このページでは上杉光弘参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○上杉光弘君 私は、与えられた時間、農政一般について御質問をいたします。後ほど大塚委員の方から十二品目がございますから、これを外していたしたいと思います。 まず大臣、大臣就任おめでとうございます。農政の現場をよく御理解された農政通の大臣が御就任をされたということで、日本全国の農民が大変な期待と熱い眼で大臣の就任を私は見守っておったと思うのであります。そのような意味から、我が国の農政の極めて基本的な若干の問題について質問をいたしたいと思います。 まず、私どもが農政のあり方を見ますときに、さきの加藤農林大臣あるいは今般の国会におきます竹下首相の所信表明演説、それらを見る限りにおきましては農政審……
○上杉光弘君 私は、大臣の所信表明に関する基本的な問題について若干の質問をいたしたいと思います。 まず、農産物の自由化問題についてでございますが、これは当面の問題として当然政府としてお取り組みになっておるわけでありますが、政府は去る二月のガット理事会の勧告を受けて、いわゆる八品目を自由化する方針を決定いたしました。私自身としても、我が国の国際的な孤立は何としても避けなければならない、これは政府の選択としてもやむを得ない問題であった、こう思うのであります。しかし、問題は自由化に伴う事後処理でございまして、農林大臣はその御英断によりまして二月一日に農林水産省内に自由化関連対策を検討するためのプロ……
○上杉光弘君 私は、自由民主党を代表いたしまして、参考人の方にお尋ねをいたします。 本日は、お忙しいところ、貴重な御意見をお聞かせいただきましてまことにありがとうございます。 牛肉の輸入枠の撤廃が我が国の肉用牛生産に及ぼす影響については、これは重大なものであるとの認識をいたしておるわけでございますが、その影響を緩和し、我が国肉用牛生産の存立を守るため、我々自由民主党が政府と一体となった取り組みを行いまして、その成果が今回の法案にあらわれておると御理解をいただいたものと思っておるわけでございます。ただいま各参考人から、この法案につきまして高い評価並びに御理解をいただいておりますことに大変意を……
○上杉光弘君 本委員会の委員派遣第一班について御報告いたします。 第一班は、安永委員長、峯山理事、丸谷、梶原、関委員及び私、上杉の六名で去る二月一日から三日までの間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情等を調査するため、大分県と宮崎県に派遣されました。 第一日は、大分キャノンの工場を視察した後、大分県庁を訪れ、平松知事より県勢の概要と施策の重点を聞き、あわせて、九州財務局大分財務事務所長より、管内経済情勢と国有財産の管理状況の説明を聴取しました。次に、ソフトパークセンタービルを視察、テクノポリス推進の中核組織の現状について説明を受けました。さらに、日本道路公団の別府―湯布院高速道路……
○上杉光弘君 午前と午後に分かれて質問がありますから、午前は大臣に基本的なものをお伺いしたいと思います。 このたびの米価は一・五ヘクタール以上を算定の中に織り込んだということで、従来の価格政策から一歩構造政策に踏み込んで、我が国の農業の方向をも示した価格決定の算定方式ではないか、そのように私は受けとめておるわけでございます。したがって、まず本年度の米価の決定に対する大臣の基本的な考え方をお聞きいたしたいと考えるわけでございます。 これまで農政の中では、総合農政論というのがその基本をなしてきたわけでございまして、風船の一方が引っ込めば一方が膨れるというような総合農政論だけでは私は対応できない……
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