このページでは源田実参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○源田実君 藤井参考人にお伺いいたしたいと思います。
先ほどのお話、いろいろ同感するところもございます。しかし、最後的な結論がどうも私にははっきりつかめないのでありますが、それは事務当局が参考人の言われたことを引き写したのかと思いますが、まあ、こういう――これは違うんですか。(資料を示す)
【次の発言】 それじゃ改めて伺います。
結局、参考人が考えておられるわが国の防衛政策の基本となるものは一体どういうぐあいに具体的になるのか、これをひとつ伺います。
【次の発言】 私は結論を聞きたいんですが、結局、憲法を守れば非武装中立という政策をとらなければならないのかどうか、参考人のお考えをお伺いした……
○源田実君 ただいまから外交・総合安全保障に関する調査特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの佐藤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に植木光教君を指名いたします。(拍手)
○源田実君 非常に難しい問題でございますが、まず外務大臣にお尋ねしたいと思います。 駆け引きなしに、現在の時局というものは全く容易ならざるものである。一歩誤ると、何事も元も子もなくするような状態になると私は考えております。ところが、その問題の一番危ない大きな問題は東西関係の問題であります。その東西関係について私は今外務大臣にお願いしたいのは、いわゆるその中心的なものは自由諸国とソ連との対立である。ただ、このソ連という国の過去をずっと調べてみても十分なことができないわけですが、これをお聞きしたいのです。それは何かというと、ロシア民族の平和に対する感覚とこれを指導しておるソ連の共産党首脳部の考え……
○源田実君 先ほどからスペースプレーンの話も出ておりますが、このスペースプレーンというのが相当な、相当じゃない、大変なことになるんじゃないか。大変なという意味は変化をしておるという意味です。それで、これは政府の方で、スペースプレーンというものによって世界的な戦略戦術がどう変わっていくか、こういうことをどうお考えになっておるか、ちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 それと諸外国の今後とる方策、これを参考にしてやっていこう、こういう意味ですね。そのとおりですか。
【次の発言】 ここでちょっと私の考え方を申し上げたい。
というのは、スペースプレーンというのは大気の中も飛べれば大気の圏外も飛ぶんです……
○源田実君 私はもちろん素人でございます。したがって、あまり詳しいことには入れないと思うのですが、ニュークリアウインターのあの考え方はこの数年盛んに論じられてきておるのですが、そうしてまたレーガンからアメリカのサイエンティストに、これは本当に起きるかどうか検討してくれというような話もあったらしいですね。先生方の御見解としては、ニュークリアウインターというものがやはりやれば、ある量が過ぎれば起こるというお考えですか、いかがでしょう。杉江先生に一人で。
【次の発言】 そうしてもう一つですが、非常に確率は高い、ところが、もしこれがないとしても酸化窒素が随分核爆発で上がっていくとオゾン層がすっかりやら……
○源田実君 私は、現在の世界情勢、甚だ危険な状態であると思います。その危険であるということは、一歩誤れば大変なことになる、取り返しが絶対つかない問題が起きるわけであります。というのは、もし核戦争をやったとすれば、今米ソ両国で持っておる核弾頭、これをいろいろな書類で調べてみますと、持っておるのが最小限一万二千メガトンです。多い計算は五万メガトンというのもありますが、まず一万二千メガトン。その中の五千メガトンを使っただけで、地球は実は暗黒状態になるのです。これは米ソを含む各国の百名余りの学者の結論がそういうぐあいに出てきた。ということは、この地上ではもう海の魚ぐらいがちょっと生き残るかもしれないけ……
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