野田哲 参議院議員
14期国会発言一覧

野田哲[参]在籍期 : 10期-11期-12期-13期-|14期|-15期
野田哲[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野田哲参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院14期)

野田哲[参]本会議発言(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 参議院本会議 第12号(1986/12/10、14期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法改正案に反対の討論を行います。  世界じゅうの平和を願う諸国民の注目と期待を 集める中で行われたレイキャビクにおける米ソ首脳会談は、残念ながら合意を見るに至りませんでした。核兵器の削減、軍縮に向かう重要なステップを期待していた世界各国に大きな失望をもたらしました。この決裂の原因は、アメリカのレーガン大統領のSDIへの固執によるものであります。レイキャビク後の情勢は、アメリカのSALTIIを無視した百三十一機目のB52戦略爆撃機の新規配備に端的にあらわれているように、核軍拡のエスカレート、米ソの対立……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 参議院本会議 第3号(1988/08/02、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、竹下総理を初め関係大臣に対して、当面する重要課題について質問をいたします。  質問に入る前に、先般来の豪雨によって大きな被害を受けられた島根県浜田市、広島県加計町を初め関係地域の皆さんに心からお見舞いを申し上げ、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたします。  また、政府に対し、速やかに災害対策の適切な措置がとられるよう要望いたします。  七月二十三日、海上自衛隊の潜水艦と遊漁船が衝突し、三十名に上る犠牲者を出す海上自衛隊始まって以来という痛ましい事故がありました。不慮の事故に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。お亡くなりになった……

第113回国会 参議院本会議 第15号(1988/12/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました内閣総理大臣兼大蔵大臣竹下登君問責決議案の提案理由並びにその趣旨について説明をいたします。  まず、冒頭、問責決議案の主文を読み上げ、その理由を申し上げます。   本院は、内閣総理大臣兼大蔵大臣竹下登君を問責する。  理由  一、内閣総理大臣兼大蔵大臣竹下登君は、大型間接税を導入しないとした国会決議、政府統一見解、選挙公約を破り、消費税法案を国会に提出するとともに、不公平税制の是正に手をつけず、また自由民主党総裁として、消費税法案成立のため異例の臨時国会の会期延長を二度にわたって強行し、さらに、十分な審議も行わぬまま、衆……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 参議院本会議 第13号(1989/06/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、宇野内閣総理大臣に対し、現在の内外の重要な課題に絞ってその所信を質問いたします。  宇野さんとは、今まで外務大臣あるいは通産大臣、その前の行政管理庁長官当時から、その所管事項について予算委員会や関係委員会で論争をしたことは何回もありますが、宇野総理大臣に対して質問に立つことは全く予想もしておりませんでした。宇野総理には大変失礼ですが、全く突然のことでありますので質問のイメージがなかなかわいてこないのであります。私どもがそうでありますから、国民の皆さんはなおさら、宇野さんとはどんな総理なんだろうか、こういう気持ちを抱いておられると思います。そうい……

野田哲[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院14期)

野田哲[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第106回国会(1986/07/22〜1986/07/25)

第106回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1986/08/28、14期、日本社会党)

○野田哲君 ただいま本年の人事院の勧告について人事院の総裁から御説明があり、そして担当の玉置総務庁長官から考え方の表明があったわけでございますが、なかなか、受けとめ方によっていろんな受けとめ方ができるような、極めて含みのある見解であったように思えるわけでありますが、前総務庁長官であり、そして政府の給与関係閣僚会議を主宰する後藤田官房長官から、重ねて政府の考え方についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 重ねて官房長官、後の予定があるようでありますから、またお帰りになってお聞きしたいこともあるのですが、その前にお伺いしておきたいと思うんです。  九月十一日に臨時国会の召集が予定をされて……


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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 内閣委員会 第1号(1986/10/28、14期、日本社会党)

○野田哲君 最初に、総務庁の別の所管事項について二、三お伺いをしておきたいと思います。  まず一つは、行政監察の問題でありますけれども、新聞の報道等を拝見いたしますと、山梨県の国体の実施状況について山梨県の総務庁の機関が行政監察をやる、こういう予定だったところ、金丸副総理から、何で山梨県だけやるのかと、こういうことで取りやめになったというようなことの報道があります。総務庁の方では、国体というのは山梨県だけのローカル的な問題ではなくて、全国的な視野に立った立場でやる必要があるから山梨県だけでやるのは中止をしなさい、こういう指示を出したように報道されているわけであります。私も当委員会で国体のあり方……

第107回国会 内閣委員会 第3号(1986/11/27、14期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に、非常に素朴な質問を行って防衛庁の見解をただしたいと思うんですが、今回のこの海上自衛隊三百五十二人、航空自衛隊二百三十一人、この増員の定数改正でありますけれども、私ども不可解に思うのは、現在海上自衛隊では二千人以上の欠員がある。航空自衛隊についても二千人以上の欠員がある、こういう状態にあるわけですから、定数を改正しなくても充足率を上げることによって今の定数改正で増員を要求されている人数は今の定数内で楽々確保できる、こういう現況にあるのではないかと思うんですが、このような二千人以上の欠員がありながらなぜ今回法律改正を提出をされたのか、そこのところの経過について、考え方につい……

第107回国会 内閣委員会 第5号(1986/12/09、14期、日本社会党)

○野田哲君 防衛二法の審議に関連をいたしまして、総合安全保障という立場から総理に何点かお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、最近アメリカで非常に大きな問題になっている、そして世界の注目を浴びている、イランゲートとかいろんな呼び名があるようでありますけれども、ホワイトハウスの展開をした対イラン、対ニカラグアの反政府ゲリラに対する秘密外交工作、このことに関連をして、まず中曽根総理に二、三お伺いをいたしたいと思います。  今問題になっているのは、レバノンで人質になった米人の釈放のために、イランの影響力の行使を求めるために秘密裏にアメリカが武器を提供した、そしてその代金をニカラグアの反政府ゲリ……

第107回国会 内閣委員会 第8号(1986/12/18、14期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総理に行政改革に関連した幾つかの問題でお伺いする前に、総則と総務庁長官と当委員会で同席をされているところで、総務庁長官に一点お伺いをいたしたいと思います。  一九六五年、昭和四十年に、同和対策審議会の答申は「同和問題は人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、」「これを未解決に放置することは断じて許されないことであり、その早急な解決こそ国の責務であり、同時に国民的課題である」このように述べています。  この答申に基づきまして、一九六九年、昭和四十四年の同和対策事業特別措置法、そして引き続いて地域改善対策特別措置法によって、今日まで十八年間、同和対策事業は環境改善……

第107回国会 予算委員会 第1号(1986/10/06、14期、日本社会党)

○野田哲君 まず、三選を果たされました総理に対して、冒頭に総理の政治理念あるいは憲法に対する考え方についてお伺いをしておきたいと思うんです。  まず最初に、昨年の軽井沢における自民党のセミナーで総理が特別講演をされていらっしゃる。そこで述べられたことについて二、三お伺いをいたしたいと思うんです。  総理はあの講演の中で、自分がぶっ壊れていいという憲法はない。もちろん改正はできるが、自分が破壊されていいという憲法はあるはずがない。国家もしかり。そういう考えで防衛をもう一回取り上げて、政治のレギュラーに、正常な扱いに入れて云々、こういうふうに述べておられるわけですが、総理は、今の日本国憲法では日本……

第107回国会 予算委員会 第5号(1986/11/11、14期、日本社会党)

○野田哲君 SDIの問題について総理、それから外務大臣に幾つか疑問を述べて見解を承りたいと思います。  総理と外務大臣は、十一月七日の当委員会での安恒委員の質問に答えて、SDIは我が国を含め西側諸国全体の防衛システムである、こういうふうに答えておられるわけですが、日本を含めた西側諸国全体の防衛システムを共同で研究し、開発をし、配備をしていく、こういうことに日本が加わるということは、これは憲法第九条の禁止している集団的自衛権の行使、この点から見て私は疑問がある。こういうふうに申し上げて、それに対するまず見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 研究が完成をして配備される段階になると、一切手を引く……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 予算委員会 第2号(1987/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総理にお伺いをいたしますが、総理は四月の二十九日から約一週間アメリカを訪問される、こういうふうに報道されておりますが、この日米首脳会談に臨まれる総理としての考え方といいますか、日本としての課題、これについてどのようにお考えになっておられるか、まずその点からお伺いいたします。
【次の発言】 昨年の総理の訪米のときにはいわゆる前川レポートを持っていかれた。これは国会の中でも自民党の党内でも後からかなり議論になった。こういう経過があるわけでありますし、総理が最初に総理として訪問されたときには、四海峡の、あれは後で訂正されましたが、三海峡の封鎖とかあるいは日本列島不沈空母化、こういう……

第108回国会 予算委員会 第5号(1987/05/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、予算委員会の理事として、これからの参議院における予算審議を進めていく予算委員会の運営の衝に当たる者として、午前中の福間委員の質問にさらに重ねて二、三点総理に確認をしておきたいと思うんです。  まず、ハワイ発言の問題であります。  総理は、今回の訪米に当たって、会期のことについては記者懇談会でも触れていない、こういうふうに午前中に答えておられるわけでありますけれども、私どもとしても国民としても、昨年来の総理の言動につきましては、やはり昨年の選挙のこと、あるいは売上税のこと、どうしてもまゆにつばをつけて聞かなければならない、こういう心境になっているわけであります。  そこで、重ね……

第108回国会 予算委員会 第10号(1987/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、大蔵大臣とそれから防衛庁長官に伺いたいわけですけれども、政府の方で新しい防衛関係費の歯どめとして、中期防衛力整備計画、十八兆四千億円程度を新たな歯どめとして決定をされたわけでありますけれども、この十八兆四千億円は昭和六十五年度末で中期防が完了する時点ではどの程度の金額になっているのか、こういう点、その推定額を検討されたことがありますか。
【次の発言】 経済見通しては、六十五年までの経済見通しがあるわけですね。  そこで、参考のために私が検討した仮定計算例を資料としてお配りをしておりますので、この点について触れながら質問させていただきたいと思うんですが、十八兆四千億を六十年度価……

第108回国会 予算委員会 第15号(1987/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、四年半政権を担当されて、遅くともことしの十月末までにはその任を終えようとされている中曽根総理の今日までの政治を総括して、中曽根政治総決算という立場で総理にまずその政治信条について伺いたいと思います。  ことしの一月二十六日のこの通常国会の初めに行われた総理の施政方針演説、これは総理にとっては恐らく最後の施政方針演説になると思うんですが、この総理の施政方針演説に対する各新聞の論評、社説を見ると、その見出しはこういうふうになっています。朝日新聞は、「「言うこと」と「すること」の差」。毎日新聞、「演説と政策に矛盾はないか」。東京新聞、「首相演説の自己矛盾」。日経、「言葉と現実が矛盾……

第108回国会 予算委員会 第16号(1987/05/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和六十二年度予算三案に反対、日本社会党・護憲共同及び公明党・国民会議の共同提出に係る修正案に賛成の討論を行うものであります。  中曽根総理は本院での予算審議が開始されてすぐ日米首脳会談に臨んだのでありましたが、結果は、見るべき成果もなく、明らかに失敗であったと言わざるを得ません。  百三十円台突入という行き過ぎた円高の原因は、我が国だけの責任ではないはずであります。アメリカの巨額な財政赤字と貿易赤字、この双子の赤字の解消なくして、為替相場の安定など到底期待できないのであります。  とりわけ、米国の軍事費削減が……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 内閣委員会 第2号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 ただいま説明のありました人事院の勧告につきまして、若干の質問を行いたいと思います。  まず、今度の勧告の一つの特徴は、週休二日制について、従来より一歩進めて四週六休制、この実施を勧告されていること、このことの積極的な面については評価するものでありますけれども、せっかく四週六休制の本格実施を勧告されているわけでありますけれども、若干やはり歯切れの悪いところがある。その点をこれからどう扱われるかというところが気になるわけであります。その一つは、四週六休制の実施について実施時期を明示されていないということ。それからもう一つは、将来へ向けての完全週休二日制の実施について展望を示されていない……

第109回国会 内閣委員会 第3号(1987/09/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず今後の防衛政策といいますか、全体について伺いたいと思います。そこで、日本の防衛に非常に深くかかわっているアメリカの国防報告について伺って、アメリカが一体日本の防衛に対して何を求めているのか、何を期待をしているのか、そしてそれに対して日本の政府あるいは防衛庁としてどう対応しようとしているのか、こういう点からまず伺ってまいりたいと思います。  最初に、一九八七年度アメリカ国防報告、昨年春発表されているものでありますけれども、その中の日本関連部分についての見解を伺いたいと思います。昨年発表されている一九八七年度米国防報告の日本関連部分の中で次のような記述があります。「日本は、その重要……

第109回国会 予算委員会 第2号(1987/07/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 恐らく中曽根総理とこういう形で論争するのは最後の機会になると思いますので、四年半の中曽根総理のもとで行われた日本の政治の総括という立場に立って、幾つかまず基本的な点について伺いたいと思うんです。  今度の第百九臨時国会は、百八国会が終わってからわずか三十八日、予算が成立してからわずか四十五日でまた開会されて補正予算が提出される。このことは、中曽根内閣の先見性が欠けているのではないか、そしてまた政治に対する責任感の欠落を示すものではないか。総理はかつて税制改革法案について、これができなければ死んでも死に切れないとまで言った税制改革、これが国民の大きな反対によって廃案になったこと、そし……

第109回国会 予算委員会 第5号(1987/07/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 総理に、今回の緊急経済対策とこれに関連した今後の財政運営について、再度見解をただしておきたいと思うんです。  総理は、今回の補正予算審議の過程で、私やそれから自由民主党の大河原委員からの、昭和六十五年度までに特例公債依存体質からの脱却、この目標は達成可能であるのか、こういう趣旨の質問に対して、達成は不可能ではない、こういうふうに答弁をされているわけであります。そこでさらにこのことに関連をして我が党の安恒委員から、達成可能であるならば六十五年までの各年次別の計画を示すよう求めたところ、大蔵省当局では数字的な根拠は示せない、こういう回答があったわけでありまして、総理の答弁と大蔵省の答弁……

第109回国会 予算委員会 第6号(1987/07/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました昭和六十二年度補正予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  反対の第一の理由は、本補正予算案が内需拡大による円高不況克服、対外経済摩擦緩和という喫緊の課題に対し、時期おくれ小出しであり、何ら有効な施策となっていない点であります。  我が党が当初予算審議においても、六十二年度予算が内需拡大に対し無力な予算であることを再三にわたり指摘し、本格的な政策の転換を要求したにもかかわらず、政府は全く耳をかそうとしなかったのであります。しかるに、本予算成立後わずか二カ月もたたないうちに経済対策を理由に補正予算案の提出に至ったこ……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 内閣委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず最初に伺いたいのは、きょうの新聞の報道によりますと、瓦長官、年明け早々に訪米をされるという予定が発表されておりますけれども、この間栗原前長官が訪米されたばかりで、それからわずか二カ月ぐらいたってまたなぜ日本から防衛庁長官が訪来をしなければならないのか、一体今訪米しなければならない懸案事項どんなことがあるのか、どういう目的で訪米されるのか、その点をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 具体的な懸案について長官からお話がなかったわけでありますけれども、やはり国民の目に映るのは、日本の防衛庁長官が事あるごとにワシントンに行ってペンタゴンを訪問する、このことがいかにもアメリカの……

第111回国会 内閣委員会 第2号(1987/12/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、人事院の総裁に伺いたいと思いますが、八月六日に勧告を行われたわけであります。当時は、臨時国会の会期中であります。そして、九月十九日まで会期は続いたわけであります。勧告の日から一カ月以上もまだ国会は開かれていたわけであります。毎年毎年、公務員の給与の改定が四月一日から行われるものが、十二月のもうちまたにジングルベルが鳴るころにならないと決まらない、こういう状態がずっと続いているわけであります。このことについて、この席で歴代の官房長官あるいは総務庁長官は、何回も私どもの質疑に対して、早くやりたいと思います、できることならば勧告が出されてから一番近い国会で決着をつけたい、こういう答……

第111回国会 予算委員会 第1号(1987/12/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 竹下内閣が発足をして約一カ月を経過するわけでありまして、当初は調査によりますと五〇%台の支持率、こういうことで随分高い支持率だなと私どもは面食らったわけでありますけれども、最近のある新聞の調査によりますと三〇%台、こういうことで、これは最近のドルと同じように乱高下が激しいなと思っているわけであります。結局、いろいろ原因を調べてみると、この一カ月の間の非常に重要な日本の政治課題、ガットに対する日本政府の対応が不鮮明、あるいは税制改革に対しての中曽根前総理の国民に約束したことの白紙還元、あるいは土地対策に対するこの国会での対応が全く具体性がない。さらにはアメリカの駐留軍への負担をふやす……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 内閣委員会 第4号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総務庁長官に公務員の週休二日制の問題、それと関連する官公庁の土曜閉庁の問題について伺いたいと思います。  これらの問題につきましては、今日までの新聞の報道や衆議院の内閣委員会における高鳥長官の答弁を聞いて、非常に積極的なリーダーシップを持ってこの問題に対応されようとしていることにまず心から敬意を表したいと思います。  さて、この問題につきましては、まず第一は労働時間の短縮という労働条件にかかわる問題で、公務員関係の労働組合や職員団体との間で最大限の合意が望まれるところであります。かつて四週六休制の試行段階で、省庁によっては労使間の合意が形成されないために、同じ公務員の中でもそ……

第112回国会 内閣委員会 第6号(1988/04/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、恩給法の具体的な内容に入る前に、せっかく官房長官に出席をいただいておりますので、最初に緊急の問題について二、三伺いたいと思います。  けさの報道は、新聞、テレビ一斉にトップで、ペルシャ湾におけるイランとアメリカとの軍事紛争の問題を報じております。日本にとっても非常に関係の深い地域でございますし、また日本は外交路線としてイラン、イラク両方に対してパイプを持つということで、今までイラン・イラク紛争に対しても調整の努力をしてきたという経過もございますので、今回の軍事紛争についてどのような情報が政府に入っているのか、そしてまたこれは一過性のもので終われば一番結構なことでありますけれど……

第112回国会 内閣委員会 第7号(1988/04/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私ども、今周辺諸国に非常に気を使った措置の法案を審議しているわけですが、政府の一員である閣僚が周辺諸国との関係をぶち壊すような発言が最近またまた行われていることは大変私は残念に思うし、問題に感じているわけであります。  そこで具体的に伺いますが、四月二十二日に奥野国土庁長官の発言を新聞等で拝見したわけでありますけれども、発言の内容は省略をいたしますが、このことに中国あるいは韓国で非常に厳しい批判の声が上がっている。このまま放置をすると中国との友好関係も憂慮せざるを得ない、こういう懸念を持たれているわけですが、政府としてはあの奥野国土庁長官の発言についてどういうふうに受けとめておられ……

第112回国会 内閣委員会 第8号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 官房長官大分お取り込みのようでありますけれども、法案の内容に入る前に所管事項について二つばかり伺いたいと思います。  まず最初に、きのう総理府の中で家宅捜査があり逮捕者が出た、こういうショッキングな事件が報道されております。行政機構の中枢であり、総理や官房長官の直属のところにこのような不祥事件が起きたということは、これは大変重大なことだと思います。この事件の概要と、官房長官としてはどのような所見をお持ちであるのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 中曽根内閣時代のことでありますけれども、片や公務員に対しても行政改革によって厳しい給与の抑制など耐乏を求めながら、片やその中枢にお……

第112回国会 内閣委員会 第9号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 五名の参考人の皆さん、大変御苦労さまです。内閣委員会の理事を務めている社会党の野田でございます。  まず、富永さんにお伺いをいたしたいと思います。  先ほど来の御意見の中で戦後処理問題懇談会のことについてお触れになっているわけでありまして、御指摘の点は私ももっともだと思う点があるわけであります。私どももこの委員会で先般来議論をした中で、この戦後処理問題懇談会は私的諮問機関であって、私的諮問機関というのは法律による公的な審議会と違って個々の委員が参考意見を述べるにすぎない、したがってまとまった意見あるいは答申を出すべきものではない、こういう政府見解があるわけでありますから、そういう立……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総理に伺いたいと思いますが、先日衆議院において、予算委員長と法務委員長が辞任をされて委員長を交代されるという問題が起きました。これは衆議院の問題だからということで参議院で見過ごすことができない重要な問題を含んでいると思うのです。この問題で今問われているのは、衆議院、参議院を含めた国会の権威の問題、国会議員としての倫理観の問題、責任感、品性が問われていると思うんです。今回のこの相沢法務委員長、浜田予算委員長辞任の引き起こした問題について、国民の皆さんの見方というのは非常に厳しいものがあるわけであります。  竹下総理は、ハウスの問題には行政府はコメントしない、こういうことでこの問……

第112回国会 予算委員会 第5号(1988/03/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず瓦防衛庁長官に伺いますが、二月十八日にアメリカの国防報告、それから統合参謀本部の軍事情勢報告が発表されているわけですが、この中で日本の関連部分もかなり重要な内容を含んでいるわけですが、これに対してどのような評価をされているのか、どういう見解をお持ちか、まずそこから伺います。
【次の発言】 軍事情勢報告の中で、ガイドラインに基づく研究と、それから日本のウオータイム・ホスト・ネーション・サポート協定の可能性について触れている部分があるわけですが、その内容について御説明いただきたい。これは外務省の政府委員で結構です。
【次の発言】 その前段のところで、ウオータイム・ホスト・ネーション……

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/03/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 今昭和六十三年度予算の審議が続けられておりまして、総括質疑では我が党の質問はこれが最後になりますので、この機会に総理や大蔵大臣、関係大臣の見解を伺っておきたいと思うんです。  憲法六十条による昭和六十三年度予算の自然成立の日は四月八日であります。逆に言えば、四月七日までは参議院としての審議期間を保証されているわけです。例年の予算の審議日数の例を見ても、数日間はどうしても四月に入らざるを得ないと思うんですが、政府は暫定予算の準備をしておられますかどうか。
【次の発言】 空白が四、五日間でも生じたということになったときはどうされますか。

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/03/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、文部省の所管のことについて最初に伺いますが、外国に在住する日本人の子弟のための教育施設で働いている教職員の数は今どのぐらいいらっしゃるわけですか。
【次の発言】 この人たちはどのような方法で選考されて外国へ赴任をしているわけですか、この人事管理の内容について御説明いただきたいと思うんです。
【次の発言】 この外国で勤務する教職員の方たちの給与制度はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 外務省の方の在外公館勤務の外交官の給与制度はどのようになっておりますか。
【次の発言】 この外交官の場合の標準的なワシントン在住の三号という等級の方ですか、この方が一つの基準になってい……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/04/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、きょうは防衛費のあり方について大蔵大臣、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  昭和六十三年度の予算案の防衛関係費が三兆七千三億円、伸び率で五・二%、GNP対比一・〇一四%、こうなっているわけです。アメリカからは非常に高く評価されているわけですが、アジアの国々の中ではこれに懸念を表明しているところもあるわけです。防衛庁長官は、この防衛予算の決定に当たって、大綱の「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」に定めている「経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、」、こういう考え方が防衛計画の大綱にあるわけでありますけれども、このことは念頭に置いておられたのかどうか。

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総理と大蔵大臣に伺います。  昭和六十三年度が既に始まっているのに本予算が成立をしていない。法律上も財政制度上も認められていない予算の空白という異常事態が生じています。この責任をどうお考えになりますか。  さらに、昭和五十七年度以来、本委員会は予算の空白の除去を政府に要請して、ことしも原予算委員長から暫定予算準備が命ぜられていたのに、なぜ三月三十一日までに暫定予算が国会を通過するよう取り運ばなかったのか。総理と大蔵大臣のこの問題についての見解もあわせて伺いたいと思います。
【次の発言】 今回の事態の責任については、今総理も感じているということですけれども、直接の今回の事態の原……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 北村先生に二、三伺いたいと思います。社会党の野田でございます。  防衛の問題、防衛費の問題を議論する場合に、前提になるのは国際的な軍事情勢の見方の問題だろうと思うんです。そこのところが私ども国会で政府と議論をしても一番まずかみ合わないところです。私は今の情勢について、特にソ連のゴルバチョフ書記長就任後間もなくウラジオストクで演説された記録がありますし、それからそれ以来、昨年の十二月八日のワシントンにおける米ソ首脳会談、さらについ先日は、これも異例のことですけれども、米ソ両国の国防相の会談がベルンで行われた。そして近くまた両国の参謀総長が会談をする、こういう予定もあるようでありますが……



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