太田淳夫 参議院議員
15期国会発言一覧

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太田淳夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは太田淳夫参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

太田淳夫[参]本会議発言(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 参議院本会議 第6号(1989/11/08、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 続いて矢原議員にお答えいたします。  まず、自民党の言う物品税の復元は時代に逆行したものではないかという点でございます。  物品税は、課税物品の消費に示される担税力に照応した課税を行うもので、消費に対する課税としては、消費税と異なり、逆進性も少ないものであります。  また、物品税の課税、非課税のアンバランスは、単に国民の消費の多様化に伴ってぜいたく品の判断基準が明確でなくなってきたというだけでなく、例えば、地域の伝統工芸を保持するとの観点から課税除外になっているものもあり、結果としてアンバランスを生じたというものも少なくありません。さらに言えば、このような物品税のアンバランスをも……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 参議院本会議 第13号(1990/06/07、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております平成二年度総予算三案に対し、反対の討論を行います。  昨年八月に発足した海部内閣は、消費者を重視する政治を掲げていました。ところが、平成二年度予算案は、こうした姿勢が全く見られないばかりか、むしろ逆に消費者軽視と言わざるを得ない内容であります。  国民に不満の強い消費税は、小手先の見直しによって存続させようとしております。  地価の異常な高騰は、都市サラリーマンからマイホームの夢を打ち砕き、持てる者と持たざる者との資産格差をますます拡大させているにもかかわらず、政府は実効ある具体策を全く提示しておりません。また、諸外国……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 参議院本会議 第22号(1991/04/26、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました自衛隊掃海艇等のペルシャ湾への派遣に関する報告に対して、総理に質問をいたします。  政府が今回実施する自衛隊の組織としての海外派遣は、昭和二十九年の自衛隊創設以来初めてのことであり、自衛隊政策だけではなく、国家の基本政策の重要な変更を意味するものと言わなければなりません。こうした重要問題が、国会での十分な論議も行われず、政府の裁量によって一方的に決定されることは到底認められないのであります。  質問の第一点は、自衛隊の海外派遣に道を開こうとした国連平和協力法案が廃案となり、PKOに関する三党合意に至った経緯、C130輸送機……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 参議院本会議 第6号(1991/12/11、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政府の財政演説に対して若干の質問を行います。  今、我が国は大きな転換点を迎えております。国内に目を向ければ、バブル経済が破綻し景気の先行きに大きな不安が生じ、さらに対外不均衡は拡大する一方であります。こうした状況に何一つ手を打てない宮澤内閣に国民が不満を抱き始めたことは、最近の報道による内閣支持率の低下にもあらわれています。総理は生活大国とおっしゃいますが、その目標へ向けてどのような経済運営を行い、変動しつつある国際社会の中でいかに我が国の進路を切り開いていくのか基本的な方針が全く示されず、単なる絵そらごとだったと言わざ……

太田淳夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

太田淳夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第3号(1989/11/14、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま相続税につきましての御質問をいただきました。  私どもも、やはりこの相続税につきましてはまだ不十分じゃないか、このように評価さしていただいております。と申しますのは、今笹野さんもおっしゃっておりましたが、やはり資産をたくさん持っている方に対して若干有利になっているんじゃないでしょうか。したがって、生活するための必要な資産を持っている方々に対する相続税の軽減をもう少し考えていただければよかったのじゃないか、このように私は評価したいと思います。
【次の発言】 ただいまいろいろとお話がございました土井提言、ビジョンにつきましては、土井委員長がおっしゃっておりま……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第4号(1989/11/15、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) 本岡委員の御質問にお答えいたします。  ただいま小川議員の方からもお話がございましたが、ことしの夏の参議院選挙、その最大の争点は、リクルート問題もございましたけれども、何と申しましても、消費税の廃止か見直しかということでございました。その結果、大多数の国民の皆さん方が野党の主張しておりました消費税の廃止を支持されたわけでございます。自民党は大敗し、参議院では、国民の要望されましたように、与野党の議席数の逆転がなされました。  本岡委員、後ろをごらんになっていただきますとおわかりのように、今までこの委員会室は発議者の後ろはほとんど自民党の議員さんでございました。今……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第5号(1989/11/16、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) 委員ただいま御指摘のとおり、土地の課税につきまして保有税と譲渡税がございますが、今回私どもは保有税につきましては提案いたしておりません。私ども土地につきまして考えます原則は、土地は長期にわたって保有し有効利用されるべきである、投機的に取引されるべきではない、こういう観点からいろいろ論議をさしていただきました。その意味から、個人または法人が土地の譲渡をした場合、その所有期間が十年以下のときは所得税または法人税が重く課せられる仕組みがとられてきたわけでございます。これがいわゆる本則でございます。  昭和六十二年、御承知のとおり東京都心部を中心として異常な地価高騰が巻……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第6号(1989/11/17、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  古川委員の二千年に及ぶ税制の歴史からお話を賜りました。まさしく委員のお話をお聞きしていまして、その高邁な哲学に感心させていただいたわけでございます。  仰せのとおり、昨年の三月十日、そして十月二十五日と、政府は野党の要求によりまして、「二十一世紀初頭における高齢化状況等及び社会保障の給付と負担の展望」とか、あるいは「長寿・福祉社会を実現するための施策の基本的考え方と目標について」、こういうものをこの国会に提出いたしました。私たちもいろいろとこの委員会、税制の論議のために参考とさせていただきまして、これを研究いたしました。しかし、いずれも高齢……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第8号(1989/11/27、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) 私申し上げましたのは、最高税率を七五%から七〇%に下げましたね、その点を一つ申し上げましたことと、小規模の例えば事業主が親から受け継いだ事業用の土地であるとか事務所、あるいはローンを一生懸命払ってみえた勤労者の皆さん方のそういう面についてはもう少し配慮をすべきではなかろうかと、こういうことを申し上げました。
【次の発言】 お答えいたします。  今先生お話しの公平の問題でございますが、公平の問題をどのように考えるか、これはやはりなかなか難しい問題があろうかと思うのです。シャウプ博士も、この公平という問題についてどう思いますかと聞かれたことが記録にありましたけれども……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第9号(1989/11/28、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) 地方税における非課税等特別措置の整理についてお尋ねでございますが、私どもも地方税におきます非課税等特別措置、貯蓄の奨励等として老人等の少額預金の利子の非課税、これが大きな額になっております。すべて私たちは不公平税制とは考えておりません。したがいまして、老人マル優等について必要な措置だと私たちも考えておりますし、整理合理化をする考えはございませんし、あるいは生命保険料控除あるいは新築住宅に対する軽減等につきましても、これは国民の生活に影響の深いものでございますのでそのまま存続をしていきたい、こういう考え方でございます。  私たちは税の不公平を一掃していきたいという……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第10号(1989/11/29、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  電気税については、御承知のとおり、今回の私たちの基本法案の中で復活を行っております。そして、料理飲食等消費税のこの問題につきましても、特別地方消費税は料理飲食等消費税として復活をいたしております。
【次の発言】 ただいま先生から賜りました御所見、私たちもそのことにつきましては十分に検討をしていきたい、検討されるべき課題ではないか、このように考えております。  先ほど峯山発議者の方からも答弁がありましたように、この国会でもこの問題は既に取り上げられている問題でございますので、先生の御意見をまた参考にしながら十分検討していきたい、このように思っ……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第11号(1989/11/30、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) お尋ねいただきました税の簡素化についてでございますが、確かに政府の税制改革におきまして公平、中立、簡素化という理念を挙げられておることは私たちも承知いたしております。また、税制改革を行うことにとりまして簡素化ということはこれは大事な要素である、このことは私たちも承知いたしております。また、消費税導入のいろいろな参考にいたしておみえになったところのレーガンの税制改革におきましても、公正、成長、簡素という理念が掲げられておりますし、世界的な税制改革の一つの理念になっておると思います。  しかし、この簡素化と申しますのは、やはり公正公平ということが大前提にならなきゃな……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第12号(1989/12/01、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま賛成か反対かというお尋ねでございますが、公明党も消費税の導入には衆参反対をいたしました。
【次の発言】 今委員仰せになりました点、承知いたしておりますが、衆議院本会議におきまして私たちの党も消費税法案は原案反対、消費譲与税法案と地方交付税法案もまた原案反対いたしました。今お尋ねのございました点につきましては、所得税法とかあるいは地方税法、税制改革法案ということであると思いますが、それによりまして私どもや国民の皆さん方の不公平税制を是正しなければならない、こういう国民の皆さん方の年来の強い声がございました。そのために、近い将来総合課税制度を再構築しなきゃな……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第13号(1989/12/04、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) じゃ最初に、私どもの基本的な考え方を述べさせていただきたいと思います。  ほかならぬ山中委員でございますので正確にお答えさしていただきますが、いわゆる私どもの税制再改革基本法案に示しております再改革の基本原則、基本方針、これに示されております考え方は不公平税制の是正であることは、これは間違いございません。その不公平税制の是正にはいわゆる所得捕捉の格差是正ということが挙げられるわけでございますが、今先生がいろいろとお話しになりました社会保険診療報酬の問題とかあるいはみなし法人課税の問題、これは所得捕捉という問題よりもむしろ制度上の問題じゃないかと思っておりますし、……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第15号(1989/12/07、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) お尋ねのありました所得税減税等の問題でございますけれども、私どももこの所得税減税につきましては一応の評価をしているということは先回も申し上げました。  最近の政府広報で見てまいりますと、「かつてない規模の減税です。」と盛んに減税のPRをされているようでございます。実際は、先生もいろいろとお話しありましたように、減税の実感というのは非常に薄かった、消費税の重税感をやはり国民としては毎日感じていたんじゃないかと思うんです。  最近の世論調査を見ましても、これは十一月四日あるいは九月十六日の世論調査でございますけれども、やはり国民の意識の上では、減税分と増税分を比べま……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第17号(1989/12/11、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(太田淳夫君) 委員ただいま御指摘のありました点でございますが、私ども同じような懸念を持っております。  消費税は、御承知のとおり、流通の各段階に課税がされます。これを多段階課税と申しますけれども、そのために二重課税を防ぐためにどうしても前段階の税額を控除しなければならないことは委員も御承知だと思います。そのために、EC諸国で採用されておりますところの付加価値税、これでは委員が今御心配されておりましたようなインボイス、これを採用してきているわけでございます。これは売上税のときにも自民党が提案されました。たしかいろんな論議等がありましたが、我が国の御承知の複雑な流通過程、これがご……

第116回国会 予算委員会 第3号(1989/10/24、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 さきの参議院選挙によりまして参議院は与野党逆転となったわけでございます。  その結果、参議院では全委員会で野党委員の数が自民党委員を上回っているわけです。したがいまして、今後与野党対決法案というものが、よほどの修正がないと参議院では否決をされるという事態を迎えているわけでございます。これは国民の皆様方が、消費税に対してやはり公約違反であるという判決を下された結果がこうなったと思います。予算案とかあるいは条約につきましてはこれは憲法でも救済をされるわけでございますけれども、予算関連法案その他は両院協議会等を経なければなりませんし、なかなか成立が難しくなってくるのじゃないかと思うんで……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 外務委員会 第2号(1990/04/17、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に、議題になっておりますところの条約のことにつきまして何点かお尋ねしておきたいと思います。  国際商品協定は、目的と内容がいろいろあるわけでございますけれども、今九つあると聞いておりますけれども、この国際商品協定の現状についてちょっとお聞きしたいんですけれども。
【次の発言】 今回のこのコーヒー協定の延長は、価格調整機能でありますところの輸出割り当て条項を停止しての延長である、こう聞いているわけですけれども、その他小麦、熱帯木材あるいは砂糖、オリーブまたはジュート協定、そういうものは統計整備、情報交換が主な業務になっておると聞いておるわけです。また、国際すず協定は一九八五年に……

第118回国会 外務委員会 第6号(1990/06/12、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、今議題になっております向精神薬に関する条約の質問に入ります前に、関連しましてちょっと大臣にお聞きしておきたいと思うんですが、ペルーの新しい大統領が決まりました。 ペルーは、御承知のとおり、今非常な経済的危機に見舞われている国でございます。これにはいろんな原因等もあったわけでございますけれども、そのほか、今審議しておりますところのこの法案に関係するところにおきましては、コカインの原料の生産地でありますし、コカの葉では世界最大の生産地と言われておりまして、コカインの世界でも有数な密輸出国になっているわけですね。これから新しい大統領が誕生されまして、そういう麻薬の対策あるいは……

第118回国会 外務委員会 第7号(1990/06/14、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 先ほど田さんの方からもお話がございましたが、この二十三日で日米安保条約が改定、発効してから満三十年を迎えることになります。先ほどもお話がありましたが、その間、日米安保体制がやはり前提としてきました東西関係の枠組みが大きく変化したことはいろいろと議論をされていたところでございます。そうしたいろんな変化を踏まえまして、日米両国の間でも、中でも見直し論が出てきたり、あるいは政府・自民党内でもさまざまな論議があると聞いているわけです。  政府はこうした状況を踏まえられまして、安保条約を今後どのような位置づけをしていくのか、外務大臣に最初にお伺いしたいと思うんですが、同時に、アメリカでもど……

第118回国会 外務委員会 第8号(1990/06/19、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、最初に外交問題で二、三問ちょっと外務大臣にお聞きしたいと思いますが、一昨日の自民党の研修会で海部総理は、ソ連のゴルバチョフ大統領の来日は来年早々とそういう発言をされているわけでございますが、この日程はどの程度固まっているんでしょうか。
【次の発言】 さきの衆議院の沖縄・北方特別委員会、ここで中山外務大臣は北方領土の返還問題をサミットで提起される考え方を示されているわけですが、ところがこの北方領土はソ連邦ロシア共和国、この所属になっているわけですね。たとえ日ソ政府間で交渉が成立した場合においても、ロシア共和国側の意向に大きく影響されるのではないかと思うわけですが、この点は……

第118回国会 外務委員会 第10号(1990/06/25、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 鈴木先生にお尋ねさせていただきますが、私どもこの委員会で論議している中で、再処理問題のほかに原子力の発電所の問題についてもいろいろ論議になったわけです。私どもの党も原子力発電所の建設につきましては、今問題になっておりました安全性が確認できるまでは凍結すべきではないかという考え方を持っているわけです。それと申しますのも、チェルノブイル原発の事故のその後のことも現在いろいろと報道されているわけです。その被災者が六十万以上超えるんじゃないかということで報道もされておりました。このような事故が再発しないように私たちとしては願いもし、努力もしていかなければならない、こう考えておるわけでござ……

第118回国会 逓信委員会 第10号(1990/06/21、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、この法案に賛成でございますけれども、何点か質問させていただきます。  最初に、今何人か同僚の方からもそれぞれお話がありましたが、問題点の金融の自由化の問題について、まず大臣及び郵政省当局のお考えを何点かお聞きしておきたいと思っておるわけです。  郵便貯金事業を初めとして郵政業務の果たされてきた役割というのは非常に大きなものがございます。今ODAのお話もございましたが、ODAを支えている資金の七割近くは郵便貯金の資金であるということも資料で見させていただいております。そういう中で金融の自由化、国際化ということが今アメリカからの非常に強い圧力になってきているわけで、日米構造……

第118回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1990/09/04、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に、議題となっておりますところの人勧の問題につきまして一、二点、官房長官並びに総務庁長官にお尋ねしておきたいと思います。  人事院勧告につきましては、先ほどから同僚の委員からもいろんな質疑がございました。今回、画期的な点もありますし、あるいはまだまだ不満な点もございますけれども、我々としましては、同僚委員からも話がありましたように、この完全実施ということを強く要望しているわけです。  そこで、官房長官に給与関係閣僚会議の座長としてまずお聞きしておきたいことは、早くこの関係閣僚会議を開催していただきまして早く閣議決定をしていただきたい、こう思うわけでございますが、一昨年ですか、……

第118回国会 予算委員会 第3号(1990/03/26、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に総理にお尋ねしておきたいと思うんですが、今、世界は冷戦から対話あるいは対決から協調へと大変大きな激動のときを迎えているんじゃないかと思うんです。総理もことしの初めにはヨーロッパを訪問されましたし、またあるいはアメリカも訪問されました。そういう中で各国の指導者との対話を通してこの大きな世界の変動というのも身をもって感じられているんじゃないかと思うんですね。  九〇年代は日本の時代かと思いましたならば、ヨーロッパではドイツの統一ということがどんどんと進んでまいりまして、これからドイツが大きな意味でのヨーロッパの牽引車になってくるんじゃないか。あるいはそれに対応しまして世界におき……

第118回国会 予算委員会 第18号(1990/06/05、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に、同僚委員から今までも質問がございましたけれども、私たちの党としましても、今回の各国首脳会談につきましては非常に評価をしているわけでございます。米ソ首脳会談の成果につきまして、繰り返してお聞きするようでございますが、総理の見解をお尋ねしておきたいと思います。  最初に、STARTの調印への前進ですね、これは先ほど、午前中も核軍縮への大きな第一歩であるということでお話しございました。その点について、もう一度御発言願えませんでしょうか。
【次の発言】 ゴルバチョフ大統領が記者会見をされました中で、アジアと欧州の相違点が指摘をされているわけでございますけれども、今までも政府はいろ……

第118回国会 予算委員会 第19号(1990/06/06、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、最初に大蔵大臣にお尋ねしたいと思います。  かつてテレビ報道で「空から見たプライバシー」という報道番組がありました。それをたまたま見た覚えがあるわけです。もう何年も前になりますので詳しいことは忘れたわけでございますが、それは、コンピューターの発達あるいは情報産業の進歩によりましてコンピューターと地図とを結びつけたらどうなるかということでございまして、実際にそれはもうあるんだそうですがね。一軒一軒のお宅に、こう何というんですか、ブラウン管の上でペンを当てますと、その家庭にある情報があらわれてくるわけですね。御主人の名前は何であるか、奥さんの名前がどういう名前であるか、そし……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 科学技術特別委員会 第2号(1990/11/02、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に、この二十三日に政府は、来年から二十年間にわたる我が国の温暖化防止行動計画を決定したわけです。これを見てみますと、温暖化の最大の原因でありますCO2の排出を抑制する取り組みを、産業界あるいは市民レベルに至るまでいろんな取り組みを提唱しているわけでございます。  しかし、その抑制目標量というのを見てみますと、二段構えという極めてわかりにくいような設定になっているわけですね。産業界からは早くも二〇〇〇年以降CO2の排出総量を九〇年レベルで安定化するのはまず無理だという声も出ているようでありますし、環境庁あるいは通産省との意見の対立もあった、こういうことも言われておりまして、なか……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 科学技術特別委員会 第3号(1991/03/13、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、私の方からも最初に美浜の事故のことにつきましてお尋ねしたいと思います。専門家じゃありませんので、ただいま同僚委員がいろいろと質問されたことと重なる部分もあろうかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  最初に、長官着任早々にこういった事故があったわけでございまして、先ほどのお話をお聞きしておりますと、大変に驚かれたということでございますが、私ども公明党も原子力の問題につきましては非常に党内で論議がございました。かつては自衛隊の問題と同じように原子力問題については反対の立場でありましたけれども、その後、日本をめぐる国際情勢の問題、あるいはエネルギーの資源の問……

第120回国会 科学技術特別委員会 第4号(1991/04/09、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 予算ですからいろんな部門がありますけれども、宇宙開発の問題についてだけ絞って御質問したいと思います。  日本の宇宙開発につきましては、これはいろんな事情がありまして、戦後日本の開発というのは欧米に比べますと非常におくれて始まってきたわけでございますけれども、その後着実にこれが進展を見せていることは明らかであります。私の調べましたところによりましても、ことしの一月一日までに全世界で四千二十九個の衛星が打ち上げられております。これを国別に見ますと、ソ連が第一位で二千六百三十四個ですか、アメリカが第二位で千百二十二個、我が国は第三位で四十九個の衛星を打ち上げているところですね。第四位が……

第120回国会 内閣委員会 第1号(1990/12/18、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 きょうは国家公務員給与法改正案についての審議なんでございますが、当委員会でも前々から同僚委員からも話がありますし、私たちも申し上げてきましたけれども、人事院勧告が出ましたら早く閣議決定をして給与改正案を早く国会に出してもらいたい、これは毎年毎年言っているんです。先ほども同僚委員からそういう話がありましたね。これは公務員の皆様方にとりましても、合計すれば十何億円の損害だというんですね、利子だけでも。そういうような損害を与えておきながら毎年毎年これは繰り返されてくるわけです。また十二月の末です。  これは十月の臨時国会の前の当委員会でも論議がございまして、早く給与法案の閣議決定をして……

第120回国会 内閣委員会 第3号(1991/03/26、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 恩給の問題について今までいろいろと同僚委員からも質疑が行われてまいりましたので、簡潔にさせていただきたいと思います。  恩給の改定につきましては総合勘案方式がことしで五回目になるわけでございますが、この方式を導入された背景についてはいろいろとございました。五回を経過したわけでございますけれども、恩給当局といたしましては、総合勘案方式についてのメリット、デメリットをいろいろと考えていらっしゃると思いますが、その点どうでしょうか。
【次の発言】 いろいろと説明を聞きましたけれども、総合勘案方式において考慮したとされておりますところの昨年の国家公務員給与の改定率、これは三・八五%という……

第120回国会 内閣委員会 第4号(1991/04/02、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に運輸大臣にお伺いいたしますが、今回のこの法案を提出されました理由の中で、先ほどからお聞きしておりますと、国際情勢の高度化、多角化に対応するという観点がございますが、私は、国際情勢は前回の改正以来相当激しく変化いたしておりますし、これからもいろんな場面場面で相当流動化というのは速いスピードで進んでいくんじゃないかと思いますので、やはりそれに対して政府側もあるいは役所の官庁等の機構も対応していかなきゃならない場面があることは十分理解できるところでございますが、今回のこの国際化の問題と運輸行政の関連について大臣から最初にお聞きしておきたいと思います。

第120回国会 内閣委員会 第5号(1991/04/09、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、最初に防衛大学校の卒業生の問題についてちょっとお尋ねしたいと思うんですが、防衛大学校の卒業生は今何期になっているんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、三十五期も重ねますと、もう第一期生なんというのは相当な高い地位につかれているんでしょうね。どういうような地位、一番上の人は大体今どの辺になっているんですか。
【次の発言】 特にことしは卒業生のうち任官拒否、いわゆる辞退をされる方が非常に多かったと聞くんですが、実態はどうでしょうか。
【次の発言】 今年度の卒業生は、入学されたときは何人ですか、それで途中で中退された人もみえるんじゃないですか。

第120回国会 内閣委員会 第6号(1991/04/18、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 今も同僚委員の方から、ペルシャ湾における掃海艇派遣問題についてのいろんな意見の開陳がございましたし、私も反対の立場でちょっと御意見を承っておきたいと思うんですね。  最初に、十五日ですか、衆議院外務委員会で海部総理は、あの地域の実情や機雷がどうなっているか、除去の必要性なり情報を集めている、慎重に対処していきたいと、こういう御発言をされたという報道がございますね。どうなんでしょうか、機雷の現在の状況について、これは外務省ですか、掌握されているんでしょうか。
【次の発言】 きのうのある夕刊を見ておりましたら、「クウェート沖の米強襲揚陸艦トリポリで米掃海部隊のベイル司令官が記者団に語……

第120回国会 内閣委員会 第7号(1991/04/23、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 今回の国家公務員退職手当法の一部を改正する法律案によりまして通勤傷病に対する退職手当の取り扱いが改善されることは評価されるわけでございますが、先ほども同僚の御質問の答弁におきまして、公務災害あるいは通勤災害合わせまして年平均千五百件ぐらいということでお話がございました。通勤災害等で退職とか休職を余儀なくされるということは、まことにこれは残念なことだと思うのでございます。  これは予算委員会でも通勤地獄の解消ということで交通問題が取り上げられて論議されたことも聞いておりますが、東京など、北千住の朝のラッシュなんというのは相当殺人的な状況だということも私ども現実に目にいたしております……

第120回国会 内閣委員会 第8号(1991/04/25、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 まず最初に総務庁にお伺いいたしますが、今もいろいろと同僚委員からもお話がありました。それぞれ地方行政に携わられた方々からのいろんな国と地方との問題についての問題点が取り上げられたわけであります。私は直接地方の行政に携わったことがございませんので、いろいろと観念的な部分が多いかと思います。  最初に、国と地方の機能分担あるいは保護、助成、規制、監督行政のあり方などについて論議をする場合に、国の関与という言葉がよく使われるわけでございますが、今回のこの整理合理化法案にも、臨調行革審答申においても国の関与の見直しということが叫ばれてきているわけでございますけれども、この地方に対する国の……

第120回国会 予算委員会 第7号(1991/03/05、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に総理にお尋ねしたいと思います。  昨日もこの委員会で建設大臣のリクルート社からの裏献金の問題が出ました。参議院の予算委員会におきましては、昨年の本予算の審議の際にもやはりある大臣のリクルート事件に関連するいろいろな問題がありました。それに対しまして委員長の見解が出されました。そういう経過がございまして、参議院では特にリクルート社をめぐる国民の皆さん方の政治不信の問題、この解明には取り組んできたところでございますし、そういう事件が絶滅するように私たちは求めてまいりましたが、今回報道されたことが事実かどうか、まだそれは調査されているようでございますけれども、やはりそういうリクル……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号(1991/09/03、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 先ほど同僚委員からもお話がありましたが、この証券不祥事、金融不祥事に対して国民の皆様方からの声というものがやはり私たちの手元にも数多く届いております。その一つをここで御紹介させていただきたいと思うんです。  この方は最初にこうおっしゃっております。「現在向けられている視点は証券各社と大口投資家との問題が総ての感あり、大衆は蚊帳の外、その陰に虎の子の資産を食ひつぶされ何の補償も受けられない多くの庶民が忘れ去られています」と、こうおっしゃっております。  そして、こういう大きな株投資のために犠牲になっている庶民の皆様方の多くは、大蔵大臣も御存じだと思いますが、あのNTTの株の問題がや……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号(1991/10/02、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に、大蔵大臣にちょっとお伺いしたいんですが、丸見三日の当委員会で同僚委員の質問に大蔵大臣は、自己責任の原則について、「一部の大口投資家と言われる方々の中に証券市場における自己責任原則というものが忘れられてしまっていたのではなかろうか」、こうおっしゃっておみえになりました。  証券取引につきましては自己責任の原則ということが言われているわけでございますけれども、大多数の個人顧客は従来から自己責任の原則、これに基づいて行動しているんですね。 今回のいろんな株の値下げの問題についても、これはなかなか補てんもされておみえになりませんね。ですかも、この自己責任の原則というのは、大蔵大臣……

第121回国会 内閣委員会 第2号(1991/09/05、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 官房長官、記者会見のお時間があるでしょうから、またかと思われるかもしれませんが、私ども、この人事院勧告に基づきますところの給与法案を早期に提出されて、そして完全実施を年内に必ず行う、そのことをぜひとも確約していただきたいと思うんです。  いろいろなまた問題等々も、先ほど官房長官もおっしゃっておりましたけれども、確かに財政的な問題も、最近の経済情勢の変化等によりまして非常に厳しい面も今あるんじゃないかという感じがします。かってそういう財政状態等の問題からこの完全実施が見送られたときもございました。そういうことのないように私たちは願っておりますし、今まで年内実施ということでずっとやっ……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 科学技術特別委員会 第2号(1991/11/22、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 大臣、就任おめでとうございます。科学技術、先ほどからいろいろと幅広い分野でのこれは事業でございますので、また活躍をお願いしたいと思います。  最初に、最初というよりも、きょうは就任されました大臣に最初でございますので、基本的なことをお尋ねあるいは要望しておきたいと思っておりります。  最初に、我が国の研究開発の主たる担い手につきましては、先ほども同僚委員からもお話しございましたけれども、大学あるいは国立試験研究機関などの公的研究機関あるいは民間企業等でそれぞれが担って、それぞれのまた機能を行っているわけでございます。大学は、個人の自由な発想に基づく基礎研究を行うとともに人材を養成……

第122回国会 内閣委員会 第2号(1991/12/17、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 同僚の委員からも先ほどから今回の給与法及び育児休業法についていろいろな質問がございましたが、重複するところもあろうかと思いますけれども、引き続き見解をお聞きしておきたいと思います。  最初に官房長官。  今、喜岡さんの方からも、公務員の皆さん方の給与につきましては早期に閣議決定をして、早期に国会提出、そして支給ということで要望がありました。毎年八月には人事院勧告が出されるわけですけれども、いつもこの給与法案というのを審議しますのは年末になってからということで今まで来ているわけです。特に、ことしはPKO法案とのいろいろな絡みも私どもの委員会等でも論議されたこともございましたが、そう……

第122回国会 予算委員会 第1号(1991/11/15、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 総理、最近の世論調査の結果が出ておるわけでございますが、宮澤内閣が発足したときにこの世論調査が行われました。これを見ますと、やはり総理とリクルート事件との関連、関与のことは約六四%の人が問題である、こういうように意見表明をされているわけです。  最初に、この結果につきまして総理はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 官房長官はちょっと今お見えになりませんけれども、先ほど資料提出につきまして、もう何年も経過しているのでというようなお答えがございました。しかし、この世論調査に示されておりますように、リクルート事件というものはやはり国民の政治に対する不信感というものを大きくこれは……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 科学技術特別委員会 第3号(1992/03/06、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、与えられました大臣の所信に対する質問ということできょうは対応させていただきたいと思います。  大臣も所信で述べられておりますように、科学技術の振興というのは、これから二十一世紀に向けて我が国及び世界の安定的発展、豊かで平和な社会を確立するためには欠かすことのできない課題の一つとなっているわけでございますが、特に我が国は国際社会の一員としまして、また経済大国として科学技術によって国際社会と人類全体に貢献していくこと、これは当然今まで以上に強く求められていくんじゃないか、こういう認識のもとで何点か質問させていただきたいと思います。  さて、科学技術白書平成三年版によりますと……

第123回国会 科学技術特別委員会 第4号(1992/04/06、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、最初に大臣にお伺いいたしますが、大臣は所信表明の中で、「新たな科学的知見を開拓し、次の世代の技術を培う創造性豊かな基礎的研究の充実強化を図る」と言われて基礎科学の重要性を指摘されているわけでございます。科学技術庁として、基礎研究に関する新しい制度として三つのことを創設して整備を計画していると聞いておりますが、そのうちこの予算で実現されたのはどれでございますか。
【次の発言】 当然それは基礎的研究の充実強化と密接に結びついていかなきゃならないんですが、その新しい制度が実現されますとどれほどの、皆さん方目指すものとその成果が結びついていくのか、その点ちょっとお伺いをいたしま……

第123回国会 科学技術特別委員会 第6号(1992/04/22、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、午前中に引き続きまして法案に関して質問させていただきます。文部省お見えになっていらっしゃると思いますが、よろしいですか。  じゃ最初にお聞きしますけれども、先ほども同僚委員から国立大学の問題あるいは研究所の問題について御質問がございました。私たちも大学の研究室等と視察に同僚と参りましていろんな実態等を見てまいりまして、いろんな機会に委員会を通していろいろと質問もし、また御注文も申し上げてきたところでございます。確かに、大学に行ってまいりますと、建物が老朽化しておりますし、研究スペースも非常に狭くなっている、あるいは実験装置も古くなっておりますし、教官あるいは研究者の待遇……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、社会党の皆様方が対案をまとめられましてPKO協力の論議を深めようとされましたことに敬意を表しまして、最初に提案者の方々に質問をしたいと思います。  社会党案の骨格を見てまいりますと、非軍事、民生、文民の立場から平和協力隊を常設しPKOや災害救助活動に当たるということでございますけれども、幅広い分野のあるPKOに対します協力の窓口をみずから狭めてしまおうとするとなります七、現在までPKOについて熱心に取り組んできました諸外国から、我が国はPKOに不熱心だ、そう思われるような予期しない結果を招くことになるんじゃないかという危惧もあるわけでございますが、その点はどのようにお考……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に、総理、よろしいでしょうか。  各党とも党首会談を昨日精力的にこなされたと思うんですけれども、この党首会談を終わられまして、総理の御感想はいかがなものでございましょうか。
【次の発言】 総理の御感想としましては、長い長いトンネルの向こうに晴天が見えてきたのか、曇りなのか、あるいはあらしか、あるいはまだ暗やみの中か、その辺の御感想はいかがですか。
【次の発言】 さて、外務大臣にお尋ねしますけれども、ユーゴスラビアの現在の情勢ですね、きょうのお昼の報道では、安保理事会でも制裁決議案をEC、アメリカを中心として検討するようなことも報道されておりましたが、この点はどのように我が国と……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 先ほど御質問された國弘委員の方からも外務省に質問がございました。それは国連特別委員会での機能強化の報告書の件でございます。私もせんだって、ユーゴスラビアの情勢がいろいろと悪化している点をとらえまして、このPKOの活動の拡大されることについて警告の意味をも込めて国連局長にお尋ねいたしました。そのときに国連局長からも従来の伝統型のPKOについては堅持する旨のお話がございましたし、きょうもこの法案に照らした活動しかしないということで先ほど御答弁があったかに伺っております。  しかし、これは非常に重要な問題でございますので、私たちこのPKO法案を作成するに当たりましては相当党内でも深刻に……

第123回国会 逓信委員会 第12号(1992/06/18、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、公開番組に関する問題についてお尋ねしておきたいと思います。  「のど自慢」などの公開番組が地方で行われているわけでございますが、これは地方の実情が全国的に伝わるよい機会でありますし、地元の期待も大きなものがありますし、ローカル放送の充実ということにも寄与いたしますので、こういった公開番組については積極的に行ってほしいと思いますけれども、NHKではどのような効果が出ているとお考えでしょうか。
【次の発言】 この公開番組のことにつきましては、十年ほど前に同僚委員がこの委員会でも質問を行っているわけでございますが、当時NHKでは、原則的には地元に金銭的負担をかけずに全部NHK……

第123回国会 内閣委員会 第2号(1992/03/12、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、総務庁に最初伺います。  今回の恩給の改定に当たりまして、当局としましては、公務員給与の改定率あるいは消費者物価の上昇率、その他の諸事情を総合的に勘案したとしておりますけれども、この総合勘案方式が導入されて以来の恩給の改定率を見ますと、前年度の国家公務員の給与の改定率を八割、前年度の消費者物価上昇率を二割とする加重平均となっているわけですけれども、この総合勘案方式をとりますと、恩給の改定率がなぜこうした割合の加重平均になるのか、その点の説明を願いたいと思います。
【次の発言】 総合勘案方式につきましては、評価はいろいろあると思うんですけれども、従来とられておりました公務……

第123回国会 内閣委員会 第3号(1992/03/27、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 現行法が失効する平成四年度以降、同和問題の解決に向けてどのように取り組むかという問題につきまして、地域改善対策協議会において一年にわたる精力的な御審議の結果、昨年十二月に意見具申として提出されたわけでございます。委員の先生方の御尽力は大変なものだったと深く敬意を表したいと思います。私は、この意見具申は大変画期的なものだと思っておりまして、政府は即座にこの提言の全面的な実施をすべきであると考えております。  さて、政府は、国会での論戦の中でたびたび現行の失効後の方策については地域改善対策協議会の意見具申を最大限尊重して検討してまいります、こう答えておれるわけですが、まず、この意見具……

第123回国会 内閣委員会 第4号(1992/04/07、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、私は定員の問題についてお伺いしておきたいと思います。  平成四年度の国家公務員の定員増減審査結果を見ますと、削減数は平成元年度までは一万人台で推移してまいりましたが、二年度には九千人台、そして四年度には八千人台とだんだんと低下してきておりますね。一万増員はどういう状況かといいますと、だんだんと増加傾向にありまして、四年度は六千七百十人と、三年度に比べますとちょうど二百人増加しているわけです。この結果で見ますと、二年度まで三千人台を確保しておりました純減数が四年度には三年度の二千四百九十九人の約二分の一の千三百七十二人まで低下しているわけですが、総務庁長官、これはどういう……

第123回国会 内閣委員会 第5号(1992/05/14、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは話題はちょっと変わりまして、官房長官も時間がおありになるそうでございますので、関連の質問だけ先にさせていただきます。  と申しますのは、総理官邸建てかえ計画の状況なんでございますが、この現在の官邸につきましては、昭和四年に構築されまして、老朽化あるいは狭隘化がかねてから指摘されておりました。大平内閣のときにこの建てかえ構想が浮上しまして、当時の中曽根内閣が昭和六十二年五月に「総理大臣官邸の整備について」という閣議了解を行って、総理大臣官邸整備検討委員会を設けて検討を進めてこられたようです。当初平成二年度着工四年度完成ということだと思いますが、大分状況としてはおくれておるよ……

第123回国会 予算委員会 第10号(1992/03/31、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 日銀総裁、大変にお忙しいところ御出席賜りましてありがとうございました。  それでは、最初に経済問題について何点がお尋ねしておきたいと思います。  最初に、本日、総合経済対策の発表などの景気対策が打ち出されたわけでございますが、景気の現状についてどういう認識のもとでこうした対策が立てられたのか、経企庁長官、通産大臣、大蔵大臣、日銀総裁にそれぞれお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日銀は、三月二十四日に発表しました金融経済概観で、景気は底がたいという表現を、二月にはありましたけれども三月には削除しているわけですが、これは昨年来日銀が言っていました景気判断のシナリオどおりなのか、そ……

第123回国会 予算委員会 第14号(1992/04/09、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 それでは、最初に外交問題について、予算委員会最後でございますので、何回も御質問あったと思いますが締めくくりとしてお聞きしておきたいと思います。  今般の江沢民総書記の訪日によりまして、これは日中国交正常化二十周年という節目の年に天安門事件以後の日中関係が一区切りがついたものと理解しているわけですが、宮澤総理は江沢民総書記との会談をどのように評価され、今後の日中関係と中国の進路についてどのような展望を持っていらっしゃるか、最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 我が国の立場からしましても、アジア諸国、特に中国との関係をさらに友好的に深めていくことは、これは世界の安全保障にも大……


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各種会議発言一覧(参議院15期)

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第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1989/08/09、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会公聴会 第1号(1990/05/24、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 最初に宇野先生にお尋ねしたいと思うんですが、先ほど流通についていろいろとお話を承りましたが、大店法に限って二点だけお伺いしたいと思うんです。  大店法につきましては、日米構造協議で大分アメリカ側からやり玉に上げられた感じがするわけですが、いろんな問題点があろうと思いますけれども、純粋に輸出入の問題として見た場合に、例えば大店法が撤廃になってどれほどのアメリカ製品の輸入が見込めるのか。また、大店法が撤廃されますと、やはり現在の流通制度に大きな影響を与えてくるんじゃないだろうか。先ほど先生のお話をいろいろと承っていたわけでございますが、やはり中小小売店業界の皆さん方に大きな影響を与え……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会公聴会 第1号(1992/05/26、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 本日は、公述人の先生方にはこの委員会で大変に貴重な御意見を賜りまして、感謝申し上げております。  最初に、時間の関係もございますので、波多野先生にお尋ねしたいと思います。  先ほど、PKOに対します豊富な御視察あるいは御体験を通していろいろな御教示を賜りました。第一点は、我が国が国際平和維持に人的な貢献をぜひ行う必要があると、こういうふうに私たちも今まで認識を持ってこの委員会でも論議してまいりました。その点からPKOへ積極的に参加することを主張してまいりましたが、しかし現時点では、このPKOの本体と申しますか軍事部門と申しますか、このPKFへの参加につきましては、国民の皆さんある……

第123回国会 予算委員会公聴会 第1号(1992/03/26、15期、公明党・国民会議)

○太田淳夫君 両先生には先ほどからいろんな問題につきまして御教示賜りまして本当にありがとうございます。何点か質問させていただきますが、要点だけ申し上げたいと思います。  一河先生にお尋ねいたしますが、先ほど低金利政策についてその必要性がないというお話をちょっと承ったわけでございますが、金利政策だけでは今後の景気浮揚につきましては既に限界に達している、このようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか、今までの金利引き下げで十分どお考えになっていらっしゃるのか。それに対して財政の方ではこれから景気対策をいろいろと考えていくようでございますが、それに対するお考えを、私たちは政府の景気対策だけでは不十……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

太田淳夫[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-14期-|15期|
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