田中寿美子 参議院議員
8期国会発言一覧

田中寿美子[参]在籍期 : 7期-| 8期|- 9期-10期-11期-12期
田中寿美子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中寿美子参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

田中寿美子[参]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 参議院本会議 第29号(1969/06/20、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、日本社会党を代表して、政府提出のいわゆる公害白書について若干の質問を行ないたいと存じます。  最近における産業公害、都市公害並びに基地公害は、その量の増大と質の深刻化においておそるべきものがあり、緊急に対策を講じなければ、国民の生命は、あるいは急速に、あるいは緩慢に死に追いやられ、国土や自然は破壊され尽くすおそれがあります。まさに公害の成長のテンポは産業の成長のテンポを上回っているのであります。日本社会党は昨年末以来、命と暮らしを侵す公害追放運動に取り組み、全国に公害総点検を実施いたしました。この運動の成果に立って、去る五月二十日、私たちも「住民の公害白書」を発表いたしま……

田中寿美子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

田中寿美子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 内閣委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中寿美子君) どうもありがとうございます。私現地に行っておりましたものですから、一点だけ申し上げたいことがございます。  先ほど江藤参事官が不法集会と言われましたこの問題については、あの北富士演習場の入会権に関して係争のあることも御承知だと思いますし、それから日米安保条約に関連した地位協定で、米軍の施設及び区域になっているという実情と、それから米軍の施設及び区域であるにもかかわらず、米軍がほとんど使わないで、事実上自衛隊が使っておるという点で、いまこの問題はあそこで入会組合が不法な行為であるとして係争中でございますから、そこで集会を開くことを不法だと言われることに対して、私……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/16、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 最初に総理大臣にお考えを伺いたいと思うのです。昭和四十四年度の予算編成にあたって、政府は、警戒型予算だとか、次には警戒中立型予算だとかと言っていられますが、やはり成長率は相当高いものになって、それも名目一五%以上をこえるだろうと思われます。そして、税の自然増収も相当額ある。これは余分にあるものは調整にとっておくというような、解散含みでございますから、どういうふうにお使いになるのか、非常にいろいろと心配でございますが、当初の見込みと、いつも成長率と違ってくるわけですね。ことし、四十三年度は一二・一%だったのが一六・八%、たいへん景気過熱したわけです。で、ことしはいざなぎ景気なんて……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1969/04/09、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 一問だけということですので。  石崎先生は、神通川の流域からの亜硫酸ガスがカドミウムを溶かすところのいわゆる媒体説というのをお出しになったと思うのですね。実は安中の東邦亜鉛、私も去る二月末に参りました。あそこは東邦亜鉛の会社から七百メートルくらい離れた丘陵地にあります。あそこは亜硫酸ガスが明らかに、工場のほうは九九・九%出していないといいますけれども、ほんとうにみんなぜんそくが起こっています。私も非常にのどを痛めました。そこであそこの土壌に排煙からのカドミウムが非常にあるということは小林先生かねて強調していらっしゃるところでございますが、そうしますと、石崎先生のおっしゃる排煙中……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1969/06/27、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 経済企画庁長官にお尋ねいたしたいと思います。今度、公共用水域の水質の保全に関する法律の一部改正案に修正されましたね。その改正案でそもそも第一条の中に「公衆衛生の向上」というのを「国民の健康の保護及び生活環境の保全」に改め、そしてあとのほうに「産業の相互協和」ということを持っていくということが一点と、それから第一条の二項に、「前項に規定する生活環境の保全については、産業の健全な発展との調和が図られるようにするものとする。」というのを入れたわけですね。まず、その第二項のほうから私お伺いしたいと思うのですが、非常にこれを入れたことを私は遺憾だと思っているわけなんです。大体公害対策基本……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第13号(1969/07/02、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 いま公害三法を審議中でございますが、それでこの前の委員会では、これに関係したことを大臣に御質問申し上げたんですが、私、どうしても公害問題は通産大臣が非常に重大な立場でいらっしゃると思います。それできょうおいでいただいたのでございます。特に去る六月二十日の本会議場で公害白書について私御質問いたしましたのに対して、通産大臣の答弁は、たいへんそっけなく、ある意味では私なんかの立場から言わせれば、非常に不誠意な感じがいたしましたが、公害についての通産大臣の基本的な考え方をぜひ私は確かめたいと思っております。で、大体あの御答弁からしますと、通産大臣は、総理が言っておられるように、公害とい……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1969/07/18、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 二点だけです。  一点は、いま最後にお話が出ておりました健康被害の救済に関して、社会保障としてとらえるか、損害賠償としてとらえるかという問題についてなんですが、好美先生は、その両方の折衷を考えてはどうか、むしろ社会保障的なとらえ方を重点にして、あるものに関しては損害賠償的なものもあっていいんじゃないかというような言い方をなすったように思いますが、それから戒能先生は、損害賠償というとらえ方をすべきだというふうに言われたように思うのです。社会党案は、企業の責任をあくまで追及するという意味で、国が立てかえ払いをしておいて、あとで求償権を行使する、こういう考え方に立っておるわけなんです……

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 だめです。あしたやりますから。(笑声)

第61回国会 大蔵委員会 第9号(1969/04/04、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 もうすでに、本委員会で、わが党の木村委員、戸田委員、横川委員などがいろいろな面から発言されましたし、また、ほかの党の議員たちの御発言からも、所得税法それから租税特別措置法に関連して意見が同じものもたくさんございます。それから衆議院のほうではこちらよりも十分時間がございましたので、非常に詳細にわが党の議員も発言いたしております。それで、あまり同じことの重複を避けて、多少違った面から御質問をしたいと思います。  第一番に、これは大蔵大臣に伺いたいんですけれども、財政硬直化の問題なんです。最近ばったりと財政硬直化ということばを使われなくなったわけですね。四十三年度の補正予算を通すか通……

第61回国会 大蔵委員会 第17号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私もちょっと関連して。戸田委員の最後に聞かれたことと野上委員のいまの質問は、両方とも今後の石油政策と関係があると思うのです。原油の輸入量というのは今後どんどんふえていく、火力発電所をあちこちにつくろうとしているわけでありますから、また、石油コンビナートもどんどんできておりますから。それからまた、石油の使用料とも関係があると思うのですがね。それで、原油の関税の十分の八でしたかね、石炭対策に使う分は。そうすると、四十四年度は幾ら関税が入るのかということと、今後の五年間というのは、これは石炭対策のほうの費用は大体平均的だけれども、原油のほうの関税は毎年ふえていく。だから、前もって借り……

第61回国会 予算委員会 第15号(1969/03/19、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、きょうは公害問題に限って御質問いたしたいと思います。  最近、公害は、政府が宣伝する経済の繁栄に比例してエスカレートするばかりでございます。経済の高度成長の必要悪として考えられていた時代はもう去ってしまったと思います。公害は社会的殺人でありますし、社会的傷害でございます。したがって、その加害者であるところの犯人、つまり発生源を明らかにし、その責任を追及し、その被害の予防と被害からの救済を早急にしなければならないと思います。  で、日本社会党は、日本全国における公害の被害の実態を把握し、その責任を追及するために、公害追放運動本部を設けて、目下全国に公害総点検運動を実施してお……


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第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 たいへん時間が短うございますので……。この法案については、前国会で相当私ども議論いたしました。特に衆議院では詳細に議論してきておりますので、たくさんの問題点がございますけれども、それは省きまして、二、三点にしぼってお伺いしたいと思います。  第一点は、公害による健康被害の認定の基準なんですけれども、公害にかかっている者に対する対策が非常に急を要するということは、この法律の提案理由にも書いてあるんですけれども、公害病は非常にその後ますます拡大し、発見されてきております。そしてことしの初めごろ、総理大臣が、公害は必要悪であると言われたような認識のしかたは、もう政府においても変えてい……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 公害対策特別委員会 第閉会後3号(1970/08/10、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 長官がもう帰られるそうですから、私は一点だけ長官に確認というか御意見を伺っておきたいのです。それはただいまの公害対策基本法の問題で、その目的のところの第二項を削除するということについては私、須藤委員と同じような立場から何回もこの委員会で各大臣に申し入れておるわけでありますが、 その際に、その基本法改正の目的だけでなくて、定義を変えなければならないと思います。けさ占部委員から土壌の汚染、産業廃棄物を入れるようにということを提案されて、長官もそれに賛成だと言われたというふうに私は聞いておりますが、実は社会党が公害対策の政策として提案いたしました中で、第一点は、その目的の第二項を削除……

第63回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/03/11、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、通産大臣の公害対策の基本的な姿勢について最初お伺いしたいと思います。時間は三十分ですから、こまかいことはまた後ほどにさしていただきますけれども、この間、通産大臣が所信表明をなさいました。これを拝見いたしますと、通産省もやや積極的な姿勢をおとりになるようになったということでけっこうだと思います。  昨年六十一国会では、総理大臣はじめ通産大臣など公害に関する考えは、高度経済成長のもとにおいては公害は必要悪だという立場をとっていらっしゃいました。しかし、問題が世界的レベルでクローズアップされてまいりまして、多少政府もあるいは産業界も認識を改めたんじゃないかと思います。ことにアメ……

第63回国会 公害対策特別委員会 第閉会後4号(1970/09/10、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 ただいま占部委員から東京都の公害防止条例の改正案に関連して、東京都と国の権限を中心にした御質問がございましたけれども、私きょうはたいへん時間をカットされましたので、長官に相当ゆっくり御質問するつもりでしたけれども、非常にはしょらなければならないので残念ですけれども、私はまず公害防止のための企業の責任という観点で少し御質問したいと思います。ことに経済的責任のことについて、昨日衆議院の産業公害特別委員会で田子の浦港のヘドロの問題について参考人が出席いたしましたですね、そうして知事さんも富士の市長さんも大昭和製紙の社長さんもいらっしゃったわけです。そのときに渡辺富士市長さんが、あそこ……

第63回国会 公害対策特別委員会 第5号(1970/04/17、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、きょうは主として経済企画庁の方々に対して水の問題をお尋ねいたしたいと思います。  前回、通産大臣に御質問申し上げましたおりに、多少経済企画庁のほうへも触れたわけですけれども、ただいま大気汚染のことが非常に強調された。確かに今日の世界的な三大公害の一つ、大気汚染、水質の汚濁、その水の問題は非常にやはり対策が立ちおくれているし、またむずかしい問題でもあるわけですね、対策を講ずるのは。今度前国会で流れました公共用水域の水質の保全に関する法律の一部改正、これがまた提案されておるわけなんですけれども、この法律そのものがもう少々時代おくれになっていやしないか。いまのように公害がものす……

第63回国会 公害対策特別委員会 第閉会後5号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 山中長官に私最初お尋ねいたしますが、ずっと私もう半年近く農薬の問題をいつも御質問しているわけです。最近、農薬の公害について、だんだん政府も認識を深められたと思うんですが、あるいは行政の態度も少しは変わってきているように私思うんでございますけれども、特に農薬の環境汚染ということについて私長官に汚染をしている事実を認めていただきたいということを申し上げて、そうおっしゃっていると思うんですけれども、なお念を押したいと思うんですが、この問題はいまの牛乳のBHC汚染の問題から注目され始めたわけですね。それでことしの春の委員会のときに、私は牛乳だけではなくて、肉類、特に牛肉には非常にたくさ……

第63回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 公害の紛争処理法案につきましては、私六十一国会のときに、六月二十七日の公害対策特別委員会で相当詳しく御質問しております。採決の直前に流れたものでございますから、同じ議論を私は繰り返したくないと思うんですが、その後昨年のいまごろと、それからことしと比べますと、公害についての認識というのは非常に進んだと思います。というのは事態がそれだけ、公害が進んできているからなんですね。それでまあ昨年度から比べますと、佐藤総理はじめ各大臣とも公害に対する態度が変わってこられたというふうに私は思っております。それだけまた新しい公害の問題が大気汚染、水質汚濁、産業廃棄物、その他たくさん出てきておりま……

第63回国会 公害対策特別委員会 第閉会後7号(1970/11/11、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 厚生大臣まだおいでになりませんですね。きょう、私はカドミウム汚染米のことにしぼってお伺いしたいと思っているんですけれども、これは農林、通産、食糧庁、厚生みんな関係していますので、ほんとはこういうふうにこま切れで、ずっと間をおいてまた別に質問しなければならないということはたいへん困るんですけれども、それで最初に、このごろ通産省も全国の工場の排水調査をやった、そして二百五十二の工場の中で排水のカドミウムが一PPM以上出たところが百四十二だ、だから過半数だというようなことの発表がありました。それから厚生省も要観察地域というのを、最近もう一つふやしまして六カ所になったんですね。それから……

第63回国会 公害対策特別委員会 第8号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 厚生省の環境衛生局長がおいでになるのを待って私質問を延ばしておったのですが、どうしても環境衛生局長とそれから農林省の方々と厚生省の方々と一緒に私は質疑をしたいと思っておりました。  一昨日、私BHC汚染牛乳の問題を中心にして、BHCのことについて質疑を申し上げたのですが、それに続いてもう少し具体的に詳細にお尋ねしたいと思っております。私、一昨日の質疑の中から、それから今回このBHCの問題を研究してまいりまして、行政当局のとってきた態度、それから質問に対する答えその他の中から、三つの重大な欠陥があるというふうに感じました。第一は、牛乳の中のBHC残留ということに注意を怠っていたと……

第63回国会 大蔵委員会 第16号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 専売の総裁、おいでだと思います。私、いま予算委員会の分科会のほうで労働大臣に質疑をしておったのですが、きょうは、専売公社の合理化計画で、その中の第一次中期計画として提案されておりますもの、その計画についてお尋ねするわけなんですけれども、その前提として、一般的に、労働大臣に、婦人労働というものはいまはどのように大事なものであるか、今日の日本の経済の中で女子労働者の寄与していることは非常なものであると。それに対して、かつては、結婚して子供を持ったら働けなかったのであるけれども、いまやみんな――みんなとは言いませんが、結婚して働く人がふえております。これは、国の経済のほうからも必要だ……

第63回国会 文教委員会 第閉会後3号(1970/09/22、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私きょうは最初にたいへん遺憾の意を表したいと思うのですけれども、東京教育大学の文学部の三教授の辞職勧告の問題を取り扱いたいと思いましたので、教育大学の宮島学長に参考人として出ていただきたい、なおもしだめならば綿貫学生部長の出席をお願いしたのですけれども、どういうことか、お二人とも出席していただくことができません。当事者でございますから、いらしたほうが非常に問題がはっきりすると思うのですけれども、来られませんので文部大臣にもっぱらお尋ねすることになります。  文部大臣は、それは教育大学の学内のことであるから知らないというお答えをしていただかないように最初にお願いしておきたいと思い……

第63回国会 文教委員会 第7号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 今日議題になっております国立学校設置法の一部を改正する法律案につきましては、ほとんど問題がないと存じます。秋田大学に学部を増設する、九州工業大学を工業大学と佐賀大学に改めるという、こういうことでございますので、問題はあまりないと存じます。ただ、日にちに関しては幾らか修正されるのじゃないかという点だけをお聞きいたしまして、私はこの法そのものに関してでなくて、これに関連いたしまして、国立学校――国立大学を中心にしまして、高等教育のあり方、国立大学の管理運営の問題について御質問いたしたいと思います。その修正点、修正をする必要があるのではないかという点だけただいまお答えをいただきたいと……

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私は、主として映画の著作者の著作権の問題についてお尋ねしたいと思いますけれども、最初に、この著作権法全体に対して、衆議院でも非常に短時間にさっさと通ってしまいました。参議院でも十分の時間がないということに対して、非常に私は不満に思っております。というのは、この著作権法は、研究すればするほど非常に重大な問題でございまして、まだまだ疑義が一ぱいのままで終わってしまいそうな気配で、非常に私はその点を遺憾の意を最初に表明したいと思います。  法律というのは、その法律の出される背景があるわけで、著作権法案全体の背後にあるものに私はたいへん心配を感ずるわけです。それで、まずそのねらいなんで……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 私、この間の連合審査で質問申し上げましたことをもう少し深く御質問したいと思っているんですけれども、山中長官はほかへおいでになるわけですか。
【次の発言】 それでは質問の順序をひっくり返さないで、いまちょうど小野委員から出ています硫黄酸化物の排出基準のことで、せっかくその問題が出ておりますから、私もその問題から入っていきたいと思います。  いまの橋本政務次官のお答えですと、低硫黄の重油が手に入りにくいから、排出基準をきびしくしてもとてもそれは各企業がそういうふうな基準を守れないだろう。だから当分はそこに上乗せというようなことをしても無理だと、こういうふうなお答えでございますね。そ……

第64回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 騒音のことだけに、きょうは、しぼってお尋ねしたいと思いますが、公害の中でも騒音の防止の場合は非常にむずかしい問題でもあるし、それから非常に対策もおくれていると思います。で、今度自動車の騒音を騒音規制法の改正の中に入れたことは、これは一つ進んだことと思いますが、きのう須藤委員が自動車騒音のことをお尋ねになりましたけれども、騒音に関する苦情というものは公害の苦情の中では一番数が多うございますね。しかし、公害対策基本法でいうように、相当範囲にわたる健康の障害あるいは生活環境の破壊という考え方からして騒音に関してこれを適用いたしますと、騒音にはいろいろ種類がございますから、都会地の場合……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会 第18号(1971/03/19、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 この国会は公害の問題が重点政策になっているはずなんでございますが、私が非常に日常生活に密着した問題の中から、いわゆる食品公害という問題に関連して特に食品の中に残留する農薬の問題に対して質問をしぼっていきたいと思います。  そこで最初に、農林大臣、実はBHCその他の有機塩素系の農薬が食品の中に残留しているという問題につきまして、特に一昨年の暮れから牛乳に非常に大量に残ってきたという問題がありましたので、ほとんど一年間この問題について私は公害の特別委員会で問題にしてまいりましたのですけれども、農林大臣のあるいは農林省全体の認識は私は不十分だったと思います。去年の暮れに公害の特別国会……


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各種会議発言一覧(参議院8期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 ちょうど婦人週間の最中で、全国の働く婦人がいま大きなキャンペーンをしている最中です。それで、いま岡先生からも婦人労働の問題で一生懸命発言をしていただいて私はほんとうにうれしく思っていますが、いま労働大臣も婦人労働力というものにたよらなければならなくなってきた、真剣に考えなければならないようになったとおっしゃいましたので、きょうは全く私も婦人労働者の権利の立場から――実はこのあとすぐ大蔵委員会のほうに来るよう、いま督促されております。で、時間が短くなりましたので、くわしい問題を避けまして、専売公社ですね、合理化計画がいま提案されているわけです。その中で、専売公社というのは伝統的に……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/12、8期、日本社会党)

○田中寿美子君 最初に、総理大臣は御記憶していらっしゃいますかどうですか、昨年の六月二十日の参議院の本会議で、政府の公害白書に対しまして私が代表質問しましたとき、佐藤総理がお答えになりましたことばですね、こういうふうにお答えになっています。「田中君は、公害を社会的罪悪であると表現されましたが、私はむしろいまの古くさいと言われるネセサリーイーブルとでも言ったほうが相当ではないかと思います。」ネセサリーイーブルというのは必要悪ということですね。「と申しますのは、本来経済は人間の福祉を向上させるための手段にすぎないので、その意味から、公害はゼロになるのが理想ではありますが、現実の問題として狭い国土に……



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データ更新日:2022/12/18

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