このページでは久保田真苗参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(久保田真苗君) 私への御質問は消費税の問題でございました。 税制改革の問題につきましては、連立新政権発足に先立つ七月に八党派合意で、「所得・資産・消費のバランスのとれた総合的税制改革を行う」ことを了解しているところでございます。 政府といたしましては、税制調査会の答申に示された税制の総合的見直しあるいは税の公平公正、また高齢化の進展などを考慮しながら、国民のお声に十分耳を傾けつつ、連立与党の皆様と意見の調整をしながら税制改革の具体案を取りまとめるという努力をしていくことになると思います。 なお、消費税をめぐる逆進性あるいは食料品の問題、こうした諸問題につきましてはこのような論……
○国務大臣(久保田真苗君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べたいと思います。 我が国は、今までに経験したことのないバブル崩壊の影響などもありまして景気の低迷が長期化する中で、これまで我が国を支えてきました生産者重視の経済社会構造の見直しを求められております。それは、生活者・消費者重視へと我が国経済社会の基本的理念の転換を促すものであり、私たちは、この新しい時代の流れに沿った経済社会の構造的な改革を今後大きく加速させていかなくてはなりません。 国際面におきましても、世界のGNPの一六%を占めるに至っている我が国は、その経済規模にふさわしい積極的役割を果……
○委員以外の議員(久保田真苗君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。 昨年八月、決算委員長に選任されまして以来約一年間、皆様の温かい御支援と御協力によりまして、おかげさまで無事に平成元年度までの案件を終了することができ、職責を果たすことができました。ここに改めまして厚くお礼申し上げます。 これからも、当委員会に課せられました重要な課題はたくさんあると思いますので、どうか新委員長のもと、ますます御活躍くださいますよう心から御期待申し上げますとともに、皆様方の御健勝をお祈り申し上げまして、私のお礼の言葉とさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手)
○久保田真苗君 バーゼル条約では放射性物質については外されているわけです。そして、それが適用される国際文書で規制されるそういう廃棄物はここからは除かれている。そうすると、放射性物質の廃棄物についてはどういう規制が行われているのか。また、その規制は十分に安全を保障しているというふうにお考えになるのか。この点について、科学技術庁いらしていますね。
【次の発言】 外務省に伺いますけれども、そうすると国際文書とは何なのか、それはどういう性質のもので、その保障は外務省としては十分だというふうに思っていらっしゃるのか、その点について伺えますか。
【次の発言】 自主コードのような形であって拘束力がなくしかも……
○久保田真苗君 今回の法律の中には在外公館の在勤手当の政令による適用状況というものがございまして、その政令による適用状況なのですが、今までこの適用というのはどの程度に行われていたのか、それから今回どういうふうな適用があるのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 円高の影響ですね、これはいつも問題になるのですが、円高につきましては、もうここわずかな期間に一〇%程度の円高があるのですけれども、これについてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 円高を含めて算定しておられる、こういうわけですね。
給与表を見ますと私なんかなかなか理解に苦しむところがあるの……
○久保田真苗君 社会党の久保田真苗です。 私、ILO条約の問題を主にやらせていただきますが、ILO条約は去年障害者そしてことしはこの商業及びオフィスにおける衛生、環境、こういったものを二年続けて取り上げていただいていることは大変結構なことだと思います。しかし、その前がずっと休業でございましたので、全体としてみますとこの百二十号、本日の条約は日本にとって四十一本日のILO条約の批准となるわけでございます。 これを資料で見ますと、OECDの平均では六十五本、ヨーロッパ諸国で見ますと、イギリスが八十本、フランスが百十四本、ドイツが七十本、イタリーが百二本と日本に大分水をあけておりまして、日本の場……
○久保田真苗君 大変重要な条約が出ておりまして、皆様御苦労になったものでございますけれども、四件一括とは大変情けないと思っております。しかし、まず私は気候変動に関する国連枠組条約について若干の御質問をしたいと思います。 この条約はUNCEDが行われる以前から大変物議を醸していた問題でございまして私どもも成り行きを注目しておりましたけれども、特に二酸化炭素の削減についての目標値を設定するという問題についていろいろとございました。私の理解では、これについては将来、議定書がつくれるということを想定してその辺で折り合ったということなのかなと思っておりますけれども、この議定書についての内容、見通しなど……
○久保田真苗君 総理にお伺いしたいと思います。
間もなく訪米の御予定もあるわけですが、三月十二日に北朝鮮の核不拡散条約の脱退ということがありまして、私は非常に重大な懸念を持っているものでございます。なぜならば、従来からアメリカは非常に核不拡散に強い姿勢を持っておりますし、いろいろ安保理等へもこういう話がいずれ出てくる可能性もあるわけでございまして、そうなったときに東アジアの緊張とか戦乱とかが一斉に引き起こされるのではないかという懸念を抱いているのでございますけれども、総理としてはどういう御所見でございましょうか。
【次の発言】 機会を与えるということが本当に大事だと思います。
外務大臣にお……
○久保田真苗君 まず、外務省に伺います。
きょうは、IAEAで朝鮮のNPT脱退問題が安保理に渡るか渡らないかが決まる日であると思います。渡るようなことになるのかどうか、その見通しと日本の対処について聞かせてください。
【次の発言】 見通しはあるんでしょう。見通しを伺ったんです。それと日本の対処も。
【次の発言】 日本の対処は。
【次の発言】 報道で見ましても、これは渡りそうだと。そして日本はそのいわば急先鋒であるというふうに私はどうも理解できるんです。
先日のこの委員会で、総理も外務大臣も、再考の余裕を与えたい、説得の機会を持ちたい、こうおっしゃってくださったんですが、どうも事態はそれより……
○久保田真苗君 私も高田さん、中田さん、お二人を失ったことを本当に悲しく思いますし、御家族のお気持ちはどんなだろうと思いますと、二度とこういうことがないように私どもは全力を挙げて頑張らなければならないと思います。 そのことを申し上げまして、まずカンボジアの選挙についての総理の御所見を伺いたいのでございます。 実は私、選挙期間中、六日間にわたりましてカンボジアの選挙監視をしに参りました。五つの州、十六投票所、それからUNTACの四つの選挙本部を訪問して監視、事情聴取をいたしました。 カンボジアの選挙は今度国連が初めて実は選挙管理、選挙実施者で、主体であったわけでございまして、私どものように……
○国務大臣(久保田真苗君) 本年八月に経済企画庁長官に就任いたしました久保田真苗でございます。本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 この委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきまして、所信の一端を述べさせていただきたいと思います。 我が国経済は、公共投資が堅調に推移し、住宅建設にも回復の動きが続いておりますが、設備投資、個人消費は低迷を続け、企業収益や雇用情勢も依然厳しい状況にあります。加えて、急激な円高、天候不順の影響もありまして、回復に向けた動きに足踏みが続いており、今後の本格的回復には予断を許さな……
○国務大臣(久保田真苗君) まず、過渡的なエネルギー供給源ということで代替エネルギー源として何をという御質問でございます。 九三年の宣言案では、これは目下討議中のものでございますけれども、抜本的な省エネルギーを進めるとともに、天然ガスなど低公害性のエネルギーの比率を大幅に高める。一方、太陽エネルギーなど自然エネルギーを導入していくという方向を示していると承知しております。 今回、細川連立政権が成立いたしますときに私どもは合意をしておりまして、この政権におきましては「徹底した安全管理の下におけるエネルギーの安定的確保に責任を果たすものとする。」としております。また、八党派覚書というのがござい……
○国務大臣(久保田真苗君) 確かに、特に今回の不況の特徴が個人消費の低迷であるということはまことに事実でございます。これにつきましては、実際バブルの影響等によりまして企業収益も悪く、所得の伸びが低いと、そういった一連のことがあると思います。しかし、数度にわたって経済対策を打ってきた。確かに、昨年の八月から三十兆円に上る追加の対策を打ってきております。そして、この対策の効果が全くあらわれていないということではないと思うのでございます。 例えば、一−三月期、四−六月期のQEの政府投資の数字をごらんいただきますと、それは効果が出ていると言ってよろしいと思うのでございます。足元におきましては、公共事……
○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。 比例代表制というのは、結局、票数を議席の上に正確に反映するという性質を持っておりますので、参議院にもそうでございますけれども、衆議院にはよりふさわしいものである。つまり、衆議院が国民の民意をより正確に反映する場であるという面からふさわしいものと私は思っております。
○国務大臣(久保田真苗君) 来年度の経済見通しは、平成六年度の予算編成時に合わせてお示ししたいと考えております。 先生もうよく御存じのとおり、私どもは内外経済の実勢を踏まえて十分に分析した上で出すのでございますけれども、それに加えまして政府のとるべき基本的態度あるいは経済政策、そういったものをできるだけ的確に整理いたしまして出していく、こういう使命を負っているわけでございます。 また、おっしゃいますように見通しができるだけ的確に国民の御参考になるようなものに値するようなものにしていくべく、現在万全の用意で進めておるところでございます。
○国務大臣(久保田真苗君) 経済企画庁としましては、三次補正の追加対策を含む総合的な経済対策を一月中旬に取りまとめるようにという御指示をいただいておりますので、その目途で作業中でございます。
【次の発言】 これは、景気浮揚全般にできるだけ役立つような施策を取りまとめるということでございまして、年の初めに総理が記者会見でもお示しになった六項目というものがございまして、大体その筋に沿って各省が作業をし、それを私どもと協議しながら取り入れていくということになります。
具体的に申し上げますと、景気に即効性のある規制緩和の実施、三次補正と六年度予算をあわせた十五カ月予算の作成、農業・中小企業などの構造……
○国務大臣(久保田真苗君) 私、もちろん党を代表する立場でございませんが、ただ参議院の社会党の中でも参議院改革にこれまで長く取り組んできたという経緯がございますので、そんな中から自分の感想ということで述べさせていただきたいと思います。 私は、地域を代表する参議院議員といえども、国全体を代表するのが第一義的なものだと思います。しかし、その中で、それぞれの地域を背負ってその背景の中から出ているということは大変大事なことでございまして、その意味から都道府県単位のものがあるということは当然だと思います。また、かつての全国区が職域あるいは学識、そういったものを代表するような制度になっておりましたが、余……
○国務大臣(久保田真苗君) 政権交代が非常に重要であるという国民の期待にこたえて、現在の法制度を引き継ぐということは自明の理でございます。その意味から総理、山花大臣の御答弁のとおりに私も考えております。
【次の発言】 いろいろな指標で今御説明いたしましたとおり、景気の現状は、一つにはバブル時代の後遺症ということで、不良資産などがたまり、企業の設備、それから在庫、こうしたものの後遺症がありまして不況が長期化していると考えます。
それに加えまして、個人消費の冷え込み、それから雇用情勢が好転しないという憂慮すべき指標もございまして、その好転をもたらしますために、現在、緊急経済対策、こういうものを実……
○国務大臣(久保田真苗君) 非核三原則は堅持すべきものということで、前、前々内閣におきましても、事前協議がないからそういうことは持ち込まれていないという答えでございました。私はそれを受けとめると同時に、さまざまのうわさにつきましては私の知る限りではございません。
【次の発言】 非核三原則は堅持すべきものであると同時に、事前協議につきましては既にお答えいたしました。
【次の発言】 お答えいたします。
今の不況の根底には構造的な原因があるかということにつきましては、この低迷は、循環的な要因のほかにバブル経済の崩壊の影響、あるいは円高の急進といったような構造的あるいは中長期的な課題があると思ってお……
○国務大臣(久保田真苗君) どうも、ちょっと席を外して済みませんでした。
景気の見通し、現状でございますが、景気の現状につきましては、総じて低迷、そして非常に厳しい状態でございます。その中で明るいものは、住宅投資と公共事業が堅調だという状況でございます。見通しにつきましては、今現在、七―九月期の国民所得統計が出る、それを鋭意作業中でございまして、もうすぐに見通しについてお示しできるかと思っております。
【次の発言】 九月の時点の認識につきましてもほぼ同様の認識を持っておりました。しかし、その後、確かに雇用の情勢は厳しくなってきたことを非常に心にかけておるところでございます。
経済対策の効果……
○国務大臣(久保田真苗君) もう今までに骨組みは出していただいております。私も全くそのとおりだと思います。高齢化社会の実現、そしてその社会へ向かってインフレなき持続可能な成長経路、これを実現していくことだと思いますが、それを主導するのは生活者重視の経済構造ということであると思っております。 生活者重視といいますと、じゃ生産はどうなるんだという御質問によく遭いますけれども、私は、生活者の持っている真のニード、需要というものが新しい分野でたくさんございますので、そういうものが産業なり生産なり、本当にそうした交流の中でそういう分野が生まれていく、それによって設備投資、そうしたことが実現していくとい……
○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。 戦略的貿易政策というのは、世界貿易をめぐる論議の中で最近アメリカの学会などで台頭してきている新しい考え方と聞いております。この考え方では、例えば半導体などのハイテク産業が持つ規模の経済つまり生産を増大すれば生産コストが下がるというそういう経済的特性を根拠として、政府がある特定の産業を育成したり輸出入に介入することによりまして一国の経済厚生を高めることができる、非常に短絡的になるかもわかりませんが、そういう主張でございます。 世界経済白書の分析の中では、将来有望なハイテク産業を政府が選んでそれを決めるということは困難だということ、それから二番目……
○国務大臣(久保田真苗君) 今回の六兆のほかに円高差益還元、規制緩和といったようなものがございまして、それだけでも相当の効果が進んでいると思いますし、六兆規模の方につきましては、試算いたしまして、前にもお答えいたしましたようにGNPの一・三%を押し上げる効果があると考えております。
したがいまして、この補正を一日も早くお通しいただくということが私の切望するところでございます。
【次の発言】 全体として、波及効果を含め相当の浮揚効果があると考えております。
【次の発言】 もちろんこの補正だけが単独のものではなくて、これに公定歩合の引き下げとか、それから今度の平成六年度の本予算、これを一日も早く……
○国務大臣(久保田真苗君) 景気の山というのが平成三年の四月で、そこから下降期に入って、平成四年の実績が〇・七、平成五年度の実績見込みが〇・二というふうに出しておるわけで、その辺非常に底になってきていると見られるわけでございますけれども、昨年の六月に底入れ宣言というのをされました、そのときの状況が実は四−六月期でマイナス〇・五というふうになっております。 その内容を見ますと、外需がマイナス○・五、つまり輸出が落ち込んだということだと思うんです。それは直接的には、二月からスタートしました急激な円高の影響というそのインパクトが心理面でも事実上また輸出産業に及ぼした影響というのはかなりあるというふ……
○国務大臣(久保田真苗君) お答えいたします。
衆議院の選挙制度が決まりましたならば、これを踏まえながら、各党各派でもっていろいろ御論議がいただけるだろうということでございます。
【次の発言】 この前、先生に私の考えの一端を申し上げさせていただきました。
私は参議院議員でございますが、参議院の選挙制度がかつての全国区から比例区に改正されまして十年でございまして、この間を私経験しておりますけれども、私、議員としての立場からいいますと、参議院の制度に今それほど大きな変更を要する点があるのかどうかということを疑問に思います。したがいまして、今後衆議院がどういうふうに新しい制度を展開されるか、そう……
○国務大臣(久保田真苗君) 連立政権成立のときの合意、覚書事項としましてバランスある税制体系を検討していくということは、私ども十分承知して入閣しております。
この間の件に関しましては、それよりも恐らくさらに広く行政改革その他全般にわたる国の財政問題を論じていく機会だと思いますので、私は極めて精力的に協議会の協議が行われ、本当に合意点を見つけることができるとよいと思っております。
【次の発言】 平成六年度の実質GDPにつきましては二・四%、実質GNPにつきましては二・六%の成長を、さまざまの経済対策の成果を見込んだ上で策定させていただいております。
○国務大臣(久保田真苗君) 景気の現状は明るい兆しかあらわれてきていることは事実でございます。 例えば、住宅投資が極めて高水準で続いておりますとか、公共投資が堅調でございますとか、あるいは家計の消費が四カ月連続で増加になっておりますとか、あるいは白物家電、VTR、軽自動車、そういったようなものに消費の芽があらわれておりますとか、そういったものがございます反面、設備投資の方は減少が続いておりますし、また、雇用は失業率の高まりなどが懸念されております。 そうした全体から見まして、経企庁の景気動向指数によりまして、先行指数、一致指数がともに五〇%を上回るというようないい面がございますけれども、し……
○久保田真苗君 法案について伺います。 第三次行革審の最終答申の趣旨から見ますと、この委員会の機能というものほかなり限定的であるという感じを受けます。しかし、限定的でありかつ規模が小さいということは、それなりの迅速性とか機動性といったようなメリットもあると思います。ただ、私が気になりますのは、この行政改革というテーマが政府にとって非常に特殊なテーマだということなのでございます。つまり、自分の座っているいすは自分では持ち上げられないということが真理である、そういうテーマなんだと思います。 そこの点に着目いたしますと、幾つか質問にお答えいただかなければならないと思うことがあります。 まず問題……
○久保田真苗君 初めに本法改正についてお伺いしたいと思います。 私は、きょうはずっと朝からの議論を拝聴していまして大変いい討議があったと思っております。それで昨年の十一月五日、閣議決定に至るまでのことにつきまして、私は社会党は大変苦しんだと思うんです。そして、時間もエネルギーもそこに投入してこのような結論に至っているということでございますけれども、先ほど来からの議論を拝聴しておりますと、与党からも野党からも特に非常に重要なことが閣議決定にとどまってしまったということについて大変大きい懸念が示されていると思うんです。それは閣議決定の中にございます例えば戦闘機は使わないとか、あるいは武器の携行使……
○久保田真苗君 きょうは三月十日でございまして、実は東京大空襲五十年になります。私、オールドタイマーなものですから非常によく覚えているんですけれども、江東区だけで十万人の方が亡くなられたということでございまして、御冥福をお祈りしたいと思います。 また今回、想像を絶する阪神・淡路の地震でございます。大変な被害でもうびっくりしておりましたんですけれども、これ全国のストックに占める割合で見ますと〇・八%ということだそうでございます。しかし、太平洋戦争でのストックの被害というのは二五%でございまして、これは、日本では地上戦は沖縄だけでございましたから、主として空襲による被害が二五%に及んでおるわけで……
○久保田真苗君 放射線障害防止法について伺います。 私は、一般的に言いますと、事業所における機器の、OA機器まで含めてですけれども、リース制度というものの普及を歓迎しているんです。なぜかといいますと、この七月一日から製造物責任法というのが施行になりますけれども、ECなどでは以前からPL法を持っておりまして、PLからELへという段階に既に進んでいるということでございます。もちろん、ELというのはエコロジーライアピリティーでございまして、製造業者が設計からリサイクル、廃棄の最終処分まで一貫して責任を持つという体制でございます。 それはどこがすぐれているかといいますと、設計の段階から既にリサイク……
○久保田真苗君 初めに、法案について伺います。 育児休業法が成立しましたのは平成三年の五月でした。その当時は無給でした。そして、収入がないのに保険料あるいは年金の掛金を払うということはかなり大きな負担でございました。しかし、その後、国民年金法の改正によりまして、この四月から育児休業期間中は年金や健康保険料の掛金が免除されるということになりまして大変喜んでおります。 また、今回の改正によりまして、育児休業給付が休業前賃金の二五%受けられるようになるわけでございます。そして、国家公務員等共済組合法によりまして育休給付というものが出ますし、所得税、地方税はかからないということになるわけですし、民……
○久保田真苗君 オウム真理教の問題につきましては本史に御苦労を願っております。もう前代来聞の規模であり、その目的は一体どこにあるのかというようなことで非常に大きな国民の関心を集めておるところでございますけれども、私はちょっと角度を変えた問題を一つ伺いたいと思います。 それは、報道にもございましたところですけれども、微罪による逮捕とか、あるいは捜査上の都合を理由にした逮捕事実の未発表といったようなことがございまして、この大きな規模の中の一部ではございますけれども、そうした問題点があったのかなかったのか。これはオウムにかかわらず広く一般的な捜査にかかわる問題でございまして、私はこれによってやはり……
○久保田真苗君 初めに守屋参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、おっしゃるように、確かに六十歳までの定年は大体ふえてきているんですが、六十五歳までの雇用を確保するというところに一番大きい眼目があると思いますし、それを進める上から、一体どういうことができるのかということなんですが、もちろん雇用を継続していくというのが一番のことだというふうに言われております。ところが、会社で雇用を継続していく場合に、例えば窓際族ですとか、それから賃金の上昇がとまる、あるいはそれよりももっと悪い賃金になる、あるいは身分を変える、そういう経験をなめなければならないのが雇用者の一つの特徴だと思うんです。それともう一……
○久保田真苗君 先に藤田先生にお伺いいたします。 大変傾聴させていただきました。特に、リソースの世代間配分ということについて日本は先進国の中ではかなり違った存在であるということもわかったのでございます。 私、子供を大事にしていく社会そのもの、それが政治であるということは、その大事にされた子供は人も大事にするだろう。そして大事にされない子供は反社会的になるのかもしれないということは日ごろの生活の中で感じておりますので、このことは非常に大事なんでございます。 ずっとここ何年かの政治経済状況を見てまいりますと、私どもも、社会党ですけれども、例えば広い住宅、込まない通勤電車、もっと短い通勤時間、……
○久保田真苗君 最近、経済にかかってくる環境からの制約というものを大変実感するわけでございます。 初めに、長官にお伺いしてまいりたいんですけれども、その背景の一つは人口であり、もう一つの大きい要素はエネルギーではないかという感じがいたします。そして、エネルギー問題というのは、エネルギーの供給源が枯渇するかしないかというだけではなくて、それも問題ですけれども、それを使った場合の温暖化とか生態系とか、それからオゾン層とか、そういった問題からの制約がかからざるを得ない状態になっております。 最近、UNCEDそれから人口会議というような大きい会議がございまして、そこでは、発展途上地域でもって非常に……
○久保田真苗君 余り総論でもないんですが、私、十二月十六日の閣僚会議の新エネルギー導入大綱というのを見て大変うれしく思ったんです。何がうれしいかといいますと、重点導入ということで幾つかの新エネルギーを選定しているということを歓迎したいんです。エネルギー問題の方向というのは既にわかっていることだと思うんですね。それが大綱によりますと、新エネルギーの導入というのは実はほとんど進んでいないという指摘があるわけで、これはいかなることかというふうに思うわけなんです。 この選定されたものほかなり現実性を持っておりまして、幾つかありますけれども、私見を申し上げますと、最も質のいい新エネルギーというのは恐ら……
○久保田真苗君 二つあるんです、この分野で。 一つは、一番初めの「我が国の産業経済をとりまく環境の変化」というところで、成長の低下と構造の変化というふうにあるわけです。私はここに、取り巻く大きい環境の変化としてUNCEDでも、その前の環境会議でもキーワードとなってい至言葉がありますね、それは持続可能な発展という言葉なんです。それを私はこの前半にも後半にも入れていただきたいと思うんです。それが一番大きい国際的な環境の変化になっていくことは明らかだろうと思っているんです。 それから、今の括弧一の中の文言なんですけれども、ここに「こうした経済構造下において」「高齢化社会の到来に対応した福祉関連産……
○久保田真苗君 通産省に伺いたいんですけれども、まず震災等への新エネルギー活用についてお取り上げいただいて大変うれしいんですが、こうした「太陽光発電システム等災害時にも有用な環境調和型エネルギーシステムの導入を図る。」とありますけれども、もう少し具体的にお聞かせいただけますか。どういうお考えで、どういう手段をもってやっていくのか。つまり、聞きますところによりますと、住宅でいえば三年間に十万戸を建てかえるという復興本部の御計画を伺っておりますけれども、それとの関連ではどういうふうに中身を考えておられるかというのが一つなんです。 それからもう一つあるんですが、それはエネルギーと税制との関係という……
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