このページでは渕上貞雄参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 去る九月十一日、同時多発テロが発生をし、多くの人命が亡くなりました。月並みではありますけれども、哀悼の意を表しておきたいと思います。 一般乗客の方々を含めて、常に、ハイジャックの場合、安全、生命、財産を守る立場で安全第一に仕事をしている航空労働者が犠牲になる。本当に痛ましい事故が繰り返し繰り返し行われることに、テロを憎んで余りあるものがございます。 そこで、今回、テロ対策関連三法案、その中の海上保安庁法の一部を改正する法律案の改正案について今審議がされているところですが、法案提出の背景になっております、提案理由の中にもございました一九九九年三月に……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 先ほど同僚議員から、ハイジャックにかかわる安全対策問題について、水際作戦の強化だとか補正予算にかかわりなく直ちに予算を措置して安全対策に努めたという非常に力強いお話をいただきました。その反面、報道によりますと、高速特殊警備艇の追加建造断念について、非常にこれ論理矛盾というのでしょうか、安全に対する落差があり過ぎるんじゃないかという危惧を持ったところでございまして、とりわけ海上保安庁が来年度の概算要求の中で断念をした理由についてまず明らかにしていただきたい。 私ども、さきの法案審議のときにも明らかにいたしましたように、不審船に追いつけないようなスピー……
○渕上貞雄君 私は、国会移転調査会の意義と効果については全体一致するところであろう、こういうふうに思います。したがって、議論の段階は終わったのではないか。それは、十六項目の評価項目をきちっと評価をした上でそれぞれ地域を選択したということになったわけですから、私はもう判断の段階、物事を一歩前に進めていく段階に来ているのではないか。 そこで、移転の意義と効果について了解をいただき、判断の時期が来たとすれば、今、国会移転先というところ、ここのところは言葉がちょっと、首都圏と言った方がいいのか国会と言った方がいいのか、ここのところは私、そうこの言葉にこだわっていないわけで、せっかく三つの地域を東京以……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 今国会は政治家の政治と金に決着を付ける国会になりました。非常に残念なことでございますけれども、そういう事件が発生したこと、我々政治家の一人としてやはり反省しなければならない問題が含んでいると思います。なぜあのように鈴木宗男さんが力を得たのかと。そして、むちゃくちゃなことができるのかということをやはり基本的に考えなければ私はならないと思います。 したがって、ここのところはやっぱりいろんなことがあると思います。先ほども言われましたように、国土交通省としては入札適正化法ですか、これらを作ってできるだけ犯罪が起きないようにしていくような、そういう処置をやはり取れる……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 先ほどの予算の説明の中でも明らかにしておりましたが、国土交通省の重点的な施策としてバリアフリーの問題と環境問題のことを言われました。とりわけ、二十一世紀、これから環境の世紀というふうに言われたところでございますが、昨夕、政府の地球温暖化対策推進本部が新しい地球温暖化対策推進大綱を決定したと報道されておりました。 新大綱では運輸部門は一七%増に抑えることとされておりましたが、旧大綱ではどれだけの検証をしたかも全く明らかにされておりませんし、旧大綱における目標達成という、今回の目標達成は本当に昨日発表された問題について達成できるのかどうかというところが一つの大……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 都市再生は数次にわたる改正を通して、現在どのような形で進行しているかどうかについてお伺いをしたいと思います。 まず、本来、都市再生とは人々の活動するオフィスや住宅を大量に供給することを短絡的に意味するものではないことは、お互い認識の一致のするところであろうと思います。したがって、都市に暮らす人々の生活の質を高めること、言い換えるならば、都市に含まれている各地域社会における物的及び社会的環境を再生することを意味するものではないでしょうか。 法案の都市再生はそういうイメージというものが、先ほどから聞いていても大体どういうふうにイメージをすればいいのかというよ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
三人の先生方、大変御苦労さんでございます。私がしんがりでございますので、いましばらくのお付き合いをいただきたいと思うんですが。
三人の先生方それぞれにお伺いをいたしますが、この都市再開発法の一番の問題点は、やはり土地収用権という権を民間の業者に与える、言うならば憲法上国民の財産権とのかかわりにおいて私は大変問題があるのではないかというふうに認識しているわけですが、その点、憲法上の財産権の制約との関係について、この法案、どのようにお考えなのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 三人の先生方に。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 整備法の目的と大規模改修問題について、とりわけ全国新幹線鉄道整備法の第一条の目的の中では「高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、」となっていることはもう既にお分かりのことだと思いますが、やはり整備法は整備法でありまして、その整備法の目的に中に、今回の場合、改修工事の引当金を加えるということについては多少法律的に見て無理があるのではないか。ですから、恐らくここを一部改正するに当たって議論があったであろうというふうに思うんでありますが、その見解についてお伺いしたいと思います。 ……
○渕上貞雄君 脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準とは何か。昨年十二月十二日に厚生労働省から出されました基発第一〇六三号通達で示されました認定基準とはどのようなものなのか、何を認定される基準なのか、お伺いいたします。
【次の発言】 一〇六三号の通達に示されています過重負荷の有無の判断について、いわゆる一〇六三号の通達では過重負荷の有無の判断が示されておりますけれども、業務の過重性の具体的な評価に当たっては疲労蓄積の観点から労働時間について十分検討するよう通達されております。
具体的にはどのようなことを指すのでございましょうか。
【次の発言】 次に、自動車運転者の労働時間の改善のための基準と……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄です。
シックハウス対策関係についてお伺いをいたします。
シックハウス症候群対策についてまずお伺いいたしますが、これが社会問題となって久しいわけですが、なぜこれほどまでに対策が遅れたのか、これまで放置していた国の責任というものをどのように考えているのか、厚生労働省と国土交通省にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、化学物質の規制についてお伺いをいたします。
規制する化学物質が、厚生労働省の指針の値が定められているものでも十三種類あるというふうに言われておりますけれども、二種類の物質しか規制をしない。これは先ほども議論がありましたが、その禁止と区別の違いにつ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、大変御苦労さんでございます。 まず、岡田参考人に御質問申し上げますが、先ほどの説明の中で情報公開のお話ございました。そのときに、大いに情報公開すべきは失敗した例だと。これは最も我が国で出しにくい、隠す、言わない、こういうものがある程度やっぱり日本の行政の運営、在り方等にかなりゆがんだ形で表われてきているんじゃないかというふうに思うので、どのように具体的に失敗の例を情報公開していくのかというのが一つ。 それからもう一つは、今回の法案改正の中で、規制緩和だと思うんですけれども、建築基準法ほど守られていない法律はないと言われている。守られ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 自治体取組の支援についてお伺いをいたしますが、現在、自治体で住まいの健康診断が実施されているところは東京都、横浜市などであると聞いていますが、東京都の場合、住まいの健康・快適度診断で、都民の要望に応じて保健所の環境衛生監視員などが実際に住まいを訪問をして、室温や湿度、それから換気の状態、ホルムアルデヒド濃度、ダニアレルゲン量などの調査を実施し、その結果に基づいて住まい方など改善のためのアドバイスを行う事業に取り組んでいるところであります。これらの自治体の取組を支援していく考えはないでしょうか。 また、東京都では年間一万人が福祉の住宅改善助成を受けて改造を実……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 環境問題についてお伺いをいたします。 マリンレジャーを楽しむ人たちは、お話のように、近年増加傾向にありますし、国民にとっても大変身近なレジャーとなってきております。それだけに、楽しむ人たちのマナーやルールについてはやはり厳格に守らなければならないと思います。特に、海洋汚染、河川汚染、湖汚染につながるようなことになればマリンレジャーの健全な発展を望むことはできません。 今回の法改正によって水上バイクの免許の台数が飛躍的に伸びていくものと思われます。現在の水上バイクはアイドリング中や発進時は海中又は水中に排ガスが出るわけです。その後は空気中に排ガスを出す構造……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
法案提出の理由とその背景についてお伺いをいたします。
午前中、午後と各委員の発言並びに答弁を聞いておりまして、この問題、なかなか難しい問題だな、さてどのように理解すればいいのか、こういうことを考えますと、いま一度やはり今回提案をされました提案理由と並びにその背景について、もう少し分かりやすくといいましょうか、なるほどと言われるようにどうか御説明いただければ難しい問題も解決するんじゃないかと思いますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 次に、基本方針についてお伺いをいたします。
大臣は、マンション建て替えの円滑化等に関する基本的な方針を定め、これを公表……
○渕上貞雄君 本当の最後は社民党の渕上でございまして、どうぞいましばらくお付き合いを願いたいと思うんですが。
今、田名部先生の方からもお話ございましたけれども、門田先生と丸山先生、耐用年数、住宅の耐用年数について、木造とコンクリではそれぞれ違うと思うのでありますけれども、大体どういうふうに考えればいいのか。先ほど千代崎先生の方からは大体考え方をお聞きしましたので、耐用年数についてのお考え方について、それぞれお二人の先生、御意見いただきたいと思います。
【次の発言】 御三方からそれぞれ耐用年数にかかわる問題と今回の法案の作りの関係について大変いい御意見をいただきまして、ありがとうございました。……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 団地型マンションの建て替えについて多くの方々から指摘事項がございましたので、その指摘事項に対しての今後の対策についてお伺いをいたします。 参考人の質疑におきましても、最も対策が遅れており、今回の法案では不十分であるという指摘がなされました。団地型マンションの建て替えについてでございますけれども、区分所有法において団地型マンションの建て替えに関して特段の規定が設けられていないために、敷地利用の変更や建て替え等と存置等との調整、それから建て替え決議の問題、建て替え順序による不公平の問題などがあると言われております。 法制審議会の中間報告を見せていただきました……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について御質問いたします。 まず、環境省についてお伺いいたしますが、廃棄物排出量の将来の予測とリサイクル関連法による減量効果についてお伺いをいたします。 私たちは、右肩上がりの経済の中で、大量生産、大量消費、大量廃棄はいいことだというふうに高度成長の時期は言われたものでございました。しかし、その結果、環境破壊という大きな問題を抱え込むことになりました。したがいまして、この反省の上に立ちまして、少しでも環境への負荷の少ない社会システムを作っていかなくてはならない……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。道路運送車両法の改正につきまして御質問申し上げます。 まず一番目に、介護タクシーについてお伺いをいたします。 厚生労働省は、訪問介護の報酬体系の見直しの中で、現行行われているいわゆる介護タクシーについて通院等のための乗車、降車の介助に特化した報酬体系を設定しようとしていますが、移送車両についての特段の定めがなされていません。このため、白ナンバーによる移送も可能となり、白タク行為が横行することも考えられます。既存の業者においては、乗務員に二級ヘルパーの免許を取得させ、移送に特化しないよう努力をしているところであります。 国土交通省におきましても運賃の収受方法……
○渕上貞雄君 ただいま隣で田名部先輩のお話を聞いて、なるほどだなと私自身も思います。五十年もたっているのに一体どこがどうだというところが非常に大事なことではないかと思うんですね。 したがって、時代も変わり、新しくやはり大きく世の中が変化をしていこうとするときに、今回またこの振興法を継続をして改正をしていこう、ならば五十年間の反省の上に立って、この法案の持つ、これから先、五十年間果たしてきた役割と今後果たそうとしていく課題についていま一度、やはり離島に住まわれている方々が少しぐらい希望の持てるようなきちっとした国としての指針か方針というのがもう少し、ここに書かれておるような言葉上の、文字上の面……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 自動車関係の、とりわけタクシー問題についてお伺いをいたします。 まず、需給調整規制緩和後、新たに国土交通省として許認可事業から自由競争社会へ対応できるような新たな事業へ展開をしていく、こういうことから実施をされたわけでありますが、まず定額・多重運賃の認可理由についてお伺いをいたします。 定額・多重運賃が大阪を中心にして出現していますが、聞くところによれば、認可の理由の中で、規制緩和とは、事業者の経営判断を尊重して競争によってサービス向上を図ることによって自由社会を作り出していく、同時に安全輸送と利用者保護は決して欠けてはいない、事後チェックを行いながら最……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 午前中から工作船の視察に行きましたことについて同僚議員からの質問やお話ございました。ほぼ私も認識同じくするところでございまして、また大臣からもその状況、対策、予算等についても御説明がありました。国の安全にかかわることでありますから、どうかひとつ十分これから先も頑張っていただきたいんです。 そこで、お願いでございますけれども、一つは、やはり阪神・淡路の大震災、それから四国の宇和島の生徒のこと、それから大阪で起きました小学生殺人事件の問題にかかわる問題。今、社会的な問題になっておりますように、海上保安庁の乗員の方々、保安官の方々も、いわゆるああいう負傷された方……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 大規模修繕の決議要件についてお伺いをいたしますが、マンションの住環境を良好に維持して保持していくためには外壁や屋上防水、給排水管等の大規模修繕を定期的に行うことが必要でありますが、これらの修繕費用は多額を要するために、現行法では大規模修繕を実施する場合には区分所有者の四分の三以上の特別決議を得なければならないようになっています。しかし、今回の法改正では、現状維持や原状回復を目的とする大規模修繕については、その費用の多寡にかかわらず、過半数で普通決議であることとしております。 そこで、まずお伺いすることは、大変初歩的なことでありますけれども、特別多数決議と普……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。本日は大変貴重な御意見、ありがとうございました。改めてまたマンションに対する認識をしているところでございまして、以下、御質問申し上げます。 まず、山田先生にお伺いいたしますが、今度の法改正の最大の問題点は、六十二条の一項だと思いますね。そこで、老朽その他事情により過分の費用を要するに至ったときの要件を改正案から外すと、こういうことになっています。外した場合の処置として、五分の四という非常に特別決議をやらなきゃならないという要件を置きました。その場合に、五分の一の人たちの扱いというものも恐らくこの法案改正の中では議論になったと思うんでありますけれども、また議論に……
○渕上貞雄君 この独法の改正に当たって、特別、大臣を設けてやっているわけですね。ですから、私は、やはり基本的なことについてはその大臣に聞きたいというふうに思ったんだけれども、出るの出ないのという話がありました。だから、そのことは本当に、これやる気あるのかないのかというふうに思いもしましたが、扇大臣、私、三つのことについて、したがって御質問申し上げたいと思います。 これまでのいわゆる改革についてお伺いしたいんでありますが、まずは、特殊法人の多くは一九五五年代に設立をされて、その後、行政のニーズの多様化、高度化に対応していろんな性格を持った法人が幅広い分野において様々な実施機能を果たしてきたと言……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 まず、TAJIMA号事件についてお伺いをいたします。海上災害の防止という観点から、視点から、まず初めにお伺いをしたいと思います。 本年の四月七日、台湾沖の公海上、姫路に向かう航行中の日本の会社が所有、管理しますパナマ船籍大型原油タンカーTAJIMAの船上において、日本人二等航海士が同乗のフィリピン人船員二名に殺害されるという、極めて痛ましくかつ残念な事件が発生をいたしました。この事件は、被害者が日本人でありながら、事件発生地が公海上、かつ船籍もパナマにあるということから、唯一パナマ共和国が刑事裁判管理権を有しているものとされ、他方、被疑者二名が国籍を有する……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 地方バスの問題についてお伺いをいたします。 その一つでありますバス入札問題について、改正道路運送法施行から一年たつわけでありますが、新しい地方バスの補助制度の通年化後、全国で入札問題が発生をしておりまして、入札に当たって安全運行や事業の安定的供給が担保されなければならないことは言うまでもありません。 しかしながら、すべてのバス事業者は事業許可の申請時に様々な資格要件をクリアしたことになっているものの、実際の具体的なバスの運行業務を受託するに当たっては具体的な運行条件が精査されず、入札価格のみで判断が下されて、実際に運行が始まってから、関係者の指摘により、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 公共事業の無駄について御質問いたします。 私は、国土交通省の最大の課題は、国民への安心、安全を提供することだと考えております。しかし、ここ数年の規制緩和や構造改革によって、この安心、安全が揺らいでいるように感じてなりません。民間にできることは民間にと言い、効率ばかり重視される余り、そこには温かみのある行政というものが欠落しているのではないかというように思っているのは私一人ではないと思います。 そこで、大臣にお伺いいたしますが、大臣は所信において、公共事業については無駄なものは作らずと述べておられますが、大臣のお考えになっている公共事業の無駄とはど……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 懇談の場の設置についてお伺いをいたします。 政府は、一九九七年四月、公共事業コスト縮減対策関係閣僚会議において、公共事業コスト縮減対策に関する行動指針が策定され、政府全体でコスト縮減する取組が開始され、二〇〇三年三月には国土交通省公共事業コスト構造改革プログラムが、九月に公共事業コスト縮減対策関係省庁連絡会議において公共事業コスト構造改革プログラムを策定、〇三年度から五か年間で、〇二年度比で一五%総合コスト縮減率を達成するとの目標を打ち出しています。 これらの一連の施策が中小建設業者の生コンクリート圧送業者の経営を著しく圧迫し、そこに働く労働者の賃金、労……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 空域の過密化と管制についてお伺いをいたします。 二〇〇九年に完成する四本目の滑走路によりまして、発着量が現在の年間二十八万回から四十一万回への増加を計画しておりますが、大変狭い空域に航空機が集中して今以上の過密となり、安全性が保てるかどうか疑問があります。しかも、四本目の滑走路は現在の管制塔から離発着、離発、着陸する飛行機の位置がはっきり確認できないのではないかと言われておりますし、また二系統で管制するという方法もあるようですが、これでは困難を招くおそれがあり、安全上も問題が生じると思われますが、考え方と取組についてお伺いをいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
ユーザーの登録についてお伺いいたします。本件の目的は、今までも御議論がありましたように、自動車ユーザーの負担軽減の観点からワンストップサービスシステム化を導入するというものでありますが、現在、ユーザー自身が自動車登録を行っている手続件数は年間どれぐらいあるのでございましょうか。また、販売店を利用しての登録を行っている手続件数は年間どれくらいありますか。その比率はどのようになっているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 ユーザーの負担についてお伺いをいたしますが、ただいま登録手続の比率をお伺いいたしましたが、ユーザーの多くは販売店等に手続をゆだねておりまして……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
道路四公団を民営化する理由について大臣にお伺いいたします。まず初めに、今回提案をされております道路四公団を民営化する理由について、改めてお尋ねをいたします。
なぜこれまでどおり公団ではいけないのか、道路四公団のどこに問題があったと考えられているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 今、問題点について、様々な問題が出されましたけれども、ただいま答弁された問題点が民営化することによって解消することができるということでございますけれども、現在の公団であっても、組織や運営等、抜本的に見直していくことができれば解消できた問題ではないかと思うんでありますが、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
民営化委員会の意見書と政府案の相違点についてお伺いをいたします。
本法案の提出までの経過についてはもう触れませんけれども、民営化推進委員会がまとめられました意見書が提出をされておりまして、四法案、必ずしも一致していることはないと、一致しているものではないことはもう明らかでありまして、あえてそこでお伺いをしたいのでありますが、意見書と四法案の相違点はどこにあり、政府案となった理由について教えていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、新規建設の借金についてお伺いをいたしますが、新規道路を建設する資金調達には政府保証が付きます。借金の返済は新設の機構の裁量……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三先生方、大変御苦労さまでございます。 今日ほど技術が発達をして、情報社会になってきて、非常に社会は発展をしてきたと思います。しかし、それほど社会が発展をしてきたにもかかわらず、国民の生活は本当に豊かになったと国民が実感しているかどうかというところが大きな問題ではないか。それはなぜかといえば、やはり私は、社会資本の不足というものが国民生活をより豊かに感じさせない一つの原因になっているのではないか。 とりわけ自動車社会になってきているというのは、国民生活をこれほど便利にしたものは私はないと思います。しかし、一方で、渋滞、事故、公害という問題を考える……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
公団としての問題認識について総裁にお伺いをいたしますが、公団当事者からお伺いするのはひょっとしたら筋違いかもしれませんが、これまでいろんな方、場所、さらには委員会等において公団問題が指摘されましたが、公団としてどのような問題認識を持っておられるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 公団民営化について再び総裁にお伺いいたしますが、さきの委員会において、私はなぜ公団を民営化するのかという問いをいたしましたところ、国土交通省は、公団では改革できないという答えをいただきました。
当事者である道路公団といたしましては、公団では改革できないという答えに対してどのよう……
○渕上貞雄君 民営化問題について今日までいろいろ議論をしてきましたし、私は、これまでの委員会審議におきましても、民営化の必要性について国土交通省、道路公団にお尋ねをいたしてきましたが、なぜ民営化なのか、なぜ民営化しなければならないのか、いま一つ釈然といたしません。 公団の問題点として、不採算路線に歯止めが掛からないことや、建設・管理コストの削減努力が不十分であること、ファミリー企業の不明朗、不透明なことなどがいろいろ指摘されておりますけれども、なぜ不採算路線に歯止めが掛からないのか、なぜ高コスト体質なのか、なぜファミリー企業の不明朗、不透明な関係を公団では断ち切ることができないのか。どうも民……
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