松沢兼人 参議院議員
5期国会発言一覧

松沢兼人[参]在籍期 : 3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
松沢兼人[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松沢兼人参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院5期)

松沢兼人[参]本会議発言(全期間)
3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 参議院本会議 第16号(1959/12/16、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日米安全保障条約改定交渉の即時打切りを要求する決議案に対し、提案理由の説明をいたしたいと思います。  まず決議案の主文を朗読いたします。    日米安全保障条約改定交渉の即時打切りを要求する決議   本院は、政府がアメリカ政府との間に行っている日米安全保障条約の改定交渉を即時打切ることを要求する。   右決議する。  以下数項目にわたり、その理由を申し述べます。  第一の理由は、安保改定交渉が全く秘密裏に進められ、国家と国民の運命に重大な関係のある内容につき何ら知らされていないという事実であります。現在の臨時国会劈頭に、わが党の……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第13号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま議題となりました自治庁設置法の一部を改正する法律案につき、日本社会党を代表して、数点質問いたしたいと思います。  政府の説明によりますと、今回の法律案は自治省を設置して、従来の事務のほか、国家消防本部を統合して消防庁とし、これを外局とすること、総理府の付属機関である奄美群島復興審議会を自治省の付属機関とすること、及び関係法律の整理をすることを内容とするものであるようであります。従来考えられていました大規模な構想を放棄して、とりあえず庁より省への昇格のみを規定したものとも考えられます。しかし、この問題は従来から論議のあったものでありまして、これを契機として、われわれが心配し……

松沢兼人[参]本会議発言(全期間)
3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院5期)

松沢兼人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 地方行政委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 同様なことですが、地方公務員制度並びに給与ということをこの中に入れたらいいと思います。と申しますことは、当然最近の機会に地方公務員の退職年金の問題など出てくるのですね。もちろん、それは財政の問題でもあるし、行政の問題でもありますけれども、しかし、公務員制度という一つのうたい文句をこの中に入れることによって非常にはっきりするのじゃないかと、こう思うのです。直していただけるならば、地方公務員制度並びに給与ということをどこかに入れていただきたいと思います。
【次の発言】 了承しかねるようであるけれども、了承します。
【次の発言】 自治庁長官にお伺いしたいと思っておりましたことは、国の臨……

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1959/07/04、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 新任早々で、いろいろとお話を聞いたのでありまするが、この委員会で一つ懸案になっております地方税の問題に関しては、遊興飲食税の問題がある。これは、前国会におきまして、免税点の引き上げということをいろいろ議論をいたしまして、この四月から引き上げてもらいたいというわれわれの意見だった。それでは財政上困るからというので、結局三十五年度から実施しますということを固く青木国務大臣がおっしゃっておられた。この問題は、自治庁における一つの義務というか、負い目になっておると思う。この点は、この際はっきりしていただいて、これからいろいろ三十五年度の地方税制ということを検討されると思うのでありますが、……

第32回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 自治庁の方としては、繰り出しはやってはならない、やるべきじゃない、そういう指令を出していらっしゃいますか。
【次の発言】 これは、二、三年前ぐらいだと、もう軒並み繰り出しをやっていたようですが、最近は、そういう事情のために、繰り出し額なりあるいは繰り出し団体なりというものが減っているという傾向があるんですか。
【次の発言】 また逆に考えますと、一方では、自治庁が繰り出しをしないようにという指導といいますか、注意を与えることによっていわゆる保険税というものが逆にだんだん高まってくるという、結局、組合員の負担がそれだけ大きくなってくるということもあるようですが、私もちょっと聞いて四千……


■ページ上部へ

第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 地方行政委員会 第3号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連して、今の局長の御説明を聞いておりましても、どうも都道府県共済組合に自治庁の職員が入るということの理由が納得できないのです。まあかりに理屈があるといたしまして、これは将来の問題ですけれども、都道府県職員共済組合からもし都が抜けてしまうというようなことがあったといたしますと、そうすると、都が抜けた府県職長共済組合にあなた方はお入りになるのですか。その点はどうなんです。
【次の発言】 それでは、これはあれですか。そういう確固たる方針でなく、へりくだったというか、へりくだったお考えで、入れてもらえればそこへ入れてもらった方が都合がいいというぐらいのことで、どうしても入る、そ……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 そこのところだよ。伊勢湾対策というのと、それからほかの、伊勢湾でないところの激甚地の緊急治山、緊急砂防というものが含まれていると、こういう響き方になって……。
【次の発言】 そういうものを合わせたものが二十四億になったわけですね。だから、緊急治山、緊急砂防というものは、伊勢湾沿岸でなくとも、被害の激甚地の市町村だったらもらえるというわけですね。
【次の発言】 もう一つ。それからさっき占部君がお聞きになった、二枚目の歳入欠陥債のところですが、これは、さっき局長の御説明ですと、災害の激しいときとおっしゃったように思うのですけれども、結局これは、法律あるいは政令による被害激甚市町村とい……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。
【次の発言】 こんな形で委員会をやってもいいのか。初めにお断わりしてあったですか。
【次の発言】 私の方の理事も承知しておられるのならそれでいいです。
【次の発言】 さっき長官がおっしゃった言葉、はっきり私も記憶しておりませんが、「淺沼君が一隊を指揮して」とか、「一隊の指揮者として淺沼君が」、という言葉を使われたと思う。この一隊という言葉が重要でありまして、「一般の大衆の中の一隊の指揮者として淺沼君が」、という言葉を使われると、そうすると、乱入の問題にも関連してきます。そこで、「淺沼君が一隊の指揮者として」とか、「一隊を指揮して淺沼君が」、という言葉の意味ですね。この……

第33回国会 地方行政委員会 第11号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連。奥野君にちょっと伺いますけれども、四月に、国家公務員の人事院勧告に従って、地方公務員に対しての一般的な給与改訂を行なうということなんですが、これは、人事院の給与局長なりあるいは自治庁の公務員課長なりにお話を聞けばわかることなんですけれども、その改訂の方針というものはあろうと思う。その方針に従って、地方公務員もこれに準じて改訂を行なうということであって、この問題と、低いベースの地方公務員に対するベース・アップといいますか、あるいは給与の是正という問題とは、明らかに違った問題だと思う。それで、奥野局長がどんなに四月の給与是正に際して低い者を上げていこうとしても、国の方針というも……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 現在この委員会におきまして審議の対象になっておりますものは、言うまでもなく三十四年度の補正予算でありますが、しかしわれわれといたしましては、三十四年度の当初予算と補正予算とを加えたもの、これが三十五年度になりましてどういう伸び方をしていくのか、あるいはその財政規模がどうなるのかということから、いろいろと質疑をいたしていきたいと考えるのでございます。新聞によりますと、党の中におきましても、そろそろ来年度の予算編成方針等が固まってきているようでございますけれども、もちろん現在の事態におきまして、大蔵大臣に、この問題につきましても明確な方針というものは、お答えできないかもわかりませんけ……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 地方行政委員会 第2号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、消防本部の予算を承ったのでありますが、増となった部分は、この(三)の(2)、消防研究所物件費の内容のうち、増となったものの合計は二百五万七千円……。
【次の発言】 それから一番下の(七)のところが三百五十六万四千円、二つ合わせた数字ですが、これが五百六十二万一千円、そういうことになりますか。
【次の発言】 それが五百六十二万一千円ですか、二千円ですか。
【次の発言】 ちょっと御注意だけれども、ここに「消化技術」なんて、こんなへんな字が書いてあるのはおかしいですよ。まん中のところ、(七)の下のところに、「消化技術の近代化に関する研究費」、僕のプリントの字は違っているのだけれども……

第34回国会 地方行政委員会 第8号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、鈴木君からいろいろお話があったのですけれども、問題は、そういうふうに危険物類の運搬取り締まりというものが改正されるならば、その関連においてこの道路交通法が改正、修正される、今審議中ですから、別個に改正法律案を出すことはおそらくないと思いますけれども、それがそちらの方の委員会の固まりによって、審議中であるならば、僕らの間で修正案として出すわけですね。その必要があるかないかということです。もちろん、危険物の取り締まり法律の改正案が出れば、それ自身がずっと、危険物の運搬までこういうふうにしなさいという規定ができて、そしてそれを監督、取り締まる権限を持っておるものは、公安委員会とかあ……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 一つ関連してお聞きしますけれども、この義務づけられた場合には、やはり公安委員会としては、新しい道路交通法に基づいて道路標識なり、道路標示なりしなければならない。そうすると、やはり予算の面で、この法律により新しい道路標識なり道路標示をするというと、やはり各府県の公安委員会がこれを持たなければならないわけですが、これは何か、新しい年度でそれだけの予算を取っているのですか。
【次の発言】 もう一つ。今、鈴木君からいろいろお話がありましたのですけれども、道路管理者と、それから公安委員会の権限の問題なんですけれども、やはり法文の中へでも、何か協議をしなければならぬといったような規定をどこか……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、占部委員との質疑応答で、大体三十五年度から地方税の全般にわたって減税ができないということがよくわかったわけなんですが、大臣からお話がありました、いろいろの減税の問題がからみ合ってというお話でありましたけれども、政府といいますか、あるいは自民党の中といいますか、そういうところで、減税に関して議論のあって、最終的に残った問題はどういうところですか。
【次の発言】 お伺いしますけれども、消防施設税の問題は議論にならなかったのですか。
【次の発言】 そうしますと、今申されたような地方税の軽減なり、あるいは非課税の撤廃の問題や、あるいは消防施設税の問題も、やはりあとに残っておるというこ……

第34回国会 地方行政委員会 第19号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 過日も私、石原国務大臣に申し上げたのですけれども、速記を見ますというと、初めて石原国務大臣が自治庁長官として参議院のこの委員会に御出席になりました三十四年七月四日の委員会で、いろいろと地方財政の問題につきまして御見解の表明があったわけであります。そのときに私は、新任の石原国務大臣に対しまして、従来参議院の地方行政委員会と自治庁の間にこういう約束ができているのであるから、これはもうのっぴきならない約束であるということを申し上げまして、石原国務大臣も、その趣旨に沿うてできるだけの努力をする、こういう言明があったわけであります。そこで、先ほど来鈴木委員から申されておりましたことは、非常……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほどからお話がありましたが、憲法の問題、これはほかにも同じような業態がありまして、それには強制加入ということがあるから憲法違反にはならないと、こういう御意見のように考えられるのでございます。御説明を聞いておりますというと、こういう強制設立、強制加入という法体系を作ることの目的が、行政書士の行なっている業務の改善というところにねらいがあるのか、そうでなくて、現状のままであれば、行政書士会というものが会員が少ない、会費が集まらない、従って、会が不活発であるというところにねらいがあるのか。その点が明確でないのです。もちろん、最終のねらいというものは、公共性のある業務であるから、一般利……

第34回国会 地方行政委員会 第21号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 それでは、ちょっと行政局長にお尋ねしたいのですが、われわれが国政調査に地方に参りましたときに、まだ合併が十分できていないで、財政上も非常にごたごたしたり、さらには徴税の滞納をしているというような話をときどき聞くのでありますが、まあ全国的に見まして、合併の問題が未解決になっている、処理できていないというような町村の数というものはどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 この百カ町村の未合併というのは、実際上府県に対する自治庁としての推進というものは今後も続けていかれるお考えでありますか。
【次の発言】 そうしますと、百カ町村のAグループの未合併の町村につきましては、別に期限をつ……

第34回国会 地方行政委員会 第22号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連して。鈴木君が言うように、もしあまりきびしい態度で自治庁長官がこの規定の適用をしないということであれば、こういう規定を設けるということの理由がない、そういうことじゃないですか。
【次の発言】 今、あらかじめ干渉するということはない、こういうふうなお話です。しかし、地方団体で、余裕財源を必要やむを得ない事業のために使う、議会の議決を得たという場合に、地方団体は、必要やむを得ないという理由を、いろいろ地元の部落々々との関係だとか何だとか、まあこの間も話がありました市町村の合併とか何とか、非常に地元からやかましく言われるから、これは何か建設事業のために必要やむを得ないという……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一に岸総理にお伺いいたしたいことは、総理も御自分でそういうことを言われておりますが、また、新聞論調などを見ましても、新しい安保条約ができて、日米の間には一つの新時代、日米新時代が来たというようなことを言われているのであります。日米新時代ということは、言葉は非常に美しい言葉でありますけれども、われわれが危惧いたしております点は、申すまでもなく、もし日米新時代というようなことが、安保条約の改定という問題にからんで、そういうことが言われ、また、そういう概念ができ上がっているとすれば、これは重大な問題であります。    〔委員長退席、理事館哲二君着席]日米修好百年という記念すべき年であ……

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 昨日の質問の冒頭におきまして新しい安保条約が、いわゆるわが国の自主権をどの程度に回復したかという問題から、米軍基地の問題に発展してきまして、いろいろと審議が中断されたのであります。本日は基地の問題につきましては、資料が提供されております。しかし、四件、七件、八件あるいは九件くらい、十件以内の施設要求拒否の概要という書類では、私どもとしては納得いかないのであります。また同時に、昨日も質問の通告を追加しておいたのでありますが、一九五七年の岸・アイク共同声明によりまして、米軍のすみやかなる撤退、あるいは漸減の方針、これを時期といたしまして、前と後における在日米軍の基地の件数、あるいはそ……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 答弁の前に関連がある。関連して一緒に答えてもらいたい。今、条約局長が、そういう武力攻撃という事態があればともに行動するとこうおっしゃった。ともにです。条約のどこにともにと書いてあります。共通の危険ということは書いてある。行動する場合にともにということは書いてない。この問題は重大です。共同作戦ということになるじゃないですか、そういう意味でおっしゃっていらっしゃるのですか。
【次の発言】 あとで同時にとおっしゃったけれども、さっきはともにとおっしゃった。
【次の発言】 そんな答弁はありません。

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほど鈴木君が、まことに丁重に暫時休憩していただきたいということを申し上げました。その事情ということは、自民党の諸君も、あるいは委員長も、よく御存じだろうと思う。われわれは、この事態で、最悪な状態にならないように、委員長にも自民党の委員諸君にもお願いいたしまして、議員総会の開会等を会長の方から依頼して参ったので、暫時、ほんとうに二十分ばかり、われわれとしましても、議員総会に籍を置いている関係上、呼ばれれば顔を出さなければならぬわけです。そういうわけですから、採決というようなことでなしに、今、委員長はこのまま続行するということでございますけれども、その事情もよくお考えいただきまして……

第34回国会 予算委員会 第13号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今までの質疑応答を聞いておりまして、肝心なところだけ一つはっきりした御答弁をいただきたいと思います。  佐多君が最後に外務大臣にお聞きしましたことは、自主的に軍備の縮小をするというようなことはできないのではないかと、こういう点にあったと思うのであります。それに対しまして、今外務大臣及び防衛庁長官のお話を聞きますと、国際連合その他国際的な取りきめができた場合には、日本はもちろん防衛力の減少をすることができると。防衛庁長官は、アメリカが軍縮をやった場合に、話し合いの上で日本の軍縮ということは当然やれる。ただしかし、問題は、最後に残りました、日本だけが、日本の立場から、かりにゼロにする……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 私の質問は、外務大臣及び防衛庁長官というふうに考えておったのでございますが、きょうは御両人とも欠席でございますので、外務省及び防衛庁に関する質問は後日に保留いたしまして、出席しておられる各国務大臣に御質問申し上げたいと思います。  第一に申し上げたいことは、この前にも御質問いたしたのでございますけれども、今回の政府の自由化というものが、きわめて思いつきというふうに考えられる節がある。総合対策というものが必要であるということは、財界方面からも強く出ております。時期の問題もそうでございますけれども、政府は、たとえば、三十五年度予算におきましても、十分なるこの対策というものができていな……

第34回国会 予算委員会 第20号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第一分科会の担当は、昭和三十五年度予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除く)及び法務省所管並びに他分科会所管外事項であります。  本分科会は、三月二十三日、二十五日、二十六日、二十八日の四日間にわたりまして、各所管予算につき順次説明を聴取し、質疑を行ない、慎重に審議を重ねて参りました。  以下質疑のうち、おもなるものにつきまして、その要旨を簡単に御報告申し上げます。  まず、皇室費、宮内庁関係予算に関連いたしまして、皇太子並びに同妃両殿下の米国その他御訪問の問題に……


■ページ上部へ

第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は、主として地方行、財政の問題について質問しようと考えていたのでありますが、本日の新聞を見ますと、国鉄運賃の値上げの問題が非常に大きく取り上げられております。これは現在の段階におきましては、政府そのものの施策、あるいは方針というわけではございませんけれども、従来からこの予算委員会におきましていろいろと所得の倍増や経済の成長につきましては、議論を戦わして参ったわけであります。その根幹とするところは、政府あるいは池田総理が発表されました経済の高度成長ということを中心にして議論がなされたのであります。本日の新聞によりますと、国鉄当川から自民党のそれぞれの機関に対しまして運賃の値上、げ……


■ページ上部へ

第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 法務委員会 第16号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほど警備局長からお話しがありました。当局としては当然そうだろうと思うのですけれども、新聞を読んで、われわれが受けた感じというものは、何かこうちゃんとそういうことを所管する役所があるのに、そのほかに警察だけが先走って、一方では取り締まりを厳重にするということを言ってみたり、一方ではクーデーターによるところの政治的な亡命者に対しては、大所高所からこれを取り扱うというお話しなんですが、この問題のいきさつというものは一体どういうことなんですか。どうしてそういうニュースが出たのですか。
【次の発言】 それでは、お話しの中でちょっと聞き漏らしたのですが、そういう政治的な亡命ということを申請……

第38回国会 法務委員会 第17号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今提案理由の説明を聞いたばかりで、それに対しての僕は大川理事の方から御希望があって修正意見を拝育したわけですが提まだ委員会においていろいろと意見の調整をやっているという段階らしいのです。私たちもまあ社会党の方面としましていろいろと意見があるように考えるのです。ちょっとこういう修正に対するまとまったものでないのをここで聞くこともどうかと思うのですが、これ以上ちょっと今の段階で直ちに私は質疑に入るということもどうかと思うのですが、もう少しまとまったような形になってから質疑をやった方が、たとえば今のスパイ行為というようなことが原案のままであれば、これは重大な問題として私たち論議しなけれ……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 法務委員会 第4号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今のに関連いたしますけれども、私がお願いいたしまして、産交労働組合告発事件の調査状況について最後に捜査状況というものがございます。この中で亀田君も触れられているわけでありますが、必要な関係者のうちにすでに現地を離れているという事情が書いてあるわけなんですが、このことは先ほど亀田委員が申されましたように、会社側としては会計あるいは経理というものの中枢にいた人たちをあるいは共済会の方へ配転したり、あるいは地方のバスの事業所へ転勤させたりして、できるだけ関係のところから遠く離して、検察庁が実際調べたりするのに不便であるというようなところに配置転換をしているのでありまして、その前歴を考え……

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。ちょっと委員長にお伺いするんですけれども、この原案は、自民党と民社党の共同提案なんです。今、自民党のほうの提案者が見えておって、民社党のほうの提案者が見えておらない。そうすると、質問をしましても、やはりそれぞれ自民党のお考え……。
【次の発言】 まあ見えたんですけれども、やはりこういうことはきちっとけじめつけてもらわないとしょうがない。
【次の発言】 ごく概論的な問題から質疑に入って参りたいと思うのですが、前回同僚の加瀬委員からもいろいろと質問がありました。裁判官の報酬あるいは検察官の俸給というものが一般職と別建てになっております。特に裁判官の報酬の問題について、一般職……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 さっき運輸大臣が、型は規制してないと言われたが、製造するほうは通産省、輸入もまたそうだろうと思う。しかし、営業車に外車を割り当てること、これは運輸省の権限なんでしょう、この点はどうですか。
【次の発言】 それで、輸入外車に対する割当は運輸省でやっていらっしゃる。それは厳重な基準があって割り当てられるだろうと思うが、ホテルとか料亭から呼ぶ場合には、たいがい大型の営業車が来ているわけでしょう。日本人でもです。こういうことはおかしいじゃないですか。さっきあなたがおっしゃったことと目的が違ったように、いわゆるハイヤーという形で外車の大型車が使われている。そういうのはどうなんですか。そうい……

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 久保田さんにちょっとお伺いいたします。  今加瀬君からお話がありました高級公務員の立候補の制限、答申の中では「離職後最初に行なわれる参議院全国選出議員」と、こういうふうに書いてある。この程度の条件がついていれば、必ずしも私憲法違反というような問題が起こらないのじゃないかと思いますが、御専門の立場から外国の事例などひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 日本でもそうですけれども、外国などでも、特定の行政官になる場合には特定の営業はやめなければいかぬとか、財産の処分をしなければならぬとかいうような、いろいろの制限がついておる事例がございますね。そういう問題は、憲法違反の問題とは関係の……


松沢兼人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院5期)

松沢兼人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第1号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、大臣がおっしゃったことも一つの理屈ですけれども、せっかく新市町村というものができまして、旧村意識というものが一体化して、新市町になってきているのに、郵便局が別だということで、かえって旧村意識というものを解消できないということがあるのです。実際、住民は一体化できるところを集めたのですから、割合に経済的、人事的な交流がある。ところが、新市町をこしらえても、その郵便局は、今、小林小委員長が言われましたように、部落の名前をつけたものがあっちにもある、こっちにもあるということで、そのこと自体が、逆に旧町村意識というものを強めてくるのです。ですから、やはりここは、思い切った計画と勇断とを……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま委員長は、三委員会の連合審査会の委員長という資格だろうと思うのです。私は、議院運営委員長として高橋委員長にお伺いしたいのでありますが、われわれは、きょう初めて連合審査会というものに臨みまして、これまで議運においてどの程度の審査が行なわれたのか、その点、不幸にして明らかにしておらないのです。聞くところによれば、実質論に入らず、ただ、それこそ議案の周辺を審議しているという、そういう状況であったということであります。連合審査会を開く時期につきましては、国会法の中には何も規定されておりません。従いまして、いつ連合審査会を開くかということは、これはわれわれから申しまして注文をつける……

第34回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第1号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 自治庁の振興課長の方からいただいたこの資料の数字が合わないのはどういうわけですか。
【次の発言】 そうしますと、国庫負担の対象になるものと、単独事業として計画されている十二万六千坪ですか。それを合わせて四十六万ということですか。
【次の発言】 それじゃお伺いしますけれども、三十四年から始まるわけですが、むずかしいのがだんだん残るというような形になりますね。今でも相当もめている所があるようですけれども、そういう困難とか、見通しとかという問題はどういうふうですか。
【次の発言】 そういうむずかしい学校統合なんかの調整といいますか、妥結とかということは、文部省自身が都道府県か何かを通じ……

第34回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第2号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 あの内輪なんですから……。それで、あなたの方針が、こういうことに反対であると、むしろ実質的に、先ほど言われましたように、建設の基盤を強化するという方向べ持っていった方がいいんだと、こういうふうにお考えになっていらっしゃる。こちらの方としては、まあ今まである特例というものを将来に生かしていったらどうだ、こういうことなんでして、これは新市町村建設ということを中心にして、どうやったら建設をまあ促進といいますか、あるいは今後も続けて発展させていくかという問題で、あなたの方は自治庁として今までの方針よりも変わった方針の方が助長しやすいのだ、その方がほんとうではないかというふうな考え方であろ……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1960/03/23、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) 皆さんの御推薦によりまして私が主査を勤めることになりました。まことに不なれなものでございますけれども、御協力をいただきましてこの分科会の運営を行なっていきたいと存じます。  審査に入る前に、議事の進め方についてお諮りいたします。本分科会の所管は、昭和三十五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除きました部分、及び法務省所管並びに他の分科会に属しないものを審査することになっております。  ちょっと速記をとめて下さい。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) これより第一分科会を開会いたします。  昭和三十五年度総予算中、内閣及び総理府を一括して議題といたします。なお、総理府につきましては、防衛庁、調達庁、経済企画庁及び科学技術庁は除外されております。  議事進行の便宜上、最初に総理府総務長官より全般的な御説明をいただき、午前中は、内閣及び総理府中、自治庁、北海道開発庁を、午後は他の総理府関係について審議することにいたします。  それでは、まず福田総務長官から御説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 福田総務長官は、御差しつかえがあって、説明だけなさって、御退席されるそうであります。少しはいいんですか。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は先に裁判所を議題とすることになっておりましたが、法務大臣が所用のため、十二時ごろまでしか出席できませんので、便宜両者一括して取り扱いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  裁判所及び法務省所管を一括して議題といたします。  まず、裁判所所管につき、最高裁事務総長より御説明願い、次に法務省所管について法務大臣より御説明を願うことにいたします。
【次の発言】 その次は、法務省所管について法務大臣より御説明を願います。
【次の発言】 御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  まず、法務省所管を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに法務省所管に関する御質疑がないようならば、質疑は終了したものと認めまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、裁判所所管を議題といたします。裁判所につきましては、裁判所書記官の勤務時間延長に関する問題が残っております。御質疑のあります方は御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと関連してお伺いいたします。  非常に説明がこんがらかっていまして、そこで問題が起こってくるのだと思うのです……



松沢兼人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

松沢兼人[参]在籍期 : 3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
松沢兼人[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 5期在籍の他の議員はこちら→ 5期参議院議員(五十音順)  5期参議院議員(選挙区順)  5期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。