このページでは原文兵衛参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○原文兵衛君 ただいま議題となりました自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ各会派共同提案に係る北方領土問題等の解決促進に関する決議案につきまして、発議者を代表して提案の趣旨を御説明いたします。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題等の解決促進に関する決議案 今日まで、北方領土問題解決促進に関する国会決議が再三行われてきたところであるが、いまなお解決をみないのは、誠に遺憾である。 よつて政府は次の事項につき適切な措置を講ずべきである。 一、北方領土の早期返還の実現を促進するため、諸行事等の設定などを検討すること……
○国務大臣(原文兵衛君) お答えいたします。 環境問題に対する御質問は四点になると思いますが、第一の環境行政の基本姿勢につきましては、先ほど総理から御答弁がありましたので御了承願います。 次に、濃度規制から総量規制を重点とする対策への転換についてでありますが、大気汚染及び水質汚濁の防止のための規制手法としましては、まず濃度規制に始まり、それのみによっては環境基準の確保が困難な大都市等の地域を対象として、総量規制が導入されてきております。総量規制は、言うまでもなく、工場等からの汚染物質の排出総量を計画的に削減するものでありまして、環境汚染の防止を実効あるものとするため、地域の汚染状況に応じ必……
○委員長(原文兵衛君) この際、皆様方に一言ごあいさつ申し上げます。
このたび、皆様方の御推挙によりまして当委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、円滑、公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に衛藤征士郎君、堀江正夫君、瀬谷英行君、中野明君……
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
伊東外務大臣、大村国務大臣及び中山国務大臣からそれぞれ就任のあいさつがあります。伊東外務大臣。
【次の発言】 大村国務大臣。
【次の発言】 中山国務大臣。
【次の発言】 次に、愛知外務政務次官、山崎防衛政務次官、岩崎沖繩開発政務次官及び佐藤総理府総務副長官からそれぞれ就任のあいさつがあります。
まず、愛知外務政務次官。
【次の発言】 山崎防衛政務次官。
【次の発言】 岩崎沖繩開発政務次官。
【次の発言】 佐藤総理府総務副長官。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたしま……
○委員長(原文兵衛君) 一言ごあいさつ申し上げます。
前国会に引き続きまして私が委員長に選任されました。どうかよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に衛藤征士郎君、堀江正夫君、瀬谷英行君、中野明君、立木洋君、柳澤錬造君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時四十三分散会
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、野田哲君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障問題に関する件の調査のため、来る十月三十一日午後一時に参考人として、三菱電機株式会社顧問白川元春君、憲法擁護国民連合代表委員遠藤三郎君及び京都産業大学教授漆山成美君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として野田哲君が選任されました。
【次の発言】 次に、国の安全保障に関する諸問題並びに沖繩及び北方問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を再開いたします。
国の安全……
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
国の安全保障に関する諸問題並びに沖繩及び北方問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後四時五分散会
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 国の安全保障に関する諸問題並びに沖繩及び北方問題に関する調査を議題といたします。 本日は、国の安全保障問題について、お手元に配付いたしております名簿の方々を参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は御多忙中のところ本委員会に御出席いただきましてありがとうございます。皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の本委員会の参考にいたしたいと存じます。 つきましては、議事の進行上、永野参考人、藤井参考人、長谷川参考人の順序で、お一人二十……
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障及び沖繩・北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
沖繩及び北方問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度といたします。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
この際、堀江君から発言を求められておりますので、これを許します。堀江君。
【次の発言】 ただいま堀江君から提出されました北方領土問題等の解決促進に関する決議案を議題とし、直ちに採決に入ります。
本決議案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
国の安全保障に関する調査を議題といたします。
まず、園田外務大臣からわが国の貨物船と米国の原子力潜水艦との衝突事故に関して報告を聴取いたします。園田外務大臣。
【次の発言】 以上で報告の聴取を終わりました。
それでは、ただいまの報告を含め、国の安全保障の全般について質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 ただいまから安全保障特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、国の安全保障に関する調査を議題とし……
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に上田耕一郎君を指名いたします。
【次の発言】 国の安全保障に関する調査を議題といたします。
国の安全保障について、伊東外務大臣及び大村防衛庁長官からそれぞれ所信を聴取いたします。伊東外務大臣。
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
国の安全保障に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 寺田委員の御質問、私ども聞いておりまして、やっぱり御質問と答弁の間に関連がないとは私は思いません。やっぱり関連がある答弁をされているのじゃないでしょうか。
ですから、その辺のことで、やはりなかなか御満足のいく答弁がすべて出るとは思いませんけれども、これでもってやっぱり質疑は続けていただきたいと委員長としては思います。
【次の発言】 では、いま寺田委員の質問の趣旨はよくおわかりでございましょうから、それに対して、そ……
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
国の安全保障に関する調査を議題といたします。
この際、大村防衛庁長官から有事法制研究について報告を聴取いたします。大村防衛庁長官。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。
午後六時二十二分散会
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柳澤錬造君を指名いたします。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する調査のうち、外交及び安全保障に関する件について、外務委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御……
○委員長(原文兵衛君) ただいまから安全保障特別委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大木正吾君及び渋谷邦彦君を指名いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に……
○原文兵衛君 一言ごあいさつ申し上げます。 皆様の御推挙で初代の委員長を務めさしていただきましたが、まことに至らない委員長で大変御迷惑をかけたことも多かったと存じますが、御指導と御協力を得て無事にお務めを果たさしていただきまして、まことにありがとうございました。皆様の御指導、御協力に謹んで御礼申し上げまして、ごあいさつにかえます。ありがとうございました。(拍手)
○国務大臣(原文兵衛君) このたび環境庁長官を拝命いたしました原文兵衛でございます。 環境行政は、公害の防止、自然環境の保全を図ることにより、国民の健康で文化的な生活を確保するという崇高な使命を有しております。私は、環境庁長官としてこれに取り組むことに大きな意欲を覚えると同時に、その責任の重大さを痛感している次第でございます。国民の健康の保護、生活環境の保全という環境行政の原点に立ち、公害の未然防止に意を用いつつ、長期的な視野のもとにきめ細かい環境行政を推進してまいりたいと考えております。 委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○国務大臣(原文兵衛君) 第九十六回国会における参議院公害及び交通安全対策特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 環境は人間の生存の基盤であり、その保全は私たちの物心両面にわたる健全な生活のための重要な柱であります。 わが国においては、高度経済成長の過程で急激に生じた公害と著しい自然破壊、とりわけ公害による健康被害の発生が大きな社会問題となり、緊急な対策を求める国民的要請のもとに、環境保全への本格的な取り組みが始められたのであります。 以来今日まで、国、地方公共団体、国民が一体となって、汚染され破壊された環境の回復を……
○国務大臣(原文兵衛君) 昭和五十七年度の環境庁関係予算案についてその概要を御説明申し上げます。 昭和五十七年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、環境庁予算要求額は四百六十一億一千九百八十一万九千円であり、これを前年度の予算額四百六十億一千三百八十八万四千円と比較すると、増加額は一億五百九十三万五千円であり、その増加率は〇・二%であります。 次に、予算要求額の主要な項目について御説明いたします。 第一に、公害対策について申し上げます。 まず、環境保全企画調整等の経費については、長期的、総合的、予見的視点に立った環境政策の展望を検討するための経費環境影響評価法制度の実施を推進するた……
○国務大臣(原文兵衛君) 私も昨年暮れその新聞を読みまして、これは一体どういうことなのかと思ったわけでございます。きょうは石川政務次官も出席しておりますが、石川政務次官は、御承知のように東京から出ておるわけで、私ももう非常に懇意な仲ですし、石川政務次官の非常に誠実な熱心な、物事に対して非常に積極的であるというような御性格もよく知っておりますが、私はそういう新聞を読みましたので、政務次官に一体これはどういうことなのかということでお伺いしたわけでございます。 結局、石川政務次官は東京十一区で、青梅の市長なんかもやられて、御出身でございますが、政務次官になると、これは責任も大変重いし、そして大変忙……
○国務大臣(原文兵衛君) 私は、ケニア国ナイロビで五月十日から十八日まで開催されました国連環境計画管理理事会特別会合に日本政府首席代表として出席いたしましたので、御報告申し上げます。 本特別会合は昭和四十七年ストックホルムで開催されました国連人間環境会議の十周年を記念して開催されたものであり、本会合には国連加盟百五十七カ国中百五カ国の環境担当大臣等を初め世界各国及び国連機関から多数の代表が参加いたしました。約二千名ぐらいではなかったかと思います。 私は日本政府を代表して五月十一日の午前に一般演説を行いました。まず初めに、わが国における過去十年間の環境改善の努力と環境影響評価の法制化など当面……
○国務大臣(原文兵衛君) 本岡先生のおっしゃっていることも私どもはよく理解いたしますが、そういう問題に対処するために特別地域あるいは普通地域、あるいは国立公園、国定公園の管理者の相違というようなものが決められているわけでございまして、私どもはその決められている中におきまして最大限自然を守るために今後努力をしていかなければならぬというふうに考えているところでございます。
【次の発言】 私は、安楽川以南についてはこれぎりぎりの線でこれ以上のものは認められないとはっきりと言明もし、鹿児島県知事にもそのことをはっきり言っているわけでございます。やっぱりその精神に沿って、まあいま本岡委員のおっしゃった具……
○国務大臣(原文兵衛君) 昨年十二月十六日の最高裁判決でございますが、この訴訟は御承知のように、夜間離着陸禁止を求める差しとめ請求と過去及び将来の損害賠償等が争点となって起こったわけでございます。判決では大阪国際空港における航空機騒音等による被害について原告が求めていた夜間離着陸禁止を認めなかったわけでございます。しかし、夜九時以降のダイヤが設定されていない、前から設定されていないという、この状況が空港周辺の住民の生活環境の改善に寄与しているという事実に照らしまして、今後とも引き続いてこのような夜間九時以降から翌朝七時までの夜間離着陸禁止の状況が維持されるように適切な主張がなさるべきであると考……
○国務大臣(原文兵衛君) 御指摘のあった瀬切川上流部一帯は、屋久杉の巨木を交えたヤマグルマやイスノキが優占する、主として占める常緑広葉樹林でありまして、原生的な林の相が大きな面積にわたって残っている地域であります。学術的にも高く評価される非常に貴重な自然地域であると思います。 この地域を国立公園区域に取り入れると、隣接する国立公園区域内の自然林と一体的に保護を図ることが可能になります。この結果、植生の垂直分布の状態を確保することができるものと考えているわけでございます。 御承知のように、ユネスコの人間と生物圏事業計画におきまする生物圏保存地域というのがございまして、これは現在世界で百九十三……
○国務大臣(原文兵衛君) ニホンカモシカ等の野生鳥獣は、もちろん自然環境を構成する重要な要素でございます。また、国民の生活環境を豊かにすると同時に、生態系の一員としても欠くことのできない役割りを果たしております。しかし、お話のように、森林等に対していまおっしゃったような樹木の新芽を食い荒らすとかいうような被害も、一方発生さしているわけでございます。したがって、そのような認識に立ちまして、今後ニホンカモシカの保護を図るとともに、林業に対する被害については、被害の未然防止等、有害鳥獣駆除等の対策を実施して、言うなればカモシカの保護と被害の防止というものの両立を図ってまいりたいというのが、私どもの基……
○国務大臣(原文兵衛君) 環境庁としては自動車の増加による交通公害に対して自動車排出ガス及び騒音の規制を行うとともに、関係省庁の協力を得て、地域の実情に応じ都市総合交通規制等の交通管理、大量公共輸送機関の充実、物流の合理化、環境の保全に配慮したバイパス等の整備、道路構造の改善、沿道の整備等の施策を総合的に推進することによりまして、自動車交通公害の防止、軽減に努めてまいりたいと思っております。
【次の発言】 環境庁に関係する特殊法人は二つでございますが、いずれもまだ日が浅いというような理由もあるわけでございますけれども、私どもといたしましては、内部職員の士気を上げるために、二つの特殊法人をいろい……
○国務大臣(原文兵衛君) 実は御質問の南部総合開発計画につきましては、環境庁としては正式にはまだ承っていないのでございます。しかしながら、いま農水省の方からいろいろと御答弁もございましたように、この計画はいろいろな経緯があります。さらにまた、反対意見等もあるということを情報として十分お伺いしておりますので、そういうような点に心を配りながら、今後この計画がより具体化した段階で、公有水面埋立法によりまして、主務大臣から私どもの方に意見が求められるものと考えております。 なお当庁としては、その時点で、干拓地の造成による生物とかあるいは潮流等への影響、干拓後の事業の実施等に伴う水質への影響、また工事……
○国務大臣(原文兵衛君) 交通量の増加のことにつきましては、いま委員から御質問があって警察庁からお答えしたとおりでございますが、東京都内のことにNO2の環境基準の達成率が非常に悪いわけでございます。そういうようなものにつきまして、数字的にいま大気保全局長の方からお答えさせたいと思います。
【次の発言】 自動車交通量の増加に伴う大気汚染、これをやはりわれわれとしては深刻に受けとめなければならないわけでございまして、自治省、警察当局、その他関係省庁と協議をいたしまして、この交通量の対策、交通渋滞等がふえないように、むしろ減少していくような対策をいかにしたらいいか、いろいろなむずかしい問題もたくさん……
○国務大臣(原文兵衛君) 国民宿舎は御承知のように昭和三十一年に発足しましてから、大変国民に親しまれて、利用者も毎年ふえてまいりまして、昭和四十九年には年間利用者が五百十三万人という数に上ったのでございますが、どうもその後、昭和五十年以降は激減しておりまして、そのために経営の苦しい国民宿舎が増加しているというのが現状でございます。
【次の発言】 御指摘のように、国民宿舎につきましては赤字経営の宿舎の方が半分ちょっと上回ったというのが現状でございます。ただ、国民宿舎につきましてはアンケート調査などもやりましたが、安心して利用できる宿舎としてなお国民宿舎利用の希望者も結構多うございますので、
私ど……
○国務大臣(原文兵衛君) 御指摘のとおりでございまして、環境庁としましては、さきに指定した原生自然環境保全地域と国立公園地域とが相まって、この世界的にも大変評価の高い屋久島の自然環境が十分保全されるよう、御指摘の地域を国立公園の区域に編入したいと考えているところでございます。
【次の発言】 できるだけ早く、前向きでもって決定したいと思っております。
○国務大臣(原文兵衛君) お答えいたします。 昨年の九月七日に発表されましたいま御指摘のFS案、これにつきましては、前長官はこれではいわゆる国定公園の景観を非常に害するので、代案を持ってこいと言われたわけでございまして、志布志地区に絶対に認められないと、こう言ったわけではございません。まずそのことを申し上げておきたいと思います。 それから、前長官時代と私になってからいまの時代と、自然公園あるいは国定公園等に対する環境庁の方針なり姿勢が変わったかというと、これも全く変わっておりません。われわれはあくまでも自然を守り、また国定公園、国立公園というような大事な、破壊されたらなかなか元へ戻らないよ……
○原文兵衛君 中曽根総理に一つだけお伺いいたします。 総理は、緑化運動とか湖沼対策など環境問題に意欲を持っておられるというふうに聞いておりますが、環境政策に関係の深い私としては大変ありがたいことだと思っております。 ところで、この地球の環境を考えますと、地球上の緑が失われつつあります。森林がおびただしく減りつつありまして、毎年千八百万から二千万ヘクタールの熱帯雨林が消滅する。このままいきますと、西暦二〇〇〇年には四〇%減少するのではないかと言われております。その反対に砂漠化が進みまして、毎年六百万ヘクタールが砂漠と化して、西暦二〇〇〇年には二〇%ぐらいふえるんじゃないかというふうにも言われ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。