久保田真苗 参議院議員
13期国会発言一覧

久保田真苗[参]在籍期 : |13期|-14期-15期-16期
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このページでは久保田真苗参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

久保田真苗[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第19号(1984/06/27、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十七年度決算と当面する我が国内外の諸問題について、中曽根総理及び関係大臣に質問いたします。  まず最初に、危機的な財政状態に陥った五十七年度決算につきお伺いいたします。  昭和五十七年度財政の特徴は、前年度の約三兆円の歳入欠陥に続く超緊縮型予算であったにもかかわらず、レーガン米大統領の軍事費増額の強い要求に押されて防衛費を突出させ、逆に福祉、医療、教育などの民生関係予算を切り込んで軍拡型予算を誕生させたことであります。この年に始まって三年間、この型の予算編成が引き継がれ、ますます強められています。  また、五十七年度の歳……

第101回国会 参議院本会議 第26号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を促進するための労働省関係法律の整備等に関する法律案について、中曽根総理及び関係大臣に質問いたします。  初めに、この法案を立案した基本的姿勢について総理と労働大臣にお伺いします。  この十年間、私たちは「国連婦人の十年」の目標に向かって努力してまいりました。男女平等と社会生活への婦人の完全な融合を目指して、世界じゅうでこの十年間ほど大きなエネルギーが投入されたことはかってなかったことでした。政府は、総理のもとに婦人問題企画推進本部を設け、地方公共団体もこれに続き、国会議員は国連……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第16号(1986/05/14、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党を代表して、安全保障会議設置法案について質問を行います。  まず、本題に先立ちまして、余りにも急激な円高の進行について、総理、大蔵大臣、経企庁長官の認識と対処を伺います。  日米首脳会談、東京サミットを終えて、円は一段と切り上がり、百六十円突破を記録いたしました。昨年九月のG5からは実に五割もの切り上げです。円高の進行が余りにも早過ぎたため対応できない輸出産業の打撃と混乱は大きく、特に中小下請企業の困難は加速されております。総理はまさかこれほど急激な円高進行を予想されたわけではないと思いますが、いかがでしょうか。また、今後の円の推移をどのように見ておられるのでし……

久保田真苗[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

久保田真苗[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第2号(1983/10/06、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 両先生、大変専門的なお話ありがとうございました。とても時間がないようですから、私は一つだけ両先生にお伺いしたいと思うのです。  一つは、お話を伺っておりまして、やはり核抑止力の問題をどうとらえるかということが非常に大きいポイントだろうと思います。現状はともかくといたしまして、やはりこの核抑止力による東西両ブロックのそれぞれの安全保障という考え方は、私にはどうも暗い展望しか出てこないのでございます。それで、むしろ積極的に、それでは平和戦略をどういうふうに展開するかというそういう観点から両先生の御意見を伺いたいと思います。  つまり、核抑止力はむだであり、有害であり、惨禍の非常な危……

第100回国会 決算委員会 第1号(1983/10/03、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 関連で労働大臣にお伺いいたします。  今国会の冒頭で総理が、婦人差別撤廃条約については一九八五年を目途に条約の批准を完了したいと、そう言っておられるわけです。ところで、この条約を批准する上で最大の焦点は、何と申しましても雇用における男女平等を確保するというところにあると私は思います。  この条約は、男女平等の基礎に立って同一の権利を婦人に対して国が保障するということを求めているわけでございます。この中には、同一の雇用機会についての権利、職業を自由に選択する権利、昇進、職業訓練、同一価値労働同一報酬といったような権利が他の権利とともに含まれているのでございます。ところが、いまわが……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 総理、行政改革に関する基本答申の中で、行政の今後を目指すべき目標としまして二つの大目標を挙げております。一つは活力ある福祉社会、もう一つは国際社会への積極的貢献ということになっておりまして、これに関連しまして、経済力ではわが国は大国化したけれども、しかし国際社会に対する受け身の姿勢はなかなか改まる気配がないという見方をしておりまして、またこれに続いて、安定した国際的政治経済秩序をつくること、そして世界の平和に貢献していくことがわが国の最大の目標とならねばならぬ、そして非常にこの「国際社会に対する積極的貢献」というのに比重を置いていると思われます。  総理は、この答申の見方に対し……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第5号(1984/05/16、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 広野参考人に伺います。  東南アジアの状況を大変興味深く伺わせていただきましたが、東南アジア諸国に共通する問題点として六つの共通項をお挙げになりました。つまり食糧問題、一次産品価格、エネルギー問題、失業または不完全就業、富の不公平、経常収支の赤字等お挙げになりましたのですが、このうち食糧問題は大変重要な問題でございますけれども、東南アジア諸国の食糧問題で深刻な状況にあるという国はどこなんでございましょうか。またそれに対する対策、これはどういうものが考えられますか、どうぞお願いいたします。
【次の発言】 農業を考える上で一つ問題とされておりますが、焼き畑移動農業の問題なんですが、……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 この委員会では報告によりますと、おおむね開発途上国の自助努力を尊重していくこと、それからODAをふやしていくことについては異論がないというふうに考えられます。  私はこの自助努力について一言申し上げておきたいと思いますのは、開発途上国自身が自分の国の独立と尊厳を完全に達成する上で北への経済依存度を低めようとし、また途上国間相互の経済・技術協力を重視する姿勢を持ってそのように努力しているというその観点でございます。  このことは必然的に途上国が先進国から経済援助を受けるにしても、その志向するところは輸出志向ということになりますし、また北に対しては貿易の拡大というようなことが重点と……

第101回国会 外務委員会 第7号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 外務大臣、私ども社会党の訪米団がワシントン、ニューヨークに滞在しますに当たりましては、大変短期間で簡潔、率直な意見交換をアメリカの方々とすることができました。つきましては、外務省の御協力に心から感謝したいと思います。  内容につきましては既に新聞等で十分御存じのところでございますので、私、一つ印象記といいますか、そういったものをお話しして外務大臣のお考えも伺ってみたいと思うのでございます。  スケジュールの中に、アメリカの上院、下院を訪問して懇談する機会がございまして、オニール下院議長などにも親しくお目にかかってお話を伺ったのでございますけれども、ちょうどその日とその前の日にア……

第101回国会 外務委員会 第9号(1984/04/26、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、本題に入ります前にけさの朝日新聞の記事についてお伺いしたいんですが、この朝日新聞の記事は、アメリカの民間研究機関の専門家が朝日新聞に対して情報を出しているんですが、この中で、三沢の米軍基地にAUWショップと呼ばれる核貯蔵庫があるということを言っているんですけれども、外務省では、この三沢基地その他の米軍施設、区域の中にAUWと呼ばれる施設があるのかどうか御存じでしょうか。
【次の発言】 調査中とおっしゃると、調査をしておられるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、それはあるともないともわからない、わからないということですね。

第101回国会 決算委員会 第閉会後1号(1984/09/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 けさは中曽根総理が箱根で読書中とかいうことで、藤波官房長官がお出になっていらっしゃいます。ずっといていただけるのかと思ったらそうではないそうで、大臣が外遊ラッシュで大変お忙しくていらっしゃるので無理もないと思いますが、私どもとしましては質問の関連が保てず、大変やりにくうございます。困るということを一言だけ申し上げておぎます。  さて、今関心を集めております長野県西部地震についてまずお伺いいたします。  九月十四日に起こりましたこの長野県西部地震につきましては、被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げます。また救助に当たっていらっしゃる方の御尽力に対して感謝を申し上げます。……

第101回国会 決算委員会 第4号(1984/01/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 労働大臣、国連婦人の十年もいよいよことし、来年だけになってしまいました。いま世界各国が追い込みで一生懸命のところでございます。この国連婦人の十年の最重要事項と申しますのは、何と申しましても婦人差別撤廃条約、この批准でございます。すでに五十一カ国が批准していると伺っておりますけれども、日本は八〇年夏のコペンハーゲンで署名を行いまして、それからもう四年目になっております。こういう非常に大事なとき、私ども婦人にとりましては最も大事なときに労働大臣は労働大臣という要職に御就任になられたわけでございます。いよいよこの婦人の十年の総仕上げ、差別撤廃条約の批准を、総仕上げをやっていただくそう……

第101回国会 決算委員会 第5号(1984/02/03、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は国籍法改正の問題を取り上げたいと思います。  法制審議会で国籍法改正が検討されておりましたけれども、このたびその一部を改正する法律案要綱が出されました。このたびの要綱案では、婦人差別撤廃条約の要請を取り入れました形で、父母両系主義をとりまして、なお配偶者の帰化条件についても男女の不公平を解消するという措置が打ち出されておりますことを歓迎いたします。また、これに関連しまして戸籍法につきましても、国際化時代の必要に対応しまして、いろいろな改正の措置がとられましたこと、これを評価しておるところでございます。法務大臣はこの法律案の詰めをなさるお立場でございますので、どうぞよろしくお……

第101回国会 決算委員会 第7号(1984/04/23、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、去る一月の決算委員会で池子弾薬庫につきましての埋蔵文化財だけについて既に質疑をいたしましたけれども、きょうは日米地位協定の元締めでいらっしゃる外務大臣あるいは緑化運動を推進しておられる総理府総務長官がいらっしゃるので、環境とか土地の権利関係とかその他残っております幾多の疑問の点について御質問したいと思います。  池子弾薬庫は御存じのとおり、非常に広大な森林地帯でして、総面積約二百八十八万平方メートル、つまり、皇居と明治神宮内苑、外苑を合わせてすっぽり入れてまだまだたくさん余っているという非常に広大な土地でございます。逗子市の一四%を占めております。これが昭和十三年、戦前に旧……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 外務大臣にお願いいたします。  朝鮮半島の安定につきましては我が国も非常に関心が強いところでございまして、国際社会の安定に不可欠の要素なんですが、しかし日本と朝鮮民主主義人民共和国との国交がないために、民間ベースでは社会党がこれまで漁業協定などでの交流に努力してきたところでございます。ところが、昨年のビルマ事件以来北との接触の凍結によりまして、日朝民間漁業協定が一昨年失効したままとなっております。大変残念なことでございますし、西日本の関係漁民の方にはまことにお気の毒な状態が続いております。しかし、同時に米中首脳会談などをきっかけに朝鮮問題の平和解決への機運もまた芽生えてきている……

第101回国会 地方行政委員会 第21号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 どうも参考人の皆様、きょうは貴重な御意見をありがとうございます。  初めに五百蔵参考人にお伺いしたいのですが、大変貴重な意見書をいただきまして、勉強さしていただきました。今陳述された御意見の中に、日弁連がこういった意見善などをたびたび出されまして、法改正について常にこれを正しい方向へ持っていくような努力をしておいでになるのですけれども、このたびそういった意見を立法に当たって聞かれる機会がなかったというふうな御陳述があったと思うのですけれども、それはそういう御協議なり意見を聞く場が全くなかったのかどうか、それから他の行政機関の場合にそのような陳述の機会というものがあるのが普通なの……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号(1985/04/24、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 堤さんには女性労働力の活用などでいつもユニークなアイデアを出していただいてありがたく思っております。今回のことにもきっといいお知恵があるのじゃないかと、さっきからお話を伺っておりましてある程度の疑問は既に解消したのですけれども、まず伺いたいのは、先ほどマンスフィールド大使が、日本にとってのキーワードはアクセスだと強調しておられたのです。ところでこのアクセスですが、ノンタリフバリアー、それから官庁のいろいろな介入ですね。それからさっき関議員も言われたような、日本人の自由化に対する意識革命というようないろいろな要素があるとは思いますけれども、堤さんのお考えでは、このアクセスの問題と……

第102回国会 外務委員会 第2号(1984/12/13、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 まず、外務大臣に三たびの御就任、森山政務次官の国連婦人の十年締めくくりの年を前にしての御就任、まことに御苦労さまでございますが、外交問題が極めて重大な折、ぜひ御健闘を期待してやみません。  次に、私、きょう時間の関係で質問をはしょってまいりますので、ひとつ的確なお答えをちょうだいしたいと思います。  昨日、衆議院の外務委員会で、カールビンソンの寄港問題がたくさん取り上げられたようでございますので、私も、これについて一言大臣にお伺いしておきたいと思います。  まず最初に、念のためにカールビンソンが横須賀港に何月何日に入港するという具体的な通告は、いつ、だれにあてて行われたのかお伺……

第102回国会 外務委員会 第3号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私十分程度でやらしていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、宮澤委員には女性外交官の問題をお取り上げいただいてありがとうございました。私もぜひ女性大使を今まで単数いらしたんで今度はぜひ複数にしていただきたい、ワンステップあるいはツーステップアップぐらいのところでどうぞよろしくお願いいたします。  予算につきましては、大臣もたびたび御答弁の中でまあまあだったという御感触を漏らしておられます。特にODAにつきましては非常に伸びがよかったということ、そしてこれにつきましては質をよくするということと、もう一つは戦略援助の問題について予算委員会では多く論議がなされたと思いま……

第102回国会 外務委員会 第5号(1985/04/04、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 今回瀋陽に総領事館が設けられますことはまことに中国の開放体制に沿い、またたくさん残っております中国残留孤児の問題等の処理に当たられる上から非常に適切なことではないかと考えます。  そこで大臣にお伺いしたいんですが、この総領事館が設置されますと、まず業務の上にどのようないいことと申しますか、実績が期待されますでしょうか。
【次の発言】 そこで、残留孤児の問題でございますが、これはこの領事館に期待される特別の任務であると考えるわけでございます。孤児の方方は本当に孤児とお呼びするには申しわけないほどお年もだんだん高齢化してこられまして、特に 肉親、御両親の亡くなった方が非常に多うござ……

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/09、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私関連いたしまして、大臣がちょうどOECDにお出かけになる前でございまして、まことに御苦労様でございますが、OECDでは大体経済、貿易、南北問題などの議題が取り上げられる予定と伺っておりますけれども、日本の黒字批判についても議題が出ますでしょうし、また懸案の途上国の累積債務の問題なども出ると思いますが、今度のOECDの会議で特に問題として取り上げられる事柄、またそれに対する外務大臣の対処の方針などについてこの際伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ぜひひとつ、御苦労な旅でございますけれども、よろしくお願いしまして、お帰りになりましたとき、とかく首脳の方がおいでになりますとや……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 初めに、きようの議題でございます中国を先進グループの理事国に指定するために国際原子力機関憲章第六条の改正を行う、そして九カ国から十カ国に改めるということにつきましては何ら問題はないと思いますし、また外務省としてもIAEAの円滑な運営を確保するため有意義である、こう言っておられるわけですが、念のために中国がこういう処遇を受けて理事国を務めますとどのような有意義な役割を期待されることになりますでしょうか。
【次の発言】 それでは、後で時間がありましたらIAEAの当面の懸案事項とか、それから原子力の問題についていささか御質問したいと思いますが、その前にちょうどこれからボン・サミットへ……

第102回国会 外務委員会 第11号(1985/05/16、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 初めに、千九百七十九年の海上における捜索及び救助に関する国際条約についてこの際お伺いしておきたいと思います。  この条約は、国際海事機関においてつくられたものですが、この加盟国は百二十七だと伺っておりますけれども、理事国というのはどういうふうに選任されているんでしょうか。
【次の発言】 日本はそのカテゴリーのどこに入り、またカテゴリー別に権能に違いがあります
【次の発言】 この条約の採択に当たりまして、この条約はコンセンサスで採択されたと伺っておりますが、そうなんですか。  それからまた、条約採択の際何か問題が提起されたとか、我が国から提案したことがあれば伺っておきたいんですが……

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 外務大臣、テルアビブ空港の乱射事件の岡本公三が突然釈放されたということですけれども、できるだけ詳しく背景を含めまして事実関係を教えていただきたいんですが。
【次の発言】 今御説明ございましたところによりますと、非公式な情報でお知りになったのであって、別にどこかの国から連絡があったわけでもないわけですね。
【次の発言】 イスラエル当局から、いつあったわけですか。
【次の発言】 そうしますと、その機会がなかったかと思われるんですが、岡本についての意思確認は政府としてはできてないわけですね。
【次の発言】 その意思確認の内容は何でございましたか。

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/23、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 たった今衆議院から送られてきたものをやるので、非常に今回時間が足りなくて準備不足な点をまずおわびしておきます。私も準備不足なほか、役所の方々には夜遅く資料要求などしまして難儀をおかけしたと思います。しかし、それも十分でないものですから、私はきょうは事実関係と、それから目についたところに限って御質問いたしまして、あとは他日に譲りたいと思います。  まず本題に入ります前に、昨日の新聞で拝見しましたユネスコ職員の解雇問題についてちょっとお伺いしたいと思うんですが、ユネスコにつきましては予算委員会で多数の議員が既に総理、外務大臣に御質問申し上げたところです。  ところで、今回ムボウ事務……

第102回国会 外務委員会 第14号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 米州投資公社協定について伺います。  まず、この公社の金利の問題、この前伺いました国際金融公社が一三%でそんな見当だろうというお話ですけれども、 私漏れ聞くところによりますと一六%ぐらいになるかもしれないというお話があるんですが、一六%ぐらいになるような可能性もあるのかどうか伺います。
【次の発言】 大臣、今のようなお話で一三%でも十分高い金利であるところへもってきて、それ以上高くなるかもしれないというお話なんですね。この点どうお考えになりますか。この金利が、さっきもいろいろ御指摘になりましたとおり、サミットでも問題になり、アメリカ自身もこれを認めて、赤字財政を克服努力するとい……

第102回国会 外務委員会 第15号(1985/06/04、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、本協定の締結につき、反対の立場から討論を行います。  その理由の第一は、予想される一三%もしくはそれ以上になることが可能な高金利であります。  本公社の仕組みは、公社の原資を民間融資を呼び水としてこれにリンクさせ、ラ米の中小企業に投融資するものであります。現在、ラテンアメリカ諸国の経済は、高金利を主因とする巨額の累積債務の圧迫を受けております。現に、五月初旬のボン・サミット開催直前、ラ米十一カ国はサミット主要国に対して金利低減と国際金融システム改善についての先進国の責任を追及しているのであります。ラ米諸国のみか、米国の高金利による世界経済への悪影響は、我が国を含む先進諸国……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/06/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私きょうは、法務省にお出ましいただいていると思いますけれども、まず法例の問題を取り上げたいと思います。  法例の問題は余り審議もなく、残された問題でございますけれども、これにつきましては既に昭和三十年代から法制審議会が問題を取り上げ、検討を続けておられるところでございます。昭和三十六年、四十七年にそれぞれ婚姻と親子関係についての改正要綱もできていると伺っております。ところで現行の法例は明治三十一年にできておりまして、旧憲法下に生きていたものがそのままになっておりまして、理論上からも便宜上からも早急に改められるべきものだと思います。特に身分法に関しましては十三条以下に法のもとの平……

第102回国会 外務委員会 第18号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 条約批准に当たりまして私は特に一つのことを総理にお願いしたいと思います。  それは、条約の十条に従いまして、同一の教育課程を男女に保障することであります。このことはほとんど着手されていず未履行のまま条約が批准になることをぜひ総理に御記憶いただきたいと思うのでございます。詳しくは言えませんが、現在中学におきまして技術・家庭科がありますが、このうち女子は大幅に技術系の学科を学ぶことから制約を受けております。また同様に男子は家庭系から締め出されておるということは周知の事実でございます。私は特に現代のように生活、職業の面でも科学技術の進展が著しく、その知識や体験が必要な今日、育ち盛りの……

第102回国会 社会労働委員会 第16号(1985/04/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、衆議院、それから参議院での審議をずっと聞いておりまして、皆さんのいろいろな疑問や議論が福祉というものの概念に集中したことを覚えております。これは皆さんが福祉というものの枠でとらえることについての疑問を繰り返し繰り返し表明したわけでして、労働省はこれに対して非常に広い福祉の概念というものを説明しておられるんですけれども、しかし、このままではやはり納得のいかない気持ちが相当大きくこの部分について残ると思いますので、この考え方をきょうできれば整理しておきたい、こう思うわけでございます。  そこで、まずお伺いしたいのは、この本法案に言う「福祉」ですね、これと労働省設置法の三条で言う……

第102回国会 予算委員会 第9号(1985/03/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私の質問に関連して、きょう参考人の出席を要求しておりましたが、その取り扱いはどうなりましたでしょうか。
【次の発言】 私は今回の参考人に関する一連の問題を非常に遺憾に存じます。私はこのことが議員が参考人を自由に呼ぶという原則を崩すものであっては絶対にならないと思います。理事会でこれを拒まれる方はここへ来てその理由を説明していただきたいと思います。第二院である参議院が自由な論議、当事者の出席、そして意見聴取を拒むというようなことはまさに自殺行為であります。これでは無用論が出てもいたし方ありません、既に自分で自殺しているんですから。私は今回のことに抗議するとともに、委員長の公正な御……

第102回国会 予算委員会 第15号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 大蔵大臣、きょう午前中、いわゆるサラリーマンの税金訴訟について最高裁の判決がございました。判決は、結局現在の税制は合憲だという結論のようでございますけれども、判決の内容につきましては、見逃せない点が幾つかあるように思います。  この判決文の中で、特にサラリーマンの不満になっております所得の捕捉率の格差について、事業所得などの捕捉率が相当長期間にわたり給与所得の捕捉率を下回っているとしておりまして、なお、租税公平主義の見地から是正努力が必要であるとも言っておるわけでございます。御存じのとおり、現実には給与所得者の納税額は平均二十一万円、自営業者は十六万円、農業所得者は九万円と言わ……

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 総理、総理の施政方針演説の中で「人生八十年時代」ということに触れておられるんですが、まさにこれは生涯教育のみならず、国民のあらゆる層を含む国民的スケールの問題であろうと考えるわけです。  そこで、既に高齢化社会への地殻変動が起こりまして加速されている、二十一世紀までの十五年間が勝負どころだ、こう言われているわけで、対策はまさに拡大さるべき時期だろうと私は思うのです。しかし、外交とか、防衛とか、国際化とかいう問題がクローズアップされております反面、むしろこの問題が埋没した感がある。つまり行財政改革の対象であり、また抑制、圧縮されるべき対象であるという感をどうも深くせざるを得なかっ……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第1号(1985/10/14、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第103回国会 外務委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私もユネスコ関係に触れたいと思います。  イギリスがユネスコを脱退しました。イギリス下院の外交委員会で脱退しないということを勧告する報告書が出されたにもかかわらず、また安倍外務大臣が思いとどまるように働きかけられたというのに、まことに遺憾なことでございますが、外務大臣はイギリスに対してはどのような働きかけをなさったんでしょうか。
【次の発言】 聞くところによりますと、アメリカがイギリスに強く脱退要請をしたということでございますけれども、このことは外務省は把握していらっしゃるわけでございますか。
【次の発言】 新聞等によりますと、外国紙を含めてこのことが非常に大きく報道されたのは……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 外務委員会 第3号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 大臣お帰りなさい、御苦労さまでした。  きょうの議題であります三つの案件につきましては、松前委員と全く同じでございます。そして、扶養義務の準拠法に関する条約も適当なものと考えます。  今SDIの問題がずっと出ておりましたので、私もこれについて一言だけ言わしていただきたいんです。大臣、大変慎重な方針をおとりになってやってきていただいているんですが、今や総理がこれについて非常にもう決断していらっしゃるというような報道も専らでございまして、今の段階では国会決議との関係がどうなるかとか、特許権の帰属がどうなるかとかという、そんなことが論じられ始めております。私は、松前委員の言われるよう……

第104回国会 内閣委員会 第9号(1986/05/20、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 おはようございます。  私は、この間本会議でこれについての御質問をいたしましたけれども、きょうはそれについてもう少し詳しくお伺いしたいと思います。  初めに内閣と安全保障会議の関係についてですが、内閣法によりますと、内閣法の四条で「内閣がその職権を行うのは、閣議によるものとする。」となっておるわけでございます。また、第六条では「内閣総理大臣は、閣議にかけて決定した方針に基いて、行政各部を指揮監督する。」、こういうことになっておるわけでございます。したがいまして、今回の設置法で提案されております国防に関する事項とか重大緊急事態ですね、つまり我が国の安全に重大な影響を及ぼすおそれの……

第104回国会 法務委員会 第8号(1986/04/24、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私はきょう、民法の夫婦同氏、別氏の問題について質問をしたいと思いますが、その前にちょっと先ほど寺田委員の質問された法例につきまして一言だけ加えさせていただきたいんです。  それは、まず寺田委員の御主張を全面的に支持するということと、もう一つ、一つの事実について御注意を一応喚起しておきたい。それは、今回日本も批准いたしました女子差別撤廃条約の十六条、つまり婚姻家族関係の部分につきまして、これを留保した国がございます。それは、お隣の韓国もそれに含まれているということです。  私は、このような実質的な留保についてはまだ議論の余地があると思うんですけれども、留保したということになります……

第104回国会 予算委員会 第3号(1986/02/15、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となっております昭和六十年度補正予算二案について反対の討論を行います。  第一に、本来ならば、当然当初予算を組む段階において計上しなければならない経費を、当初予算に計上しなかったために、経費の追加に対処するため、本補正予算において措置を講ぜざるを得なくなっているということであります。  この点でまず問題になりますのは、給与改善費であります。公務員の労働基本権を剥奪した代償措置としての人事院勧告は完全に実施されるのが当然であります。しかるに政府は、六十年度当初予算において給与改善費を一%しか計上しておらず、当初から人事院勧告を完全実施す……

第104回国会 予算委員会 第4号(1986/02/25、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、社会党の久保田でございます。  コータッツィさんには非常に長い間、そして非常によく日本とおつき合いいただきまして、今もまたおつき合いをいただいていることを感謝いたします。  最近、今お述べになりましたように、欧州からの貿易不均衡の問題が提案されておりまして、例えば輸入目標を設定しろとか、あるいは監視グループをつくれとかと非常に厳しい注文がついております。今お述べになりましたようないろいろな建設的な御提案等は、事がもっと本当に悪くなってしまう前にぜひいろいろな建設的な御提案をいただきたいと思っておるものです。  ところで、私どもの立場としましては、幾つかのこれについての提案を……

第104回国会 予算委員会 第10号(1986/03/15、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私は、まず平和の問題についてお尋ねいたしますので、ひとつ気を静めて御答弁をお願いいたします。  総理、きょうはパルメ首相の葬儀の日でございます。パルメさんは核兵器を持たない国の立場と役割というものを徹底的に追求したし実行された方だと思うんです。それで、日本につきましても超大国では信用されないけれども、核の査察なんかも日本なら信用されると、日本の立場を非常に高く買っていたということでございます。私も、米ソよりも日本が信用のある国になりたいと、こう思います。やっと米ソ首脳会談が実現して、またすぐ冷たい風が吹きかけておりますけれども、この大事なときに米ソの間に入って核軍縮をさせるとい……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/03/18、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 郵政大臣に伺います。  NTTのキャプテンにピンク情報が流れましたね。高度情報社会の一つの盲点だと思うんですが、これは大臣どうなさいますか。
【次の発言】 大臣、大蔵住宅に戻るんですが、同和地区に建て売り住宅を建てた、それを購入した人が大量の部落差別ビラをまいたという事件があるんです。もしこういうことをキャプテンを使ってやろうとしたときにどうなさいますか。
【次の発言】 郵政大臣にお答えいただきたいんです。こういう情報が流れる可能性をも自主性に任せますか。
【次の発言】 総務庁長官、この大蔵住宅の件は裁判で不法行為と認めさせた、訴訟によってやっと救済されたんです。でも、この種の……

第104回国会 予算委員会 第17号(1986/03/29、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 マルコス問題から始めます。  細見総裁、きょうはお忙しいところありがとうございます。そのときその場で御質問しますので、どうぞよろしく御協力をお願いいたします。  マルコス問題につきましては先日来いろいろな閣僚の御答弁や御発言を聞いておりますけれども、どうもこれじゃ国民の大事なお金が権力者の私的なぜいたくや蓄財に使われても、横流しされても当然のように思えてくるんですね。おまけに官僚の方はひた隠しです。こういう状態では今後もまたかくありなんと思われますので、この問題についてお伺いしたいと思うんですが、それでは大蔵大臣、今私が申し上げました各閣僚の御認識についての疑問、大臣はどう思わ……


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各種会議発言一覧(参議院13期)

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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第1号(1985/02/21、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 きょうは初めてなので私は各論には余り入りませんで、ただ初めてですから、最初にちょっと希望を申し上げておきたいと思うのです。  それは、わかりやすい外交ということをやっていただいて大変結構なんですけれども、私は外交というのはどういうわけか国民に最も遠い分野じゃなかろうかという気がいつもしております。  一つは、例えば外務委員会なんかに出ておりますと、常に気をつけていなければならないのは、ここに提出された条約が何かではなくて、提出されていない条約は何か、協定は何かというような目のつけどころをせざるを得ない。つまり、条約なり交換公文というようなものに非常に重要なものがあるのではないか……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第3号(1985/05/29、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 私、初めに、古いお話になるのですが、福沢諭吉が外交について言っていることをしばしば思い出すのです。それは、こんなことを言っております。「我が日本における外国交際の性質は、理財上に論ずるも、権義上に論ずるも、至困至難の大事件にして、国命貴要の部分を犯したる痼疾というべし。しかしてこの痼疾は、我が全国の人民一般の所患なれば、人民一般にてみずからその療法を求めざるべからず。」、これは文明開花のころに西洋の列強が圧倒的な西洋文明の力で押し寄せてきているのに、日本人はうかつにしてそれに気づかず、国の独立が危ないという危機意識なのです。どうしたらいいかというところなのですけれども、こんなふ……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第4号(1985/06/05、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 きょうはお忙しいところありがとうございます。  武者小路先生に伺います。  まず、今、石井委員からも出ました国連外交の問題について、先生にはまだ御意見を伺っておりませんので。国連強化が日本の大きな役割だということを言っておられます。そして、政府間と民際外交がうまくつなげるということを御提案になっているのです。私もそれは非常に大事なことだと思うのですが、さて実際の状況を見ますと、政府と民間との間には非常に大きなギャップがございます。そして、私がつくづく感じざるを得ないのは、外交ほど国民から遠いものもなく、外交ほどNGOから遠いものもなく、そしてまた、地方自治体から遠いものもないと……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第5号(1985/06/12、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 一つは国連の問題について、もう一つは石井先生のおっしゃる適度の防衛力という問題について時間の限り伺いたいと思います。  国連の機構の問題なのですけれども、象徴的なのがユネスコ問題だったのですが、私はこれについていつも非常に不思議に思うことは、開発途上国の大半はそもそも自由経済圏に属していると思うのです。それにもかかわらずなぜそれが政治化すると言われ、そしてその政治化の内容に東寄りになるという西側の主張があるのか。私は自分の考えで申しますと、やはりそれは西側諸国と言われるところの自由経済先進国が強い経済力を持っているところから非常に南北対立の様相を帯びるということ。それから、例え……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第1号(1985/02/28、13期、日本社会党)

○小委員外委員(久保田真苗君) きょうはどうもありがとうございます。  それじゃ小澤先生にお伺いしたいのですが、お話を伺いましたところ、アメリカの海外からの通信機器の輸入は一〇・八%で、九〇%は国内で賄っているんだ、そのうち日本のシェアは四・四%で、そのほかはカナダとか中進国である、品目が電話機器である、日本からの輸出も中枢機器は少なくて端末機器がほとんどであると。こういう状況を伺いますと、なぜアメリカが日本からのわずかな輸出に対して、わずかといっても比率から見ると確かに一対十一・七ですけれども、そのような品目に対してそんなに文句をつける筋合いがあるのか、怒る方がおかしいじゃないかという感じを……

第102回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会国際経済問題小委員会 第3号(1985/05/17、13期、日本社会党)

○小委員外委員(久保田真苗君) きょうはありがとうございます。私、野党でございます日本社会党という党の議員でございます。  幾つも御質問したいことはあるのですけれども、初めに一つお伝えしておきたいのは、ことしの国会では貿易摩擦が大変大きい問題になりました。 それで、いかに私どもが貿易摩擦を解消していい関係をよその国と持ちたいと思っているかを知っていただきたいと思うのです。もちろん、さっき御指摘になりましたような、アメリカはドル高なのだ、あるいは欧米で輸出努力が足りないのだといったようなそういう議論はもちろんございました。けれども、相対的に言えば、やはり一国でもって貿易黒字をかき集めるというよう……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 さっきから大変おもしろく伺わせていただいておりまして、大概の質問は皆様がもうなさいましたので、私は一つの感想と、それから一つの質問をさせていただきたいと思います。  まず、感想なんですけれども、高齢化社会厳しいと、大変だ大変だというのはあるんですけれども、これほど数量的に将来がはっきりわかっている問題はなくて、そして高齢化社会は確かに大変なんですけれども、そして労働力、高年者も働く、女性も働くという、そういうことがあって大変厳しい。しかし、今の雇用収容範囲の枠内だけで考えておりますと、特に二次産業について考えますと、そこにはそれほどの収容能力はないかもしれないけれども、高齢化社……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第1号(1985/11/27、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 緒方先生にお伺いします。  今、国連軍のプレゼンス、平和維持活動の問題が出ましたんですけれども、国連の平和維持軍の中でよく亡くなる方があると思うのです。亡くなる方があって、そしてそれを迎える故郷が大変悲嘆に暮れるということがある。その一方、国連軍そのものは、相手方に対して限定された武力とはいいながら、どの程度の武力なり被害なりを与えているのが現実か、あるいは国連のマニュアルにそういうことが決められているのかどうか。  そしてまた、先生のおっしゃる国連協力隊の問題がもう一点なんですけれども、例えばアメリカなり日本なりが出している平和部隊とがそれから青年協力隊といったものは、相手は……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第1号(1986/02/14、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 この小委員会では、さきに各党が話し合いをしまして報告書を提出しておりまして、一般的事項についてはこれで一応カバーされているものと思うのですが、その後、本年が国際平和年であることなどにちなみまして、さらに審議を深めておりますので、私はこれに関連して若干の意見と提言を追加したいと思います。  個別的な外交問題につきましては一応他の委員会に譲るとしまして、ここでは基本的に三つの項目、すなわち、その一つは日本外交の姿勢について、その二は国連の平和維持機能の強化について、その三は平和外交のシステムづくりについて申し上げたいと思います。  まず、日本の平和外交の姿勢についてであります。  ……

第104回国会 予算委員会公聴会 第1号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○久保田真苗君 久保田でございます。  私、先に西原先生に三、四問お伺いしたいと思います。  まず、父母の学費負担がもう限界だということについて全く同感なんです。社会党でも私学の経常経費の二分の一助成というのはもう当然のことと考えまして、ずっと国会でもそのように対処してまいりました。ただ、甚だ残念なんですけれども、次々と不明朗な経営実態が出てまいりまして、これだと本当に国民の支援も受けにくいという状態でございます。もし私学連の代表者とされてコメントがおありでしたらお聞かせください。
【次の発言】 高等教育への国庫支出が少ないという御指摘、全くそのとおりだと思うんです。ただ、義務教育への傾斜配分……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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