このページでは渕上貞雄参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、さきに行われた宮澤総理の施政方針演説に対して質問をいたします。 佐川急便事件と政治改革の問題、PKO、国連改革を含む外交、防衛問題や憲法改正問題、そして当面する景気対策等については、昨日、同僚の矢田部議員が取り上げましたので、私は内政問題を中心にして質問することにいたします。 とはいいましても、総理、私はこれまで宮澤総理を初めとする政府の答弁を聞いておりまして、私も、冒頭、佐川事件と政治改革の問題について言申し上げなければなりません。 宮澤総理、長期にわたる自民党一党支配のもとで利益誘導型の政治と金権腐敗政治が続き、総理大臣の選任に暴……
○渕上貞雄君 ただいま運輸大臣から今後の運輸行政に携わる者としての決意表明をいただきました。どうか今後の運輸行政が国民から信頼足り得るような行政になるようにひとつ、大臣の話を聞けば任期短いというお話も聞きましたが、そうあきらめずにきっちり下部の指導をやっていただきたいと思っているところです。 したがって、私、そういう意味でこれから先運輸省が国民の信頼を得る、そのために一体何をするかということがこれから先の運輸行政で最も問題になるでありましょうが、これは十二月四日のマスコミ報道によりますと、JR西日本・信楽高原鉄道列車正面衝突事故にかかわる事故究明の関係についてのマスコミに載っておりましたけれ……
○渕上貞雄君 今日まで努力をされてきた政治改革協議会の皆さん方には本当に御苦労さんだったと思います。 しかし、リクルート事件の反省から、今日の政治腐敗に対する政治改革をやっていこう。リクルート事件、共和事件、そして今回の佐川事件、もしこれが前国会で成立をしておったならば、このような国民からの政治不信はいま少し少なかったのではないか、こういうふうに実は認識として思っているところであります。 そこで、公職選挙法の関係につきまして、収賄罪有罪の執行猶予者の公民権停止の問題については、これは一歩前進したと思いますけれども、なお不十分だという印象を持つわけでありますが、当事者としていかがでございまし……
○渕上貞雄君 私は、冒頭、いかがでしょうか、きょうの新聞にもまたバス協会の話が載っておりましたように、運輸省にかかわる余り名誉でない、不名誉な記事というのが連日載っておるわけであります。とりわけ、今日大変大きな問題になっています佐川急便事件の問題につきまして、というよりも日本の大きな疑獄事件の大半が運輸にかかわるような事件というようなものが大変多うございまして、また今回も国民としては運輸省に絡んだ事件だな、こういう印象を持っているに違いないというふうに思います。 特に、戦後大きな事件を考えてみましても、造船疑獄、大阪タクシー事件、日通事件、ロッキード事件、そして今回の東京佐川急便事件。運輸省……
○渕上貞雄君 私はまず大臣に、本年に入りまして英国のスコットランドでタンカーのブレアー号の座礁、それから一月二十一日になりましてアンダマン海でのマースク・ナビゲーター号とサンコー・オナー号の衝突事故が起きました。それらの事故を考えてみたときに、一体こんな大きな事故が起きたときに海運業としてどういうふうに考えればいいのか。大変な環境汚染をしながら、同時に自然界を破壊し、それを回復するための費用については大変膨大な費用がかかっている。そういうときに、やっぱり海運の労使は労使で一生懸命合理化して努力をして、一生懸命海運業の発展のために努力しておる。 しかし一体、これから先の海運業というのを大臣はど……
○渕上貞雄君 今委員長の方から気象業務法の一部を改正する法律案の質疑と言われましたけれども、その前に、お許しをいただきまして、四月十八日に岩手県花巻市の花巻空港で起きました日本エアシステム、JASの航空機事故について若干 御質問を申し上げておきたいと思うんです。 飛行機事故の場合、やはり過去の事故から考えましても、離着陸時における風というのは最初の四分間、最後の四分間と言われるほど、魔の時間というふうに言われて航空事故の多発する原因の一つにもなっているわけであります。当時、盛団地方気象台の予報では岩手県全域に強風注意報発令中であったということが言われておりますし、午後三時十分には暴風警報が出……
○渕上貞雄君 私は、佐川急便問題それから信楽高原鉄道の事故の問題、新幹線の問題等について質問いたします。 佐川急便事件というものは大変世の中を騒動させましたけれども、最近はカンボジア問題、PKO問題、そして政治改革問題等で、どうもなくなったかのように思われている。私は、運輸行政における佐川急便事件という問題は、運輸省のいろんな問題をあぶり出した事件ではなかったかというふうに思っておりますので、過去の問題として済まさせるわけにはいかないと思っておるところです。 約一年前の四月二十八日、佐川急便グループ中核六社が合併申請をしてそれが認可をされていった。いわばあのときも多少強行する形で認可されて……
○渕上貞雄君 上原長官にお尋ねいたしますが、元長官であられた伊江先生、先ほどお二人のやりとりを聞いていて実は非常に感銘深く思いました。 沖縄問題というのは、発生の根源が戦後処理の問題であり、復帰後の問題であり、それが象徴的にあらわれているのが本土との格差である、それをいかに努力して格差縮小させていくのか。長いこと与党でありました自民党は今野党になられました。野党であった党が連立与党になったわけで、そのときに沖縄問題について大きな隔たりがあるかというふうに思いながら実は二人の話を聞いていましたけれども、認識するところそうではない。やはり沖縄問題というのは全国的な立場で問題を考える、そういう認識……
○渕上貞雄君 私は日本社会党・護憲民主連合の渕上でありますが、委員長並びに運輸委員会各委員の方々の御了解をいただきまして、法案に直接関係はありませんけれども一つだけ質問させていただきたいと思います。 昨今のマスコミを大変にぎわしております日本船舶振興会の事件の内容の問題でございます。 先ほど運輸大臣の方から、運輸省は政策官庁として国民生活ニーズにこたえて頑張っていきたい、こういう決意表明がございました。どうかその決意で一生懸命やっていただくことに期待を申し上げます。 しかし一方で、運輸省の場合、余りありがたくない名前があるわけであります。空にはロッキード事件がありましたし、陸にはタクシー……
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合の渕上でございます。 今回の法改正は、九二年六月の臨時行政改革推進審議会、通称第三次行革審の「国際化対応・国民生活重視の行政改革に関する第三次答申」において、国民負担軽減の見地から改善を図るべきとの指摘が行われた結果、九三年六月には運輸技術審議会から「今後の自動車の検査及び点検整備のあり方について」答申がなされました。それを受けての法改正でありますが、車検制度は約十年前の八三年七月に改正が行われました。このときも第二次臨調の指摘で改正を行っているわけでありますけれども、内容につきましてはもう既に御案内のとおり、新車に限って初回の車検を三年、六カ月点……
○理事(渕上貞雄君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。
まず、外国派遣議員の報告に関する件を議題といたします。
昨年、列国議会同盟会議等国際会議への出席及び特定事項等調査のため海外に派遣されました議員団から、それぞれ報告書が提出されました。
これらの報告書は、先例により、本委員会の会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。
事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの事務総長説明のとおり、本日の本会議の議事を進めるこ……
○渕上貞雄君 両大臣とも一月十七日に起きました阪神・淡路の大震災の復興について被災者の方にはお見舞いを申し上げると同時に、あわせて日夜行政の中で御努力願っておることにまず感謝を申し上げておきたいと思います。一日も早い復興に努力をさらにされることをまずはお願いをしておきたいと思います。 私、質問を通告しておりませんので大変失礼なことになると思いますが、お許しをいただきたいと思うのでありますが、本日の八時十分に営団地下鉄で悪臭による運転阻害事故が起きました。これは、何が目的かわからず、無差別に国民の殺人をねらうという悪質な事件でございまして、不特定多数の方々に多くの不安を与えて、しかもそれが地下……
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、ただいま議題となりました沖縄県における駐留軍用地の返還に伴う特別措置に関する法律案について賛成討論を行います。 ちょうど五十年前、沖縄本島では日米両軍の作戦目的を遂行するため、鉄の暴風と形容されるほど激しい砲爆撃が続き、長く激しい国内地上戦闘が行われていました。沖縄での戦闘が終結したとき、一般の沖縄県民犠牲者数は十五万名前後に上ると推定されております。当時の沖縄県人口約六十万のうち、実に四人に一人が戦没されたことになります。 戦争が終わった後も、東西冷戦の深まりを背景に主な基地は返還されることなく、やがて朝鮮戦争を契機に、米軍は沖縄を太……
○渕上貞雄君 大変御苦労さまでございます。 先生のお話を聞いて感じたことは、非常に暗い話を楽しく明るくやってくれたんで、その点では必ずしも高齢化社会は悪いものではないのかなというふうに思うんですが、一つは高齢化社会というものは私女性の社会ではないのかなという印象を、今非常に深く思ったわけでありますけれども、どうなんでしょうか。結婚する場合も不利な条件がある、働く場合も不利な条件がある、子供を産んでも不利な条件がある、家の中に閉じ込めても不利な条件がある、周り全部不利な条件ばかりなんですね。それは社会的にその不利な条件を解決していかなきゃならないと思うんです。 そのときに、先生は女性の地位を……
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