このページでは野田哲参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました臨時行政調査会設置法案に関連して、行政改革に対する政府の基本的な見解について若干の質問を行います。 戦後、歴代内閣は、行政改革を目途として幾たびか審議会、調査会などを設置し、その答申または勧告を受けておりますが、その実効はほとんど見るべきものがありません。 特に、一九六一年十一月には、行政を簡素化、能率化し、責任体制を明確にして、むだのない行政、国民のための行政を実現するために、従来の審議会とは異なったフーバー委員会日本版と、鳴り物入りで宣伝した臨時行政調査会が設置されたのであります。この調査会には、二億円に上る多額の費用……
○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました防衛三法案について反対の討論を行うものであります。 今回の防衛三法案の内容は、自衛官及び予備自衛官の定数の増加、潜水艦隊の新設、自衛官に曹長の階級を設け、そのために給料表の改正を行うという内容のものでありますが、問題はそれだけにとどまらず、その背景となっている軍備増強路線が日本とアジアの平和と民主主義を損なう大きな危険性を持っているからであります。 私たちが反対の理由として指摘しなければならない第一の点は、政府・与党内に急速に台頭しつつある改憲論と軍備増強論が一体のものであり、きわめて危険な内容のものである点であります。 自……
○野田哲君 ただいま議題となりました昭和五十二年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 昭和五十二年度決算は、昭和五十三年十二月二十六日国会に提出され、翌五十四年五月三十日当委員会に付託され、また、国有財産関係二件につきましては、昭和五十四年一月三十日国会に提出され、同日当委員会に付託されました。 当委員会は、決算外二件の審査に当たりましては、国会の議決した予算が法規に基づき適正かつ効率的に執行されたかどうかについて、広く国民的視野からの実績批判を行い、将来の予算策定の際、その結果を反映させるべきであるとの観点に立って審査を行ってきたので……
○野田哲君 ただいま議題となりました昭和五十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外六件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 これら七件の内容は、昭和五十五年一月一日から同年十二月三十一日までの間に決定されました一般会計、特別会計の予備費関係及び国庫債務負担行為に係る経費でありまして、主な項目として、災害復旧、外国旅費、国際分担金等の支払い、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査関係及びスモン訴訟における和解の履行に必要な経費などが挙げられております。 委員会におきましては、これら七件を一括して審査いたしましたが、質……
○野田哲君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
【次の発言】 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○野田哲君 私は、ただいまの高平君の動議に賛成いたします。
○野田哲君 私は、ただいまの高平君の動議に賛成いたします。
○野田哲君 私は、ただいまの高平君の動議に賛成いたします。
○野田哲君 私は、ただいまの大木君の動議に賛成いたします。
○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、中曽根総理にその基本理念と、緊急かつ重要な課題について質問を行います。 「何もせぬ不安きえ何かやる不安」 これは、ある新聞に発表された政治風刺の川柳であります。鈴木内閣と中曽根内閣に対する国民の不安を端的にあらわしています。 中曽根総理、あなたは、「仕事本位の内閣」というキャッチフレーズで、発足以来、ソウルに飛び、またワシントンに飛んで、あわただしい日程をこなしておられます。あなたは、外交の基本姿勢について「新しい保守の論理」というあなた自身の著書で、「外交は賭けであってはならない」、また、「外交のチャネルと手続きを無視してはならない」、こう述べて……
○野田哲君 私は、ただいまの大木君の動議に賛成いたします。
○野田哲君 私は、ただいまの大木君の動議に賛成いたします。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る十七日、本委員会の委員長に選任されました野田哲でございます。はなはだふなれではございますが、皆様の御協力を得まして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じます。どうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願いいたします。(拍手)
この際、前委員長志苫裕君から発言を求められております。志苫裕君。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月二十四日、安武洋子君及び森田重郎君が委員を辞任され、その補欠として、立木洋君及び野末陳平君が選任されました。
【次の発言】 この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。
第九十二回国会閉会中、当委員会が行いました国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情を調査するための委員派遣について、その報告書が提出されておりますが、口頭報告はこれを省略し、本日の会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日二十五日、立木洋君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任をされました。
また、本日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として森田重郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題とし、本日は総括質疑第二回を行います。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時四十分まで休憩いたします。
……
○野田哲君 まず、人事院の勧告の事項を定めている国家公務員法の二十八条「情勢適応の原則」、これによりますと、「社会一般の情勢に適応するように、」ということで、そして「給与を決定する諸条件の変化に」よってということになっているわけです。この「社会一般の情勢」あるいは「給与を決定する諸条件の変化」、この中には当然消費者物価の上昇ということも含まれているんだと私は解釈をするわけなんです。報告の中では、消費の上昇について昨年の四月に比べて八・四%の上昇、消費支出について六・八%の上昇、このことが明記をされている。ところが、勧告は四・六一%、消費者物価の上昇に比べてはるかに低い内容になっているわけです。……
○野田哲君 まず、朝鮮半島に関する外務大臣の認識あるいは政府としての考え方、この点について伺いたいと思うわけです。 ことし発表された八月の外交青書「わが外交の近況」、これによりますと、朝鮮半島の問題については、「実質的な南北対話の再開に向けての国際環境造りに貢献するよう努力している。」、こういうふうに述べられており、そしてまた北の朝鮮民主主義人民共和国との関係については、「北朝鮮との間では貿易、経済、文化などの分野における交流を漸次積み重ね、相互理解をはかる方針を維持している。」、こういう方針に沿って、漁業関係やあるいは人物交流、日朝貿易、この拡大を進めていくという方針が述べられている。この……
○野田哲君 永野参考人にまずお伺いをいたしたいと思いますが、永野参考人は、新聞報道で私は承知をしたところなんですけれども、十一月七日に防衛庁で開かれた第七回防衛トップセミナーという会合で講演をされた。この講演の要旨としては、敵の侵攻を本土外で撃破する防衛体制の整備を追求すべきである、そのためには、許されるならば敵の発進基地、増援基地をたたく能力、海上遠く敵を撃破する戦力を持たねばならない、新聞の見出しどおりで言えば、「専守防衛から前方防御へ」というような見出しをつけて永野参考人の講演の内容が報道されているわけですが、そういう立場での講演をなされたのかどうか、まず伺います。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日十六日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 この際、会計検査院長大村筆雄君及び検査官大久保孟君から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。会計検査院長大村筆雄君。
【次の発言】 検査官大久保孟君。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、文部省及び科学技術庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十二日、市川正一君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日二十八日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日六日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、厚生省、環境庁、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月七日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十二年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に東京都港湾局羽田沖残土対策室長小倉健男君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は建設省、国土庁、北海道開発庁、住宅金融公庫及び北海道……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日二十五日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は労働省の決算について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
議事の都合により、決算の概要説明及び決算検査の概要説明はいずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある……
○野田哲君 総務長官に伺いたいと思うんですが、きょう、あすで国鉄関係と郵政関係の仲裁裁定の取り扱いが議決案件という形で処理されるということがほぼ明らかになりましたが、この議決案件という形そのものが異例のことでもありますし、それから、四月からのことが今日まで遷延しているということも異例なことでありますが、もう一つ、公務員の八月八日に出された給与の引き上げの勧告をどう扱うのか、これがいまだに放置されたままで決定されていない。長官も内閣委員会の審議、長く委員長やられたり、理事をやられたりして御承知のとおりだろうと思うんですが、毎回公務員の給与法の審議に当たっては、公務員の給与が四月からの引き上げが遷……
○野田哲君 今回の行政改革の問題ですが、中曽根長官には、いろいろ政府委員とやりとりをして、最後に見解を承りたいと思うんです。 ただ私は、先ほどの矢田部委員の質問の中で長官の原則的な考え方も承りましたけれども、国の行政機構の改革という問題になってくると、やはり私は一番しっかりして前提とならなければならないのは、一つは国家目的が一体どこにあるのか、そして政策体系、これと整合性を持ったものでなければならないと思うんです。八〇年代の日本の政策ビジョンというものが、社会保障制度はどうするのか農業はどうするのか交通政策はどうするのか等々の政策体系というものがまず明らかにされて、それに見合っての行政機構、……
○野田哲君 片岡参考人にお伺いしたいと思うんですが、先ほどの御意見の中で、戦術的行政改革、戦略的行政改革、こういうお説を述べられたわけで、そのおっしゃっている意味について私どもも理解できるわけですが、お聞きしたいのは、いままで進められてきた行政機構改革というのが、まず一つは機構を縮小していくという方向、それからもう一つは定数を削減をしていくという、これが画一的といいますか、一律的な方式でずっと進められてきたわけですが、私は機構いじり、それから定数削減、このことと並行して、いまの日本の公務員制度が抜本的に見直しをされなければ本当の意味での実は上がっていかないんじゃないか、こういう感じを持っている……
○野田哲君 まず、公務員の共済年金の諸制度と連動している、そしてその前提になっている公務員の給与の取り扱いについて、きょうは人事院の総裁並びに局長に対して数点お伺いをしておきたいと思います。 八月八日に人事院の勧告が行われました。それから、これについての政府の最終的な決定が行われたのが十月三十一日であります。いままで本委員会で公務員給与の取り扱いについて、毎年の審議の中で、人事院の勧告に対する政府の決定がおくれ、そうして、さらに法改正がおくれていつも四月からの給与の改定に対する差額の支払いが本人の手に渡るのは十一月の下旬ないしは十二月、こういう状態は問題があるのではないか、こういう点で毎回の……
○野田哲君 穐山委員と重複する分野が若干あると思うんですが、主として運輸省所管の公企体の共済問題について伺いたいと思います。
穐山委員からもいろいろ、特に国鉄の問題について指摘をされておりましたけれども、まず、国鉄の総裁のところに設置された研究会、国鉄共済組合年金財政安定化のための研究会、この研究会が五月の三十日に研究報告をまとめているということですけれども、この中で具体的に提起をされている問題について要点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 つまり、国鉄だけではどうにもならないから他の共済組合との一元化、つまり大蔵省へげたを預けた、こういう形ですから、それを先ほどの穐山委員とのや……
○野田哲君 まず大村長官に伺いたいと思いますが、ちょっとこれは急なことですからまだ長官の方には予定として耳に入っていないと思うんですが、伺いたいと思います。
それは、夕べからけさにかけて報道されている短SAM導入で民間人の六人に委嘱をした検討会を持つと、こういうことでありますけれども、なぜ、こういうふうな短SAMの導入について民間人による検討会を持たなければならないのか、そこに至った理由を伺いたいと思います。
【次の発言】 いままで兵器の新規導入について、その機種の選定で民間人による検討会を設置をした経過が他にありますか。
【次の発言】 この短SAMについて異例の検討会というものを民間人によ……
○野田哲君 まず、総理に、いま日本の政治の中で財政再建という問題が非常に大きな課題になっておりますが、この鈴木内閣で当面をしている重要な政治課題と防衛費の扱い、この点についての問題点をまずお伺いをいたしたいと思うわけです。 御承知のように、いまアメリカも政権が交代をするという段階で、防衛費について日本に対する要請が、カーター政権のときよりもレーガン政権になってから一段と強まるんじゃないかというような報道がなされております。 そこで、第一に伺いたい点は、本年五月一日に、いまは亡き大平総理とカーター大統領との会談が行われております。その会談の中で、カーター大統領の方から、すでに政府部内にある計……
○野田哲君 私は、主として行政管理庁の長官に対して、第二次臨調設置に当たって、その運営とかあるいは今後の行革問題についての基本的な考え方を伺いながら、あわせて長官に対して幾つかの私ども感じている実情について御報告を申し上げて、それに対する認識をお伺いをいたしたいと考えているわけです。 まず一つは、本委員会で今回もブロック機関の統廃合についての法案を審議をしたわけでありますけれども、今後もまた行政改革が大きな課題になっているわけですが、これを進めていくに当たって何回か国会審議の場でいろんな角度から議論になっているわけですが、高級公務員の天下りの実態あるいは特殊法人の役員を公務員をやめた後渡り歩……
○野田哲君 まず、大村防衛庁長官に伺いたいと思うんですが、午前中の堀江議員の質問でアメリカの国防予算の削減、八三年、八四年のことでありますけれども、この問題についての長官の見解を質問されましたことについて、重要なことですから私もメモしているんですが、長官は何ら影響を受けるものではない、こういうふうなお答えをされているんです。私、大変失礼な表現になるかとも思うんですけれども、この長官の答弁を聞いて、のほほんとしてこういう答えが出たのか、それとも毅然とした形でこういう答えが出たのか、一体どっちなんだろうか、こういうふうに実は首をかしげたわけなんです。 もう一回伺っておきたいと思うんですが、私ども……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨年十二月十八日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
また、十二月二十三日、小山一平君及び寺田熊雄君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君及び粕谷照美君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
小山一平君の委員異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。
この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 要らないんなら質問を続けてください。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたし……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
二月二十五日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。
本日、また、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として小山一平君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、自治省、警察庁及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 三月三日、小山一平君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。 また、十日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として田渕哲也君が選任されました。 また、十七日、三治重信君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君が選任されました。 また、十八日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。 また、十九日、中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が選任されました。 また、本日、田代富士男君及び田渕哲也君が委員を辞任され、……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
三月二十二日、中尾辰義君が委員を辞任され、
その補欠として黒柳明君が選任されました、
また、二十八日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についてお諮りいたします。
佐藤三吾君の一時委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る三月三十日、小野明君及び佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君及び目黒今朝次郎君が選任されました。 また、三十一日、山田譲君が委員を辞任され、その補欠として広田幸一君が選任されました。 また、四月一日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君が選任されました。 また、二日、寺田熊雄君、広田幸一君及び山田譲君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君、佐藤三吾君及び目黒今朝次郎君が選任されました。 また、三日、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠とし……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月六日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題とし、本日は締めくくり総括質疑第二回、内閣総理大臣に対する質疑を行います。
総理に対する質疑時間等につきましては、理事会におきまして協議し、各質疑者に御通知申し上げたとおりでございます。
まず、私が決算委員長として若干の質疑をいたします。
最初に、不正経理の根絶と綱紀粛正について伺います。
官公庁における不正経理の根絶と綱紀粛正については、一……
○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月十六日、小西博行君及び関口恵君が委員を辞任され、その補欠として三治重信吾及び坂元親男君が選任されました。
また、四月十七日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として仲川幸男君が選任されました。
また、五月九日、内藤健君、福田宏一君、円山雅也君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として岩本政光君、江島淳君、梶原清君及び沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十三年度決算外二件の審査のため、必要に……
○野田哲君 決算委員長を辞任するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 昨年七月、はからずも決算委員長に選任され、以来約一カ年間その任に当たってまいりましたが、理事の皆さんを初め、委員各位の御協力によりまして、ふなれな私が無事その職責を務めることができました。理事の皆さん、委員各位に心からお礼を申し上げます。また、委員会の円滑な運営のために誠心誠意努力をしていただいた事務局職員の皆さんに心から感謝を申し上げます。 厳しい財政事情の中で、財政再建が国政上の大きな課題になっているだけに、決算委員会の任務も一段と重要さを増してきております。また、参議院政草の中でも決算委員会の重要性は各会派共通……
○野田哲君 訪米の関係については後で伺いたいと思いますが、その前に、まず別の問題でお伺いしたいと思います。
これは防衛局長に伺いますが、防衛庁の関連している仕事で「日本の安全保障」というレポートが毎年出ておりますが、この「日本の安全保障」というレポート、これはどういうスタッフでつくられて、どこを対象に配付をされているのか。まず、その点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この「日本の安全保障」は朝雲新聞社が出している。あなたは全く承知しておりませんか。
【次の発言】 あなたが承知していないのか、それとも防衛庁は一切この資料の提供等もかかわりを持っていないのか、その点はいかがですか。
○野田哲君 まず、総理府の恩給局に伺いたいと思いますが、恩給局では恩給受給者の生活の実態についての追跡調査をやられるというふうに聞いているんですけれども、この追跡調査の結果について伺いたいと思います。
まず、現在の恩給受給者の平均年齢はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 いや、いいです。
この家族構成について、全部でなくていいんですが、文官それから軍人、どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 この恩給受給者の収入総額と、それからその中で恩給の占める割合、こんな状態わかりますか。
【次の発言】 人事院の方に伺いますが、人事院の方で同様、退職公務員の追跡調査をやられていると……
○野田哲君 まず、臨調の事務局の方に伺いたいと思うんですが、公務員の共済年金にリンクしている公務員の給与制度について、最初に臨時行政調査会の事務局からその見解を承りたいと思うんですが、きょうの朝刊に、臨時行政調査会での検討項目についてきのう具体的に決定をされたと、こういう報道がされているわけでありますが、私はこの報道によってきょうの質問の資料にするために、この臨時行政調査会で検討された十一項目の内容について資料を提供してもらいたい、こういうことで請求したわけですが、そのようなものはないという答えなんですが、本当にないんですか。
【次の発言】 文書のないものが、朝日新聞も読売新聞も同じ文書が報道……
○野田哲君 農水大臣にまず伺いますが、きのうどこかで亀岡農林水産大臣は講演をされているようでありますが、その新聞の報道を見る限りにおいては、私は決算委員長もやっているんですが、農水省の補助金については全部これは集中審議をして洗い直しをやらなければならないような性格の発言をされているように思うわけですが、きのうの農水大臣が出席されたこの会の性格というのはどういう性格のもので、農林水産大臣としてはどういう役割りを持ってこの会議に出席をされたんですか。
【次の発言】 その経団連のフォーラムというのは、つまりいま鈴木内閣が進めている、そして国政上の大きな課題になっている行政改革について財界人が議論をす……
○野田哲君 まず、自衛隊法に関連する問題から質疑に入りたいと思います。
まず第一は、大村防衛庁長官は、平和・安全保障研究所から防衛庁にことしの三月に提出されているといわれる「一九八〇年代後半における国際軍事情勢と日米安全保障体制との関係」、こういう表題のレポートをお読みになっておられますか、いかがですか。
【次の発言】 このレポートは、昭和五十五年度の防衛庁の委託研究という形で委託したものに対して提出をされたレポート、こういうふうに理解していいわけですね。この点いかがですか、これは政府委員のお答えで結構ですが。
【次の発言】 長官、このレポートの三十八ページですね、三十八ページから三十九ペー……
○野田哲君 まず、防衛庁に対する質問を前回に続いて行いたいと思います。 昨年の六月に行われた北海道旭川における護国神社の例大祭に、北海道の北部方面総監それから青森県の大湊の海上自衛隊の地方総監、北海道の各部隊の師団長が大量に参加をしている問題が同僚の矢田部委員から指摘をされております。これについて防衛庁長官は、よく調査をする、こういうことでありますが、あのケースは、明らかにこれは憲法二十条で禁じられている政教分離、これに違反をする疑いが私は非常に強いんではないか、こういうふうに思うわけです。 その後、現地から当日の写真とかいろいろ具体的な資料を送ってきておりますけれども、まず私が伺いたいの……
○野田哲君 山崎委員の質問に関連して、地位協定の運用について外務省、それから、これはやはり地位協定二十四条に思いやり分担などという言葉を使って穴をあけたのは金丸防衛庁長官がまず穴をあけたわけでありますから、防衛庁のやった仕事なので、私は防衛庁長官に最終的には見解を伺いたいと思うんです。 まず地位協定について、行政協定から地位協定に変わるときに政府の説明は、行政協定と地位協定と比較したときに、地位協定の一番の行政協定と比較して変わった点は、日本はこれ以降は防衛分担金を出さなくてもよくなったこと、これが地位協定の一番の行政協定と違うところですと、こういう説明を当時の外務大臣などはやっているわけで……
○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、国家公務員法の一部を改正する法律案、いわゆる定年制法案に反対する立場から討論を行います。 定年制法案は、その基本において、六十歳をもって公務員の定年とすることを法定するものであります。しかし、この定年制法制化は、以下の主要な点において大きな問題を生み出すことになります。 第一に、目前に迫った高齢化社会の到来と、それへの対応の必要性は政府自身も認めているところでありますが、そのために必要なことは、高齢者の雇用創出と生活安定策を長期的に確立することであります。労働省は民間企業に対して五十五歳以上の高齢者を六%雇用するよう指導しているはずであります。しかし……
○野田哲君 まず、総理に、政治を進め、行政改革を進めていく上での基本的な理念について伺いたいと思います。 総理は、総理官邸に入られてからもう一年半近くたつわけですが、知っておられるかどうか、総理官邸の屋根にはフクロウの飾りがつけられているそうであります。このフクロウはローマの神話に出てくる知の女神ミネルバの使いで、このフクロウの英知、これを象徴していると言われております、当時の設計者が、英知を結集して日本をいい国にしてもらいたい、こういう願いを込めて、森の奥深く住む、目立たぬ賢者と言われているフクロウの像を取りつけたと言われているのであります。残念ながら、その官邸の主になった人の中には、この……
○野田哲君 私は、質疑に入る前に委員長に要請をいたしたいと思います。 一昨日の私の質疑、さらに関連をして質問に立った小柳理事から、先日のロッキード裁判に関して証人として出廷をした榎本三恵子氏に関連をする奥野法務大臣の発言は、法務大臣としてはきわめて不適格な発言である、あの発言は明らかに裁判に対する介入、指揮権発動にも類する行為であると私たちは受けとめております。そして、ロッキード問題に対する国民の関心は、その後の榎本三恵子氏の新聞、テレビ等の場におけるインタビューあるいは手記の発表、そして昨日のロッキード事件に関する太刀川被告、小佐野被告等に対する判決によって、国民の関心は改めて非常に高まっ……
○野田哲君 ただいまの公務員給与の問題ですけれども、今回の第一次答申の中でも、公務員給与の抑制ということが提起をされております。いま山田委員からも質問がありましたが、公務員の給与の決定の仕組みというのは、御承知のように国家公務員法、これに基づく人事院の勧告制度、これが存在しているわけです。これによって決定をされることになっているわけですが、私どもが考えて公務員給与を抑制する方法としては、いま政府がとろうとしているのは人事院勧告の実施時期を値切るか、率を値切るか、こういう形で抑制をしていこうということなんですけれども、私は臨時行政調査会として抑制ということは一体、勧告が出てもそのとおりにやるな、……
○野田哲君 先ほど来、本岡委員が質問をして、第一次臨時行政調査会の答申、それから地方制度調査会の答申にそれぞれ教育長の承認制度を廃止すべきだ、こういう答申が明確に出ているわけです。私は第一次臨時行政調査会の答申、それから地方制度調査会の答申も、そして今度第二次臨時行政調査会でどういう答申が出るか、この件についてはまだ不確定でありますけれども、いずれにしても過去の法律によって設置されている臨時行政調査会あるいは地方制度調査会でそういう見解、答申が出ておる。これに対して文部大臣が、いまの承認制度はくさびを打ち込むために必要な制度なんだ、こういうような意味を言われている。これは臨時行政調査会あるいは……
○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました行政改革を推進するため当面講ずべき措置の一環としての国の補助金等の縮減その他の臨時の特例措置に関する法律案について、反対の立場から意見を表明するものであります。 本来、国民が強く求めてきた行政改革とは、民主、公正、効率の三原則が貫かれ、そのことを通じて国民の政治への信頼が回復され、参加と分権と公開が制度としても失態としても推進されるということであります。 わが党は、一貫してこの観点からの行政改革を主張し、要求してまいりました。その国民の求める行政改革に反し、中央集権と秘密主義、不公正と弱者切り捨て、政治、行政の腐敗が続いていま……
○野田哲君 まず官房長官、それから総理府総務長官に人事院勧告の取り扱いについて伺いたいと思います。 去る八月七日に政府と国会に提出をされた人事院勧告、もうすでに二カ月以上も経過をしているわけでありますが、いまだに政府の態度が決まっていないし、臨時国会が開かれて一カ月近くもたつにもかかわらず、法案の提出がない。これは一体どういうことなのか。 われわれが当委員会で毎年給与法の審議を行うに当たって、毎回の審議でいつも問題になっているのは、四月から改善をされるべき公務員の給与が、差額の清算が行われるのはいつも十一月の終わりあるいは十二月、こういうことで半年以上もその実施がおくれる。こういう点の改善……
○野田哲君 まず冒頭に、官房長官にも出席を求めて政府全体としての見解を伺いたいと思っておりますが、総務長官に対して、きょう、自由民主党から仲裁裁定の取り扱いと人事院勧告の取り扱いについて各党にその考え方が示されています。この仲裁裁定の取り扱い、人事院勧告の取り扱いというのは、これは退職手当の基礎になる俸給月額、これがどう決まるか、つまり退職手当の前提となる給与の問題でございますので、これについて、まず、本日午前中の問題でございましたので、冒頭にお伺いをいたしたいと思います。 この自由民主党から示されたメモによりますと、 仲裁裁定については配分交渉の準備を政府に要請したいと存じます。 ……
○野田哲君 まず、自治省に地方公務員の退職手当の幾つかの諸問題について伺っておきたいと思います。
地方公務員法の第二十四条「(給与、勤務時間その他の勤務条件の根本基準)」、この二十四条の第五項、「職員の勤務時間その他職員の給与以外の勤務条件を定めるに当っては、国及び他の地方公共団体の職員との間に権衡を失しないように適当な考慮が払われなければならない。」と、こういうふうに規定をされておりますけれども、退職手当は、この二十四条の五項の「給与以外の勤務条件」、この中に含まれると解していいわけですか。
【次の発言】 同じく地方公務員法の五十五条、「(交渉)」という項でありますが、この五十五条において……
○野田哲君 まず私は、総理府に対して少し苦言を呈しておきたいと思うんです。 それは、私と片岡委員が今回のこの改正案について、そのもとになっている昭和五十二年における民間企業退職金等実態調査、この具体的な比較検討できる資料を提出をしてもらいたいということで強く前回要求をして、人事院の給与局からかなり詳細な資料の提出がありました。しかし、残念ながら最後の幕引きのときにこれが出されてきたということなんです。長い審議の中で、こういう資料が総理府においてもっと積極的に審議の資料に供するためにわれわれの要求に対して出されていればもっと充実した議論ができたはずなんです。だから、出せる資料は当初からもっと審……
○野田哲君 参考人の方には大変お忙しいところをありがとうございます。社会党の野田でございます。 まず、長谷川参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、長谷川参考人の御意見を伺っておりますと、自由民主党の提案に係る今回の全国区の選挙制度の改革案についても、それから社会党から出している案についても同工異曲であって、政治的な面から言っても憲法上から言っても、一言で言えば取りつく島もないと、こういうような御意見を拝聴いたしたわけでありますけれども、先ほど中西委員もちょっと引用されたわけですが、私やはり法律時報の二月号で長谷川参考人が「巻頭言」で述べておられる御見解を前に読んでおりましたので、その印象か……
○野田哲君 まず、本年初めて本委員会での防衛問題についての論議でありますから、すでに発表され報道されていることでありますけれども、改めてまず事実関係について伺っておきたいと思います。
去る一月八日の日米安保協議委員会において極東有事の研究について合意がされ、そして一月二十一日にその第一回の会合が開かれた、こういう報道になっておりますが、その経過について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 いままで協議が行われていなかった問題に今回着手するに至った理由について、まず、これは外務省の安全保障課長ではなくて、責任ある防衛庁長官から聞かしてもらいたい。
極東地域で有事を想定するような情勢の変……
○野田哲君 行政管理庁長官にお伺いをいたしたいと思います。 昨日、御承知のように安中における東邦亜鉛の公害の問題で判決が出されております。これは行政管理庁長官の出身の地元でございますから、いきさつは十分御承知のことであろうと思うんです。直接の所管は通産省であり、あるいは環境庁であり農林水産省、こういうふうに各省庁それぞれかかわっているわけでございますが、行政管理庁は直接の所管ではございませんけれども、行政機構の管理を所管され、あるいはまた行政監察という問題を所管をされているということから、行政管理庁長官にこの問題についての見解をまず承っておきたいと思います。 きのうの前橋地裁における判決で……
○野田哲君 まず、郵政省所管事項について初めに二、三お伺いをした後、直接法案の問題について質問に入っていきたいと思います。 第一は、グリーンカード問題について郵便貯金を所管をされている郵政大臣に見解を伺いたいと思います。 去る四月の六日に自民党の総務会は、グリーンカードの問題について五十九年一月実施を再検討する、こういう方針を決定したというふうに報道されておりますが、私どもとしてはこの決定はきわめて不可解に思うわけであります。一度国会で正式に議決をされた法律を実施もされない間にさらに再検討、こういうことになるというのは一体どういうことであるのか。郵便貯金の問題も大きな関連を持っておりますの……
○野田哲君 まず、恩給の改善措置の前提となる公務員給与の取り扱いについて人事院の見解を承りたいと思います。 公務員給与についての人事院の考え方の基本につきましては、藤井総裁と私は、この委員会でもう七年やりとりをしてきているわけでありますからよくわかっているつもりなんですけれども、公務員給与をめぐる環境が年々変わってきておりまして、せっかくの昨年の人事院の勧告についてもこれが値切られる、こういう結果が昨年出ておりまして、その値切られた形が、恐らく今度はそれが要因となって恩給の改善措置が実施が後退をする、こういう結果を招来をしておりますので改めて見解を承っておきたいと思いますが、人事院総裁として……
○野田哲君 まず中曽根長官に、行革問題について、何回も私は行革問題で中曽根長官とは本会議でも当委員会でも長官の見解をただしているわけですが、またどうしても聞いておかなければならない問題がありますので、基本的な考え方について伺いたいと思うんです。 先日、五月四日の朝日新聞の夕刊を見ますと、 「行革失敗なら改憲も出来ぬ 中曽根長官が発言」、こういう見出しの記事、御承知だろうと思うんです、そり新聞の記事は。中身を見ますと、五月四日にある集会に出席をされて、「一万数千人の聴衆を前にした祝辞のなかで「私はまず行政改革を断行し試練にたえる。これに失敗したら教育も防衛もダメになる。いわんや憲法を改正する……
○野田哲君 まず、総務長官にお伺いをいたしたいと思いますが、昨年の十二月二十九日だと思うんですが、昭和五十八年度の恩給予算の大蔵大臣との折衝の際に、恩給のベースアップの取り扱いと昭和五十八年度の人事院勧告の取り扱いに言及した大蔵大臣と総務長官との間の了解事項があるというふうに伺っておりますが、それはどういう内容になっているのか、まずその点の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、恩給の取り扱いについては人事院勧告の取り扱いとのバランスを考慮して検討する、こういうことであるとするならば、その前提となる人事院勧告の取り扱い、これがそのまま恩給に連動することになるわけでありますが、こ……
○野田哲君 まず齋藤長官に伺いたいわけですが、これは齋藤長官に伺っていいのか、本当ならばこれは土光さんに伺いたいんですけれども、もう私人になっておられるわけで、私の伺いたいのは、この臨時行政調査会が三月十四日に広範にわたる最終答申を出されたわけで、これはまさに国政全般にわたる改革のための答申を出されているわけです。三月十五日には、これを出した臨時行政調査会というのは法律によって期限が来て消滅をしたわけです。 ところが、この行政改革に対する第五次答申、これをずっと目を通してみると、この答申の意図とか、あるいはきわめてあいまいな表現になっているところとか、ただしていかなければならない、ただしたい……
○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、臨時行政改革推進審議会設置法案に反対の討論を行います。 行政改革は、本来、政府の責任において、社会経済情勢、国際情勢の推移に応じて日常不断に推進すべき課題であって、ある特定の時期を限って、時流に便乗するかのような手法で拙速にやるべき行政課題ではないはずであります。 そして行政改革の基本は、日本国憲法の理念に基づき、平和と民主主義、基本的人権の尊重を柱にし、国民生活の向上、教育の民主的な改革、地方自治の発展に役立つものでなければなりません。 しかし残念ながら、第二次臨時行政調査会の第一次から第五次にわたる答申は、この視点が欠落し、財界と各省庁の意向に……
○野田哲君 まず、外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。 外務大臣二度目のお務めということになるわけですが、前回の外務大臣当時、一九七八年の五月の国連の軍縮総会、ここに日本の代表として出席をされて演説をされております。たしかあのときは大変忙しい日程の中で、JALのカーゴーを利用して帰ってこられたと思うのですが、国連の総会、一国を代表して出席をされる外務大臣がカーゴーに乗られるというのは、これは古今東西初めてのケースだと思うのですが、その演説の内容も非常に高い評価を受けております。国家間の相互不信を除去し、全面完全軍縮に向けての国際的な努力を結集すべきである、こういうふうに訴えておられるわけ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。