このページでは木宮和彦参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○木宮和彦君 去る九月十二日から十四日までの三日間、奈良県及び三重県に委員派遣が行われましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、柳川覺治委員長、山本正和理事、世耕政隆委員、会田長栄委員、小林正委員、西岡瑠璃子委員、森暢子委員、高崎裕子委員、笹野貞子委員、そして私、木宮和彦でございます。 初日は、まず奈良県庁に赴き、県勢と県教育の概況について説明を受けました。 同県は、貴重な文化財が数多く現存するところであり、さらにまた高等教育機関への進学率が全国一であるなど、文化と教育の薫り高いところであります。しかしながら、一方で、都市部における急激な人口増加や山間部における過……
○木宮和彦君 それでは、私から教免法についての質疑をさせていただきたいと思います。 まず最初に、大変恐縮でございますが文部大臣に一、二伺いたいと思います。 日本の教育は、先ほどもお話がございましたが、明治以降、先進国に追いつけということで一生懸命先輩たちが築いてまいりまして、今や世界に冠たる教育の実態があると思います。これは明治以降だけではなくて、江戸時代にも幕府が学問を奨励し、特に寺子屋などはおおむね当時五万あったそうでございます。今、学校数は、大学から幼稚園まで、各種学校全部入れてもまだ六万六千しかございません。そうやって見ますと、規模は違うと思いますが、いかに江戸時代に先輩が一生懸命……
○政府委員(木宮和彦君) 本年二月二十八日付で環境政務次官に就任いたしました木宮和彦でございます。 ただいま大臣から所信表明が行われたところでございますが、環境行政には重要な課題が山積しているわけでございます。私は、これまで主に教育の分野でいろいろと勉強させていただきました。その経験を生かしつつ、北川長官を補佐しながら環境行政の推進に邁進してまいる所存でございます。委員長を初め、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げましてごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。
○政府委員(木宮和彦君) 公害健康被害補償不服審査会委員出原孝夫及び島田晋の両君は十二月二十四日任期満了となりますが、出原孝夫君を再任し、島田晋君の後任に服部坦君を任命いたしたいので、公害健康被害の補償等に関する法律第百十三条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○木宮和彦君 それでは私から、大学、高等教育につきまして二、三質問をさせていただきたいと思います。
まず第一に、平成三年度、来年度の入学試験が今行われている最中でございますが、昨年は四十万人の浪人が出たということで社会的な問題にもなりました。ことしは受験生の数が百二十万と聞いております。臨時定員増などをやったと思いますが、その結果、現況はどのようになっていらっしゃいますか、その辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 来年度の入試につきましては御説明いただいたとおりだと思いますが、一九九〇年、昨年でございますが、大体百二十万くらいの大学志願者がいたと思います。去年、ことし、来年あたりがピー……
○木宮和彦君 自由民主党の木宮でございます。 最初は質問ではございませんが、私も長いことこのPKOの審議の状況をずっと聞いてまいりました。大分わかってきたつもりでございますが、しかし一般国民はまだまだこのPKOの実情といいますか、内容についてなかなかわかりにくい点がたくさんあるということを聞いておりますし、また事実そのとおりでございます。私は、まず最初に私の理解、これが間違っていますと一般国民がわかるはずがございませんので、私の理解を今から復習の意味で、大分長くやりましたから申し上げて、もしそれがどうもおかしい、理解がおかしいとおっしゃるんだったら、政府側でもあるいは野党側の先生でも御指摘を……
○木宮和彦君 大臣にちょっとお伺いいたしますが、大変大きな問題でお答えにくいだろうとは思いますけれども、ぜひその一端だけで結構でございますから、お伺いをいたしたいと思います。 日本の教育の歴史は、御存じのように、ことしはさる年でございますが、ちょうど同じさる年、百二十年前、壬申、みずのえのさるといいますが、明治五年でございますが、そのときに、大分古い話で、まだ内閣がないんですから、太政官しかないんで太政官布告というのを発布いたしました。その太政官布告には、「邑に不学の戸なく家に不学の人なからしめん」、こう書いてあるんです。言ってみれば、当時の国是は富国強兵でございます。富国強兵を実現するため……
○木宮和彦君 それでは、私から質問をさせていただきます。 その前に、私の持ち時間は六十分ということでございますが、大臣も文部省の方々も私も、長い長い本会議がありましたので、きょうは三十分で切り上げますので、ひとつ御了解を賜りたいと思います。 そういうわけで、三十分に切り上げましたので、いろいろと質問をしたいことがたくさんございますが、その中で要点だけをお聞きいたしたいと思います。ただし、余りにも大きな問題をたくさん聞きますので、とてもそれはお答えできなければ、拒否権を私に限っては認めますので、どうぞひとつ遠慮なく、それはきょうは答えられないで結構でございます。別にそれについてとやかく申し上……
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