このページでは小山一平参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○小山一平君 私は、日本社会党を代表し、ますます深刻な財政危機に陥り、国民生活や福祉に暗影を投げかけている地方財政の諸問題を初め、戦後三十年、国民の努力によって築かれてきた地方自治と政府の五十三年度予算案との関連における諸問題を中心にいたしまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 総理は、戦後三十余年、わが国は目覚ましい経済発展を遂げてきたが、その反面、物心両面にわたって社会に若干のゆがみを招いたと述べられましたが、私は、若干ではなく、数々の深刻なゆがみと困難な後遺症を残したと思います。そして、高度成長の破綻と、かつてない経済危機、社会危機の到来によりまして、旧来の価値観から脱却し、新……
○小山一平君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました「地方財政の状況」、いわゆる地方財政白書に関連して、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 ここ数年来、地方財政は、厳しい状況下にあるにもかかわらず、国の景気回復政策を受けて、公共事業を積極的に組み入れ、高い伸び率を示しておりますが、これに必要な公共投資の地方負担はほとんど地方債に依存し、その償還費は年ごとに激増をしているのであります。地方財政計画による地方財源不足額は、五十年度以来毎年二兆円を超し、五十四年度には四兆一千億の巨額となっております。地方団体の借金は総額三十兆円にもなって、地方財政は破綻の状況に陥っているばか……
○小山一平君 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして、公害及び交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法律案は、大気汚染による健康被害に対する補償給付の支給等に要する費用のうち自動車に係る負担分について、自動車重量税の収入見込額の一部に相当する金額を公害健康被害補償協会に交付する措置を昭和五十五年度から昭和五十七年度までの間においても引き続き行おうとするものであります。 委員会におきましては、汚染指標物質の見直しと指定疾病の範囲の拡大、障害補償費等の補償給付の改善、公害保健福祉事業の充実強化等の質疑が行われましたが、……
○小山一平君 この委員会でいろいろお尋ねしなければならない問題は山積しておりますか、時間がありませんから、きょうは、特定防衛施設周辺整備調整交付金の問題と、返還軍用地の跡地利用の問題についてお尋ねする予定ですけれども、これとてもきょうの時間の中ではどれだけできるかわかりませんが、逐次お尋ねしてまいりたいと思います。
まず最初に、調整交付金制度の法律規定について簡単にひとつ説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、この調整交付金に対する基本的な認識についてただしておきたいと思うんですが、特定防衛施設の存在する関連市町村に対しまして、恩恵的にめんどうを見てやるという考えなのか、関連……
○小山一平君 私は、関西電力黒部川第四発電所、通称黒四発電所の建設に伴うさまざまな問題がございます。これらに対する関係省庁の許認可の事務、また行政指導等について質問をさしていただきます。 まず最初に、林野庁にお尋ねいたしたいと思いますが、それは国有林野の管理運営にかかわる認識と基本的な方針についてでありますが、私は、国有林野はもとより国民の財産でございまして、国有林野の管理運営は、その国有林野が存在する地域住民の福祉にできるだけ貢献するということが当然の姿勢であろうと思うわけでありますが、憲法あるいは民法は、それぞれ、私権は公共の福祉に従うと規定しておりますし、財産権の内容は、公共の福祉に適……
○小山一平君 まず最初に、ただいま御報告のありました成田空港事件に関連をしてお尋ねをしたいと思いますが、運輸省の方ではこの成田問題に対応する必要上できるだけ早くこの質問を済ましてほしいという、たっての要望がございますので、警察庁関係はその後にいたしまして、まず最初に運輸省にお尋ねをいたします。 この二十六日の成田空港事件は、国民の間にも大きな衝撃を与えておりますが、マスコミの報ずるところによれば、運輸省は三月三十日の開港、四月二日の運航開始という予定を延期することに決定したと報じておりますが、今日まで主要機材の破壊の実態調査もかなり進んでいると思いますが、その状況と、それから予定変更、さらに……
○小山一平君 三月二十六日の成田空港管制塔占拠事件から二十日ほどの日時が過ぎました。この機会に今日までの経過と今後の対策についてお伺いしておきたいと思います。 政府が決定しました五月二十日開港に向けていま警備体制の整備が進められると思いますが、マスコミはあの事件における幾つかの警備ミスについてきわめて具体的に詳細に報道をしております。私たちはマスコミ情報だけで適当な認識を欠いてはいけませんから、警備当局から警備ミスについて率直具体的に御報告をいただきたいと思います。このことは、やはりあの事件における慎重、そして率直な反省の上に立って今後の対策を立てるために、それがきわめて重要だと考えるからで……
○小山一平君 私は、地方交付税また地方財政全般にわたって御質問を申し上げるわけでございますが、その質問に入る前に一つだけ、国家公安委員長にお尋ねしておきたいと思います。 けさの毎日新聞を見ますと、浅沼警察庁長官が、成田空港開港後、責任をとって辞任すると報じております。かつて警視総監が若い警察官の暴行殺人事件で責任をとって辞任をされました。こうして潔く出処進退を決められるという点については敬意を表するわけでございますが、釈然としないのは、成田空港事件が発生をした直接の責任は運輸省、空港公団にあるはずです。その運輸大臣も公団の総裁も何ら責任をとらずに、警察当局の責任者だけが責任をとる、これは大変……
○小山一平君 きょうは雇用問題について少しくお尋ねをしてまいりたいと思いますが、労働省お見えですか。――現在の失業者の実態、新聞などで発表されてはおりますが、これについてひとつ御報告をお願いいたします。
【次の発言】 いわゆる潜在失業者、パート等女性の実質的な失業状態、こういったようなものはどのように把握しておりますか。
【次の発言】 不況の中で企業内部にかなりの過剰労働力をやむなく抱えている、こういうことが明らかなんですが、これはいつ完全失業者になるかもわからないという要素を持ったものと思いますが、企業内における過剰労働力、これをどんなふうに考えておりますか。
○委員長(小山一平君) ただいま御推挙をいただきまして、私が委員長の重責を担うことになりました。 当委員会に課せられた任務はまことに重大でございます。委員各位の御協力をいただきまして、その任務を遂行してまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 午後十一時五十分散会
○小山一平君 先日、大臣の所信をお伺いしました。きょうは私が大臣に初めて質問をすることのできる機会でございますから、最初に二、三の点について大臣の地方自治に対する基本的な認識といったようなことをお尋ねしたいと思います。
先日の所信のごあいさつの中で、「長期的な展望の上に立って行財政両面にわたり見直しを行い、地方自治の基盤の一層の充実を図ることが必要」であると、こう述べられましたけれども、大臣は、見直しを行うべき問題点は、具体的にはどういうことだと認識されておるわけでございますか。
【次の発言】 いままで幾人かの大臣に対してこの問題の御質問を申し上げましたが、地方分権を土台にして、その方向へ向……
○小山一平君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 一九七三年を一区切りとして、地方財政には大きな変化があらわれております。 一つは、言うまでもなく、わが国経済が不況とインフレのどろ沼に落ち込み、高度成長の矛盾が至るところに露呈したことであります。この結果、地域経済は相対的地盤沈下をもたらし、さらに産業間格差及び企業間格差を深刻にして地方財政を直撃し、深刻な危機に陥れています。特に、大都市財政悪化の傾向も顕著となっています。 二つには、こうした状況下にあっても財政需要の増大を余儀なくされ、さらに地価、建設資材を初……
○小山一平君 最初に、地方交付税にかかわる二、三の点についてお尋ねいたしたいと思いますが、最初大変幼稚なことをお聞きをいたしますが、本来地方団体は、地方税など自主財源で財政運営ができて一定水準の行政が執行されることが望ましいと思います。しかし実際には、地方団体の間には税収の大きな格差がございまして、それができる団体とできない団体があるのは当然でございますから、この財源調整をすることによって必要財源を保障していく。そして国民が、いずれの地域、いずれの団体にあろうとも、一定水準の行政サービスが受けられるようにしようというのが地方交付税制度の趣旨だと思いますが、こういうことでよろしいのでございますか……
○委員長(小山一平君) この際、重ねてごあいさつを申し上げるようなことになりました。
ただいま御推挙をいただきまして私が委員長の重責を担うことになりました。もとより当委員会に課せられた任務はまことに重大でございます。どうぞ委員各位の御協力をいただきまして、その任務を遂行したいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に秦野章君……
○委員長(小山一平君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたしたいと思います。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小山一平君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして委員長に選任されました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行したいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続き理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に秦野章君、森下泰君、坂倉藤吾君、馬場富君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時十五分散会
○委員長(小山一平君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として福島茂夫君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行いたいと思います。
ただいまの委員の異動に伴い、理事に欠員が生じております。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に福島茂夫君を指名いたします。
【次の発言】 先般当委員会が行いました閉鎖性水域等における水質保全及び対策の実……
○委員長(小山一平君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして委員長に選任されました。委員各位の御協力をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に秦野章君、福島茂夫君、坂倉藤吾君、馬場富君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時十二分散会
○委員長(小山一平君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公害及び環境保全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に公害防止事業団理事長城戸謙次君及び同理事宮城恭一君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十七……
○委員長(小山一平君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
請願の審査を行います。
第二三七号東京湾岸道路の環境対策に関する請願を議題といたします。
本日の理事会で協議いたしました結果、本請願を保留とすることに決定いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時五十三分散会
○委員長(小山一平君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
公害の防止及び自然環境を確保する諸施策を樹立し、並びに総合的交通安全対策を強化するための施策を推進する上で当委員会に課せられた任務はまことに重大であります。
委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行していきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ご……
○委員長(小山一平君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、原文兵衛君、平井卓志君、二木謙吾君及び降矢敬雄君が委員を辞任され、その補欠として熊谷弘君、成相善十君、降矢敬義君及び鈴木正一君が委員に選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本日の委員会に参考人として公害防止事業団理事長城戸謙次君の出席を求め、同事業団の事業及び予算について説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(小山一平君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま自民党席に福島理事がお見えになりましたけれども、ごらんのように一人もおりません。これはきわめて不謹慎であって遺憾なことでございますから、福島理事に今後の委員会には与党の委員も出席するように特に御努力を要請しておきます。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後五時二十一分散会
○委員長(小山一平君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公害健康被害補償法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に日本道路公団理事大島哲男君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、土屋環境庁長官から趣旨説明……
○委員長(小山一平君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、久次米健太郎君及び佐々木満君が委員を辞任され、その補欠として北修二君及び成相善十君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に沓脱タケ子君を指名いたしま……
○委員長(小山一平君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。 請願の審査を行います。 第一八号大気汚染指定地域解除反対等に関する請願外十七件を一括して議題といたします。 本委員会に付託されました請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。 理事会で協議の結果、第三二五九号公共施設等における合成洗剤の使用自粛に関する請願は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、第一八号大気汚染指定地域解除反対等に関する請願外十六件は、保留とすることに決定いたしました。 以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○小山一平君 まず最初に、国有林野の貸し付けの基本方針について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 電気事業は、今日のような自由競争を原則とする体制社会のもとにありましても、契約自由の原則が買い手側へは通用しないようになっていることは御承知のとおりでございますが、なおまた、料金算定根拠を原価主義というフルコスト原理に基づいて政府が介入をしておりますし、さらにスト規制など手厚い保護と保証がございます。このことは電気事業がいかに社会的責任が重大であるかということを示していると思います。
そこで、電源開発など大きな開発事業が行われる場合には、電力企業は関係自治体や地域住民との間に理解と協……
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