このページでは安田隆明参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(安田隆明君) 今後の科学技術政策の展開につきまして、とにかく創造的な技術開発、それから国際協力、これに積極的に取り組みなさい、こういう御所見であり、御指摘でございました。 成相先生の御指摘のとおりでございまして、まず第一に、創造的な科学技術の開発につきましては、これまでのわが国の科学技術というものは、ほとんどがこれは欧米先進国から導入いたしまして、これにわれわれ日本人の知恵を加えまして、そうして今日の高い水準を確保し得たと、こういうことでございます。ところが、これからはどうか、こうなりまするというと、先ほど成相先生御指摘のとおりに、本当に欧米との技術水準の格差というものが縮小して……
○安田隆明君 それじゃ私まず、本院の方からいち早く委員長初め現地調査団を派遣していただきました。非常によく調査していただきましたし、同時にまた委員長初め皆さんから現地に大変激励をいただきました。お礼を申し上げたいと思います。それから長官初め政府の方もよくやっていただきました。私からもお礼申し上げます。 そこで、第一点でございますけれども、長官に一つ、今度の災害についての理解というものとこれに対応する決意ということをちょっとお聞きしたいわけでありますが、百余名という死傷者を出している。それから私は北陸でございますけれども、あの国鉄北陸線に普通科第一四連隊の戦力を全部投入してもついに七日間とめざ……
○委員長(安田隆明君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました安田でございます。はなはだ微力でございますけれども、皆様方の御指導、御協力をいただきまして、円滑かつ公正な委員会の運営を行ってまいりたいと思っております。よろしく御協力のほどお願い申し上げます。
鳩山前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。鳩山君。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(安田隆明君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。
去る八日、瀬谷英行君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
また、本日、田中正巳君、名尾良孝君、秦野章君、鳩山威一郎君及び円山雅也君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君、関口恵造君、堀江正夫君、井上裕君及び森山眞弓君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。
本委員会の運営につきまして理事会において協議いたしましたところ、次のような合意を得ましたので申し述べます。
委員以外の議員の委員会出席に関する理事会申……
○委員長(安田隆明君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、後藤正夫君、関口恵造君、堀江正夫君、井上裕君及び森山眞弓君が委員を辞任され、その補欠として田中正巳君、名尾良孝君、秦野章君、鳩山威一郎君及び円山雅也君が選任されました。
また、昨日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として前島英三郎君が選任されました。
また、本日、田中正巳君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は前回聴取いたしておりますので、……
○委員長(安田隆明君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十月二十三日、井上裕君、福田宏一君、塚田十一郎君、玉置和郎君及び成相善十君が委員を辞任され、その補欠として田中正巳君、秦野章君、増岡康治君、長谷川信君及び小澤太郎君が選任されました。 また、同月二十七日、前島英三郎君が委員を辞任され、その補欠として野末陳平君が選任されました。 また、同月三十一日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として秦豊君が選任されました。 また、本日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
○委員長(安田隆明君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。 暫時休憩いたします。 午前十時四十八分休憩
○委員長(安田隆明君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、名尾良孝君、中村禎二君、小澤太郎君、田中正巳君、長谷川信君及び秦野章君が委員を辞任され、その補欠として杉山令肇君、小林国司君、大木浩君、梶原清君、関口恵造君及び大島友治君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一三一〇号衆議院議員定数配分の是正に関する請願外二十件を議題といたします。
今国会におきまして、本委員会に付託されました請願は、お手元に配付いたしました資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会……
○国務大臣(安田隆明君) このたび科学技術庁長官を拝命いたしました安田隆明でございます。 全エネルギー供給の過半を石油に依存しているわが国におきましては、石油代替エネルギーの開発が緊急の課題となっており、科学技術分野におきましても、原子力の研究開発の推進を中心とするエネルギー研究開発を積極的に推進することが強く要請されていると認識いたしております。特に、原子力発電はすでにわが国のエネルギー供給上不可欠な役割りを担っており、一層その役割りを拡大していくためには、原子力発電の立地の円滑化、核燃料サイクルの早期確立、次代の発電炉として期待される高速増殖炉等の新型動力炉の開発、核融合の研究開発に一層……
○国務大臣(安田隆明君) ただいま委員長から御紹介いただきました安田隆明でございます。 現下の厳しい内外の諸情勢の中にあって、わが国が直面する幾多の制約を打開し、経済の安定的な成長並びに国民生活の一層の充実を図っていくためには、科学技術の振興が不可欠な問題でございます。 わが国は幸い国民の高い知的能力に恵まれておりますし、この貴重な国民的資源を活用して独創的な科学技術を創出することにより二十一世紀への発展の礎を築くことは、われわれの世代に課せられた責務でもございます。また、国際社会の中においても、科学技術先進国としてわが国に寄せられる期待はきわめて大きく、科学技術の面からの積極的な貢献が強……
○国務大臣(安田隆明君) お答えに入る前に、前政務次官として本当にすばらしい実績を残していただきました。庁を明るくしていただきました。先生が去るに当たって、庁の職員一同そろって涙を流しながら見送ったその形、影を私は見守っておりました。深甚の敬意を表したいと思います。 その次に、お答えになるわけでありますが、いわゆる財政の厳しい中で科学技術を後退させたらいけないよと、お話のとおりでございます。私が通産政務次官のときに、いまの総理、通産大臣でございました。資源は有限であるよと、人類は無限であるよと、いまの世代は有限の資源に対し無限の人類は挑戦をする時代に入ったのだから、ひとつ科学技術の振興に力を……
○国務大臣(安田隆明君) 第九十八回国会に当たり、科学技術庁長官といたしまして所信を申し述べさせていただきます。 わが国は、自由世界第二位のエネルギー消費国であるにもかかわらず、石油を初めとするエネルギー資源に乏しく、エネルギー源の八割以上を海外からの輸入に依存するという脆弱なエネルギー供給構造を有しております。 このようなわが国のエネルギー事情及び依然として不安定な石油をめぐる情勢等にかんがみれば、わが国が将来にわたり、経済の安定成長と国民生活の向上を実現していくためには、石油にかわる多様なエネルギー源の研究開発利用を促進し、エネルギーの安定供給の確保を図っていくことが必要であります。 ……
○国務大臣(安田隆明君) 高木先生は学者でございますし、同時にまた非常にすぐれた知見をお持ちの先生でございますから、いろいろいまお聞きしておりました。山中大臣からもお話がございました。 私は、これは持論でございますけれども、資源は有限である、人類は無限であると。いわゆる有限の資源に対して無限の人類が挑戦をする、これは避けて通ることができない。その中のエネルギーはとこうなりまして、エネルギー構造の中の油を考えてみますと、油というものは一体たくものだろうか、燃やすものだろうか。われわれは石化工業として、あるいは薬をつくりあるいは顔料をつくる。それで有限の油というものについて人類は将来これを燃やす……
○国務大臣(安田隆明君) 科学技術庁長官の安田隆明でございます。 このたび、重要な科学技術行政を担うことになりました。よろしくお願いを申し上げます。 第九十八回国会に当たり、科学技術庁長官といたしまして、所信を申し述べさせていただきます。 現下の厳しい内外諸情勢の中にあって、わが国が直面する幾多の制約を打開し、経済の安定的な成長と国民生活の一層の向上を図っていくためには、科学技術の振興が不可欠でございます。 国土が狭く、資源に乏しいわが国は、幸い、国民の高い知的能力に恵まれており、この貴重な国民的資源を活用して創造性豊かな科学技術を創出することにより二十一世紀への礎を築くことは、われわ……
○国務大臣(安田隆明君) いろいろいま吉田先生の議論を拝聴いたしておりました。私たちが行政を執行する場合、憲法論がいま出たわけであります。いわゆる個人的人権、あるいは許容する、許容の云々という問題がございました。われわれが行政を執行する場合には両側面を持っておりまして、いわゆる憲法上に基づく基本的なそういう問題と、もう一つは自治法がこれをとらえている一側面があるわけであります。これはもう釈迦に説法でございますから吉田先生十分御承知でございますが、今度のこの問題は、やはり自治法に示すいわゆる行政の執行についての取り扱いを一体どう運ぶか、こういう問題になるわけであります。だから、住民投票によらなけ……
○国務大臣(安田隆明君) いま八百板先生から御質問がございましたとおり、わが国の戦後今日までの科学技術の足取りをたどってみまするというと、いわゆる導入の中において、これにわれわれの英知とそれからわれわれのすばらしい知恵というものを加えて、今日このようなすばらしい科学技術立国というものを成就しておるわけであります。 しかし、いまお話しのとおり、今日の情勢ははなはだしく社会経済的に多様的な変化をしておるわけでありますが、いま御指摘のとおり、その変化の中で、いままでは移転を許容しておったものが逆に貿易摩擦、こういう中において、移転というもの、導入というものが非常にむずかしい情勢の中に置かれるように……
○国務大臣(安田隆明君) 吉田先生からのいまほどわれわれいわゆる行政側に対する厳しい御指摘と、こういうふうに私は受けとめました。この前も一遍吉田先生から御忠告をいただいたわけであります。科技庁は特に悪いぞ、こういう御指摘でございました。 資料の要求につきましては三様ございまして、まず第一には、われわれは大蔵委員会でずっとやっておりましたが、いわゆる委員会要求資料、こういう形で出てくるケースがございます。これはお互いの理事会でお諮りになって、しからばこれは出すべし、この資料はこれはさらに検討を要する、こういう形でわれわれは資料の要求をしてまいりました。個人の委員の先生の資料要求の取り扱いにつき……
○国務大臣(安田隆明君) いま鶴岡先生御指摘のように、本当に今日の科学技術の進歩、これははなはだしい大変注目すべきものがあるわけであります。したがって、この科学技術の進歩というものと人間社会との調和をいかにするかということは、これは大変重要な課題でございますし、大きな意味を持っておるわけであります。いま例は適当でないかもわかりませんけれども、超ロボット時代に今度入ってくるでしょう。しからばこれが一体労働行政、労働市場あるいは労働安全衛生分野にどういう一体影響をもたらすのであろうか。これらとも例は適当でないかもわかりませんけれども、もうすばらしい技術の開発というものが労働市場にどういう影響をもた……
○国務大臣(安田隆明君) 御指摘いただきまして、結局井上先生御指摘になっておられますのは、いわゆる財政の効率的、むだを排して、二重投資はいけませんよと、こういう御提示でございます。われわれの科学技術の面で、これは財政当局のいわゆる問題でございますけれども、たまたま科学技術庁と、こうおっしゃいましたので私から答弁さしていただきますが、まず、いま齋藤行管庁長官、それから大蔵大臣から御答弁がありました。各費目、各研究項目とらえてみますれば、それぞれにおのおの行政目的を持ったものと、こういうふうにわれわれはとらえているわけであります。この点は御理解いただきたいと思います。しからば、二重になっていないか……
○国務大臣(安田隆明君) 吉田先生は非常に原子力の知見の高い先生でございますことはよく承知いたしております。私も再処理工場を見てまいりました。基本的な問題がございまして、ちょっと吉田先生と立場が違います。私の方は、長期的展望に立ってどうしても原子力政策というものを緩めたらいけないという、そういう前提に立っておるわけであります。その理由は、これは山中大臣からもお話ございました。われわれは、もう油はこれは有限でしょう。戦略物資に使われるでしょう。であるならば、やはり長中期的には経済性の問題と安定的供給の中からは絶対私たちは原子力というものを手から放すことはできない。その中で、先ほど吉田先生おっしゃ……
○国務大臣(安田隆明君) 山中大臣も時折お話ししておられますけれども、今日まですばらしい、たゆみない歩みの中で科学技術の振興を図ってまいりました。しかし、いま後藤先生御指摘のとおりに、今後われわれが選択すべき科学技術の政策は何だろうかと、こういうことでこの前、林先生の御質問もございましたが、たまたまノーベル賞をいただかれました江崎先生にわれわれがお会いしたときに非常に的確な御指摘をいただきました。それは、先生御指摘のとおりに、とにかく基礎的な先端的なそして創造的な分野に手をつけなさい、日本はそれに欠けております、水道で言うならば貯水池をつくりなさいと、こういうことでございまして、われわれは御存……
○国務大臣(安田隆明君) 当庁といたしましては、「ふげん」が熊谷先生のおかげで敦賀の方に立地いたしておるわけでありますが、この立地につきましては大変お世話になりました。厚くお礼を申し上げます。 そして、原子力政策の推進のためには安全の確保が第一と、これは御指示のとおりでございまして、設計あるいは施工、これは第一義的にダブルチェックで、そしてこれを管理運営する、ここにまた大きな責任があるわけであります。したがいまして、いま熊谷先生御指摘のとおり、運転員の資質の向上、これにつきましては十全を期したい、こういうことを考えておりますので、御了解願いたいと思います。
○国務大臣(安田隆明君) いま山中通産大臣からお話しございましたが、本当に三十八年に初めて原子力の火がともりましたわが国ではいま二十四基動いておるわけでありますけれども、いままでの事故はと、こうなりまするというと、私、日本の安全規制というのは、いわゆる規制法に基づいて非常にこれ他の国よりかより厳しい枠組みの中で管理が行われているわけであります。したがって今日まで人身事故がない。 ただ、小西先生がおっしゃいますように、いささかトラブルが起こる。このトラブルを見ているというと、設計、施工、このダブルチェックの中においてはこれはもう本当に間違いないだろう、ただ小西先生がおっしゃるように、管理運営の……
○国務大臣(安田隆明君) いま厚生大臣、総理、並びに文部大臣からお話ございましたが、総理から御指示がございまして早速これに対応すると、こういうことで三月の十四日、科学技術会議を招集されました。そのときに総理からがん研究についての具体的対応についての体制を整えよという御指示を受けたわけでございます。早速科学技術会議の方におきましては、ライフサイエンス部会の中にがん研究に関する研究グループ、これをつくる、こういうことを決めました。このグループのリーダーはいま海外へ行っております。早速その問題について行っておるわけであります。いずれにしましても、科学技術会議はこのがん研究に対する戦略の基本的計画を、……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。