内藤功 参議院議員
10期国会発言一覧

内藤功[参]在籍期 : |10期|-11期-13期-14期
内藤功[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは内藤功参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

内藤功[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第15号(1975/06/09、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の公職選挙法改正案並びに政治資金規正法改正案について、総理と自治大臣に質問をいたします。  そもそも選挙は、議会制民主主義の土台であり、国民がその主権を行使する貴重な機会であります。そのために言論表現の自由、政党の政策を知らせる責務、国民の知る権利が平常よりも一層自由かつ広範に保障されなければなりません。  また、国民がいま選挙法や政治資金規正法の改正について熱望していることは何か。金権選挙、企業献金の根絶、選挙運動、政治活動の自由化、参院地方区と衆議院の定数是正、これが世論であります。これにこたえるためにも、両法の改正が強く要望されていたのであ……

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、公職選挙法改正に関する特別委員会の委員長である中西一郎君に対する問責決議案を提案をいたします。  まず、案文を朗読いたします。  以下、理由を申し述べます。  中西一郎君おられますか。――中西一郎君を問責する最大の理由は、同君が、公職選挙法改正に関する特別委員長として昨年十二月に就任されたのでありますが、この委員長の重責を担って、国民の金権選挙排除、明正なる選挙の実現という大きな期待にこたえることをせず、公正で民主的であるべき委員会の運営につきまして責任を負うべきお立場にありながら、これを踏みにじり、議会制民主主義の諸原則に挑戦して、一党の党利党略に徹し……

第75回国会 参議院本会議 第22号(1975/07/04、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表しまして、この二法案に対して、反対の討論を行わんとするものでございます。(拍手)  私は、まず、昨日来のこの本会議場における政府・自民党、さらには議長の職権の行使をつぶさに見てまいりました。これこそが、この悪法の内容をごり押しする、悪法の内容を如実に示している議事の運営である。心から怒りを禁じ得ないものであります。(拍手)  私は、この二法案は、民主主義の基礎である国民の表現の自由、さらに国民の知る権利を奪う、いままでの選挙法改正の中でもまれに見る改悪であると思うのであります。また、政治資金規正に名をかりまして、その実は、企業献金や金権政治の源を温存する企業献……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 参議院本会議 第11号(1976/11/04、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  まず私は、本法案の審議に当たって、今国会の重大な任務は、大幅な運賃値上げをやめさせるとともに、何よりも今日非常な危機に直面しております国鉄の抜本的再建策を明らかにすることであったと思うのであります。したがって、わが党が提起しております抜本的民主的な再建案はもとより、各党のお出しになっている政策につきましても十分論議し、再建の道を見出すことはどうしても必要であったと思うのであります。ところが、委員会での私の強い主張にもかかわらず、このことが今日実現に至らないままこの段階に至り……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第10号(1977/04/22、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました雇用保険法等改正案に関し、質問をいたします。  高度経済成長政策の破綻による長期の不況と物価高騰のもとで企業倒産は増加し、昨年一年間で、負債額一千万円以上のものだけでも実に一万五千六百件と、戦後最大の規模に達しております。政府の統計によっても、完全失業者は百万人を超えたまま一向に減る傾向が見られません。実態は三百ないし四百万と推定されております。大企業は不況を口実として、従業員を出向、配転、解雇するなど、人減らし、合理化を押し進めるとともに、下請に対しましては外注の中止や下請単価の切り下げなどを強行して、関連企業労働者の生活不安、……

内藤功[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

内藤功[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 決算委員会 第閉会後9号(1974/11/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、法制局に対してお尋ねしたいと思うんです。  田中首相が一億円に満たない申告所得で目白に広大な時価二十四億円もの私邸を持ち、軽井沢に三つの別荘を持っている、文藝春秋が報道しております。いま国会の国政調査権というものをもって必要な資料を要求し、参考人の喚問を要求する、当委員会でも各委員からこれが要求されておる。こういう状況のもとで、先ほど国税庁あるいは自治省の担当官がお答えになった、秘密であるから資料の提出はできない、こういうような答弁は国会が国権の最高機関であるという権威、国会というのは民主主義の政治の上において最高機関である、その権威のもとに国政調査権を憲法第六十二条で持って……

第73回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1974/11/08、10期、日本共産党)

○内藤功君 兵庫県の朝来町を中心とする但馬地方一体におきまして、特に本年の九月以降、私ども日本共産党の国会議員、具体的に言うと、衆議院議員の木下代議士、さらに県会議員、町会議員あるいは党の支部長その他の住民の方に対して、いわゆる解放同盟、解放同盟沢支部あるいはそういうような団体に属している人たちによりまして、集団的な、公然とした、しかも相当残酷な形態を含めた集団暴力事犯が相次いで起きております。これはまだ報道が十分でないという関係もあって全国的に関心を集めるに至りませんが、この事実がもし明るみに出た場合には、この兵庫県但馬一体は文字どおり無法地帯、暴力地帯と言っても過言でないような状態も現出し……

第73回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1974/08/09、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、人事院茨木給与局長にお伺いをしたいと思います。  現在審議をされております人事院勧告というのは、言うまでもなく、国家公務員の給与に関するきわめて重要な勧告であり、またこれは地方公務員、自衛隊、警察などの職員、さらには政府関係の各種法人の職員などの労働条件にも、直接間接に影響を及ぼすものであります。これがまた、憲法でいう生存権あるいは団体行動権の代償である、こういうことも最高裁の判例その他でも指摘をされておるところであります。私は、必ずしも争議権の代償という評価には賛成はしませんけれども、きわめて重要なものである。私どもは、この公務員の給与は本来、これはイギリスあるいはフランス……

第73回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1974/09/30、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず自衛隊員の精神教育の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  七十二国会におきまして、わが党の松本、東中両議員と山中長官との間で、相当詳細な問答がかわされたわけでありますが、その結果として、本年の五月の三十日に防衛庁は事務次官の通達の形で、これに対する一定の措置をとられたようでありますが、この精神教育参考資料の問題について、防衛庁として本年の五月以降おとりになった措置についてまず御説明願いたい。
【次の発言】 いま海上自衛隊のお話がありましたが、陸上自衛隊の精神教育参考資料についてはどのように処置をされましたか。
【次の発言】 そうしますと、部内の文書、図書についてはまず廃……

第73回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1974/10/31、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は四つの点について質問をいたしたいと思います。  第一は、山中長官の訪米の問題です。二番目には、いわゆる核持ち込みと領海通過の問題、三番目は、安保条約五条に関する日米間の協議、そして四番目に、日米共同対潜訓練、この四点につきまして、政府の御見解を伺いたいと思うのであります。  まず防衛庁に、特に長官にお伺いしたいのは、今度の長官の訪米というのは、時期的に非常に重要な時期に行なわれたわけですね。長官の出発なさる数日前に、このラロック証言というものが、日米両国をはじめ全世界の耳目を聳動させた。長官の滞米中は、ニューヨーク・タイムズによって、次々とこの日本政府と違う見解、記事が、権威あ……

第73回国会 法務委員会 第閉会後4号(1974/11/28、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、私は労働省にお伺いいたします。  これは先ほども質疑がありました全自運の片岡運輸の事件、さらに大阪の港湾の上組の事件、このように労働組合の役員の方に対する狂暴な暴力、殺人事件が最近相次いで起きておるわけであります。これは最も現代の労働関係において徹底的に排除すべき問題であります。古くは自動車交通労働組合、いわゆる全自交の三光タクシーの丸山委員長刺殺事件、これはいまだにその犯人が見つかっておりません。さらには全港湾における神戸の組合役員の殺人事件というような不祥事件が相次いで起きています。  そこで、事実関係はさきの御質疑でだいぶ詳しく出ましたので、私は簡単に、一体どのようにし……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1974/12/24、10期、日本共産党)

○内藤功君 法務省と警察のほうにお伺いいたします。  さっき警察のほうから「四十九年七月参議院議員通常選挙違反検挙状況」、これをいただきました。しかし、これは報告のしかたの問題であるけれども、これを見ただけでは一体どういうような党派の人が買収が一番多いのか、ほかの罪種はどういう党派が多いのか、特に国民が一番関心を持って政治の判断の材料にしよう、今度投票するときの材料にしようとしているのは、買収をするのは何の党が一番多いのかということを端的に数で示してもらうことが選挙の啓蒙の上でも非常にいいと思うんです。また、各党派がいろいろ反省なさる上にも非常に大事なものだと思うんです。そこで警察並びに法務省……

第74回国会 内閣委員会 第3号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○内藤功君 先ほど来、給与の口座振り込み制の問題について政府並びに人事院からいろいろお話がございましたが、この制度をとれば非常に便利であるとか、それから職員の承諾、同意を得ているから問題がないとか、大体この域を出ない法律論のように承っておったのであります。私は、まずこの口座振り込み制の問題について、それが便利だからとか、労働者のほうの承諾を得ているから問題なかろうというような議論では、これにからまる法的ないろんな疑義が十分解消できておらないと思いますので、しかと見解をお確めしておきたいと思うのであります。  まず、これは諸外国でも、イギリスをはじめとする各国で現物給与制が十九世紀から禁止をされ……

第74回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、質疑にわたらない範囲で、この際、大臣に申し上げておきたいことがございます。  この問題は、十月三十一日の参議院内閣委員会において、いわゆる事前協議条項にいう核弾頭の持ち込み、こういう概念の中に、核積載軍艦のわが領海の通過が含まれるかどうかという問題について論議されたところであります。しかるに、この本日の政府の見解は、これにまともに答えていないということを最初に申し上げておきたいと思います。  それから第二点としては、政府の解釈が、昭和四十三年の衆議院予算委員会及び衆議院外務委員会、それから予算委員会の分科会、これらの討論においては、特にいまの総理である、当時の外務大臣三木武夫……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 議院運営委員会 第22号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、まず次の理由によりまして、福田自治大臣問責決議案を本会議にぜひとも上程すべきであると考えます。  以下、簡単に理由を三点にわたって申し述べます。  第一点は、民主主義と言論の自由を抑圧する反民主主義的公職選挙法改悪案を、多くの国民の反対にもかかわらず国会に提出し、審議時間を不当に制限し、衆議院に引き続いて参議院でもこれを強行的に採決せんとしておる、この責任者であるということ。  第二に、福田自治大臣は、審議において誠実な答弁をなさず、また、国民の自由にかかわる重大な問題についても、しばしば事実上答弁を拒否されるなど、憲法六十三条に抵触する答弁拒否の行為をなしておられる。また、……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1975/06/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は日本共産党を代表して、わが党国会議員団提出による公職選挙法の一部を改正する法律案並びに政治資金規正法の一部を改正する法律案の提案理由とその改正点の要旨について御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案について申し述べます。  そもそも、選挙制度は議会制民主主義の根幹をなすものであり、主権者たる国民の意思をいかに正確に議席に反映させるかを保障するものでなくてはなりません。  日本共産党は、公職選挙法第一条に明記されるごとく、「その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によって公明且つ適正に行われること」を実現するため、本改正案を提出した次第であります。  昨年行わ……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○内藤功君 私はまず機関紙号外の問題について御質問したい。  機関紙号外のうち選挙に関する報道評論を掲載したものとしからざるものを分けて、前者を禁止し、掲載行為などを処罰をする、こういう改正案であります。  そこで、選挙に関する報道評論でないものは何かという問題。六月の十八日福田自治大臣はこの選挙に関する報道評論でないものを二つ挙げた。一つは地方の選挙でもって防衛外交など、国政レベルの問題を〇〇党の政策として掲載しておる場合、もう一つは、自由主義、民主主義という思想上の論争や経済、福祉などについての従来からの政策を掲載している場合が挙げられると、こういう答弁であります。  そこで、まず伺いたい……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1975/06/25、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に資料要求の問題について発言したいと思うんです。それは六月の二十日の本委員会において選挙に関する報道評論というのはいかなる範囲かと、その認定権を持っているのはだれかという点に関して、政府側はこの認定は司法当局、一次的には警察当局にあるという答えです。それでは警察の中で第一線警察官の職権の行使の基準を書いてある文書があるはずだ、つまり選挙関係質疑回答集というものが、これがあるはずだと、これをこの委員会に出すようにということを要求をして、その後の理事会で委員長がこの問題を警察庁当局に要求することになった。委員長の手元に警察庁からA4判だそうですが、この選挙関係質疑回答集というものが……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1975/06/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、私からも一言。
【次の発言】 すでに委員長が理事会を運営する、委員会を運営する場合には、各党の理事の意見をよく聞いて、そうして十分に意見を聞いて進行するというようにということを先日私は理事会で委員長に懇々と申し上げたつもりです。すでに、そんなにたくさんの日にちがたってない。だのに、きょうのやり方は、われわれ理事には何のお諮りもなく、突如理事会を休憩しますということを宣告された。何のことかわからない。ちゃんとこの理事会の協議事項には、一が委員会の運営、二が視察に関する件、休憩なんというのは全然書いてないです。こういうことはわれわれに一言相談してくれれば、道理のあることだったら……

第75回国会 内閣委員会 第3号(1975/03/13、10期、日本共産党)

○内藤功君 寒冷地手当の問題につきまして、まず人事院にお伺いしたい。  この基準日以後に職員となって寒冷地に在勤するということになった人に対しても、寒冷地手当を支給するようにすべきであると思うのです。この対象者の数は、計算をしてみると、そう多くはないので、恐らく予算上の措置もそう困難ではなかろうと思います。また、特に私どもの方にはこれらの人たちからの切実な要望が出ております。燃料費、衣料費、あるいは家屋修繕費というものの必要性は、こういう人たちであっても全く同じです。かえって切実度は大きいと思うのです。さらに公社、現業の方ではこういった方に対しても支給をしているとのことですが、一体どうか、この……

第75回国会 内閣委員会 第4号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 文部大臣に、まず幼稚園の教員の問題についてお伺いしたいと思います。  最初にお伺いしたいことは、この人事院勧告の中でも、幼稚園の教員については、今回国立公立を問わず手当の対象から除外をされておるというような措置をとられていますけれども、幼児教育、人間の成長の基礎をつくるのは幼児教育、この重要性はもう申すまでもないと思います。文部省としては、就学前教育といいますか、この幼児教育について、基本的にどういうお考えを持ち、またその中での集団教育施設である幼稚園というものについて、どういう位置づけを持っていらっしゃるか、これをまずお伺いしておきたい。

第75回国会 予算委員会 第4号(1975/03/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 関連質問。  いま議論されていますのは、憲法と地方自治法に関する重要な論議でございます。ただいまの御答弁では渡辺議員の質問にまともに答えていることにならぬと思います。憲法十四条、これは人種、信条、性別、社会的身分または門地によって人は政治的、経済的、社会的関係において差別をされないという、人間は皆平等だという大原則でございます。また、地方自治法十条は、地方の住民は地方公共団体の役務を等しく受ける権利を有すると、これも憲法に基づく当然の条項であります。  そこでお伺いしたいのは、一般行政たると同和行政たるとを問いませず、保育所にお子さんを入れる、幼稚園に入れる、小中高校に入れる、ある……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/03/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に、前総理大臣田中角榮氏のいわゆる金脈、人脈問題の一番大きな問題でありました税金の件について、先ほどもお話が出ましたように、追徴金というものを支払うことで田中個人の税金問題を解決するという方向が出ておるようであります。  そこで、まず大蔵省にお伺いしたいのですが、いままでの田中氏に対する調査の過程で、田中角榮氏本人を呼んで事情聴取、お調べをしたことがありますか。また田中氏関連会社の取り調べの中で、田中氏自身をお調べになったことがあるかないか、この点をまず確かめておきたい。
【次の発言】 今後はありますか。
【次の発言】 実は、この田中角榮さんの管轄税務署は、私の管轄税務署と同じ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 内閣委員会 第2号(1975/11/06、10期、日本共産党)

○内藤功君 あなたが召集を受けて昭和十八年に出られたときお子さんは何歳と何歳だったんです。
【次の発言】 あなたも当時は三十を超えたばかりぐらいのときですね、三十二、三ですね。そういう方、つまり家庭を持っていて乳飲み子を持っておられる方もおるだろう。お子さんを置いて出てきた方はさっきの三百八十人の中で何人くらいいたか、もしわかれば。
【次の発言】 もう一つだけ伺います。  あなたが、そうすると、宿毛の県立病院をやめられたときの一時金というのは、これはさっき金額言われましたが、そこで働かれた六年間の分だけということですね。
【次の発言】 あなた方の気持ちとしては、非常な御苦労された外地での抑留期……

第76回国会 内閣委員会 第8号(1975/12/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 去る十一月の二十五日に、「むつ」総点検・改修技術検討委員会の第一次報告というのが出されましたが、原子力船第一船である「むつ」の開発計画も含めて、まず今後の原子力船の開発の将来的な見通しということについて、概括的に技術庁長官にお伺いしたいと思っております。
【次の発言】 いま、ことしの三月と言われたが、これは五月ですね。ことしの五月にニューヨークで国際会議が開かれた。原子力商船に関する国際会議ですか、これが開かれた。そして、日本からも代表が行ったらしい。この会議でも、いまから十年後、一九八〇年代の後半におきましては原子力船時代が来るということがそこで議論をされた、そういう確認になった……

第76回国会 予算委員会 第5号(1975/11/04、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、共産党を代表しまして、国民の生活の問題、政治姿勢の問題、安保、外交、防衛の問題につきまして、三木内閣の所見をただしたいと存じます。  まず、政府は石油業界の赤字などを口実として最近ナフサ、C重油の値上げを指導し、さらに灯油やLPガスなどの値上げを計画していると言われております。しかし、これから冬の寒い時期でもあり、少なくとも家庭用の灯油、LPガスを初め、学校、病院、福祉施設で使う石油は昨年並みの水準に据え置くことが、現在のインフレ、不況下で国民生活を守る上で重要な事柄であると考えておりますが、この点どうお考えになりますか。十月の二十九日に、通産大臣は、日本共産党のこの点の申し……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/11/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 じゃあ、簡単に関連質問をいたします。  通産大臣にお伺いいたします。細部にわたって政府委員からお答えになっていただくことは構いませんが、通産大臣にお伺いしたい。  いまの質問の中であったいわゆる輸出の三原則というものは、これは憲法の趣旨から出てきたものだと、これは国会の答弁でもしばしばなされておる。そこで、通産大臣が、外国に戦争の火種かあったときに、それを求めむさぼるように日本の企業が人殺しの武器を輸出をしないというのが、この三原則の趣旨だと思うんですね。この運用について、いままで、たとえば田中角榮元通産大臣は、鉄かぶとであっても軍隊の用に使う場合には、これはここに言う武器であると……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後1号(1976/05/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 外務大臣にお伺いしたいと思いますが、外務省としては、このロッキード社から航空機の売り込みに関しまして日本政府を含む幾つかの国の政府に金が送られているというこの事件が存在しているということを初めて知ったのはいつですか。
【次の発言】 八月二十五日のプロクシマイヤー委員会では、答えの中には日本という名前が出てきていなかったということですか。それともプロクシマイヤー委員長などの問いにも一切このジャパンというのは出なかったという意味ですか。そこを正確に。
【次の発言】 いま局長が言ったように、日本という名前は答えには出てきてないけれども、プロクシマイヤー委員長の質問の中で、ロッキード社は日……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後6号(1976/06/16、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に法務大臣に。いまロッキード事件の刑事責任の追及のポイントは、何といってもロサンゼルス連邦地裁における嘱託尋問、この問題が一つあると思う。そこで、法務省にお伺いしたいんですが、この嘱託尋問は、コーチャン氏らの尋問は何日ごろから始められる見通しですか。現地の検事からはどんな報告を受けていますか。
【次の発言】 これは刑事局長に伺いますが、アメリカの訴訟法上は、こういう場合に、抗告を証人側が申し立てたという場合には、訴訟法上何日ぐらいまで許容期間があるか。また、その期間を連邦高裁の側で短縮することができるか。これは余りこれが長引きますと、四十八年六月から七月ごろのこの賄賂事件が時効……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後8号(1976/06/24、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず私どもは、対潜哨戒機――いま問題になっておる大型のP3Cクラスの対潜哨戒機は日本の安全にとってこれは不必要であり、かえって憲法の立場、国際関係の立場あるいは軍事技術的な立場に立ってみても不必要であり、非常に国の財政を圧迫するも一のだと、何しろ一台六十億円、国産にすると倍かかるとして百二十億円、百機購入するとして六千億から一兆二千億かかるというものですから、こういう立場をとっております。あなたと結論を同じくする点があるのかもしれませんが、まず立場の点を最初に申し上げてから御質問に入りたいと思います。  先ほどの林田委員の御質問に対して、あなたは大型対潜哨戒機、P3CやPXLという……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後11号(1976/06/30、10期、日本共産党)

○内藤功君 先ほどの御証言で、前装備局長の蒲谷さんの路線をそのまま踏襲していきたいという記者会見をやられたいというお話でした。そこで、あなたが装備局長に就任された際の引き継ぎの中では、次期対潜哨戒機の基本設計を含む開発についてはどのような引き継ぎがなされましたか。
【次の発言】 そうしますと、昭和四十七年度の予算要求で非常に御努力をなさったという証言でありますが、このPXLの基本設計を含む開発要求を四十七年度予算に含んで要求をされたと。当時の状況としては、この基本設計の予算が通れば、この次はいわゆる装備品の制式に関する訓令というやつで、防衛庁長官が技術本部の部長に何というか命令を出して、基本設……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後14号(1976/07/13、10期、日本共産党)

○内藤功君 最初に法務大臣と、国税庁、来ておられますね、お伺いしたいと思いますが、小佐野賢治とその関連企業に対する捜査あるいは調査はやっているのかという問題であります。  小佐野は、アメリカの上院チャーチ委員会のコーチャン証言でも、児玉とともに真っ先に名前の挙げられた人物であります。児玉とともに真っ先に捜査、調査の対象となるべきであることは、これは捜査の常道からいっても当然だと思う。コーチャン証言では、「我々は小佐野氏にも売り込み戦略について相談した。例えば、わが社の製品の特徴をどう売り込むか、だれに会うか、またそのようなことで紹介状をもらったりとかいうようなことだ」、それから「日本社会のシス……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後24号(1976/08/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 昨日、田中角榮前総理が保釈で釈放されたわけであります。検察側当局としては、あくまで罪証隠滅のおそれありということで、この保釈申請には不相当の理由をつけておる。しかも、その不相当の理由は罪証隠滅のおそれがあるということであります。ところが、保釈の決定が昨日午後東京地裁であった。これに対して検察側は、罪証隠滅のおそれがあるというならば、一つ合法手段が残っておったわけですね。それは準抗告を行って、そうして身柄をもとにしておく、身柄をとどめておく、これで証拠隠滅は防げるわけです。ところが、それをしなかった。これはやっぱり重大な責任があると思うんです。ただ、もう出ちゃったんだから、出ちゃった……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後28号(1976/09/07、10期、日本共産党)

○内藤功君 ロッキード疑獄というのは明治以来の最大の規模の疑獄、アメリカと日本と韓国にまたがっておる、元戦争犯罪人、右翼、さらにCIAというようなものも絡まっておる。さらに、戦後の三十一年の金権政治というものが絡まっているという点で、規模の大きい疑獄だと。  いまわれわれの仕事は、歴史始まって以来初めて、まあ大げさに言えば、刑事責任を問われないが、なおかつその政治的道義的責任の追及のために、重要な関係者の氏名とそのかかわり合いというものを国民の前に国会の力で発表して、そしてそこで政治的道義的責任の追及と、将来同じような事件が再発しないようにしっかり固めておくということが任務だと思うんですね。ぼ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後29号(1976/09/10、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、法務省に伺いたいのですが、刑事局長、先ほどの御答弁で、橋本登美三郎及び佐藤孝行について本日勾留期限が満期なので何らかの処理ということを言われましたが、これは公訴の提起という意味に理解をしてよろしいですね。それから、公訴事実は、基本的には逮捕令状の記載の被疑事実が基本的に認められて公訴の提起をする段階に至ったと、かように理解してよろしいですね。
【次の発言】 このように、全日空関係の捜査、起訴というものはいろいろ問題をはらみつつも進んでおるんですが、もう一つの軍用機の問題、PXL、P3Cにかかわる問題につきましては、これはその陰でこのままに終わってしまうんじゃないかと、何かやっ……

第77回国会 運輸委員会 第4号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、この法案の提案説明によりますと、海上災害の防止と海洋汚染の防止という二つの目的をもって新たな改正を行う。まあ名称も「及び」という言葉でこの二つをつなげておるようであります。私の疑問とするのは、今日この海上災害の防止というのが非常に重視をされている。この時期において海洋汚染というものの防止と海上災害の防止という二つの目的、これは関連があると言えばあるんだけれども、その二つの目的を形式上一本の法律にまとめた理由についてお伺いしたいと思うんです。  先ほど同僚議員の御質問に対するお答えの中にも多少は出ておりましたが、もっと端的に言いますと、この海上災害の防止という問題についてはやは……

第77回国会 運輸委員会 第5号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○内藤功君 日本は四面を海に囲まれている国であります。私どもとしても港湾の整備そのことについて少しも異論があるわけではない。ただ、今度の五カ年計画なり、あるいは改正法案なり、あるいはこれの予算の裏づけなどに貫かれている考え方を見ると、私どもの言っておるつり合いのとれた港湾の整備という面から非常に問題が多いと思うのです。私はこの面で一番問題が多いのがこの離島の港湾の整備の問題じゃないかと思うのです。伊豆七島へも私はしばしば行っておりますが、やはり島民の人たちから一番出る要求の一つがこの離島の港湾問題であります。  そこで、まず五十一年度予算について伺いたいんですが、離島振興法に定められた離島の港……

第77回国会 決算委員会 第6号(1976/05/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 質問の機会を得ましたことを感謝いたします。  私はロッキード問題の最大の焦点、一兆円の商戦といわれたPXL対潜哨戒機の売り込み問題についてまず質問をしたいと思うんです。この質問の視点は、一つはT2、FST2改というものが国産化の道を歩みながら、田中前総理などによりまして、突如輸入の方向へ一たん逆転をする、そうして四十七年十月九日にまたそれが田中氏の裁断で国産に戻され、それと引きかえにPXLの白紙還元となる、この経過に関してであります。第二は、白紙還元とともに時間をかせぎながら、P3Cの導入の方向に進んで、特に防衛庁高官などに対する各種の工作をはらみながら、P3Cリリースオーケーの回……

第77回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1976/05/10、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず定数是正の問題について、福田自治大臣。日本の最高裁はめったに違憲判決をしない、一般の学者のこれは一定の批判があります。違憲の法令についても、学界では違憲論が多くても、憲法に違反するという判決はめったにこれ出しておりません。三度目だと言われている。一回目が尊属殺の違憲判決、二回目が薬局の距離ですか、に関する判例、そしてこの三番目が今度の判決であります。そういう最高裁でさえ史上三度目の違憲判決をこの定数不均衝についてあえて行った、これはやはりよほど重大な違憲の事態と最高裁が見たためだと思うんです。  まず最初に、これは前の質問者も聞きましたが、最初でありますから、自治大臣に、この判……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/04/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 関連。
【次の発言】 いま法務大臣は今後の立法の検討を約束されましたので、鋭意これの努力を要望する次第でございます。  私は関連質問として、情報の自由、知る権利という問題について総理並びに法制局長官にまず御質問をしたいと思うのであります。  いま国民が、このロッキードの論議を通しまして一番関心持っているのは、国民の政治に対する知る権利というものが脅かされているじゃないか、無視されているじゃないかということだと思うのであります。知る権利というのは、これは世界の人権宣言、あの人権宣言の十九条にはっきりうたわれておるのです。言論、表現の自由というものは、その言論、表現を行う自由だけではな……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、日本共産党)

○内藤功君 質問に入ります前に、私は、ただいま行われた採決については、私どもは本来国会の場で討議、論議すべからざる判決の内容の当否、これに関する資料要求は許されない、憲法違反の不当な措置であるという考え方をはっきりと申し上げて、厳重に抗議をしておきます。  そこで質問でありますが、まず本論に入ります前に、植木総務長官と坂田防衛庁長官にお伺いしたい。  さきの四月二十七日の本委員会でわが党上田委員が、植木総務長官については、総理府時代の内閣調査室の文書に「連絡すべき外国機関」としてCIAの名前が明記されておった、この問題について調査の結果を報告されたい。  もう一点、坂田防衛庁長官につきましては……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 運輸省は造船各社を呼んで事情聴取、ヒヤリングを始めて操業短縮の勧告案を示す予定だということが報道されておりますが、この事情聴取はすでに開始しておるのか、あるいは近く始めるのか、またそれに対する運輸省がどういう考え方で臨んでおるのかという点をまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、三つのランクに分けて、それぞれ操業短縮の目標を示した勧告案を出す、こういうことも言われておりますが、そういうお考えですか。
【次の発言】 その三グループにどのような所要の措置を講じられようとしているか、その点を具体的にちょっと説明してください。

第78回国会 運輸委員会 第3号(1976/10/14、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本航空の業務の問題に関連しまして、日本航空の国際線におけるお客さんに出す機内食、食事ですね、それから日本航空の乗務員の海外における宿舎の問題、それから日本航空と国際興業との間のホテルブロック契約、この三点の問題についてお聞きしたいと思うんです。  私は、この質問は、ロッキード事件で大きな疑惑を受けている小佐野賢治との関係をきっぱり清算をするということが、いま政治姿勢としても非常に大事であり、また国民からも要求されておるし、日本航空に働く人たちからも要求されているということで非常に大きな問題だと思うんで、そういう観点から質問をしたいと思うんです。  航空局長に伺いますが、まず……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/10/22、10期、日本共産党)

○内藤功君 この国鉄二法案に対しては、わが党は十月七日に、「国鉄を民主的に再建する道」と題する三つの大きな柱からなる政策を発表いたしました。この対案に基づいて、このような二年連続一年間五〇%以上に及ぶ大幅な運賃の値上げ、これには強く反対し、また、このような運賃値上げを繰り返してきた国鉄財政に深くメスを入れて民主的な転換を進めること、そうして第二番目には、大企業本位でなくて国民本位の輸送力の増強政策に転換をすること、そうして三番目には、こういう転換を保証するための国鉄の管理、運営の民主化を行うということ、こういう三つの大きな柱による具体的な対案を発表しております。以下、私はこの二法案に関連する質……

第78回国会 運輸委員会 第6号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず私は、石田運輸大臣が先日民間放送の記者会見で国鉄の問題に答えられた中で、昭和五十二年度の値上げの問題について触れて発言をされたように伺っております。昨年末に決定された政府の閣議了解との関連で、一体これは真剣に石田運輸大臣が発言されたことなのか、あるいは、いわゆる選挙戦を前にしての発言ではないかという見方も一部に行われているようなんで、まずこの大臣が二年目で値上げの問題については消極的な趣旨の御発言をされたこの真意について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 この二年連続の値上げが仮にやられるとした場合どうかということは、この間の七十七国会の衆議院運輸委員会で、わが党の三浦委……

第78回国会 運輸委員会 第8号(1976/11/02、10期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、大分長時間にわたりますが、このまま続けていっていいんですか。――大分お疲れのようですが、よろしいですか。
【次の発言】 昭和五十年度末で累積赤字三兆一千六百億円、長期債務残高が六兆七千七百九十億円、こういう重大な破綻を来したこの責任は一体どこにあるか。私どもは、これは昭和三十九年から赤字になっておる、この三十九年からずうっと政権を担当しておるのは、ほかならぬ自民党政府でありますから、この自民党政府の責任だと、しかも、この赤字の責任は深い、非常に遠いところにある、そういう失政の積み重ねが今日の破局をもたらした。しかも、この破局に至るまでに、わが党はもちろん各党、さらに国鉄内部……

第78回国会 運輸委員会 第9号(1976/11/04、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、三木総理にお伺いをしたいと思うんです。  六兆八千億に上る長期債務、さらに三兆一千億に上る累積赤字、こういう事態に至らしめた歴代政府の責任と、それからそれを深く政府として反省をしておるかどうかという問題が、まず総理にお伺いしたい点であります。  民間の会社ならこういうことは許されないということが国鉄の論議でよく言われますね。民間の会社でしたら、これだけの債務、国家予算が二十四兆円なんですから、そのうちの七兆円というような長期債務を出したようなケースについては、この債権者の追及というのは非常に厳しいものです。まずこの企業をつぶすのか再建するのか、本気で再建するのか、頭を百遍ぐら……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/05、10期、日本共産党)

○内藤功君 関連。  自由と民主主義に対する三木内閣の姿勢がいまの盗聴器の問題でまさに問われておると思うんです。  私は一点だけにしぼりまして、北辰電機、日産自動車など、いわゆる民社党一党支持の同盟系の組合において、会社と結託をして、共産党支持者など、自分たちと考え方の違うことを理由に、一人に十数人が寄ってたかっての集団的な暴行傷害を加えている。この問題について三木内閣の閣僚各位の政治姿勢を問いたいと思うのであります。  これは多くの事実が明らかにされております。いま言った二つの会社のほかにも、たとえば日立武蔵であるとか、あるいは芝信用金庫であるとか、多くのものがいま摘発されております。ちょう……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 決算委員会 第5号(1977/04/27、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、運輸省と会計検査院に対しまして、日本航空のリベート問題及び同社に関係する外一件、もう一件の問題について質問をしたいと思います。運輸大臣は初めて聞く話が多いと思うんですが、よくひとつ聞いておいてもらって、後であなたに大きなところから聞きますから、あらかじめ申し上げておきたいと思う。  その日本航空の問題そのものに入ります前に、今度は海の方でありますが、海の運賃のことをちょっと引き合いに出すわけなんであります。これは航空局長にお聞きしたいんですが、海運の運賃の決定は届け出制ですね。ところが、航空運賃の決定は認可制であります。そうむずかしく考えなくていいんですが、航空運賃の方が海よ……

第80回国会 社会労働委員会 第5号(1977/03/10、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、安宅産業と伊藤忠の業務提携、それから会社合併という問題に関連をして、労働問題として労働省当局はどのように認識をし、またこれからの対応を考えておられるかという点についてお尋ねをしたいと思うんです。  この安宅産業と伊藤忠の業務提携それから合併ということが言われていますが、私はいろんな資料をずっといままで調べてみた、社内の文書もずっと調べてみましたが、いわゆる会社間の合併というような実態よりも、これはもう被合併会社である安宅産業をいろんな部門別に、たとえば鉄鋼とか化学とか建材とか繊維とか、あるいは工作機械とか不動産とかいういろんな部門がありますが、部門ごとにばらばらにして解体して……

第80回国会 社会労働委員会 第6号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○内藤功君 本年度の春闘、まだ民間企業にはたくさん未解決の企業がありますから、山を越えたという実感はまだ出てこないのですが、しかし、ある意味では、今月の半ば過ぎからJC四単産に対する賃金回答、それから私鉄の賃金交渉、そうして昨日の公労協に対する調停委員会の見解、こういうことで、一つの山はここで越えたという見方ができると思うのです。  それで、大臣はこの経過に担当閣僚としてずっと携わってこられた責任者の一人であります。私は、今度の春闘は、八%以内に消費者物価の上昇を抑えるという政府の目標にもかかわらず、これが九・二%ということになってしまった。そういうところで、これから健保の値上げもある、公共料……

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/26、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず、歯科医療問題についてお尋ねをしたいと思います。特に私は子供の虫歯の問題、非常にいま深刻な問題の一つでありますので、この点にしぼってお考えをお伺いしたい。  厚生省の方からいただいた数字によりますと、虫歯の有病者総数の率、これはたとえば一歳から十五歳未満の人について言うと、昭和三十二年が六六・一%である。三十八年に五八・三%に戻ったんですが、四十四年―五十年とずっと上昇傾向にあって、五十年の数字を入れますと六二・五五%、こういうふうな状況ですね。それから、一人平均の虫歯、これは一歳から十四歳までの数字をずっと見ましても三十二年、三十八年、四十四年、五十年と、ずっと総体として上昇……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 最近、私どもがいろいろ見聞きする中で、職業安定法の四西条違反、それからそれに関連をして労働基準法の六条違反、二十四条違反、こういう事案が大分ふえているようであります。一ころは造船関係でありましたが、いまはたとえば民間放送、テレビの部門、あるいは国際的な航空会社ですね、こういうところでふえておる。これはどういうのかというと、大体お調べだと思いますが、親会社と下請会社とそれから下請の労働者というのがあって、親会社と下請会社の間は請負契約、下請会社と労働者の間は雇用契約になっておる。そして、その下請の労働者が親会社に何というか派遣をされているという形なんです。ただ、実際親会社の中ではもう……

第80回国会 社会労働委員会 第10号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○内藤功君 いま、内田委員からも問題が提起され、委員長の方からもさらに問題を深める必要があると言われましたが、今度の守秘義務及びそれに伴う罰則の問題は、非常に重大な内容があると思うんです。  まず伺いたいのは、いま刑法改正草案が審議されておる。私は刑法改正草案の中の企業秘密漏示罪の規定に反対であります。反対でありますが、この刑法改正草案の企業秘密漏示罪の条文よりも、今度の労働安全衛生法の条文はもっと悪い。なぜかというと、さっきも指摘されたように、刑法の改正草案には「正当な理由がないのに」というのがあるんだが、こっちの方にはない。さっき聞いていると、いや、「正当な理由がないのに」と書いてなくても……

第80回国会 社会労働委員会 第11号(1977/05/24、10期、日本共産党)

○内藤功君 本年は被爆三十二年目に当たる年であります。被爆者の方の援護と核兵器の廃絶をめざす運動の統一も、国民の悲願によりまして実現されつつあります。また、ことしの八月には、国連の非政府機構による国際シンポジウムが開催をされる。来年には、国連の軍縮特別総会が開かれる。こういう状況の中で、被爆者の方々は、一つには、原爆投下によって起きた被害に対して国は責任をもって償いをしてほしい。補償をしてほしい。二つ目には、被爆者の体、暮し、心の苦しみに対する保障をしてほしい。そして三つ目には、将来にわたって広島、長崎を繰り返させない平和の保証をしてほしい。こういういわば三つのホショーを求めて切実ないろいろな……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/05/26、10期、日本共産党)

○内藤功君 議事進行についての発言をお許しください。  実は、本日審議される労安法の改正案、非常に関心の高い法案であることは委員長も御存じのとおり。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)それで、きょう私のところを通しまして、この審議を傍聴したいという人がかなり来ておるわけなんです。ところが、いま見るというと、いない。これは、委員長のサインがあれば入れると思うんですが、やはりこれ重要な法案でありますから、せっかく私を初め各委員が質問をするというときに、傍聴人がいないところで質問して、途中で入ってくるということはやっぱりよくない。せっかく来ているのでありますから、私のところへさっきあいさつに来たんですよ、……

第80回国会 社会労働委員会 第13号(1977/06/09、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は政府提出の法案並びに自民党より提出の修正案に反対し――まだ提出していないですか。
【次の発言】 私は日本共産党を代表して、政府提出の法案に反対し、守秘義務条項及び罰則規定を削除する内容の修正案を提出いたします。  私は第一点として、このような守秘義務条項及び罰則規定は、医師、科学者その他の関係者が労働者の労働災害、職業病や国民の健康を守る上で、やむにやまれぬ正義感から事実を明らかにしたり、論文を書いたり、報告や講演をしたりあるいはマスコミの取材に応じたりする行為も含めて禁止、処罰の対象とするおそれがあるということを深く憂うるものであります。このようなことは、憲法に定める言論、表……

第80回国会 内閣委員会 第12号(1977/05/15、10期、日本共産党)

○内藤功君 五月の十四日の経過をもちまして、沖繩公用地等の暫定使用法の二条に基づくアメリカ軍の基地、自衛隊の基地などに対する使用権原がなくなった。直ちにこれを遅滞なく返還しなければならぬ、原状回復しなければならぬ。本朝米同僚議員からこの点を質問されて、政府側は、法文上は確かに返さなくちゃいかぬ、原状回復をしなけりゃいかぬ、こういうことを何回も認めております。ならば、すぐやるべきなんです。返還の義務と原状回復義務だけでしょうか。その土地を使用しないと、こういう義務も負うことになると思うんですが、法制局長官どうでしょう。
【次の発言】 法文に書いてあるのだけではなくて、使用権原がなくなるという法律……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、10期、日本共産党)

○内藤功君 ことしの五月の十五日午前零時をもって、この暫定使用法の二条の期限が切れた。そして、四条に基づいて米軍の基地や自衛隊の基地などを返還するという、そういう義務が明確になったわけです。このことは、十五日以来の当委員会の論戦、さらに五月の十五日に出されました政府のいわゆる統一見解、この統一見解というのは、当日ここにおられた数名の方がおつくりになったというもので、統一見解と言うにふさわしいかどうかは問題があるが、当日出された見解、これでも、十五日以降においては第二条による国の使用権原はなくて、そうして四条の返還義務があるということを明確にうたってある。問題はその次であります。いま政府側の御議……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、日本共産党)

○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十一年度補正予算三案に対して反対の討論を行うものであります。  不況の長期化とインフレ、物価高によって、勤労者、中小業者など国民大衆の生活と営業は極度の苦しみを味わっています。中小企業を中心とする企業倒産、完全失業者数も約百万台を続けています。二けたに近い激しい物価上昇により、勤務者世帯の実質収入は長期にわたって前年を下回り、老人の世帯、生活保護世帯、さらにきょう参考人がお話しになった母子家庭などの生活は、さらに困難を加えております。  わが党は、昨年の十一月、日本経済再建五カ年計画を発表して、大資本優先の従来型景……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○内藤功君 本論に入ります前に、大蔵大臣と運輸大臣に一つだけお伺いしますが、鉄道新幹線の凍結解除、五つの新幹線の凍結解除の問題についてどういうふうに考えておられるか、まずこれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 国の財政が第一ですから、参議院選挙対策というような観点で国の財政が間違ってはならぬと思いますが、どうです。
【次の発言】 本論に入ります。  まず、行政機構改革についての政府の基本的な考え方を官房長官に伺います。
【次の発言】 特殊法人の新設改廃についての政府の考え方を官房長官と行管長官に伺います。
【次の発言】 行管長官に伺いますが、特殊法人の数は最近十年間でどのように変わってお……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/04/16、10期、日本共産党)

○内藤功君 委員長、関連。
【次の発言】 これは自治大臣にお伺いしたいと思うのですが、いまお話が出ました、旭川の第二師団の管内で一軒一軒に配られた文書というのはこれなんです。  まず四つございまして、いいですか、一つはこのあるお方ですね。この方のリーフレットです。前防衛庁長官の推薦の言葉がございます。そして、政界に送り出すことを推薦すると、当選を得しめる目的です。それから二番目が寄付金、選挙のための寄付金の募集の振替伝票。それから三つ目が推薦なさるお方のお名前を書いた推薦人名簿と、そして、同じく後援会会長坂田道太と書いてありますが、この方の募金のお願いです。よろしいですか。そして最後に、四つ目……


内藤功[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院10期)

内藤功[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会公聴会 第1号(1975/06/28、10期、日本共産党)

○内藤功君 八人の公述人の方々全員に伺いたいんですが、遺憾ながら時間の制約がありますので隅井さんにお伺いしたいと思います。私の後から橋本委員の方からまた質問があるかもしれませんが、隅井さんには二点お伺いいたしたい。  今度の公職選挙法並びに政治資金規正法改正案の一番大きな問題点は、一つは選挙期間中の言論規制の問題、もう一つは、「政治活動を行う団体」という概念の創設であると私は思います。その第一点の選挙期間中における新聞紙、雑誌の制限について御質問したい。政府側は、労働組合の機関紙なども選挙の期間中選挙に関する記事を載せるとこれは無償で配れなくなる、百四十八条の二項、有償でやるものとするという改……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1976/10/29、10期、日本共産党)

○内藤功君 清水公述人に若干お伺いしたいと思います。  まず、運賃法定主義の問題でございます。  財政法三条の特例法などができた時代と比べて、国鉄の独占性というものが著しく薄れたということが強調され、私はことさらにという感じもするんですが、強調され、運賃法定主義の功罪のうちの罪の面が非常に今日強調されている向きもあると思うんですが、私はやはり問題を全面的に見ると、特に、国民生活を相次ぐ高物価から防衛するという上での機能的な役割りというものも見ていかなくちゃいかぬのじゃないかというふうに思うんですね。  法律家的な言い方をしますと、憲法の八十三条以下に決めている財政民主主義というものに、この制度……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本共産党)

○内藤功君 二点ほどお伺いをしたいと思うんですが、一つは、先生の本論に入られる前に、パートタイマー、臨時作業員の方の雇用対策の確立も重要な福祉政策の一つと理解しておられると、こういうお話です。私どももこのパートタイマー、これは特に婦人に多いわけですね、臨時作業員、この雇用対策をどう確立するべきかということを非常に考えているわけですが、先生の具体的な御提言がありましたらお伺いしたい。たとえば、いま議論されています最低賃金法の改正問題ですね、そういう中で、こういう方にも適用するんだということをはっきりいまうたうという問題も一つの問題だろうと思うんです。労働基準法の諸権利の中で、できるだけの保障をこ……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本共産党)

○内藤功君 まず外務省と図書館長にお伺いをいたします。  それはアメリカにいまあります国立公文書館、ここに包蔵されておりますGHQ関係の資料であります。私は昨年の三月から四月にかけまして渡米をして、このワシントンDCの国立公文書館、それからしてメリーランド州のスートランドにあるナショナル・リコーディング・センター、ここに参りましていろんな資料を見てまいりました。まあいろんな資料があるわけです。たとえばいまの日本の憲法ができるときのいろんなGHQからの連絡資料、それから日本の最高裁判所以下のこの裁判制度をつくるときのいろんな経過、それからまた、民法というものを新しく改正するときの資料、農地改革や……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○内藤功君 信用金庫に対する大蔵省の指導監督問題について御質問したいと思います。  信用金面は、中小業者あるいは庶民の一般勤労者の金融機関として、国民生活に非常に近いところにある金融機関として、これらが健全な経営をやり、また、その中小企業や勤労者のための金融機関としての奉仕の姿勢を持つということが非常に大事だと思うんですが、この点についての大蔵大臣の基本的なお考えをまず最初に承っておきたい。
【次の発言】 そういう前提での大蔵省の指導監督がどのように行われているかという問題の一例としまして、東京信用金庫の問題をきょうは取り上げたいと思うんですが、警察庁にお伺いしたいんですが、東京信用金庫の中井……



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データ更新日:2022/12/18

内藤功[参]在籍期 : |10期|-11期-13期-14期
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