このページでは下条進一郎参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○下条進一郎君 補正予算が通ったばかりの今日でありますけれども、やはり庶民の声の中には、依然としてこの不況問題なかなか解決しそうにもない。しかも追い打ちのように円高問題が出てまいりまして、まあ、産業界は中小企業を含めて、きわめて厳しい状況下に置かれているわけであります。そこでこの問題を、やはりいままでいろんなひずみが出たり、ぎくしゃくした問題を後向きに解決することももちろん必要でありますけれども、前向きに一体今後どうしたらいいかと、基本的な問題もやはり私たちここで考えていかなければならないと思うわけでありますが、その一つといたしまして、私たちはいろんな経済のバランスという問題を考えた場合に、全……
○下条進一郎君 先ほど来三人の参考人から非常に厳しい、苦しい業界の事情をるる伺いまして、私ども非常に心を痛めた次第でございます。 そこで二、三の問題につきましてさらに問題点をはっきりさしていただきたいということを、またお尋ねを含めて申し上げたいと思うのでありますが、共通の問題は、一つはやはり構造的な不況業界である、これに対して基本的にどう考えたらいいかという問題があると思うんです。それは前前から言われてすでに久しいのでありますけれども、たまたま余りにもその不況の深刻の度合いが深まり過ぎておるということが一つと、それがまた最近のいわゆる円高問題によって一層加速されたという二つの二重の衝撃により……
○下条進一郎君 私、再び商工委員会で質問いたしますのは、この商工委員会の各委員だけでなく、恐らく国会のすべての人が、そしてまた日本国民全体が、この円高問題についてしばしばの審議がありながら、具体的な解決がなかなか行われていない、そういうことで大変に心配をしている問題だということで、再度ここに質問に立った次第でございます。限られた時間が三十分間でございますので、ポイントだけ御質問いたしまして、できる限り明確に具体的に、お答え願いたいと思うのであります。 なお、きょうは通産大臣お体のおぐあいが悪いのに押して御出席いただきまして恐縮でございます。 それでは、最初に大蔵省にお尋ねいたしたいのであり……
○下条進一郎君 私は自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、円高に関するこれからの基本的な方策等につきまして、総理並びに閣僚にお尋ねいたしたいと思います。 先ほど来の円高基調と申しますのは、途中で一服気配もありましたけれども、依然としてやはり基調的にはまだ強いものが残っております。昨日の終わり値なども二百四十六円台というようなことで、大変な厳しい状況に相なっておることは皆様御承知のとおりでございます。そこで、やはりこういう問題をびほう的に取りつくった形で処理することではなかなか解決いたしませんので、この機会に、やはり基本的にどのようにしてこの問題を解決するか、場合によってはかなり厳しい判……
○下条進一郎君 本案の取り扱いの問題をまず最初に伺いたいんでありますが、東京都内においても、あるいは地方におきましても、この大陸だなの法案がきわめて大事なものだろうという認識は国民の中にかなりあるわけでございます。しかしながら、かなり知識人と思わしき方々の中にもこの大陸だな法案がなぜ大事なのか、そしてまた野党の方々がなぜあれほどまで反対しておられるのか、そしてこれに対して自由民主党あるいは政府が一生懸命何とかして通さなきゃならない、このように努力している、その争点と、そしてそれをもう少しわかりやすく国民に御説明していただくのが私は必要じゃないかと、こう思うわけでございます。 きょう、わざわざ……
○下条進一郎君 私は、最近の国際金融問題と、それに関連いたします中小企業問題、こういう問題に焦点をしぼりまして、持ち時間の間で質問さしていただきたいと思います。 きょうの前場の円相場は、依然として高値を更新するというような状態が続いております。政府とされましては、昨年来、この円高問題を何とか解決したいということでしばしば協議をされ、いろんな対策を講じてこられておるわけでありますが、どうもそういう点が具体的な数字として効果につながってこないということを大変に残念に思うわけでございます。 また、昨日の国際収支統計二月分でございますが、それが発表されまして、すでに皆様御承知のように輸出が大変にふ……
○下条進一郎君 繊維産業に関連いたしまして、昨今の一般的な景況の動向についての判断と申しましょうか、報道というものは、おおむね好況に向かいつつあるというような概括的な見方が一般に通っておるようでございますが、御承知のように繊維産業というのは、長い歴史の中で好況、不況の波を乗り越えて今日まできたわけでございます。その性格から言えば、きわめて近代的な面もあれば、またきわめて旧時代的なものがあり、その意味においてやはり構造改善事業というものは、相当徹底してやらなければならない。このように考えるわけでありますが、どうも昨今特に糸をつくる面、紡績面の段階においては、この好況ということでせっかく通産省の方……
○下条進一郎君 最初に運輸大臣と国家公安委員長にお尋ねいたしたいのでございますが、実は昨夜来のテレビ、新聞等のニュースによりまして、大清水トンネルが非常に難工事であるとは申せ、非常に大きなまた被害を、人災を生じたわけでございます。けさまでの調査によりますと、十二名の遺体がさらに搬出され、すでに犠牲者が二名出ておられますので、十四名という大変に大きな被害を生じたわけでございます。まことに御同情の限りでございます。いろいろな情報を拝聴いたしておりますと、この問題につきましては天災というだけでなくして、まあ人災と申しましょうか、管理面におけるいろいろな粗漏の累積で起こったやに承っておるわけでございま……
○下条進一郎君 私は御岳山の噴火につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 今回の御岳山の噴火は、全く余知しないという状況のもとでこういう事態が起こったわけでありますので、関係の王滝、三岳、それから開田、この住民の方は大変に驚き、かつまた、被害によって困惑しておられる、まことに心から同情にたえない次第でございます。 この問題につきまして、まず最初に気象庁の方にお尋ねいたしたいと思いますが、気象庁の方は従来から監視体制というものをとっておられなかったということでありますけれども、おたくの方の情報によりますと、昨年末あの地域において、木曽郡の地域において群発地震があったということが報道……
○下条進一郎君 電気料金及びガス料金の値上げ申請に関連いたしまして、当委員会において、ただいま委員長からお話がありましたように前回参考人からの陳述があったわけでございまして、きょうはまた重ねて御出席いただきましてわれわれの質問にお答えいただく、まことに御苦労さまと存じます。 皆様の方から、この料金の値上げについての申請が出ましてからすでに日もある程度たちまして、わが党におきましても、しばしば関係者の方々にお越しいただきましてヒヤリングをやるなど勉強を進めてまいったわけでございますが、参考人の方におかれましても、この問題の重要性についてはさらに認識を深められまして、いろいろと御検討も進めていら……
○下条進一郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和五十四年度補正予算三案に対し賛成の意思を表明し、討論を行うものであります。 わが国経済は、昭和四十八年秋のいわゆる第一次オイルショックを境に不況局面が長期にわたって続いてまいりましたが、数次にわたる思い切った財政による景気てこ入れと民間の努力があり、さらに輸出も順調に伸長し、国内経済は着実に回復の基盤を固めてまいったのであります。特に五十四年に見る経済の動向はきわめて良好な姿になっております。四十九年度に実質経済成長率がマイナスに落ち込んで以来幾多の苦難を克服し、五十三年度五・六%、五十四年度実績見込み……
○下条進一郎君 予算委員会地方公聴会大阪班につきまして報告申し上げます。 大阪班は、山内委員長、亀長理事、鈴木委員、松前委員、安恒委員、中尾委員、橋本委員、井上委員、秦委員、それに、私、下条が参加し、去る二月二十六日、大阪市において開催されました。 公述項目は、地方財政、経済動向、都市経済及び消費者問題の三項目であり、八名の公述人から意見を聴取し、これに対し各委員より熱心な質疑がありましたが、以下、公述順に従い公述人の陳述概要を御報告申し上げます。 地方財政関係では、大阪府知事岸昌君及び神戸市助役井尻昌一君から意見を聴取いたしました。 まず、岸公述人は、最近とみに相対的地位の低下してい……
○下条進一郎君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 本分科会の担当は、国土庁、農林水産省、運輸省、郵政省及び建設省所管の予算で、三月二十九日から本日までの四日間にわたり審査を行ってまいりました。 以下、日程の順序に従い、質疑の主な事項について簡単に御報告申し上げます。 まず、運輸省所管につきましては、「東北、上越両新幹線の開通見通しはどうか。鹿児島空港滑走路のサンドマットは手抜き工事であり、安全性からも問題ではないか。地方ローカル線は赤字だけの理由による安易な廃止には慎重であるべきではないか。航空審議会の関西新空港の建設工法検討は、埋め立て工法有利の資料に偏しているのでは……
○下条進一郎君 私は自由民主党の下条進一郎でございます。 最初に、青葉公述人にお尋ねしたいと思います。二点でありますが、最初、黒字減らしと申しましょうか、通貨安定と申しましょうか、その点でございます。それからもう一点は、内需関係をどうするかという問題、この二点についてお尋ねいたしたいと思います。 青葉公述人は長く銀行にいらっしゃいまして、通貨問題についても権威でいらっしゃいます。時間の関係で先ほどのお話の中では主として景気予測に関連して通貨問題に限ってお話がございまして、内需関係がこの日本の経済をどのように安定するか、また、それに具体的にさらに不足があるならばどうしたらいいかという議論がご……
○下条進一郎君 最近の続伸しております円高を主因とした通貨不安、この問題につきまして、それの関連のものを含めましてお尋ねいたしたいと思います。 こういう通貨不安が起こっておりますことについては、すでに何回も予算委員会で論議がありまして、円側の問題あるいはドル側の問題、両方の問題があるわけでありますけれども、きょう私が特にお尋ねいたしたいのは円側の問題、すなわち国内でこの問題に対してどのように処理をしていったらいいかという問題で、まだ未解決の問題についてお尋ねしたいと思う次第でございます。 第一点は、輸出の問題であります。輸出と申しますと直接は通産省所管ということになるかと思いますけれども、……
○下条進一郎君 両先生には大変含蓄のあるお話を承りましてありがとうございました。二、三の点につきましてお尋ね申し上げたいと思いますが、最初に渡辺先生に伺いたいと思います。 最初、物価の問題のお話がございましたが、確かに、いろんな点について先生の御説明のような傾向が出ておりますけれども、その中の一つの要件といたしまして、ことしは円の価格は大体このような形で推移するだろうというような前提を置かれて御説明があったやに承りましたけれども、そういう円・ドルのレートの見通しについてのその背景はどのように考えていらっしゃるか、それをまず第一点として承らしていただきたいと思います。 それから第二点でござい……
○下条進一郎君 けさほどの一般質問から始まりまして、いわゆるOPECの値上げがわが国の石油状況に対して大きな影響を与えているということで新聞等に取り上げられ、また、一般国民も大変に心配していることだと思いますし、大臣からもたびたび概括的な御説明をいただいておりますけれども、こういう場合に私たちの認識を正確に持つことが前提として必要だと思いますが、一般の消費というふうなとらえ方の中でいわゆる工業用、生産用の石油関係の消費と、いわゆる一般の消費者の段階に至るところの消費というものがそれぞれ違う角度で見直されなければならない、このように考えるわけでございます。すなわち生産の方の問題につきましては、や……
○副主査(下条進一郎君) 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
○主査(下条進一郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挽によりまして、安恒良一先生が副主査に、私が主査に選任されました。皆様方の御協力を得まして職責を全ういたしたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 審査に入るに先立ち、議事の進め方についてお諮りいたします。
本分科会は、昭和五十五年度一般会計予算、昭和五十五年度特別会計予算、昭和五十五年度政府関係機関予算中、国土庁、農林水産省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審査することになっております。
本分科会は本日より四月二日まで審査を行い、四月二日午後の委員会において主査の報告を行うことになって……
○主査(下条進一郎君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。
去る二十九日、立木洋君及び柳澤錬造君が分科担当委員を辞任され、その補欠として山中郁子君及び栗林卓司君が分科担当委員に選任されました。
また、本日、上林繁次郎君が分科担当委員を辞任され、その補欠として三木忠雄君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十五年度総予算中、国土庁及び建設省所管審査のため、本日の分科会に参考人として、本州四国連絡橋公団総裁尾之内由紀夫君及び同理事大富宏君及び日本道……
○主査(下条進一郎君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨日、栗林卓司君が分科担当委員を辞任され、その補欠として木島則夫君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十五年度総予算中、郵政省所管を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。三木忠雄君。
【次の発言】 以上をもって三木忠雄君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、赤桐操君が分科担当委員を辞任され、その補欠として広田幸一君が分科担当委員に選任……
○主査(下条進一郎君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨日、山中郁子君及び木島則夫君が分科担当委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君及び柳澤錬造君が分科担当委員に選任されました。
また、本日、桑名義治君が分科担当委員を辞任され、その補欠として渡部通子君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十五年度総予算中、農林水産省所管を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。片山甚市君。
【次の発言】 片山君、時間が来ております。
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