このページでは川村清一参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○川村清一君 私は、日本社会党を代表して、沖繩返還協定に関連する国内法案について、総理並びに関係大臣に対して質問をいたします。 衆議院沖繩返還協定特別委員会において不当不法にも強行採決された十一月十七日、琉球政府屋良主席は、沖繩問題の重大な段階において、将来の歴史に悔いを残さないため、また歴史の証言者として、沖繩県民の要求や考え方をここに集約し、県民を代表し、あえて建議をするとして、建議書を携行、上京したのであります。屋良主席上京の日程は、政府・自民党は知っていたはずです。それにもかかわらず、口を開けば、沖繩県民の声を聞き、平和な豊かな沖繩県をつくり、県民をあたたかく本土に迎えると言っていた……
○川村清一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま政府から趣旨説明のありました資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案について、田中総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。 政府は、今回の特別措置法案の成立をもって、財政投融資計画を国会議決事項に付したものとして、野党の要求にこたえたと弁明しようとしております。しかし、この措置は、長い間のわれわれの主張に沿ったものではなく、また、財政民主主義を発展させるものでもありません。財政投融資計画が第二の予算ともいえる実態と機能を持っている現在、政府は、それを予算審議の単なる資料として提出するのでは……
○川村清一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案になりました文部大臣問責決議案に対し、賛成の討論を行ないます。 文部大臣奥野誠亮君は、ただいま提案理由にもありましたとおり、八月三十日の全国都道府県教育委員長・教育長協議会の合同会議において、一国の文部大臣としてきわめてその見識が疑われる重大な発言を行ない、心ある多くの国民の憤激を買ったのであります。私は、この国民の心を心として、文部大臣奥野誠亮君の責任を断固追及するものであります。 文部行政の最高責任者である文部大臣は、まず憲法、教育基本法の精神と理念を根本に教育行政を進めなければならないことは申すまでもありません。憲法十三条は「すべ……
○川村清一君 ただいま議題となりました案件について、逓信委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 本件は、日本放送協会の昭和四十九年度収支予算、事業計画及び資金計画にかかわるものでありまして、その概要を申し上げますと、まず、収支予算におきましては、事業収支は収入、支出とも一千三百九億五千万円で均衡しておりますが、経常事業収支では四十五億五千万円の赤字となっております。 この赤字は、前年度において東京放送会館の売却収入の一部を保留した事業安定化資金三十四億九千万円の使用などにより補てんすることとしております。 また、資本収支の規模は百九十五億九千万円となっております。 次に……
○川村清一君 ただいま議題となりました法律案について、逓信委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、郵便貯金の預金者貸し付けの限度額を現行の十万円から二十万円に引き上げようとするものであります。 逓信委員会におきましては、郵便貯金の預金者貸し付け制度の拡充改善策、インフレ高進下における郵便貯金の目減り対策、郵便貯金の財形貯蓄制度への参入促進等について熱心な質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録により御承知願います。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上御報告申し上げます。(拍手)
○川村清一君 ただいま議題となりました法律案につきまして、逓信委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法案は、簡易生命保険の加入者に対する保障内容の充実をはかるため、保険金の最高限度額を現行の三百万円から五百万円に、また最低限度額を現行の十万円から二十万円に、それぞれ引き上げるとともに、不慮の事故死等により保険金の倍額支払いをする場合にも剰余金を分配することとするほか、経済の現状に即応する臨時の措置として簡易生命保険にくじ引きにより割り増し金をつけることができるようにすること等を内容とするものであります。 逓信委員会におきましては、簡易保険事業運営めあり方、くじ引きによる割……
○川村清一君 ただいま議題となりました両案件について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、日本放送協会昭和四十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書について申し上げます。 本件は、放送法第四十条第三項の規定に基づき、会計検査院の検査を経て内閣より提出されたものでありまして、その概要を申し上げますと、同協会の昭和四十六年度末における財政状態は、資産総額一千三百四十億八千六百万円、負債総額五百四十三億七千六百万円、資本総額七百九十七億一千万円となっております。 また、当年度中の事業収支の状況は、事業収入一千九億八千六百万円に対し、事業支出……
○川村清一君 本日は、大臣の御出席の時間が非常に短いために、私に与えられております質問の時間もごく僅少でございますので、私はこの際、北海道の冷害対策について、まず大臣に基本的な問題にしぼって数点お尋ねし、事務的な問題については、午後事務当局の方にお尋ねをしたい、こういう立場で質問をいたします。 まず第一にお尋ねいたしたいことは、ただいまの北海道視察班の報告にもありましたように、北海道の本年の農業は、まさに文字どおりの大冷害を受けたのであります。三十九年、四十一年、四十四年と冷害に見舞われてきた北海道農業でありますが、ことしはいまだかってない大冷害、昭和三十一年の冷害以上の冷害を受けておるので……
○川村清一君 関連。 ただいまの漁業権補償の問題は、これは将来、北方問題のときに大きな問題として出てくる重要な問題でありますので、関連してちょっとお尋ねいたします。 村田委員の質問は、いわゆるアメリカとの問題の中において、いわゆる旧漁業権と、それから施政権がなくなって、アメリカの軍政下においてアメリカの演習やその他によって漁業権が行使されなかった。その二つの問題があるわけです。それで何とか村の、いま裁判にかかっている問題を中心にしてやっておりますが、これは旧漁業権に対する補償というものは、裁判とか何とかに関係なく、これは大きな問題なんです。 そこで、山中農林大臣代理にお尋ねいたしますが、……
○川村清一君 公聴会の運営について座長に一言御要望申し上げたいと思います。 公用地暫定使用の問題は、われわれは憲法違反の疑いがあるということで、国会の中で鋭く抵抗、追及するということは、御承知のとおりでございます。さて、公述人に質問を申し上げるときに、これは憲法三十一条違反ではない、二十九条違反でないということを前提として質問をされますというようなことになりますれば、これは私どももこれに対して反応をしなければならない。そこで、議論をするというようなことは絶対避けなければならない。かように考えております。こういうようなことにならないように正常な公聴会が運営されるように座長においては御留意されま……
○川村清一君 私は、さっそく外務大臣にお尋ねします。 新聞の記事を読みますので、それをお聞きになって、そのとおりであるか、もし違っておるならば、こういうところが違っておるということを率直に簡単にお答えいただきたいと思います。 これは五月十五日の、東京のある大新聞ですから、日本の大新聞でございます。この記事でございますが、「米国資産の引継ぎ交渉は、柏木大蔵省財務官とジューリック国務省特別補佐官との間で進められ、琉球電力、琉球水道、琉球開発金融の三公社、琉球政府庁舎などの行政用建築物、基地外の道路など四種類の民生用資産を有償で引継ぐことは、早くから合意していた。ところが交渉が最終段階にはいって……
○川村清一君 三月十五日には沖繩返還協定批准書の交換も終わりまして、五月十五日にはいよいよ沖繩が返還されることに決定いたしました。きょうから五十日余りでいよいよ沖繩が返ってくることになるわけであります。昨年十二月、沖繩国会が終わりまして、国際情勢は大きく変わってまいっております。これに対応して沖繩返還の準備作業が進められていると思うわけでありますが、どのように進められているか、この点につきまして、具体的に、若干外務大臣に対して質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、ただいまいろいろ所信表明があったわけでありますが、沖繩国会が終わりましてからニクソン大統領が訪中いたしまして、その結果、アジ……
○川村清一君 まず第一にお尋ねしますことは、沖繩開発庁が設置されます。それに伴いまして、沖繩一北方対策庁が廃止され、北方問題対策行政の担当機関として新しく総理府の中に総務長官を長とする北方対策本部が設置されることになりますが、この北方対策本部というのは、どういう機構を持ち、どれだけの人員をもって行政事務を取り扱うのか、御説明を願います。
【次の発言】 現在まで存在しておりますところの沖繩・北方対策庁、この中に北方担当としては北方課という機構が存在しておったわけでありますが、この機構に比べまして、今度新しくできる機構はどういうふうになるのか、これについて、比べて御説明を願いたいと思います。
○川村清一君 私は、沖繩総合事務局の事務所の設置に関し承認を求める案件につきまして、与えられた時間の範囲内において若干の質問をいたしたい、かように考えます。
沖繩開発庁設置法が制定されます、予定といたしましては、本日の本会議で成立するということを聞いておるわけでございますが、そうなりますれば、五月十五日、沖繩復帰の日をもって開発庁並びに総合事務局が設置されるものと思うわけでありますが、こう理解してよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、あともう二、三日後でございますから、当然開発庁長官並びに総合事務局長というものは任命されますので、もう内定されていると思うわけでありますが、いかがですか……
○川村清一君 関連して一言お聞きしたいんですが、田委員や村田委員から物価の問題について御質問があったわけでありますが、沖縄県の当面する問題としましては物価の問題、これが緊急の問題でございます。それから基地の問題等あるわけでありますが、基地の問題は防衛庁、防衛施設庁が取り扱っておりますが、物価の問題等はやっぱり開発庁がやらなければならぬ。そこで開発庁の出先機関の総合事務局でありますが、これが行政事務として責任を持ってやっていらっしゃると思うわけでありますが、その総合事務局の組織等について、いろいろ議論をしたときに私も申し上げたのでありますが、もともと総合事務局というもの、そのものにはわれわれは基……
○川村清一君 本日の委員会は、今国会では最後の委員会になるのではないかと思います。したがいまして、私は、沖繩及び北方問題について前の沖繩国会から今国会にかけて、本委員会においていろいろ論議された問題が、五月十五日に沖繩が復帰しましてからすでに一カ月近く経過した現時点で、これらの問題がどのようになっているのか、さらに今後どのように推移していくのか、政府はどのような政策をとられようとしているのか、数点につきましてお尋ねをしたいと思います。なお、北方問題につきましても若干の問題について政府の考えを聞きたいと思います。政府当局におかれましては、ぜひ率直に、しかも真摯な態度で御見解を国民の前に明らかにし……
○川村清一君 私は漁業のサイドからおもに御質問を申し上げたいと思ってまいったわけでありますが、何せ割り当てられました時間がごくわずかでございますので十分質疑をするわけにいきませんが、できるだけしぼって端的に申し上げます。前置きの説明は省略してお聞きいたしますので、御答弁のほうもひとつ簡単明瞭にしていただきたいと思います。 一番先に水産庁のほうにお尋ねしますが、本法が制定されますと、これは東京湾、伊勢湾、瀬戸内海、三つの内湾・内海に適用されるわけであります。そこで、この三水域には漁業法上の漁業権、すなわち定置漁業権、区画漁業権、共同漁業権、こういうような漁業権は設定されておらないのか、存在して……
○川村清一君 私は、農林大臣の所信表明に対しまして、水産のサイドから質問をいたしたいと思うのです。農林大臣がおいでになっておらないのは、まことに残念ですが、大臣のお留守の間に私がいろいろ質問した事項につきましては、ひとつ水産庁長官、あるいは官房長のほうからその主意をお伝えしておいていただきたい、かように考えて、一番先にお願いを申し上げておきます。 最初にお聞きしたいことは、農林大臣の所信表明演説についてでございますが、この演説の草案ですね、これは農林省のどこでまとめられるのか。官房でないかと思いますが、これに対してどこでまとめているか知らせていただきたいと思います。
○川村清一君 ちょっと関連。 前川委員の質問に関連してお尋ねいたします。私もこの共済制度の中に果樹が取り組まれたことを歓迎いたしますし、今日までの御労苦を高く評価するわけでございますが、ただいま前川委員から新しい種目の共済制度をどう考えておるかと、どう検討されておるかというような御質問がありまして、その内容として施設園芸それから地域の特産物、肉豚、鶏というようなことが話されたわけでありますが、私がここで特にお尋ねし、御要望申し上げたいのは、私、これは北海道出身でございますので、北海道の土地柄からいいますと、畑作共済なのでございます。この畑作共済ということにつきましては、北海道の農民というもの……
○川村清一君 すでに数名の委員から、各般にわたりまして詳細な質疑がかわされておりますので、私はできるだけ重複を避けて質問をいたしたいと思いますけれども、あるいは若干重複するところが出るかもしれませんが、その節はひとつあしからず御了承をいただきたい。
最初に、漁港法の一部を改正する法律案について質問申し上げますが、まず農林省が指定をしております漁港数、この一種、二種、三種、四種ごとに合計幾つあるのか、これをひとつお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、この二千七百六十一の農林省が指定されました漁港の中で、いまだ何ら着工されておらないもの、整備計画に乗ったことのないもの、これは……
○川村清一君 お疲れのところ恐縮でございますが、少しの時間をちょうだいいたしまして、当面緊急の問題について二、三お尋ねいたします。 イシコフソ連の漁業大臣が来訪されまして、赤城農林大臣はイシコフと北洋の安全操業あるいはいろいろ漁業の問題について交渉されておりますことが新聞に報道されまして、御苦労を心から多とするものであります。 そこで、新聞報道についてお尋ねするわけでございますが、昨日赤城・イシコフ会談がございまして、北洋の安全操業については、ついに合意を得られなかった、話し合いはさらに九日あるいは十日に延期しても何とか話をつけたいというような努力を積み重ねられておる模様でございます。そこ……
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 田中内閣の組閣にあたりまして、北海道選出の本名武代議士が総理府長官として入閣されましたことは、党派は違いましても、同じ北海道選出の国会議員として、私は率直にお祝いを申し上げます。とともに、今後の御健闘を心から期待しております。 さて、本名さんは沖繩開発庁長官として、沖繩県振興開発行政の最高責任者になられたわけですが、いまさら申し上げるまでもなく、沖繩は五月十五日、二十七年にわたる異民族の支配から離れて祖国に復帰し、名実ともに沖繩県というわが国の一地方自治体に生まれ変わったわけでございます。佐藤前総理大臣は、沖繩の祖国復帰のため政治生命をかけて努力してまいったと言っておりますが、……
○川村清一君 委員長の選任は、委員長代理理事の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 沖繩問題の対策樹立に資するため、星野委員長、稲嶺理事、鬼丸理事、藤原理事、松下委員と私の六名は、去る九月十一日から十四日までの四日間、沖繩県下を訪問し、復帰後における現地の実情等を調査してまいりました。 現地におきましては、沖繩総合事務局、沖繩国税事務所、沖繩地区税関、那覇防衛施設局、沖繩振興開発金融公庫より、復帰後の一般情勢をはじめ、通貨交換の実施状況、物価問題の現況、軍用地再契約状況等の一体化措置に関連した諸問題、国際海洋博覧会の準備、状況等について、次いで沖繩県よりは、県政移行後の行財政の概況、民間賃金の旧レート読みかえ問題や離職者対策の現況、沖繩振興開発計画の策定状況等……
○川村清一君 ただいまの大臣から、生産調整の問題につきまして、まあ、明年度にかけての御抱負というものが、高邁なる理想というものがここで開陳されたわけでありますが、実は私は、北海道出身の議員として、きのう夕刊を読みました。けさまた朝刊を読みまして非常にショックを受けたんですが、田中総理がきのう何か団体の会議に出て、大臣もただいままでの間にあなたはばかげたというおことばを二回使われましたが、きのうの新聞にも田中総理が、全国一律の生産調整なんというものはやめたい。どだい北海道のようなところに米をつくらせるなんというばかげたことをやっているから、こういうことになっておるんだというようなことをおっしゃっ……
○川村清一君 私は、委員長に星野重次君を推選することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、委員長に星野重次君を推選することの動議を提出いたします。
○川村清一君 農林省のほうにお尋ねいたします。 昭和四十七年度における生産調整の実績をお尋ねしたいわけであります。 政府が割り当てた生産調整の数量、それから反別は、県によって収量が違いますから一がいに出てまいらないと思いますが、その数量に対する反別はどのくらいになっておるのかということと、それから、その割り当て数量を完全にこなした県もありますし、それ以上に、オーバーした県もあります。それから、全然割り当て数量をこなせない県もあります。そういったようなものについて、これは全部でなくても、おも立ったものでけっこうですから、ちょっとその傾向を報告してくれませんか。
○川村清一君 ここに「酷税白書」という本があるわけですが、これは国の税、国税でなくて、残酷の「酷税白書」です。これは総評が出した本ですが、これは現在、労働者やサラリーマンが、いかに重税に苦しんでいるかというその実態を訴えたものなんですが、国民は現在とどまるところを知らない物価の高騰と重税に苦しみ悩んでおる、こう言っても過言ではないと思うわけであります。 そこで私が、まず、これは大蔵省の役員の皆さま方にお聞きしたいのですが、二、三人ではしょうがないのですが、まあ大蔵省のお役人さんは、エリートの誇り高いお役人さんでございますけれども、やはりこれは勤労者であることには間違いないのでありまして、税制……
○川村清一君 法案の内容に入る前に、その前提になる基本的な問題につきまして、二、三大臣の御見解を伺いたいと思うわけであります。 最初にお伺いしますことは、昭和四十八年度の予算編成にあたりまして、政府は、予算編成の大綱として三つの目標を掲げております。一つは、国民福祉の向上、二つには、物価の安定、三つには、国際収支の改善、この目標に基づきまして編成されたと言っておるわけでございますけれども、われわれ野党の立場からその予算を検討いたしまして、いままで歳出の面につきましては、予算委員会でいろいろと問題を指摘して審議してまいりました。で、予算の内容というものは、政府の掲げておるところの目標とは逆行し……
○川村清一君 私は、先般、列国議会同盟会議に出席するため派遣されまして、アフリカの象牙海岸国を中心に数カ国を回って、アフリカの実態をこの目で見、この耳で聞いて勉強してまいりました。 アフリカは、世界の後進国といわれ、開発途上国ともいわれておりますが、アフリカの実態は、開発途上国とか、単に後進国とか呼んで片づけられるものではございません。民衆の生活は、われわれ日本人の生活から見て、常識で考えられないほどみじめな状態でございます。まことに失礼な話でございますが、これが一体人間の生活かと思われるような生活をしております。同じ人間に生まれておりながら、生まれ場所が悪かったために、そのような不幸を受け……
○川村清一君 私は、まず水協法の一部改正法律案に関連してお尋ねしたいと思いますが、北海道漁業協同組合連合会が事業として行なっておりますコンブの共販についてです。いろいろ議論がなされておるようにも聞いておるわけでございますが、水産庁といたしましては、道漁連のコンブ共販事業というものをどういうふうに受けとめていらっしゃるのか、この点をまずお尋ねしたいと思うわけであります。この事業は水協法第十一条第一項第五号の事業並びに第八十七条第一項第五号の漁業協同組合連合会の事業に該当する業務であると私は考えておるわけでありますが、水産庁の御見解はどうか、こういう点をひとつお伺いいたしたい、かように考えます。
○川村清一君 最初に、田中総理大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、田中総理は、最近、ソ連ブレジネフ書記長に親書を送り、シベリア開発に協力する旨を伝えたとか、訪ソをすべく現在検討中であるとかというようなことが報ぜられておりますが、田中総理の対ソ外交姿勢というものがどうなのかということに、われわれは非常に注目しておるわけでありますが、一部では、総理のこの姿勢は、田中内閣の評判が非常に悪くなったので、人気回復のために対ソ外交のほうにゼスチュアを示しておるのだといったようなことを言っている人もいるわけでありますが、総理の、この対ソ外交の基本的な姿勢、基本方針、こういったようなものをまずお聞きいたしたい……
○川村清一君 関連。 ただいま問題になっている問題でございますが、これにつきましては、先般、私、本会議におきまして、この財投の問題について質問をいたしたわけであります。そのときに、いま田中委員が質問されておりますところの、その他の資金の問題について質問したのです。いまのこの説明にもありましたけれども、昭和四十八年度の財投の計画の総資金は六兆九千二百四十八億円、そのうち資金運用部資金というものが五兆六千二百三十九億円、構成比は実に八一・二%を占めておるわけです。したがって資金運用部資金というものは、この財投の中において一番重要な部分であるということになります。その資金運用部資金の内訳を見ますと……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開催いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十九日、森勝治君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
また、当委員会は委員が一名欠員となっておりましたが、その補欠として、去る一月二十一日、私、川村清一が選任されました。
さらに、去る一月二十四日、茜ケ久保重光君が委員を辞任され、その補欠として森勝治君が選任されました。
本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として加藤進君が選任されました。
【次の発言】 このたび、はからずも逓信委員長に指名され、重責をになうことになりましたが、私は一度も逓信委員……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月七日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
今泉正二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いたします。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
今泉正二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いたします。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
まず政府から趣旨説明を聴取いたします。原田郵政大臣。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、山田徹一君及び小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君及び野坂参三君が選任されました。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後二時五十分まで休憩いたします。
午後一時五十六分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨三日、岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、迫水久常君が委員を辞任され、その補欠として中村登美君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月五日、中村登美君、高橋邦雄君及び星野力君が委員を辞任され、その補欠として迫水久常君、長田裕二君及び小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
今泉正二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いた……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十六日、須藤五郎君、嶋崎均君及び寺下岩蔵君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君、塚田十一郎君及び白井勇君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
横川正市君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に横川正市君を指名……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
日本放送協会昭和四十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください
他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行ないます。
第四七号簡易郵便局法等改正に関する請願外二百七十九件。第一一〇二号一月二日、三日及び祝日の郵便配達廃止に関する請願。第二六二一号有線放送電話の制度改善に関する請願外百十四件。第一六三六号郵便料金の値上げ反対に関する請願。第三一二八号郵便物の滞貨解消に関する請願。第四五八六号郵政省の労務管理に関する請願外一件。第四八九三号郵便集配請負人の待遇改善に関する請願。
以上、四百一件を一括して議題といたします。
【次の発言】 これらの請願につきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしました結果、……
○川村清一君 質疑といいましても小委員会でございますから、私の発言中にもし関連の質疑のある方はどの会派の方もなすっていただき、また他の委員の発言中にも私もまた発言さしていただくというようなかっこうで、あまり型にはまらない、窮屈な審議をしないように小委員会の運営をしていただきたいということをまず委員長に御要望申し上げます。 そこで私の第一にお聞きいたしたいことは、これは基本的な一番問題な点なんでございますけれども、この間の農林水産委員会におきまして、米の価格の問題その他農作物の価格の問題について赤城農林大臣にいろいろ委員会において質問をなされましたが、大臣の答弁は、やはり需給のバランス、こうい……
○川村清一君 私は農林大臣に水産問題にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。時間がごく限られておりますので、私も簡単、率直にお尋ねしますので、御答弁のほうもぜひ簡明にしていただきたいと、まずお願いを申し上げます。 質問の第一点は、大臣、御承知のように、昭和四十六年の国会で海洋水産資源開発促進法という法律ができたわけでございます。この法律に基づきまして都道府県知事が沿岸水産資源開発区域というものを指定するということになっておるわけでございますが、現在までにこの都道府県知事の指定行政がどのように行なわれておるか、まずお尋ねいたしたいと思います。
○川村清一君 先ほどは、宮之原委員が、出身県であります鹿児島県の奄美の問題についていろいろ御質問をされておりましたが、私は、出身県ではございませんけれども、本院の沖繩及び北方領土対策委員会に長い間所属しておりまして、沖繩県には、復帰前から今日まで四、五回行っておりまして、沖繩の事情はよく知っております。そういう関係で、沖繩の問題につきまして、自治大臣にちょっとお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 そこで、冒頭申し上げますことは、これは、大臣すでに御承知のことなんですけれども、沖繩が昨年五月十五日に復帰いたしましてから、すでに十カ月以上経過したわけでありまして、先般、某新聞社で、沖繩県民……
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