点、売買に関する点までも権限を持ってお……
○野溝勝君 一般的に知られておる問題なんですが、最近設備投資の関係、物価、国際収支、貿易等の関係、それらを含めた経済の動向に対し非常に国民は心配をしているわけなんです。それらの動きに対し中堅諸君の考えをきょうは忌憚なくお伺いしたいと思いまして、かような機会をお願いしたわけです。だから、ざっくばらんに説明され、われわれの認識並びに国民の必配しておる点の一掃に務めたいのです。 そこで、さっそくお伺いするのですが、特に経済企画庁の係官にお伺いいたしますけれども、最近、経済の高度成長に伴って、むちゃな設備投資が行なわれている一方、これに関連して国際収支、物価の問題などについて注目すべき動きが各方面か……
○野溝勝君 私、この法案はむしろおそいくらいに思っておるのです。私が昭和二十八年に日本国会議員団団長としてソビエトへ参ったときに、特にブルガーニン、フルシチョフ氏と会見した際に、歯舞、色丹は日本の固有領土であり、ポツダム宣言にもヤルタ協定の内容にも問題になっておらなかった。だから、国交の回復する前であっても返還してもらいたいということを強く要望したのです。ところが、その点は、確かに日本の領土だと思う。しかし国交回復すればあなたの言われるように努めたい、今すぐはできない、いずれ国交回復後に考えようという回答を得てきたわけです。私は帰国してすぐ、時の内閣である鳩山首相に会見し、経過を報告し、この点……
○野溝勝君 ちょっと関連してお聞きしますが、これは中小企業の設備近代化はけっこうなんですが、これは最近、設備に対しまして非常に行き過ぎではないかというふうにいわれておるのですが、そういうものに対する調整というか、対象というか、そういうことは何も差しつかえない、こういう意味ですか。
【次の発言】 まことにけっこうな法案でございますが、大体六百億くらいでそんな大きなことができるのでございますか。もちろん、私はこの趣旨に賛成ですよ。ですけれども、財政投融資の対象は、こうした小さいものがあまり受けておらないし、特にその他資金関係においても、中小企業の方はあまり優遇されておらない、そういう点で、一つの金……
○野溝勝君 この際お伺いしますが、政府委員の方、どなたがお見えになっていますか。
【次の発言】 銀行局長にお伺いするのですが、最近銀行の不当融資の問題について、特に埼玉銀行の不当融資の問題が頂点にございますが、こういう声を至るところで聞いておるのでございますが、これはどういうことでこういう不当融資が行なわれるのか、その点を一つお伺いしたいと思うのです。特に千葉銀行の不当融資問題以来、当局といたしましてはその当時、今後の検査あるいは監査については厳重にして、かようなことがないようにすると言われておったのでございますけれども、またまたこういう問題が起こってきておるわけでございますけれども、これらの……
○野溝勝君 今委員長からお話がありましたごとく、理事会で申し合わせたということでございますから、それを尊重いたしまして、質問を簡単にいたしたいと思います。でありますから、御答弁のほうも要点だけでけっこうでございます。 先ほど、同僚木村委員から質問ございました国際収支の問題でございますが、今社会では国際収支の危機なんということよりは外貨危機を叫ばれておるわけです。前国会におきましても、大蔵大臣に私がこの点を注意しながら質疑した際、大臣は七月、八月になればアメリカの決算期も終わるから好転するというような御意見でございました。それが見通しがはずれたと思うのです。でありますから、大蔵大臣の楽観居士も……
○野溝勝君 少しこの際運輸行政の二、三の点について質問をいたしたいと思います。その前に出席の政府当局者はどなたが来ていますか。
【次の発言】 議事規則に基づいて、私は委員長にお願いをするんですが、私は前々から質問に対する理事者の人を要望しておるのでございますが、きょう営業関係について、その担当しておる運輸省の局長、もちろん営業局長というのはないのでございますが、その方はどなたが担当するのでございますか。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 では、私まず第一にお伺いしたいのは、最近輸送の問題につきまして、運輸省並びに国鉄が、運輸行政の輸送合理化の問題について非常に施策をされておるようでございます……
○野溝勝君 この際、銀行当局にお伺いするのですが、最近新聞やその他世論等によりますると、非常に中小商工業が、これはいずこも同じですが、金融が逼迫して、特にそのしわ寄せが中小企業に来ているのでございます。その点についてお伺いしたいと思うのです。
大体、大蔵省としては、三十日に中小企業庁から申し入れを受けたようでございますが、そのときの申し入れはどんな申し入れでございますか。
【次の発言】 要請は、今お話にもありましたように、金詰まりというのは、いわば上部メーカー等のしわ寄せが中小企業に影響してくると思うのですが、もちろん私は、抽象的に中小企業とかということは、これは少しく誤りもあると思うのです……
○野溝勝君 ちょうど予算審議に入る前なので、大蔵委員長といたしましても関心を持っておる問題でございますので、この際ひとつ自治省の当局からお伺いいたしたいと思います。
地方自治法の一部改正によりまして、相当数の町村の合併が行なわれておるようですが、現在までに法改正以来どのくらい町村合併が行なわれておるでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 そうすると、大体、県の従来の行政指導も相当変わってくると思うのでございます。それと同時に、財政関係も相当いろいろ複雑になり、かつまた、調整をしなければならぬ段階にあると思うのでございますが、こういう点について自治省は検討でも行なわれたことがございますか……
○野溝勝君 私、しろうとで、よくわからないのですが、局長さんにお伺いします。
損害保険の点ですが、外国の業者と日本の業者ですが、その両業者間における損害保険業務上の関係はどうなっておるのですか。
【次の発言】 お話を聞くと、日本の業界が力関係において劣勢だということなんですが、しかし、その劣勢の原因などについてもいろいろと当局は検討されておると思うのですが、単に資本力が小さいとか弱いとかということだけでなくて、いわゆる契約上あるいは、すなわち保険の仕事の上等業務の上において、日本の民族産業を保護すれば、この劣勢をある程度取り戻すということもでき得るようなこともあると思うのです。その点について……
○野溝勝君 大蔵省からどなたか来ておりますか。
【次の発言】 私、しろうとでございますから簡単にお伺いをいたしますので、ひとつわかりますくお話しを願いたいと思います。
第一は、この酒税法の一部改正の法律案を見たのですが、酒類が九種類から十種類になっています。どうもこの名前は私どもにはよくわからぬし、さらに法律案を見ると、ウイスキーにいたしましても、あるいはスピリッツとかいう種類にいたしましても、この内容を見るとどうも専門家でなければよくわからぬのですがね。もっとしろうとでわかりやすくできないもでのすかなあ。
【次の発言】 村山局長さんから専門的な話もありましたが、ここに出ておる改正法律案の内……
○野溝勝君 財政法の一部改正とは直接関係はありませんが、関連して質問をいたしたいと思います。最初に主計局長と農林省の関係当局に質問をいたします。 先日私がテレビを見ておりましたら、「日本の谷間」という題で長野県伊那の災害状況がつぶさに報道されておりました。それと相前後いたしまして、私も四月中旬に現地で災害地帯の復旧状況を視察して参りました。全くテレビの「日本の谷間」にあるごとく、実に惨状そのものでありまして、まだ復興したのは三割というような状態であります。で、この間における復旧関係の財政措置がどういうふうに行なわれておりますか。一応臨時措置法ができまして、それに基づいてそれぞれの措置はされて……
○野溝勝君 こういう点ははっきりしておるのじゃないですか。エロア資金による援助は一九四八年七月――昭和二十三年から、四九年七月――昭和二十四年以後はガリオア資金に合併されたけれども、その前は別になっておるのじゃないですか。そういう点をごっちゃにされておったのじゃおかしいと思うのだな。だから、割り切れないのですよ。
○野溝勝君 私が質問をする点は、当面の農政の実務に関しまして二、三の点をお伺いしたいと思います。特に最近におきましては、環境衛生も非常に活動的になってきております。同時に、農業基本法がいい悪いは別にいたしまして、農業基本法に基づく畜産増産という一つの動きもあるわけでして、畜産と環境衛生というものが不即不離の関係でいかないと、行政上問題になる点が出てくると思うのであります。そういう点について、きょうは環境衛生局長と畜産局長と共済制度にも関係のある経済局長とをお願いしたわけでございます。 私が、第一にお聞きしたいと思うことは、この畜産方面に特に今まで技術的指導をしてきたのは、一つの技師ないしは獣……
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