寺田熊雄 参議院議員
13期国会発言一覧

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寺田熊雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは寺田熊雄参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

寺田熊雄[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第30号(1984/08/08、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 本調査特別委員会の中間報告につきまして、その概要を御説明いたします。  本委員会は、参議院改革の一環といたしまして、去る九十九国会において新たに設置せられ、議案審査は行わず、専ら国民生活・経済に関する総合的かつ長期的調査を行い、その結果を議長に報告するとともに、その間、調査の経過について年一回の報告を行うものとせられております。  何分、調査対象が国民生活・経済という広範なもので、外交、防衛などを除く社会の森羅万象がことごとくその視野に入ってまいりますので、何を調査すべきか、当初は混沌たるものでありましたが、各党理事によるかんかんがくがくたる論議の末、調査テーマを「技術革新に伴う……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 参議院本会議 第3号(1985/10/18、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、中曽根総理に質問をいたします。  総理の所信を問う第一段階として、私は、首相の在職が三年になんなんとする今日、まず中曽根内閣の世界平和と民主主義の発展に対する貢献度を考えてみたいのであります。  総理は、一九八二年十二月、就任に際して「私の政治目標の第一は、内外における平和の維持と民主主義の健全な発展を図ることにあります。」と述べられるとともに、「平和の維持にとって大切なのは、これを可能ならしめる国際環境をつくり出すことであります。この現代の至高かつ緊急な課題を実現すべく努力することにより、恒久的な世界の平和の確保のために貢献したいと念じており……

寺田熊雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

寺田熊雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第1号(1983/07/18、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任についてその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、私が委員長に選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任せられました寺田でございます。  本委員会は、前国会の参議院改革協議会の答申に……

第99回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1983/07/22、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時一分散会

第99回国会 法務委員会 第閉会後1号(1983/08/11、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 死刑囚の再審事件におきまして、死刑判決の執行力が失われる時期について、法務当局は現在の段階でどのような見解を持っておられますか、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 これはよく御存じのことでしょうが、再審決定の確定時だという有力な学説がありますね。そして、免田事件の場合に、検察庁というべきか、法務省というべきか、ともかくあなた方は、再審の第一審判決の言い渡しがあった時点で免田栄氏を釈放されましたね。これは私どもの主張に沿うものでありましたけれども、前田刑事局長、いままでなかなか慎重に対処されて、検討いたします、検討いたしますと言い続けておられたのだけれども、今回結論としては私ども……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第1号(1983/09/08、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任についてその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの亀長君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、私が委員長に選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き、本委員会の委員長に選任せられました。  今国会におきましても、皆様方の御協力をいた……

第100回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1983/10/05、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  まず、小委員会の設置に関する件を議題といたします。  本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、お手元の資料のとおり技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会、高齢化社会検討小委員会及び生活条件整備検討小委員会を設置することに意見が一致いたしました。  理事会の申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  また、各小委員につきましては、各会派からお手元の資料のとおり推薦がございました。  各会派推薦のとおり選任することに御……

第100回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1983/11/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、真鍋賢二君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第100回国会 法務委員会 第2号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 法務大臣にお尋ねをしますが、文藝春秋の十二月号に「大新聞は田中角栄をリンチにした」と題する加瀬英明氏と法務大臣、あなたとの対談は、これは政治家とマスコミの関係、政治家と道徳の問題、被告人の人権などの問題に関しまして、大変興味のある論争点を提起しております。この対談の中に強調されておりますあなたの御主張は、私どもから見ますととうてい受け入れがたいものでありますけれども、あなたの行革委員会における答弁などをお聞きしますというと、あなたは対談の中でこそ「政治家は下賤の徒」であるとみずからを卑しめているのにもかかわらず、この行革委員会の中では、この対談における自分自身を人権を守る正義の士……

第100回国会 法務委員会 第3号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 法務大臣にお尋ねをいたします。  現在、この委員会の審議の対象となっております裁判官、検察官の給与引き上げに関する法律案ですね、これは、大臣の提案理由の御説明によりますと、一般の職員の給与に関する引き上げの措置がなされておるので、それに準じて裁判官、検察官の給与を引き上げることになったという御説明になっていますね。ところが、一般の職員の給与は、御承知のように昨年度、昭和五十七年度人事院勧告は、これは全く完全に無視されたわけであります。五十八年度も人事院勧告は六・四七%の引き上げをすべきである、こういう趣旨の勧告がなされておるわけでありますが、ただいま上程せられております法律案は、……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第1号(1983/12/26、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任についてその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、私が委員長に選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き、本委員会の委員長に選任せられました。  今国会におきましても、皆様方の御協力をいた……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1984/02/01、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十七日、上田稔君が委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君が選任せられました。  また、去る一月十七日、斎藤十朗君が委員を辞任され、その補欠として梶木又三君が選任されました。
【次の発言】 小委員長の選任について御報告いたします。  委員の異動に伴い欠員となっておりました技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員長につきましては、去る一月二十五日、梶木又三君を選任いたしました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1984/04/11、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る二月四日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として刈田貞子君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。  本日の委員会は、先般当委員会が三班に分かれて行いました委員派遣につきまして、各班の派遣委員からそれぞれ御報告をお願いすることになっております。  それでは、第一班、愛知県においでいただきました班の御報告を松岡君にお願いいたします。松岡君。
【次の発言】 以上で松岡君の御報告は終わりました。  次は、兵庫県、岡山県……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号(1984/08/01、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  国民生活・経済に関する調査を議題といたします。  本委員会は、技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会、高齢化社会検討小委員会及び生活条件整備検討小委員会の三小委員会を設置し、それぞれ調査を進めてまいりましたが、先般、各小委員長から委員長のもとに中間報告として調査報告書が提出されました。  この際、調査報告書の概要につきまして、各小委員長から説明を聴取いたします。梶木小委員長。
【次の発言】 次に、安永小委員長の御 説明を求めます。
【次の発言】 次に、亀長小委員長の説明を聴取いたします。

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第5号(1984/08/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(寺田熊雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  国民生活・経済に関する調査の中間報告に関する件についてお諮りいたします。  去る一日、国民生活・経済に関する調査報告書(中間報告)を議長に提出いたしましたが、その概要につきまして議院の会議においても報告をすることとし、その旨議長に申し出ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第6号(1984/08/08、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 お許しを得まして、一言退任のごあいさつを申し上げます。  顧みますと、一年前に当委員会の委員長を仰せつかりまして、初めての委員会でございますので、当初は非常にどうしたらいいか手探りのような状態でございました。ところが、委員各位の大変有益な御助言や温かい御協力のおかげで、三つのテーマとそれからそれぞれに対応する小委員会ができまして、順調な滑り出しをすることができました。以来、大変このように和気あいあいと委員会の運営ができましたことを大変喜んでおります。  今、対馬さんと話をしておりましたが、それは議案の審議がないせいだというような批判もございましたけれども、それはともかくとしまして……

第101回国会 地方行政委員会 第17号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 風俗営業等取締法の改正案の審議に当たりまして、各方面からさまざまな批判や危倶が表明されております。殊に警察官の権限を拡大するというふうな見方をするものが多いわけであります。それに対して非常な不安や危惧を表明する、これは日弁連の批判の中にもそうした趣旨がうかがわれるのでありますが、なぜ警察の権力の拡大がそのように不安の対象になるかと申しますと、これはやはり警察官の社会的な信用度が必ずしも高くない、社会道徳的な廉潔度もそう高いものとは評価せられておらない、また、職権の乱用も非常に懸念されておるということ、これが一般的な私は風潮だと思います。これは必ずしも日本だけではありません。世界的……

第101回国会 地方行政委員会 第19号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 関連。  我々は、やはり国会の今までの慣例等もこの問題についてはかんがみる必要がある。  あなた方も御存じだと思うけれども、過去においてロッキード事件など、捜査の秘密でさえも委員会の強い要求があれば秘密会と称して理事会には全部報告しているというような慣例もある。  あなたは、この内容は秘密でないと言われる。秘密でないものならば、委員の要求があれば拒む理由は全くないわけだ。殊に、そういう覚書の内容というようなものは法案の立法過程だ。法案の立法過程を明らかにすることは法案の内容を明らかにすることだ。また法の運用についてもそれが示唆を与えるわけだ。それならば、その法案の審査に必要な資料……

第101回国会 法務委員会 第2号(1984/03/27、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 大臣は、ただいまお述べになりました所信表明の中で、涜職、脱税等、国民の社会的不公正感を助長する犯罪が後を絶たないと論じておられます。この涜職はもちろん社会的な不公正感を助長するでありましょうけれども、それ以上に国民の政治や行政に対する信頼を失わしめるものであります。  この際、特に収賄の当事者が内閣総理大臣でありました田中角榮元首相の問題にも触れてみたいと思うのでありますが、これは先般の東京地裁の判決にもありましたように、その社会に及ぼした悪影響ははかり知れないものがあるわけであります。その意味で田中氏自身が東京地裁の冒頭手続で言っておりますように、その罪万死に値するはずであった……

第101回国会 法務委員会 第4号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 今国会で日切れ法案としまして、三月末日に所得税法の一部改正法案が可決されたわけであります。その中に国税通則法百十六条の改正が含まれております。これは現下の財政難にかんがみまして、税制調査会で「今後の税制のあり方についての答申」というものが五十八年十一月に出されておりますが、その中に「立証責任その他の争訟手続関係」、第一として「立証責任に関する基本的な考え方」というような部分がありまして、第二にまた「証拠申出の順序に関する整備」というものがうたわれておりますが、こういう専ら国税の領域から眺めて、裁判関係における各当事者の立証責任の分配でありますとか、あるいは立証責任の転換であります……

第101回国会 法務委員会 第5号(1984/04/07、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 私は、裁判官とその業務執行に当たっての心構え、世論に対する考え方等をまず問題としてみたいのであります。  これは裁判官だけではございませんが、およそ権力を持つ者、国家権力を担っている者は事柄によりましては他人の死命を制する力を持つものでありますので、常に謙虚に他人の批判に耳を傾けてほしいと考えるのであります。裁判官は、裁判に当たりまして憲法なり法律なり、最後には自分の良心をよりどころとしていかなければいけません。したがって、個々の人物の自己に対する願望であるとか、あるいは新聞の論調であるとか、そういうものに動かされてはいけないということは言うまでもありません。ただ、人間であります……

第101回国会 法務委員会 第6号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 国籍法の改正案、それから戸籍法の改正案、この両法案につきましては、多年にわたりまして事務当局が大変な御努力をなさったことをよく承知しておりますので、その御努力に対して敬意を表するのにやぶさかではないのであります。ただ、御承知のように、国籍法は憲法に附属する重要な法律でありますし、いずれも世界人権宣言、各種の条約とも関連をいたします。それゆえ、その法案の審査は私どもとしましてはできるだけ心残りがないような、また後日この法案の審議の跡をたどる学者、実務家等があります場合に、同会の審議が充実したものであるという印象を与えることができますように、できるだけ十分な審議をいたすべきものである……

第101回国会 法務委員会 第8号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 刑事訴訟法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  免田事件、財田川事作など死刑確定者の再審裁判において無罪判決が相次いでおりますが、このことは、我が国の刑事裁判には不幸にして誤判が多数存在することを示しております。ところで、この事態に対応する現行刑事訴訟法第四編再審の規定には不備な点が少なくありません。  我が党は、既に一九七九年から再審法改正案を国会に提案してまいりましたが、このたび、従来の提案に死刑再審事件における刑の執行停止、身柄の釈放などに関する所要の修正を加え、装いを新たにして提案するものでありまして、その要点は次のとおりであります。  第一に……

第101回国会 法務委員会 第9号(1984/07/26、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 ことしの九月に全斗煥大統領が来日するという予定のようであります。これは昨年の一月、中曽根総理が韓国を訪問なさった際に、全大統領の訪日を招請し、全大統領がこれを受諾したという一連の手続に基づくものでしょうか。外務省の方にまずお伺いしたい。
【次の発言】 私がお尋ねしたのは、来られるということはわかったのですが、これは昨年の一月に中曽根さんが行かれましたね。そうして全斗煥氏を招請した、全斗煥氏の方はこれを受諾した、こういう一連の手続に基づくものでしょうかと言ってお尋ねしたんです。
【次の発言】 ごく最近のことですが、この訪日について韓国の李源京外務大臣が日本人記者団との会見に応じて、……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外務委員会 第4号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 日ソ漁業条約の締結に伴いまして、塩釜港がソ連漁船の寄港地となりましたね。ところが、全国の右翼が結集してソ連の漁船員は埠頭のかごの鳥のようになったと言われるんです。ソ連の抗議もあったそうですけれども、せっかく日ソの対話の機運が出てきたときにこういうようなことがあったということは決して望ましいことではないと思うんですが、大臣の御所見はいかがでしょうか。
【次の発言】 私も、ソ連の人々に来てもらいまして、岡山のデパートでソ連の物産展などを催したことがあるんですが、そのときはまだ右翼に対する予備知識が十分でありませんで、その会場に右翼が入り込んでガーガー言って、ソ連のせっかく来てくれたお……

第102回国会 環境特別委員会 第8号(1985/06/12、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 関連して。  木原参考人にお伺いしますが、問題の土地ですね、それが永久に処分を不可能にするということが法律的にはどういう方法で可能になるのでしょうか。それについての御意見を聞かしていただければ……。
【次の発言】 それでは今の問題で、外山参考人の御意見をちょっと聞かせてください。
【次の発言】 今の問題は、信託者それから受託者の存続とかあるいはその意思決定機関による意思決定の変更とか、そういうことによって脅かされるおそれというものは絶無でしょうか。やはりそこに、木原参考人の言われるように、国の立法で何か絶対的に処分が禁止せられるような担保といいますか、例えば不動産の場合は登記面で……

第102回国会 法務委員会 第2号(1984/12/20、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 自民党の政調会内に司法の公正に関する特別委員会なるものができまして、既に何回も委員会を開いて諸般の調査、審議を進めておられます。  その審議の経過を調べてみますと、重点はロッキード事件の見直しにあるように思えるのであります。この会は非公開であると言われておりますが、既にその審議の内容が相当マスコミに漏れて詳しい報道がなされております。例えばサンデー毎日の十二月九日号などはかなり詳細な記事内容でありますし、フォーカスなどは鬼頭元判事補がその委員会の玉置委員長その他の有力なメンバーと面接している写真まで掲載しておるのであります。その審議の中で、玉置委員長が、ロッキード事件は余りにも政……

第102回国会 法務委員会 第3号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 まず、大臣の所信表明にもありました刑事施設法案の不提出に関連してお尋ねをしたいのですけれども、その前に刑務所の問題で最近ちょっと新聞をにぎわしたものが二つほどございますので、その問題について先にお伺いをいたします。  一つは、ことしの三月十四日に新聞報道がなされた大阪拘置所で覚せい剤の密売組織があるのではないだろうかということで捜査を始めたという問題があったようでありますが、これについてちょっと御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 これを送った人間は既に検挙されたわけですか。
【次の発言】 次に、これも三月二十四日の報道でありますが、外掃作業中の受刑者が逃走をしたという……

第102回国会 法務委員会 第4号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 一昨日のこの委員会におきまして、私は刑事施設法案並びに留置施設法案についてお尋ねをしたわけであります。その際、警察庁の福島審議官の御答弁によりますと、刑事施設法案と留置施設法案との合体法案、刑事施設並びに留置施設法案という仮称ですが、この合体法案は来通常国会に法案が提出される際にもやはりあり得るだろうかということをお尋ねしたわけであります。ところが、福島審議官は刑事施設法案並びに留置施設法案の二本立てで出すのが筋でありますということをひたすら強調されて、合体法案で提出することもあり得るかという私の質問に対して明確な答弁をなさらなかったわけであります。しかし、自民党の法務部会の関係……

第102回国会 法務委員会 第5号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 法務省の予算につきましては、法務省の仕事というのはいずれの部門をとりましても職員の働きによって賄うという、そういう仕事が大部分で、余り事業官庁、産業官庁のように投資を伴ったり、あるいは事業を行うために経費を必要とするという、その方の経費が人件費をはるかに上回るというのと大分趣を異にしております。全般としてはどうももうちょっと増加してしかるべきではないかと思われる分野が多いのでありますが、その細かい点はまた後でいろいろお尋ねすることにしまして、きょうは、我が国の治安面はおいてゆるがせにできない事件の一つとしてグリコ・森永事件があるわけであります。そのことで警察庁の刑事局審議官におい……

第102回国会 法務委員会 第6号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 今事務総長からこの予算の説明を承ったわけでありますが、私ども戦前の裁判官をいたした者としましては、当時は最高裁判所事務総局なんというものはありませんで、全部司法省が取り扱っておったわけであります。私どもの友人で大蔵その他の行政官庁に行った者がかなりおりますので、そういう連中といつも会うて話をしてみますと、何とまあ司法省の予算というのは他省庁と比べると貧弱なことよと慨嘆久しゅうすることが多かったわけでありますが、最高裁ができまして事務総局が裁判官その他の事務を取り扱うことになりまして、外部から見ておりますと、やや戦前とは違っていろいろな面で予算面の充実、備品あるいは宿舎の整備等で戦……

第102回国会 法務委員会 第7号(1985/04/11、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 前回の委員会で法務大臣からこの法律案の提案理由の説明がございました。その説明書の中に「いわゆる過激派裁判等を契機として、裁判所又は裁判長によって被告人に付された国選弁護人の弁護方針と被告人等の裁判への対応方針の相違等から国選弁護人がその身体に害を加えられ」るような事態が発生していることにかんがみという御説明があるわけでありますが、私どもも弁護士の一人としまして、依頼者と事案の見方であるとか、あるいは特に防御の方針について意見が異なる場合に非常に苦慮することが多うございます。その場合、私選弁護、民事でもこれは自分で依頼者との間で契約を結んだという場合には、もうどんどん辞任してしまう……

第102回国会 法務委員会 第8号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 私は、日本社会党を代表して、賛成の立場から討論をいたします。反対討論がありませんので、賛成の立場からの討論というとちょっとそぐわない感じがないでもありませんが、本法案につきましてはまだまだ論じ足りない点が多々あるのであります。しかし質疑が既に打ち切られておりますので、討論の場をかりて問題点を指摘して、法務省当局にも御検討を求めたいと思うのであります。  その第一は、質疑の段階でも、また立法に関する法曹三者協議の場でも論議になりましたが、国選弁護人の被告人側からなされます危害に対する補償については単独の法律によるべしとの論議がなされておったことは明らかであります。それが大蔵省当局の……

第102回国会 法務委員会 第9号(1985/04/18、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 お三人の方にそれぞれお尋ねをしたいわけですが、最初に森参考人にお尋ねをします。  今お話を伺いますと、今の不動産登記に関するすべての記入例といいますか、いろいろな所有権の変更やら、それから抵当権設定その他不動産登記に関するさまざまな法制度がありますね。それが登記簿に記入されている。それを全部コンピューターは結果的に理解すると同じような効果を生めるものなんでしょうか。例えば所有権の移転のときに、もしこういう条件に違反した場合にはそれが無効になるというような特約事項というようなものがありますね。そういうようなものももちろん理解し得るわけでしょうか。  それから、漢字の問題が非常に御苦……

第102回国会 法務委員会 第10号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 この法案と登記特別会計法案とは一体をなしております。登記事務にコンピューターを導入するものでありますが、それは主として乙号事件の現在の量的拡大に対応し切れない職員と、庁舎の増改築の困難、それから生ずる国民の時間的ロスなどの解決のためと考えられておりますけれども、しかし、それは甲号事件の処理も同時にコンピューター化されるのでありまして、登記簿が従来の紙に文字で書かれたものから磁気ディスクに記号でファイルされることが前提となっております。それゆえ、この会計の歳入を乙号事件の手数料で賄うというのは誤りでありますし、コンピューター化を急ぎ過ぎますと、勢い手数料の引き上げという安易な方法に……

第102回国会 法務委員会 第12号(1985/05/23、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 今回の法案の提出を見るに至りましたまでの経緯につきまして、土地家屋調査士会の方はかなり以前から法人設立についての会内のコンセンサスができておったようでございますが、司法書士会の方は、今回円満にコンセンサスができまして大変結構なこととは思いますけれども、若干時間がかかりましたね。それで、青年諸君が異を唱えておられたということを聞いておるわけですが、この協会設立についての反対論ですか、その論拠はどこにあったんでしょうか。どういう点がそういう方々の反対論の骨子をなしておったんでしょうか。その点ちょっと御説明いただけますか。
【次の発言】 そういう反対論を克服して皆様方が会のコンセンサス……

第102回国会 法務委員会 第13号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 まず、現在の司法書士及び土地家屋調査士の数ですが、これはどのぐらいいるか、ちょっとお聞きしたいんです。衆議院でこれ数は出ておりますが、一応参議院でも会議録に載せたいと思いますのでお願いします。
【次の発言】 弁護士の場合でもこれは国際的にいろいろと比較をされておるわけでありますが、結局司法書士に対する国民的な需要というものがどのぐらいあるのか、それから土地家屋調査士に対しても国民的な需要が一体どれぐらいあるのか。それがその今の数字が需要を満たすに足るものかどうか。もし需要を満たし切れないものであるならば、それをどういうふうに処置していくかというふうな問題があるわけですね。  まず……

第102回国会 法務委員会 第14号(1985/05/30、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 改正法案の第十八条を見ますと、「この法律の施行に関し司法書士の試験、資格の認定、登録及び業務執行並びに協会の設立及び業務執行について必要な事項は、法務省令で定める。」という規定がありますが、これは法務省としてはどういう内容の省令を予定しておられるのか、ちょっと御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ただ、これは協会の問題だけじゃなくて、司法書士の試験、資格認定、登録、業務執行と、この規定もありますね。これはどうですか。
【次の発言】 司法書士、土地家屋調査士両法や、公認会計士、税理士、弁護士等それぞれの根拠法を見ていつも感ずるのですが、職分も違いますし、多少歴史的な経緯……

第102回国会 法務委員会 第15号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 工場抵当法の改正が議員提案でなされたわけでありますが、この議員提案の本法案について郵政省としてはどのように考えておられるのか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 有線テレビの現在における普及状況、それから将来はどういうふうにこれが推移するのか、また現在においては有線テレビの規模というのはどの程度のものか。今かなりな資金調達の必要があるというお話でありましたが、大体資本額はどのぐらいのものなのか、従業員数はどのぐらいか、加入世帯数はどれほどのものなのか、これが支配するエリアはどんなようなものなのか、そういう点をまず説明していただきたいと思います。

第102回国会 法務委員会 第16号(1985/06/13、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 有線テレビジョン放送法第三条の施設の設置について許可申請をする者は、施設を所有してみずから放送事業を営もうとする者であるならばその者がすることは当然のことでありますが、施設の所有者がみずから放送事業を行うのではなくして他人にこれを貸し付ける、そしてその他人が放送事業を営む場合は、許可申請をするのは当該の事業を営もうとする者ですか、それとも施設の所有者ですか。まずそれを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、施設を設置することについての許可というものはどのような目的で許可制にしたのか。この法律の第四条を見ますと、施設許可に関連するものとしては第一項の第一号で、そ……

第102回国会 法務委員会 第17号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 先に警察庁にお尋ねをしますが、最近各紙に、警察署における被疑者の取り調べ室に暴力団の殺人事件の被疑者に愛人である女性を呼んで、しかもその被疑者が愛人を抱いているというような写真まで撮影させたという記事が写真入りで報道をせられておるのであります。これは常識ではとても考えられませんし、私ども本当にこんなことがあるんだろうかと疑ったようなわけであります。通常の刑事事件ですと、正式の妻を会わせるのでも一々私ども弁護人が捜査課長なり警察署長にかけ合って、そして面会させるというほど厳格な処置をしておるのであります。それが一転して暴力団になりますと、愛人を抱かせるなどというような言語道断な措置……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 法務委員会 第1号(1985/11/14、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 去る九月三十日から十月三日までの四日間、二宮文造委員長、小島静馬理事、飯田忠雄理事、橋本教委員、柳澤錬造委員、中山千夏委員と私、寺田熊雄の七名は、検察及び裁判の運営等に関する調査の一環として、最近における司法行政及び法務行政に関する実情等につき調査のため、宮城県、山形県及び福島県の東北三県に行ってまいりました。  派遣日程の第一日目は、仙台高等裁判所において、仙台高等裁判所、仙台高等検察庁、仙台地方裁判所、仙台家庭裁判所、仙台地方検察庁、仙台法務局、仙台矯正管区、東北地方更生保護委員会及び仙台入国管理局の各機関から管内概況につき説明を聞き、懇談を行い、第二日目は、宮城刑務所及び仙……

第103回国会 法務委員会 第2号(1985/11/26、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 最初に、外務省のアジア局長が御出席になりましたが、外交官との会見を予定していらっしゃるようですから、先にお尋ねをしたいと思います。  外国人登録の問題では、従来法務大臣と外務大臣のこの問題に対処するお考えに若干の相違があるのではなかろうかというような感じを持ったことがあります。外務大臣の予算委員会における答弁、日韓閣僚会議後の記者会見の場における御発言等を見ますと、法務大臣よりはやや前向きの点でニュアンスの差を感ずるのでありますけれども、何らか外務省におかれましては韓国側の要望を踏まえてこの問題を前向きに対処する、つまり直截に申しますと指紋押捺の問題、この制度的な改正を望んでおら……

第103回国会 法務委員会 第4号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 マスコミを大変にぎわわしております三浦和義君の事件についてお尋ねをいたします。  三浦君は、六十年の九月十二日午前零時ごろ、警視庁によって逮捕されたようでありますが、すべて警察、検察におかれては、こういう逮捕の場合にはできるだけ被疑者の人権を尊重して行うべきである、これは当然の道理でありますけれども、この点は警察庁それから法務省もお認めになりますか。
【次の発言】 法務省も警察庁もともに、逮捕に当たってできるだけ被疑者の人権を尊重しなければいけないという点はしっかりと認識していらっしゃるようでありますが、三浦君を警視庁の方で逮捕なさった、そしてその逮捕そのものは、犯罪がなされてお……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 外務委員会 第2号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 最初に、日ソ平和条約をめぐる北方領土の問題をお尋ねしたいんですが、北方領土を要求する、アメリカの秘密外交文書などを見ますと、日本のクレイムズという、要求という言葉を使っておりますが、この日本の要求というのは政治的な要求でしょうか、それともやはり法律的な正当性を持つと外務省は考えておられるんでしょうか、その点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 アメリカの秘密外交文書が発表されたね、ああいうものの中に日本のクレイムズという言葉が使われているからね。
【次の発言】 いや、私がお尋ねしたのは、日本がソ連に対してこの四島を当然日本に返還すべきであるという主張をしているでしょう。そ……

第104回国会 環境特別委員会 第3号(1986/03/28、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 森長官の所信をお伺いいたしましていろいろと考えさせられたのであります。歴代の長官の所信をずっと一べつしてみますと、やはりそれぞれの時代の要請というものを反映しているようにも思えますし、かつ長官の世界観的なものが必ずしもそこににじみ出ていないとは言い切れない面があるように思うのであります。例えば四十七年に大石長官、初代長官が所信を表明されたときには、自然環境の保護というのが第一の抱負として挙げられておったようであります。ところが、このかけがえのない自然の保護という人類的な欲求というようなものが、歴代の長官によって次第次第に後回しにされてきておる状況も見受けられないではないのでありま……

第104回国会 法務委員会 第3号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 法務大臣にまずお尋ねをいたしますが、天皇在位六十年祝賀に関連をいたしまして恩赦を行うかどうかという点が先般取りざたをされまして、その後、中曽根総理大臣も恩赦は行わないということをおっしゃったようでありますが、これは中曽根内閣として正式に決定されたものでしょうか、ちょっとお尋ねします。そしてまた、行わないというのはどのような理由で行わないというのか、それもあわせて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これは大変結構なことだというふうに私も思っております。恩赦を行えという人々のその動機をそんたくしてみますと、公選法によって公民権を喪失した人を救い上げようというような政治的な思……

第104回国会 法務委員会 第4号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 この法務省から配付していただきました法律案の資料によりますと、簡易裁判所の訴訟事件、督促事件、調停事件の増加が著しいのでありますが、その原因と対策についてお伺いをいたします。
【次の発言】 今、六十年度が五十九年度に比較して減少している数字があらわれているというお話がありました。これは時間の関係がありますので、六十年度の数字がおわかりでしたら後で届けていただけませんか。
【次の発言】 それから、地方裁判所の不動産競売事件、債権に対する強制執行等の事件の増加、これもまたこのお配りいただいたパンフの数字によりますと非常に増加が著しいですね。これも同じような原因なんでしょうか、ちょっと……

第104回国会 法務委員会 第5号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 法務局の整理統合、法務局といいましても支局は入らないんでしょうが、出張所、これの統廃合はどういうふうに計画され、どういうふうに進んでおるでしょうか、ちょっと御説明 いただきます。
【次の発言】 これは、法務局の事務は次第に増加しますね。だから職員はできるだけそれに見合うように増員をせよということが大体衆参を問わず法務委員会全体の意向のようですから、職員は減らすということはないんでしょう。一に財政的なメリットを追求しているわけですか。地元の民衆は、やはり法務局出張所が地元にあった方がいいということをみんな希望しますね。そのために土地を提供するというようなことも過去に幾多もあったわけ……

第104回国会 法務委員会 第6号(1986/04/10、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 まず、この法律の基礎になっております扶養義務の準拠法に関する条約、これがヘーグの国際私法会議で合意を見たようでありますが、ヘーグの国際私法会議の歴史、それから我が国のこれに対する関与度、国際私法統一を目指して採択されました条約の数、内容、我が国が既に批准したもの、随分多岐にわたりますけれども、これを御説明していただけますか。
【次の発言】 大変細かいことをお聞きしますが、こういう国際私法会議を主管する官庁としては、もちろん外務省もこれは関与せざるを得ないのですが、外務省と法務省とどっちが重いというか、ウエートを占めていますか。

第104回国会 法務委員会 第7号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 大変簡にして要を得た御説明をいただきまして、ありがとうございました。  まず第一にお伺いしたいのは、先生方がおっしゃった関係資料の五十二ページ、ここに「ヘーグ国際私法会議諸条約」というのがありますね。「(注) 戦後に採択されたものを掲げる。」として、ここに(1)ないし(30)の条約が挙げられておりますが、その中で我が国が署名したもの並びに批准まで進んだもの、全然未サインのものと、こう分かれるわけでありますが、まず先生方におかれて、この条約は速やかに調印ないし批准すべきではないかと考えられるものはどれとどれでしょうか。ちょっとそれを両参考人にお伺いしたいと思います。

第104回国会 法務委員会 第8号(1986/04/24、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 法例の十四条婚姻の効力、十五条夫婦財産制、十六条離婚、二十条親子間の法律関係、この一連の規定の夫の権利、夫権、それから父の権利、父権、この主義と我が憲法十四条、男女差別撤廃条約あるいは国際人権規約等の男女平等原則との関係についてちょっと説明していただけますか。
【次の発言】 どうもちょっとそこのところが私どもに納得いかないのは、どちらの準拠法によるかということを決定するだけで、結果がどちらに有利かどうかということが実質的な平等をもたらすゆえんだと、そういう説明のように聞いたんですが、しかしまずその前面において、準拠法を決めるのに男性を優先するということは、結果のいかんにかかわらず……

第104回国会 法務委員会 第9号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 この法案の第一条は相互主義の原則を冒頭に掲げております。相互主義が司法の分野でどの程度支配をしておるのかということを考えてみますと、まず国際犯罪の捜査共助法もやはりそういうものの一環ではないかと思うのです。この委員会で先般審議をいたしました扶養義務の準拠法に関する法律の基礎になっておりました準拠法に関する条約、これなどは相互主義の原則をむしろかなぐり捨てたというのを先般私どもこの委員会で経験したのでありますが、この際ちょっと法務当局の方で司法関係の分野で相互主義がどの程度適用されているだろうかということを御説明いただければと思います。

第104回国会 法務委員会 第10号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 大変有益なお話を承りまして喜んでおります。  この法案が日弁連の制度要綱に基づいて法務省が立案された、それで釘澤参考人からも法務省の努力を多とするというようなお話がございました。私ども、法務関係の法案を審議する場合には、日弁連の意思を全く無視したような法案はちょっと通しにくいので、常々、法務省当局にも日弁連の意向を極力尊重してほしいという要望を今までも出してまいりました。そういう見地からいいますと、今回の法案につきましては日弁連と法務省との呼吸が完全に合致した、その結果、何か法務省と日弁連との蜜月関係といいますか、そういうふうなものさえも感ぜられるのでありまして、これは一面におき……

第104回国会 法務委員会 第11号(1986/05/15、13期、日本社会党)

○寺田熊雄君 最初に、外務省の方にお尋ねをしますが、ことしの五月十二日に在日米国商工会議所から、五月十二日付中曽根総理あての書簡が来ておりますね。それから、同じく五月二日、EBC、ユーロピアン・ビジネス・カウンシルの方からやはり書簡が来て、それには四月三十日付の意見書みたいなものが貼付されておりますが、これは外務省としては承知しておられますか。
【次の発言】 そういたしますと、これは外交機関を通じてのじゃなくて、この二つの機関が直接総理に送り届けた。で、写しをあなた方の方に送付したと、こういうことですね。
【次の発言】 それでは、この二つの書簡について、外務省としてはどういう御意見をお持ちでし……


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データ更新日:2022/12/18

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