このページでは大矢正参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○大矢正君 局長、いま簡単に、審議会の経過でもないように聞こえるのですが、中身の点について若干お尋ねしたいと思うのですが、植村さんが新聞記者会見をされて、たとえば出炭ベースの問題とか、あるいは新しい企業のあり方の問題とか、いろいろ御意見を述べておられるわけですが、そこで、いまあなたが言われた限度においては、質疑ということになると、何も議論する余地はないわけです。ですから、私のお尋ねしたいのは、すでに局長お読みになっておると思われる植村さんの意見というものが、審議会の中でどういうような位置づけになっているのか、あの植村さんの私案というものは、かってに植村さんが述べているものなのか、そうではなくて……
○大矢正君 西家さん、あなた答弁の中身は非常に多いのだけれども、的を射た結論だけあなた言えばいいのです。それはどういうことかと言えば、それが輸入であろうと国内生産であろうと、一日も早く全員に携行用のマスクが行き渡るようにどうしてやるかということのために、あなたは、最善を尽くしますと、その結論だけはっきりしておればいいわけです。それが国内生産で間に合わなければ輸入すればいい。そういうことに対して、いずれにしてもあなたがいま言ったとおり、何も一人、ずつ必ずしも全部持たなくても、番方編成によって一番方のものを二番方が持って行ってもいい。携行用のマスクと定置式のマスクは内容も違うわけですから、そういう……
○大矢正君 通産大臣にお尋ねをいたしますが、御存じのように、審議会の石炭に関する答申が大幅におくれておるわけでありますが、このように時期的に大きなズレを来たしているその原因は一体どこにあるのか、何が問題で今日までおくれているのか、まずここからお尋ねいたします。
【次の発言】 石炭局長にお尋ねいたしますが、あまりにも問題点が多過ぎて答申がおくれているといういまの大臣の御説明ですが、どこが一体問題で答申がおくれているのか、どういう点が議論の対象となって話し合いの一致を見ることができないからおくれているのか、それは一体審議会それ自身の意見の合わない点なのか、そうではなくて、審議会以外の外部から何らか……
○大矢正君 先般の平和炭鉱事故に関連をいたしまして、後刻この委員会で委員会決議とされると思われる事項を重点にして五、六点お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、平和炭鉱のような災害が再びわが国の炭鉱において起こらないように政府はもとより、経営者、そして労働組合、その他関連の機関が全力をあげるべきであることは申すまでもないところでありますが、ただ残念ながら、今日のわが国の石炭産業の現状は、先ほど我妻参考人が述べておりましたとおりに、炭鉱の大型化に伴う合理化によって事故がますます増加をしているという現状にありまするし、また、いつどこで事故が起こり得るのか予測できないほどきびしいものが今日あると思い……
○大矢正君 国会の場で石炭問題に取り組んでおりまする私ども石炭対策特別委員会の一員として、植村会長はじめ各委員の方々の石炭に対する非常な御尽力、御努力、そしてまた将来に対する展望を持つための今日までの経過につきまして、私は心から感謝を申し上げたいと思います。 そこで、最初にお尋ねをいたしたいのでありますが、それはことしの春、通産大臣と労働者の代表が会いまして、労働者代表は、まあ私どもも意見はほぼ一致をいたしておりますが、この石炭企業というものはもう現状のような経営形態ではやっていけない、生命と生活と職場をまず守らなければ、労働力の面から炭鉱が崩壊してしまう、それには私企業ではだめなんだから、……
○大矢正君 中川局長、私は答申がまだ出ない段階で答申を基調にして、その答申が具体的にどの面で欠けるところがあり、そしてどうすればもう少しよくなるかというような議論というのは、まだいまの段階ですべきことじゃないと思うので、むしろ必要なことは答申がいかに充実されて出されるかということに力点を置きたい。私はそういう立場で質問というよりは私自身が考えている考え方をあなたに聞いていただいて、あなたの口を通して、もしそういうことが可能であり、そうしてより効果的であるとすれば、審議会の中で生かしてもらう方向に努力をしてもらいたいという意味で申し上げたいと思うのであります。 最近新聞その他世論の動向を見ます……
○大矢正君 関連。いま小柳委員から松尾鉱山に関連する硫黄対策についてお尋ねがございましたが、私も松尾鉱業というものが今日企業の継続をしていくことができなくなったその責任は、あげて政府にあるとまでは極論はいたしませんが、しかしながら松尾鉱業のようなわが国の硫黄の業界の中にありましては大きな地位を占めておる企業というものがつぶれるということは、わが国のこれからの国内鉱山硫黄にとっては重大な問題なんです。ですから、会社更生法が適用されて新たに企業が再開されるかどうかということは、当面まだ判断できないところではありますが、この松尾鉱業を完全につぶしてしまうということになりますれば、その及ぼす影響という……
○大矢正君 通産大臣にお尋ねをいたしますが、昨日の答申に基づき、従来の慣例からまいりますると、閣議で答申を決定をするといいましょうか、施策の根本として若干石炭対策としての方向を盛り込んで従来きめられておりますが、答申は答申といたしましても、答申に基づく石炭対策、石炭政策といいましょうか、それを閣議で従来どおり決定をされるおつもりなのかどうか。もし閣議において決定をされるとすれば、その時期はいつごろになるのか、いつごろにめどを置いておられるのか、まずお尋ねをいたしたい。
【次の発言】 重ねて大臣にお尋ねをいたしまするが、答申が昨日決定を見るまでの段階においては、通産省と審議会の小委員会の中でいろ……
○大矢正君 先ほど委員長からお話がありましたとおり、大臣の都合等もあって、短時間のうちに質疑を終了しなければならぬという前提がありますので、小委員会原案の具体的な施策面については、あらためて質問をすることとして、基本的な事項についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。 まず第一点は、ただいま石炭局長から説明をされました新対策を検討いたしますると、なるほど前回の答申と多少異なったといいましょうか、充実した施策の内容が盛り込まれておりますることは事実でありまするが、ただ私どもがわからないのは、石炭鉱業ないしは産業というものをどこへ持っていこうとするのか、その意味がわからないのです。もっと具体的……
○大矢正君 この際、議長が先に話をしてしまうと、話がおしまいになってしまう。最後に議長に出てもらうことにして、その間にひとつ、いままでの経緯を――私は議運の委員長が悪いと言っているのじゃない。問題は、大臣は全員――全員というか、要求大臣は全員そろうことになっていたのか、最初からなっていなかったのか、まずそこから聞きたい。
【次の発言】 そうすると、伺いますが、予鈴を鳴らしたということは、五分後には本鈴も自動的に鳴らすという前提があったと思う。その来ることがはっきりしていたのなら、予鈴を鳴らして五分後には自動的に、なぜ本鈴を鳴らさなかったのか。これは来ることになっていたら当然本鈴を鳴らして、われ……
○大矢正君 関連してお尋ねをいたしますが、いま局長から、ヨーロッパに上陸をした俗にいわれるアメリカのビッグスリーというものが、どういう形で市場を撹乱したかというような話は、私も最近ずっと関心を持っていろんな書物その他を読んでおりますから理解をしているところなんです。それからまた、私も近藤委員と同じ考え方でありますけれども、それは、そのアメリカのビッグスリーを日本に連れてきて競争させることが何よりもいいんだという先入感にとらわれてものを言っているわけではない。われわれも十分そのアメリカのビッグスリーというものが、いかに非道な手段で市場をかき回してしまうかということは十分わかっているのですよ。した……
○大矢正君 私は、先日来新聞をにぎわしております通産省内部における不正な事件に関してお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、新聞の報ずるところによりますると、関税暫定措置法の第二条にありまする重要機械類の免税に伴いまして、その審査の過程で通商局の事務官であります堀田某なる者が、正確にはわかりませんが、本来免税になるべき機械類でないにもかかわらず、特別の権限を持って免税措置を一方において講じ、一方においてはそれによって供応を受け、かつまた、推測の域を出ませんが、収賄の可能性もあったということでありまして、産業界と密接な関係があり多くの許認可の権限を持っている通産省としては、まことに重大なものがあ……
○大矢正君 いま問題となっておりまする大型合併に伴うこの法律のよりどころとしての独禁法というものが成立をいたしましたその時期に、私は、まだ議員じゃございませんでしたから、このの法律の趣旨は理解できますが、個々の運用ないしは手続、また解釈、まあこういう面については知識に乏しいということをまず申し上げて、そういう理解の上で御答弁をいただきたいと思うのであります。 いま八幡、富士の合併にからんで国民のあるいは国内の世論と申しますか、意見の中には、合併することが国際競争力にたえ得る道であるし、国民経済の立場において必要とするものだという意見と、いやそうではないと、これは法律に禁じられているところの、……
○大矢正君 具体的な質問に入りまする前に、当面するわが国の合成ゴム工業の現状、それからまた、合成ゴムに限らず、生ゴムを含んだわが国の需要の動向、生産の動向、それから今後の見通し、またゴム全体の中における合成ゴムの位置づけ等、一般的な概況について認識を得るために局長から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 合成ゴム業界の今後の見通しでありまするが、いま局長からわが国の合成ゴムの中に占める日本合成ゴムの会社のシェアは五〇%を上回っているという話でありますが、今後は具体的にどのように転換をしていくのか、なぬほど業者の数はけっこうありまするが、しかし事実においては、この日本合成ゴムというもの……
○大矢正君 まずお尋ねをいたしたいことは、本法が成立してからちょうど満十年になりまするが、この十年の間に本法が今日まで果たしてきたその成果あるいはその結果、そうしてただいまの状況等について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この法律の適用業種と申しますか、適用品種と申しますか、それをミシンと双眼鏡だけに限定されて今日に至っておりますが、家庭用ミシンと双眼鏡にのみ限ったという理由はどこにあったのか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 この十年間に、輸出秩序が確立され、過当競争が防止された。したがって法律の目的とするところが果たされたということによって本法を廃止しようということの……
○大矢正君 間もなく大臣が見えられると思いますので、輸入制限にからむ問題、その他基本的な問題は大臣が来てからお尋ねをすることといたしまして、紡績協会にまずお伺いをいたしたいと思うのでありますが、私も繊維新法制定の当時には、この委員会で主体になってやった一人ですし、新々法もそうでありますが、先ほどおっしゃられたように、近代化の促進、規模の適正化、それから過剰設備の廃棄という三本の柱が当時あったことは間違いのないことで、今日でもなおそれが柱でありましょう、そこで、そういうことは、一つには国際競争力を高めるということもありますが、同時に、個々の企業が持つ力をいかにして大きくするか、強くするかというこ……
○大矢正君 先般来、当委員会で、わが国の繊維産業の将来について質疑が行なわれましたが、特に通産大臣に今後の繊維品の輸出政策について一、二お尋ねをいたしたいと思うのであります。 いまさら私が申すまでもなく、低開発国の追い上げが最近顕著になってまいりまするし、反面においてはアメリカの自主規制その他輸出市場が後退をして、金額的には輸出の総額が上昇を示しておりますが、世界の繊維品の市場の占拠率におきましては、漸次後退をしているというのが今日のわが国の繊維産業の対外取引の状況だと思います。それだけに、今後の繊維産業に対する政府の行政的な指導と助言というものが、わが国の貿易の中で非常に大きな部分を占めて……
○大矢正君 関連。先ほど来近藤委員から意見が述べられておりまするように、今日の段階で、自動車に関しての自由化については、通産省として抵抗を示されておるということは事実だろうと思うのであります。実際に自動車を需要する側あるいは販売する側あるいろ財界等々、この自動車に関連をするそれぞれの立場の者の中には、いろいろと異なった意見があると思われますが、自動車というものを考えてみた場合に、物の面で、資本の面で、この両面で著しく抵抗を示しておられるのは通産省であると私は思うわけであります。 そこで、いま局長は、なぜ通産省が早急に自由化に踏み切れないかといえば、それは準備体制が整っていないからだという話で……
○大矢正君 先般の委員会に引き続いて当面重大な関心を集めております自動車問題について大臣に一点だけお尋ねをいたしたいと思います。時間の関係がありますので、近藤委員にあとをゆだねることといたしますが、けさの各新聞報道によりますと、自動車問題に関して熊谷事務次官が談話を発表されておるようであります。私が内容を申し上げる必要はないことと思いますが、その談話の中から推察されますことは、一つには、いままでの自動車産業に対する通産省の姿勢というものは、二大系列を中心としてむしろ通産省の積極的な指導によって集約化をしていこうとするものであったが、これを今日の時点ではあきらめなければならないのではないかと思わ……
○大矢正君 明年開かれる万国博覧会がアジアで初めての国際的な行事であるという意味にかんがみて、私自身もその成功を心から祈りたいと思いまするし、また関係者の一そうの努力をお願いしておきたいと思います。 そこで、時間がありません、したがって一つ一つ御答弁をいただくということになりますると私だけで終わることになりますから、以下私は四点ほど申し上げますので、その中で、なるほどなと思うことが一つでもあったら受け入れられる範囲においてひとつ受け入れてもらいたいとお願いをいたしておきます。 根本的な考えの上において多少気がかりになる点があります。それは先ほど竹田君も申しておりましたが、博覧会というものを……
○大矢正君 ただいま貿易白書の内容について説明を受けましたが、私は輸入制限問題について、大臣に今後の基本的な方向、考え方等をお尋ねいたしたいと思うのであります。 現在のわが国の残存輸入制限品目ですね、百二十品目であり、他の主要な先進国の残存輸入制限品目を見ました際に、フランスの七十品目を最高にいたし、わが国が比較の上においては一番品目数が多いという今日の情勢にあります。もとより単に品目の数だけで対照できるものではないことは私も理解をするところでありますが、百二十品目というのはあまりにも多過ぎるという非難なり批判というものが、世界各国からわが国に寄せられていることもまた事実であります。先ほどの……
○大矢正君 いまの竹田君の質問に関連して明確にお答えをいただきたいと思いますることは、私は私なりの意見を述べてお答えを願いたいと思いますが、それは基本的には、先ほど来長官が言われていることは、産業政策の立場からきた要請が前提となって答弁をされているように思われるわけです。なるほど特許制度というものをわが国が明治以来取り入れてきた基本的な立場というものは、国民経済を発展させるという最大の目的があり、その目的にひとつ沿う方向として公開する。そのかわり保護または独占を与えるということがあると思うわけであります。同時に、見方によっては、特許というものを産業政策の立場でどうとらえるかという見方と二つある……
○大矢正君 松居参考人にお尋ねをいたしたいと思います。 前提として申し上げたいのでありますが、私は松居さんのような専門家じゃありませんし、またこの特許というものの内容に深く立ち入ったこともありませんので、端的に言えば全くのしろうとであります。皆さんの書かれた本を読ましていただいたり、あるいはまた自分で勉強したり、多くの方の意見を聞いたりして、まあそれなりに判断をしているという限度でありますから、その点で、質問の内容もあるいは専門家のあなたにとっては幼稚な内容かもわかりませんが、御了承を賜わりたいと思います。 それからもう一つは、私はこの特許法の改正はどうも問題があると、現状では反対せざるを……
○大矢正君 通産大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の答申に基づき、近く閣議において新石炭対策を決定するという状況にあるようであります。しかも、その閣議決定は、伝え聞くところによりますると、明日これが行なわれるようでもあります。これからの石炭対策が閣議において決定をされるということは、一つの方向づけをすることでありまして、石炭に関心を持っているわれわれとしても、大きな転換期として重視しなければならぬと思っております。そこで、明日もしくはそれ以降において閣議で決定しようとなされるその内容は、具体的にどういうものなのか、お答えを願いたいと思います。
○大矢正君 石炭対策については、衆議院で法律並びに予算を通し議論が進められつつありますので、石炭問題に対する基本的な私の考え方、あるいはまた政府側の意見をこの場でただすことはやめたいと思います。そこで一つは、提出をされておりまする予算の内容について、事務的に二、三お尋ねをいたすことと、いま一つは、最近の石炭情勢についてお尋ねをしたいと思います。 まず、事務的な点でありまするが、第一は、予算の第四にありまする石炭需要確保対策の中の増加引き取り交付金でありますが、これは基準となる年次並びに基準となる数量があり、それを増加して引き取った分について交付金が支給をされるということになっていると思うので……
○大矢正君 いまの小野委員の質問に対する答弁で私どもわからぬ点があるんですが、運輸省として、石炭に関連をする私鉄に対しての基本的な考え方をまずやはり述べてもらわなければいかぬと思うんですよ。あなたはいまの段階ではそれほど心配な事態じゃないと、こうおっしゃっておられますが、事実はそうじゃない。たとえば明治鉱業という会社が北海道に二、三の山を持っておりますが、これの一つの昭和炭鉱がかりに閉山というような事態になりますと、鉄道は何ら意味がなくなるのですよ。あなたがまだそれほど深刻な事態ではないと言うようなそんななまぬるい状態ではないわけです。さっき石炭局長が言うように、きょうあす労使の間においても協……
○大矢正君 関連。考え方の上に間違いがあるんじゃないかと思うので、この際念のため申し上げておきますが、開発就労であろうと緊急就労であろうと、そういうものが予算の上で編成をされたというその原則は、炭鉱で多量に失業者が出、しかも停滞をしているという現実に基づいてそれを解消するためにやるのであって、事業をするためにこういうものができたんじゃないですよ。もし事業をするためにできたんなら、石炭特別会計なんかから出すのはおかしいんだ。その原則をはき違えてはいけない。はっきりしなさい。
【次の発言】 あなたのいまの発言をだまって聞くわけにいかない。私は発想の根底というのは、炭鉱離職者というものに対して、いか……
○大矢正君 いまの問題に関連をしてお尋ねをしますが、この法律というものは、いまさら言うまでもなく保証協会と公庫との間の保険契約に基づくてん補率はこれを引き上げるという問題が一つある。それからあなたが言われているように、貸し付け限度額を引き上げるという問題がある。これだけの問題であって、石炭企業が倒産をした、したがってそこに債権が発生した際に、その債権をどうして回収するかという問題の内容の法律ではないということは明らかですね。したがって、これは別個な問題だ。これはあくまでも保証協会の行なう保証業務に関して特別の道を求めるものであるから、その点についての論議がいま行なわれていると思うのです。そこで……
○大矢正君 ただいま報告がありました茂尻炭礦の爆発事故について、調査団の一人として、政府側に二、三お尋ねをいたしたいと思います。 先ほどの報告にもありましたとおり、今回の茂尻炭礦の爆発事故の原因というものはきわめて単純であり、また簡単な調査によってもおおむねその原因がどこにあったかということは推定のできる内容のものであります。それだけに、今日石炭問題と取り組んでおりまする私どもとして、きわめて遺憾であると言わなきゃなりません。いま政府の新石炭対策を中心として、今後五カ年間で四千億円の国費を投じて石炭産業の長期安定をはかるために、その法律的あるいは予算的な措置を私どもが検討しているさなかにこう……
○大矢正君 ただいまの参考人の陳述に関連をいたしまして、二、三御意見を承りたいと思うのでありますが、いま述べられた中にありましたとおり、石炭に関連する予算は、特別会計として先般の全体の予算成立の一環として成立を見ておりますることは御了承のとおりであります。これは予算が一括採決、一括成立というたてまえがありますから、成立はいたしましたものの、御了承のとおり法律はいまだに衆議院段階にありまして、当初私どもが想定をしておりました成立の時期よりもかなり後退をしていることは事実でありまするが、なぜ一体法律の成立がおくれているかと申しますると、いまのお話にもありましたように、四千二百億円という膨大な金を、……
○大矢正君 まず、労働大臣にお尋ねをいたします。先般四十四年度の予算が成立をし、石炭特別会計が同時に成立をいたしましたので、予算面における新石炭対策というものは一応確立をしたわけでありまするが、しかしながら、その予算を実行するにあたっての施策を盛り込んだ法律案がただいま補足説明をされ、これから議論をされることになるのでありまするが、国が答申に基づき閣議決定をして新しい石炭対策を樹立いたしたとしましても、最終的には労働力の確保が得られない限り石炭の産業的、また企業的基盤の確立は望むことができないと考えます。したがいまして、これからの石炭産業の安定、再建企業も含めてでありますが、その第一の要件は、……
○大矢正君 政府提出の石炭関係法案の審議の最終段階にもまいりましたので、これからの政府の石炭政策の基本的な事項について二、三大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。 いままで本会議におきましても、あるいはまた予算委員会等においても、新石炭対策を政府が樹立しました以降において、これからの石炭の位置づけをどうするのかというような議論がありましたが、あらためて大臣の決意のほどを承っておきたいと思うのでありますが、私はこの新対策が施行され、予算面で実施をされることになりましても、なお多くの問題が将来に残っておると感じております。特に先般も委員会において申し上げたところでありますが、あらゆる人々は、この新……
○大矢正君 先般の茂尻炭鉱のガス爆発事故に引き続いて歌志内炭鉱のガス突出、また夕張炭鉱の崩落等、連続して炭鉱災害が発生いたしておりますことは、貴重な人命を失うばかりではなく、せっかく政府並びに国会においても新石炭対策を実施しているさなかのことでもあり、その効果を減殺するという立場からもきわめて遺憾なできごとであると言わなければならぬと思います。そこで、まず具体的に事故がなぜ起こったのか、なぜ未然に事故を防止できなかったのかということについてお尋ねをいたしたいと思います。 その第一は、歌志内炭鉱におけるガス突出の際に、いま少し避難の方法、退避の方法について配慮が行なわれておりますれば、たとえ想……
○大矢正君 石炭局長にお尋ねいたしますが、四十四年度予算が成立をして、予算に基づいて石炭施策が現に実行されつつありますが、いまお話にありました地方交付金、あるいはまた安定補給金、あるいは増加引き取り交付金等々いろいろな施策がありますが、これらの問題はおおむね一つの方向が定まって実行されるものと思われますが、私は特に二度目の元利補給金、すなわち再建交付金のあり方について一、二お尋ねをいたしたいと思います。 お尋ねをいたしまする第一は、法律の中には元利補給の限度額は一千億円ということになっていたと記憶いたしまするが、現在の状態で最終的な確定をすることは困難かとは思いますが、その総額はおおむねどの……
○大矢正君 時間がありませんから、希望意見だけ一、二述べておきたいと思います。 いままで話がありましたとおりに、日米間における繊維の規制問題についてはいろいろと憶測をされ、かつ疑惑を持たれている部分が多いわけであります。この間の佐藤・ニクソン共同声明の中で直接的な繊維に関する表現はないとしても、どうも裏があるのではないかというような話もありますし、ジュネーブにおいての交渉もガットに準拠して行なわれたものであるという一般的な理解はいたしておりますが、どうもこれはかっこうだけはそこでつけるが、実際の内容はもっと別なところで話し合われるのではないかというようなことがあったりして、規制に関する話し合……
○大矢正君 去る九月の上旬であったと記憶をいたしますが、中曽根防衛庁長官が訪米をされまして、この目的とするところは、日米の防衛関係に関する話し合いが中心であったことは申すまでもありませんが、それに付け加えられて、特にウラン濃縮工程の技術的な知識をわが国に提供してもらいたいという立場に立っての話し合い、あるいはまた、日米その他第三国も入りましてのウラン濃縮工場の設置等についての意見の交換がなされたと新聞で報じられておるのでありますが、中曽根防衛庁長官が話された内容は、おそらく原子力行政をあずかる科学技術庁として十分承知をされていると思いますので、その話の内容をこの際明らかにしてもらいたいと思うの……
○大矢正君 先般行なわれました大臣の所信表明にからみまして、最近わが国の外交上の重大懸案でありますアメリカからの毛・化合繊維製品に対する輸出の規制に関しての要求につきまして、二、三質問をいたしたいと思います。 その質問に入ります前に、局長にお尋ねをいたしたいのでありますが、わが国は繊維産業の近代化のために構造改善事業を現在行なっておるところであります。紡績あるいはまた機屋等に対しまして特別の手厚い助成措置を講じて、わが国のそれらの業種が国際的に競争ができるような体制確立のために努力をいたしておりますことは御了承のとおりでありますが、今日の段階で、政府が行なってきた構造改善、この結果、今日のい……
○大矢正君 先日の対米繊維交渉に関連をいたしまして若干の質問をいたしたいと思います。 まず、大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、この間のこの委員会で、私は当時新聞に報道をされました、俗に言われるエードメモワールについて、その内容を公表するようにお願いをいたしたのでありますが、大臣からは日米両国の外交上、また国際信義上、公表をすることができないし、あわせてこの覚え書きに基づく質問に対して答弁をすることはできないという趣旨のお答えがありました。ところがアメリカ側は、あなたがそういう答弁を国会でされているにもかかわらず、公式に発表をしたかどうかはわかりませんが、アメリカの議会、繊維業界、また一……
○大矢正君 大臣に、日米間における繊維の交渉問題についてお尋ねをする前に、事務当局に一、二お伺いをいたしたいと思います。
それは、御存じのとおり綿製品につきましては長期にわたる政府間の取りきめがありまするし、また鉄鋼につきましては、政府の関与しない形で業界の自主的な規制というものが行なわれておりますが、今日の日米間の貿易関係において、いま私が申し上げた以外に、政府間あるいは企業の自主的な形における輸出に対しての規制が他に行なわれているものがあるかどうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 多数あると言われてもわかりませんから、どういうようなものがどういう形で規制をされているか、現実に。たとえ……
○大矢正君 関連。いま大臣が政府原案として去年の五十戸を七十戸にしてきたことの根拠らしきものを述べられておりますが、私も昨年のこの法律の審議の速記録を全部読みました。これは参議院はありませんから、衆議院しかないわけですが、そこで五十戸というものについての根拠は一体どこにあるのかということに対して、当時の本田局長は、明確に理由を三点ほどあげて答えられておるのです。これは大臣の答弁じゃございませんから、事務当局の前本田公益事業局長が三点明確にあげられて答えられておるわけですね。それは根拠のないものではない、こういう根拠があるから五十戸にしたのだと、こう言っておられるわけですね。私は手元にありますが……
○大矢正君 衆議院の審議の経過は、速記録で全部読みましたから、時間を節約する意味で、衆議院の質問にない点について、二、三お尋ねをいたしたいと思う。
この法律の中に「供給区域」ということばがありますが、「供給区域」とは一体どういうことなんでしょう。私は私なりで解釈をしておるんですが、正確に「供給区域」とは一体形においては何をさし、そしてどういうものなのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私は日本語の解釈として「供給区域」というからには、ガスが供給をされているところを供給区域だと言うのだと思うのです。供給をされていないところを供給区域というのは一体どういうわけか。
○大矢正君 いま大臣から若干の経過の説明がありましたが、この際、まず責任の所在についてお伺いをいたしたいと思います。この種の事故は、いま大臣が説明をいたしましたとおりに、わが国において初めて起こったのではなくて、しばしば、規模の大小は異なりましても、あったことでございまするし、また過去におきましては、御承知のように、最終的な責任の所在というものが不明確になってきているわけであります。工事をやった者が悪いのか、ガス管の安全維持のための措置を土建業者にまかせておいたことがいけないのか、あるいはまた、これら土建業者に安全確保のための業務をまかせているガス事業者が悪いのか、あるいはまた、監督行政の立場……
○大矢正君 ただいまの報告に関連をし、二、三質問をいたしたいと思います。けさの新聞によりますと、政府の今回の事故対策本部が、事故の再発を防止する立場から、数点にわたっての問題点を出し、関係各省との間に検討をするというようになっておるようでありますが、その内容はいかようなものであるかまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、昨年の四月の十六日、省議決定に基づいてガス導管防護対策会議というものを設置し、同年十二月二十五日、同会議議長から報告書の提出がなされ、それに基づいて公益事業局長名としてそれぞれの関係者に事故防止のための要望をいたしておるのでありますが、私の手元には、どういう関……
○大矢正君 ただいま述べられました各参考人の説明の内容と、先般当委員会が現地におもむきました調査経過の報告に関連をいたしまして二、三お尋ねをいたしたいと思います。具体的にお尋ねをいたしまする前に、質問をする立場にあります私の考え方と申しましょうか、あるいは意思と申しましょうか、皆さんに申し上げたいと思うのでありますが、私どもがあえて参考人各位御多用中のところを御出席をいただきましたその理由とするところは、先般の災害があまりにも大きな惨事であり、しかもこのまま放置するならば、過密地帯において、なお発生を見る危険性がひそんでおるからでありまするし、また、一方においてはこの災害がどのような原因のもと……
○大矢正君 関連。武藤さんのおっしゃることを聞いていると、話は長いんだけれども、中身がさっぱりない話で、もっと端的に言ってもらいたい。あなたは、ドイツにおいてそういう決定をしておる、わが国の特許申請をなされておる中においても、諸外国のものが非常に多いということは、私どももこれは二つの国会にわたって勉強しているから知っているわけです。しかしあなたが、西ドイツにおいてたまたまそういう憲法上の疑義が出たということを一つの理由としてなされるならば、これはたとえば、フランスの場合には、これまた日本やドイツと、かなり違いますね。世界各国みな違います、国内の特許法というものについては。ゆえに国際的に一つの法……
○大矢正君 日米繊維交渉につきまして若干の質問をいたしたいと思いますが、先般の佐藤総理の訪米、ニクソン会談以降あらためて中断をされておりました繊維交渉が再開をされ、新聞等の報ずるところによりますると、非常に重大な段階に差しかかっているようでありますが、現在の交渉の状況について、大臣から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまあなたの御発言の中に、佐藤・ニクソン会談においては妥結を前提として交渉を再開するというお話がございました。新聞等におきましても、同様なことが言われておるわけでありますが、本来的にこの種の問題の交渉を展開するにあたって、妥結をしないことを前提として交渉をするなどと……
○大矢正君 公害に関連をいたしまして通産大臣に二点お伺いいたしたいと思います。それは通産省の公害防止に関する姿勢の問題です。最近新聞を見ましても、またその他報道機関等おしなべて見ましても、通産省に関係のある内容のものが一日として出ない日がないわけであります。たとえば日米繊維交渉、たとえば鉱山の爆発、あるいはテレビの問題公害の問題、これら毎日新聞をにぎわしておる問題の行政の責任は通産省にあるわけですね。ですから、そういう意味ではたいへん国民の中に通産省という名前は有名になっておると思うんです。しかし、その有名になるのも二色ありまして、悪くなるものといいものとあるわけであります。特に、最近の公害等……
○大矢正君 関連質問を若干いたしたいと思いますけれども、いまこの法律の中にはもちろん出てこないわけでございますが、かりに故意または過失によってその工場が排出する水もしくは煙等が第三者に被害を与えたという場合を想定いたしますと、私がどうも不可解に感ずることは、この法律というものは、いまあります大気汚染防止法、水質汚濁防止法あるいは騒音防止法、こういうものといささかも関連がない形で設けられることについて、どうしてそうならざるを得ないのかということがわからないのです。もっと具体的に申し上げますと、――よろしゅうございますか、この法律で組織しようとしている三つの公害は先ほど来申し上げておりますとおり ……
○大矢正君 政府のエネルギー政策、特に一次エネルギーとしての油の問題を中心にして若干の質問をいたしたいと思います。 今日、油の問題は、御存じのとおりよい質のものが安い価格で、しかも安定的に供給をされなければならないという立場から、政府としても積極的に取り組んでおられることと思うのでありますが、先日の当委員会においても質問がありましたとおり、最近のメジャー側のわが国精製業者に対する値上げの通告等もあり、これからのわが国のエネルギー資源確保のためには重要な問題が発生をしてきておるわけでありまして、新聞等においていろいろと最近の政府のエネルギー政策を見ておりますが、この機会に、短期、長期を含めて政……
○大矢正君 法律の具体的な中身に触れる前に、考え方といいますか、この法律を制定するにあたっての基本的な事項について二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。 まず第一点は、この法律の最後のほうに「臨時措置法」とこうなっているわけです。臨時に措置するというのは、世の中で常識的に考えてどのくらいというものがあるのじゃないかと、こう思うのですが、私の記憶に間違いがなければ、この電振法、機振法ともに昭和三十一年ないし二年ごろに成立をしているわけでありますから、かれこれまあ十五年間はもう措置をしてきているわけです。さらにこれからまた七年間という長期にわたって措置するというのは、法律の題名にある臨時措……
○大矢正君 ただいま議題となっております法案について、石炭対策小委員会における審議の経過を報告いたします。 小委員会は、十八日、本委員会における提案理由説明聴取の後、直ちに開会し、補足説明を聞いた後、質疑に入りました。 質疑は通産大臣及び政府委員に対して、日炭高松炭鉱及び常盤炭礦の閉山問題住友石炭の経営の現状、炭価引き上げ、国内エネルギー資源の利用等石炭をめぐる諸問題をはじめ、産炭地域振興の現状と今後の見通し等、各般にわたって行なわれ、本日午前中で小委員会の審議を終了いたしました。 質疑の詳細は会議録で御承知いただきたいと存じます。 以上報告を終わります。
○大矢正君 開発途上国に対して特恵関税を供与しなければならないという国際的な機関においての決定、それに基づいての先進国と呼ばれるわが国を含めてのそれぞれの国の特恵の供与、これにつきましては、私が承知する限り、国際会議におきましてもいろいろな議論があり、それからまたわが国のこの会議に臨む態度等におきましても、さまざまな経緯があったように承知をいたしておるところでありますが、大臣にまず第一に質問をいたしたいことは、国際会議の中における特恵を最終的に供与することになった経緯、それからわが国はその間にあってどういう態度をもってこの国際会議に臨んでこられたか、この点についてひとつお答えをいただきたいと思……
○大矢正君 私は日米間の繊維問題について、特に去る三月の八日と記憶いたしますが、わが国繊維業界の対米繊維輸出に関する自主的な規制に関する宣言にからんで、若干の質問をいたしたいと思うのであります。 わが国繊維業界におきましては、ただいま申し上げましたとおり、三月八日に自主規制宣言を行ない、同時に、その時点で政府間における日米繊維交渉は実質的にとまりまして、今後の日米間の繊維問題の解決は、一にかかってわが国の自主規制をアメリカ側がどのように受けとめるか、どのように判断をするかということにかかっておると思うわけでありますが、その後わが国の繊維業者の団体は、それぞれの立場から自主規制の内容の検討を進……
○大矢正君 質問に入ります前に、石炭局長と保安局長に希望意見を表明しておきたいと思います。 それは、先般大手炭鉱の一つであります雄別炭鉱が閉山になりました。これは資金面からの行き詰まりということと、自然条件の悪化というようなこともありまして、遺憾ながら地域の社会、経済にたいへんな影響を与えたことであります。そこで、第四次石炭政策が昨年から実施に移されておりますが、にもかかわらず、いま申し上げたような大手炭鉱の中に閉山が発生をする、中小においてはもう申すまでもない状況にあります。四十五年度に入りましても、おそらくこれが続いていくのではないかと懸念される今日であります。政府側はどのようにお考えに……
○大矢正君 ただいま御説明をくださいました参考人の皆さん、また所属する事業団等の方々に、私は、困難な今日の石炭情勢の中で御苦労をされ、かつ、いろいろな意味で御配慮いただいておりますことを、石炭に関連のある議員の一人として心からお礼を申し上げたいと思っております。 そこで、質問というよりも、むしろ私自身の希望的な意見といいましょうか、要請を申し上げてみたいと思うわけであります。 まず、石炭事業団の中島さんにお願いをいたしたいと思いますが、御存じのとおり石炭産業は今日いろいろな困難な問題がありますが、その一つが労働力の確保ということであろうかと思います。後ほど雇用促進事業団の堀さんにもお尋ねを……
○大矢正君 根本的な問題について二、三お尋ねをいたしたいと思いまするし、また提案を申し上げて御検討を願いたいと思います。 それは、私なりの判断をいたしておりますが、石炭というものに対する考え方というものは、大きく転換しなきゃならぬ時期にいまきているのではないかという感じがいたします。それは御存じのとおり今日まで非常に多くの炭鉱が閉山をいたしましたが、その大部分は電力需要を中心とする一般炭が占めておると思います。そこで鉄鋼業の飛躍的な発展に伴い、その原料としての石炭の需要というものはますます増大をしておりますし、それからまた国際環境も著しく変化をいたしまして、原料用炭の量的な確保と、それからま……
○大矢正君 先ほど二つの答申について御説明がありましたが、これはもとより答申をつくりました審議会に質問すべき内容でありますから、本日これは政府に対して特別の質問はいたさないつもりであります。なおまた、この答申に基づきまして、政府が当面をする対策についての方向を、国会にも示されるものと思われますので、その辺はあらためて次の国会で予算が固まりました段階で具体的にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。よって、本日は一点だけ当面をする問題についてお尋ねをいたしたいと思います。それはこの答申の中にも書いてありますとおりに、出炭が一般に計画を下回っており、その出炭不振のために石炭企業の経営が、特に資金、……
○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。
小委員の異の異動について御報告いたします。
本日、矢追秀彦君が小委員を辞任され、その補欠として上林繁次郎君が選任されました。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査中、昭和四十六年度の石炭関係予算に関する件を議題とし、通商産業省及び労働省から説明を聴取いたします。本田鉱山石炭局長。
【次の発言】 続いて労働省から説明を願います。遠藤失対部長。
【次の発言】 続いて保安関係予算の説明を願います。公害保安局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。質疑は後日に譲ります。
速記をとめてください。
○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。
小委員の異動について報告いたします。
本日、欠員中の小委員の補欠として井川伊平君、矢野登君が選任されました。
【次の発言】 産炭地域振興臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、補足説明を聴取いたします。石炭部長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
他に御発言がなければ、本日はこの程度にとどめまして、次回は来たる三月二十三日午前十時から開会することにし、本日はこれにて散会いたします。
……
○委員長(大矢正君) ただいまから石炭に関する小委員会を開会いたします。
小委員の異動について報告いたします。
本日、欠員中の小委員の補欠として矢野登君及び中村正雄君が選任されました。
【次の発言】 産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として質疑を続けます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記をつけてください。
【次の発言】 他に御発言がなければ、小委員会における審査はこの程度といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、商工委員会における小委員長の報告につ……
○大矢正君 私は政府の石油政策と、懸案であります日米間の繊維製品の輸入制限にからむ話し合い、また今後の措置等をお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に通産省に、国民の生命ないしは健康を維持する上において非常に重大な影響を及ぼすと思われる原子力発電の問題にからんで、一点お尋ねをいたしたいと思います。 これは去る二十四日の朝日新聞の夕刊に載ったことでありますが、中部電力が静岡県の浜岡原子力発電所の設置について、地元との間に自主的に協定をした内容について、その内容が今後の発電所設置に関して企業の側、通産行政の側から見て障害になるかのごとき発言があり、そういう指示をしたような新聞記事が掲載されたので……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。