このページでは源田実参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○源田実君 私は、先ほど問題になりました核兵器の不拡散に関する条約を中心として、若干の質疑を行いたいと考えます。
まず、最初にお願いしたいことは、一九七〇年の二月三日に、NPT調印の際に発表された政府声明、その骨子は三項目になると思いますが、こめ政府の方針は、現在の三木内閣においてもそれを踏襲されておると考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると、この核拡散防止条約の目的は、核戦争の防止、これが最大の目的であり、次に核技術の平和的応用の、平和的利用と申しますか、これの促進、この二点にあると考えます。それにわが国としては、一つの国として、国の安全保障問題がこれに入ってくる、こうい……
○源田実君 第二分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 当分科会の担当は、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省所管の予算であります。ここでは主な事項について簡単に御報告申し上げます。 防衛庁につきましては、「坂田長官の諮問機関である「防衛を考える会」の人選も終わったようであるが、この会に何を期待しているのか、また、ポスト四次防の考え方を聞きたい」などの質疑がございました。これに対し坂田防衛庁長官並びに政府委員より、「「防衛を考える会」については学識経験豊かな方々に引き受けていただき、今後の活躍に期待している。四月に初会合を開き、六月中旬をめどに、世界に例のない特殊……
○源田実君 いままで何度もこれについては予算委員会その他でも、いろいろ党内でも論議したわけです。しかし、どうしても政府の考えがわからないのであります。ずいぶん説明も受けましたがどうしてもすっきりしない。それで私の頭が悪くてすっきりしないなら日本のために幸いです。しかしながら、この条約を何とかしてとにもかくにも通さなきゃならぬ。すっきりしないけれども、若干はやましいところはあるけれども、まあとにかくいま通さなきゃならぬと。そのためには、自分では若干得心がいかないと思っても、こういうぐあいにのらりくらりとやってこられた、こういうような感じがするんですよ。ことに、外務省もそうだけれども、防衛庁がこれ……
○源田実君 最初に、憲法の解釈につきまして御質問申し上げたいと思います。
まず、総理にお伺いいたしますが、この憲法というものは国の最高の法規である。これは日本国民だれも容易に理解し、そうしてまた、その解釈に分裂があっては、はなはだ困ったことになると、こういうぐあいに考えるのでございますが、その点は総理のお考えはいかがですか、お伺いします。
【次の発言】 こういう疑義が起こることは、これは若干あると思います。しかしながら、きわめて重要な問題で国論が大きく分裂するということは、はなはだよろしくない。これは憲法そのものについてもわれわれは検討しなきゃならない、こういうぐあいに考えるんですが、その点……
○主査(源田実君) ただいま皆様の御推挙によりまして主査を務めることに相なりました。皆様の御協力を得ましてその責務を果たしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。
本分科会は、昭和五十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省所管を審査することになっております。
三十一日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本二十九日は大蔵省及び通商産業省、明後三十一日は午前経済企画庁、午後防衛庁、外務省一……
○主査(源田実君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
去る二十九日、秦豊君及び渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君及び須藤五郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十年度総予算中、経済企画庁所管を議題といたします。
政府からの説明はこれを省略し、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○源田実君 何分にも素人でございますので、的外れの質問がちょいちょい出るかと思いますが、そういうときはよろしくひとつ御教示をお願いしたいと思います。 まずエネルギー問題。人類が当面しておる核戦争とまたエネルギー問題。核戦争は人間の努力で防ぐことができます。しかしながら、エネルギー問題は、努力してもあるいは解決できないかもしれないという不安があると思います。そこでエネルギーの今後の需給、供給構造についてお伺いしたいと思うんですが、それはここ二年や三年の問題ではどうにもならないので長期的な約三十年ぐらい、十年から三十年ぐらいの見当にわたって、エネルギーの供給構造がどういうぐあいに変化していくか、……
○源田実君 ただいまから予算委員会第二分科会を開催いたします。
本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして私が主盃及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。
これより主査及び副主査の選任を行いますが、選任は、投票によらず、主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
それでは、主査に中村太郎君、副主査に内藤功君を指名いたします。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。