このページでは太田淳夫参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました防衛庁設置法並びに自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、三木総理並びに関係大臣に質問を行うものでございます。 まず、第一にお伺いしたいのは、極東の軍事情勢についてであります。インドシナ半島における米軍の撤退、その後の朝鮮半島におきます緊張の激化、東南アジア諸国の中立志向、アメリカ離れの現象など、いまやアジアは大きな転換期を迎えております。それにもかかわらず、アメリカはインドシナ解放の教訓を忘れ、むしろこれを逆手にとって、朝鮮半島の安全を理由に日本の防衛力の強化、韓国防衛への責任分担、日米安保体制の一層の軍事同盟化などを強……
○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度補正予算三案に対し、反対の討論をいたします。 最初に私は、補正予算案の審議の過程で示された国民に背を向ける三木内閣の姿勢について指摘しなければならないのであります。 今国会における最大の課題は、不況をいかに克服するかということであり、破綻に瀕している国民生活をいかに守り、活力を与えるかにすべてがあると言うべきであります。しかるに政府は、みずから不況の克服を課題と称しながら、そのために必要な施策を織り込んだ補正予算案の編成をおくらせたまま国会を強引に開会し、しかも国民の多数が反対する酒、たばこ、郵便料金値上げ法案を優先……
○太田淳夫君 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております大平大蔵大臣の問責決議案に賛成の討論を行うものであります。 問責決議案に賛成する第一の理由は、長期の不況と慢性的インフレの進行する中で、政府は、中小零細企業に対しては健全かつ円滑な経営を行い、不当なしわ寄せが生じないよう、きわめてきめ細かい対策を講ずると言いながら、四次にわたる不況対策あるいは金融対策等は相変わらず大企業中心に進められてきた。その結果、今年十一月の企業倒産は一千三百件も発生し、負債総額においても戦後最大と言われております。完全失業者は十月現在百三万人に達し、しかも、九月決算においては、経営利益の絶対額はピークの四……
○太田淳夫君 それでは、私からは、午前午後にわたりまして海難事故につきまして瀬谷議員、阿部委員からの質問も行なわれましたので、それと多少重複するところもございますが、こまかい問題も出てくると思いますが、多少お聞きしておきたいと思います。時間もあまりございませんもので取り急ぎ行ないたいと思います。 先ほど、海上保安庁の長官のほうから、中ノ瀬航路の出入り口付近の規制につきまして多少お考えが述べられました。これにつきまして、中ノ瀬航路の出入り口付近を準航路として船舶の航行を規制するという計画を海上保安庁は持っていた。しかし、あの付近の海域を漁場とする漁民のいろいろな反対のためにこの計画はつぶれたと……
○太田淳夫君 それでは、今回の人事院勧告につきまして若干質問したいと思います。 今回の勧告は、例年よりも半月も早くこれが出されたこと、非常にたいへんな努力がせられたということを評価いたしております。しかし、昨年末からの狂乱物価、インフレの高進の中で、公務員の方々の生活をお守りするためにこの勧告が出されましたけれども、参議院選挙か終わりまして、臨時国会で審議をされるその審議時期を考えてこの勧告が勧告されたと思いますけれども、残念ながら、この異例国会と申します臨時国会では審議されませんでした。この点について、まず人事院の所感をお伺いしたいと思います。
○太田淳夫君 それでは、公明党を代表しまして、質問させていただきます。 先般の委員会におきまして、防衛問題質疑と思いましたが、防衛庁長官おからだのぐあいが悪かったそうでありまして、また再びまみえまして、御壮健な姿を拝見いたしまして、心からお祝い申し上げます。今後もしっかりお願いいたします。私も初めての質問でございますので、重複したり、とりとめのないところもあると思いますが、よろしくお願いします。 先ほど社会党の野田委員から質問のありました沖繩のパイプラインの問題、そして小牧空港の航空機の墜落事件の問題、この二点につきまして質問さしていただきたいと思います。 特に沖繩のパイプラインの問題で……
○太田淳夫君 それでは、ただいま審議されております人事院の給与勧告につきまして質問をさしていただきたいと思います。 ことしのこの人事院の勧告につきましては、もうすでに七月二十六日に勧告が出されまして、例年よりも早かったということでございますが、この例年よりも早く、二週間も早く出されましたこの勧告は、処理されずにいままでまいりました。その問題も、この当委員会におきまして再三議題になってきたわけでございますけれども、この人事院の勧告、これは民官給与の較差解消をはかっている、このことは当然でございますけれども、昨年の四月からことしにかけまして異常な物価上昇がございました。これは二四・九%というよう……
○太田淳夫君 それでは、先日に引き続きまして質疑を進めさしていただきますが、この法案につきましていろいろな目的、趣旨等につきましては同僚の議員からすでに質問をさしていただきましたので、私はこの業務の中の第四号に関連してちょっとお聞きしたいことがございますので、この一問に限りまして質問さしていただきたいと思います。 業務の第四号でございますが、「運転免許を受けた者で自動車の運転に関し高度の技能及び知識を必要とする業務に従事するもの」と、こうございますけれども、高度の技能及び知識を必要とする業務とはどういう業務でございましょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 それでは私から二、三質問させていただきたいと思います。
ただいま寒冷地法案につきましてはいろいろ論議されまして、同僚議員から詳しく質問がされましたので、簡単に二、三質問させていただきたいと思います。
最初に、今回の改正というのは大変久しぶりなものでございますので、改正のまず根拠について人事院から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そこでお聞きしますが、この寒冷地手当法の第四条には「人事院は、この法律に定める給与に関して調査研究し、必要と認めるときは、国会及び内閣に同時に勧告することができる。」と、このように規定されておりますが、この中で、人事院の必要と認めるときと……
○太田淳夫君 それでは引き続きまして、現在、本委員会にかかっております国立少年自然の家の問題につきまして御質問させていただき、また関連して二、三御質問させていただきたいと思います。
この設置法案は今度初めて提出されたわけでございますけれども、この沿革を見てまいりますと、昭和四十八年度高知県室戸市、四十九年度には福島、栃木県及び長崎に建設が決まり現在工事中である、このようになっておりますが、実際もう二年前から工事されている。この高知県室戸市に今回完成いたしますものはそういう進行状態、このように思いますが、どうでしょうか。
【次の発言】 ここでちょっと御質問したいのですけれども、現在こうして初め……
○太田淳夫君 私は、ただいま議題になっております皇室経済法の一部改正案につきまして、二、三御質問さしていただきます。 内廷費及び皇族費の定額改定の理由につきまして、あるいは積算の基礎につきましては、すでにお聞きいたしておりますので省略さしていただきますけれども、ちょうど昨年もこの皇室経済法の一部を改正する審議がありました。そのときに長官は、今回の内廷費及び皇族費のアップで、ことし、つまり四十九年度いっぱいはどうにかやっていけると、こういう一応の見込みは持っておりますが今後の推移いかんによります、このように答弁されておりますが、四十九年度中の収支計算、あるいは五十年の一月から三月までの財政はど……
○太田淳夫君 それでは、大蔵大臣に質問させていただきます。 この国会で、政府からILOの第百二号条約、すなわち社会保障の最低基準に関する条約の批准を求められております。これが批准をされるということは大きな意義があると思います。私たち日本の国は、いままで経済大国でありながらそういった社会保障については最低基準さえ満たしていない、このように言われてきましたけれども、この百二号条約が批准されるということは、一応国際的な最低基準を受け入れると、そういうことで素地ができた。これも国際的な目安を持ちながら日本の社会保障制度というものが検討もされていく、そういう大きな門口に来たんじゃないか、まあこういうふ……
○太田淳夫君 私は、今回の許認可の整理に関する法律の審査に当たりまして、二、三の点について質問したいと思います。特に今回、都市計画法とか、あるいは住宅金融公庫法とか、住宅地区改良法とか、住宅問題に関連する法律の制度がありますので、それに関連して住宅問題について質問したいと思います。
初めに長官にお尋ねしたいんですが、国民の住宅の状況というのはどうなっているのか、現在どのような調査を行っているか、それがどのような監察を行う予定を持っていられるか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 特に最近、住宅公団、公営住宅等で、せっかく建築はされましたけれども、入居者が集まらない団地である……
○太田淳夫君 それでは、私はただいま議題になっております設置法の一部を改正する法律案、これについて二、三質問させていただきたいと思います。
最初に、先ほど長官から、核防条約と安全局の設置の問題につきまして関連性があるようにお話ありましたが、その点についてまず再度お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは、きょうは外務省の条約局長においでいただいておりますが、時間の都合で限られてございますので、先に質問させていただきたいと思います。
政府は核防条約を国会に提出をしておりますが、現在衆議院で継続審議中です。公明党としては、すでに質疑も終了しておりますので、すみやかに批准すべきだ、このよう……
○太田淳夫君 現在までにいろいろと審議された中で明確になってきておりますが、防衛庁は可能な限り装備を国産化する方針をとってこられたことは、四次防に向けての有田長官の原案作成指示、あるいは四十五年の中曽根長官が特命事項として装備の生産、あるいは開発の基本方針の検討を進めさせたその三大方針の中でもはっきりいたしておりますし、また、四十六年四月の四次防防衛庁原案でも防衛力の向上、装備国産化に資するため云々と、この中で、わが国の実情に即した装備開発を推進すると、項目としては対潜哨戒機あるいは早期警戒機等の航空機等を重視すると、こういうように言っております。こういった点を見ますと、四次防決定前までは明ら……
○太田淳夫君 それでは防衛庁長官にお聞きいたしますが、去る十九日に鹿児島県の鹿屋航空基地で長官は、次期対潜哨戒機は八月の五十二年度予算概算要求までに決めたいと、こういうふうにお話しされておりましたが、以前にもその問題につきましては、この委員会でもいろいろお聞きいたしておりますが、今後国民の疑惑の全くない状態でPXLは決めたい、こういうお話をされておりました。そうしますと、いまますます、PXLをめぐって、あるいはトライスターをめぐっての国民の疑惑というのはまだまだ解明されない、深い疑惑の渦に巻き込まれている状態でございますが、今後このPXLの選定につきましてどのようなスケジュールで国民の疑惑を晴……
○太田淳夫君 それではかわりまして質問させていただきます。
この暴走族の問題につきましては、毎年当委員会でもそういう御報告をいただき議論されているわけでございます。特にこれからの季節、梅雨どきのうっとうしい期間があり、またそれが過ぎますと夏休みということで、ますます暴走族が跳梁する季節になってくる。それだけ警察庁としましても心を配っておみえになると思います。
それで最初に、神戸で起きました事件の状況と、現在のまず調査の過程をちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 昨年の六月十八日の当委員会におきます目黒委員の質問に対する勝田政府委員の御答弁の中にも、「本年も五月に入りましてから神戸……
○太田淳夫君 それでは、かわりまして先日の伊豆災害について質問さしていただきます。 私ども、せんだって委員長ともどもに視察に参りました伊豆半島の集中豪雨によります被害というのは相当な想像以上のものがございまして、一日も早く災害の復旧を促進して、被災された市民の方々の気持ちを安んずることが必要ではないかと思います。また、今回の災害につきましては、天災というよりもむしろ天災プラス人災または天災プラス政災じゃないかと、こういうふうにも言われております。政府としましても、私ども現地に参りまして、やはりいろいろとその復旧、救済については心を砕いてみえることは非常によくわかります。しかし、こういった惨状……
○太田淳夫君 それでは、同僚議員と質問が重複するかもしれませんが、その点御容赦願いまして、給与改定について若干質問したいと思います。
八月中旬までに公務員給与の改定の勧告を例年されていますけれども、一昨年はちょっと早かったんですが、本年も来月勧告出されると思いますけれども、現在までの進捗状況及びいつごろ勧告出されるか、再度ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体閣議のある日に提出をされている関係から見ますと、十三日より早ければ十日ということも予想されるわけですが、大体そのころですか。
【次の発言】 それでは時間もありません、何点かお聞きしたいと思いますが、ことしの本俸の改定につい……
○太田淳夫君 それでは、防衛庁に質問しますが、九日国防会議にポスト四次防の大綱が提示されたようでございますが、一点だけお聞きしますが、このポスト四次防におきましては、いままでの四次防のように三年ないし五年間の固定計画としないで、一年ごとに整備状況を見直していくローリング方式というのを採用する方針だと報道されておりますけれども、このポスト四次防における基盤防衛力構想、これらをもとに量から質へと転換をしていこうと、こういう防衛庁長官の構想もあるんですが、この防衛力を整備するためには、従来と異なった弾力的な運用が必要であろうという、ある程度そういう判断からこれがされたと思いますけれども、新聞の報道に……
○太田淳夫君 それでは、引き続きまして恩給法の質問をさしていただきますが、先ほど来、同僚委員の方から事細かな質問がございましたし、時間の点もございますので、多少その点省かしていただきますが、最初に、附帯決議ということは先ほど片岡委員からもお話ありましたが、その附帯決議を尊重してということを、よくお話をお聞きしますが、今回のこの恩給法の改定につきましても、恩給年額の増額を初めとして十二項目に及ぶ改善措置が講じられておりますけれども、前国会、いろいろ附帯決議をつけましたが、その要望事項がどの程度盛り込まれているのか、その検討内容及び法案作成に至る経緯についてお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 それでは、午前中は同僚の峯山議員から基本問題につきましてお伺いいたしましたので、私は続きまして、多少内容について質問さしていただきます。 本年の改正は、従来同様に恩給法にならって改正されておりますけれども、まあ従来と変わっている点につきましては、恩給の改定と同じように、一律改定方式ではなくて、いわゆる上薄下厚方式を採用されて年金額を引き上げてみえます。ところが、この年金額の引き上げにつきまして、恩給ではいわゆる仮定俸給制度をとっておりますので、上薄下厚をとりましてもそれほど複雑にはなりませんけれども、共済年金の場合は、今回の法律案を見ましても、増額費用がそのままここに提示されて……
○太田淳夫君 それでは、かわりまして質問さしていただきます。 まず、総務長官と人事院総裁にお尋ねいたします。 今回のこの災害補償法につきましては、人事院の意見の申し出によりましてなされました。人事院の意見が出て、政府が立案してそれを国会に提出するに当たって、政府は総理府の付属機関である会社保障制度審議会に諮問してみえます。これは三月六日でございます。そこで、この審議会からの答申が出ていろいろな問題点を指摘された場合ですが、政府はその答申内容に沿って案文を練り直して国会に法案を提出をしてくるのが筋ではないかと、こういうふうに思います。しかし、審議会の答申が人事院の意見にないものがあるときには……
○太田淳夫君 最初に警察庁にお尋ねいたします。
現在、警察庁としましては、どの程度この事情を掌握されているのか、まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 次に防衛庁にちょっとお聞きいたしますが、この日本原演習場に関係いたしまして、いままでもいろいろな問題点があったと思いますが、その問題の所在点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この演習場につきましては、昭和四十五年の四月二十一日にも紛争がございましたね。当委員会からも同僚議員であります八田一郎氏、矢山有作氏、峯山昭範氏の三人の同僚議員が委員派遣で現地に視察に行っております。その報告の中身を見ますと、やはり「実弾射撃演習を含……
○太田淳夫君 関連。
【次の発言】 それでは関連して、総理大臣並びに外務大臣に質問させていただきます。
本日、核防条約が衆議院を通過したわけですが、わが党は、この核防条約が、不要ではありますけれども、非核三原則の堅持ということで賛成しました。しかし、ここではっきりしていないのは、いわゆる自民党の中でフリーハンド論を述べる人々の中で、核防条約に入るには安保条約の強化とアメリカの核のかさが条件になっていると、こういうことを言っておりますが、これが条件であるのかないのか、その点明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど外務大臣は、矢追議員の質問に対しまして、日本には非核三原則がある、……
○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度予算三案に対して反対の討論を行うものであります。 最初に、三木内閣の政治姿勢について申し上げます。 三木内閣は、金権体質の改善を公約として高く掲げて登場いたしました。そして、今国会で国民の最大の焦点となったロッキード事件の真相解明こそその公約を国民に実証することのできる重要課題であったのであります。 しかるに、三木内閣は、その解明に対し、後退かつ消極的態度に終始し、国会決議を無視し、議長裁定に対しても非協力的な姿勢をとろうとしております。かかる国会軽視、国民不在の政治姿勢には強く反省を求めるものであります。速やか……
○太田淳夫君 それでは私の方から交通安全対策に関連しまして、成田新空港の問題につきまして二、三質問さしていただきますが、きょうは時間もございませんので、議論は次回に譲るといたしまして、要点だけお聞きしておきたいと思います。それは成田空港の整備状況及び暫定輸送の進行状況それから二番目は本パイプラインの現状と見通し、三点は自衛隊の訓練空域と、そういうことに限って質問さしていただきたいと思います。 成田空港でございますが、空港整備第一期だけでも五千億円の巨額の予算を執行しているとお聞きしております。ことしの初めでしたか、マスコミ関係では新空港も非常に荒れているということでグラフ等で紹介もされました……
○太田淳夫君 ただいま、この問題につきましては、大臣から今後検討していくというお答えがございました。もっともっと詰めてやっていただきたいと思いますが、最初一、二点関連してお聞きしたいことがありますので、その点よろしくお願いしたいと思いますが、先ほど外務省の方からもいろいろ説明がありまして、最初に、昨日のやはり外務委員会で渡辺防衛審議官から、防衛庁設置法五条の問題で、自衛隊法の全体の精神、まあ設置法の立法の精神からいって、おのずから外国軍隊の援助は、人数とその内容にかかわりなくこれは限度がある。したがって、要点で私ども会議録見ていませんからあれですけれども、一つは自衛隊の中核となる業務である武力……
○太田淳夫君 それでは私かわりまして地方事務官制度の問題についてちょっと御質問をいたします。 地方事務官の問題につきましては、私ども視察に参りました各地方自治体でこの問題が必ず出てまいりますが、身分は国家公務員でありながら都道府県知事の指揮監督を受ける、そういう職員であって、昭和二十二年の地方自治法附則第八条によって「当分の間」という例外的の措置によって設けられてきましたけれども、それから三十年たちました。この問題につきましては、すでに関係三大臣の申し合わせ事項を初めとしていろいろと検討を続けられてきました。しかし、いまだにこれは解決をされていない問題でございますし、今後この問題についてどの……
○太田淳夫君 それでは、かわりまして、法律の中身について御質問いたします。 最初に、人事院総裁にお尋ねしますけれども、この八月十日に本年は勧告を出されたわけですけれども、この今回の勧告につきましても、官民の給与較差を埋めるという従来の方法をそのままで踏襲されているわけですけれども、この勧告に対しまして、マスコミ関係等では賃金だけの官民比較をするのでなくて、年金とか退職金とか、そういうものを含めたいわば生涯給与を比較すべきだという、そういう批判もよくあるわけですけれども、そういう生涯賃金比較論というような批判に対して、人事院総裁としてどのような見解を持たれるか、最初にお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 関連。 ただいま冷害についての質問がございましたが、冷害と並んで、今夏、十七号台風の被害が全国的に多額な額に上りました。私は災害調査に岐阜県に参りましたけれども、この十七号台風の一つの象徴的な現象として長良川の決壊がございます。この破堤の原因につきましてはいろいろな問題が言われておりますが、高まった水位が低まったために堤防に加わる水圧が変わって堤防が引きずられた、こういうような説もございますが、そのほか、現地に参りますと、堤防の漏水現象であるとか、あるいは河川敷内の桑畑や樹木が水勢を変えた、それがその原因ではないかと、このように言われております。 私は、この岐阜県の問題等を含……
○太田淳夫君 それでは、限られた時間ですので、成田空港の問題につきまして御質問させていただきますが、最初に警察庁の方、事件の概要について御報告ください。
【次の発言】 いま警察官の被害につきましてはお聞きしましたけれども、民間人がそこで死亡されていますね。このことについてはどうですか。
【次の発言】 大臣、お尋ねしますけれども、いずれにしましても、成田空港の開港問題ですね。責任者として運輸大臣がいられるわけですけれども、この成田空港の鉄塔除去に関しまして、東山さんという方が死亡されているわけです。原因の点につきましては調査の段階ということでございますけれども、これにもいろいろと言われております……
○太田淳夫君 それでは質問さしていただきますが、カーター米新政権の対韓政策の基本というものが、在韓米軍撤退にあることは明らかになりましたけれども、その上に立ちまして、現在総理は訪米されておりますけれども、在韓米軍の撤退というものがアジアの安定ということに重大なかかわり合いがあるかと思いますが、防衛庁としての見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 カーター新大統領の選挙戦のさなかから、私この問題について質問をしたことがあるわけですが、いまいろいろと願望、期待ということでお話がありましたけれども、やっぱり国防をつかさどる防衛庁として、戦略上から考えてもいろんなやはりそこに観点が出てくるんじゃ……
○太田淳夫君 それでは同僚委員に続きまして、恩給法の審議に入らしていただきたいと思いますが、年々、恩給法の改正の内容を見ますと、だんだんむずかしくなってくるような感じがするわけです。それにはいろんな事情がおありと思いますけれども、改正されてまいります内容につきましては、恩給局といたしましても非常に努力をされていることは私たちも非常にこれは認めざるを得ないと、こう感じております。しかし、だんだん理解が困難になってくるというような方向にございますが、この間の事情がどういう事情であるのか。財政的な事情もございましょうし、あるいは政策的ないろんな事情もあると思いますけれども、その間の事情を最初にお伺い……
○太田淳夫君 それでは、ただいま議題になっております皇室経済法施行法の一部を改正する法律案につきまして、最初に法案の中身について御質問したいと思います。
このうちの内廷費及び皇族費関係の問題について二、三お尋ねいたしますが、今回初めて内廷費及び皇族費のうち、それぞれの物件費に対して一割削減措置をとられたわけですが、その概要と理由を説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま人件費につきましては削減の対象にしないというお話がございいました。これは国家公務員に準じて処遇しているのでというお答えでしたけれども、それで、ほかには理由はないのですか。
○太田淳夫君 それでは、私はただいま議題になっております文部省設置法の一部を改正する法律案につきまして質問さしていただきますが、最初法案の中身につきまして文部省に御質問をいたします。
最初に、この国立婦人会館設置までの経緯と目的、その必要性について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 これの開館は十月という予定だそうですが、このほかに都道府県にも婦人会館がいろいろあると思うんですね。私の住んでいる岐阜市でも婦人会館というりっぱな建物がございますが、国立で婦人会館をつくられる。それぞれ用途、目的も違い、また相違点もあると思うんですけれども、いつもこういう少年自然の家ですか、それにいた……
○太田淳夫君 私は、初めに法制局長官にお尋ねいたします。
ただいま矢田部議員からも質問がございました部分ですが、純法律的に見まして、現在議題になっておりますこの公用地法案が、きょうで期限切れになりますけれども、この法律のどの部分がその効力を失うのか、具体的に説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いまお尋ねしましたのは、いま議題になっております特別措置法案に対する修正案ですが、この法律でいきますとどの部分になりますか。
【次の発言】 私がお伺いしましたのは、純法律的に、あなたの政治的な意見を交えずにお答え願いたいと思うのです。
衆議院の先例集、先ほどもいろいろと述べられましたけれども……
○太田淳夫君 それでは、昨日に続きまして質問さしていただきます。
いよいよ沖繩も復帰後五年間を迎えたわけでございますが、やはりこの五年間、本土復帰に対する期待が非常に大きかっただけに、現地の県民の方々、その期待を裏切られたような感が現地では充満をしているように感じられます。
そこで、最初に政府に、この五年間を振り返っての所感と、それで今後どのような方策でこの沖繩県民の平和と福祉の問題を解決していくのか、その点について御質問さしていただきます。
【次の発言】 さらに、政府にお聞きいたしますけれども、暫定使用法が切れたわけですけれども、この新しい事態にどのように対応されていくのか、その点答弁願……
○太田淳夫君 それでは、私の方から最初に法案の内容につきまして若干質問させていただきますが、共済年金の財政は、公経済の主体としての国あるいは三公社と、それから使用者としての国あるいは三公社と職員と、三者で負担しておりますけれども、現在国家公務員の連合会加入の一般組合員の掛金率は、俸給月額の千分の四十六・五、国鉄は五十三・五、電電は四十八、専売は四十八・五だと、このように思うわけですけれども、今回のこの法案によって、組合員の掛金へどのように影響が及んでくるのか、特に二カ月間これを繰り上げられたことによりまして、どのようにこれが変わってくるのか、その点、国家公務員、三公社別にそれぞれ説明をしていた……
○太田淳夫君 それでは、関連して二間総理にお聞きしたいと思います。
最初は、領土問題と漁業を切り離して線引きを魚国廃線としてのソ連の提案を認めるならば、これは暗黙のうちに北方四島のソ連への帰属を認めることにならないか、むしろソ連側はそのことを意図しているのではないか、こう言う向きもありますが、その点についての御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 次は二百海里の問題ですが、昨日も今月の二十日ごろまでに成案を得たいというお話でございましたが、ソ連の二百海里は、主権が及ぶ裁判権あるいは取り締まり権、漁業証発行等を行うと、そういう考え方でございますが、そこで当然それに対抗してわが国も二百海里法……
○太田淳夫君 委員長、関連。
【次の発言】 その前にちょっとこの写真を、よろしいでしょうか。
【次の発言】 三上教授の実験によりますと、妊娠したマウスとラットの背中の皮膚に市販の合成洗剤――ママレモンを使ったらしいんですが、〇・一%から二〇%まで、いろいろの濃度に薄めて塗ってみると、濃度によって差はあるものの、胎児には一致して背中の真ん中あたりに出血が認められ、はっきりとした奇形が見られた。それで皮膚から吸収された洗剤は母マウスの内蔵を障害するとともに、胎児に奇形を誘発するなど、催奇性はほとんど否定し得ない、こう述べているわけです。厚生省は、この三上教授の実験レポートについて、どのように受け取……
○太田淳夫君 報道によりますと、去る三月二十五日、岐阜県の神岡の鉱山病院のスモン病の問題がいま報道されておりますが、そのほかにも養老郡のある病院ではキノホルムの違法投与事件、こういうものがいま報道されておりますが、この中にやはり行政のさまざまな問題点が浮き彫りにされてんじゃないかと思います。その点に関しまして最初に御質問したいと思います。
まず、その概要を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 いま概要説明がございましたが、五十数名ということではっきり数は厚生大臣の方からお話がありませんでしたが、これはそれぞれ医療機関による調査、県の調査、そして国へ報告されてきた数、そして祖父江名大……
○太田淳夫君 それでは、最初に、職業病ですか、参議院の委員会でも論議されておりますけれども、それに対して取り組む大臣の所感を最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣のお話で白ろう病の問題が出ましたが、この白ろう病につきましてそれでは労働省で把握している現在の実態をちょっと知らせてください。
【次の発言】 私、ここで申し上げたいことは、先だっての社労委員会、十二月二十三日ですか、におきましてわが党の小平議員からいろいろと質疑させていただきましたあの岐阜県の恵那郡におきます白ろう病の問題でございますけれども、恵那郡は、御承知のとおり花山岡岩の有名な産地でございます。最近、機械によ……
○太田淳夫君 それでは、稲川公述人に簡単に二点お聞きしたいと思います。 先ほどお話の中で、低成長下でしわ寄せが中小企業に寄せられているというお話がありました。条件の改定等で中小企業が非常に苦況に陥っている点がある。単価の切り下げ等お話がありましたが、一時下請代金のおくれということが非常に問題になりました。やはりこの下請代金のおくれがありますと、それはコストアップになりまして経営を圧迫してまいりますが、現在その実情はどのような実情にあるのか、あるいは対策としてどのようにお考えになっているのか、これは第一点です。 第二点としましては、中小企業の方々いろいろとお話し合いに参りますと、よく歩積み両……
○太田淳夫君 ただいま先生の貴重な御意意をいろいろとお聞きさしていただきましたが、租税特別措置の問題ですが、よく政府の一部では大企業より中小企業の方を守る部分が非常に多いんだと、全廃するとむしろ中小企業に不利になるのではないかと、こういうような意見もございますが、その点に対する先生の御意見。 第二点は、中小企業の方々の要望の中には、法人税をもっと段階を分けてほしいと言っているのですね。これはやはりこういう不況のときになりますと、資本の蓄積を図っていかなければならない。そういう点で、法人税の段階をもっと大きく分けて中小企業を守ってもらいたいという要望とそれからこれは同族会社によくある問題ですが……
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