このページでは稲嶺一郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○稲嶺一郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案外六法案につきまして、総理並びに関係閣僚に対し若干の質問をいたしたいと存じますが、質問に先立ちまして、私は沖繩県民の代表といたしまして一言申し上げたいと存じます。 佐藤総理は、昭和四十年八月、わが国総理として初めて沖繩を訪問されて以来六年有余の樹、沖繩の祖国復帰を最大の政治課題といたしまして、終始一貫、前向きの姿勢をもってこれが解決に当たられ、復帰の実現に御努力くださったことに対し、心から感謝の意を表する次第であります。(拍手) 返還協定とそれに関連する国内諸法案につきましては、国会の中でも、マスコミの……
○稲嶺一郎君 私は、自由民主党を代表し、さらに沖繩選出国会議員の一人といたしまして、ただいま議題となっております沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案外三件の法律案及び一件の承認案件について、賛成の意を表明するものであります。(拍手) 沖繩の施政権返還に関する協定は、去る二十二日の本院の承認により、批准書交換の手続を残すばかりとなっております。 ただいま議題となっております四件の法案は、協定を円滑に実施する上にぜひとも必要な事項を盛り込んだものでありまして、協定と一体不可分のものであります。 米国政府は、わが国で国内法が成立しなければ批准書の交換は行なわない方針であると伝えられております……
○稲嶺一郎君 山中総務長官がからだを張って沖繩の問題の解決に当たるという御姿勢に対して、私ども非常に敬意を表している次第でございます。しかも、今回のようなドル・ショックの問題があるし、また宮古、八重山等において異常干ばつの事態が生じている。大臣が直接この問題を自分の目で見るということで行かれたことに対し、これについても私どもはその結果に対し多くの期待を持っているものでございます。 いま沖繩が直面している問題は、先ほどからの話がありましたドル・ショックの問題、それから干ばつから来るところの被害をどういうふうに処理していくかという二つの問題にあるのじゃないかと思っております。ドル・ショックの問題……
○稲嶺一郎君 仲田公述人と、それから、まああなたでいいと思うんだが、実は日本においては景気浮揚策というものが講ぜられているわけです。ところが、いまいろいろと公述人の方々からお話を聞くと、沖繩にはまだそれがないような感じを受ける。私は、沖繩においてはいまこそほんとうの景気浮揚策が必要だと思うんだが、それに対してひとつ御意見をお伺いいたしたい。
○稲嶺一郎君 仲田公述人と、それから、まああなたでいいと思うんだが、実は日本においては景気浮揚策というものが講ぜられているわけです。ところが、いまいろいろと公述人の方々からお話を聞くと、沖繩にはまだそれがないような感じを受ける。私は、沖繩においてはいまこそほんとうの景気浮揚策が必要だと思うんだが、それに対してひとつ御意見をお伺いいたしたい。
○稲嶺一郎君 仲田公述人と、それから、まああなたでいいと思うんだが、実は日本においては景気浮揚策というものが講ぜられているわけです。ところが、いまいろいろと公述人の方々からお話を聞くと、沖繩にはまだそれがないような感じを受ける。私は、沖繩においてはいまこそほんとうの景気浮揚策が必要だと思うんだが、それに対してひとつ御意見をお伺いいたしたい。
○稲嶺一郎君 私は、自民党を代表いたしまして質問をいたしたいと存じます。 私、この予算委員会の質問の席に着きまして、感慨無量なものがあります。日本に対する復帰がいま私の目の前に近づいているような感じがいたします。そういう意味におきまして、私はさらに一まつのさびしさを感じてやみません。と申しますのは、私どもがこういう感激に浸っているときに、北方領土はまだ解決しないということであります。どうか国民の力によりまして私どもの持っているところのこの喜びを国民一億の同胞が北方領土の解決によって再び味わえますようお願いいたしまして、私の質問に移りたいと存じます。 私の質問は、中国問題、それから沖繩問題、……
○政府委員(稲嶺一郎君) 私は去年の十二月に沖縄開発政務次官に任命された稲嶺でございます。沖繩が国政参加いたしまして、私は本委員会の委員並びに理事といたしまして皆さんとともに沖繩の問題につきまして審議をさしていただきました。私は、この二年間を通じまして皆さんの寄せられた沖繩に対する御好意に対して心から感謝をいたしているのでございます。 今回政務次官に就任いたしましたが、何ぶんとも議会歴が短くて、知らないことのみが一ぱいでございます。駑馬にむちうちまして、本土と沖繩の関係――私は沖繩出身でございますので、またよく沖繩の実情も知っておりますので、その中に立ちまして明るい豊かな沖繩県づくりのために……
○政府委員(稲嶺一郎君) 私は、教育というものが一番大事だと思っておりまして、しかも、これにはほんとうの愛情というものが必要じゃないかと常々考えております。これはぜひ子供たちがりっぱに育ってもらいたい、沖繩の心ある方々でも、またりっぱに育っていってもらいたい、こういう祈りが私は教育の場においては必要じゃないかというふうに考えております。先ほどから玉置先生のお話をお伺いいたしまして、私自身が沖繩の出身でございますので何かしら愛情のない冷たさと寒々とした感じを私自身が受け取ったわけでございます。 こういうふうな年端もいかぬような子供たちに失望感を与えるということは私は沖繩百万県民にとっても望んで……
○稲嶺一郎君 私は、まず沖繩振興開発計画について御質問いたしたいと思います。 御承知のように、沖繩の経済社会の振興開発を推進していくために、昭和四十七年度を起点とする沖繩振興開発十カ年計画が策定されております。この計画によりますと、生産所得は、基準年次の三千百億円から目標年次には一兆円に、約三倍強の発展を期待いたしております。また、計画期間中に産業別生産所得の構成を、第一次産業では現在の八%から五%へ、また第三次産業では現在の七四%から六五%へ、おのおの圧縮いたしております。反面におきまして、第二次産業は、現在の一八%から三〇%へと大幅に拡大するようになっております。この計画の内容からいたし……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。