このページでは梶原茂嘉参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○梶原茂嘉君 現在の為替レートですね、これがIMFのあれでは、相当窮屈といいますか、相当制約されている。どうももう少し弾力性を与えるというか、幅を広げるべきじゃないかという意見が最近少なくないようですね。それはどうなりますか。そういう問題とSDRの関係は無関係であるのか、何らか関連性を持っているのであろうか。そういう点はどういうふうに見たらいいんでしょうか。
【次の発言】 どうもしろうとによくわからないのですけれども、第三の新しい国際通貨の試みだという御趣旨はそれなりに理解ができるのですけれども、しかし、現実的に見れば、先ほど来いろいろお話しのあったように、結局はそれぞれの国の国際収支の赤字、……
○梶原茂嘉君 私は、ただいま提案されておりまする四十三年度の補正予算案の中で、三百七十億ですか、食管特別会計へ繰り入れをするという事柄に関連する問題に一応しぼりまして五、六点お尋ねをしたいと思います。 第一は、従来論議になっておりました総合予算方針の問題であります。昨年初めてその方針がとられました。当時財政硬直という事柄が一応基調になっていろいろ検討されたわけであります。その趣旨としては、先ほど来大蔵大臣の説明されましたように、われわれ十分納得ができる筋道であります。ところが、今回、原則的には補正をしないというたてまえが補正をするということに相なったわけであります。それをとやかく申し上げるわ……
○梶原茂嘉君 いまの問題に関連して一つだけお伺いしたいのであります。 今度の大口総領事の事件に関連しまして、これは政治犯人として革命前衛派の相当数が監禁されておって、その釈放の手段として起こったわけですね。ところが、その監禁されておった政治犯人の中に、二世であるようですけれども、日本人がいるわけです。それが日本人である大口総領事がつかまったということと関連を持っておるようなんですが、また相当数の、二世かどうか知らないけれども、日本人が、革命のといいますか、そのほうのグループに参加しておるということも新聞では報道されているわけで、何かそういう実態ですね。相当数の日本人が二世だとすれば、国籍はも……
○梶原茂嘉君 ちょっと関連。 最近新聞、雑誌等で、「よど」号で北鮮に行った人ですね、これがもうすでに朝鮮を出てどこへ行ったとかあっちへ行ったとかということがしきりにうわさされておりますのですけれども、警察方面なり外務省方面なり、何か情報が入っておるでしょうか。それだけ伺いたいと思います。
○梶原茂嘉君 コンテナーに関する通関条約とそれからTIR両方にあるのですけれども、十四条の条約廃棄の条項ですが、これは多数国間の条約だから、一締約国が廃棄を通告すればその条約自体全体が廃棄されるというふうに読むのですか。その点がちょっと疑問なんですがね。
【次の発言】 お答えのとおりであるべきだと思うのですね、当然。ただ、その表現上、「この条約を廃棄することができる」と、これだけ見ますと、普通に読めば「廃棄する」のであって、「脱退する」とかというふうには読めないのですがね。何か表現のしかたに問題があるのではないでしょうか。こういう表現でいいであろうかというきわめて素朴な疑問なんですけれどもね。
○梶原茂嘉君 簡単にお伺いしたいんであります。 四十五年度の予算が下村さんのお考えでは萎縮型といいますか、こういうふうな感じがするというふうなお話でございます。それに関連しまして、現在の税制なり特に国債の発行問題をどういうふうにお考えになっておりますか。現在の四十五年度、もう少し積極的な体制をとろうとすればどうしても何らか収入面にくふうをしなければいかぬ。ところが御承知のように減税の問題が一面にあり、一面国債発行については非常にわれわれ消極的な方針をとってきたわけですね。それらの関連をどうお考えになるか、これが一つ。それから、よかれあしかれ五十年、六〇年代におきましては経済の高度成長の過程で……
○梶原茂嘉君 時間の関係もありまして、主として物価の問題に限定して若干お尋ねをいたしたいと思います。 佐藤長官の経済演説の中でこういうことが言われているわけですね。「今や、インフレとの戦いに安易な態度は許されないのであり、この戦いに勝つことなくして、今後のわが国の発展はあり得ないと考えるのであります。そして、物価問題の解決は、議論の段階から、これをいかに実行するかの段階にきていると考えます。」非常に勇敢で率直だと敬意を表するわけです。で、この基本的な考え方が今回の新経済社会発展計画の中にどういうふうにあらわれてきておるのかという点であります。特に消費者物価については、あれは藤山さんの長官のと……
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