野溝勝 参議院議員
6期国会発言一覧

野溝勝[参]在籍期 : 2期- 3期- 4期- 5期-| 6期|- 7期
野溝勝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野溝勝参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
野溝勝[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

野溝勝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 大蔵委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は皮肉で物を言うわけではないのですから静かに聞いていただきたいのですが、今もいろいろと御意見が出ておるように、大体借入金の額もわからぬのに返済金の額を出すというようなところにやはり問題があると思うのですよ。一それから、いま一つは、大体二十六年の六月に国会で僕ら感謝決議をしたわけです。それからあと、戦後貿易庁ができて、GHQとの覚書の中に、輸入された全部の品物に対しては文句を言ってはいかぬ、文句を許さぬというような無理な強要があったわけだね。そういう点で会計が実にあいまいになっておったと思うのですよ。そういうような事情のもとに作られたガリオア・エロア資金の返済金の決定に至るまでの経……

第41回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1962/11/01、6期、日本社会党)

○野溝勝君 大臣お忙しいようでありますから、私は当面の問題だけお伺いしたいと思います。  午前中各局長がお見えになっておりましたから、お伺いしてもよかったのでございますが、あなたが政治的な金融財政措置をやられておるやに新聞その他で拝見をいたしておりますので、それに関しお伺いします。  政府は経済の見通しに、国際収支の短期好転をあげ、楽観しているが、なかなか、なまやさしい事態ではないと思っております。短期材料だけ、それも外資株式投資が代表的なものであって、恒常性はない。特に西欧陣営に加担しておる現内閣の方針では、現下の世界情勢下で好材料を望むことは無理でありますから、日本政府みずから反省しつつ処……

第41回国会 大蔵委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○野溝勝君 関連質問。私は簡単に聞きます。アメリカ局長の大矢君に対する答弁はおかしいですね。確たる証拠があった、確たる材料があったと言われるが、大蔵省のお役人が伝票集めに十日間もまつ黒になって働いてようやく集めたような資料が、確たる資料と言うことはできないと思うんだな。それから、その当時貿易特別会計のあり方を見ても、貿易庁ができても、何しろこちらの言うことは通らぬのじゃないですか。向こうの言うなり、命令どおりに服せという通達が出ているじゃないですか。むしろそれは大蔵大臣の田中君の言うような話ならある程度わかるんですがね。その点はあまり自信を持ったようなお答えはちょっとおかしと思うんですよ。その……

第41回国会 大蔵委員会 第7号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○野溝勝君 総理の出席されたこの際、本国会における重要法案であり、かつまた国民的、いわば民族的にも将来の歴史に非常な不安を残す案件でございますので、この機会を通しまして総理の所見をお伺いしておきたいと思います。  特に本法の改正案は、アメリカ合衆国との間における協定、ガリオア・エロア協定、それに基づく債務は、対日援助見返資金特別会計廃止の際その資産を継承した産業投資特別会計の負担とするとともに、この債務については、元金四億九千万ドルに相当する円の金額千七百六十四億円を資本から債務に振りかえる等の措置を行ない、またこの債務の元利金の支払いをこの会計の歳出とする等所要の改正をするとしております。第……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 大蔵委員会 第5号(1962/12/19、6期、日本社会党)

○野溝勝君 大臣にお伺いいたします。政府では昭和三十八年度の予算についていろいろと検討をされ、新聞には大体の考え方などが出ておるようでございますが、特に現下の経済事情から見て、経済の成長率見通しなどに対してはいろいろと意見があるわけです。ところが、政府の考えておる成長率は七・二%の維持が可能だという建前に立って編成をされておるやに聞いておるのでございますが、この考えに対し大臣の一応所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私、すわっていてお尋ねしますから、大臣もそのままで御答弁下さってけっこうです。  実質成長率の見通しですけれども、今年度はそういう四・五%ですが、現在の産業界の予想外の不……

第42回国会 大蔵委員会 第7号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は、本案に反対をするものであります。  その理由といたしましては、ここでちょうちょう申し上げる必要はないのでございます。すでに本問題に関しましては、御承知のごとく、すでに被買収者に対します農地解放の価格が非常に安かったということで、被買収者が反対をいたしました。この救済策に政府は何か手を打てという要望運動が盛り上がって参りました。これは被買収者同盟の形において全国的にできたのでございますが、これが、御承知のごとく自民党におきましてこれを取り上げて、そうしてこの施策の一環として出たのが、たまたま被買収者に対する資金融資ということになって現われたのであります。  そこで、額は二十億と……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 大蔵委員会 第5号(1963/02/08、6期、日本社会党)

○野溝勝君 こまかい問題ですが、二、三お伺いしたいと思います。大体この食塩と工業塩、塩といってもいろいろあるのですが、目下のところ大体の需要量はどんな工合にいっておりますか。製塩で、たとえば食塩がどのくらい、工業塩がどのくらい、それでその需要はどんな関係、こういうことをひとつ。
【次の発言】 そうすると、生産と需要量との関係ですけれども、需給関係ですが、その点はどういうふうなのですか。
【次の発言】 そうすると、結局、国内工業塩、食塩合わせてのうち、大体食塩は足りないのじゃないのですか。
【次の発言】 そうすると、あなたのさっき言われた国内食用塩が百万トンから百十万トン、そのほうは大体まあそこ……

第43回国会 大蔵委員会 第6号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○野溝勝君 総裁にお伺いするのですが、この間この委員会で質疑をかわした際に、国内食塩の需要供給の点、また外国食塩の輸入量並びに額、そういう点をお伺いしたのですけれども、この法案は小名浜工場の廃止に伴ってのものでございますが、特に国民生活に必要な問題であるだけに、需要の関係等は非常に生産事情が心配なんです。先般お聞きするというと、食塩などは全く国内需要に見合って完全に守られるというふうにも思っておらぬのです。しかるに、この食塩が、今度の法案の姿から見ても、何となく、いかにも食塩が余っているような印象を与えられる。それが第一。それから第二には、食塩がいわゆる食用でなくて、道路工事に使われたり、ある……

第43回国会 大蔵委員会 第10号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○野溝勝君 こまかいことですが、ちょっとお伺いしますが、この保険事業は、これは損保も生命も全部含むわけですね。
【次の発言】 提案の説明によりますと、二十四年の立法当初においてはかような心配したようなことは防げると思った、しかし、最近は国際間の交通、通信等の発達で距離が短縮されまして、非常に活発になってきた。で、一そうこういう規制をするという必要があるということなんでございますが、これは生保のほうは別といたしまして、損保に関しましては、沖繩における外国の保険事業と日本の保険事業と非常に相剋をしまして、問題を起こしておることがあるのです。先ほど渋谷委員のお話にあった点でございまして、私はきょうは……

第43回国会 大蔵委員会 第13号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○野溝勝君 主税局長にお伺いいたしますが、私は酒税法が出ると毎回お伺いしておるのでございますが、昭和三十七年の三月二十九日に大蔵委員会が開かれた際に、酒税法一部改正の法律案に対して質問をしたわけです。そのときに、清酒と合成酒の関係について質問をいたしました。一体どれを清酒とし、どれを合成酒とするかという内容について、よくわれわれにはわからぬ。どちらも米を使い、アルコールを使いしておるのでございますが、その際に主税局長の御答弁は、大体米の量によって違うだけだと、こういうお話でございましたが、そのことに対しましては私もそのとおりだと思いますが、そのとおりに解釈していいですか。

第43回国会 大蔵委員会 第15号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○野溝勝君 簡単ですが、先ほど酒折参事官が、自由化しても果樹には影響ないというお話でしたが、それは非常に危険で、私は問題が残ると思うのです。バナナやパイナップル等が自由化になれば、非常に格安に入ってくる。それにバナナなどは時期をきらわずというわけだ。年間通して、どこからでもどんどん入ってくるわけだ。そういう点では、日本の果樹園芸というものは季節的なものですから、そこに非常に不安があるわけなんです。そこで、全国の果樹園芸者は、それぞれ大会を開いて、農林省にも陳情したわけだ。これはすでに御承知のとおり。そういう問題がある。ですから、私は、先ほど柴谷委員から、関税、ジェトロの点についていろいろ御意見……

第43回国会 大蔵委員会 第17号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○野溝勝君 議事進行。私は非常に好意をもって言うわけですが、とにかく外貨公債の発行に関する法律案が提出されているわけです、本委員会に。少なくとも大蔵委員会で当然これは論議される問題になるでしょう。だったなら、大蔵省は先に、内国債の問題、産投の国債の問題については外債のことは考えておらなかったとか、おったとかいうようなことも当然質問になるのですから、その点は大蔵当局は相談しておくべきものです、意思の統一を。それをチンドン屋みたいにふらふらされたのでは、質問するほうだって、解せぬですよ。それを今大蔵大臣は、いや、法規課長の立場はどうだ、政務次官の立場はどうだ、こういうふうな言いわけ的なことより、そ……

第43回国会 大蔵委員会 第18号(1963/03/15、6期、日本社会党)

○野溝勝君 関連質問。これは法規課長に聞いたほうがいいと思うのですが、この永岡君の質問は水田大蔵大臣のときから問題になっておるんですよ。あなたたち。それを知らぬことはないと思う。予算委員会で井手君が、財政法の違反じゃないかとか、あるいは憲法に反するんじゃないかと質問して、水田君は、今後そういう点は注意するというわけなんだ。それをまた堂々と、この産投などの特別会計で出しておるものですからね。どうも、一般会計から繰り入れでやるならわかるけれども、そうでないこういう出し方は、実に御都合はいいでしょうけれども、財政法からいうと非常に疑問が多いんですよ。そういう点から質問しておるので、だから、その点は法……

第43回国会 大蔵委員会 第19号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○野溝勝君 少し関連をしておるのでございますが、産業の開発は交通機関の整備から、こういうことになっておりますが、これはそのとおりだと思うのです。ところが、今度鉄道建設公団ができるというか、提案がありましたが、私も鉄道建設審議委員でございまして、協調した一人でございます。責任は感じております。しかし、今同僚委員が言われたように、いろいろ反省しなければならぬ点があると思います。しかし、黒字線といってみたところで、日本に十三線しかないのです、黒字線というのは。その黒字線も、赤字線の支線があって交通量がふえて、黒字になる。鶏が先か、卵が先かさっぱりわからない。それから、どうももうかるところだけやれとい……

第43回国会 大蔵委員会 第21号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は、ただいま提案になりました法律案に関連しまして、この際、予算並びに財政経済等の問題について、総理を初め大臣からお伺いいたしたいと思います。自然休会まぎわで非常にお忙しいところを御出席願いまして、ありがとうございました。私は、質問をするにあたりまして、要綱といたしまして六つの点で総理からお伺いいたしたいと思います。  第一は、三十八年度予算実施に対する心がまえにつきましてお伺いいたしたいと思います。第二は、経済成長の真実についてお伺いいたしたいと思います。第三は、国民生活と景気という問題につきまして、関連をお伺いいたしたいと思います。それから第四は、IMF八条国移行に関して、貿易……

第43回国会 大蔵委員会 第30号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は、簡単でございますが、公団の問題が出ましたから、この際一言申し上げておきたいと思います。大体、公団、公社というものは、先ほど来お話のあったとおり、行政官庁ではできないところを、こうした機関によりまして企業の生産性を高めていくというのが目的だと思うんです。ところが、先ほど来お話を聞いておりますると、まだこの公団が能率も上げず成績も上げないでおるその初期において、役員は高額なる給料を取っておる。たとえば二十六万という総裁なり会長、副会長なりの給与が先ほどお話がありましたが、ある機関などでは三十万以上も取っておる。その膨大なる給与を取っておって、まだその成果があがっておらぬ。一つの例……


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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 大蔵委員会 第2号(1963/12/13、6期、日本社会党)

○野溝勝君 予算委員会の日程の都合もありますので大臣に対する質問は、また次回において詳細にすることにいたしまして、ごく簡単に二、三の点をお伺いしたいと思います。  さっそくでございますが、年末金融の問題についてですが、年末金融といいましても、政府の考えている程度の金融では、年末金融は容易でないと思うのです。特に、中小企業などでは、相当倒産が続出しているのでございます。まあこまかいことは銀行局長から聞きますが、とにかくかような倒産の多い事実を目の前に控えまして、いま政府の考えているようないわば資金事情、資金融資、昨日の衆議院の本会議におきまして池田総理が中小企業年末融資の問題についてお答えになっ……

第45回国会 大蔵委員会 第4号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○野溝勝君 局長さん、一つ聞いておきたいのだが、長雨の被害による共済保険ですね、そのほうは完全に解決したのですか。
【次の発言】 私、これは本年の十月ですが、四国地方へ参ったのですけれども、徳島県では、全部とは言いませんけれども、三カ町村ばかり私歩んだ結果は、まだ未払い、未決のところがあるのですがね。麻植郡鴨島町、阿南市、板野郡上板町などでしたが、それも解決したのですか。
【次の発言】 そうですか。それでは、最後に一つ申し上げておきたいことは、いつもこの共済問題は被害者にとって大きな問題として騒がれておるのですが、敏速に処置されることを強く要望しまして終わります。


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(野溝勝君) 私は簡単に質問をいたします。  先ほど亀田君から私の聞かんとするところをつまびらかにお伺いいたしまして、亀田君に対する答弁がありましたので、大体その点は省きます。  最初に、大臣にお伺いいたしまして、あとは自動車局長にお伺いいたしたいと存じます。  第一点は、先ほどの亀田委員との間における大臣の見解でございますが、その点を明らかにしてみたいと思います。御承知のごとく、個人タクシーの免許制度の問題は、もう今日までで免許制度が実施されてから五年になります。その間全く個人タクシーの、完全運転とまではいきませんが、ほとんど完全に近い成果をあげて、非常な好評を博しています。……

第46回国会 災害対策特別委員会 第閉会後4号(1964/10/16、6期、日本社会党)

○野溝勝君 関連。私も同僚委員の質問に関連いたしましてこの際農林大臣にお伺いしておきたいと思います。災害が本年度は相当あったんですが、表にあらわれた災害と、またあまりマスコミあたりには報道されない災害等あると思うのです。特に風水害あるいは地震とかいうようなものはマスコミなどには大きく報道されます。しかし霜害であるとか、あるいは冷害であるとか、あるいは災害の中でもそう表にあらわれないもので非常な被害をこうむった災害があるわけであります。そういう点についての感覚といいましょうか、行政当局の考え方が私はどうも本質のものをつかんでおらないのではないか、こう思います。いま両委員が言われました北海道の冷害……

第46回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○野溝勝君 木村委員の質問と重複するところはなるべく避けまして、具体的に質問を進めたいと思います。  最初にお伺いしたいことは、大蔵大臣の所信表明についてですが、その所信表明中、木村委員からも質問がございましたが、公務員の給与ベースの問題です。これはやはり人事院の勧告に対して誠意をもってこたえたいというようなお話でございましたが、これまで毎年実際の政府の動き、大蔵当局の動きを見ると、誠意を持っているとは見られないのであります。この点は指摘したとおりです。  そこで、十月に入って検討するというお話でございますが、大体十月にやるということは、災害の問題やら米価の問題の動きを見て、それから公務員の給……

第46回国会 大蔵委員会 第3号(1964/02/04、6期、日本社会党)

○野溝勝君 実は卑近な問題で、の所得税の臨時特例に関する法律案と関連を持っておる問題をお聞きしたいと思いまして、特に大臣を要請しておいたのでございますが、大臣がまだ見えませんので、その間一、二の質問をいたしたいと思います。特に農林省の方面におもにお聞きしたいと思うのですけれども、農林省の方はお見えになりませんか。
【次の発言】 では、ひとつ食糧庁長官にお伺いいたしますが、これは答弁の有無はどちらでもよろしゅうございます。  まず、どうかと思うことは、内容的には変わらぬと言いましたが、内容的に変わらなければ、何もこういう臨時特例法を出さなくても、行政的な処置で、ある程度できるのじゃないかと思うの……

第46回国会 大蔵委員会 第9号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○野溝勝君 ただいま議題となりました日本輸出入銀行法の一部改正の点に関連いたしまして、事務的な問題に重点を置きましてお伺いしたいと存じます。  提案理由の説明にもありましたごとく、なかなか日本の財政経済も容易でありませんし、特に国際収支の点につきましては、私は非常な不安を感じております。しかし、この法案は、貿易等に重点を置き、特にプラント輸出などに重点を置きまして立案されたと思うのでございます。こういう観点であるとするならば、この際、結論的にいえば、政府はもっと大胆に、事業計画とにらみ合わせて予算をもう少し増大すべきものではないかと思うのです。  そこで、まず第一にお伺いしたいことは、午前中に……

第46回国会 大蔵委員会 第13号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は、木村、成瀬両君が言われたことに関連をしてお聞きします。  まず第一にお聞きしたいのは、外交といいましても、いまではやはり経済外交が重点になっていると思うのですね。その意味では池田総理も、経済外交が基点だと、こういうことを言われているのです。たまたまそんな意味で大平外務大臣が経済的によく理解されておるところがら、あなたが外務大臣に就任されたと、私はそう思っております。人を得たと、こういうふうに思っております。いま日本経済で一番重要な課題は、何としても国際収支改善の問題だと思うんですね。外務委員会では、経済的な問題は扱われておらないようですね、速記録を見ても、衆参両方とも。機会が……

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○野溝勝君 ただいま議題となっております租税特別措置法の一部を改正する法律案に関連していますが、第六十六条の十、「石油資源開発株式会社の欠損金の控除の特例」で、「石油資源開発株式会社の昭和三十四年三月三十一日又は昭和三十五年三月三十一日に終了した事業年度における総損金が総益金をこえる場合には、そのこえる損金の額については、法人税法第九条第五項中「五年」とあるのを「八年」として、同項の規定を適用する。」、このことに関連して質問したいと思います。  通産省の鉱山局長お見えでございますか。
【次の発言】 まず、お伺いしたいことは、通産省では海外油田を積極的に開発するということで、大いにPRしておりま……

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○野溝勝君 少々おなかをいためていますから、このままでひとつ質問することをお許しを願いたいと思います。また、大臣のほうでも楽な姿勢でひとつお答えを願いたいと思います。  いまの主題は中小企業金融ということになっておりますが、大体、金融問題全般の中から中小企業問題という点も出てくるのでありまして、一応私は、中小企業の金融問題に触れる前に、ひとつ大臣からお伺いしておきたいと思います。  最近の経済情勢でございますけれども、昨年十二月の金融引き締め以来、今日に至りその影響が広範に浸透してきたわけでございます。私はさきに国際収支の動向について、いち早く国会で警告してきましたが、幸い最近に至って、新聞紙……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は質問をあまりしたくない。是非のわかり切ったこんな法律案は、もう撤回されるのではないかというふうに思っておったのですが、またまた出てきて、いま審議の最中なんですが、国民金融公庫法という法律を見ますと、第一条にも明記してありますごとく、どうもおよそ農民を対象にということは書いてないのであります。第一条には、「国民金融公庫は、庶民金庫及び恩給金庫の業務を承継し、銀行その他一般の金融機関から資金の融通を受けることを困難とする国民大衆に対して、必要な事業資金の供給を行うことを目的とする。」、かように示してありますので、特にかような一部改正の法律案をつくるときには、当然問題になったようでご……

第46回国会 農林水産委員会 第24号(1964/04/10、6期、日本社会党)

○野溝勝君 かぜを引いていまして少し疲労していますから、すわったままで質問をお許し願いたいと思います。  この際、提案になりました法律案に関連いたしまして、大臣に二、三お伺いしたいと存じます。  まず、質問に入る前に、このことをひとつお聞きしておきたいと思います。日韓漁業交渉が継続されておりますが、最近韓国の丁一権外務部長官が帰国されまして、その外務部長官が日本に来る前にソウルで声明を発しました。その声明を見るというと、日韓交渉にあたっては韓国の方針を全部いれなければこれを承認しないということを声明されているのでありますが、さような方針が韓国で声明され、外務部長官がこれを強調している今日、日韓……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 大蔵委員会 第4号(1964/12/15、6期、日本社会党)

○野溝勝君 ただいま議題に出ました交付税及び譲与税配付金特別会計法に関しまして二、三質問したいと思います。  昨日来同僚委員から事務当局にいろいろ質問されておったようでございますので、大体全貌がわかりましたが、私はこの法案の内容を見ますると、どうも交付税を出す経過的措置が目的のように書いてあるのでございますけれども、これじゃもうはっきりしないと思うのですがね。この点、大蔵大臣、もっと目的ははっきりしたほうが誤解を起こさぬでいいと思うのです。たとえば給与ベースのアップの問題で地方は財源がなくて困ったのだ、その措置としてやむなくこれをやったのだ、こういうことをはっきり言ってくだされば私はよくわかる……

第47回国会 大蔵委員会 第5号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○野溝勝君 一つだけお伺いしておきますが、大臣は、なかなか国際金融の問題などは一ぺんで回答ができる問題ではない。それはそのとおりだと思いますけれども、あなたは口を開くと、健全財政健全財政で、国内の健全財政をするには、国際収支とのにらみ合わせをやっていかなければ健全財政は成り立たないと思います。その健全財政の、健全金融でもよろしいが、この財政金融の健全の柱というものは、あなたのおっしゃるとおり貿易収支の問題だと思います。その貿易収支の問題について私はひとつお伺いするのですが、貿易は予想どおり現実にいっておるかどうかということが一つ。今後の見通しはどう思うかという点、この点をひとつお伺いしたいと思……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 大蔵委員会 第3号(1965/02/09、6期、日本社会党)

○野溝勝君 簡単に希望を述べておきます。食糧庁長官も苦い経験をなめておると思うのだが、この検査制にてついは、この前のような問題を起こさぬようにひとつ十分留意をし、検査制を、あすこではこうだ、ここではこうだというようなちぐはぐなものにならないよう、うまくやるようにひとつ注意を願いたい。
【次の発言】 では、社会党を代表いたしまして、本案についての賛成意見、修正案に対する賛成意見を申し上げます。  本案は、先ほど来各委員からるる申し述べられましたごとく、現行農業基本法は、生産の選択的拡大、構造的には自立農家、協業の助長をうたっております。特に生産の選択的拡大の方向はもちろん果樹、園芸、畜産でずが、……

第48回国会 大蔵委員会 第9号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○野溝勝君 ちょっと、議案が出た際ですから、これに関連して聞いておきたいのですが、売り上げ高と専売益金は、まだ三月までに一カ月ありますが、いままでどのくらいになっておりますか。前年度と比較して二月までの。
【次の発言】 新聞などでちょっと見ますけれども、二月までの集計でよろしゅうございますから、トータルでよろしいですから、その的確な数字をちょっと言ってください。
【次の発言】 そうすると、政府関係の予算の見込みというと、たばこ事業収入が三十九年度は四千二百六十億、大体そのくらいになっておりますが、そうすると、よほどまだ距離があるのですが、四十年度は四千七百五億ですね。三十九年度が四千二百六十億……

第48回国会 大蔵委員会 第14号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は簡単でございますが、五分ばかり大臣にお聞します。  さっそくでございますが、私は二月の十八日に農林委員会で砂糖行政に関する質問をしました。その際いろいろ質疑をしたところ、農林大臣から慎重に考慮して善処する旨答弁がありました。昨年甘味資源二法案が出ましたが、その際の法案の精神からいうと、自給度の向上、生活の安定といいましょうか、そういうようなことがうたい文句でした。まあ、自由化を一昨年実施し、おくればせながら国内産糖の保護体制をとったわけです。ところが、御承知のとおり、最近の糖価不安で、精糖業界も清さん農民も消費者大衆もこんとんとしている状態であります。このことについては赤城農林……

第48回国会 大蔵委員会 第16号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○野溝勝君 時間の関係があるようですから、木下先生の木村委員に対するお答えを願う前に、ごく簡単に木下先生にお伺いしたいと思います。  先ほど税の公平ということを回答されたのですが、まあ当然だと思っています。税制が公平原則に立つべきは当然ですが、やはり生産性や所得の配分等、国民所得の問題を十分考えなければならないと思います。それはいまお話しになったとおりだと私は思っております。ただ、先ほどのお話の中に、学者の皆さんが大体同じ意見を出しておるんですが、確かに特別措置については、これは大体臨時的なものと私は思っております、税理論からいって。特別ということになっておるのですから、当然、そう解釈すべきも……

第48回国会 大蔵委員会 第22号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○野溝勝君 大臣、一、二お伺いしたいのですが、日本の財政危機、こういう問題につきましては、私はもとの総理でありました池田さん、大蔵大臣の田中さん等にるる申し上げてきたわけです。まあ私どもの見た角度から警告を発したわけです。これは速記録を見ればごらんのとおりであります。実際心配したとおりになってきておるのですね。あなたが幾ら健全財政と言ってみたところで、実情はそんなものでない。それで、この財政法の改正も、これは成長政策がもたらし最も基本的なひずみ―財政の逼迫、硬直という四苦八苦の結果なんだ。何と言っても、言いわけしても、それだけなんです。大体こんなことは最近見たこともない。聞いたこともない。これ……

第48回国会 大蔵委員会 第28号(1965/05/17、6期、日本社会党)

○野溝勝君 私は、ただいま議題になりました証券取引法の改正案につきまして、二、三お伺いしたいと思います。同僚委員から技術的な問題につきましてはいろいろと質疑をされましたので、私はそれらはなるべく省略いたしまして、これが目的としておりまする証券界健全化とか投資家保穫とかいう基本的な点について質疑いたしたいと思います。  大蔵大臣は昨年の春、特に金融体制、ひいては当然証券体制にもつながると思うのですが、その構想等を表明されたことがありました。あなたはこれを全国銀行協会新年昼食会等において表明されております。その内容とするところは、金融構造の改革、再編成の構想と見られる演説をされたのです。特に普通銀……

第48回国会 大蔵委員会 第30号(1965/05/25、6期、日本社会党)

○野溝勝君 議事進行。結局、十八日以前のあれに戻るということは言わないでも、その気持ちでもって審議を、質疑をやっていく、こういうことなんでしょう。はっきり言えばいいんだよ。そうすれば、ぼくらのほうも順調にいくんだよ。そうしなきゃ、あいまいでわからないですよ。
【次の発言】 委員長の気持ちと全く同じだよ。だから、そういうことをやったらどうですか。
【次の発言】 そんな申し合わせをしなくても、それでいいじゃないか。十八日以前に戻って審議を継続する、それでいいじゃないですか。
【次の発言】 だから、継続質疑という意味でしょう。そうすればスムーズにいくでしょう。

第48回国会 農林水産委員会 第4号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○野溝勝君 大臣に私、二、三お伺いしたいと思います。  それは食糧関係の一環としての甘味資源の問題でございます。特に甘味資源の問題につきまして、政府は甘味資源関係二法案をさきの四十六国会に出してそれを可決したわけであります。しかし、その後の動きを見ますると、砂糖相場の暴落により、内地、北海道、沖繩の農民は大きなショックを受け、非常に不安であり、精糖業界も糖価不安で混乱しています。そして消費者もまた糖価続落といっても、それほどに安くはない小売値で、不信、不満を持っている現状です。甘味資源関係二法の趣旨は、要するに、砂糖需給の安定あるいは自給度向上、廉価供給、国民生活の向上というようなことを基礎に……


野溝勝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院6期)

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データ更新日:2022/12/18

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