このページでは太田淳夫参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手) 現下のきわめて困難な経済情勢の克服は一刻の猶予も許されない深刻な事態であり、国民生活を守る緊急避難的な意味から、補正予算三案にこの立場をとったものであります。 現在の深刻な経済情勢によって、国民生活、中小企業など、あらゆる面にわたって、ひずみ、きしみが生じ、社会的に立場の弱い人々に対するしわ寄せ、切り捨てがますます増幅されてきております。当面するわが国の経済は、本年に入って、生産、出荷の減少、在庫の増加に見られるように、企業活動は沈滞し切っており……
○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、日本専売公社法等の一部を改正する法律案について反対の討論を行うものであります。 反対の第一の理由は、今回の改正が政府主導による物価引き上げであり、高騰を続ける物価にさらに拍車をかけることになるからであります。 わが国の経済は、昨年末のOPECによる相次ぐ原油価格引き上げ、また原油価格値上げに伴う円安、さらに海外産原材料の高騰等でインフレの懸念を強めてきております。三月上旬の卸売物価指数は、五十年を一〇〇とした総平均で一二八・八となり、前旬比〇・六%と依然高い上昇を続けております。 また、昨今の卸売物価の急騰で注目しなければならないことは、急騰の要因が……
○太田淳夫君 それでは、私は当面する課題につきまして若干質問したいと思います。 問題点は、一つは公的宅地開発のあり方について、第二点は民間の宅地開発事業に伴う公共負担のあり方について、三点は住宅金融公庫の個人向け融資にかかわる取得制限について、四点は共同住宅、いわゆるマンションの管理体制のあり方について、五点は自転車駐車場の設置について、以上御質問したいと思います。 最初に、公的宅地開発のあり方についてでございますが、せんだって当委員会でも視察をいたしました東京都が目下進めております多摩ニュターウン計画ですね。この計画が金利負担の圧迫で先行き赤信号がつき始めた、こう言われておりますが、その……
○太田淳夫君 それでは、今回提出されております法律案に関連しまして一言ちょっとお聞きいたしますが、この第三航空団の移転後の小牧基地には、輸送航空団の第一輸送航空隊が移転する予定であると、これは前からそういうことを言われておりましたけれども、この何年かのうちに情勢も変わってきたと思いますが、この予定の変更はございませんか。
【次の発言】 この小牧の市につきましては、この法案、初めて出てまいりましたのは四十九年ですね、その当時に自衛隊機の墜落事件がありまして、その他騒音等で小牧市民あるいは周辺の都市から相当な反対の声が起こっておりますが、その点のことも考慮されて変更されてないわけですね。
○太田淳夫君 関連。
【次の発言】 ただいま身体障害者の皆様方の問題について伺っておりますが、特にこの国会は雇用不安に対する国会と言っているぐらいに国民の皆さん方はその対策をまっております。また、いま一番困ってみえる方々は、きょうのいま議題になっております身体障害者の皆さんではないかと、このように思っております。
第一にお聞きしたいことは、この不況解雇というときに一番先に身体障害者の方が解雇されるという、そういう実態があろうかと思いますが、その実情をどう政府は掌握をされているか、第一点。
第二点は、こういうときこそ官公庁が優先して身体障害者の方を雇用すべきじゃないかと思いますけれども、法律……
○太田淳夫君 それではかわりまして質問さしていただきますが、私鉄運賃の値上げの問題につきまして最初にお尋ねしたいと思うのですが、去る十二日に大手私鉄の十三社が平均二〇・五%の運賃値上げを運輸省に申請したわけです。この申請の内容につきましては、初乗り運賃を現行の六十円から八十円に上げる、そのほかいろいろ各社まちまちでありますし、また値上げ率は普通運賃が一七・一%、定期運賃が二五・二%、そのうちの通勤は二四・七%、通学が二九%、これが平均の率でございますが、この私鉄の値上げは七月からの国鉄の値上げ、そしてまた今後引き続いて特急あるいは急行料金、通学定期あるいは都営交通の運賃値上げ、そういうものが引……
○太田淳夫君 それではかわりまして質問させていただきますが、今回国民生活の厳しさに拍車をかけるような運賃値上げの申請がされておるわけでございますが、この中身を見ますと、経営上の要請からとは言っても、旅客運賃は貨物運賃に比べますと約三倍以上の値上げでありますし、従来から指摘されております、貨物運賃も赤字を一般旅客に負担させるという形は、一層明らかになってきたんじゃないかと思うんです。また、通学定期の四〇%値上げにつきましては、やはり通学する子弟を抱えている家庭にとっては大きな負担の増加となってまいります。そして、国鉄の大幅赤字の原因というのは、私たちから見ますと、国鉄自身の企業努力の不足というこ……
○太田淳夫君 それでは、現在の提案されております法律案につきまして質問いたします。
最初に、この第八次道路整備五ヵ年計画は、昭和五十年代前期経済計画及び三全総と関連をさせてこれはよく検討されているとお聞きしますが、この三者の関係、そして位置づけをどのように考えてみえるか、お尋ねします。
【次の発言】 これはもうわが党の竹入委員長も代表質問で触れられておりましたけれども、現在の円高の情勢等によりまして、この昭和五十年代前期経済計画は当然これは見直しをしなきゃならない事態を招いておると私ども考えておりますけれども、その点、これは当然見直しをされたときには、この第八次道路整備五ヵ年計画そのものも見……
○太田淳夫君 ただいま同僚議員への御答弁の中に、地震立法につきましては三月中旬に提出をされるということでございましたが、ぜひともその推進をお願いしたいと思いますが、政府部内では、災害対策基本法の一部改正をするということも考えとしてはあるらしいのですが、これは特別立法でいかれるのか、災対法の一部改正で対処されるのか、その点の確認をしておきたいと思います。
【次の発言】 内容についてお聞きしますけれども、この予知体制につきまして、権限は内閣総理大臣に一元化すると、そういう意見が一部にあるようですけれども、この権限の一元化ということは、逆に民主的な行政の運営に反する場合も考えられると思いますが、その……
○太田淳夫君 それでは、かわりまして今回のこの災害について質問させていただきますが、その前に、私も同僚議員と同様に、今回の災害で亡くなられました十三人の方々の御冥福を祈り、また、いろいろな被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、現地で昼夜を分かたずその災害の復旧のために御努力されました所管庁の出先の方々の御苦労に対しまして、心から感謝いたす次第でございます。 この妙高高原災害につきましては、各官庁からもそれぞれ担当の方が視察に行かれてみえますので、それぞれ皆さん方いろんなことをお感じになっておみえになると思いますが、それぞれ一人ずつということじゃなくて、代表で四柳さんからひとつ、こ……
○太田淳夫君 それでは総理に御質問しますけれども、総理は中央防災会議の議長でありますし、また本法案の地震対策については警戒本部長になります。したがいまして、防災についてはこれはもう全責任のある立場でいらっしゃるわけですが、今回のこの法案によりましても総理の御判断に万一の誤りがあった場合には重大な責任問題になる、このように考えられます。 そこで、何といっても防災事業というものを国家的な大事業としてこれを最重要視していかなきゃらないじゃないかと、こう思うわけですが、静岡県の山本知事も、地震災害から県民を守るだけでも約三千二百億円の費用がかかる、このように衆議院で意見を述べられてみえます。そのよう……
○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度第二次補正予算三案に賛成の討論を行います。 わが党が本補正三案に賛成するのは、わが国経済の現状が、三月危機を云々されたり、昭和初期の大不況時と比較して論じられることなどでわかるように、今日財政による追加救済策を講ずることが緊急の課題で、ただいたずらに時を過ごしては不況がどろ沼化し、縮小均衡経済に転落しかねないからにほかなりません。たとえ、その責任が福田内閣にあるとしても、経営難や倒産に追い込まれている多くの中小企業、または失業、就職難にあえぐ多数の人々のことを考えると、この緊急事態にこたえることは政治に課せられた責務……
○太田淳夫君 最初に、公定歩合の引き下げにつきまして御質問さしていただきます。
村山大蔵大臣と経企庁長官にお尋ねいたしますが、去る十一日の多田委員の質問に、両大臣は公定歩合の引き下げの効果に対して消極的な答弁をされたように見えました。本日から、白銀は〇・七五%の公定歩合の引き下げを行うわけでございますが、今回の措置によって円高対策、経常収支の黒字減らし、景気回復などにどのような大きな効果が期待できるのか、両大臣に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 今回のこの公定歩合の引き下げを、海外の市場では、日本は円高対策の最後の切り札だと、それを行ったんだという見方をしていますけれども、これで日本……
○太田淳夫君 日銀総裁、どうも御苦労さまでございます。
それでは、最初に日銀総裁に若干お尋ねしたいと思いますが、東京市場の引け値が二百十八円二十銭ということでございますが、朝から非常に荒れているような感じがいたしますが、この点に関しまして総裁の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いしますけれども、最近の国際通貨の動きを見ますと、スミソニアンレートと比較した場合、円は約四〇%、あるいは西独マルクは約六〇%、スイスフランは一〇五%と、こういうような実質的な切り上げとなっているように私は思うわけですが、そこで日銀当局とされましてはマルク及びスイスフランの切り上げ率に対する現在の……
○太田淳夫君 それでは、ただいま趣旨説明のございました特定船舶製造業安定事業協会法案につきまして質問さしていただきます。 現下の造船業界のいろいろな不況につきましては十分私たちも承知いたしておりますし、それに対する運輸当局の取り組みもまた評価しておるわけでございます。また、このたびこの法案ができまして、一日も早くこれが効果を発揮できますように私たちも願っておるわけでございますが、多少疑問に思う点がございますので、何点かお尋ねしたいと思います。 最初に、この法案の設立の項で第十四条がございまして、この第十四条に、「運輸大臣は、前条の規定により認可をしたときは、遅滞なく、発起人が推薦した者のう……
○太田淳夫君 関連。
【次の発言】 それでは、ただいま委員長からお話のありました総代理店制度の問題と並行輸入に関しまして関連の質問をさせていただきます。
昨年度の公正取引委員会の調査の結果によりまして資料が出ておりますが、これによりましても輸入総代理店のルートの品物よりも並行輸入の品物の方が三割前後あるいははなはだしいものになりますと五割程度も安くなっております。一例をちょっと挙げさせていただきますと、これゴルフのクラブですけれども、これは総代理店制の価格によりますと十九万二千円、これが並行輸入では十二万八千円になっております。約六六・七%。あるいはスコッチウイスキー一万円のものが六千五百円……
○太田淳夫君 それでは、最初に運賃の問題について質問さしていただきますが、国鉄が運輸大臣に運賃の値上げを申請しましたけれども、この国鉄運賃値上げのもたらす影響というのは、やはり国民生活にとっても重大なものがあると思います。また法定制緩和によって毎年値上げが当然のようにいま実施されているような状況です。大多数の国民にとりましては、赤字だから値上げをするんだというだけでは納得できない問題ではないかと思いますし、最初に、国民に納得させるだけの理由を明らかにしていただきたい、このように思います。
【次の発言】 本年も五月二十日から国鉄運賃値上げが申請されているわけですけれども、この中身で一言聞きたいの……
○太田淳夫君 それでは最初に、国際観光振興会の業務の面につきましてお尋ねいたしますが、この観光振興会の業務は外人観光客の誘致だということでありましたけれども、政府は、外貨獲得という国際観光政策の意義が小さくなった現在、どのような理念を持ってどのような政策を展開さしていくつもりなのか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 観光基本法では日本人の海外旅行問題や発展途上国に対する観光分野における政府開発援助措置については、明確にはこれは規定されておりませんけれども、国際観光政策の意義の変遷に伴ってこれを改正し、あるいは実情に合わせるべきじゃないかと思いますが、その点はどうでしょうか。
○太田淳夫君 それでは永井参考人に質問させていただきますが、衆議院においても参考人として御出席をされましてそのときに御意見を開陳されていらっしゃいますが、船主協会では、本当のことを言うと実は日本船をつくりたくないと、こういう意味のことも御発言があったように聞いておりますが、これは利子補給をやってもやはり外国用船をつくっていきたいと、こういうお考えかどうか、ひとつお聞きしたいと思います。 それから二点目は、船腹過剰ということですが、その実態はどのような実態でございますか、また、いつごろこれはバランスするものと考えられるのか、あるいはそのバランスする船腹量というのは一体どの程度の量を考えてみえる……
○太田淳夫君 それでは続いて質問をさせていただきますが、この提案理由から見ますと、「最近における日本船の国際競争力の著しい低下に伴い、海運企業が日本船を建造する意欲は乏しくなっており、運航コストの低廉な外国用船へ依存する度合を年々高めつつあるのが実情であります。このまま推移した場合、外航海運がこれまでその中核としてきた日本船の維持確保はますます困難となり、貿易物資の安定輸送を確保する上で、憂慮すべき事態に直面することが予想される」と、こういうことがございますが、これは一つの結果であると思います。原因はいろいろあると思うんですけれども、計画造船政策を続行してこられました政府のその需要の見誤り、あ……
○太田淳夫君 それでは、最初に、昨日熊本地裁で水俣病刑事裁判の判決が下りましたので、そのことにつきましてお尋ねいたしたいと思います。
環境庁長官は、担当大臣として、これをどのように受けとめておみえになりましょうか。
【次の発言】 再びお尋ねいたしますが、水俣病の患者の方々の救済は、認定業務のおくれで遅々として進展しておりませんが、この困難な状況にあって、国として救済のためにもつと強く支援をする、あるいは助成をする必要があると思います。その点はどうでしょうか。
【次の発言】 最近の環境行政につきましては、NO2基準の緩和を典型例として、後退する一方であると、そういった点で各住民の方から不信の声……
○太田淳夫君 それでは、午前に引き続きまして鉄建公団の問題につきまして御質問さしていただきます。
この事件につきまして、先ほど大臣からもお話がありましたが、この鉄建公団の不正事件につきましては、増税問題、これが総選挙の論議の的になったわけですが、その中でやはり国民の批判の対象となった、このように私たちは考えております。増税の前に行革あるいは冗費節約をという国民の声が大きかったのでございますが、その点、大臣としてはどのように受けとめて見えましょうか。
【次の発言】 それでは会計検査院にお尋ねいたしますが、今回の検査の過程におきましてですが、検査の対象となりました公団で、公団側として関係資料の提……
○太田淳夫君 それでは、運輸大臣にお尋ねいたしますが、いろいろと報道によりますと、自民党の行財政調査会が鉄建公団の整理縮小を検討されたようですが、これに対する大臣の御所見はいかがでございますか。
【次の発言】 予算委員会でも大分行政改革のことが問題になってきたわけですが、行管庁の基本的な方針としては、十二月十日まで各省から報告をもらうという方向で態勢が進んでいるようですが、運輸大臣としてはその点どのように検討されておりますか。
【次の発言】 行管庁の基本方針も、私も多少疑問があるわけですよね。機械的に各省庁に割り当てるような方式じゃなくて、本来ならばそれぞれ持っている、やっている業務等を見直し……
○太田淳夫君 最初に総理に、長期の政治空白を招いた責任そしてこの国民不信を招いた責任に対してどのように今後回復されようとしているのか、その政治姿勢をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 国家公安委員長にお尋ねいたしますが、午前中も同僚議員から質疑がございましたが、本日KDDの本社に対する強制捜査が踏み切られましたけれども、そのことについて御報告願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、古池参考人にお尋ねいたします。
この強制捜査につきまして、責任者としてどのような所感をお持ちでございましょうか。
【次の発言】 参考人に重ねてお尋ねしたいと思いますが、佐藤前社長室長のことにつきまして、新聞……
○太田淳夫君 それでは、かわりまして、時間の都合も余りありませんものですから基本的な問題についてお尋ねしておきたいと思いますが、最初にこのわが国の、いわば資源小国と言われておりますけれども、やはりわが国の最大の資源というのは人間の頭脳であるとも言われていますが、日本としては、この人的な資源を活用して技術力を高めて技術立国を目指していかなければならないんじゃないかと思いますが、まず大臣の所感をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今年度の予算の中では、それはどのような施策になっておりましょうか。
【次の発言】 前にも、頭脳の海外流出ということが問題になった点がございましたが、やはり活用をしてい……
○副主査(太田淳夫君) 分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、片山甚市君、小巻敏雄君が分科担当委員を辞任され、その補欠として和田静夫君、下田京子君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 田中寿美子君の質問に入ります。
【次の発言】 それでは、まず大臣にお尋ねいたしますが、去る二十七日に、高田馬場駅ホーム事故について東京地裁は国鉄の手落ちを全面的に認めました。これを福祉の面から見ますと、たとえ目の見えない人であっても一人で歩く権利を有しておりますし、国等はこれに対して施策を講ずる義務があると、こう思うわけでございますが、大臣の所見をまずお伺いしたいと思います。
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