このページでは川村清一参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○川村清一君 私は、各位のお許しを得て、議員一同を代表し、このたび逝去されました参議院農林水産委員・正四位勲二等・故岡村文四郎君の御霊に対し、つつしんで御冥福をお祈り申し上げるとともに、生前の御功績をしのびつつ、一言追悼の辞を申し述べたいと存じます。 君は、明治二十三年九月、南国土佐・高知県に生まれられ、齢七十八歳、参議院議員として天寿を全うされました。その七十八年の生涯は全く農業と農村にささげられたのであります。そして農民の父として尊敬せられ、土に生まれ、土を耕し、ついに参議院議員に選ばれましたが、君こそ農民議員であり、いまやその土に帰られたのであります。哀悼の至りであります。 君は、土……
○川村清一君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十五年度の漁業白書について、佐藤総理並びに関係各大臣に質問いたします。 まず第一に、佐藤総理に、漁業政策の基本方針について伺いたいと思います。 総理が誇るわが国経済の高度成長の中で、国民の食生活も高度化し、水産たん白質の需要が年々拡大しているのでありますが、これに対し供給する水産業は、他の成長産業の谷間にあって、生産の伸びは鈍化し、横ばい状態にあるのは御承知のとおりであります。したがって、わが国における水産物の需給ギャップはますます拡大しようとしているのであります。こうしたきびしい日本漁業の現状を総理はどのように考えておられるのか、漁業生産向……
○川村清一君 私は北方水域におきます安全操業の問題について御質問いたしたいと思います。 まず外務省にお尋ねいたします。九月二十八日択捉島沖で日本漁船三隻がソ連監視船に追跡されまして、うち二隻が拿捕された上、同監視船からの発砲によって乗組員の一人が負傷したという、従来例のないきわめて遺憾な事件が発生したことが報ぜられております。その実情について御報告願います。さらに、このことについて外務省はソ連政府に対し厳重な抗議を申し入れたと報ぜられております。ソ連政府との折衝の模様等についても実は詳細お尋ねしたいのでありますけれども、時間がございませんので、簡潔に要点だけひとつ御報告願いたいと思います。
○川村清一君 先般八月十六日に、人事院が政府並びに国会に対して給与改定について勧告をなされました。それにつきまして、私は教育関係職員の給与問題を中心にして若干の質問をいたします。時間がごく限られておりますので、きわめて大事な点だけをお聞きしますので、答弁も誠意ある御答弁を願いたいと思います。
まず最初に、人事院総裁にお尋ねしますが、今回の勧告にあたりまして特に配意された点、従来の勧告に比べまして、ことし特にこういう点が特徴点であるというようなことがありますれば、まずそれをあげて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 次に、文部大臣にお尋ねいたしますが、今回の勧告にあたって特に文部省としてこ……
○川村清一君 私は先般八月二十七日の本委員会におきまして、人事院の勧告の内容について、あるいは完全実施に対する関係閣僚の決意いかんといったような問題について、お尋ねしたわけでございます。で、その席におきまして、完全実施につきましては総務長官並びに文部大臣から非常に力強い決意の表明がありまして、私も喜んでおったわけでございますが、舌の根もかわかぬうちに八月の三十日、突如、もうすでに閣議を決定してしまったということを私新聞で承知いたしまして、非常に心から憤激を覚えているものであります。いまさらことばじりをとるわけでもございませんけれども、私の質問に対しまして総理府の長官は、「私といたしましては、人……
○川村清一君 私も人事院勧告の完全実施の問題について若干質問をいたしたいと思います。 けさほどからわが党の小林委員、鈴木委員からいろいろ質問がございまして、特に完全実施とこれに伴う財政措置の問題について大蔵当局に質問があったわけでありますが、大蔵当局の御答弁をいろいろ承りまして.私も何としても納得できかねるのであります。したがって、その問題を中心にして若干質問したいと思いますが、まず最初に人事院にお尋ねしますが、ことしの公務員の給与の引き上げ率は八%ということで勧告されております。そこで、昨年から前五年間、昭和三十八年、三十九年、四十年、四十一年、四十二年、この五年間の人事院が勧告をいたしま……
○川村清一君 関連。私、関連でお伺いいたしますことは、ことしの生産者米価決定にあたりましては、例年にないもろもろの問題があまたあるわけであります。その他いろいろな問題については、また村田委員から質問があろうと思いますが、私ただいま議論されている問題について一つ取り上げてお尋ねしたいと思うわけでありますが、ことしの生産者米価決定にあたりましては、単に農林省だけでなくて、大蔵省、経済企画庁、これが異常にハッスルしているということであります。で、このことは、一つには、何と言いましても、財政の硬直化を是正するために総合予算主義をとった。この総合予算主義をあくまでも堅持する、こういうたてまえの中で、これ……
○川村清一君 関連して私もお尋ねしますが、大臣の御答弁、先ほどから何回も繰り返されておりますし聞いておりますが、きわめて論理が通っていないと思うわけであります。なぜかならば、あなたは施政権の返還とその場合の基地の問題はやはり相関的に検討研究しておると、対米折衝の場合に、どうも結果ということはこれはこれから研究してということで、現時点においては結論を出されておらないと思うわけであります。しかし、基地の問題とは何かということ、基地の問題とは、要すれば基地を全く撤去してしまう、廃止してしまうのか、本土並みにするのか核つきにするのか、具体的に内容があるはずでしょう。現に議論されているわけでしょう。です……
○川村清一君 私は公務員給与の問題について質問をいたします。 私は、この問題について、すでに八月二十七日、九月十一日、十月五日の三回にわたって当委員会で質問をいたしましても、本日またこの問題について質問しなければならないことは、はなはだ遺憾にたえない次第でございます。 人事院勧告は、政府並びに国会に対して勧告されておるのでありまして、私どもは勧告を完全に実施すべきであると、こういう立場から、いままで政府の不誠意を追及してまいりました。人事院設置の趣旨から考えましても、勧告を完全に実施することは、政府の政治的にも道義的にも当然の責任、義務であると考えております。この点を主張してまいったのであ……
○川村清一君 ただいま補足説明されました文書でございますが、配付されているものの説明事項とだいぶ違うんです。それは数字まで違うんです。これではいけないと思います。ですから、いま読まれました補足説明を、どっちが正しいのか、そちらが正しいのならあらためて印刷し直して後刻配付していただきたいと思います。
【次の発言】 まず最初に、法案の条章に従いまして逐条的に御質問申し上げたいと思います。一応お聞きしましてから、また掘り下げて質問を展開したいと思います。そういう御了解の上に立って御答弁願いたいと思います。
最初、第一条の「目的」でございますが、この文章に、「北方領土問題対策協会は、北方領土問題その……
○川村清一君 前回に引き続いて質疑を行ないますが、この法案が成立いたしますと、この法律運用の主務官庁が総理府と農林省ということになるわけでございます。そこで、総理大臣と農林大臣の行政上の責任分担がどういうことになるのか、これを一応御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、本法案の第二十九条に、「この法律において主務大臣は、内閣総理大臣及び農林大臣とする。ただし、政令で定める事項についての主務大臣は、内閣総理大臣とする」、こういうふうに規定されておりますが、この「政令で定める事項」ということにつきましては、具体的にどのようなことを考えられておるのか御説明を願います。
○川村清一君 関連いたしましてちょっとお尋ねしたいんですが、私は事前協議の問題について具体的にちょっとお聞きしたいんですが、沖繩が返還された暁には本土並みになる、安保条約が本土並みに向こうに適用されるということに関連してでございますが、現在日本のたとえば横須賀であるとかあるいは佐世保に原子力潜水艦が寄港する場合には事前に通告してまいります。しかしながら、沖繩には現在事前に通告されておらないわけです。屋良主席がこのことについてアメリカ当局に対して事前通告するようにという申し入れをしているのでありますが、新聞報道によって見ますと、ランパートはこれに対して拒否してきたと、こういうようなことが出ており……
○川村清一君 ただいま御提案になっております農業協同組合法の一部改正案についていろいろ御質問を申し上げたいと思いますが、この農業協同組合法は、昭和二十二年十一月十九日、法律百三十二号によって公布されたものでございます。その後、今日まで数度の一部改正が行なわれました。最終的には昭和四十年三月三十一日、法律三十六号をもって改正され、それが現行法になっておるわけでございます。今回、さらに改正法律案が提案され審議されておりますが、農業協同組合というものは、これは御承知のように、単にわが国においてのみ行なわれておるものではなく、したがって、この法律も、世界各国にあるわけでございます。そもそも協同組合運動……
○川村清一君 先般の委員会におきまして、文部大臣から昭和四十四年度の文教行政の基本方針並びに重点施策をお示しされました所信の表明があったわけです。私はこの所信表明について若干質問をしたいと思うわけでありますが、これに関連いたしまして、その前にちょっとお尋ねしたいことは、大臣のことばじりをとらえるようではなはだ恐縮なんですけれども、しかし、いままで鈴木委員やあるいは安永委員と大臣との質疑を聞いておりますと、やはり高坂先生のことばだとか、それからたとえば九州大学の井上教授のことばだとか、そういうものがやはり問題になっています。私も大臣のことばをちょっと問題にしたいのですが、これは歴代の大臣がときど……
○川村清一君 私は札幌オリンピック冬季大会をぜひ成功させたいというそういう気持ちを持ちながら、きょう来ていただいた方々に若干の質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、オリンピック組織委員会の事務総長さんにお尋ねをしたいと思うわけでございますが、この札幌オリンピック冬季大会の開催につきまして関係しておる機関がたくさんあるわけでありますが、まず、IOC、それからJOCそれから大会の組織委員会、それから地元札幌市、それから政府、まあ政府機関として文部省、こういう機関がそれぞれどういうような横の関係があるのか。それからそれぞれのその機関はこの大会につきまして責任がそれぞれあると思うわけでございま……
○川村清一君 最初にお尋ねしたいことは、今年の日本育英会の業務計画について御説明願いたい。
【次の発言】 全般的な概要はわかりましたが、そこでこれは大体月額貸与ということになっていますが、月額の貸与金が本人に行き渡りますにつきましては、どういうような手続を経て一ぼくの聞きたいことは、毎月毎月いくものか、何カ月かためていくのか、どういうことになっておりますか。
【次の発言】 特に前年とことしの情勢の変わっていることは大学問題なんですが、各大学、ずいぶん紛争が起きておりますが、そういうようなことで、昨年とことしと変わっている点がございますか。
○川村清一君 ただいま議題となりました産業教育手当法案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 現在行なわれております産業教育手当の支給は、申すまでもなく、農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員及び実習助手に対する産業教育手当の支給に関する法律に基づいております。 また、この法律が、去る昭和三十二年に、その母法でありますところの産業教育振興法の第三条の三の規定の趣旨に基づいて制定されましたことも、御承知の通りであります。 自来約十カ年にわたり産業教育手当の支給が行なわれてまいりましたが、その経過並びに実施の状況をつぶさに調査し、検……
○川村清一君 まず最初に、資料を要求いたしたいと思いますので、明後日の委員会までに出していただきたいと思います。それを最初にお願いいたします。 いろいろございますが、まず、諸外国の定数法について、いろいろ審議するにあたりまして参考にしたいので、状況を知りたいと思うわけでございます。第一に学級編制につきまして、単式、複式、単級の場合を含めて、どのような状態になっているか、主要国の状態をひとつ出していただきたいと思います。 さらに二番目には、小学校の専科制について、あるいは中学校の専科制についてどのようになっているか。 三番目には、小、中学校における教職員の職種と配置基準についてお知らせいた……
○川村清一君 私は一昨日の委員会で、法案の文面について第九条まで逐条ごとに簡単にお尋ねして、一応の御説明をいただいたわけでございます。本日はお願いしました資料が来ましたので、掘り下げていろいろ御質問申し上げ、また議論をしたいと思いますが、先ほどの理事会では私の質問時間も限定されたようでございますので、したがって、あまり長くできませんので、大筋だけ重点的にひとつ質問したいと思います。 まず最初に文部大臣にお尋ねいたしますが、この法案に対しましては、われわれ社会党の考え方をもとにして社会党案というものを対案として衆議院に提案しておりますことは御承知のとおりでございます。大臣はこのわれわれの社会党……
○川村清一君 まずこの法案について御答弁申し上げて、それからもっと広範に、一般高等学校の教職員というふうに、こう発展していきたい、それに対する御答弁は後に回さしていただきたいと思います。 まずこの法案について申し上げますならば、御承知のように、昭和三十二年五月三十一日付法律第百四十五号、議員立法で成立した法律でございますが、農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教育及び実習助手に対する産業教育手当の支給に関する法律に基づいて、これを改正しようという提案でございますが、現行のいわゆる産業教育法は、いま申し上げましたように議員立法で出されたものでございます。そし……
○川村清一君 関連。ただいまの、安永委員の質問に関連して私はちょっとこの表で一言御説明願いたいことと、それから私がさらに資料をお願いすることと二点申し上げたいと思います。 この資料を見ましてちょっと理解できませんので、この点御説明願いたいんですが、「昭和四十四年度」ですね、「学部」という欄がありますね。これちょっと下がっていきますと、「上記のほか、大蔵省に要求したもの」という欄の中に、たとえば秋田大学というのが一番上にありますね。そこに「創設準備費計上」となっておりますね。それからずっと下にきまして京都大学というところがありますね。そこには「創設準備費要求」となっておりますね。すなわち計上と……
○川村清一君 関連してちょっとお尋ねしますが、ちょっと大臣は問題をすりかえられて御答弁されているのではないかと思うのであります。それで、大臣のおっしゃっておることのうち、まあ大学は国民に開かれた大学であるということで、たとえば鳥取の砂丘の研究とか、こういうことはぼくは当然大学がやるべきことであり、そういう研究をどんどん進めて、そしてその地域住民の福祉の向上のために大いにサービスすべきである、さように考えます。現にやっていると思います。しかも、それは自主的にやるべきだと思うんです。たとえば私の出身の北海道などは、御承知のように、それはもう寒冷積雪地でございまして、米作ももう北限地帯でございますね……
○川村清一君 私は高知県の教育委員会が行ないました不当人事の問題を中心といたしまして人事問題について若干質問をしたいと思うのです。実は四月十一日に私は衆議院の斉藤議員とともに党から派遣されまして高知市に参りまして、高知県教育委員会の教育長、あるいは高知市教育委員会の教育長等にお会いをしいろいろ実態を聞き、また関係の教職員にもお会いして実態を調査してまいったわけであります。したがって、その調査に基づきまして文部当局のお考えをただしたいとこう思っておったわけでありますが、その後法案の審議等がずっと続いており、法案の審議が終わりましてからは、また初中局長が御都合で出席されないというような点がございま……
○川村清一君 私はいささか立場を変えた角度から御質問を申し上げたいと思います。
まず第一に取り上げたいのは、この法律案のスタイルについてお尋ねしたいと思います。私この法律案をいただいて奇妙に感ずることは、私立学校教職員共済組合法の一部改正案という形で出されるものと思っておったところが、そうではなくして、昭和四十四年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案として単独法として提案されておる、これはどういうわけなんですか。こうして出すことによって何か利益があるのかどうか、これを最初にお尋ねしたい。
【次の発言】 局長が疑問に思われるのだから、私のほうがもっともっと……
○川村清一君 前日の質問に引き続いて質問を申し上げたいと思うわけでございますが、本日は内閣法制局荒井第三部長、農林省農政局の中沢参事官、それぞれに御出席を願いまして恐縮に存じます。それでお二人の方、時間の御制約もあると思いますので、先においでいただきましたお二人の方に質問を申し上げたいと思うわけです。 最初に農林省の方にお願いをいたしたいと思います。 農林省が農林水産委員会に提案されております農林年金法案と、文部省が本委員会に提案され、ただいま審議しております昭和四十四年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案とは、法律案の構成の点においてもまたその内容の……
○川村清一君 最初に、沖繩の問題についてお尋ねいたします。 私は、先般当院から派遣されました沖繩調査団の一人に加えていただきまして沖繩に参りまして、広く要路の方々にお会いして、率直なる御意見をいろいろ承ってまいりました。それを基礎にしてお尋ねするわけでありますが、返還に伴う基地の態様等につきましては、いまさら私が重ねてお尋ねしても、総理の御答弁からは一歩も半歩も前進したものはいただけないと思いますので、それはあえて避けまして、当面の問題といたしまして、沖繩県民の方々がほんとうに血の出るような叫びをもって訴えられておる問題は四つあると思います。その第一はB52の早期撤去の問題であります。第二の……
○川村清一君 関連。関連してお尋ねしますが、ただいままでの御説明によって、集荷団体、いわゆる生産者の団体、それに委託をし、それから販売業者の団体、これとの間でひとつ話し合って価格を形成する。その段階まではわかりました。しかし、その販売団体から卸売り業者、卸売りから小売り、小売りから消費者、こう流れていく過程において価格を歯どめする何かがあるわけですか。これは何もないわけですか。
○川村清一君 最初に建設大臣にお伺いします。新聞報道によりますれば、政府は各省連絡会議で、歯舞群島、色丹、国後、択捉島をわが国領土として、国土地理院発行の地図の上に明記することに決定したということでございますが、それは事実か、明らかにしていただきたい。
【次の発言】 外務大臣にお尋ねしますが、千島列島は間違いなく日本の固有の領土でございます。そこでその意思を堂々と主張するために、千島列島全部をわが国の地図の上に明記すべきではないかと、私は思うのであります。そのことによって世論の盛り上がり、また外交交渉に非常に有利な条件を得ることができるのではないか、かように考えますが、御見解を伺いたいと思いま……
○川村清一君 一昨日に引き続きまして、漁業問題について質問いたします。
三月一日から開催されることになっておりました日ソ漁業委員会がことしはいまだに開催されませんが、こう延びておる理由は何ですか。農林大臣からお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 サケ、マス、ニシン、カニは日ソ漁業条約に基づく資源だと私は思っておりますが、カニだけを日ソ漁業委員会から切り離して交渉するのは、これはどういうわけですか。
【次の発言】 いや、私がお聞きしておるのは、カニはサケ、マス、ニシンとともに日ソ漁業委員会において漁獲高その他を討議することになっておるのに、どうしてことしはカニだけをはずして、日ソ漁業委員……
○川村清一君 国会が終わりまして直ちに総務長官は、十九日から二十五日まで一週間にわたって、主管大臣として沖繩現地をつぶさに視察をされてまいりました御努力に対しましては、率直に敬意を表します。御苦労さまでした。私どももこの間、新聞をよく読みまして、長官の現地における行動、あるいは記者会見における発言等々について注目して読んでおった次第でございます。いろいろ重要な発言等もなされておるようでございますので、この機会に、数点にわたって長官の率直な御意見をお尋ねしたいと思います。 第一にお尋ねいたしたいことは、これは六十三国会のときも問題になりまして、私がるる長官に質疑を通じて御要望申し上げておりまし……
○川村清一君 委員長の選任につきましては、投票の方法によらないで、委員長代理にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、問題を北のほうに移しまして、北洋の安全操業の問題について若干お尋ねいたします。 山中総務長官は重要用務で御退席になられますので、山野対策庁長官にお尋ね申し上げますが、六十三回国会中の五月の十一日の本委員会におきまして、北方協会に対して交付国債十億円の償還について私が質問いたしまして、山中長官から、償還期限の四十六年十二月には必ず現金化するとの答弁をいただいたのであります。その後国会終了後の六月八日に第一回北方領土問題対策評議員会が開催されました。実は私も佐藤内閣総理大臣から評議員を委嘱されておりますので、その会に列席したのであります。その際、評議員の皆さんからそれぞれ意見……
○川村清一君 ただいま総務長官から所信表明をお聞きいたした次第でございます。なお、局長の説明要旨等も含めましてお尋ねしたいことがたくさんあるわけでございますけれども、この問題につきましては後に残しまして、本日は沖縄が当面する緊急の問題について若干お尋ねをしたいと思うわけであります。もちろん、この問題もただいまの長官の所信表明の中にも入っておるものでございますが、問題は、全軍労のストライキの問題でございます。私は、全軍労の第三波のストライキは絶対に回避をしなければならないと、こういう立場に立ってお尋ねをするわけでございますが、第一波は四十八時間のストライキをやり、第二波は百二十時間、この上に第三……
○川村清一君 本特別委員会の塚田委員長以下、山本、渋谷、矢山の各委員及び私の計五名は、北方領土問題北方水域における安全操業問題及び北方地域元居住者の援護問題等の調査のため、七月二十七日より五日間にわたって北海道に派遣されました。 一行は、まず札幌市において北海道当局及び関係諸団体より、これらの問題に関し概括的な説明と要望を聞いた後、根室市及び羅臼町を訪問し、それぞれの当局者及び関係者からつぶさに現地の実情と要望を聴取したほか、海上保安庁巡視船で北方水域の視察を行ないました。 なお、札幌市における会議には、河口委員も現地参加しました。 今回の視察結果を概括して申し上げますと、まず領土問題に……
○川村清一君 ただいま趣旨説明されました法案に対する質疑につきましては、今後の審査の過程において詳細いたしますことにいたしまして、本日は時間がございませんので、ごく簡単でございますけれども、ぜひこの際外務大臣にお尋ねしたいと思っておりましたことについて、二、三御質問をいたします。 まず第一にお伺いすることは、沖縄における米軍雇用者の問題についてであります。現在の直接雇用の態様を、本土の軍雇用者同様、間接雇用形態に移行してほしいという要求があることは大臣御承知のとおりでありまして、このことにつきましては、外務大臣は上原全軍労委員長からも親しく要請を受けられているはずだと承知しております。しかし……
○川村清一君 私、間接雇用の問題について二点お伺いいたします。端的にお伺いいたします。 第一点、これは衆議院の予算委員会の会議録をずっと読んだわけでございますが、その中で、退職金の上積みの問題でございますが、これに対しまして福田大蔵大臣は、間接雇用に移行するといいますか、何らかの形で間接雇用のような態様にならなければそれはできないということははっきり言っておるわけです。そこで、今回、間接雇用の態様に移行しておらないのに、いわゆる政府の英断といいますか、まあ、総務長官非常に御努力されたのでありましょう。そういうような形が実現したわけでありますが、そこで逆に考えると、これができない限りは退職金の……
○川村清一君 新聞報道等によりますれば、沖繩復帰準備委員会というものはすでに発足して作業に入っておるというような印象を受けておるわけでございますが、もう復帰準備委員会というものは、正式にすでに構成されまして機能しておるのかどうか、これをまず最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 この準備委員会は交換公文によって発足したものと思いますし、正式にもう機能しておると、こういうようなお話でございますが、そこでこの準備委員会に現在すでに日本国政府代表として高瀬大使が出席しておる模様でございますが、この準備委員会に日本政府代表として出席することに関しての法案を現在審議中でございまして、この法律が成立しない……
○川村清一君 先ほどは外務省関係の準備委員会の法案が一つ上がりまして、日米準備委員会というものは正式に発足することになるわけです。きょうは総理府所管の沖繩・北方対策庁の法案を審議するわけでありますが、これが審議を終えて成立いたしますと今度は沖繩・北方対策庁という行政機関になるわけであります。 そこで、きょうは私、政策論議は一応来週のほうに延ばしまして、この法案は、要するに「沖繩・北方対策庁の所掌事務の範囲及び権限を定める」ことを目的とした法案であり、こういう行政機関ができてまいりまして、すでに存在する日米協議委員会、それから日米準備委員会、そして沖繩・北方対策庁、言うならば、いよいよ沖繩復帰……
○川村清一君 最後の質問で、お尋ねしたいことをたくさん用意してまいったわけでありますが、時間がもう全くございませんので、きょうできなかったことはこの次の委員会でいろいろお尋ねをすることにいたしまして、約束した時間内でほんとうに大事なことだけ二、三お尋ねします。 沖繩問題では、これは総括的な問題になりますが、山中長官にお尋ねするわけでございますが、山中さんが総務長官に就任されまして以来、この沖繩問題につきましては非常な情熱を持って鋭意当たられていることは評価し、その点に関しましては私は敬意を表するものであります。しかし、新聞報道等を見ますというと、あまりに積極的であるのか、長官の性格によるのか……
○川村清一君 先般、沖繩・北方対策庁設置法案が成立いたしまして、五月一日付をもちまして対策庁が設置され、仕事が軌道に乗りましたことは私どもも心から喜んでおります。あの法案審議の過程の中で、各委員からいろいろ沖繩復帰に伴う準備の遂行につきましてお話がございましたように、山野長官はじめ職員の方々、大いにひとつがんばって所期の目的達成のために努力されますことを私は心から要望申し上げる次第でございます。 さて、本日は山中長官は一時間しか出席できないというお話でございますので、私も重点をしぼって御質問申し上げますので、ひとつお答えをいただきたいと存じます。 最初にお尋ね申し上げたいことは、これは先般……
○川村清一君 私は先般大臣が所信表明演説で明らかにされました諸施策の中で、水産部門に関する政策につきまして、許された時間、御質問申し上げたいと思います。所信表明演説の原稿は一ページから十一ページにわたる印刷物で配付されたわけでございます。この中で水産部門に関するものは九ページの後半から十一ページの前半にかけて書かれておりますが、これをさらに検討しますと、施策として具体的に述べられておる部面は十一ページの三行目から終わりから二行目までの八行あるわけでございます。しかしこの八行の中に書かれております事項を検討してみますというと、非常に抽象的な表現で書かれておりますので、内容をつかむことがなかなかむ……
○川村清一君 本日は大臣が御出席されておりませんので、畜産局長に対して御質問したいと思います。私は乳価問題について質問をいたします。時間が非常にございませんので端的に質問をいたしますので、どうかひとつ局長も端的に、問題点をそらさないではっきりお答えをお願いいたします。
まず最初にお伺いしますが、四十五年度の加工原料乳の保証価格等についてはすでに畜産振興審議会に対して諮問をしたのかしないのか、この点ひとつお答えをいただきたい。
【次の発言】 法律は、この保証価格等を決定するにつきましては畜産振興審議会の意見を聞くことと、こう定めてありますが、この法律の趣旨を農林省はどのように受け取っておられる……
○川村清一君 この法案の目的につきましては、第一条に「優良な種苗の供給を確保し、もつて適正かつ円滑な造林を推進して林業総生産の増大及び林業の安定的発展に資することを目的とする。」こううたわれておるわけでございますが、そこで私はこの法案の背景をなす林業の基本的な問題を中心として若干お尋ねをしたいと存じます。 今日の日本林業の実態等につきまして先般国会に提出されました林業白書によっていろいろ調べてみますというと、日本の林業というものは、たいへんな段階になっておるということを理解するのでございます。 まず、日本林業というものは完全な外材主導型の林業になっておるのではないかという印象をまず強く受け……
○川村清一君 ただいまの前川委員との質疑をお聞きしておりまして、ちょっと私も不審に思いますので局長に重ねてお尋ねしたいと思うわけなんです。農林省の皆さん方は農協というものは農協法に基づいて設立されており、それから協同組合精神に基づいて農協というものがあるわけでございまして、したがってそういう協同組合精神であるとかあるいは農協法、こういう面から、農協というものはこのように存在しておるんだ、そういう立場で局長がいろいろお話される点はよく了解されるのですけれども、そこで実際の農協というものはあなた方が農林省の机の上で考えられているような農協であるか。実態はどうか。その実態をはっきり把握された上に立っ……
○川村清一君 私は農地法の改正案について御質問申し上げたいと思うわけであります。 まず最初に総括的な質問を申し上げますが、大臣の御答弁をいただきたいと思います。 申し上げるまでもなく、御承知のように、現行農地法というものは、昭和二十七年に制定いたされまして、今日まで約二十年間、その間昭和三十七年に一部改正が行なわれましたが、大体二十七年制定法律のまま今日に至っておるわけでございます。この二十年間にわたりまして、農地法が日本の農業発展のために尽くした役割りというものは私は大きなものがあったと、かように評価しておるわけでございます。終戦後の農地改革を支柱となってささえてまいったものはこの農地法……
○川村清一君 ただいま議題になっております外国政府等に対する米穀の売渡しに関する暫定措置法案について御質問いたしますが、時間もだいぶ過ぎましたし、またきのうの委員会で委員の皆様方からたいていの問題には触れられて質疑がなされておる模様でございますので、私は問題点をしぼって御質問申し上げます。 問題は基本的政策論議ではございませんので、御答弁は大臣でなくてけっこうです、政府委員の方にひとつしていただきたいと思います。 最初にお聞きいたしますことは、この法律案は食糧管理法第六条第一項に基づいて立法された特別立法と理解しておりますが、それに間違いございませんか。
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者に指名を一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、八月十日の本委員会におきまして初めて尖閣列島の問題について質問いたしました。その際、将来東シナ海の大陸だな開発をめぐって台湾政府、韓国あるいは中国との間に問題が起きてくることを予想して、この問題を指摘し政府の見解をただしたのであります。 その後の経過を見ておりますというと、私が指摘いたしましたように、尖閣列島の問題をめぐって国民政府との間に、あるいは中国との間にもいろいろと問題が複雑に発展してきておるように受け取っておるわけであります。 それで、この際、八月十日以降の推移について外務大臣からひとつ概略御説明をいただきたいと思います。
○川村清一君 もう具体的な問題につきましては北村委員、宮崎委員からそれぞれ御質問がございました。時間もだいぶおそくなりましたので、私は何点かにしぼって基本的な問題だけについてお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一に、大臣にお尋ねいたしたいのですが、この臨時国会は、公害国会と言われておりますくらいの国会でございまして、政府は十四件に及ぶ公害関係法案を提案して、国会で審議をしておるわけであります。佐藤総理の口をかりると、この法案が全部成立いたしまして日本の公害関係制度というものは、世界に冠たるものである、こう言って自慢をしておるくらいであります。しかしながら、一方マスコミのいろんな評価を聞きま……
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 まず防衛庁長官にお尋ねいたしますが、沖繩返還に伴いまして自衛隊を配置する計画がきまったように新聞に報道されております。しかも、それは相当具体的に報道されておるわけでございますが、この際、防衛庁長官からその沖繩の自衛隊の配備計画につきまして詳細御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体新聞に報道されておることと同じ程度の御報告があったわけでございますが、総員約六千八百人。第一段階において三千二百名第二段階で六千八百人との差ですね、それだけふやす。しかも、総経費でございますが、四次防中は一千百億円ということで、第二段階の配備は、人員は当初計画より八百人ふえるといったようなことも……
○川村清一君 当面の最大の問題であります米価の問題、また本日はたくさんの米価要求のために上京されている農民の方々の傍聴等があるわけでございますが、四時にならないと大臣はおいでにならないそうで、大臣がおいでになってから米価の問題についていろいろ議論がなされることと思います。したがって、ただいま水産庁の長官から御報告のございました北洋漁業、特にカニ、ニシン、サケ・マス、この問題等について若干御質問を申し上げたいと思います。 そこで最初にお伺いしまするのは、けさの新聞を見ますと、政府の特使として現在赤城さんがモスコーへ行って、コスイギン首相やあるいはイシコフ漁業相とお会いになっていろいろお話をされ……
○川村清一君 ちょっと議題外で恐縮でございますが、緊急の案件でございますので、長官にお尋ねしたいのですが、これはきのうの質問に引き続いて、私、きのうカニ、ニシン、サケ・マスの北洋漁業の問題についてお尋ねをいたしました。そのときに現在モスクワでカニ交渉をやっておる。きのうの朝の新聞によれば、ソ連邦のほうは、それにニシンを抱き合わせて問題にした。それでモスクワでカニ交渉とともにニシンの問題を議論することは明らかに日ソ漁業条約違反である。あくまでもニシン、サケ・マスは漁業条約に基づくところの、現在東京で行なわれている日ソ漁業委員会の中において議論すべきである、こういうことを主張いたしまして、これにつ……
○川村清一君 大臣が御退席になるそうで、時間がごくわずかでございますので、したがって大事な問題だけ端的にお尋ねいたしますから、大臣から率直なかつ明確な御答弁を承りたいと存じます。 まず第一にお聞きいたしますことは、本年の日ソ漁業交渉は、いまだかつてないきびしい規制措置をとることによって合意妥結したわけであります。とりわけ北洋ニシン漁業については、抱卵ニシンは全面禁漁という予想もしない規制措置をとることになりました。その結果、すでに多額の投資をして着業準備を整えて出漁を待っていたニシン漁業者とその乗り組み員はもちろん、ニシンの加工によって生計を立てている加工業者、それに働く労働者並びにその他関……
○川村清一君 ただいまお話にも関連していると思うんですけれども、実はこの地域開発の問題ででございますが、それを目ざして全国地域地域に地域開発法という法律があるわけです。東北開発法とか、中国開発法、また四国開発法、九州開発法。この開発法の歴史を考えてみますと、昭和二十五年か六年に、北海道開発法というのができたのが、これは開発法の最初でございまして、そうして北海道開発庁という役所もでき、開発庁長官という大臣も誕生したわけであります。その当時におきましては、北海道開発法が生まれなければならない客観的な情勢、状態というのがあったわけでございまして、非常にこの土地が広大であり、人口が希薄であり、また国と……
○川村清一君 私は、北洋漁業の問題に関連しまして質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、北洋漁業の安全操業の問題についてお尋ねいたしますが、この問題につきましては、昨日倉石農林大臣は、イシコフソ連漁業大臣と会見されまして、いろいろお話をなされたことをけさの新聞で拝見いたしましたし、またきのうは本委員会において、鈴木強委員の御質問に答えて、大臣からいろいろ御報告を兼ねて御答弁があった模様でございます。したがって、私はきのうのお話の内容には触れないで、これからどうするかという問題を主にしてお尋ねをしたいと思うわけでございますが、まず第一に、これから水産庁におきましては、ソ連に対し提案する具体……
○川村清一君 私は、北方地域がかかえております問題についてお尋ねをしたいと思いましてこの機会をいただいたわけでございますが、与えられた時間が非常に少のうございますので、突っ込んで深くお尋ねすることはできませんが、大事な問題でございますので、ひとつ率直な御見解を披瀝していただきたいと存じます。 まず第一にお尋ねいたしますことは、北洋の安全操業についてでございますが、最近の新聞の報道によりますると、川島正次郎自民党副総裁の訪ソあるいはノビコフソ連副首相、イシコフソ連漁業大臣等の来日を機会に、問題解決の方向に向かって大きく動いておる模様が新聞に報道されておるわけでございます。特に喜ばしいニュースと……
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