神谷信之助 参議院議員
10期国会発言一覧

神谷信之助[参]在籍期 : |10期|-11期-12期-13期-14期-15期
神谷信之助[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは神谷信之助参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

神谷信之助[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第19号(1975/06/30、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、日本共産党を代表して、ただいま報告された「地方財政の状況に関する報告」及び、それに関連する政府の地方財政対策について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、今日の地方財政をめぐる基本問題についてであります。今日、地方財政は昭和二十八年から三十年にかけて全国を巻き込んだ赤字団体転落の時期、四十年不況の時期に続いて戦後三度目の深刻な事態に直面しているのであります。しかも、今回の危機は、高度成長政策の完全な破綻と不況・インフレの長期化によって、とうてい一時的な危機でとまり得ない点、さらには住宅、交通、公害を初めとする都市問題や、異常なまでの人口急増、過疎問題の激化など、……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第18号(1975/12/24、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案について、反対の立場を表明し、討論を行うものであります。(拍手)  わが党は、本法案の重要性にかんがみ、一貫してその徹底審議と公聴会開催を主張してまいりました。しかるに自民党は、衆議院はもちろん、参議院でも国会法を無視し、 また、わが党の参議院規則第六十一条に基づく文書申し入れをもついに無視したのであります。事はきわめて重大であります。国会法第五十一条第二項は、総予算及び重要な歳入法案については、公聴会を開かなければならないと明確に規定し、国会が主権者たる国民の意見を直接聞くことを義……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 参議院本会議 第9号(1976/05/10、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十一年度地方財政計画及び地方交付税法等の一部を改正する法律案について総理並びに関係閣僚に質問いたします。  今日、地方財政はかってない危機に陥っています。五十年度赤字団体は、昭和三十年の三十六都道府県を上回る三十九都道府県に及び、黒字見込みは三、四団体にすぎないという戦後最大の危機にあります。この危機の内容はしさいに見れば見るほど深刻であります。たとえば学校や住宅用地など、自治体にとっては、これまでのどから手が出るほど欲しくても手に入らなかった公共用地をいま財源確保のために総売却しつつあります。埼玉県吉川町では四十七年以来開校中の県立高校の敷地……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第14号(1977/05/20、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、日本共産党を代表し、総理並びに関係各大臣に質問いたします。  本題に入る前に、緊急の問題について一言質問いたします。  それは、ようやくにして仮調印にこぎつけたと伝えられる日ソ漁業交渉についてであります。  わが党は、日ソ交渉に当たり、わが国領海十二海里内でのソ連操業を認めないこと、千島のソ連領有を追認せず、千島列島周辺水域におけるソ連二百海里線引きを保留させることなどを基本として、国際正義に基づく解決を実現すべきことを主張し続けてまいりました。ところで、今回の交渉難航の主な対立点は何であったのですか。また、ソ連側の主張点とこれに対する政府の基本方針は何だったのか。わが党……

神谷信之助[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

神谷信之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1974/08/21、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 今回の災害の被害の状況を見ましても、最近の一連の災害と同じように都市化の急激な進展に伴う都市型災害の特徴が各地で出てきております。これらに対する緊急の手当てについては各委員のほうからも質疑がかわされてまいりましたし、それなりの手当ては打たれているわけですが、問題はこれを今後こういう災害を繰り返さないための根本的な対策、これを急速にどう立てるかということが非常に大事だと思うんです。ですから、そういう観点から若干の質問をしたいと思います。  今回の災害の状況を見ましても、第一に都市地域の中小河川あるいは準用河川、普通河川の管理、改修の決定的な立ちおくれということがひとつ言われると思……

第73回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1974/09/05、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に丸の内の爆破事件について、警察庁側にお尋ねいたします。各委員が質問していますから、重複するところはもう避けてやります。  午前中の質問に対する答弁で、この事件が集団的、組織的な犯罪行為というように判断ができる材料はいまのところないというように聞いたんですが、それでいいですか。
【次の発言】 どうもそれがおかしいというように思うのですが、先ほどの報告によりますと、ダイナマイトを主体にした強力なもので、しかも薬量は二十キログラム以上と言われておりますね。したがって、午前中の質問にもありましたが、それを入手する経路あるいは運搬方法、そういうものを考えると、単独犯あるいは任意的な……

第73回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1974/10/24、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は最初に、まず、いま兵庫県の朝来郡朝来町で起こっておるところの、部落解放同盟の、いわゆる朝田一派といわれる組織の下部組織の澤支部の数百名の者が起こしておる事件について質問をいたします。最高裁が出席できるといいわけですけれども、かわって法務省のほうがそれを聞いてもらってくれるようにと連絡してありますから、法務省のほうにまず最初にお尋ねをしたいと思います。  この問題で、昨夜、神戸の地方裁判所の豊岡支部で仮処分の決定を出されました。したがって、この仮処分の申請、それから決定に至る経過及び決定の内容について説明をしていただきたいと思います。


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 地方行政委員会 第2号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に、今日の地方財政の現状をどうつかんでいるのか、そしてその緊急の対策の重要性について政務次官にお伺いしたいと思うんです。  もうすでに御承知のように、この十年余り政府が続けてまいりました大企業優先の高度成長政策、これがいま完全な破綻に直面をしております。そして大企業優先の今日までの経済政策の根本的な転換を迫られていると思うんです。この期間に、高成長あって初めて高福祉がある、こういうことで、税制、財政、金融の各面にわたって大企業優遇の制度的な仕組みをつくってまいりました。そして自治体のほうも、国と地方団体は同一の基調だということで、地方自治体のほうも高度成長政策をささえる役割……

第74回国会 地方行政委員会 第3号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 文部省来てますか。――時間がもうありませんから、ひとつ簡潔に答えてもらいたいと思います。  昨日の衆議院の地方行政委員会で、社会党の和田貞夫委員が、八鹿高校教職員七十名、それに対する解同朝田派の暴行リンチ事件について質問しておりますが、その事件の原因として、一つは解放研の設置を認めない、そして話し合いを拒否した、そこに教職員の差別観、差別性が問題だと。第二は、八鹿高校は同和教育の先進校なんかではなしに、実は差別教育をやっていたということで、暴力やリンチを受けた――加害者に対して指導を行なうんじゃなしに、被害者であるところの教職員に対する指導を文部省に迫っています。これに対して文……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 決算委員会 第2号(1975/01/21、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に、自治大臣にお答えいただきたいと思います。  御承知のように、六〇年代、政府の高度成長政策のもとで、地方財政も各種の税制あるいは財政上の仕組みを通じてこれに協力するといいますか、進めてまいりました。したがって公共投資中心、特に産業基盤に重点を置いて投資をしていくと、こういうことを地方財政の税財政面でも誘導してそれを集中をしていくという、そういう状況が今日まで進められてきたと思う、これは事実だと思うんですが。したがって、そういう誘導の手段として、一つは国庫補助事業の配分権ですね、あるいは地方債の許認可権、これを活用するやり方、あるいは第二番目には特別立法をつくる。特に各種の……

第75回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/05/30、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に、きょうはどうしても長官に出席をしてもらってお聞きをしたいと思っておったのですが、先ほども話がありましたように、結婚の媒酌人だということで出席できないということでありまして、私は大変遺憾だと思うのです。まあそれは予定は当然先にきまっておったのでしょうけれども、国会の開会中で、しかも金曜日は定例日ですから特別委員会がある、延長国会になったから予定が狂ったとしても、これは長官として大事な任務ですから、国会の審議に出席を求められても出席ができないというのは、私は重大な国会無視にも通ずるものだと、きわめて遺憾であります。かわって政務次官に出てもらいましたが、ひとつこの点は十分長官……

第75回国会 災害対策特別委員会 第6号(1975/06/13、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず最初に、前回の委員会で地震対策についていろいろ質問をしたんですが、特に長官の出席を要請したんですけれど、先約とはいえ私用で出席できないという状況になりました。その際、私はこれはきわめて重大だと、まあ、国会も延長されたというのがありますから、延長されない状況で約束をされたんだろうと思いますけれども、国会が延長されて、そしてしかも主管の担当の長官が出席できないというのはこれは国会の軽視だということで注意を喚起をしたんですが、まずその点について所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、前回長官にお聞きできなかった点について再度質問をしたいと思います。細かくはもう前回言……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/06/27、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 もう時間が限られておりますから、簡明にひとつ答えてもらいたいと思います。  一つの問題は、農林省の方で災害の被害調査をやられましたが、これは全国――今度の降ひょう被害では、農林省の被害調査では幾らと見ておられますか。
【次の発言】 まあ各府県からの報告では二百五十億超えるわけですね。私も調査に行ったときに、激甚災の指定になるかどうか、農林省の調査の結果では厳しいような話を聞いたわけです。いまの報告では、三分資金を希望したところの県は全部大体激甚災の政令で指定やると、そういうことですから、一応まあ心配はとれたように思うんですが、この各府県の被害報告と、それから農林省の調査、これ相……

第75回国会 地方行政委員会 第2号(1975/01/23、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 通産省関係を含めて聞きたいというように思っておったんですが、まだ来てませんから、その関係はあとに延ばしてやりたいと思います。したがって、いまも話ありましたが、最初に事故発生のおくれの問題ですが――通報のおくれの問題。三菱のほうが最初に救急車をよこせと、あれはどういう理由だったのですか。
【次の発言】 現実にまだ事故は起こってなくて、そういう労災事故が起こる可能性があるということで通報したということですか。
【次の発言】 まあ八十度からの熱を持った油が噴出をしだしたわけでありますから、当然、なんですか、そういう状況自身は、これは企業のほうから、そういう状態について消防署のほうに報……

第75回国会 地方行政委員会 第5号(1975/03/14、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 先ほどから話が出ていますが、実は改めてお聞きをしたいと思います。  大臣、今日の地方財政の困難な状態の最大の原因は、端的に言えば、人件費と福祉の先取り行政、これが財政圧迫要因の最大のものだというようにお聞きをしておるのですが、それでよろしいですか。
【次の発言】 そういう人件費がどんどんと増大をしてきた原因について、どのようにお考えですか。
【次の発言】 私は、国家公務員に比べて地方公務員の賃金が、あるいは給与水準が高くなってきた原因についての御理解が、いまの大臣のような状況では私は大変遺憾だと思うんです。何といっても、やっぱり自治省なり、自治大臣が、地方団体、自治体の問題につ……

第75回国会 地方行政委員会 第6号(1975/03/18、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 前の町村合併法の問題については、先ほど、これが計画に基づいて、指導的にというか、非常に強制的に強行されたというようにも大体お認めになったというように思うのです。  そこで、いまの、今度の特例法については自然の流れのままに任せてきたのだ、こういうようにおっしゃっているわけです。ところが、実際はどうかというと、御承知のように新産工特法ができて、そしてその適正な規模という問題が、いわゆる合併を伴うそういう適正化という問題がこれと絡み合っていわゆる新産工特の推進というのが進められてきたと思うのです。ですから、この特例法だけが一人歩きをするという、そういうことではなかったという意味では、……

第75回国会 地方行政委員会 第7号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 先ほど大臣の提案理由の説明の中で、住民負担の軽減合理化を図るということをおっしゃって、具体的に住民税の点で課税最低額を四十九年が百一万円、これを五十年度百二十一万円に引き上げるということを述べられておりますけれども、これで五十年度の所得割りの納税者数はどれくらいになる見込みか、お答えをいただきたい。
【次の発言】 次に、五十年度の四十九年度当初見込みに対する自然増収額ですが、これは道府県民税の自然増収額は三千二百十一億円、それに対して今回の改正による減税額は千五百七十四億円。市町村民税の方は、自然増分が五千九百億円、減税分が二千八百三十二億円。だから、減税分を自然増の方が上回っ……

第75回国会 地方行政委員会 第10号(1975/06/03、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に、大津署の宿直手当の水増し請求事件について報告を求めたいと思います。  これは京都新聞の報道によると、「昨年だけで六百万円」、それを「せん別などに使う」というように載っていますし、それから読売新聞によりますと、「〃水増し〃十年」「年五百万円ピンはね交際費、せん別に回す」というふうにあります。きわめて重要な幾つかの問題を含んでいる問題じゃないかと思いますので、ひとつその事件の概要をまず報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 もうちょっと聞きます。毎日十五名分の宿直手当、それプラス毎日四人分の宿直手当が予算化されていると、そういうことですか。

第75回国会 地方行政委員会 第12号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 これは長官にお答えいただきたいと思います。それは私、先ほどからも話が出ていますが、右翼に対しての甘さがあるんじゃないかという問題ですね。右翼だけじゃなしに、いわゆる暴力学生集団、こういった連中に対する警察当局なり政府自身の方針上にそういう甘さ、あるいはわれわれが常に指摘をしている泳がせ政策との関連でひとつ聞きたいと思いますから、長官の方からひとつお答えをいただきたいと思います。  今日まで右翼に対して、まあ伝統的な甘さがあったというように見られても仕方がない。今度の場合も四カ所でチェックをしているわけですが、これは明らかに参列者と見られない人以外はスムーズに通ってもらったと言っ……

第75回国会 地方行政委員会 第13号(1975/06/19、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 次官通達をめぐる問題についてお伺いをしたいと思います。先般出された次官通達で、財政健全化計画の策定、これを提起をして、そして地方債の弾力的運用の措置を述べておられます。  そこで、まずお伺いをしますが、この計画策定は赤字団体だけを対象にしてお考えになっているのか、それとも赤字、黒字を問わず、より広範な団体を対象にお考えになっているのか、まずこの点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その計画の内容ですが、それについてどういうような柱が含まれるべきだとお考えになっているのか。すなわち、自治省の方で、この計画の一定の基準といいますか、枠といいますか、そういうものをお考えになって……

第75回国会 地方行政委員会 第14号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 長野の市長さんお越しいただくのがきのう急にきまりましたので、ちょっと準備をしてなくて申しわけないんですが、長野市の場合は四十九年度の決算見込みではどうなんですか。赤字になるというような状況ではないんですか。黒字で何とか、――赤字、黒字といってもいろいろ操作ができますから何ですけれども、大体その辺の見込みはどうなんですか。
【次の発言】 そこで、市長さんのお話を聞いてますというと、大変御苦労をなさって、そして、先ほどからも出てましたように、人件費の方もラスパイレスで一〇八ですから、全国の市で比べますと平均より下回っていますね。そういう苦労をしてやってこられても思うように期待にこた……

第75回国会 地方行政委員会 第16号(1975/06/26、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、日本共産党を代表し、地方交付税法の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案理由並びにその概要を御説明申し上げます。  現在、地方財政は、昭和四十年当初の不況時、さらには昭和三十年代前半の地方財政危機にも比すべき深刻な事態に直面しており、赤字団体の増大と財政構造の著しい悪化、地方公営企業の赤字の累増のもとで、地方住民が切実に求めている事務事業さえ大幅に削減せざるを得ない状態に追い込まれております。  この事態を単なる財政硬直化とみなし、その原因を挙げて地方の人件費水準と革新自治体などの福祉行政にあるとする政府・自民党の地方自治体攻撃は、危機を生み出したみずからの責任……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/03/20、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず最初に、福田副総理にお尋ねしたいと思います。  今日、地方財政の危機はきわめて深刻になっておりますが、この問題についての政府の見解と、これを打開するための具体的な対策について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 地方財政の今日の深刻な危機について、政府の責任についてはどうお考えですか。
【次の発言】 お互いに責任があるという言い方では納得することはできません。具体的に超過負担の解消の問題や、その他おっしゃっている見直しの具体的な対策は、五十年度でどのようにお考えか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 地方制度調査会では今日まで、国庫補助制度の整理合理化、……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/03/28、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 宇治市長の渡辺参考人にお伺いしたいと思います。  人口急増に伴って、関連公共施設整備による財政圧迫は宇治市も大変深刻な状況だと思いますが、義務教育施設の用地取得難、またその財政負担の問題を中心として、その実情と問題点、あるいは政府に対する要望などを述べていただきたいと思います。
【次の発言】 人口急増地の悩みというのをいま宇治の市長が話をしましたが、これは共通をしている問題になっているわけです。  そこで、まず最初に建設大臣にお伺いしたいのですが、五十年度から住宅公団が立てかえ施工した関連公共施設については、自治体の償還条件を緩和するということにようやく踏み切るということで御提……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/04/02、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 関連。  先般、二十八日の当委員会で質問したのに対すする答弁が事実に反しておったことを率直にお認めになりました。そして、それに基づいて入居の手続についてはさらに調査をするとおっしゃっておるのですが、これもいまの段階では、建設省自身が大阪府から事情聴取をして、一定の事実は御承知のはずであります。まずこの点、現在おつかみになっておる事実について報告を求めたいと思います。
【次の発言】 府の同促協の評議員であり、いわゆる解放同盟富田林支部の支部長である武田氏に一任をして、そうして選考の事務を行った、こういうことです。そうして、その選考の責任を負わされている武田氏の支部長をしている当の……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 地方行政委員会 第2号(1975/11/06、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 二、三の問題について質問いたしますが、時間の関係もありますから、ひとつ簡明に答えていただくようにお願いします。  第一の問題は、改正案のうちで、学校給食関係なんかのいわゆる特定事務従事者の特殊の期間の通算に関する問題であります。特定事務従事者で、今日までいわゆるPTA採用など、地方公共団体の財政上の理由あるいは政令で定められたそういった理由で期間通算の措置を今日まで受けられていなかった者、これが一体人数どのぐらいあるのか。それから、今回の措置によってそのうちどれぐらいが救済をされるのか、この点についてお答えいただきたい。

第76回国会 地方行政委員会 第4号(1975/11/12、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず、最初の問題は地財計画の問題ですが、今回の補正措置の特徴は、とにかく、地方財政計画における落ち込みを、あらゆるいろんな方法を使ってそれを確保したという点だというように思うのですが、これで実際十分にやれるのかどうかという問題です。この間全国知事会議がありましたが、そこでも、秋田の知事さんなんかも、地方財政計画の落ち込みを補てんするだけでは地方の行政運営はできない、だから激変緩和措置としての特例債の発行を認めるべきだという強い主張もなされているようであります。まず、この点について基本的な考え方をひとつ聞かしてもらいたいと思います。

第76回国会 地方行政委員会 第5号(1975/11/18、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 コンビナート防災法案ができますと、既設の設備の方については後でまたいろいろ問題を提起をしたいと思うのですが、まあ新設の部分なり、それから自衛消防組織なり、一定の企業に対するいろんな義務を課して、そしてコンビナートによる災害の拡大を防止をしようという面での私は一定の積極性があると思うのです。したがって、これを厳正にやっていこうとすると、企業に対してしっかりした姿勢といいますか、立場に立たないとぐあいが悪いというように思うのですが、そういうことで、企業とそれから官庁の癒着の問題ですね、少なくともそういう疑いを国民に持たしては行政当局として国民に信頼をされる行政はできない、こういうこ……

第76回国会 地方行政委員会 第6号(1975/11/20、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 数点について簡単にお尋ねをしたいと思います。  一つは、タンク間の距離ですが、先ほどもちょっとありましたが、規制をしている部分と、それからただし書きがありますね、ただし書きで、三分の一で保安距離なり保安空地を減ずることができると。きのう現場を見せてもらって、そして、どうもタンク間の距離は十分じゃないんじゃないか、どうなんだと言って質問をしてみたんですが、そうすると、川崎市の消防局長さんは、政令十一条のただし書きでは基準の三分の一だけとってあればよいとなっている、大体みなそれが適用されておるわけです、これを実際には外してもらわないと現場としては困るという話をされたんです。先ほど長……

第76回国会 地方行政委員会 第7号(1975/12/11、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 それじゃ、時間がありませんから答弁の方はひとつ簡潔にやっていただきたいと思います。  先ほども話がありましたが、四十九年度の地方公営企業決算の概況が明らかになりましたが、その中でとりわけきょうは水道事業を中心に議論をしたいというふうに思います。  そこで、この概況の中で、水道事業の経営の状況と、経営が大分苦しくなってきていますからその経営危機の原因について、自治省の方、どのようにお考えか、できるだけ簡潔に答えていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの話ですと、結局料金の改定をずっと行うことによって経営は健全化の方向に向くだろうというのが結論になるわけですね。これは私はちょ……

第76回国会 地方行政委員会 第8号(1975/12/16、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 来年度予算をめぐっていよいよ最終的な段階に入っているのですが、きょうは特に超過負担の問題を最初にお伺いしたいと思います。  自治省としては、五十一年度の超過負担の解消措置、これは何をいまお考えになって準備を進めておられるのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、きょうは六団体、地方公共団体六団体が地方財政の危機打開のための大会も開いておるわけですが、先般この六団体の方で、超過負担の実態について四十九年度を調査をして発表されました。その中で、御承知のように、この超過負担問題について国会でも論議になり、そして政府の方でもそれに従って逐次改善の措置はされては……

第76回国会 地方行政委員会 第9号(1975/12/18、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 それじゃ、きょうは児童生徒の急増地域における教育施設の整備の問題についてお伺いしたいと思いますが、教室の不足、不足教室といいますか、あるいはプレハブ教室といいますかね、これが政令都市を除いて一番多いのが千葉市の三百十二教室、次が岡山市、二番目ということで百八十教室、これ幼稚園の四十四を含んでおりますけれども、そういうように聞いております。  したがって、これは小学校、中学校の、特に義務教育にとってもきわめて重要な問題ですから、先日岡山に行っていろいろ調べてみたんです。このプレハブ教室の解消問題については後ほどお伺いしたいと思うんですが、そこで、一つ視察をした小学校ですがね。驚い……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後3号(1976/06/08、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず、防衛庁にお伺いしますが、十月九日の国防会議の議員懇談会、その前に幹事会が開かれておりますね。この幹事会の結論ですが、この幹事会の結論というのは、支援戦闘機の国産問題について結局意見がまとまらなかった、そしてこれについてはひとつ総理の裁断を求めるということになったというのが一つの結論。PXLの問題については特に決まらなかったというのがこの幹事会の結論ではなかったかと思うんですが、この点まず確認をしていただきたいと思うんです。
【次の発言】 いたしてない。
【次の発言】 そうしますと、長官、この長官が調査をされて「次期対潜機問題の経緯について」というのを統一見解として発表され……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後7号(1976/06/22、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 四十九年の五月にロッキード社とコンサルタント契約を結んでおりました横山修氏の問題について、先ほど防衛庁から報告がありました。さらにちょっと詳しく聞きたいんですが、横山氏が接触をした技術関係者の人というのはどういうクラスの人で、そして、まあP3Cの売り込みの話はなかったということですが、いろいろな技術的な問題というのはどういう内容であったか、こういった点について御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 それから、国防会議の専門家会議のメンバーに横山氏が会ったという、こういう事実については御存じですか。
【次の発言】 この契約を結ばれたのは四十九年の五月ですが、その当時専門家会……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後20号(1976/08/04、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず法務大臣にお尋ねします。  ロッキード事件は、七月の二十七日に田中角榮を逮捕する、こういうことによって刑事的究明という点では中枢の一角にメスを入れたということになりました。国民はこのことについて当然の措置としてこれを支持していることは、大臣もよく御承知のところだと思うんです。ところが、昨日の自民党の役員会で重大な発言が出ております。田中派の木村武雄国民運動本部長、この人が、一国の首相を務めた人物、こういう人については指揮権発動といったような方策もとってもよかった、いかにも指揮権発動で田中逮捕を抑えるべきだ、まさに血迷った発言をしております。国民が、疑惑の的の一つである田中角……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後21号(1976/08/10、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に井出官房長官にお尋ねしますが、本日参議院の議院運営委員会の理事会が開かれました。そこで、自民党の理事の方から、政府・与党連絡会議の結論だということで、八月の下旬に臨時国会の開会をお願いをしたい、こういう正式の自民党としての提案が出されました。そして、その理由として、ロッキード事件も田中の逮捕によって一山越えたんだから、ひとつ財特法及び国鉄、電電の値上げ法案、これらの審議を早くやらしていただきたい、こういう話であります。これには共産党初め野党は全部反対をしたわけですが、ところで、この自民党の提案は政府・与党連絡会議の結論ということで出された。ということは、政府の認識も、今日……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後25号(1976/08/25、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 きょうは三木総理それから福田副総理あるいは大平大蔵大臣の、さらに三木総理の出席ができない場合は官房長官の出席を要請しておったんですが、これらの方々が残念ながら出席をされません。そこで特に河本通産大臣に出席をしてもらいました。で、三木総理が最も信頼をされている河本さんですから、そういう意味で副総理も出てこられないし、官房長官もこられないわけですから、ひとつ三木総理にかわって河本通産大臣から答弁をしてもらいたい、こういうことでまずお願いをしたいと思うんです。  御承知のように、国民はいま田中が起訴をされてから一日も早くこのロッキード事件の全貌が解明されることを望んでいます。このこと……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後27号(1976/09/01、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 ロッキード事件は、アメリカの黒いピーナツで日本の政治が左右されていたというチャーチ委員会におけるショッキングな証言によって戦後政治の醜い姿を国民の前に露呈し、国民の間に政治不信を増大していることは周知のとおりであります。だからこそ三木総理も、議会制民主主義の根幹にかかわる問題としてその徹底的解明を国民に公約し、国会もまた両院がその真相究明を議決し、今日まで七カ月間にわたりその解明のため努力してきたところであります。しかるに、田中逮捕、そしてその保釈を契機に田中派の七日会を中心に、ロッキード隠し、灰色高官隠しの幕引き政変劇が起こり、三木勢力もまた独自の思惑からも、また反三木勢力へ……

第77回国会 議院運営委員会 第7号(1976/03/31、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、公正取引委員会委員長として澤田悌氏を任命する案に対し、反対討論を行います。  公正取引委員会委員長の職責は、私的独占の禁止、不当な取引制限及び不公正な取引方法の禁止、事業支配力の過度集中防止、不当景品類、不当表示防止、下請代金遅延防止など、公正取引委員会が行う会務を総理し、会を代表する立場にあり、一定の制約はありますが、職務行使の独立性が保障され、準司法的権能を有する重要なものであります。  七十五国会衆議院での独禁法改正案全会一致修正可決に見られるごとく、今日国民は、大企業の横暴、反社会的行為を規制し、国民生活を守る経済的民主主義を確立する上で独禁法を強化改正、公正取引……

第77回国会 決算委員会 第5号(1976/02/09、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に、昨年の第七十六臨時国会で、地方税の減収分に対する減収補てん債の措置を決定いたしました。個人、法人の住民税及び個人、法人の事業税、これの減収見込み一兆六百三十二億、これに対する特例債の発行も含めた減収補てん債の措置をするということが決定をされて、まあすでに準備されておると思いますが、大体二月中くらいには大体の状況わかると思うのですが、現状で大体この減収分というのがどの程度に見込まれるようになってきたか。そして、それに対する減収補てん債の発行の規模ですね。これは大体どの程度見込まれるか。特に特例債ですね、これはそのうちどれぐらいの状況が見込まれるか、この点についてまず報告を……

第77回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1976/07/08、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 もう時間大変おくれていますから、関連をしてお伺いしたいと思います。  地震なり火山活動について予知するためには長期的な観測がどうしても必要だというお説ですが、これは私そのとおりだと思うのですがね。そこで桜島の場合は昭和三十年からですか、観測が始まった。浅間、阿蘇の方は早くからやっておる、そういう状況をお話になりましたが、全国の火山活動について現在そういうまだ観測体制のないところというのは相当残っているのかどうか。これはやっぱり早くつくらないと、おっしゃるように間尺に合わぬということになっていきますから、この辺の事情一体どうなのかという点。  それからいま先生のお話で傾斜計が昨年……

第77回国会 災害対策特別委員会 第閉会後2号(1976/07/09、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 じゃ、長官が見えましたから質問に入りますが、長官、先般当委員会が桜島の噴火による被害状況や大分震災の復旧状況並びに火山、地震の観測施設等の実情調査を行いました。私も参加をしたのですが、いままでの当委員会でその調査に基づいて現地の方から非常に多くの要望、意見を聞きました。われわれ行きました調査団全員は、確かにこれはもっともだ、しかも事人命にかかわる問題ですから、これは党派を超えてひとつこの実現のために努力をしようということで一致をして、実は昨日の委員会の冒頭に上條理事が代表して報告をいたしました。個々の問題はしたがってその報告を議事録でごらんいただいて、長官としてひとつ関係各省に……

第77回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1976/08/05、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 もう長官が来られるようですが、 先にそれじゃあ紀埜さんに聞きますが、いま気象庁の方は検討中だと言うんですがね、問題は、全国激甚を決めるのでは気象条件、これをどこでどうくくるかというのが問題になるわけでしょう。もう梅雨は上がったんだしね、そんななかなかむずかしいものですか。
【次の発言】 きょうの委員会でも、まあいつもこの災害の場合は激甚災の問題が必ず議論になるんですがね、問題は、全国激甚の適用がされるということになると、まあ全体として非常に喜ぶわけですが、それも早く決定されることを望んでいるわけなんでね、したがって、これ、まず気象庁の方とも気象条件についての結論はいつごろまでに……

第77回国会 地方行政委員会 第4号(1976/03/31、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、日本共産党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案について提案理由並びにその概要を御説明いたします。  政府の高度成長政策によりもたらされた今日の深刻な経済危機の中で、国民生活はきわめて困難な状況に置かれています。  こうした中で、政府の昭和五十一年度地方税制改正は、財源確保の立場から租税特別措置の見直しと、物価上昇に見合った税負担の適正化をうたい、その内容は、最近にない国民収奪と大企業と高額所得者優遇の温存にほかならず、税負担の不公平をなお一層拡大するものにほかなりません。  具体的には、個人住民税の均等割りの三倍引き上げ、評価がえにより固定資産税が大……

第77回国会 地方行政委員会 第6号(1976/05/12、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 和田先生の退席の時間が迫っておりますから、お答えは和田先生の方から先にしていただいたら結構だと思いますが、まず、山本参考人にお伺いしますが、ひとつ地方財政の今日の危機の問題をめぐって、その原因が人件費が高過ぎるという問題と、それから先ほどもありましたが、福祉の先取りがやられているという、そういう意見が自治省、政府を中心に一昨年来非常に強まっているんですが、しかし、自治体で実際に住民に責任を持って行政を進めておられる知事さんの立場から言うと、全体として物価は上がるし、しかも新しい行政需要というのがふえるし、したがって、すぐれた人材を得ようとすれば東京よりも低い待遇ではどうにもなら……

第77回国会 地方行政委員会 第7号(1976/05/13、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 大臣が衆議院の委員会へ行かなきゃならぬということでありますから、先に、当面する地方財政の重大な困難な事態をどう打開するかという点についての基本的な大臣の考え方というのを、最初にお聞きをしておきたい。  私は今日、不況とインフレが同時進行しているというきわめて日本経済の深刻な危機の時期に、より一層地方財政というものを強化をする、こういうことが必要なのではないかというように考えるわけです。御承知のように、国がいろいろ事業を計画をしますが、実際にそれを執行するのは自治体ですし、その七割を実際には地方自治体が執行する。そうして地方自治体は、御承知のように地域住民の生活と密接に結びついて……

第77回国会 地方行政委員会 第8号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 共済年金の方で二点、それから災害補償関係で二点、四点だけお尋ねをしたいと思います。  まず年金の方ですが、今度の改正で、先ほども話が出ておりましたが、六段階での基準でアップをする。まあ少しでも上厚下薄の年金の額を、きわめて不十分ではあるけれども是正をする。しかし、実際には上げなければならないところには十分に上がっていない、こういう点は指摘もありましたが、しかしいずれにしても、そういう方向が今回とられたということは一歩前進だと思うんです。私はこれをさらに引き続いて追求をしていく必要があるだろう。もちろん旧恩給制度の部分も残っておりますから、全く差をなくすということはいろいろな面の……

第77回国会 地方行政委員会 第9号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 あとの予定が詰まっておりますから、ひとついままで議論になったところは少し飛ばしてやりますから、答弁の方もひとつ簡潔にしてください。  最初に、七十六国会で成立したコンビナート防災法ですね、六月早々には施行するということですから、必要な政省令その他の規定整備をして、おくれないようにひとつやってもらうように念を押しておきたいと思います。  そこで先ほどもちょっと話が出ましたが、不等沈下のタンクの点検ですね。先ほど御報告になりました、開放検査の未実施が十基ですか、それから基礎修正の未修正が十四基、これはまあ検査をして一年たっているんですが、危険だから開放検査なり、あるいは基礎修正をし……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 国会に報告されました中間報告でのPXL問題については、いままでの捜査の範囲内では犯罪容疑が認められない、こういうことになっておりますが、最近行われました朝日新聞の世論調査、十月二十三日に報道されております内容を見ますと、PXLの採用問題にも「不正がありそうだ」という方が六七%もあります。すなわち、国民の圧倒的多数はこのPXL問題についての捜査の現在の到達点について納得をしていないということを物語っていると思います。  そこで、法務当局にお伺いしますが、PXLの白紙還元をめぐる疑惑、これらを中心にして当然捜査をなさっていると思いますが、今日まで事情聴取をされた四百六十人のうち、P……

第78回国会 議院運営委員会 第9号(1976/11/04、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 ちょっとお尋ねしたいのですが、立木議員の方から国会法百二十条に基づく国務大臣稻葉修君に対する処分要求書が提出をされまして理事会の討議になっておりますが、この取り扱いはどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、継続ということですか。
【次の発言】 そうすると、これは九月の二十九日、国務大臣稻葉修君が本院の会議において、議員中村利次君の質疑に対する答弁の際に、中村君の質疑内容と何ら関係のない発言を行った。  特に、第一には、立木君の、国民や政党が憲法に定めておる言論の自由に基づき国会の外で裁判を批判する当然の権利と国会が司法権に不当に介入し国会で判決の当否を論議するごとき違……

第78回国会 災害対策特別委員会 第2号(1976/10/08、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 すでに十人の委員が質問に立っておりますから、私、最後になりますが、ちょっと重複する部分は外して、そして幾つかの問題について質問したいと思います。  一つは、どこへ行きましても、激甚災の適用、それからその基準の緩和、これは災害が起こりますと、どこの自治体でも要請がされます。自治体にとっては激甚災の適用を受けるかどうかというのは、とりわけいまの非常に厳しい地方財政のもとでは重大な問題になるわけですね。ところが、この基準に合致しないと、すとんと一般災害になっちゃう。間にこのような緩衝地帯がないわけですね、オール・オア・ナッシング。だから、どうしてもそこで採択基準を余り厳格にするのでは……

第78回国会 災害対策特別委員会 第4号(1976/10/27、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず、農業共済の問題についてお伺いしたいと思います。  農業共済の建物共済に火災と総合とがあるんですが、それぞれの加入者数、これが大体どのぐらいになりますか。
【次の発言】 火災共済の方が圧倒的に多いわけですが、この点、総合共済の方がおくれているからだろうと思いますが、総合共済とのずれ、この辺の原因についてはどういうように把握されていますか。
【次の発言】 補償給付ではどういう状況になりますか、火災共済と総合共済どちらが有利なんですか。
【次の発言】 総合共済の方が支払い共済金は多いわけですか、風水害が含まれるから。
【次の発言】 金額の方はどうですか。

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/29、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 時間もありませんから……。  いずれにしても地震をいまの科学ではなくしてしまうということはできないわけですね。しかも、日本列島のいまの過密の進行状況や、あるいはコンビナート地域その他危険地帯が集中しているわけですから、そういう状況を考えますと、先生方御指摘になっていますように、予知がきわめて大事であります。同時にまた、萩原先生がおっしゃしましたように その余地は防災のために行うのであって、防災の体制がそれに伴って確立をされるということが必要だという御指摘は非常に大切だというふうに思います。もう一つの問題は、その予知されたものの情報の伝達が的確になされなきゃならぬ、これもきわめて……

第78回国会 地方行政委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず、政治姿勢について大臣にお伺いしたいと思います。  その第一の問題は、御承知のように、今日地方財政はきわめて厳しい状況の中に置かれておることは御承知のとおりであります。こういう今日の地方財政の危機、その原因は一体何にあるのか、このことを正しく認識をするということが、この地方財政の危機を打開をして、そうして地方自治の本旨に基づく行財政の条件を整えるという上できわめて重大だというように考えております。大臣も、就任のときに各新聞記者会見で、危機に立つ地方財政の改善に努力をするということをお述べになっております。したがって、今日の地方財政の危機についてどういう御認識にあるのか、この……

第78回国会 地方行政委員会 第3号(1976/10/21、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 午前中にも同僚委員の方から指摘がありましたが、ロッキード疑獄の事件は国民の間に非常に大きな政治不信、政治家不信を引き起こしておることは御承知のとおりであります。 しかも、この捜査によって逮捕され、起訴されたところの田中角榮あるいは橋本登美三郎、佐藤孝行、これらが何ら反省をすることなしに、逆に潔白宣言などをしながら立候補の意思表示をしております。新聞の投書欄を見ましても、これに対する国民の怒りあるいは政治に対する不信、これはますます大きくなってきていると思います。しかも、その中で、単にそれだけではなしに、選挙違反の疑いのある行為が行われている状況が生まれてきています。これはわれわ……

第78回国会 地方行政委員会 第5号(1976/10/28、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 動議を提出をいたします。  動議の内容は、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の審議をしております運輸委員会並びに公衆電気通信法の一部を改正する法律案の審議を進めている逓信委員会、それぞれと当地方行政委員会との連合審査を議決していただきたいと存じます。  この両委員会の審議法案は、国鉄運賃並びに電信電話料金の値上げに関する法案であります。したがって、これは自治体の行財政に非常に大きな影響を持つと同時に、私鉄運賃の値上げ等、その他物価に波及をする影響も甚大であります。これは地域住民の生活に重大な影響を与えますから、したがって地方自治行政を預かる当委員会としても多……

第78回国会 予算委員会 第2号(1976/10/05、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 委員長、関連。  関連質問を行います。  まず第一の問題は、臨時国会の冒頭、九月の二十二日に五党国対委員長会談が行われました。そこで政府は、事件の真相について国会に対し中間報告を行うべきである、こういう合意が成立をいたしました。そしてさらに、口頭ではありますが、中間報告の中には、いわゆる灰色高官の公表を含むとはっきり確認をされています。現在、政府が行おうとするところの中間報告、これとは根本的に異なるわけであります。五党国対委員長会談の合意を踏みにじり、欺瞞をするものと言わねばなりませんが、まず、この点についての見解をお伺いしたいと思います。  第二の問題は、三木総理は、国民がこ……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/03/25、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 小佐野賢治に対する五十二年一月二十一日の公訴事実、これによりますと「四八年二月初旬ころロスアンゼルス空港でコーチャンの指示を受けたクラッターから、ロッキード社の右児玉に対する支払金員の一部である米国通貨二〇万ドルを受領した」ということで、外為法違反で公訴請求をなさっております――間違いました。そうじゃない。証人の証言の偽証ですね、これで起訴されているわけですが、この偽証で起訴されている内容の中にこの事実が明記されています。先般、わが党の橋本議員がこの問題についてただしましたときに、安原前局長は、この内容についてはいずれ外為違反及び所得税法違反の公判の中で明らかになるという答弁を……

第80回国会 災害対策特別委員会 第6号(1977/04/27、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 きょうは、コンビナート防災問題について質問をしたいというように思います。  高成長のもとで、巨大なコンビナート基地群がどんどんできましたが、これが一方では、公害の発生源であると同時に、危険物の集積の地域としてきわめて危険な存在になってきています。そういう状況の中で、一昨年の五十年十二月十七日にこのコンビナート防災法が成立をいたしました。特別に、火災あるいは爆発あるいは油の流出あるいは震災のときの被害の増大、これらを食いとめるための対策というのが一応生まれたわけでありますが、その後、この法律ができましたけれども、それが、特に企業側が十分このことを理解をして、そうして防災上の措置を……

第80回国会 地方行政委員会 第4号(1977/03/24、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 大臣就任後最初の質問の機会ですから、毎年の地方財政をめぐる問題で基本的な点についてだけきょうはお伺いしたいと思っております。  いままでも同僚委員がいろいろお話しされましたが、大臣の所信表明でも、新憲法のもとでの「地方自治制度がスタートしてから三十周年に当たる意義深い年」だと強調されています。そしてさらに、「地方公共団体が自主と責任を基本として地方行政を行うことができるよう、地方自治の基盤の一層の充実を図る」ことが課題だということを大臣は表明をされていますが、今日、この地方公共団体が自主と責任を基本とした地方行政を行おうとしても、きわめて深刻な地方財政危機の実態がある。したがっ……

第80回国会 地方行政委員会 第5号(1977/03/29、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 前回は地方財政の基本問題について議論をいたしました。きょうは地方の財源を一層強化をするという点で、具体的に道路財源と道路政策、これを中心にひとつ議論をしてみたいと思います。  すでに御承知のように、四十八年から五十二年度にかけまして第七次の道路整備五カ年計画が進められております。これは来年度五十二年度で第七次計画が一応終わるという段階になるのですが、建設省の方へこちらの方でお聞きをいたしました。時間の関係もありますから私の方から申し上げますが、それの到達状況といいますか、進行状況は、五十二年の三月末の見込みですが、これが一般国道で改良率が八六・七、舗装率が九二・九、都道府県道が……

第80回国会 地方行政委員会 第6号(1977/03/31、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず最初に、地方税法という法律は一体どういう法律かという問題を中心に少し議論をしてみたいと思いますが、そういう意味から、まず最初に地方税法の第二条の趣旨、これについての自治省の見解を聞かしていただきましょう。
【次の発言】 いまの御説明は、一つは地方団体が地方税の課税権を持っておるという点ですね。ただし、その中に二つの問題があるという御説明があったと思います。この点は私も賛成なんですが、これは当然自治法の二百二十三条の規定や憲法の九十二条の規定から言ってもそういうことだろうと思います。もちろんその地方団体の課税権が固有の権利であるかどうかという点では議論がまだ分かれておるようで……

第80回国会 地方行政委員会 第7号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 きょうは、信用金庫に対する税の減免措置及びそれに関する若干の問題について質問をいたします。  まず、大蔵省と自治省の方から、法人税、固定資産税、事業所税、これらについての信用金庫に対する税の減免措置についての説明と、そういう減免措置をするに至った理由、根拠といいますか、理由を述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 信用金庫法では、「この法律は、国民大衆のために金融の円滑を図り、その貯蓄の増強に資するため、協同組織による信用金庫の制度を確立」をしていくという趣旨で信用金庫はつくられて、したがってそれを保護、育成するといいますか、育てる立場からこういう特別の減免措置をしていると……

第80回国会 地方行政委員会 第8号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 時間がありませんから、時間の許す限り幾つかの疑問点についてお尋ねしたいと思います。  最初に大臣にお聞きをします。御承知のように、現行憲法は国民の思想信条の自由を初め、基本的人権の保障を厳格に規定をしております。わが党もまた、昨年の第十三回の大会で「自由と民主主義宣言」を採択をいたしました。そして共産党には自由がないなどという反共主義者のデマ、中傷に対して決定的な反撃を加えると同時に、徹底的な自由と民主主義の追求こそがわが党の基本的立場であり、その具体的な結実、実を結ぶのが、それが社会主義社会であり共産主義社会である、こういう見地を明らかにしたところであります。この「自由と民主……

第80回国会 地方行政委員会 第9号(1977/04/19、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 一つだけお伺いします。  問題は、自主規制でそういう改造が容易な拳銃が出回らないという状態ができれば一番いいわけですね。これはまあ警察当局からの話では、アウトサイダーやあるいは業者の中にも、改造可能な、自主規制がありながらも、片一方ではそういうものをつくっている業者も中にはおるんだという話をこの間なさっておるのです。これは事実かどうかというのは、われわれもう少し検討しなきゃならぬ、調べなきゃならぬと思います。したがって、現行の法体系でそういう自主規制を強化をしながらそういう改造可能な拳銃の製造を取り締まる、そういう条件はないのかどうかという点は、今後の委員会の審議を通じてただし……

第80回国会 地方行政委員会 第10号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 前回は、公安委員長に対して総論的な問題について、短時間でありましたがお伺いいたしました。したがって、きょうは若干具体的な諸問題について見解を聞いていきたいというふうに思います。  まず一つは、模造拳銃と模擬拳銃との関係の問題です。この模造拳銃と今度新しく加えられた模擬拳銃という概念、この比較ですが、社会的に言うなればどちらが危険だろうかという問題ですね。たとえば撃発部分がないものでも、色が黒くて、そして拳銃に似ているもの、これは模造拳銃ということになる。これに比べたら、改造が可能な模擬拳銃の方がはるかに危険度が高いというように言えるのではないかというように思うのですが、この点は……

第80回国会 地方行政委員会 第11号(1977/04/26、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 私は、ただいま議題となりました銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案について、日本共産党を代表して、本改正案に対する修正案に賛成、原案に反対の討論を行うものであります。  本改正案は、モデルガン規制の強化と法定刑全般の大幅な引き上げをその内容としておりますが、そのいずれについても重大な問題点を指摘せざるを得ません。  まず、モデルガンの規制強化についてでありますが、私は、暴力団等が頻繁に改造を行い、それを犯罪に用いていると言われる事態については、これを厳しく取り締まるべきは当然であり、それは本法及び武器等製造法などの現行法あるいは暴力団取り締まりの強化により可能であると考……

第80回国会 地方行政委員会 第12号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 交付税制度は、もうすでに御承知のように、地方公共団体がその財政力のいかんにかかわらず一定の行政水準を維持し得るような、そのための必要な財源を保障する財源調整を行おうとする制度である。言いかえますと、この財源調整を通じて地方自治体に対して地域住民のシビルミニマムを充足する、そのため必要な一般財源を保障するというのが交付税の本来の性格であり、機能であるというように解しておりますが、この点の確認のためにひとつお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 ところが、今日までのこの交付税制度の運用の実態を見ますと、本来のそのような性格、機能、これがゆがめられてきているのではないかというふ……

第80回国会 地方行政委員会 第13号(1977/05/17、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 きょうは時間をできるだけ短縮したいと思いますから、答弁の方、ひとつ簡潔にお願いをしたいと思います。  まず、厚生省にお伺いしますが、全国のハンセン氏病患者数、それから療養施設の状況について述べていただきたいと思います。
【次の発言】 国立療養所の数は幾らになりますか。
【次の発言】 そのうち離島にあるのは何カ所ですか。
【次の発言】 国立で五カ所ありますか、離島。そうですか。どこですかね。厚生省に聞いたところでは、大島の青松園と長島ですね。長島は二つありますから、まあ二つを一つにしても、その二つじゃないんですか。ほかにまだどこがあるんですか。

第80回国会 地方行政委員会 第14号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず、市町村共済の短期の問題についてお伺いしたいと思います。  先ほどから議論になっておりますように、市町村共済の短期の会計が非常に困難な状態になっておるわけですが、五十一年度で財源率千分の百を超えたところ、これは何件ありますか。
【次の発言】 五十一年度。
【次の発言】 このうち、特交で特別の措置をしたのは何組合になりますか。
【次の発言】 特交での特別措置をやる基準ですね、これはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 五十二年度の見通しはどのような状況ですか。
【次の発言】 五十二年度の場合、財源率を改正をしないで赤字決算を見込むというところがあと二つぐらいあるんじ……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/04/05、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 関連。  いま総裁は、地位利用はしてはならないと。そこでお伺いしますが、私どもの調査によりますと、国鉄の関東地方の資材部、そこの石塚営業係長と企画係長の二人が、この三月に部長代理だと言って昼ごろに、国鉄に対して年間二千五百万円内外の物資を納入をしている会社にやってまいりました。で社長に会って、先ほどごらんの伊江朝雄の後援会への入会申込書、これを大量に持ち込んでそして会員の拡大を要請をしているわけです。この要請を受けた会社は、皆で相談をして、国鉄の担当職員、社員を窓口にさしてそうして職場でその申込書に名前を書いてもらう、こういうことをやっている。  ちなみに、昭和五十年度の関東地……


神谷信之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院10期)

神谷信之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 最初に午前中も質疑がありました住宅公団による栃木県の間々田の農用地の買収問題に関連をしてお伺いしたいと思うんです。私どもの調査では、この塚本総業は二十七ヘクタールの土地を四十七年の一月から四十八年の一月、この一カ年間に買収しております。そして塚本総業が宅建業法に基づく大臣の免許を受けたのは四十八年の六月二十一日であります。したがって、この買収行為は無免許買収ということで、例の田中金脈問題で問題になりました新星企業の場合と同様の宅建業法違反の疑いがあるんじゃないかと思うんですが、この点建設省は調査をされたことがあるかどうかお伺いしたいと思います。

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 自治大臣に最初にお伺いしますが、昨年の参議院選挙のときに、堀米選管委員長が企業ぐるみ選挙について異例の警告を行いました。その内容について大臣のまず御見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 個々のケースとおっしゃるわけですが、それでは具体的にどのように実態を掌握をする努力をなさっているのか、その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在統一地方選挙、すでに知事選挙が始まっています。そして次には府県会議員その他地方議会の統一選挙が始まるわけですが、そういう段階で企業ぐるみ選挙が激しく行われております。  具体的にひとつ実例を示して見解を聞いていきたいと思うんですが、一……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/05/06、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 共産党の神谷でございます。  西澤公述人に四点お伺いしたいと思います。  まず第一の問題は、御承知のように、今日不況とインフレの中で県民の生活も大変な状況になってきているわけです。したがって、県民生活について責任をお持ちの知事さんとしては多くのやらなければならない課題をお持ちだと思います。ところが一方、御承知のように、地方財政がおっしゃるようなきわめて危機的な状況になってきておるわけです。したがって、なかなか御苦労が多いと思うんです。  私は、逆に、今日の不況とインフレの中でこそ一層自治体の方に財源を与えて、そうして県民の生活基盤を向上させる、そういう仕事がどんどんできるように……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 災害対策特別委員会、地方行政委員会連合審査会 第閉会後1号(1976/11/11、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 今回の酒田の大火は非常に大きな被害をもたらしまして、先ほど知事の報告では現在で四百五億に上ると、今後さらに被害総額はふえるだろうということであります。したがいまして、これに対する、特に罹災者の皆さん方に一日も早く生活の不安あるいは自分たちの持っている土地その他がどうなるのか、こういった問題について早く方向を明確にして、そしてできるだけの救援の措置を講ずるのは当然のことであります。そういう意味からも、先般参議院の調査団が現地へ行きまして、視察をして、多くの要望事項がありました。これらについては、すでに同僚委員の方から個々に質問がされ、明らかになっておりますから、ひとつ重複を避けま……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本共産党)

○神谷信之助君 まず、地方バスの路線運行維持対策問題、これについて御質問いたしますが、運輸大臣にお尋ねいたします。  高成長政策によって生活環境に多くのいろいろな問題を持ち込みましたが、例のいわゆる過疎過密の問題というのもその一つだと思います。そういう過疎過密の進行に伴って、特に地方バス、それが過疎バスとなって赤字路線、廃止せざるを得ないという、そういう重大な事態が起こった。過疎バスが赤字だからということで廃止をいたしますと、これは一層過疎を進行させる、住民の生活の足を奪う。奪うか奪わないかということが過疎の進行を食いとめる上で決定的な一つの課題だと、こういうように思うのですね。そういう見地か……



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データ更新日:2022/12/18

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