福間知之 参議院議員
11期国会発言一覧

福間知之[参]在籍期 : 10期-|11期|-12期-13期-14期-15期
福間知之[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは福間知之参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

福間知之[参]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第9号(1978/03/17、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法並びに国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案に関し、福田総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。  およそ一国の経済、財政、税制の運営とその施策は、国民のひとしく希求する公正かつ平和で豊かな社会実現に向かってその任務を果たすべきものと考えるのであります。特に、石油ショックを契機とする長期の不況と雇用不安の拡大は、産業経済の停滞と内需不振を助長し、わが国財政へも深刻な打撃を与えているものと言わねばなりません。すなわち、本年度予算案に象徴的に見られるごとく、財政規模の三七%を超える金額を国債に依存する結……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第7号(1979/02/21、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に数点にわたって質問をいたしたいと存じます。  言うまでもなく、わが国の経済は、いわゆる低成長経済に移行してまいりましたが、それは、角度を変えて申しますならば、落ちついた社会、公平、公正な社会の実現でなければなりません。公平と公正が政治の要諦と言われますが、とりわけ税制面での不公平の是正が喫緊の課題となっております。政府も、今回の本法改正案におきましては一部改善を図ってはいますが、依然として、同措置法による減収が前年を上回る九千二百十億円にも上っており、これでは……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 参議院本会議 第4号(1980/01/30、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、現在わが国が直面しております多くの重要な問題のうち、エネルギー政策、技術開発のあり方、産業構造の問題、そして物価、さらには減税にしぼりまして、国民生活の将来展望との関連の中で政府の所信をお伺いするものでございます。 御承知のとおり、八〇年代は、国際的な政治・軍事緊張とあわせ、深刻なエネルギー問題をはらみながら幕あけしたと言えましょう。石油灯油価格の大幅な値上げを初め、原油、LNG等の高騰に伴う電力、ガス料金などの大幅値上げ申請がメジロ押しになっているなど、国民はいま深刻な負担に耐えかねているのが実情ではないかと思います。政府は、当面の対策だけでなく、わ……

第91回国会 参議院本会議 第8号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日本専売公社法等の一部を改正する法律案に反対の意思を表明し、討論を行うものであります。  反対理由の第一は、たばこ専売事業の今日的状況とその役割りについての認識が不十分なことであります。  専売公社は、昭和二十四年に公共企業体として発足して今日に参りましたが、その事業運営は財政収入の確保にのみ重点が置かれ、公共企業体としての公共性、公益性についての施策や配慮が十分なされないまま現在に至っていると言えるのであります。すなわち、たばこ益金の追求のみが先行し、高単価政策の誘導を強めてきた結果、消費者のためのたばこの供給という視点や、消……

福間知之[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

福間知之[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、委員長の選任につきまして、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○福間知之君 大臣にお聞きしたいと思いますが、最初に例の金炯旭氏の問題についてでございますが、すでに御承知のように、今日アメリカの議会の倫理委員会等では金大中拉致事件から発展をして、アメリカの議員に対する買収工作をめぐって証言が続けられ、しかも議会の雰囲気というのは、例の最近の在韓米地上軍の撤退問題の見返りとして八億ドルの軍事援助を行おうかというふうな法案が通過しないのではないかというふうなところまで疑惑が拡大をしております。  わが国では、もうすでに、いままでも金炯旭氏の証言をめぐって政府側の一貫した主張は、伝聞が多いとか信憑性に欠けるとかいうことに貫かれてきているわけですが、日本の国民はア……

第82回国会 外務委員会 第4号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○福間知之君 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約を修正補足する議定書、並びに、ルーマニア社会主義共和国との間の同様の条約について、一括して最初に二、三点お聞きをしたいと思います。  この両条約の相手国に対する現在のわが国からの投資の状況等、この条約締結を踏まえて、さらに将来にわたる展望というものについて概略お聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 ブラジルは、いま、四年前のオイルショック以降かなり大幅なインフレーションが見られるという事態の中で、七五年、七六年はある程度の、あるいはある種の輸入規制というものを行って、ことしも実施されているような……

第82回国会 外務委員会 第6号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○福間知之君 核兵器の不拡散条約に基づく国際原子力機関との間の保障措置協定を中心に御質問しますが、その前に二、三国際関係事項について、ただいまの戸叶委員の質問とも関連いたしまして、最初に、ちょうど斎藤輸入課長がおいででございますのでお伺いしたいんです。  先般、予算委員会における円高集中審議の質疑答弁の中でも、私どもは、政府側のこのドル減らし対策の一環としての輸入政策について非常に不満があるわけであります。あの委員会を通じたマスコミ関係の報道などでも、一様に、審議としては不十分だったというふうな見方が出ておるわけでありまして、これは何のためにあの委員会をやったのか、いささか私どもの立場からして……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、日本社会党)

○福間知之君 質問に入る前に一、二外務省にまずお聞きしたいのですが、昨夜東南アジアのタイ国におきましてクーデターか発生をしたわけでございますが、その実情について把握している状況をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは総理、東南アジアにかかわらず、世界のある地域には政情が非常に不安定であるという国が存在をしております。そういう国々の状況を見きわめながら、いわば経済的にも政治的にも外交を進めていくという必要から、日本も大変にそういう点では神経も使わなきゃいかぬし、情勢も的確につかまなきゃいかぬと、こういうことはあろうと思うのですけれども、特にいまのタイの場合、先般総理はASEANの諸国……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1977/12/07、11期、日本社会党)

○福間知之君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 大蔵委員会 第2号(1978/02/09、11期、日本社会党)

○福間知之君 ただいま大蔵大臣から所信の表明をいただいたわけでございますが、もうすでに、衆議院の予算委員会が連日慎重な審議を展開をしておるわけであります。  まず冒頭に、私、大臣がいままでの国会における予算の審議、あるいはそれに関連した経済成長をめぐる審議、なかんずく、財政に関しましては例の中期財政収支見通しをめぐっての論議などが真剣に行われているわけですが、一方、現実の経済、景気の動向というものも大変関心のあるところでございまするし、当然、当局としてはそのような状況についても情勢を把握をされていると思うんです。いろいろ申し上げたような今日までの国会審議を通じた、あるいは一般の景気動向などと関……

第84回国会 大蔵委員会 第6号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○福間知之君 日銀副総裁に御出席をいただいておりますが、時間の関係もおありと思いますんで、最初に伺いたいと思います。  申すまでもなく、当面円高ないしはドル安と言われるごとく、国際通貨がかなり変動を続けているわけでありますけれども、昨日の相場はどの程度になりましたですか。
【次の発言】 最近の円高をめぐる国際的な環境というものについては、先日来予算委員会でも取り上げて議論が行われてきているわけでありますけれども、現在のこの円高そのものは、総理の話によっても、むしろ基軸通貨であるドルが安いというか、実勢の価値を反映しているとは思えない、こういうふうな意見があるわけでございます。だとするならば、も……

第84回国会 大蔵委員会 第7号(1978/03/24、11期、日本社会党)

○福間知之君 二、三各参考人にお伺いしたいと思います。  まず、木下参考人でございますが、先ほどの税調の代表というお立場から、いろいろお説を伺いました。その中で、中期答申については考え方としてその基本をさらに堅持しながら今年度の税制改正、あるいは将来に向かって改革を推進していきたいということが妥当と、こういうふうなお話でございました。今回のこの租税特別措置、先ほども古田先生のお話にも出ていましたように、今年度の改正に伴う税収は四百九十億程度だと見積もられておるわけでございます。昨年度、平年度でございますが二千三百四十億円、こういうことで約四・何分の一ぐらいの税収増にしかならない。改正の項目はわ……

第84回国会 大蔵委員会 第8号(1978/03/28、11期、日本社会党)

○福間知之君 総理にお尋ねをしたいと思います。  まず成田空港の問題に関しまして、すでに御承知のとおり、過激派の法を無視した暴挙についてはもちろん許すことはできません。しかし、彼らがああいう行動をとるに至ったのは一体なぜなのか、なぜ彼らをそうさせたのかということを総理はどのようにお考えでしょう。  十一年余前に空港設置の方針が決まり、ずいぶん長年月この問題は国内的あるいは国際的にも注目を浴びてまいったわけでありますが、私は、今日までに現地の農民あるいは関係各位の理解なり納得なり、あるいはまたそういうふうに至った協力の態度というものを十全に取りつけることに失敗があったのじゃないのか。そういう反省……

第84回国会 大蔵委員会 第9号(1978/03/30、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行うものであります。  わが国経済は、政府の経済、財政運営の失敗により重大な危機に直面していると言わねばなりません。特に最近の急激な円高、ドル流入に対し、公定歩合の引き下げ、緊急輸入対策の推進などにより歯どめをかけようとしている政府の意図は奏功するに至っておりません。むしろ、日を追って円の高騰が続いているのであります。一方四月中旬には銀行などの各種預貯金金利が引き下げられ、物価上昇率を下回る金利水準となり、大口の債務者利得を助長する反面、わ……

第84回国会 大蔵委員会 第12号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、ただいま可決されました石油税法に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。   石油税法案に対する附帯決議(案)  政府は、石油税の創設に伴い、左記について、留意すべきである。 一、今後におけるエネルギー問題の緊要性にかえりみ、石油をはじめとする総合的なエネルギー対策とその財源のあり方について十分な検討を加えること。 一、石油関係税制の体系が複雑になつているのでその合理的なあり方を検討すること。 一、現在の経済情勢にかんがみ、石油税の創設に関連して製品価格の上……

第84回国会 大蔵委員会 第14号(1978/04/18、11期、日本社会党)

○福間知之君 参考人お三方のいまのお話で、ほぼ清酒業界の現況といいますか、が判明しているわけでございます。すでに御承知のとおり、今次の引き上げも一昨年に続いて酒税の改正ということで、わりあい早いピッチで問題がいま議論されるに至っているわけでありまして、特に清酒については桃井参考人が要約的に申されたように、消費が伸び悩んでおるということの理由に、生活の洋風化だとか、あるいはまた中小企業が多いために広告宣伝力が非常にひ弱であるというふうなこと、あるいは参考人お三方それぞれ共通して原料米の価格が問いということを御指摘になったわけであります。これはかねがね問題になってきたことでありまするし、早急にそれ……

第84回国会 大蔵委員会 第15号(1978/04/20、11期、日本社会党)

○福間知之君 最初に酒税の引き上げ問題に関連いたしまして御質問申し上げます。  先般も参考人さんをお招きをしていろいろ勉強をしたわけでありますが、特に今回の酒税の引き上げに関しまして、いわゆるわが国個有の清酒に関して、果たして今後業界の立場がどうなんだろうかということが異口同音に質疑の中で話し合われたわけであります。   今日この酒類業の状況というものを見ますと、企業のほとんどが、九九・六%という数字だそうですが、中小企業であるというところにやはり着目をせなきゃならぬかと思うわけでありまして、大蔵省当局は、明治以来からの業界に対する監督官庁という立場が続いておるわけでありますが、これは大蔵省設……

第84回国会 大蔵委員会 第16号(1978/04/21、11期、日本社会党)

○福間知之君 きょうは時間が大変限られておりますので、金融財政の一般審査といってもはなはだ困難であります。したがって、私は公務員並びに金融機関における週休二日制問題につきまして、当局並びに参考人から意見を聴取したいと思います。  まず大蔵省にお聞きをしたいわけですが、わが国で高度成長の過程から一般民間企業ではかなり広範囲に土曜休日制がいろいろな形で拡大を見てまいりました。したがいまして、国会におきましても、四十年の後半から、公務員あるいは金融機関等の週休二日制問題がかねて話題になってきたところであります。世界の趨勢から見ましても、特にILOだとかOECD、広くはその他の国連の機関におきましても……

第84回国会 大蔵委員会 第17号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、ただいま可決されました酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。   酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一謂を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の事項について、留意すべきである。 一 清酒が伝統ある民族酒であることにかんがみ、清酒製造業に対し、原料事情の特殊性、業態の特異性に留意しつつ指導・育成に努めること。 一 清酒原料用の政府管理米の売却に当っては、……

第84回国会 大蔵委員会 第19号(1978/05/09、11期、日本社会党)

○福間知之君 大蔵大臣に、まず、この連休のかかりから例のIMFの暫定委員会、メキシコまで御足労されたわけでありますけれども、報道されるところによると、いろいろ中身があったやに伺うわけですが、概括的に、まず大臣の今回の暫定委員会出席を通じて、各国の主張なり、どのように受けとめて帰ってこられたか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体大臣の印象をいまお聞きを、したわけですけれども、昨年来からの国際通貨の動揺といいますか、乱高下を含めたかなり長期にわたる動揺、そういうものがある程度この主要国の通貨面で中間的なひとつの安定といいますかね、そういう状況に入りつつあるということが前提としてあるとする……

第84回国会 大蔵委員会 第20号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十三年度における財政処理のための公債の発行及び専売納付金の納付の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  わが国経済は、最近に至りようやく経済指標の一部が上向きに転ずる兆しが見えてきたと報じられているものの、構造不況業種や中小企業の経営悪化はますます深刻化しつつあります。完全失業者は史上最高の吾四十万人、企業の倒産件数は三月だけで一千五百二件、五十二年度中で一万八千件という記録を示しているのであります。  ここ三年来、国民福祉の充実とあわせて景気の回復をいかにして実現するかを論じてきた中で、わが党は過去の高度成長型、資本蓄積型……

第84回国会 大蔵委員会 第21号(1978/05/25、11期、日本社会党)

○福間知之君 多少時間が残っていますので引き続き伺いたいと思います。  世銀の融資事業につきまして大蔵省の資料を拝見しますと、かなり開発途上国における社会開発事業というのに、大きなプロジェクトというものに多額の融資が行われているようであります。運輸とか電力、農業開発、工業化への援助などかなりウェートが高いようでありますが、これは地域別あるいは国別にいま個々の融資の実態というものをある程度私たちは知りたいわけですが、これは時間の関係上この場では伺えません。  問題は、お聞きしたいのは、たとえばいま融資残高が世銀で三百八十六億ドル、あるいは国際金融公社で十七億ドル余、かなりの金額になっています。個……

第84回国会 大蔵委員会 第22号(1978/05/30、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、ただいま可決されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ及び新日山クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    国際通過基全及び国際復興闘発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、国際復興開発銀行等の任務の重大性にかんがみ、その増資に当たっては加盟国の経済の現状を十分反映した……

第84回国会 大蔵委員会 第23号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○福間知之君 この法案の提出された根拠といいますか、大蔵当局として背景というものについて、正確に一度ただしておきたいと思うんですが、特に郵政省のいわゆる郵便局における扱いということを含めて、大蔵当局としての、そもそもいわゆる進学ローンの制度化についての基本的な考え方というものをまずお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 率直にお聞きしますので率直にお答えをいただきたいのですが、郵政審議会の答申が昨年九月にあった、あるいは年末に郵政省からも進学資金貸付制度の創設の要請があった、こういうことでございますが、すでに郵政省では例のゆうゆうローンですか、をやって、限られた一部貸付業務というものが行われ……

第84回国会 大蔵委員会 第24号(1978/06/06、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、ただいま可決されました国民金融公庫法及び沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    国民金融公庫法及び沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行にあたり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、母子家庭等の家計の実情にかんがみ、進学資金貸付制度の改善について、今後とも実態に即するよう検討すること。 一、進学資金等の貸付の円滑な実施のため、国民金……

第84回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、日本社会党)

○福間知之君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第84回国会 予算委員会 第9号(1978/03/13、11期、日本社会党)

○福間知之君 きのうの報道によりましても、下関の旭洋造船が全員解雇を発表するとか、あるいは神奈川の関東特殊製鋼あるいは大和ハウスあるいは積水ハウス等々、それぞれ人員整理その他の減量、合理化対策を発表しています。つい先日は北九州のしにせの重電メーカーが二割近い八百数十名の人員整理を去年、おととしに続いて三度目の合理策として発表している。  こういうふうにきわめて厳しい世相でございますが、あと半月で今年度も終わるわけでございますが、今後大型の倒産その他社会的に好ましからざる事態というものが果たして出ないだろうか。当面の景気状況から察して、総理は、どのように認識、御判断をされていますか、お聞きをした……

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/03/27、11期、日本社会党)

○福間知之君 中島参考人にまずお聞きしたいと思います。  わが国の国債市場における最大の特徴というのは、参考人もしばしば触れておられるようでございますが、人為的な市場すなわち国債市場が金融市場から隔離されている、言いかえれば日銀信用によって保護された市場になっている点だと、こういうふうに言われているわけですけれども、もう少し具体的に所見を申し述べていただきたいと思うわけであります。  それからもう一点は、今年度の場合でも、赤字国債が四兆九千三百五十億円、その他六兆何がしの建設国債、十一兆に近い国債の発行ということになっているわけであります。これが成長通貨の供給量というものを大き上回ってしまえば……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 大蔵委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本社会党)

○福間知之君 関連。  大臣、予算委員会で私時間がなかったので大蔵委員会に持ち越すという気持ちで話をはしょったんですが、ただいまのお話は、いままでのこの問題に関する大臣の御発言の中では一歩進んだお話だと思うんです。  そこでお伺いしたいんですが、確かに公務員との関係というのが一つの大きな問題点であったわけですね。公務員はいまおっしゃったように第二次試行が行われて、その期限が来年三月末で切れるわけなんです。第三次試行は行わないというのが一応前提でありますので、そうすると本格的に公務員も週休二日に入っていくというふうに考えられるんですが、まあ多少の猶予期間その他準備期間も要るでしょうからそれはまあ……

第85回国会 予算委員会 第3号(1978/10/09、11期、日本社会党)

○福間知之君 最近私は、暴力団の不法な行為といいますか、もっとはっきり言えば無法な行為が横行しているということに大変心を痛めている一人でございます。また、総会屋などと称するグループが企業とか個人に対して一種の脅迫的な行為というものを行っている。私の聞きますところによりますと、ごく最近のことでございますが、ここにお並びの各省庁の大臣の部下が、全国のあちらこちらで被害を受けている。すでに司直の手が一部には回っておる。また、政府機関におきましても担当部局が調査を開始している。こういう事実を知ってるわけですけれども、まず当委員会でのことでございますので、会計検査院の方から最近のこの種の実情について、調……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 大蔵委員会 第2号(1979/02/13、11期、日本社会党)

○福間知之君 稲作に関する今日わが国の問題点は幾つかあることはもう御承知のとおりでありまして、過剰米が生まれ出るというこの体質が、どうやら悪い意味で定着化しているというふうにも考えられます。あるいはまた、生産を抑制するための出費が大変かさんでいるということも問題でありましょうし、あるいはまた、余剰米の処分にかなりの国費が出費されるということを余儀なくされているわけであります。  こういうふうに考えますと、稲作については大変将来にわたって問題は大きいと、こういうふうに思うんですが、農林水産省は、現在のそのような稲作にかかわる事態についてどのように考えているのか。まあいまの提案で転作を奨励していく……

第87回国会 大蔵委員会 第10号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○福間知之君 ちょっと関連で総理に。  先ほどの総理のお話に関連しまして、非常に重要な問題だと私思いますので、一言申し上げたいのですけれども、日米間は非常に重要な関係でございます。われわれも大事にしてきましたし、これからも大事にしていかなければなりません。  しかし、いまアメリカが日本の産業構造の調整を要求したり、あるいはまた内需拡大の五カ年間の計画を示せとまで言っているわけであります。電電問題、国鉄問題等、政府調達関係につきまして、仮にそこで一億ドル、二億ドル調達を可能にしたところで、いま言う七十五億ドルと五十億ドルの差があることと、私は数字の上、金額の上ではそんなに縮まるものじゃないと思う……

第87回国会 大蔵委員会 第12号(1979/04/10、11期、日本社会党)

○福間知之君 いわゆる国債の発行、消化難の問題について引き続いて私からお聞きをしたいと思います。特に大蔵大臣、理財局長、日銀さんちょっとおっていただきたいんです、もう一、二問ですから。  これはお聞きをしたいんですが、私は先般の予算委員会の総括でも一般でも少し触れました。  ちょうどあのときは六・一あるいは六・六国債が暴落を続けておったときで、資金運用部は三千億円をもって買い出動をしたわけですね。そのときの御答弁をいま翻ってみまして全く当たっていない。  理財局長にお聞きをしますけれども、あのときに〇・四%の利上げをやりましたね。私は大体一%前後の利上げは必要と考えられるがどうかというときに、……

第87回国会 大蔵委員会 第15号(1979/04/26、11期、日本社会党)

○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度の公債の発行の特例に関する法律案及び同法律案の修正案に対し、反対の討論を行うものであります。  赤字公債発行のための財政特例法は、昭和五十年度以降すでに五回を数えるのであります。この間、わが党は、過去の高度成長型の財政運営を軌道修正し、不公正優遇税制などの抜本的見直し並びに所得税減税の実施などこそ福祉の充実、景気の着実な回復という国民の強い要請にこたえつつ、財政再建を実現する有効適切な方策であることを強調し、政府に政策の転換を要求し続けてきたのであります。  しかるに、政府、財政当局はわれわれの主張に耳をふさぎ、依……

第87回国会 大蔵委員会 第18号(1979/05/24、11期、日本社会党)

○福間知之君 今回の製造たばこの値上げ、平均で二一%と承知をしておりますが、額の引き上げとあわせまして、ただいまの提案説明にもありましたように、制度改革という一面が含まれておるわけでありますが、当局としては今回のこの改正が、いわゆるたばこの関係産業といいますか、関係者にどういうふうな影響があるとお考えなのか、基本的な問題についてまず公社のお考えをお聞きをしたいわけであります。  申すまでもなく、今回の値上げを伴う改正というのは、国民の生活、平たく言えば、物価一般に影響がなしとはしない。当局の側も〇・三七%程度の物価への影響を予想されておるようでございますが、御案内のとおり、昨日の当院の本会議で……

第87回国会 大蔵委員会 第19号(1979/05/29、11期、日本社会党)

○福間知之君 先日に引き続きまして質問を続けたいと思います。  前回のときも申したんですが、健康といわゆる喫煙の問題につきまして五十三年度で一億一千五百万円、五十四年度で一億三千万円の予定、こういう金額を公社が支出をして委託研究をされているわけでありますが、聞くところによりますと、過去十年来二十三の大学あるいは研究所で委託研究を行ってきたと、こういうことのようですが、まとまった報告がいままでになされていないわけであります。せっかく多額の費用を出して研究をされているわけでございますが、その研究の結果報告というものを文書で当委員会に提出を願いたいと思うんですが――これは委員長に対する要請でございま……

第87回国会 予算委員会 第4号(1979/03/10、11期、日本社会党)

○福間知之君 総理ちょっとお聞きをいただきたいんですけれども、「本当に国民に対して訴えかけるべき内容があるならば、筆端おのずから文字をほとばしらせ、言々句々、TVのコマーシャルを圧倒するに足る迫力を生ずべきではないか。一国の政策がTVの長編ドラマより面白くないというのは、社会的にみて本来不思議なことのはずである。政策はつまらないという通念が生じたのは取り扱い方が間違ってきたからだ。一国の政策は血わき肉躍る情熱の所産でなければならない。時代閉塞の状況下においても、この状況を打破する持続的な情熱が政策立案者に要請される。」、これはことしの初めに、ある経済研究家の人が政府当局のある種の政策について、……

第87回国会 予算委員会 第9号(1979/03/16、11期、日本社会党)

○福間知之君 政府は、ことしの予算で雇用創出を人員で約十万人ほど実現したい、あるいは失業の予防という意味合いで九万から十万人ぐらい失業を防ぎたい、あるいは失業者の生活の安定対象人員百六十三万人ほどを一応見込んでいるわけですけれども、特に、私は、雇用創出十万人というのは、具体的な、たとえば業種とか雇用の形態とか男女の比率とか、ある程度の見通し、計画があるんじゃないかと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 わが党はもっと大きな雇用創出を実は希望しているわけでございますが、もちろんこれは予算も伴うことですから、この場では最大限政府は十万人と言わず、ひとつやっていただきたいと要望するにとどめます……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/03/24、11期、日本社会党)

○福間知之君 日銀総裁にまずお伺いしたいのですが、最近、日銀では、物価の上昇、インフレに対する警戒姿勢が非常に強いと伺うのですが、具体的にはマネーサプライ、M2その他の指標で特段にここ数カ月前と違ってきたという点があるわけですか。
【次の発言】 総裁、その二次製品、石油製品その他が国内で値上がりの傾向があるという見方ですが、それは仮需要でなくて何かほかの原因、理由があると考えられますか。
【次の発言】 そのほかに、株価も大変堅調を続けているとか、地価が高騰ぎみであるとか、あるいは絵画骨とう品類が非常に売れているとかいうふうなことも影響があるのじゃないですか。


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1979/06/06、11期、日本社会党)

○福間知之君 公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。貴重な意見を賜りまして、感謝申し上げます。  まず、谷本公述人にお聞きをしたいんですが、先ほども公述の中で触れておいでになったかと思うんですけれども、まあ葉たばこに限りませず、最近は米の減反、あるいはまた他の畜産、農産物の自由化、あるいはそれらに関する輸入の圧力、こういうものが日本の農業全体を取り巻く環境として深まってきているわけでありますけれども、例外ではなくて、このたばこも半年分からの過剰在庫を抱えている。加えてまた、値上げによって、たばこ全体の消費の停滞から来る葉たばこの需要の減退、あるいはそこからまた、結果として減反なり廃反とい……

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/03/20、11期、日本社会党)

○福間知之君 渡辺先生に一言お聞きしたいのですが、先ほどの景気に関するお話でもう少し見解を聞きたいのですけれども、最近かなり厳しく見る経済学者の場合、たとえば下村治さんなどはゼロ成長論者と言われているのですが、必ずしもそれにくみするわけじゃないのですけれども、確かに一年以上前に比べて景気がよくなってきたのじゃないか、生産指数の上昇とか在庫投資積み増しなどの指数も回復してきたと言われるのですが、しかし私ども考えまして、かなり財政主導で公共投資重点の財政刺激によって成長率を何とか高めるということにつながっているのであって、全体としての、民間の何と言いますか、景気を押し上げていくという力はなお不足し……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○福間知之君 企画庁長官に、昨日夜報道されました政府としてのOPECの値上げに伴う国内原油価格を軸にした卸売物価の上昇を抑制するという趣意の方針が決定されたようでございますが、あらかた御説明をいただければと思います。
【次の発言】 まだ各国ごとのプレミアムがどうなるかわからないし、あるいはまた六月のOPECの総会でも再値上げが行われる可能性を残しているということでございますね。さしあたって他の物価への影響もさることながら、石油各社の価格値上げというものがどういうふうになるのか、これは長官でなくてもエネルギー庁でも結構でございますが、今後さらに値上げがあるという一応の予想がかなり確度が高いわけで……



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データ更新日:2022/12/18

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