このページでは大矢正参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○大矢正君 私は、ここ数日来、わが国の大きな政治課題となっております対アメリカとの繊維問題につきまして、若干の質問をいたしたいと存じます。
新聞その他報ずるところによりますると、政府は、従来の業界が自主的に進めてまいりました、すなわち対米輸出の自主規制を、政府間協定に、あるいは政府間交渉を通じて政府間協定を結ぼうというような動きがあるやに報じられておりますが、実情どのようになっておるのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまあなたのお話の中に、今月の十五日までに何らかの意思表示をするか、もしくは、交渉妥結ということを含めているのかわかりませんが、アメリカとの間に話し合いが……
○大矢正君 住友石炭鉱業株式会社歌志内炭鉱の災害の実情調査につきまして、委員派遣の報告を申し上げます。 派遣委員は、川上委員長、原田委員及び私の三名であります。 七月二十一日、札幌において札幌通商産業局、札幌鉱山保安監督局、北海道労働基準局及び北海道庁の各当局から、今回の災害の発生及びこれについて各当局のとった対策について概況の説明を聴取いたしました。 次いで二十二日、歌志内炭鉱におもむき、坑口に花束を捧げて黙祷した後、会社側、労組、職組の説明を聞き、さらに歌志内市長など地元代表からの陳情を受けました。さらに、美唄市の労災病院に入院中の傷病者十三名を見舞い、同日帰京いたしました。 まず……
○大矢正君 関連。 いまの西村委員の質問に関連をしてお尋ねをいたしますが、私がお尋ねをいたしますことは、いま西村委員も言われておりますとおりに、この協定というものと共同声明の関連についてであります。 大臣もいま言われておりましたとおりに、この協定の前文には「これらの諸島の日本国への復帰が前記の共同声明の基礎の上に行なわれること」云々と、こうなっておりますね。そこで私が懸念をいたしますことは、外見上から見れば、協定と共同声明というのはそれぞれの限界というものはおのずからあると思うし、協定というものは、少なくともこれは両者の合意しない限りにおいては未来永劫に続くものであります。しかし、共同声明……
○大矢正君 関連。 いま小林さんがおっしゃっておられることは、三年間にわたった最終的な総仕上げとも言うべき今回の公開実験にこの種の事故が起きたということは、いままで二年有余にわたって科学技術庁が資料を出し、その資料に基づいてやったことが一切御破算になったということですね。その資料の信憑性はいささかもないということである。でありますから、科学技術庁が行なうそういう技術的な研究や調査、あるいはそれによって大成されるところのデータというものは今後一切当てにならぬ。いままで過去二年有カ月にわたってやってきて、三年たった資料でさえ、そういう非常に信じがたいような事故を起こすようなデータしかつくられない……
○大矢正君 大臣、資料の要求したときに一々けちをつけないで、あなた方のほうで出しなさいよ。出した上で、足らなければ、またわれわれ要求するんだから。だから、機密に属するとか属さないとか……。
【次の発言】 それじゃ、どの部分が機密に属するのかという議論をしなければ資料を出せないことになるんだから、それじゃ話にならぬから、出しなさいというんだ。出して足らなければ、われわれがまた要求するんだから。
○委員長(大矢正君) それでは一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に指名をされました大矢でございます。このとおりのふつつか者でございますが、皆さま方の御協力によりまして大任が果たし得られまするよう、心からお願いを申し上げる次第でございます。どうぞよろしく。(拍手)
【次の発言】 それでは、前委員長の加藤さんからごあいさつをお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後十時五十六分散会
○大矢正君 時間が十分までない。五、六分しかないようですから、集中的にお尋ねいたしますが、官房長、私は問題点だけを指摘をして、私の考え方が間違っているかどうかということをお尋ねをしたいと思いますし、それから、政府の行政のあり方についてそれが現状で十分なし得る状態にあるかどうかということも含めて、ひとつお答えをいただきたいと思うのです。それは、非常に抽象的な議論をするようでありますけれども、通産省の行政組織の編成のしかた、あるいはまたその権限、それからその具体的な行政内容、こういうことについてお尋ねをしたいと思います。 たとえば、ごく最近ですが、UNCTADの会議が行なわれることになって、通産……
○大矢正君 きょうは質問に入りますにつきまして、まず第一に、政府に今後のエネルギー全体の需要見通しとそれに対する供給の体制についてお尋ねをいたしたいと思いますが、まず第一に、この三月で終わりました昭和四十六年度の供給実績をお答えいただきたいと思います。これは多分に資料的な質問でありますが、油、石炭、ガス、電力発電、水力発電、そのほかはその他という形でけっこうでございますが、以上のような分類に従って需要の実績がどうなっておるか。それから、昭和五十年ごろには大体いま私が申し上げましたような分類に従ってどの程度の需要予測を算定されておられるか。ついででありますからさらに付加をいたしますと、いま私が分……
○大矢正君 私はまず向坂さんにお尋ねをいたしたいと思います。 お尋ねをいたします前に、私が質問をする前提としての考え方をまず申し述べて、あなたの御見解を承りたい、こう思います。今日、油というものがかかえている問題は、国際的であるがゆえに非常に複雑であり、また確たる見通しの立ちづらいものが前提としてあることは、私もよく存じております。そこで私はまあ要約して、一つは一番大事な安定供給ということをまず考えなければならぬ。で、これはまあ先月、私、本屋を歩きまして、あなたのところでお出しになった「国際石油情勢とエネルギー問題」、これを読ましていただきまして、非常に参考になりました。まあ、これだけじゃな……
○大矢正君 大臣が来られるまでの間、具体的な問題についてお尋ねをいたしますが、先般、石炭鉱業審議会の総会におきまして、昭和五十年度において二千万トンを下らない程度の需要の確保ということが決議されておるようであります。二千万トンという数字がいいか悪いか、そのことはおくといたしまして、その決議をどのように政府としては受けとめているのか。そしてその際、それを実行しようとするにあたりましては、原料炭と一般炭の比率をどういうように考えておられるのか。で、御存じのとおり、これはこまかく二千万トンという数字を原料炭、一般炭に分類をし、あわせて原料炭の産出によって生ずるところの一般炭の数字等もございますので、……
○大矢正君 大臣でも局長でもけっこうでございますが、昨年の十二月に出されました総合エネルギー調査会の石油部会の中間報告に関連をしてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、それは、この答申の中で目標実現のための施策ということで、昭和六十年度においてわが国原油供給の三〇%を自主供給源によって確保するという考え方に立って、具体的には、投下される資金は借り入れ期間が非常に長い、あるいはリスクがきわめて大きい、したがって、国において計画的な投資を行なっていくような制度を確立しなきゃならぬということがいわれているわけであります。そこで、もちろん昭和六十年度でありますから、かなり将来のことになりますが、しか……
○大矢正君 私はまず第一に、去る三十日、大手合成繊維会社に対する公正取引委員会の立ち入り検査についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、新聞等で報じられておりまするとおり、これは今日までの間に国際カルテルが結ばれたのではないかという前提に基づく独禁法違反ということのようでありますが、これは現在どういうような状態になっているか。もちろん公正取引委員会がその権限に基づいて、また判断に基づいて行なうことでありますから、通産省がそのことについて言及するということはいろいろ差しさわりのあることではあろうかとは存じますが、これからの貿易面における大きな問題点にもなる可能性がありますので、認識のほども含……
○大矢正君 私は、法案の中身に入ります前に、先日の委員会でも若干質問をいたしましたが、先般の対インドネシアに対する借款にからむ問題について一、二点お尋ねをいたしたいと思います。 まず、最初にお尋ねをいたしたいのは、政府二億ドル、民間一億ドル、合わせて三億ドルの借款を供与するという内容のものでありますが、まあ民間の一億ドルの問題は別といたしまして、政府二億ドルの借款というものの与える目的と申しましょうか、これは石油開発にあるというように承っておりますが、目的がなくただ借款をさせるというようなことは通常考えられないことであって、どういう具体的な計画があり、どういう内容があるからしたがって二億ドル……
○大矢正君 この法律案は、極論をすれば日本の行政機構をみんな含んでいるような、どこに行政上の中心があるのかわからないほど非常に複雑なものでありますがゆえに、一体だれに指名をして質問をしていいのか私自身わかりませんから、それについては自分は確信を持っているから答弁してやろうという立場がおありの方は、どなたでもけっこうですからお答えいただきたいと思うんです。 まず第一に、三十八条の「主務大臣」についてお尋ねをいたします。この三十八条、「この法律における主務大臣は、次のとおりとする。」、以下五つに分けてそれぞれの主務大臣を規定をしておるわけでありますが、それが三項にまいりますと、「第二号から第五号……
○委員長(大矢正君) 先般、国会の最終日のたいへんおそくになりまして委員長に就任させていただきましたので、ごあいさつもできずに至っておることを深くおわびをいたします。このとおりのふつつかな者でございますが、皆さんの御協力によりまして大任を果たしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続いて、これより理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金井元彦君、矢野登君、伊部真君、内……
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、加瀬完君が委員を辞任され、鶴園哲夫君がその補欠として選任されました。
【次の発言】 小山環境庁長官及び菅波政務次官よりあいさつをいただきます。小山環境庁長官。
【次の発言】 菅波政務次官。
【次の発言】 小山環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。小山環境庁長官。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
八月二日、小林武君及び戸田菊雄君が委員を辞任され、茜ケ久保重光君及び占部秀男君がそれぞれ補欠として選任されました。
また、八月八日、高橋雄之助君が委員を辞任され、林田悠紀夫君がその補欠として選任されました。
【次の発言】 次に理事の辞任の件についておはかりいたします。
矢野登君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。
これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、……
○大矢正君 質問に入ります前に中曽根さんに確認の意味でお尋ねをしておきたいと思いますけれども、いま阿具根さんの、卸売り物価上昇の現状をどう食いとめるかということに対するあなたの御答弁として、カルテルの問題に触れられましたね。それで御承知のとおり――私がこんなことを言うのは言い過ぎかもわかりませんけれども――御存じのように、法律上認められている言うならばカルテルもありますし、行政上、公取とあなた方が話をされてやっておられるカルテルもあるし、それから、業界内で秘密にやっているカルテルも実際上存在しているわけですね。それについて、公取がいろいろな意味でそういうカルテルを排除すべく、制限すべく努力をい……
○委員長(大矢正君) 重ねて選任をいただきまして、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 引き続いて、これより理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金井元彦君、菅野儀作君、伊部真君、内田善利君を指名いたします。
本日はこれにて散会をいたします。
午前十一時四十七分散会
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策並びに環境保全特別委員会を開会いたします。継続調査要求に関する件についておはかりいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五分散会
○大矢正君 海外経済協力基金法の一部改正に関連をしてお尋ねをいたしますが、今回のこの基金法の改正のねらいとするところの一つは、俗に言われる南北問題、経済協力に関連したわが国の融資に対する規制の緩和を通して、もちろん、この程度のもので国際的に認められるというような処分じゃありませんけれども、まあいずれにしても、そのようにして南北問題に対処しようとするわが国の態度をあらわそうという意味だろうと思いますし、いま一つは、当面最大の課題であります円対策の一環としてこの基金法の改正を企図しているのだと私は思います。そこで、主として円対策に関連をして、先般も大臣と私、切り上げ問題にからみいろいろ議論をいたし……
○委員長(大矢正君) 今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続いて、これより理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に金井元彦君、菅野儀作君、伊部真君、内田善利君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時十七分散会
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十六日、矢野登君が委員を辞任され、その補欠として斎藤寿夫君が選任されました。
また一月二十七日、伊部真君、茜ケ久保重光君及び高田浩運君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君、西村関一君、杉原一雄君及び君健男君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動に伴い、当委員会の理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御……
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として鈴木美枝子君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 この際、三木環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。三木環境庁長官。
【次の発言】 引き続き、本調査に対する質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として工藤良平君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。
港湾法等の一部を改正する法律案について運輸委員会に対し、また、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律案について商工委員会に対し、それぞれ連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じ……
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として工藤良平君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月十五日、工藤良平君が委員を辞任され、その補欠として西村関一君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 委員長から発言をしてたいへん恐縮ですが、化学二課長来ているでしょう。あなたは課長さんだから答弁も限界がある……
○大矢正君 皆さんの御協力をいただきまして、大過なく委員長の職責をつとめさせていただくことができまして、心から御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。(拍手)
○大矢正君 私は、現在、国際間におきまして重要な問題となっております国際流動性の問題にからみまして、以下若干の質問をいたしたいと存じます。 まず、通産大臣にお尋ねをいたしますが、私は、昨年の八月三十一日の本委員会におきまして、わが国の貿易収支そしてまた国際収支の黒字傾向が、ますますわが国の外貨蓄積となり、それが原因となり、世界各国から円の再切り上げを押しつけられる懸念がありますので、かつて、一九七一年の十二月に行ないましたような一八%近い円の切り上げ、同時にまた、変動幅の拡大を含めますれば二割、二〇%に及ぶ円の実質的な切り上げ、こういうような極端な大幅切り上げは、わが国の産業、特に中小企業に……
○大矢正君 最初に、局長にお尋ねをいたしますが、本法が実施をされました昭和三十六年以降、前年度ですか、年度がかわりましたので四十七年度までの――もちろん四十七年度の場合は見込み数量でありますが、私の手元に、この保険制度の引き受け限度額あるいは引き受け実績、対象機械類の数であるとか、あるいはまた契約企業数その他いろいろの事項を印刷した資料をいただいておりますが、もし間違いがあっては困りますので、当局側からお答えをいただいた上で質問をしたいと思いますが、三十六年から四十七年までの十年間余にわたる内容を全部説明をいただくのは、あまりにも長時間を要すると思われますので、私のほうから便宜、この数字に間違……
○大矢正君 関連。 青木局長、いまの御答弁で問題になるのは、一つは、無資力鉱害あるいは鉱業権者それ自身が存在してないというような、言うてみれば古い鉱山ですね、そこから発生をする鉱害、こういうものについては、先ほど来言われておるように、国の助成に基づき地方自治体が――これの防止のための工事を実施する主体が、地方自治体ということはわかりますがね。そこで、現存する鉱山の排出物ですね、そういうものが地域の住民に非常に大きな影響を与えるようなものがあり、しかもそれは先ほど阿具根委員もお話しなさっておりましたように、少々の資力をもってしてはとても防止することが困難だというような鉱山もあるのではないか。 ……
○大矢正君 関連。いまの須藤さんのお話の中で、著作権という問題との関連なんだが、普通一般に呼ばれる著作権法に基づく保護というもの、それから特許法その他による保護の問題、いろいろ考えるのに、今度のこの種の問題は、そのいずれにもはっきりと当てはまるというようなものではないような感じを率直に言ってわれわれ受けるんですね。一つの研究の成果であり、それが完全な物をつくる製法の工程の成果であれば、これは特許法に該当するし、それからそうじゃなくて、先ほど須藤さんがおっしゃったような完全な一つの著作というようなものであれば、これは著作権法になる。ところが、そのいずれにもひっかかるようなあるいはひっかからないよ……
○大矢正君 この事故が発生をいたしまして後、通産省は、直ちに関係の課長を現地に急行せしめて詳しく当時の状況を調べてきておるはずでありますので、いま大臣から御報告がありました内容以外に、実際上現地に行ってまいりました係官の、当時の状況とそれから原因と覚しきもの、あるいは防災体制等に対する当時の手の打ち方等々についてこの際お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 まず、事実関係についてお尋ねをいたしますが、私が新聞等の報道を通じて知り得た限りにおけるこの事故の状況は、七時前に黒い煙が、写真にも写っておりましたが相当量排出され、故障であるということが明らかになり、消防本部等にも連絡がされたと。……
○大矢正君 せっかく衆議院からおいでいただいている中で、その前に議事の運営、また、当委員会のあり方について若干の意見を述べさせていただくことになりまして、衆議院の皆さんには申しわけないのでありますが、私どもにとりましては非常に重大なことでございますので、御了承賜わりたいと思うのであります。 それは、本朝九時半から議長主宰による常任委員長並びに特別委員長含めての懇談会がありまして、会期末に迫った今日の段階において法案の処理をどのようにするかという議長の諮問がありましたが、その席におきまして本委員会の委員長が、まことに私ども野党にとって聞きのがすことのできない重要な発言をされております。で、私と……
○大矢正君 ちょっと関連で一問だけお尋ねをしますが、私も実は最近、いまの電線メーカー、あるいは丸棒を特に使っている建設業者の中でも中小と呼ばれる建設業者の方にもお会いをして、いろいろ話を聞いたのでありますが、通産省がいま行政指導としてあっせん所を全国的に設けてやられる。東京にももちろんそういうものがつくられてやられておりますが、どうも明確さを欠くのは、たとえば丸棒でいいますと、官公需、官庁その他の需要に対してと、それから零細な規模の需要者に対して特に配慮をするという、新聞等による報道ですね。そうすると、その範囲というのは一体どこまでなのかというような疑問がわいてくるわけですね。特にこの建設業の……
○大矢正君 具体的なこの法律の内容の質問に入りまする前に、この法律の対象となっておりまする中小小売り商業の位置づけと申しましょうか、今後小売り商業全体の中でどのような位置を保たせていこうとするのか、この点についてお尋ねをいたしたいと思うんであります。 通産省からいただいておりまする資料等を見ますると、私の記憶に間違いなければ百九十万からの中小小売り商業を含めた小売り商業があり、アメリカの百七十万よりもさらに多いという、非常に人口的から見ても、また、地理的な条件から見ても違いのあるアメリカと比較をしてみても、数の上で百九十万からの小売り商業があるということ自体、その対策といいましょうか、対応策……
○大矢正君 私は、一般調査案件として質問を申し上げますが、その内容は、目下のところ本委員会において審議中の工場立地法に密接な関係のある内容のものでありますので、そういう点を勘案の上、御答弁を賜わりたいと思います。
最初にお尋ねをいたしますが、高圧ガス取締法、この法律に基づきまして一般高圧ガス保安規則というものがありますが、この一般高圧ガス保安規則というものはいつ制定されたものであるか、事務当局からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 先日、テレビに通産省の塩川政務次官が出られまして、徳山における災害、そのあとの大分における住友工場の災害、
これらの問題についての対談がありました。そのと……
○大矢正君 時間もありませんので、私、一問だけお三方にお尋ねをいたしますが、特に中内さんにはいろいろ他との関係等もおありのように承っておりますので、お答えをいただきたいと思います。ただ、私自身、先入観念を持ってお尋ねをしておるわけじゃないんです。そのことをお断わりしておきたいと思うんです。 それは、先般来議会でも、特にこの商工委員会におきましても若干問題になっております、公正取引委員会の例の再販制度の洗い直しと原則自由と申しますか、競争原理を働かせるという前提に立った再販制度は原則的になくする、例外として若干のものを認めるというこの大きな転換の問題がございます。しかし、これは直接きょうお見え……
○大矢正君 ただいま審議いたしておりますこの法律案につきまして、私どもは反対の立場を表明しておるのでありますが、なぜ反対をするかと申し上げまするならば、工場立地の調査等に関する法律というものが昭和三十四年に施行されましてから、十四年という長い年月を経過いたしております。そういう意味で、工場立地の調査等に関する法律それ自身が今日の産業、経済、地域の情勢にそぐわなくなってきているという、そういう実態的な面があろうかと思いますので、法律の改正は当然のことと受けとめるのであります。が、しかし、冒頭申し上げましたとおりに、反対をしなければならないというのは、少なくとも今日の国民的な、国家的な課題でありま……
○大矢正君 私は本来当委員会の正規の委員ではございませんで、長い間商工委員会に所属をいたしております。このたびの通商産業省設置法の一部改正につきましては、商工委員の一人として重大な関心を実は持っております。と申しまするのは、なるほどこの法律改正の件名が設置法の一部改正となっておりますけれども、しかしその中身というものは、一部ではなくて全面改正と言ったほうがよいのではないかと思われるような、そういう大きな変革でありますし、組織上、機構上、昭和二十七年に続いて二十年ぶりの大改革でありまするがゆえに、私ども商工委に籍を置く者としては非常に強い関心を持っております。本来でありますれば、当委員会と商工委……
○大矢正君 石油連盟の密田さんにお尋ねをいたしますが、これから一体、原油の輸入はどういう推移をたどるんだろうかということになりますと、どなたもこうなるというはっきりした見通しというものは持っておられないと思うんですがね。まあその段階で考えると、政府がひとつはっきりした将来の展望なり見通しが持てるかといえば、これまた政府の見通し自身も非常にあいまいなものがあって、むしろその意味では、最もこの正確さを持つ今後の輸入見通しという点になれば、連盟さんが御判断をされることが、私は、どうもいまの判断としては正しいものが出てくるんじゃないかという感じがするわけですがね。政府は、出先機関を特別持っているわけじ……
○大矢正君 ちょっと関連さして下さい。 同じく、大臣、いまの問題は非常に大事なことで、マクロ的にといいますかね、たとえば一割削減とか二割削減とかということは、国全体としてはそれで成り立ちますが、実際に個々のたとえばスタンドなり、個々の薪炭商なり、炭屋さんで灯油をたとえば売りますね、こういうものがいわゆる最終小売り商の段階にいった場合に、結局は、ばらつきが出てきますね。その一割削減とか二割削減とか言ったって、何を基準にして二割削減するのか、それから需要者を一体その店で幾ら持っているのかといったって、これはお客さんが何人来るかわからないわけですからね。ですから、来てみて初めてそこに需要量というか……
○大矢正君 私は短時間に質問を集中いたしたいと思いますから、端的に結論だけひとつお答えを願いたいと存じます。 先日、阿具根委員が質問いたし、また本日は、ただいま竹田委員からも若干質疑がありましたが、四十九年度予算に関連をいたしまして、二、三点お伺いをいたしたいと存ずるのであります。 今日のエネルギー危機、特に油の輸入が激減をいたしました段階で、新しいエネルギー源を求めるということは、一次、二次を問わず重要なことであることは申すまでもないところでありますが、その一つに石炭の対策が先般来議論をされております。大臣は、一昨日の質問に対する答弁におきましても、明年度は千二百二十五億円でございますか……
○大矢正君 経済企画庁を午後から私呼んでいませんから、まあ一問か二問だから、わざわざ来ていただくのも恐縮だと思って実はお呼びをしてないわけですが、ちょっといま十二時までに若干時間がありますからお尋ねしますがね。 いま竹田君から、LPGと灯油の問題についての標準価格のあり方について質問がありました。私がお尋ねしますのは、いまきめられている灯油ですね、これは三百八十円という価格はいつまで続くのでしょう。通産省は、前は、三月一ぱいまでは三百八十円というような話をしておったと記憶していますがね。あなたは、実際に標準価格をきめるのは経済企画庁だから、おたくは三百八十円という灯油の価格は、これはいつまで……
○大矢正君 私は、先般政府が行ないました、石油製品に関する行政指導という名のもとにおける指導価格というものにつきまして、見解をただしたいと思うのであります。 私は、国民生活を守る立場から、たとえばそれが石油製品でありますれば、価格の高騰を押えるためにどういう施策をするかという、そういう立場で検討されてそれぞれの措置を講ぜられること自身について、いささかも反対をするものではないのでありますが、ただ、行政指導というものの限界というものが一体どこにあるのかという点について理解に苦しむところがありますので、お尋ねをいたしたいと思うのであります。 そこで、法制局にお伺いをいたしますが、行政指導という……
○大矢正君 質問に入ります前に、大臣と委員長にお願いと要望いたしておきたいと思いますが、御存じのとおり、この法律は、三月三十一日までに成立を見なければ行政上支障を来たす内容のものであります。商工委員会は、三月三十一日、すなわち年度内にはきょうしか開かれないということで、きょうじゅうにこの法律の議了をしなければ、あとあと支障を来たすおそれもありますので、私どもはやむなく、本日中に本法案の議了をいたさねばならないと考えておりますが、今日のエネルギー情勢等を踏まえて考えてみまするに、石炭問題の審議は非常に重要な内容を含んでおります。しかし、いま申したような事情で短時間しか質疑ができない。同時に、予算……
○大矢正君 ただいま可決されました伝統的工芸品産業の振興に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同願います。 案文を朗読いたします。 伝統的工芸品産業の振興に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点について十分配慮すべきである。 一、伝統的工芸品産業の経営の近代化、作業環境の改善等につき、適切な指導を行なうこと。 二、伝統的工芸品産業の後継者養成のため枝能資格制度の創設につき検討するとともに、伝統的工芸品産業の従業員の福利厚生の充実につとめること。 ……
○大矢正君 いまお話がありましたとおり、四十分には両参考人お帰りのようでございますので、お二方にこの際お尋ねをしたいと思います。 私は、先ほど近藤さんからのお話を聞いておりまして、やはり世の中というものはずいぶん変わるものだなと考えざるを得なかったわけでありますが、何年前でしたか、宮澤通産大臣の時代でありましたが、例の日米繊維交渉をめぐりまして、神田の共立講堂に近藤さんはじめ皆さんがはち巻きをして集結をされて、私も行きまして、激励の演説を打ったこともありますが、まあ、あの当時のことを考えてみますると、まさに隔世の感があると申しましょうか、当時、それでは今日のような事態が全然予測できなかったか……
○大矢正君 ただいま可決されました特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御質問を願います。 案文を朗読いたします。 特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 今日、繊維工業は輸入の急増及び消費者需要の著しい減退によつて企業倒産の続出等の深刻な不況の事態にあることにかんがみ、政府は速やかにかかる事態を打開するため繊維事業者の資金需要に十分応えるとともに、本法施行にあたり次の諸点につき十分な措置を講ずべきである。 一、公正な取引条件……
○大矢正君 私は、法案の具体的な内容に入りまする前に、法案の前提条件と申しましょうか、あるいは背景と申しましょうか、今日の電力政策そのものについて若干のお尋ねをいたしたいと存じます。 まず最初に、こまかい問題からお尋ねをして恐縮でございますが、私の手元にある資料によりますと、政府は先般、九電力一斉に大幅な電力料金の値上げを六月一日実施で認可をいたしました。その内容を見ますると、特にキロワットアワー当たりの料金でありますが、家庭生活に非常に関連の深い定額電灯をとってみますと、資料に間違いがなければ、北陸が六円五十六銭これが最低、これに対して最高が九州電力の九円八十七銭、平均して八円八銭とこうい……
○大矢正君 参考人の皆さん、どうもありがとうございました。時間もかなり経過いたしておりますし、私以外にも質問があることと思いますので、三点ほどお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、都甲先生にお尋ねをいたしたいと思うんでありますが、先ほど先生のお話の中にもありましたように、原子力発電の際における事故の発生防止にあらゆる措置を講ずる努力をするということは、まあ一点強調されました。それから同時にまた、世の中に絶対ということはないんであって、その意味においては、万一の場合のことも考えなきゃならぬということも第二点としておっしゃっておられたんですね。そこで、私もそのとおりだと思うので、産業災害と……
○大矢正君 先日来、この法案が審議に入りましてから主として問題にされましたのは、御存じのとおり原子力発電の安全性に関することであります。私は原子力問題の専門家ではありませんので、先般来御質問いたしましたわが党の辻君のように、具体的な事例をもって詳細に大臣その他関係政府委員に質問をするほどの見識は持ち合わせありませんが、ただ、この法律案それ自身は必ずしも内容的に反対なものでは私自身ないと思います。が、しかし、この法律案が特定の目的を持つということと、不確定要素の多い原子力発電所を完全に安全だという認め方をして、その上でその立地問題をきめようとする法律であるがゆえに先般来疑問が投げかけられており、……
○大矢正君 先ほど議運のお話を承りますると、九時前には本会議が開会をされるということでありまして、もう時間が三十分足らずというような非常に短時間の中でこの承認案件を審議しなければならぬことになりました。私どもは、先ほど理事会で、特に野党、公明党、民社党、共産党、そして私ども社会党四党といたしまして、いろんな理由があったにしても、ただいまのような時刻に、この種の承認案件ではあっても、送ってよこすということはまことに遺憾なことでありまして、衆議院が不正常であったというような、そのような事態があったことは私どもも否定はいたしませんが、最終日の、しかも午後八時になってやっと送付をされた承認案件を直ちに……
○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査のうち、石炭対策の基本施策に関する件を議題とし、田中通産大臣及び塚原労働大臣からそれぞれ説明を聴取いたします。田中通産大臣。
【次の発言】 次に、塚原労働大臣。
【次の発言】 これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 石炭部長、大事なところなんだよ。これは私からもこういう立場で質問をするのはおかしいんだけれども、同じ疑義を持っているからお答えを願いたいのですけれども、私は口が悪いからごかんべん願いたいのだけれども、この四十六年、すなわち去年の七月……
○大矢正君 いま速記には載りませんでしたが、今般の事故の詳細とそれから現状についての説明をお聞きいたしまして、ともあれ、家族が待ち望んでおります救出作業のすみやかな進行を、私も心から期待をいたしたいと思うのでありますが、どうも内容的にはかなり崩落個所が多い。あるいは坑道の問題、ガスの問題等々から、今後もさらに難航をするような心配も感じられるわけでありますが、今後この遺族の期待にこたえて、すみやかに救出作業を進行せしめるための政府としての具体的な方針がもしあったら、この際、ひとつお聞かせを願いたいと思うのであります。まあ原因の問題であるとか、どう今後対処するとかという問題の以前の問題として、坑内……
○大矢正君 ただいまの事故の経過と状況の報告に対し、若干の質問をいたしたいと存じます。 この山は、私も何度か行ったことがありますが、残念ながらこの山の坑内には入ったことがありませんので、坑内の詳細を詳しく自信を持って私自身話をするわけにはまいりませんが、炭鉱の全体的な趨勢としてお尋ねをしてみたいと思いますが、私の記憶に間違いなければ、この山は、保安問題ではかなり従来から努力をされておったようであります。かつて、二、三年前に一度ガス爆発事故がありまして、二十人近い犠牲者を出すという惨事がありましたが、特にそれ以降は、かなり労使ともに保安に努力をし、全国的な災害率等と比較してみましても、かなり災……
○大矢正君 最初に大臣に二、三お伺いをいたしたいと思います。 これは石炭直接の問題ではありませんが、エネルギーという立場から見て非常に関連の深い問題点でもありますので、特にお伺いをしておきたいと思うのでありますが、最近、新聞の報ずるところによりますと、国会の今会期中の中で、四月、すなわち本月の末から来月にかけての連休期間中に通産大臣が中近東諸国、具体的に言うとペルシャ湾周辺の一帯の産油国を訪問をしてくるというような記事が載っております。これはどういう意図を持って訪問をされるのか。 私は十五、六年間国会にいますが、国際会議等があって大臣が留守にするということは聞いたことありますが、どうもそう……
○大矢正君 私は、長い間石炭問題に関係をしておりますし、国会に出て以来、一貫して石炭対策特別委員会、また、ただいまの石炭小委員会に籍を置きまして、石炭政策あるいはまた保安問題に取り組んで今日に至っております。私はここで前提として、私が感じておることを、政府と、本日御出席をいただいた当事者であります常磐炭礦の社長並びに保安統括者に申し上げたいと思うのでありますが、なるほど、いま社長から二度とかかる事故を起こすことのないよう最善の努力をいたしたいという話のようでありました。しかし、私はこの二度の災害を考えてみまするに、常磐炭礦という山をこのまま存続をさせておくことがはたして社会的に正しいのかどうか……
○大矢正君 私は、持ち時間の範囲内におきまして、通商問題、エネルギー問題、商品投機問題の三点にわたって、以下若干の質問をいたしたいと存じますが、まず第一に、年度が新しく変わりまして、四十七暦年中の国際収支、特に経常収支、貿易収支等は先般発表になっておりまして、私の記憶に間違いがなければ、貿易収支で約九十億ドルの黒字、総合収支じりで四十七億ドルの黒字ということになっておりますが、四十七年度でまいりますと、もちろんこれは推定でありますが、結果として貿易収支、それから総合収支においてどういう結果が予測できるか。 それから、いま一つは、特に貿易収支の中で輸出入のバランスが保たれていない地域、具体的に……
○大矢正君 石炭部長にお尋ねをいたしますが、御存じのとおり、本日をもって国会が終了し、あとは選挙後一月以内ということでありますから、早ければ七月中、おそくなれば八月に入らなければ国会が開かれないという状態になりますが、そこで、エネルギー調査会における石炭の位置づけ問題の論議が現在どういう状態で進められておるか。その途中でありまして、説明しづらい面もあろうかと存じますが、ここで述べられる限度においてひとつ御報告願いたい。 それから、そのエネ調の石炭の位置づけが出ました以降は、どういうような、タイムテーブルと申しましょうか、日程表で作業が進められていくのか。まあ、半年、一年先を含むことであります……
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