田中寿美子 参議院議員
7期国会発言一覧

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田中寿美子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中寿美子参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

田中寿美子[参]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第15号(1966/03/11、7期、会派情報なし)

○田中寿美子君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました所得税法、法人税法、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、多くの質問点について意見を述べ、主として総理大臣、大蔵大臣並びに関係大臣に御質問いたしたいと考えます。  まず、第一に指摘せねばならないのは、今回の減税の欺瞞性であります。政府は、このたびの減税総額三千六百億円をもって史上最大の大規模減税であると宣伝しておられます。また、大蔵大臣は、この減税をもって中小所得者の減税を重点とし、「蓄積ある企業、たくわえある家計」を目ざすものであると言明されております。この合いことばは、現実の経済生活のきびしさにあえぐ中小企業者や一般勤……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第13号(1967/05/31、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論をいたしたいと存じます。  まず最初に、私は、これら三法の改正案における政府の基本的姿勢に対して、きびしく批判せざるを得ません。現在の税制は、昭和二十五年シャウプ勧告によって体系づけられて以来、今日まで、資本の蓄積に重点が置かれ、勤労大衆に重く、高額所得着と大資本優遇の方向をたどってまいりましたが、歴代の政府の手で、たびたび、この方向に向かっての改正が行なわれてまいりましたため、税負担の公平……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第11号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、日本社会党を代表して国立病院特別会計法の一部を改正する法律案について、佐藤総理並びに関係各大臣に対し、若干の質問をいたしたいと存じます。  政府は、昭和四十三年度予算編成にあたり、財政硬直化を口実にして、酒、たばこなど間接税の増税を行ない、受益者負担の原則を振りかざして、国鉄定期代の引き上げなど、公共料金を中心とした物価値上げにより、国民大衆からの収奪をもって財源調達をはかる一方、社会保障の国庫負担を削減し、総合予算主義の名のもとに、公務員給与ベースアップ分、あるいは生産者の米価の上昇にワクをはめるとともに、消費者米価のスライドによる引き上げをもくろむなど、もっぱら国民生……

田中寿美子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

田中寿美子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1966/01/18、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 これまでにもうたくさんの方々が私のお聞きしたいことを質問して、そうしてお答えがあったわけですが、それで、もうほんとうに、少し原則的なことでお伺いしたいと思います。  私は、公債発行とインフレの関係、それから物価と、こういうところでお尋ねしたいと思うのですけれども、佐藤内閣は四十年度公債発行に踏み切ったということは、この日本の戦後の経済、それから財政のたいへんな変化をもたらすわけですから、非常に責任があると思うのです。大蔵大臣は、公債というのは、ことにこの四十年度の公債は赤字公債であるということは、どうしてもお認めにならなくて、歳入不足補てん公債と、たいへんめんどうなことばを使わ……

第51回国会 大蔵委員会 第14号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 予算委員会のほうに行かなければなりませんので、すみませんけど、ちょっと二、三点。  私は、さっきも成瀬先生からも出ましたけれども、大蔵大臣がしばしばおっしゃる豊かな家計というのにまだ実はこだわるわけなんですが、もちろん減税だけでもって家計を豊かにしようというふうには考えていらっしゃるとは思いませんけれども、大蔵大臣ですから、日本の財政経済全部を掌握なさる方なんですけれども、実際に物価が一方で上がっていく。そうして実際に経済を担当しております、家計をやっております者の側からいいますと、支出は今度の減税でも、もう標準ぐらいのほんとうに普通のサラリーマンで、みんな支出は赤になっていく……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 この前も大蔵委員会で、大臣は、免税点、課税最低限を八十万円くらいにするのは妥当だと思う、しかもそれはいまの物価においてそうだと思う、というふうにお答えになりましたし、それから税制調査会でもそのような答申が出そうな報道がされているのですけれども、今度の災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予――もちろん私どもはこの法律には賛成なんですけれども、今回の改正は、免税点六十三万円を基礎にして、初年度六十一万円、これを基礎にしての改正なんですけれども、もしもそれを、かりに年度半ばにでも八十万円というようなものを実現なさるお気持ちがあるのか、そういうことになったら、また減免も拡大をする、こう……

第51回国会 大蔵委員会 第28号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 長くなりますから、すわったままで。どうぞそちらもすわったままでお願いいたします。  午前中、木村委員から、お得意の計数的な非常にこまかいことから入りまして、そしてようやくそのアジア開発銀行及び東南アジアに対する経済援助の政治的な背景というような問題に入りかかっておるところで中断されたんですが、私はその辺から始めたいと思います。  実は、私は多少アジア・アフリカ地域を旅もしておりますし、それから政府ベースでない民間ベースの国際会議にも何回か出ておりますし、また研究にも行った経験があるんですけれども、それで東南アジア諸国の民衆の考え方というのは幾らかつかんでいるつもりでございます。……

第51回国会 大蔵委員会 第29号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 昨日御質問いたしましたときに、御返事いただいていない点がございましたので、きょうはその係の方、中小企業庁の方がお見えになっていただいているかと思うのですが、私の質問は、韓国から技術研修生を送りたいという申し入れが日本にあったと、これは新聞の報道で見たわけなんですが、三千人ないし四千人の青年労働者を技術研修生として受け入れてほしいという申し出が、韓国の中小企業協同組合中央会からあって、それを受けた側は日本の全国中小企業団体中央会である。その間でこの問題についての話し合いがなされているという報道がありまして、これに対して日本側と韓国側との間でどういう話し合いがなされておるかという点……

第51回国会 法務委員会 第18号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私、坐って質問させていただきまずから、どうぞ皆さんもお坐りになったままでお願いします。   私どもの共同提案の売春防止法の一部を改正する法律案については、もうすでに政府側は改正の必要がないという御意見の発表があったようでごごいます。とすれば、もう十年前にできたこの法律が相当の効果をあげているという観点に立っておいでになるのではないかと思うのですけれども、実態は非常にそうでないように思います。きょう、特に法務省、警察庁の方々は、非常にたくさん実態をつかんでいらっしゃると思いますので、その実態をお聞きしたいと思います。  十年前にこの法律を作成します当時、私も関係がありましたのです……

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/27、7期、日本社会党)

○田中寿美君 私は初めて質問いたしますので、ふなれでございますから、先輩の議員の皆さん、政府側の皆さん、もしふなれな点がございましたら、お許しいただきたいと思います。  初めて質問いたしますので、最初に総理に対して要望を含めまして御意見を伺いたいことが二、三ございます。私は、生活する大衆の立場から、物価高をひしひしと身に感じておりますところの生活する者の暮らしを守り、家庭を守りたいという、そういう立場から、消費者米価を中心にして、食料管理特別会計補正予算が組まれておりますが、そういう問題を中心にしながら物価や家計、国民の暮らしの問題について政府の対策をお伺いしたいと思っているのでございますけれ……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/03/19、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は初めに、豊かな家庭論争を大蔵大臣としたいと思います。   大蔵大臣は、しばしば豊かな家庭をつくるということをおっしゃっておりますけれども、一体、豊かな家庭とはどの程度のことをさしていらっしゃるのでしょうか。先般御発表になりました大蔵省の標準生計費、つまり五十八万六百九十八円、これを月割りにしますと、四万八千三百九十九円なんです。それに成年男子一日の食費百六十七円八十七銭、この程度はどういうふうにお考え  になりますか、豊かな家庭とは、どのぐらいをおさしになりますか。―○国務大臣(福田赳夫君) 私は豊かな家庭ということは、各それぞれの家庭が将来希望を持って、そうしてその希望を……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 売春防止法との関連なんですけれども、性病が蔓延するというのは、非常に大量にベトナム関係から米軍が入ってくるということが大いに関係があると思うのですけれども、売春防止法で町で勧誘する行為では女性がつかまって処罰されるわけなんですけれども、そのときに一応相手方の男性も調べられるわけなんですね。で、街路上でそのような行為が米軍の兵隊とあったときにつかまえているという事実がありますかどうか。それで、そのことは安保条約行政協定第十四条にはやはり米軍の軍人は国内法の適用を受けるということになっておりますので、やはりそういう措置がとられなければならないはずだと思うのです。その辺はいかがですか……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/03/26、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 今日、私は婦人の働く権利の問題に集中して御質問をいたしたいと思います。特にその中でも、看護婦の夜勤制限に関する人事院の判定に対する政府の態度、及び地方自治体の女子職員に対する退職勧奨について、婦人の働く権利の侵害ではないかというような点について御質問いたしたいと思います。  まず最初に、労働大臣にお尋ねいたしたいと思うのですけれども、戦後、婦人が職場に進出した状況というのは、最も目ざましいものだと思うのですけれども、その婦人雇用の趨勢についてお伺いしたいと思うのです。  第一点は、戦後、婦人労働者はどんなようにふえてきているか、その数を最近十年くらいあげていただきたい。  それ……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 去る二十六日の私の質問のとき、ちょうど文部大臣は高校選抜野球の始球式にお出かけで御欠席でしたので御答弁いただけませんでした。いま問題を詳しくお話している時間がございませんけれども、事務当局からお聞きいただいたと思いますが、国立大学病院に勤務する看護婦、准看護婦及び助産婦の夜間勤務規則等に関する行政措置の要求が、大学病院に働いている人たちから出ております。それに対して、人事院が調査した結果、判定を下しております。その行政措置の要求の内容とその人事院の判定とを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 さっき、判定の内容を言っていただきたいと申し上げたのですけれども。

第51回国会 予算委員会 第21号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  当分科会の担当は、昭和四十一年度予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、経済企画庁、科学技術庁を除く)及び法務省所管並びに他分科会の所管外事項であり、三月二十九、三十、三十一の三日間にわたり、関係各大臣及び政府委員より説明を聴取した後、慎重に審議を行ないました。  以下質疑の概要について御報告申し上げます。  皇室費につきましては、伊豆の下田に御用邸を新設する計画があると聞くが、土地取得については、十分に留意すべきであるとの質疑がありました。  これに対し瓜生宮内庁次長より、伊豆方面に御用邸を求め……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会 第3号(1966/07/19、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 外務大臣にお伺いいたしますけれども、いままで多くの同僚議員がアジア開発銀行とジョンソン構想との関連を聞いて、それはほとんど関連がないようなお答えばかりでございましたけれども、私は、アジア開発銀行とこのごろの東南アジア開発計画、この問題とは決して関連のないものじゃない、単独に出ているものじゃないと思います。で、最近の東京で開かれましたアジア開発閣僚会議ですね、それからソウルのアジア外相会議、それからさらについこの間の日米貿易経済合同会議、これらはみんな一連の関連があったと思います。それはアメリカのアジア経済に対する政策の変更、それと対応しているから問題があるんじゃないか。先ほど佐……

第52回国会 大蔵委員会 第4号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 委員長、ちょっと一言、関連して大蔵大臣、長期減税計画を発表なすって、そうして課税最低限八十三万円というようなことをこのごろ言われているわけですね。この前の国会の、五十一国会の大蔵委員会で、やはり課税最低限八十万円くらいまでにするというふうに発表なさった。そのときに私が大蔵大臣に質問をしましたときに、ことしの物価で八十万円課税最低限でなければあんまり意味がないのだと、何年か先の八十万円では何にもならないけれども、その辺はどうですかとお尋ねしましたら、物価の上昇に見合って、今年度のところで八十万円と考えているのであるというお答えであったのです、これは議事録にもあると思うんですけれど……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 総務長官にお尋ねしようと思っておりましたけれども、おそらく統計局長のほうがもっとお詳しいかもしれません。いまも標準生計費の問題を考えるのに当たっては、物価の上昇ということを考えないでは考えられないというお話がありました。私もそう思うわけで、大蔵省が標準生計費を設定して、そうして課税最低限をきめる。その場合に消費者物価の上昇をどんなふうに見るかということによって標準生計費が妥当かどうか、課税最低限が妥当かどうかということをやはり私たちは判断しなければならないと思うわけでなんです。それで、そういう意味で消費者物価指数のとり方について少しお尋ねしたいと思います。  今度四十年基準に消……

第55回国会 大蔵委員会 第12号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 今回の減税あるいは税制改正三案についてですけれども、税金を納める人口、納税人口は年々非常にふえている。二千三百三十五万人とおっしゃいました。大部分の国の経営というのは働く国民の税金でまかなっているわけですから、したがって、国民は納税者としての自覚と権利意識を持たなきゃならないと。しかし、それは税金の納め方や取られ方、あるいは税金の使い方、行くえ、そういうものに対して十分な発言権がなければ、納税者意識というものは育たないと思っているのです。日本の税制の体系は、シヤウプ勧告以来、資本蓄積をおもな一番の目的としておりまして、そうして主として大衆課税に非常に不当な重さがあった。税負担の……

第55回国会 大蔵委員会 第13号(1967/05/29、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 国税庁長官がお急ぎのようでございますが、特に職員との団体交渉のためだそうでございますから、協力申し上げたいと思いますので、先に国税庁長官への質問からさしていただきます。  前回にも私は、零細な事業者、企業家に対しての税の徴収のしかたというものが非常に冷酷なものがあるということについて幾つか事例をあげましたけれども、ちょうど大臣がおいでになりませんでした。それで、きょう少しダブるかもしれませんけれども、もう一度お尋ねしたいと思います。  けさほども戸田委員から税務職員の立場の上での御発言がありました。私も第一線の税務職員が非常に苦労しているということはよくわかるのですが、しかし、……

第55回国会 大蔵委員会 第25号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 最初に専売公社の総裁にお伺いしますけれども、いまさっき中尾委員からたばこの害の話がありましたけれども、専売益金というのは国家の予算の中でたいへん大事な財源になっておりますようですが、ところが、それがやっぱり大衆がたばこをたくさん吸う結果、多額の間接税を納めておるわけでございますね。ですから、大衆としてはもうこういう法案の改正についての内容を知る必要があると思うんですけれども、この法案で、業務量の拡大に伴ってたなおろし資産が増加をたどっておるということ、それの資金繰りが非常に窮屈になってきたからということなんですが、その業務量の拡大ということはたばこの生産量もどんどん上がっている……

第55回国会 大蔵委員会 第30号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 この法案は、引き揚げ者に対する在外財産の補償ということばは使わないで、引き揚げ者に対する特別交付金の支給ということになっておりますけれども、そして千九百二十五億円を計上することになっておりますが、これは十カ年間均等償還の国債で支給するということ。で、私、この法案については、衆議院で社会党も賛成で送ってきているのでございますけれども、非常に不安に感じることがたくさんございますので、それらの点を解明していただきたいと思うんです。  で、その提案理由説明によりますと、今度のこの法案によって引き揚げ者に対する給付といいますか、戦後処理はもう最終的な解決にするのだということにされておりま……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1967/06/23、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 委員長、関連質問です。いま木村委員が、今年度税の自然増増収が相当額にのぼるから、それを物価対策に使うような提案を企画庁長官はされてもいいのじゃないかと、その一つとして、米価の値上げの一四・四%というような比率をもう少し下げてもいいのではないかというような意味のことをおっしゃったのだと思います。で、実はこれは大蔵大臣にお聞きすべきことだと私も思っていたのですけれども、予算委員会のほうで大蔵大臣がそのようなことをほのめかしなすったように私も何かで見ましたが、それからいま経済企画庁長官がおっしゃた言い方と、大蔵大臣がよくたびたびおっしゃっていることと、みんな符合するのですけれども、つ……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1967/12/22、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 きょう私は、大蔵大臣及び専売公社総裁に御質問したかったのですけれども、二人ともおいでになりませんので、少し気抜けがしました。  税制に関することは、大蔵委員会のほうでいろいろまた後ほど通常国会で詳しく御質問したいと思っていますけれども、それでも、きょう私の質問のテーマは、酒、たばこ、その他間接税の増税についての質問でございます。  きょうの各紙が報じておりますように、大蔵省は、税制調査会の臨時小委員会に間接税増税の案を提出しております。そして、おそらくこれが採択されて、来年度予算で間接税の値上げがされるものだと思うのですが、まあ、その大蔵省の言い分として、千億の所得税の減税をす……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 ちょっと関連で一つだけ。  いまの点でございますけれども、実は十二月にまだたばこ値上げが決定してなかったときに、私は物価対策特別委員会でいろいろとお尋ねしたのですが、その当時と少し事情が変わっていますし、それから、数字も変わってきていると思うのです。それで、このごろ、今回の値上げによってたばこの値上げ率は一九%だと普通にいわれているけれども、専売公社の出された資料では一一%というふうに説明していらっしゃるのですね。それは四十二年度のこれまでの定価で四十三年度の十本当たり平均単価を出すと三十二円四十五銭である。それで、いままでどおりの銘柄別販売割合で見ると一九%値上げになるけれど……

第58回国会 大蔵委員会 第20号(1968/04/27、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は第一番に、今回の国立療養所の特別会計移管という考え方が財政中心主義で出てきているという点につきまして、大蔵大臣に少しお尋ねしたいと思うのですが、私が議員になりましたころ、ちょうど昭和四十年ごろから財政主導型の経済に変わってきたわけなんです。それ以来、経済における財政の主導権だけじゃなくて、あらゆる政策で財政が主導権を持ってきているように思うのです。ことに四十三年度予算は全体として財政中心主義、いわゆる財政硬直化という口実で社会保障制度全体の方向の転換をさせようとしているように思われます。財政硬直化の原因のことは木村先生があとから追及なさると思いますのですが、社会保障費を財政……

第58回国会 大蔵委員会 第23号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 実は、もう時間がありませんで、私も五時半ぐらいまでしかおられませんから、もう戸田委員や木村委員から私の言いたいことも大部分言っていただきましたし、それから、昨日も多くの委員から問題は出されておりますので、重複しないところだけを少し伺いたいと思います。で、労政局長、急がれるようですから、私いま質問の順序とちょうど反対で、労働問題を一番最後にやろうと思いましたけれども、ちょっと関連したところだけ最初に言わしていただきますと、さっきの戸田さんのあげられた事例というのは、不当介入であるかどうかはわからない、抽象論では不当介入をしてはいけないということを言われたわけなんです。まあ法律とい……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、宮澤経済企画庁長官に、先日の長官のごあいさつ並びに補足説明として提出されました昭和四十三年度経済見通しと経済運営の基本的態度の中に述べられております事柄につきまして、主として物価対策についてのいわゆる基本的な問題になりますけれども、お尋ねしたいと思います。  昭和三十五年度以降、私たち国民は、非常に物価が上昇しているということについて苦しんでいるわけなんです。ところが、問題になるのは、政府の掲げます物価上昇率と、国民の生活実態にあらわれております上昇の事実及び実感とのズレがあることなんでございます。そのために、国民の目は、物価の上昇については何だか国会では議論しているけれ……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第11号(1968/05/15、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 初めに、私は、消費者保護基本法案につきまして、ちょっと一言、私自身の感想を言わしていただきたいのですが、今回、この法案は四党の共同提案でございますから、私たち自身も責任のある法案でございます。実は、初め私は、消費者保護基本法というようなものは単なる訓示規定であって、はたして有効に働くかどうかということについて疑問を持っておったわけなんですけれども、この間の宮澤長官のごあいさつのことばの中にもありましたように、これまでの行政が生産中心であり、産業中心であったのが、この法案の提案の過程で行政の上に消費者という意識がのぼってきたということは画期的なことではないかと言われました。実は私……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第13号(1968/05/22、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 ちょっと関連。  いま予算措置の問題が出ましたので、実は前々回の委員会のときに経企庁長官にもそのことを申し上げたんですが、日本の行政の中に消費者という意識がのぼってきたのは初めてで画期的なことだという、それは私もそう思います。それで、いままでの消費者保護基本法のできます過程で、幾らか冷淡であった消費者も、そして私たちも考えを改めたわけなんです。議員立法である関係で、各省ともたいへん積極的に取り組む姿勢を持っていらっしゃるので、この際、消費者保護会議の議長をつとめます総理ですから、最高責任者なんです。それで、いままでは事務段階で消費者行政協議会というのがございました。それから消費……

第58回国会 予算委員会 第3号(1968/03/21、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 関連。私は土曜日に日銀総裁に御質問申し上げるはずになっておりましたけれども、土曜日欠席なさるそうでございますので、きょう、非常に残念ですが、簡単に三つほどのポイントについて質問させていただきます。委員長のお許しを得まして御質問したいと思います。  ただいまも御説明がありましたように、いまの状態で円の維持ということが非常に大切なことであるということをおっしゃっておりましたが、かねてから私は、物価と通貨の関係について日銀総裁にお伺いするつもりであったのですが、物価の急激な上昇、ことに三十五年以降、高度経済成長政策をどんどん進めてまいりました三十五年以降に物価の値上がりがひどいんでご……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/03/23、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 ただいま鈴木委員との質疑がようやく物価の問題に入ってまいりましたが、私のこれからの質疑を物価に焦点を当てまして、国民の暮らし、家計、賃金並びに税金に、そのとめどもなく上がっていきます物価の影響するところ、それからまたそれに対する政府の政策についてお尋ねしたいと思います。で、個々のそういう問題に入ります前に、一言四十三年度予算の性格につきまして、ただいま総理大臣は経済政策は失敗ではなかった、たいへん生き生きと国民は暮らしているというふうにおっしゃいましたが、国際収支は大幅に赤字をたどっているわけなのですね。これは失敗じゃないかと思いますが、で、先ほど鈴木委員も佐藤内閣の政策は高度……


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各種会議発言一覧(参議院7期)

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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/03/17、7期、会派情報なし)

○田中寿美子君 羽間先生に御質問いたしたいと思いますけれども、この物価高は政治の問題だとおっしゃった、その点は私もそのとおりだと思うのですけれども、あとで要約されまして、その物価高の原因をつくったものは政府と財界と、そして国民の三者だと、国民の側にも責任がある、その消費態度にも責任があるというふうに言われまして、たとえばビヤホールでビールを飲んでいる者が一ぱいいるが、しかし同時に、物価高をかこっている者も同じ人間であるというようなお話があったのですが、私は、国民は物価高の被害者だと思っております。で、自民党の一部の方々の中に、国民は物価高の加害者であると同時に被害者であるということばを使ってい……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私も二つほどお尋ねしたいと思います。  ただいま先生がおっしゃいました点と同じようなことを私ちょっと考えていたのですけれども、つまり、生活保護基準というのは、いまのは全く低いわけなんですけれども、そうしたら、一体、どのくらいを妥当とお考えになりますか、ということなんです。それには、やはり労働者の賃金の最低の基準が相当程度高くなければ、きめにくいという点があるのじゃないか、その辺との関連、つまり、社会保障制度の一番根本になるのは、正常な働きをしている労働者の賃金がいかにあるべきかということと結びつけなければ、きめられないのではないかという点、その辺のことをもう一度お尋ねしたいと思……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(田中寿美子君) では、ただいま皆さまの御推選によりまして、私が主査をつとめることとなりました。御協力をいただきまして、本分科会の運営を行なうことにいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 分科担当委員の異動について報告いたします。  昨二十八日、亀田得治君が委員を辞任され、その補欠として山本伊三郎君が選任されました。また、本日、和田鶴一君が委員を辞任され、その補欠として松野孝一君が選任されました。  ちょっと速記をとめていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは速記を起こしていただきます。
【次の発言】 本分科会は、昭和四十一年度一般会計予算、同特別会計……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(田中寿美子君) それでは、ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和四十一年度総予算中法務省所管を議題といたします。  まず、慣例では政府側の説明を求める順序でありますが、説明はこれを省略して、お手元に配付いたしてあります資料をごらん願うこととして、直ちに質疑に入ります。  また、その説明資料は、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  それでは御質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。

第51回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(田中寿美子君) ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。  前回に続いて、昭和四十一年度総予算中、内閣及び総理府所管を議題として質疑を行ないます。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 では速記をお願いします。  以上をもちまして内閣及び総理府所管に対する質疑は終了したものと認めます。
【次の発言】 昭和四十一年度総予算中、皇室費、裁判所及び会計検査院所管を便宜一括して議題といたします。  まず、慣例では政府側から説明を求める順序でありますが、説明はこれを省略して、お手元に配付してあります資料をごらん願うことと……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/04/01、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 鎌倉先生に三つほどの点について、物価の問題については、もう予算委員会の席でこまかく質問したのですけれども、いま最初に先生が、通貨の発行が膨張しているから、物価の値上げの一番原因になるという考え方があるが、それは全くそういうことはないということを断言なさった、抽象的にそういうことを言うのはいけないとおっしゃられた。私どもは別に抽象的に言っているのではない、昭和三十五年以降の通貨の発行の状況、それから物価指数の上がり方なんかを比べてみますと、昭和三十五年までは、わりあいと横ばいに来ているわけです。三十五年から急激に物価の上昇率も高くなっていますし、それから通貨発行額が非常にふえてい……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 総務長官おからだが悪いようですから、おかけになったままで、私もかけたままで質問いたします。  私は沖縄の経済問題にしぼって御質問したいと思っているのですけれども、これまで沖縄の問題については防衛とか安全保障の立場からずいぶん議論されてきたと思うのです。沖縄の現地に参りますと復帰の全く熱に打たれるわけなんでして、そして復帰運動も非常に盛り上がっておりますし、また本土でも返還の運動はずいぶん盛り上がっていると思うのです。佐藤総理が両三年内に返還のめどをつけるというような発言をなさっていらっしゃるわけなんですけれども、あの沖縄の置かれている状況からしますと、アメリカの軍事基地にほとん……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は四十三年度予算に関連しながら、労働省関係の方々の労働政策に関して少しお尋ねをいたしたいと思います。  まず、いわゆるコストインフレ論というものが特に経営者の側からは掲げられております。いま、名目賃金、実質賃金、労働生産性など、三十五年を一〇〇として比べてみますと、名目賃金は四十一年度で一八三・七、それから実質賃金で一二九・三、労働生産性で一六七・三。で、これ、四十二年度はおわかりでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、全体にいままでの経過を見てまいりますと、労働生産性に対して実質賃金の伸び率というのは低いと考えられるんですけれども、労働省のほうはそれをどうお思いになり……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/04/11、7期、日本社会党)

○田中寿美子君 私まず第一に、社会保障ということをどういうふうに理解するかという基本的な理念について、大臣の御意見を伺いたいと思うのです。  私は、私ども日本というこの資本主義の国の中でできる、いま現町点でできることというようなことについては厚生省の方々、厚生大臣の考えていらっしゃることと立場がそんなに違うことはないだろう。ことに国民の福祉、社会保障を考えておる立場というものは同じ立場に立つものだろうと思うわけなんです。ですけれども、根本的な考え方には、だいぶ違いがあるんじゃないかというふうに考えます。  で、まず社会保障というのを、私は完全な形の社会保障というのは国民の生存権、まず労働権が保……



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データ更新日:2022/12/18

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