このページでは梶原茂嘉参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○梶原茂嘉君 ちょっといまの青田委員の質問に関連して、簡単にお伺いしたいのでありますが、時期別格差の時期の延長の問題であります。 渡辺委員も御質問された問題ですが、ただいまの御説明によりますると、大体従来行なわれてきた延長のやり方で今回も行なわれたようであります。直接災害関係をその原因とせずにおやりになって、北陸四県、関東の三県、合計七県について、第一期三日間の延長が行なわれたのでありますのが、やはり今回のような大きな異常な災害の場合は、その災害の実態というものを直接対象にして、延長するか、しないか、延長するとすればどうかということが当然私検討されてしかるべきじゃなかろうかと思うのであります……
○梶原茂嘉君 関連して。 水質汚濁の問題がずっと延びたけれども、戦争前にもいろいろそういう問題があったのですが、当時の理由として言われたことは、港の設備じゃなくて、日本の中小船主ですね、多数の中小船主の負担が増すからなかなかこれは実行困難だということが言われておったと思いますが、運輸省のほうの見通しでは、そういう面の問題はそう心配はない、私は、港のほうは御承知のように、相当大規模の港湾の、公共関係の事業として国の負担で相当できると思います。多数の中小船舶の船主の負担がふえるので、そういう点については問題のない見通しなのかどうか、それだけ一つ。
○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。坂田農政ということばが私はあると思いますが、その中の一つとしては、どうしても米の自給自足、これだけは是が非でも貫徹するのだということがあるべきであろうと私は思うのです。今度の十年間の二兆六千億の土地改良計画等も、先ほどのお話では、いろいろ必要な農産物、選択的な拡大に応ずる増産が入っておるというのですが、しかし、先ほど言われたように、十年先に米の自給をつくり上げるのは、これはそう簡単な仕事じゃないと思うのです。たいへんな仕事だと思う。いまの農村の状況、これも安定成長になるようですが、これから先の十年間のいろいろな変化等を考えまして、これは容易ならざる努力を農林省が……
○梶原茂嘉君 時間の関係で、非常に無理かと思うのでありますけれども、一、二、お伺いしたい。
第一の問題は、これは非常にめんどうで困難な問題ですけれども、藤山長官、どういうお考えでおられるか伺いたいのですが、いわゆる所得政策の問題でございますね。いろいろ物価の問題を考えていく場合に、最近のというか、これまでの日本の経済の成長の過程、今後とを考えてみますると、いわゆる所得政策というものについての考え方に触れざるを得ないわけなんです。長官としてどういうお考え方であろうかということをお伺いしたい。
【次の発言】 お考えの考え方といいますかは、一応理解はできるわけです。ただ、比較的短い期間の間に近代化……
○梶原茂嘉君 食糧の問題を中心にしながら総理はじめ関係大臣にお伺いしたいと思うのであります。 御承知のように、人口、食糧の問題は、いつの時代でもどの国でも政治上非常に大きな課題であったと思います。最近しばしば言われておるのですけれども、世界の人口が今後三十数年たって新しい西暦二〇〇〇年――二十一世紀時代に入る時分には、現在の約三十数億の人口が倍の六十億程度に達するであろうと言われております。世界のその方面の専門家の人口学者ですかも大体定説のように言われておって、ケネディ大統領当時も、その時代を対象にしてアメリカの食糧政策なり国土総合開発計画を立てるべきだと提唱されておったように思うのでありま……
○梶原茂嘉君 先日、総理の所信表明演説の冒頭で、政治姿勢に対しましまする総理の所信をお述べになったのであります。私はまずこれらの問題につきまして総理の御所信を承りたいと思います。 今期臨時国会は開会以来正常な姿を見失いまして、現に本予算委員会におきましても、ただいま委員長の御報告のありましたとおりに、与党の委員だけで、きわめて重要な補正予算案の審議をせざるを得ないということになったわけでありますが、このことはやむを得ないことではありましょうけれども、まことに遺憾なことと考える次第であります。同時に、国民の要望いたしまする国民生活に重要な関係を持っておる案件が、国会におきまする多数の意見にかか……
○梶原茂嘉君 きわめて簡単なことですけれども、別の機会に質問をしたいということに関連するのですが、きわめてささいなことです。提案理由説明書の中に、「静岡県の吉原市」とありますね。この静岡県の静岡に「しずおか」とふりがながふってあるのですね。古い内閣の告示を見ますと、原則的にふりがなはやめろという告示があるのです。私は、提案理由なり法律案にふりがなをふってある例はあまり見つからないのですけれども、これはどういう事情でしょうか。
【次の発言】 それはそれで私はけっこうだと思います。ただ、その内閣の告示の趣旨は、ふりがなはやめるべきであるということがうたわれておるわけであります。したがって、最近、雑……
○梶原茂嘉君 ちょっと、後藤さんの質問に関連して、一点だけお伺いしたいのであります。それは、社会預金の問題ですね、社内預金について、これは労働基準法の関係であるかと思いますけれども、労働省のほうで、社内預金の総額の半分ですか、二分の一程度は第三の金融機関その他の機関に保証に付さなくちゃいけないということになって、いまそれぞれ企業体でそういう準備なりそういう方向に進みつつあるように聞いておるわけであります。相当の機関で保証するんですから、保証自体にはその心配がなかろうと思いますけれども、その制度と、今度の何ですね、こちらのほうでは六カ月なり三分の一なんかで一応線を引いて区別をしているわけですね。……
○梶原茂嘉君 まず、わが国の人口の問題に関連して質問を始めたいと思います。 わが国の人口は御承知のように、おそらく来年、昭和四十三年には一億をこすであろうと厚生省が報告をしておりますことは御承知のとおりであります。最近の、ことしあたりの状況を見ますと、あるいは年内に一億の線を突破するかもわからぬ。明治の初めに三千万台で出発いたしまして、ちょうど百年目を迎えるときに人口が一億の台に乗るということは、明治百年の大きな記念とも考えられると思います。国際的な舞台で独立国としての権威を保持するためには、少なくとも人口が一億以上あるということが一つの要件であるということを、ドゴール大統領が言ったというこ……
○梶原茂嘉君 ちょっと関連。いまの酒の問題ですね。道路交通法によると、一年以下の懲役と規定しておりますね。先ほどの数字の中に、別段不注意で人を殺傷するということはないけれども、ただ酒を飲んで運転してそれで処罰されて体刑になったものがどれほどあるかわかりましょうか。
【次の発言】 そうです。
○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。統計のことですけれども、先ほどのお話の人身事故に関することが四十二年五十二万一千件、これは交通違反の経過を経て、あるいは交通違反それ自体が人身事故を招来した原因である、こういうケースですね。そうじゃなくて、交通規則をちゃんと守りまして、違反なくして、しかも事故が起こり得るであろうと思うんですね。そういうケースは一体どれほどあるもんであろうか。
【次の発言】 その場合は、ともかく交通違反があったわけですね。いわゆる交通違反というものがなくて、事故がどれほどあるか。言いかえれば、交通規則を守りましてちゃんと運転しておっても、しかし事故が起こる場合があるであろうと思う……
○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。いま車の右、左の問題がございましたが、先ほどのお話で、人間は左がいいか右がいいかについては別段定説がないというお話でございましたが、人間は本来人間の肉体の構造上当然左がいいのだという一部に非常に強い主張があるわけなんです。左のほうにあるほうが、人間の、何といいますか、生理的なといいますか、からだの構造なりいろいろの点からそのほうが合理的だという主張があり、またそうすべきだという運動がささやかながら日本でもあるようでありますが、そういうことは検討されたことがあるのでしょうか。
【次の発言】 それじゃ、右でも左でも別段どちらでもいいという結論になったわけですか。
○梶原茂嘉君 関連。山高さんの初めの御質問に、道路交通法等の罰則の関係で、運転する者に酒を飲ました者は――売った者ですか、それは教唆犯になる、あるいは共犯になる、そういう判例があるという質疑応答があったわけですね。もちろん、その具体的のケースの内容によるのでしょうけれども、現実運転する者が酒を飲めば、それだけで道路交通法では一年未満の懲役の体刑になるわけですね。ドライブインにおいて運転手に酒を売るということは、先ほどの話から言えば、それは当然法規に触れる性質のものじゃないでしょうか。したがって、その自主的とか指導とかいうことはもちろん大事ですけれども、警察の立場から言えば、それは断固取り締まる……
○梶原茂嘉君 私は自由民主党を代表いたしまして、本改正案に対し賛成の意を表するものであります。 自動車の激増に伴いまして、交通事故また非常な激増を示しつつあります現状、さらに将来を考えましても、自動車の増加に伴って交通事故の増加も当然に予想される情勢であります。現在の時点におきましては、何としてもこれら交通事故の防止の施策を立て、これを実行いたしますことは、政治上も、また社会上も最大の課題であると考えます。これがためには、どういたしましても、各方面、各部門にわたりまして施策が総合的に、かつ、強力に推進せられなければならないものと存じます。 もとより刑法は刑事政策の基幹的法典でありまして、し……
○梶原茂嘉君 一点だけ伺いたいんですけれども、海上じゃなく海底なんですね。そうすると、法律の管轄の問題といいますか、これはどういうふうに考えたらいいんでしょうかね。
【次の発言】 裁判上の管轄というふうなことはどういうふうになるんですか。
【次の発言】 そうすると、管轄権といいますか、これは複数的に競合しておると、こういうように考えていいわけですね。
○梶原茂嘉君 ちょっといまの問題に関連して大臣にお伺いしたいのですが、局長さんでもいいのですが……。医業の実態調査は長年の問題で、ぜひ十分な調査のできるようにしてもらいたいと思うのです。 それに関連しまして、これは健康保険組合の問題ですけれども、お医者さんのほうの調査をすることは、もちろんこれはできないけれども、組合員のほうの実態を、これを一ぺん調査してみたい、ふに落ちないというか、実態がなかなか把握できないので、患者である組合員のほうの調査をしたいという考えで調査にかかったのですけれども、そういうことをすることは、医療機関に対するこれは不信用を意味するものだから、医者のほうの立場から見て、……
○梶原茂嘉君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもって私が正副主査の選挙の管理を行ないます。
これより正副主査の互選を行ないますが、互選は、投票によらず、選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、主査に鈴木強君、副主査に船田譲君を指名いたします。
○梶原茂嘉君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもちまして、私が正副主査の選挙の管理を行ないます。
これより正副主査の互選を行ないますが、互選は、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、主査に鶴園哲夫君、副主査に任田新治君を指名いたします。
【次の発言】 きわめて素朴な質問を簡単にいたしますから、簡単にお答えいただいてけっこうでございます。道路は日本の経済発展の基盤であることは申し上げるまでもないと思います。それぞれ長期計……
○梶原茂嘉君 きわめて簡単に二点ほどお伺いしたいのであります。 第一の問題は、米価審議会が一月以来御承知のような経過をたどりながら、現在なお何と申しますか、きわめて不確定な立場に立っているわけであります。大臣、御苦労されておると思います。私はこの機会に、米価審議会の問題に触れるつもりはありません。ただ、米価審議会は、申すまでもなく、生産者米価なり消費者米価、米価に属する事柄を審議のたてまえ、対象としておるわけであります。それはそれでけっこうだと思うわけでありますが、最近の新聞によりますと、財政制度審議会ですか、食管制度全体にわたって審議検討するということが報ぜられておるわけであります。もちろ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。