このページでは川村清一参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○川村清一君 私は、日本社会党を代表して、福田総理大臣の施政方針演説に関連して、漁業、教育、地方財政等の国民生活上緊急の問題について、総理初め関係大臣に質問し、所信をお伺いいたします。 まず最初に、わが国漁業をめぐる領海十二海里、経済水域二百海里の問題について質問をいたします。 第一に、領海十二海里を問題にいたします。 社会党は、沿岸漁民の命と暮らしを守り、漁民の利益を確保するために、領海十二海里を設定すべきであると、ここ十年間主張し続けてきました。私自身もこの壇上から、党を代表して、二度もこのことを政府に要求してきました。 昭和四十六年五月十九日、本院本会議において、当時の佐藤総理大……
○川村清一君 関連してお尋ねしたいのですが、第一問は、拿捕抑留漁民に対する補償措置の問題でございますけれども、これは水産庁におきましては、昭和四十五年から四十九年度の五ヵ年計画で実態調査をされておるはずであります。これはことしの九月三十日で一応取りまとめたはずでございます。で、北海道漁民は長い間ソ連による拿捕抑留によって生じた被害、損害というものを、ぜひ日韓並みにこれを措置してもらいたいということを要望し続けてまいりましたし、私も国会で二、三度質問したことがあるわけでございますが、そこで五ヵ年間かけて調査した結果どうなったのか。そうすると当然明年度の予算にこの救済措置の予算が計上されるものと承……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
議事に先立ち一言ごあいさつを申し上げます。
去る二十七日の本会議におきまして委員長に選任され、重ねて委員長の重責をになうことになりました。
委員の皆さまの御協力をいただきましてこの重責を全うしてまいりたいと存じますので、今後とも格別の御指導と御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に長田裕二君、……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、派遣委員の報告に関する件を議題といたします。
先般、本委員会が行ないました郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する実情調査のための委員派遣について、それぞれ派遣委員から御報告願います。長田君。
【次の発言】 山田君。
【次の発言】 茜ヶ久保君。
【次の発言】 ただいま御報告がございました各班から、別途、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行ないます。
第一〇五号年始等における郵便集配業務の廃止等に関する請願を議題にいたします。
本請願につきましては、先般の第七十二回国会におきましても同趣旨の請願が付託され、審査の結果、保留にいたしました経過もあり、理事会におきまして慎重に協議した結果、今回も保留とすることに意見が一致いたしました。
理事会の申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についておはかりいたします。
郵政事業及び……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、江藤智君及び高橋邦雄君が委員を辞任され、その補欠として木村睦男君及び棚辺四郎君が選任されました。
また、去る二十日、今泉正二君が委員を辞任され、その補欠として前田佳都男君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○川村清一君 本日は、先般所信表明をされました外務大臣並びに総理府総務長官にいろいろ御質問を申し上げたいと、かように思っておったわけでありますが、外務大臣がおいでにならないということでそれはできませんので、総理府総務長官を中心に質問申し上げたいと存じます。 それから、委員長にちょっと委員として申し上げたいのですが、所信表明をされた大臣は、当然その次にはその所信表明に対していろいろ質疑を受けるわけでありまして、これはどこの委員会においてもそういう慣行でございます。しかるに、所信表明演説をしておいて、この委員会に外務大臣が出られないということは、はなはだ遺憾でございますので、いろんな御事情があっ……
○川村清一君 私は、質問に先立ちまして、一言宮澤外務大臣に申し上げまして、大臣の御見解を承りたいと存じます。 外務大臣は、本委員会に対しまして、二月二十八日の委員会に出席されまして、大臣が一月の十五日から十七日までソ連を公式訪問して、グロムイコ外務大臣との間でいろいろ平和条約の問題やらその他、日ソ間にある諸問題についてお話し合いをしてきたという報告を中心にいたしまして、所信表明をなされたわけです。所信表明をなされた以上は、われわれ委員はこの大臣の所信表明に対しまして、いろいろお尋ねをしなければならないことがあります。これは川村個人が質問するのではなくして、日ソの問題、北方領土の問題、懸案のい……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。
郵政……
○委員以外の議員(川村清一君) 委員長のお許しを得て、一言ごあいさつを申し上げます。 私、昨年一月、委員長に選任されましてから今日まで、理事並びに委員皆様に大変お世話になりました。私のような不敏な者が大過なく職責を果たし得ましたことも、ひとえに委員各位の御指導と御協力によるものでございまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。 政局いよいよ多端でございまして、本委員会に課せられた使命もきわめて重大でございます。どうぞ委員各位におかせられましては、いよいよ自愛せられまして、国民の負託にこたえられますことを心からお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。どうも……
○川村清一君 まず、大臣の所信表明につきまして、若干質問をしたいと思うわけであります。 安倍農政の基本的な姿勢というものは、この所信表明の中に書いてあります、「将来にわたって食糧の安定的供給を確保する体制を整備する」「わが国農業の自給力を高めること」、これを基本の姿勢といたしまして、施策は「長期的視点に立った需給見通しと生産目標を設定し、これに沿って施策の展開を図る」。これが安倍農政の総論的な目標であると理解いたしまして、その総論には私どもは賛成でございます。しかし、各論がどうなるかということについて、いろいろな疑義を持っておりますから質問するのでございますが、私は、この際、特にこの水産物の……
○川村清一君 関連してちょっと山本課長にお尋ねしますがね、私も神沢委員とともに社会党の本農水委員会の理事なんです。で、北海道へ行っておりまして、きのう実は昼に帰ってきたんです。本日、農水委員会がありますので、畜安法がどうなっているかというちょっと気がかりの点もあったので、こちらへ来ましてすぐ神沢委員に連絡しまして、昼過ぎ神沢委員の部屋へ参りましていろいろ、この前の委員会欠席したものですから事情等お聞きしたわけなんです。そのときに、神沢委員から、このあなたが神沢委員に渡された文書、しかもこれ名刺がついているね、「輸入課長、山本康二」、ちゃんと判まで押してある。「御目通りの上、説明申し上げたく存じ……
○川村清一君 ただいま議題になっております改正案は議員立法でございますので、政府に対して質問することはどうかと思うわけでございますが、立法された暁はこの法を運用するのは政府でございますので、政府に対しまして若干の質問をしたいと思います。 私は、率直に言いましてただいま問題になっております韓国漁船による野放図な、無制限なマグロの輸入を阻止するということは、ただいまの法律を厳しく運用することによって相当防げたんではないか、こう思っておるものでございます。そもそも現行の法律というものは昭和四十二年に制定されたわけでございまして、当時私は本委員会に所属しておりまして、この法案の審議に当たったわけでご……
○川村清一君 ことしの二月二十日の当委員会におきまして、私は、農林大臣の所信表明に関連いたしまして当時大きな問題になっておりました水産の問題につきまして、と申しますのは、三月の十五日ですか、から始まるジューネーブにおける国連の海洋法会議の問題、さらに昨年の秋からずっと引き続いて、今年に入りまして特に大きな問題になりましたソ連の漁船団の日本近海における操業に伴うわが国漁民の大きな損害問題、こういうような問題に関連しましていろいろ質問をいたしたわけであります。その後ジュネーブの国連海洋法会議も終わりましたしいそれから日ソの漁業紛争の問題等につきましても、政府当局の非常な御努力等もございまして、過般……
○川村清一君 ちょっと議事進行について発言をいたしますが、余りに与党席の方は、私はだらしがないと思います。これは野党の方は全会派出ておるわけです。特に私の社会党の方は全員出席しておるわけです。少なくとも、半分とまでは申し上げませんが、せめて三分の一ぐらいの議員は出席してしかるべきではないかと思うわけです。こういう状態なら地方議会はとっくに流会になっておりますよ、私も地方議会に十年間籍を置いた経験がございますが。何も私どもは与党の方の質問をやめてくれなんて言った覚えは一言もございませんし、やられる方は幾らだってやっていただいて結構なんでございます。法案の審議促進のため、野党の方が一生懸命協力して……
○川村清一君 時間がきわめて短いものですから、私の質問はよけいな説明等は極力避けまして、そのものずばりで、質問は骨子だけ申し上げますから、御答弁もあまり時間をとらないで、誠意をもって大事なことだけきちっとお答えをいただきたいと思います。 質問の第一は、御承知のように、昨年五月二十一日参議院農林水産委員会で附帯決議をいたしましたが、その附帯決議の中で「制度の改善については、年金受給者の意向を反映するため必要な指導を行うよう努めること。」、こういう一項があるわけでございます。この附帯決議がなされてから一年を経過しておりますが、この間、いかなる行政措置をなされたか、それをお聞きしたい。 言うまで……
○川村清一君 私は最初に委員長に御要望を申し上げておきたいのですが、前の委員会でも私たしか委員長に要望申し上げたのですが、実は私は本日の委員会では、近くソ連政府のグロムイコ外務大臣が訪日されるということを新聞で見ましたので、北方領土の問題についていろいろお尋ねしたい、かように考えておりました。さらに領海十二海里宣言の問題についても詰めたいと思っておったわけであります。しかし、この二つの問題はもう行政ベースではどうにもならぬ、政府の政治的な判断、そして強い行動によってやらなければ実現しない問題でございますので、やはり最高の責任者である外務大臣にいろいろお尋ねをしたいと、こう思っておりましたが、外……
○川村清一君 本法案は前七十五国会において十分に審議を尽くし、当委員会で可決決定したものであります。しかも、国民生活に関連する法案であり、国民が一日も早く成立されることを念願している法案でありますので、本日の委員会では質疑をできるだけ省略して、短時間のうちに質疑を終結して可決いたしたいと思います。したがいまして、私は、前国会審議と関連して二、三のポイントになる点だけについて農林大臣の見解をお尋ねしますので、大臣も誠意をもって簡潔に私の問いにお答え願います。 まず質問の第一点は、前国会において私や私の党の同僚議員の質問に対し答弁された事項は、大臣が誠意を込めて公約された事柄であり、決していいか……
○川村清一君 それでは時間の関係で余りくどくど申し上げないで、大事なところだけ申し上げますのでお答えをいただきたいと思います。 私が問題にしますのは、御承知のように十二月の九日、日本武道館で全国漁民大会が、約一万名漁民の代表が集まって開催されましたことは御承知のことと思います。これは現在直面しておるわが国の漁業の危機を突破するという意図のもとに集まった大集会でございまして、各政党の代表も出ております。そこで、漁民の代表から切々として現在の漁業経営が抱えておる窮状を訴えられたわけでございます。私は、ここで漁業経営者の窮状をくどくど申し上げなくても、行政の責任者である農林大臣や水産庁長官はよく御……
○川村清一君 関連で私もちょっとお尋ねしたいんですが、実はただいま鶴園委員からもお話がございましたように、きのう沖縄特別委員会がありまして、その席で私は質問したんですが、衆議院の方で農林水産委員会がございまして、農林大臣もそれから食品流通局長もその方に出ていらっしゃいましたために、私の方には砂糖類課長がおいでになったわけです。で、課長にいろいろ質問をいたしましたが、御答弁がどうもすきっとしないわけです、局長の話ほど。やはり課長ですから、そう責任持てませんので答弁ができなかったと思うんです。 私の聞いたことは、もう端的に言って、ことしのサトウキビ価格というものは、農林省告示とそれに奨励金を加え……
○川村清一君 関連。 ただいま富津外務大別の御答弁を開いて、私は非常に腹を立てている。日ソ漁業操業協定ができてから十二海里以内にソ連船が入っておらない、皆十六、七海里でやっておる、水産庁からそういう御説明を聞いておりますと。それはとんでもない御答弁であります。この点につきまして安倍農林大臣から後ではっきりお答えをいただきたい。 そもそもこの協定は、六月七日にイシコフ漁業大臣が来朝されて調印されたものであります。しかし、残念ながら第七十五国会があのような終末であったので、これが批准されないまま流れまして、改めてこの七十六臨時国会で批准されて十月の二十三日に発効しております。しかしながら、両国……
○川村清一君 関連。 差別の問題についていろいろ議論が展開されておりますので、私も関連して一言、総理大臣にお尋ねをいたします。 三木総理は、十一月一日帝国ホテルで開かれた社会経済国民会議のパーティーに出席されまして、日本は教育水準も高いし、人種問題もないし、戦争もしない、これで世界のモデル国ができなければ政治家はだめになると、まことに結構な演説をされたように報道されておりますが、私はこの演説にけちをつける気持ちは毛頭ございません。しかし、いささか胸につかえることがありますので、あえてお伺いするために立った次第でございます。 総理のお言葉の中に、「人種問題もない」、こういう言葉があるわけで……
○川村清一君 きわめて重要な問題だと思いますので関連してお尋ねしたいと思いますが、非常に似たような問題が漁業にあると思います。 漁業法の中に、定置漁業の免許の問題でございますが、いまと同じように定置漁業権を五年ごとに免許を更新することに漁業法では規定されているわけです。相当競願があるわけですが、その際に、どういうような方法によって審査されているか、これ電波監理局長、御承知かどうか。いまの問題と非常に似通った問題だと思いますので、電波行政を民主化する上において漁業法に規定されているこの問題は参考にしてきわめていいことではないかと思いますので、ちょっとお尋ねします。御承知ですか。
○川村清一君 私は、先般、本委員会から派遣をされまして、北海道の冷害の実態を調査してまいったわけでございます。この目で実態を見、この耳で被災農民の本当に途方に暮れた状態の中から訴えられた陳情をお聞きしてまいりました。 そこで、被災農民にかわっていろいろその政府の対策についてお尋ねしたいわけでございますが、先ほど青井委員から概括的なことにつきましては御報告になりましたし、また、大臣の所信表明の中にもこの冷害対策に対処する基本的な姿勢等につきましてはお伺いいたしましたし、また、その後の委員の質疑の中にもこの冷害対策の問題が出ておりましたのでおおよそはわかりましたけれども、なお具体的に詰めていきた……
○川村清一君 与えられた時間が三十分しかございませんので、私は要点だけ簡単に質問しますので、御答弁も要点を外さないで簡単に御答弁を願いたいと思います。 私のお尋ねすることは、すでに農林省あるいは外務省で、海上保安庁とかあるいは北海道庁からの報告を受けて御存じの件でございますが、北方海域における漁業の問題についてお尋ねしたいと思うわけであります。 そこでいまいろいろ大変な問題が起きておりまして、まず第一にお聞きすることは、北方海域における日本漁船の拿捕の問題でございます。拿捕されるのは日本の小さな漁船であり、拿捕するのはソ連の監視船とか巡視船とかという向こうの政府の船によってつかまるわけでご……
○川村清一君 質疑に入る前に一言鈴木農林大臣に申し上げたいと思いますが、協定の内容につきましてはいろいろ問題がありますので、これにつきましては質疑を通していろいろ意見を申し上げますが、しかし、本協定を取り決められるまでに当たりまして三回も訪ソされ、そして九十日間にわたる長期間非常に御苦労されましたことにつきましては、心から敬意を表します。 それで質疑に入りますが、まず最初にお伺いいたしたいことは、人類共通の財産である海洋の利用についてでありますが、これはもう今日、二百海里時代という新しい海洋法時代に入ったことをわれわれは厳格にこれを認めなければならない、こういうふうに思いますが、これは外務大……
○川村清一君 冒頭、鈴木農林大臣が日ソ漁業交渉をまとめるために大変御苦労されておりますことにつきまして、心から敬意を表するものでございます。 私も、過般、超党派の訪ソ漁業交渉国会議員団の一人として訪ソいたしまして、向こうの要路の方、イシコフ漁業大臣やシチコフ連邦議会議長、あるいはポドゴルヌイ最高会議幹部会議長等にお会いいたしまして、率直に日本人の声を、また私北海道選出でございますから、道民の切実な声を忌憚なく訴えてきたわけでございますが、実感としては非常に厳しいものがあることを受けとめてまいりました。したがいまして、鈴木農林大臣が今後第三次の交渉に行かれるわけでございますが、どうかひとつ十分……
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