渕上貞雄 参議院議員
20期国会発言一覧

渕上貞雄[参]在籍期 : 14期-15期-16期-17期-18期-19期-|20期|-21期
渕上貞雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渕上貞雄参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院20期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
渕上貞雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院20期)

渕上貞雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 行政監視委員会 第2号(2004/11/08、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 幾つかの審議案件ございますけれども、時間も限られておりますので、同僚議員に引き続きまして、自動車運送事業における事故防止対策に関する行政の評価・監視結果に基づく勧告についてお尋ねをしたい、幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、事故の増加についてお尋ねをいたします。  勧告では事業用乗用車の事故件数が増加しているとのことですが、なぜ事業用自動車事故が増加していると考えるのか、また増加の原因についてどのように認識されているのか、お考えを聞きたいと思います。
【次の発言】 その事故報告制度についての勧告では、報告が遅延している事業者に対しての督促を徹底すること、それから、報告……

第161回国会 行政監視委員会 第3号(2004/11/15、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 少子化対策に関する政策評価についてお伺いをいたします。  まず初めに、「評価の結果及び意見」についてですが、評価では、仕事と子育ての両立に係る負担感は、いまだ十分とは言えないものの、総じて、総じて緩和されているとしていますが、本当にそうなのかどうなのか。  例えば、育児、介護では男性の育児・介護休暇取得率はまだまだ大変低いわけでございまして、男性が育児参加しやすい職場環境への整備への取組、支援などは不十分と言えるのではないでしょうか。特に、慢性的な長時間労働やサービス残業が横行している実態では、家庭的責任が果たせるような働き方にはほど遠いと言わざるを得ません。また、働く女性、特に……

第161回国会 国土交通委員会 第2号(2004/10/28、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今なお余震が続いております新潟中越地震を始め台風、風水害に遭われた、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されています皆様にお見舞いを申し上げておきたいと思います。  既に、政府は対策委員会を始め補正予算編成に向けて取組をされています。一日も早い回復と復旧ができますように、十分な対応をされますよう要望をしておきます。  また、昨日は本院でも全会一致をもってこれらの対策について決議がなされているところでございますから、その決議の趣旨に従って十分取り組んでいただくよう御要望申し上げておきたいと思います。  さて、そこでお伺いをしたいの……

第161回国会 国土交通委員会 第4号(2004/11/16、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  法律の効果、意義と認識、普及状況についてお伺いをいたします。  住宅の品質確保促進等に関する法律、いわゆる品確法の成立、施行は、高くやはり評価されるべきだと思いますが、この法律が有効に広く活用されるためには一般の設計者、すなわち建築士、工事業者の資質がより一層問われます。資質が十分伴わないようなことがあれば、指定住宅紛争処理機関の仕事が増えるだけで、実際の恩恵を受けられる建て主は一握りになってしまうことさえ考えられます。また、資質向上には、一朝一夕にして解決できる問題ではなく、建て主はこれまでどおり設計者及び業者の選定には慎重を期さなければなりません……

第161回国会 国土交通委員会 第5号(2004/11/25、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  台風災害、それから新潟中越地震に対して亡くなられた方にお悔やみを申し上げると同時に、被災者に対してお見舞いを申し上げる次第でございます。  また、政府におかれましても、現地の方からいろんな要望、要求など出ておりまして大変だと思いますけれども、積極的にどうかそれらの要望にこたえて、一日も早い復旧・復興を願っている次第でございまして、なお一層の政府の努力を期待をしている次第でございます。  質問に入りますが、洪水警報ファクスについてお尋ねをいたします。  災害基本法の第六十条では避難勧告できるようになっておるところでございますが、十月二十九日の新聞では、……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 国土交通委員会 第3号(2005/03/10、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。附帯決議に対する認識について大臣の見解をお伺いいたします。  私は今ここに、一九八六年、昭和六十一年十一月二十八日、本院の日本国有鉄道改革に関する特別委員会において行われました日本国有鉄道改革法案、旅客鉄道株式会社及び日本貨物株式会社に関する法律案、それから新幹線鉄道保有機構法案、日本国有鉄道清算事業団法案、日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員の再就職の促進に関する特別措置法案、鉄道事業法案、日本国有鉄道改革法案など施行法案並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議、いわゆる……

第162回国会 国土交通委員会 第4号(2005/03/18、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  最近、国土交通省にかかわっての事故、くろしお鉄道、東武鉄道の踏切、日航問題、はたまた海では海賊問題、先ほど大臣の方から安全総点検をやるという決意の表明がございました。やはり未然に事故を防ぐためにも、この総点検、大変必要だと思います。賛成でございますし、もろ手を挙げて賛成をいたしますので、どうかひとつ頑張っていただくようにまずはお願いを申し上げておきたいと思います。  質問に入ります。  ジョイント振動、騒音並びに走行騒音の問題の現状についてお伺いをいたします。  高速道路が全国に張り巡らされるようになりまして大変便利になりました。その反面、やはり高速……

第162回国会 国土交通委員会 第6号(2005/03/29、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  去る三月の二十日に十時五十三分ごろ発生をいたしました福岡県西方沖地震に対して、北側大臣を始めとして、国土交通省の方々の御努力と関係者の皆さんの御協力に対して深く感謝を申し上げます。  なお、地震の性格上でしょうか、港が大変やられておりまして、岸壁、漁港というんでしょう、そこが大変な被害でございまして、予算も大変要ることだとは思いますけれども、あえて国民の生活が懸かっている、漁民の生活が懸かっているということでございますので、引き続きひとつどうか御配慮と御指導をよろしく大臣にまずは申し上げておきたいと思います。御期待を申し上げておきたいと思います。  ……

第162回国会 国土交通委員会 第7号(2005/03/31、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  下水道事業は、膨大な公共事業投資による各自治体の財政問題、それから役割及び重要性に比して維持管理において九割が民間委託されている実態など、多くの問題を抱えていると言えます。  今回の法改正には、流域管理としての高度処理、それから流域下水道における雨水排除の推進及び事故時の措置の義務付けなどでございますが、これらの問題を解決するためには、なお幾つかの課題があると思います。したがって、そこで質問をさせていただきます。  まずは、高度処理の問題について、計画水質基準認定と自治体の合意について流域別下水道整備総合計画における閉鎖水域の計画水質基準の設定はどの……

第162回国会 国土交通委員会 第8号(2005/04/05、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大臣、このような問題で委員会を開催をしなけりゃならないということは、大変私自身残念なことに思っております。これからも、今日多くの同僚議員から安全問題について議論がございました。どうか、安全は運輸の第一の原則でございますから、しっかり守っていただくようにお願い申し上げたいと思います。  多くの同僚議員から、今、日航の体質問題について議論がございました。やはり、私は今、さっき大臣も現場と指導部の一体感というのは非常に大事だと、やはり人間対人間の関係がうまくいっていないときにはやっぱり安全が損なわれるということを物語っていることだと私は思います。したがって、今度の……

第162回国会 国土交通委員会 第9号(2005/04/07、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  大気汚染の悪化問題について質問をいたします。  本法案は二酸化炭素の排出量と物流コスト引下げを目的としたものでありまして、国土交通省はそれぞれ二割程度の削減が可能としていますが、物流拠点施設への集約化を進めますと、地域的には大気環境は悪化するんではないかと思うんですが、どのような認識でございましょうか。
【次の発言】 直接的な規制についてお伺いしますけれども、今回の新法では地球温暖化や大気汚染の防止に役立つと今も御説明ございました。私は、地球温暖化や大気汚染を防止するには物流業者や荷主に対して直接的な規制を課することが必要ではないかと思うんですが、いかがでご……

第162回国会 国土交通委員会 第11号(2005/04/14、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  都市再生施策と効果についてお伺いをいたしますが、二〇〇一年五月の八日、都市再生本部が設置をされました。これにより都市再生にかかわる各種の施策が取り組まれていると思いますが、この間の施策において都市の再生は進んでいるんでしょうか、どうでしょうか。また、都市再生にかかわるこれまでの施策の効果についてどのように認識されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 地方都市の再生についてお伺いします。  私もいろんな地方都市を訪ねる機会がありまして、町の様子などを注意深く見ているわけでございますけれども、駅前を中心とした商店街は依然としてシャッター通りが増え……

第162回国会 国土交通委員会 第12号(2005/04/19、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  この委員会で何回も大臣の方からは、安全問題に対する認識について私はお伺いをいたしました。今日も大臣の方から、経済を優先させる余り、経済的な足を優先させる余り社会的な規制をおろそかにしてはならない、この点では安全問題について大臣も私も変わりはないと思います。そして、やはり航空機事故というものが非常に社会的に極めて反響の多い事故であるだけに、国民の関心というのは一層私は高いと思います。それだけに、今日まで起きた日航の事故というのは本当に怒りを持って抗議をしたい、こういうような気持ちでおるところでございます。  どうかこれから先も、大臣は二十四日の日に緊急……

第162回国会 国土交通委員会 第13号(2005/04/21、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  緊急点検の結果についてお伺いをいたします。  国土交通省は、一昨年の一連の台風や豪雨による水害の発生を受けて、国及び都道府県が管理する河川における堤防などの河川管理施設の緊急点検を実施をしているようでございますが、その緊急点検の結果どのようなことが判明したのか、また点検結果に基づいてどのような対策を講じられようとしているのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、改正水防法の施策の効果についてお伺いをいたしますが、二〇〇一年の六月、改正水防法の施行後三年が経過をいたしました。昨年の七月以降は一連の水害が多発をいたしまして甚大な被害が発生をしていますが、改正……

第162回国会 国土交通委員会 第14号(2005/04/26、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まずは、西日本旅客鉄道福知山線において、あの大惨事、大事故に遭われた、そしてお亡くなりになられた方、あわせて、傷を負われた方々に対して心からお悔やみを申し上げると同時に、負傷者の方、一日も早い回復を祈っているところでございます。我が党といたしましても、対策委員会を設置をしてこの事故問題の究明に当たってまいりたいと考えております。  大臣も先ほどの報告で二つの問題について明らかにされました。一つは、被害者に対する誠意を持った態度で接してほしい、二つ目は、この事故原因の解明と事故原因に対する問題について公開をしながらこの委員会にも報告していきたい、こうい……

第162回国会 国土交通委員会 第16号(2005/05/12、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。  私は、本法案の施策を進めることによって懸念されます影の部分に対しセーフティーネットが施されているかどうかについて焦点を当てて質問をしたいと思います。  まず、雇用問題でありますが、特定国際コンテナ埠頭が整備されることによってコンテナターミナルの集約や貨物の集中が進みまして、その結果、同じ港や隣接港での港湾労働者の雇用問題が発生するのではないかと心配をしております。そのような心配はないのか、心配しないで済むような具体的な政策を立てているのかどうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 雇用の心配のないように、どうぞよろしくお願い申し上げます。  三〇……

第162回国会 国土交通委員会 第17号(2005/05/17、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  まず、冒頭に当たりまして、今回の悲劇的な凄惨な事故に遭われてお亡くなりになられた方々に対してまずは御冥福をお祈りしますと同時に、遺族の皆さん方に対して謹んで哀悼の意を表したいと思います。また、五百四十名に及ぶ負傷された方々の一日も早い御回復をお祈りを申し上げる次第でございます。同時に、事故当時、その周辺の方々の皆さんに対してもお見舞いを申し上げる次第でございます。あわせまして、そのときにだれからも指示されることなく救助に当たられた民間の方々、消防、警察の方々に対して、これまた深く感謝を申し上げる次第でございます。  そこで、ここで、再びこうい……

第162回国会 国土交通委員会 第18号(2005/05/19、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  サービス低下の懸念についてお伺いをいたします。  本法律案により、通訳案内業の免許制が通訳案内士の登録制に緩和されますが、通訳ガイド間の競争状況が生まれることによって、通訳ガイドの就業時間や料金など、条件悪化や通訳案内サービスの低下を招くおそれがあると思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 次に、通訳案内言語についてお伺いをいたしますが、現在の通訳案内業の免許保有者は英語が多く、訪日旅行者数が増加しているアジア諸国の言語を始め、他の言語はまだまだ少ないというのが実態でございますが、このような実態を今後どのように改善されようとしているのか……

第162回国会 国土交通委員会 第20号(2005/06/07、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。  まず初めに、新町参考人にお伺いをいたしますが、四月の十四日に提出をされました業務改善命令、警告に対する改善措置の中で、経営者として反省すべき点、改善すべき点は何かというふうに言っているのは、風通しの良い職場風土の醸成に努力すると言われております。今ちょっとお話を聞いておりましても、一体風通しというのはどういうふうに認識されておるのか。風通しの良い職場風土はどのように社長として認識されておるのか。どこが風通しが悪かったのか、御質問します。
【次の発言】 経営と現場の間での風通しの悪さということは、現場の代表が労働組合だとすれば、先ほどのお話から考えてみる……

第162回国会 国土交通委員会 第21号(2005/06/09、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今朝、朝からずっと同僚議員の意見を聞いておりまして、国が考えている新たなる五年の計画がどのようなものかと、概略どういう形で我が国の住宅政策が今後進んでいくのか、見えてくるかなというふうに思って期待をしておりましたけれども、なかなか見えてこない。  それは、例えば一つには、市場機能を導入をしたい、住宅のセーフティー機能強化をしたい、ストックの重視と活用をしていきたい、地域ニーズにこたえていろいろこれから住宅政策を考えていきたい、こういうふうな私は方針は大変いいと思うけれども、なぜすとんと、これから先の我が国の住宅が安心して安全で長く住むことができるかど……

第162回国会 国土交通委員会 第22号(2005/06/14、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございますが、やはり私は、今回の法案をめぐって、一つはやはり住宅の質的な転換をどう求めていくのか、二つ目にはまちづくりをどうしていくのか、三つ目にはやはり、先ほどもお話ございましたように、災害時の扱いをどのように考えればいいのか、そしてやはり住宅の福祉的な役割をどう果たしていくのかということがやはり求められているのではないかというふうに思いますし、そのことが法案改正の一つの目的でもあろうと考えているところですが、したがって、やはり公団や公営住宅に対する国民の期待が大変大きいというのはなぜかといえば、やはり所得の、対……

第162回国会 国土交通委員会 第23号(2005/06/16、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公団賃貸住宅の位置付けについてお伺いをいたしますが、まず始めに、国の住宅政策の中で、住宅政策の大転換期を迎えておりますが、公団賃貸住宅はどのように位置付けられておるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 次に、住宅政策について大臣にお伺いをいたしますが、今回の法案提出に当たって、市場重視とストック活用、それから住宅セーフティーネットの機能の向上ということをうたわれておりますけれども、さきの参考人の質疑におきまして、多和田参考人の方から意見表明がございました。セーフティーネットという言葉自体も好かないというような意見もございましたけれども、やはり住宅政……

第162回国会 国土交通委員会 第25号(2005/06/28、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  公庫住宅ローンの廃止の問題についてお伺いをいたします。  住宅金融公庫の機能に住宅ローンがありますが、これを民間の競争原理にゆだねてしまうということはどうしても疑問を感じざるを得ません。住宅公庫の廃止によって、高齢者や低所得者、自営業者など信用リスクの高い人への選別融資や、今後民間融資金利の上昇等懸念されることから、結果として国民に不都合が生じることになると思いますが、その見解はいかがでございましょうか。大臣、お願いします。
【次の発言】 住宅水準の確保について局長にお伺いいたします。  住宅公庫は、単に融資という機能だけでなくて、その融資条件には住……

第162回国会 国土交通委員会 第26号(2005/07/07、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず初めに、北側大臣が昨年の九月に就任をいたしまして以来、航空、鉄道、バスの事件、事故、さらには橋梁建設談合、そして住宅リフォーム詐欺事件、加えて風水害や地震など自然災害の発生に対する対応、対策の日々であったと思われます。大変御苦労さまでございました。  そこで、この十か月間を振り返って、率直に大臣、どのような感想をお持ちなのか、お伺いいたします。
【次の発言】 そこで、事件、事故に対して、事故をどう防止していくのか、安全と安心、信頼をどう確保していくか、それらの問題について逐次御質問を申し上げていきたいと思います。  私は、交通運輸における規制緩和……

第162回国会 国土交通委員会 第28号(2005/07/14、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  これまでの五次にわたる全総計画では、国土の均衡ある発展を実現することが基本的な課題であったと思いますが、その課題は現在どの程度解決されたと認識をしておられるでしょうか。また、国土の均衡ある発展のための施策が、結果として公害や自然破壊をもたらし、地域の個性の喪失にもつながっているとの批判があることについてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 現行法において、国土総合開発計画とは、全国総合開発計画、都道府県総合開発計画、地方総合開発計画及び特定地域総合開発計画から構成されていますが、このうち都道府県総合開発計画と地方総合開発計画はいずれも策定実績が……

第162回国会 国土交通委員会 第29号(2005/07/19、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の先生方、大変今日は長いこと御苦労さんでございます。今日、皆さん方の御意見を聞いて、三人の方々、なるほどだなと、そうだそうだと思いながらお話を聞かさせていただきました。  そこで、印象的に申し上げますと、三人の参考人の方々が述べられたことは、この法案自体、国土交通省で議論するには少し無理があるのではないか、もう少し高い次元で議論をするべきではないかというようなお話ではなかったのかなと、こういうふうに実は思ってお話を聞いておりました。  そこで、まず中村参考人にお伺いをいたしますが、現在まではやはり均衡ある国土の発展、そして地域間の格差とい……

第162回国会 国土交通委員会 第30号(2005/07/21、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。  今後、策定される国土形成計画について、都市集中ではないかというふうに懸念をされますけれども、国土の均衡ある発展という考え方は従前どおり維持されるかどうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 本法律案においては、開発中心の国土計画から利用と整備と保全との均衡の取れた成熟社会型国土計画へ転換するとしております。現行法においても、利用、開発及び保全を図ることが目的とされていたにもかかわらず、なぜ開発中心に傾いていったのか、傾いた原因についてどのように考えているのか、お伺いいたします。

第162回国会 国土交通委員会 第31号(2005/08/04、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  二〇〇一年の法改正によって、PFI事業である公共施設と民間収益施設が合築される場合、国公有財産、行政財産である土地をPFI事業に貸し付けることが可能になっております。  今回の法改正では、PFI事業者から民間施設部分を譲渡された第三者に対しまして行政財産を貸し付けることができるようにすること、合築以外の形態による民間施設の併設の場合においてもPFI事業者及び第三者に貸し付けることができるようにする等の改正がなされますが、今回の改正の必要性、発注者、PFI事業者にとってもメリット、デメリットがどこにあるのでございましょうか。

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第9号(2005/07/26、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  参考人の方は、長い間本当に御苦労さんでございます。私が最後でございますから、よろしく御協力のほどお願いを申し上げる次第でございます。本日は、本当にお忙しい中、このような会に出席をいただきましたこと、ありがとうございました。  まず、やはり皆さん方が日夜努力されているのは、地域に住んでいる方々の生活の安定と福祉の向上のために、そして住みよい地域をつくるために御努力をいただいておるもの、この点は深く感謝を申し上げる次第でございます。やはり、国として国土の均衡ある発展をどのように考えていくのか。その基本は、やはり安全であり、安心な国づくりをどうやってい……

第162回国会 予算委員会 第13号(2005/03/17、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  日米特別協定の一つであります思いやり予算について御質問申し上げます。  今、日米両軍の、失礼しました、米軍の再編に伴って新たな負担が求められる可能性というものがありますが、どのようにまずは考えられておられるのか。  そもそも、米軍が駐留している他国の例を見ましても、思いやり予算などと言われる支出をやっていること自体が私は大変異常なことではないかというふうに思うのであります。思いやり予算に関する特別協定の期限が来年の三月に切れるというようになっておりますし、日本の防衛を目的とした日米安保の意味を、大きくここのところは変わってくるのではないかというふうに……


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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 国土交通委員会 第1号(2005/10/25、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  福知山線事故についてお伺いをいたします。  百七人が亡くなった兵庫県尼崎市のJR電車脱線事故について、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、九月六日、発生から四か月ぶりに中間報告を発表いたしました。しかし、遺族からは報告書に対して、だれもが知りたいという点に触れていないという不満が上がってきております。経過報告という段階ではありますけれども、脱線のメカニズムという技術課題やハード面の問題点を解明するにとどまっているというのは非常に残念なことでございまして、この点について大臣の率直な見解をお伺いしたいと思います。

第163回国会 国土交通委員会 第2号(2005/10/27、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、建築基準法の改正に伴って徐々に被害が少なくなってきていることは御案内のとおりでございまして、地震はいついかなるときに起こるか分からないわけでございますが、今回の法改正を契機にして、住宅・建築物の耐震改修に国土交通省はどうかひとつ全力を挙げて取り組むべきだと思います。  そこで、質問をいたしますが、福岡県西方沖地震に伴う福岡市と玄海島の復興支援について、玄海島は島民が一丸となって復興することの意見が実はまとまりまして、スピーディーで柔軟性のある事業手法の活用が必要であります。傾斜地を含めた島全体の復興は、被災建物の除去、それから車の通れる道路等の……

第163回国会 国土交通委員会 第閉会後2号(2006/01/19、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  突然降ってわいたようなこの構造設計偽造問題、発生したときにはびっくりいたしました、こんなことがあっていいのかどうか。同時に、現代の社会といいましょうか、事件、事故というものが世相を表すというふうに言われていますように、現代社会というのは安全よりも非常に人命が軽視されている世の中にだんだんなってきたなと、こういう、この事件を通じて思って、極めて私自身深刻に実は受け止めているところでございまして、この問題は積極的な解決へ努力をしてまいりたいと、このように考えているところです。  そこで、グランドステージ住吉の清水参考人にお伺いをいたしますが、先ほど御……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(2006/05/22、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党・護憲連合の渕上貞雄でございます。  今回の行政改革は簡素で効率的な政府を目指すものとされています。  さて、国家行政組織法第一条は、国の行政事務の効率的な遂行のために必要な国家行政組織を整えることを目的とするとし、国家公務員法第一条は、職員がその職務の遂行に当たり、最大の能率を発揮し得るよう、民主的な方法で、選択され、かつ、指導されるべきことを定め、もって国民に対し、公務の民主的かつ能率的な運営を保障することを目的とすると規定をしています。地方自治法も同じく第一条で、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を、目的を規定をしております。  これらの規定があり……

第164回国会 国土交通委員会 第1号(2006/02/03、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  東横イン問題について質問をいたします。  まあ遵法精神もなければ、弱者に配慮をする精神も持たない経営者が造ったビジネスホテルチェーンの大手の東横インが、建築確認後に無届けで不正改造していた問題が明らかになりました。耐震偽装問題が世の中を騒がしている中で、ゆゆしき問題だと私は思っているところです。  もう既に横浜市などが立入検査をしておりますが、私ども社民党も、去る二月の一日に、横浜の東横インの現地調査を行いました。図面を二種類用意をし、検査が終わってから改造するなど、かなり悪質であります。東横イン横浜日本大通り駅日銀前の場合、障害者対応の客室の予定されていた……

第164回国会 国土交通委員会 第3号(2006/03/16、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  大臣は所信の冒頭において、国土交通行政の最重要課題は国民の安全と安心を確保することだと述べていますが、今国民は不安と不信の中にいると思います。これまで起きてきた航空、鉄道、バス、タクシー事故の増加や、構造計算書偽造問題による住生活基盤への信頼の失墜、さらには雪害など、余りにも多くの問題が発生をしております。これらのすべて、国土交通省が所管をするものでありますし、最重要課題と位置付けるには余りにも多くの問題が発生をしているのではないでしょうか。  まず初めに、この現状を大臣はどのように認識されておるのか、お伺いいたします。

第164回国会 国土交通委員会 第4号(2006/03/22、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  北海道開発は、開発庁以来、一九六八年の第一次から定員削減計画をまじめに協力をしてまいりまして、一九六七年のピーク時には一万一千七百六十三名から五千四百八十名に純減をし、全道二百五十ありました事業所、事務所も百二十八と半減をしております。  昨年の十月の閣議決定では四年間で六百六名の削減が決定をし、更に人員削減が行われれば、職員の雇用環境の悪化だけではなく、対住民サービスの悪化、道路、河川を初め、北海道における地域のネットワークや行政サービスが根底から覆されるのではないかと懸念をしていますが、いかがお考えでしょうか。

第164回国会 国土交通委員会 第5号(2006/03/23、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  私は、さきの委員会において、多発をいたしました事故、トラブルについての認識、原因、対策についてお伺いをいたしました。今日は、相次ぐ事故、トラブルが発生をしたことに対する監督庁としての責任をどのように認識されているのか、大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 しっかり取り組んでいただくことを要望をした上で、どうかその責任体制についてもはっきり各所明確にされるようお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、交通運輸において発生をしております事故、トラブルの発生について、国土交通省は運輸の安全の重要性についてどのように認識されているのか、お伺いいたします。

第164回国会 国土交通委員会 第6号(2006/03/28、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  先日も指摘いたしましたが、運輸事業における規制緩和が職場の合理化、効率化を招いて、ヒューマンエラーの主な要因になって事故やトラブルの発生につながっているのではないかと思っています。また、経済的規制と社会的規制は運輸事業にあっては表裏一体のものであるにもかかわらず、あたかも経済的規制が優先する余り、結果として安全が軽視されたのではないかと思うんでありますが、その点の見解はいかがでございましょうか。
【次の発言】 バス事業の参入規制緩和やタクシー事業への参入規制緩和等が職場の合理化、効率化を招いて、安全上の支障を生ずる要因になっているのではないでしょうか……

第164回国会 国土交通委員会 第7号(2006/03/30、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  まず初めに、危険箇所の半減目標についてお伺いをいたします。  本法案によりますと、造成宅地防災区域の指定のみならず、災害防止措置を講ずる宅地所有者など、積極的な取組が必要となっております。このために、国土交通省は、平成十八年度予算において、大規模盛土の耐震化補強工事及び宅地ハザードマップの作成に対する支援、いずれも地方公共団体への補助として国費十一億円を要求しましたが、結果として三億円、うち耐震化補強工事への支援が二億円、宅地ハザードマップの作成支援が一億円が計上されることになりました。  このような金額で十年間に危険箇所の半減が可能になるのでしょうか。また……

第164回国会 国土交通委員会 第11号(2006/04/13、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  昨年十一月十三日に発生をしました、中国吉林省にある中国石油吉林石化公司の石油化学工場爆発がありました。爆発では、有害物質のベンゼンが同省の松花江に流れ込み、水道供給が停止するなど被害が出ております。そして、下流のロシア領のアムール川でも深刻な状況となっております。  一部報道によれば、アムール川から流れ出たベンゼンがオホーツク海に出て、海流に乗り北海道へ到着するのではないかと言われていますが、現在の状況はどれくらい把握されているのでしょうか、お伺いをいたします。  また、ベンゼンの持つ性質から北海道への漂着は余り想定できないかもしれませんが、例えば有……

第164回国会 国土交通委員会 第12号(2006/04/18、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  法案は、いわゆるハートビル法、それから交通バリアフリー法を一本化を行うものでございますが、一本化する意義とその効果はどのようなものか、お伺いいたします。
【次の発言】 バリアフリー化がより一層促進されることを期待をしておきます。  二〇〇〇年に施行されました交通バリアフリー法では、各交通機関ごとに数値目標を設け、二〇一〇年までに達成するよう求められていますが、既に丸五年経過をいたしたものの、車両等の適合車両数は他の施設整備に比べ余り進んでいないように思います。国土交通省の資料によりますと、二〇〇四年度の低床バスの適合車両数はバス車両全体の二二・六%で……

第164回国会 国土交通委員会 第13号(2006/04/20、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  四名の参考人の方、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  皆さん方のお話を聞いていて、先ほど成立をしましたバリアフリー法、ハートビル法というのが、皆さん方の生活の中に、日常活動の中に大変評価されているというお話でございました。その報告を聞きまして、私は大変心強く思い、同時に、この場でこういう法律を作っていくということがいかに皆さん方の生活に対して寄与していくのか、同時に、皆さん方がどのようにして日常的な生活、そして日常的な行動に参加をしていく、そのためにどういうことが国として、法律としてできていくのかということを非常に深く……

第164回国会 国土交通委員会 第14号(2006/04/27、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  提出法案に移動円滑化経路協定というものがございますが、移動円滑化経路協定とはどのようなものなのでしょうか。また、今後どのような役割や効果があるのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 移動手段としてのハンドル式電動車いすは今後広く普及することが予想されます。ハンドル式電動車いすによって移動を保障するためには、先ほどもお話ありましたけれども、車両の開発又は人員の配置など解決すべき課題があります。  車両の開発については、やはり行政が積極的に財政面においてもイニシアチブを発揮する必要があると思います。現場で働く者の過重な労働を避けるために現場での人……

第164回国会 国土交通委員会 第16号(2006/05/11、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。バス関係について、まずお尋ねをいたします。  提出法案では、コミュニティーバスや乗り合いタクシーが乗り合い許可、法第二十一条から法的に格上げされて、公共交通の空白地域、それから過疎地域並びに団地輸送等に限定をされてきた枠組みというものが取り払われることになります。原則自由化されます。この結果、既存のバス業者との路線の全面的に競合する事態が懸念されますが、どのように整理をされるのでありましょうか。  行政当局がコミュニティーバスや乗り合いタクシーなどの輸送の多様化、高度化、小口輸送等の促進に踏み出すことから、激変緩和措置として、コミュニティーバスについては……

第164回国会 国土交通委員会 第17号(2006/05/16、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  先日は、西鉄の香椎線、高架線の開通のためにお越しいただきまして、どうもありがとうございました。非常に交通環境が良くなりましたのでお礼を申し上げておきたいと、このように思っておるところでございます。(発言する者あり)実はそのようにしたいと思いますが、いましばらくお付き合いを。  都市計画法は一九六八年に制定をされていますが、当時の状況とはやっぱり環境、一変をしていると思うのであります。社会情勢も大きく変化をいたしておりますが、これまでの計画法の成果はどのように評価されているのか、お伺いをしたい。  また、現在の都市を取り巻く課題についてはどのように認識……

第164回国会 国土交通委員会 第18号(2006/05/18、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今日は大変御苦労さまでございました。  まず、富塚市長にお伺いをしたいと思うんですが、市長のお話を聞きながら、まちづくりというのと併せて人づくりをどのようにやっていくのか、人づくりにはやっぱり大きな目標が必要だと、市としては文教都市というものを目指していこう、やっぱりそういうコンセプトというのは非常に私は大事なことではないかと、このように思っているところでございまして、逆に、歩いていけるまちづくりもついでにつくろうと、こういうことになると、私は簡素で非常に機能的な都市ができ上がってくるのではないか。道路にいたしましても、水道にしても、下水にしても、い……

第164回国会 国土交通委員会 第19号(2006/05/23、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  都市計画の決定権者は基本的には市町村でありますが、今回の改正によって、第二種居住地域、準居住地域、工業地域の各地域や非線引き都市計画域内の白地地域では、これまで制限がなかった大規模集客施設について制限されることになるものの、市町村の開発促進区を定める地区計画を定めることにより立地可能となります。  大規模集客施設が立地することで当該市町村にとって税収や雇用の増大が期待されるために、大規模集客施設の立地に積極的に誘致をしようとする市町村が出てくるというふうに考えられますが、その点、いかがお考えでしょうか。

第164回国会 国土交通委員会 第20号(2006/05/30、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  現在、我が国の住宅政策は、公営住宅、公団住宅、それから公庫融資の三本柱を中心として、住宅建設計画法に基づいて住宅建設五か年計画に従って進められてきたと思います。  もう既に各委員からいろんな指摘がされておられますが、今年度末で終了いたします第八期計画までの成果をどのように評価をされているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 では、提出法案とこれに基づく新たな計画体系を整備することによってどのようなことを実現しようとしているんでしょうか。また、これまでの枠組みでは実現できなかったのかどうなのか、お伺いいたします。

第164回国会 国土交通委員会 第21号(2006/06/01、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。四名の参考人の方、長い時間御苦労さんでございます。  まず、青山参考人にお伺いをいたしますが、今回の基本法の改正というのは、量から質へというふうに変わってきたというのはやはり国民の意識の変化もあるというふうに思います。そのときに、住宅プラスアルファまちづくりという視点というのが非常に大事ではないか、このように言われたわけでございますが、では、今なぜ都心に人が住めなくなったのか、住まないのか。都心部に人が住まなくなってきているというのをどのように理解をされているのか。もう一度町の中心部に人を集めようというように国の政策大きく変わってきているわけでございます……

第164回国会 国土交通委員会 第22号(2006/06/06、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  昨日から本日、大変マスコミをにぎわしております村上ファンドの村上世彰氏が逮捕されるという事件が起きました。そのとき、象徴的な言葉としてプロ中のプロが誤った、プロ中のプロが誤ったと。なぜプロ中のプロが誤るかということをやっぱり考えてみますと、やはり一つは市場原理、もう一つはやっぱり規制緩和。結果として行き過ぎた行動というのが社会の風潮として何でもやっていいという印象になり過ぎているのではないか。ここらのところはやっぱり一つの警告としてきちっと受け止めていかなくてはならないと私は、裁判の結果これから先どうなるか分かりませんが、そういうふうに思っております……

第164回国会 国土交通委員会 第23号(2006/06/08、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、私が最後でございますので、もうしばらく。本日は御苦労さまでございました。  まずは小川参考人にお伺いをいたしますが、先ほどの意見陳述の中にもございましたが、団体加入の義務付けの問題について問題を提起されておりますけれども、建築士だけでは百万超えるんですかね、おられるのに、非常に組織率が少ないというのを連合会の会長としてどのようにお考え、なぜそのように連合会に参加をしてくることが少ないのか。先ほどの説明では、例えば罰則の強化だとか消費者の保護だとか情報の開示だとかといろんなことを言われましたが、もし連合会に参加をしておればこのような姉歯事……

第164回国会 国土交通委員会 第24号(2006/06/13、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、シンドラー社のエレベーター事故についてでございますけれども、耐震偽装の次は今度はエレベーターかと、一体おれたちはどこに住めばいいのかというような不安で一杯になっているのではないかと、このように思います。今、この事件については調査中のことでございますから、私はこの事件の背景、原因、それからその責任の所在、そして補償の問題、そして利用者保護の問題のそれぞれの観点からきちっと調査をいただき、住民に対して、こういう利用をする方々に対して、エレベーターを利用する方々に対して安全と安心を与えるような施策と事故の結果の発表について調査をしっかり行っていただい……

第164回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2006/05/17、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、与党案提案者にお尋ねをいたします。  二〇〇四年一月の最高裁は、〇一年参議院選挙の最大較差を、五・〇六倍について六人が違憲とし、合憲とした九人の多数意見の中でも、四人が補足意見として、次回選挙で漫然と現状が維持されたままなら違憲判断がなされる余地は十分にあると警告をいたしました。さらに、東京高裁は、〇五年五月の判決で、最大較差五・一三倍の〇四年参議院定数を合憲としつつも、異常な投票価値の不平等が存在をし、その較差が拡大しているのは憂慮すべき状態と判示しています。  一方、〇五年の国勢調査速報値に基づく参議院選挙区別議員一人当たりの人口では、最も……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第7号(2006/12/01、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  長い時間、参考人の方、大変御苦労さまでございます。貴重な御意見をいただきまして感謝を申し上げる次第ですが、各現場で又は研究でいろいろ教育問題について発言をされたり実践をされていることに、まず敬意を表します。  今、私はこういうふうに思っているわけですね。今の教育というものが、偏差値教育を中心にしながら塾教育に重点を置いて、エリートコースをどのようにつくり上げていくのかと、ここに余りにも力が入れ過ぎているのではないか、こういうふうな認識を実はした上で、最近、学校を取り巻く状況でいろんな問題が起きている。とりわけ、教育の現場でとか、教育問題を語る……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第9号(2006/12/07、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  公述人の皆さん方、本当に御苦労さんでございました。今日はありがとうございます。  まずは、浅川公述人にお伺いをいたしますが、その前に私は、やはり今教育基本法をめぐって教育問題の様々な課題がようやく国民の皆さん方の入口のところで議論ができるような雰囲気になってきたのではないかと。  大体、国会の運営を見ますと、こういう重要な法案のときには、衆議院で、ちょっと言葉は非常に雑になりますけれども、ちょうちょうはっしやり合った後、参議院に来て静かに議論をし始めたらだんだん国民の方も関心を持ってくるというようなのが大体今までの国会における重要法案の審議の中な……

第165回国会 国土交通委員会 第2号(2006/10/26、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、質問に入ります前に、先ほど同僚議員からも御批判をいただきましたが、冬柴大臣を始めとして公共交通にかかわる者に対して、大変、飲酒運転にかかわって、御心労、御心配を掛けたことについて、会社として十分反省をして、従業員一同、今再発防止のために努力している最中でございますので、どうかひとつよろしく御理解をいただければとこのように思って、今後ともひとつ御指導をよろしくまずはお願いを申し上げておきたいと思います。  まず初めに、内閣府に対してお尋ねをいたしますが、安倍総理は所信表明演説において、国民の安全を確保するのは政府の責務であると明言をしております。……

第165回国会 国土交通委員会 第3号(2006/11/02、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  核保有に対して、最近、政府・与党内からの発言が相次いでいますが、これは大変許し難い私は発言だと思っております。  閣僚や政権与党であるならば、やはり憲法、非核三原則の国是によって発言すべきであります。決して発言は自由とはならないと思うんですね。ですから、個人の意見というわけには私はならないと思うんです。やっぱり政府の一員としてしっかりやはり発言をしていかなきゃならないと思うんですが。  そこで、冬柴大臣にお伺いをいたしますが、これらの一連の発言についてどのような見解をお持ちか、大臣の見解をお伺いいたします。

第165回国会 国土交通委員会 第5号(2006/12/07、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  構造計算書偽装問題は、多くの住民の安全と居住の安定に大きな支障を与えただけでなく、国民の間に建築物の耐震性に対する不安と業界への不信を広げたとともに、その偽装をそれぞれの段階で見抜くことができず、制度に対する信頼が大きく失墜をいたしました。  さきの国会では、これらに対応するために、建築確認の厳格化と偽装行為の罰則強化を柱とした建築基準法など四法案を改正をし、今回は建築士法の改定案が提出をされていますが、これらによって構造計算書の偽装は防ぐことができると思っているのかどうか、お尋ねをいたします。

第165回国会 国土交通委員会 第6号(2006/12/12、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 後藤先生に先やってもらえる。
【次の発言】 どうも済みません。
【次の発言】 社民党の渕上でございます。  九・一一以降、国内外においてテロ対策が強化をされていますが、旅行者や観光者、利用者がより安全に移動できるようにすることがやはり観光振興にとっては大変重要なことだと思います。そのために、各交通機関における安全対策が急がれるところですが、これまでの各交通機関に対する取組がどのようになされてきたのか、今後どのように取り組もうとしているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 法務省にお伺いいたしますが、空港での入国審査は安全対策上大変重要なことだと思いますが、慎重になればなるほど……

第165回国会 国土交通委員会 第7号(2006/12/14、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  社民党は、北朝鮮が国際社会から度重なる中止の要求を無視して核実験をした、強行したことについて断固抗議するとともに、六か国の間での確認し合った共同声明及び核問題とミサイル問題について日朝平壌宣言に違反するものであるとの立場から、本承認案件について質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、北朝鮮の船舶の入港を禁じているのは、我が国のほかに、加えてどれくらいの国があるのでしょうか。  また、北朝鮮に寄港した船舶も入港を禁止するなどの措置を検討していることが報じられていますが、このことは事実なのでしょうか、どうなんでしょうか、お伺いいたします。


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 国土交通委員会 第2号(2007/03/15、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  航空機の事故問題については、当委員会でも別の機会で集中審議をやるということでございますので本日は省きまして、私は安全問題について、特にバスの安全を重点的に質問をしたいと思っております。  まず初めに、二月の十八日の早朝、大阪府吹田市において発生をしましたスキーバス事故、アルバイト誘導員が亡くなり、運転手を含む多数の方々が重傷を負いました。亡くなられた誘導員の方には御冥福をお祈りしますと同時に、負傷された方には一日も早い回復をお祈りする次第でございます。  事故原因についてはそれぞれの機関において究明中だと思いますが、この間報道されました事故車両の運転……

第166回国会 国土交通委員会 第3号(2007/03/20、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今も規制緩和の問題について同僚議員の方から質問がございましたが、国交省は事後チェック体制を強化をしていますが、監査員の数にも限界がありますし、必ずしも機能が有効に果たされていないようにも思うわけです。  特に、監査処分後のフォローアップについてはどのように行われているのか明らかになっておりません。監査処分後のフォローアップについてどのようにされているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 確かに、その事後チェックも大切なことはありますけれども、限られた監査員の現状ではやはり事業参入する事前でのチェックが、しっかり行うことは安全運行を担保するためにも更……

第166回国会 国土交通委員会 第4号(2007/03/22、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  小泉・安倍内閣の進める都市再生は、国際競争力の強化と不動産市場の再構築が柱となって、都市部の再開発優先に進められているものであり、そこには住民の生活向上という視点はありません。一体どのような都市づくりを行おうとしているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 東京一極集中の反省から都市機能移転等の取組がこの間進められてきたと思いますが、この都市再生施策は再び東京への一極集中、言うなら地方都市への一極集中をもたらすようなことになるのではないかと思うんですが、その点いかがでございましょうか。
【次の発言】 一九九七年にこの密集市街地整備法が制定されて以降、……

第166回国会 国土交通委員会 第5号(2007/03/27、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三名の参考人の方々、私が最後でございますので、もうしばらく。今日は御苦労さんでございました。  私自身は、都市再生といいましょうか都市計画といいましょうか、これは余り急いでやらなくてもいいんじゃないかと、その代わり、息長く確実にきちっとやっていけということの方が大事ではないかと、このように実は思っているわけですね。それはやはり、一つは、人口減少化社会に対して今住んでいる住宅のことを考えると、もう広い家に年寄りだけしかいない、狭かったけれども一人しかいないというような形になってきているわけですね。そうすると、人口減少化社会において物を考えていく場合に、……

第166回国会 国土交通委員会 第6号(2007/03/28、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  初めに、なぜ今、自動車車検独立行政法人を改定するのかを改めて御説明願いたいと思います。また、改正することによってどのような効果があるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 私は、改めて変える必要もないという立場なものですから、そういう質問をさせていただきました。  次に、国交省は、非公務員型の見直しについて、暴力的、威圧的言動に屈することなく、厳正かつ公正な職務執行を確保することができるよう、職員に公務員としての身分を付与し、受検者の理解と協力が得られるようにするとともに、公務員としての厳格な職務規律の対象とし、個々の検査官に公務としての強い使命感を……

第166回国会 国土交通委員会 第7号(2007/03/29、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  多くの同僚議員の方から地元調整の問題について質問が出ておりました。これほどやはり難しい問題に直面しているからだと、このように認識をしているところでございますが、改めて地元との調整方法についてはどのようにしていこうとしているのか、お伺いを一点しておきたいと思います。  特に、これまでの場外発売場の設置では、地元住民の意見それから民意が反映されていないというところが大きな問題ではないかと、そういうことがあった上で設置されているというのがやはり多くの質問者の中から出た意見ではないかというふうに思うんでありますが、地元の意見をどのようにして十分に尊重していく……

第166回国会 国土交通委員会 第9号(2007/04/12、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  法案の説明にもございましたけれども、今回の測量法の改正は、インターネットによる提供、複製承認手続の規制の緩和、ワンストップ化、永久、一時標識の公表などですが、これによって国民はどのような恩恵を受けるんでしょうか。
【次の発言】 インターネットによる測量成果の提供が行われるようになれば、刊行された地図とは違って更新の頻度が大変多くなると思うんです。より最新のものが提供されることになると思いますが、逆に今度は刊行物の更新がこれまで以上に行われないというような心配が生まれてくるわけですが、インターネットを利用できない人たちへの測量成果の迅速な提供はどのよう……

第166回国会 国土交通委員会 第10号(2007/04/17、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  様々な角度から事故の問題についていろんな意見が出ているところでございますが、航空安全上のトラブルがここ数年増加傾向にあるというふうに理解をしています。トラブルはやはり運航、客室、整備等全部門、全職種において発生をしていますし、しかも国から業務改善命令や輸送安全点検の緊急な実施などが行われ、改善策が実施されているにもかかわらずトラブルの発生は引き続いており、これでは安全の基盤が崩れているのじゃないかというふうに私は理解するわけであります。  そこで、定期航空協会にお伺いをいたしますが、この間の度重なるトラブルの発生についてどのように認識されているんでし……

第166回国会 国土交通委員会 第11号(2007/04/19、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  まず、発議者の方に御質問いたしますが、日本は海洋国であり、国民の関心の強い海に関する基本法を制定することは必要なことだと思っております。  今回の審議で明らかなように、多少この法案については拙速であったのではないかというふうに認識しているところでございますが、まず法案の審議に当たって、それは院が決めることだということで言ってしまえば終わりのことでありますが、国土交通委員会だけでなく、内閣委員会、外務委員会、農水委員会、それから経済産業委員会、環境委員会など、関係する委員会が数多くあるわけでございまして、ここはやはり連合審査等々を考えていくべきではなか……

第166回国会 国土交通委員会 第12号(2007/04/24、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  提出法案の言うところの住宅の瑕疵とはどのような内容を指すものか。既に住宅品確法において瑕疵となる範囲というのは定められておるわけでございまして、これと同じものなのか、それとも品確法の瑕疵とは違う内容になっているのかを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 瑕疵の内容についてですが、住宅建設瑕疵と住宅販売瑕疵とは同じものを対象としているんでしょうか。
【次の発言】 瑕疵であるという判断は買主、それから売主、施工者、それぞれ異なる場合があると思います。私は、できる限りだれが見ても分かるような判断基準というものを示す必要があると考えていますが、特に被害者……

第166回国会 国土交通委員会 第13号(2007/04/26、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  住宅販売瑕疵担保保証金の供託金及び責任保険契約の締結状況について国土交通大臣又は都道府県の知事に届け出ることになっておりますが、届出を受けた国土交通大臣又は都道府県の知事はどのように対応されようとするのでしょうか。また、買主当人は、供託、保険に加入したことをどこで知ることができるのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 先ほども同僚議員の方から質問がございましたが、故意、重過失のある住宅の瑕疵の場合、普通では保険の対象にならないということは分かりました。  ここら辺りが一番やはり問題ではないかと思うので、先ほどもよくお話しいただいたんですが、再……

第166回国会 国土交通委員会 第15号(2007/05/10、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  私もエキスポランドの事故に対し、亡くなられた方に対しては哀悼の意を表しますとともに、負傷されました方に対しては一日も早い回復をお祈りをする次第でございます。  そこで、国土交通省にお願いをしておきますが、事故が起きないようにどうするかというのは、第一義的にはやはり業者の責任だと思うんですよね。そこのところをどうしていくかというこの点検の在り方について再度検討をいただいて、やはりシーズン、シーズンになってくれば、どの人たちがどういうような動きをしていくかというのは、もう長年の経験で分かっているわけですから、その安全点検にかかわる問題についていま一度きち……

第166回国会 国土交通委員会 第16号(2007/05/17、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  本法案は地域公共交通活性化及び再生に関するものですが、国土交通省は、本法案を提出するに当たって地域公共交通についての現状認識をどのようにされているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 本法案の目的において、移動のための交通手段に関する利用者の選好の変化により地域公共交通の維持に困難を生じている等を明記をされていますが、今も説明ございましたけれども、地域公共交通の一番の衰退の原因というのはどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 法案では、地域公共交通の活性化を図るための基本方針の策定や地域公共交通総合連携計画の作成等の諸施策を行うこと……

第166回国会 国土交通委員会 第17号(2007/05/24、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。  港湾の周辺問題についてお伺いをいたします。  港湾労働者がいち早く問題といたしましたアスベスト対策についてお尋ねをいたします。  アスベスト被害の流行は、正に始まったばっかりと言っていいと思います。今後数十年間、恐らく拡大をし続けることは間違いないことだと思いますが、アスベスト問題は終わった問題ではありませんし、これからの問題であります。  しかし、アスベスト問題に関する関係閣僚会合は二〇〇六年九月以降開催されておりません。小泉内閣から安倍内閣へ引継ぎらしいものは何もあってないように思われます。公約であったすき間ない補償はだれが一体検証するんでし……

第166回国会 国土交通委員会 第18号(2007/05/31、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  遊戯施設の関連について引き続き質問をさせていただきますが、国土交通省の省令によりますと、構造物であるジェットコースターの車両は可動部分、機械部分などに含まれ、ほかの部品と一括で強度が決められています。これは、乗り物である列車の車軸などが重要部分としての個別に日本工業規格、JISで設計基準を定められているのとは非常に好対照的でありまして、同じ乗り物なのになぜジェットコースターが建築基準法の対象になっているのでしょうか。ジェットコースターの遊戯が建築基準法で規制されるようになった経緯と、なぜ旧建設省が所管になったのか、お伺いいたします。

第166回国会 国土交通委員会 第19号(2007/06/07、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  今まで同僚議員のお話を聞き、今の冬柴大臣の決意を聞いて思ったんですが、やはりこの規制緩和、行き過ぎましたね。ですから、大臣はもういろいろ迷わない、決断すべし。そして、なぜそういうことを言うかというと、やっぱり行き過ぎた規制緩和をやった結果が今の状況になっているわけですから、そこはすぱっと決断をして改める、このことがやっぱり大臣、一番大切なことじゃないか。それには、もう新免、増車はやらない、減車をやる、これだけでいいですよ。ここを決断したら、大体この問題、全体片付くんじゃないかと私は思っております。  そこで質問ですが、二〇〇二年二月一日以降、規制緩和……

第166回国会 予算委員会 第10号(2007/03/14、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  政府は、教育再生関連法案の一つとして地方教育行政法の改正を提案しようとしていますが、その中で、教育委員会への国の権限強化を盛り込もうとしていますが、中教審答申を受けた総理は、総理の裁定で、いじめの問題のように生徒らの生命、身体の保護のため緊急の必要がある場合に限って、文部科学大臣の教育委員会に是正の指示ができる規定を設けること、また未履修問題などの場合、指示よりも弱い是正の要求をもできるようにするとのことである。  旧地方教育行政法の第五十二条で規定されていた文部大臣による措置要求の復活のように受け止められるわけですが、具体的にどのような場合に是正の……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2004/11/10、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 お話を聞いていますと、大変夢のある話を聞かせていただいたんで、なるほど、これがこのまま実現できればすばらしいなと、このように実は思っているところなんですが。  構造改革、経済財政のところの経済成長ですね。昔のようにバブル経済ということにはならないと思いますけれども、ここで想像している二%というのは、ほどほどの経済を考えているのか、それとももう少し過熱をするような経済というものを、成長というものを考えているのかどうか。  そこら辺りが一つと、今お話ありましたけれども、地方と中央の格差、それから世代間の断層というもの、同時に、今新しい私は階層分化、分かれが出てきているのではないかとい……

第161回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2004/11/17、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上ですが、若者の雇用問題についてお伺いをいたします。  私は、やはりもう少し地域で働く場所をどのように提供をしていくのか、地方でとも言っていいと思いますけれども、いわゆる働きたくても働く場所がないというのが今地方の実態だと思うんですが、そのことについてどのようにお考えになられるのか、まず一点お伺いをしておきたいと思います。  それから、いただきました資料の十一ページのところに、相談援助、情報提供という中での御説明の中で、約相談が三百万件あったというようなことをちょっと言われました。三百万件と言われたと思うんでありますが、その相談内容の分類と分析をどのようにされておるのか……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2005/02/16、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 参考人の方々、本当に御苦労さんでございます。今日はありがとうございました。  それでは、香西参考人の方にお伺いいたしますけれども、少子高齢化社会の中のページ、四ページに書かれております米国二・一という数字がございます。私はかなりここも低いのかと思っていましたら、こういう数字を見させていただいて、アメリカは必ずしも出生率は低くないよという話はちまたに聞いておるんですけれども、先生はどのようにこの二・一という出生率のところについて分析をされておるのかお聞かせをいただきたい。どのようにまた評価されているのかお聞かせをいただきたい。  二つ目は、ドイツの問題で、対策について政策上の失敗が……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2005/02/23、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の先生方、大変御苦労さんでございます。  まずは、黒川参考人にお伺いをいたしますけれども、地方の自立が進み、地方分権が進めば一番最初に問われるのは政治だというふうに先生言われておりますが、先生のイメージする政治が崩壊をしていき、そして新しい政治が生まれるだろうという期待をされていると思うんですが、どういうふうなイメージされておるのか、御紹介いただければと。  次に、瀬谷参考人にお伺いしますけれども、地域の経済というのは、常に言われていることは人、物、金と、このように言われておりますけれども、いろんなお話聞いてみていて、金融は大変大事なことだという……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2005/04/06、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。参考人の方、大変御苦労さんでございました。  今、私は、非正規の社員がだんだんだんだん増えているという一つの側面というのは、やはり全体的な労務費、賃金の抑制に一面あるのではないか、したがって、非常に雇用形態を不安定化させるということは同時に賃金の抑制につながっている、その一定の役割というのはもう、今の労働力全体から見ての非正規社員の数から見て役割は終わったのかなというような認識を持っておる一人でございます。  そこで、大竹先生にお伺いをいたしますが、政策対応のところでの、解雇規制の多様化というふうにうたわれておりますけれども、もう少し、中間的なお話がちょ……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号(2005/04/20、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 どうも参考人の方々、大変御苦労さんでございます。同じような質問になるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。  まずは工藤参考人にお伺いをしたいんですが、私は若者から、別にと、いろいろ話をして別にと言われると頭にかっとくる年代でございまして、若者との対話をどうやっていくか大変苦労しておりましたら、今日非常に、若者が若者を育てるという発想をお聞きいたしまして、その若者の心の問題、今ニートの人たちが抱えている問題というのは心の問題であるし、同時に、相談をする、相談できる受け手の側になる人が若手を育てようと。そういうときに、その受け手となる若手をどのようにして育てているのか、そ……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号(2005/05/11、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 参考人の方、大変御苦労さまでございます。社民党の渕上でございます。  まず梅津参考人にお伺いしますけれども、最近のライブドア事件、それからJR西の問題などを考えてみますと、やはり企業文化というものが非常に大事なことではないかと。余りにもその二つの事件をテレビなどで見ていて利に走り過ぎているんじゃないか。そういう面から見たときに、経営者の倫理と責任というものをどのようにお考えになっておるのか、一つはお伺いをしたいと思います。  それから多賀参考人の方には、ニートがイギリスではだんだん減ってきているというお話でございました。逆に日本ではそれが増えているという現象が現れていますけれども……

第162回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号(2005/05/18、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」を議題とした本調査会における参考人の意見は傾聴に値する意見が多く、議題の具体化は意見の実現とも言えるほど大変充実した内容の調査会であったと思います。この間、調査会をリードされてきました会長始め理事の皆さん、並びに運営を支えてくれました委員部、調査室の皆さんの御協力に、まず初めに感謝を申し上げておきます。  さて、アメリカ型グローバルスタンダードによる市場経済、競争原理に基づく小泉構造改革の推進は、デフレ不況をますます深刻化させています。その結果、中小零細企業への貸し渋り、貸しはがしによる倒……

第162回国会 予算委員会公聴会 第1号(2005/03/15、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 公述人のお二人の方、本当に一日御苦労さんでございます。どうも私が最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  まずは、藤原公述人に御質問を申し上げますが、先ほどのお話の中で、心は人と人との間で育つと、ではその育ち方をどうしていくのかと、それは生徒、それから先生、父兄、地域、みんな一緒になってやろうと。その一つとして先生と生徒プラス学校サポーターというようなことの発想をお聞きしまして、大変すばらしいことだなと、これもすべて生徒の自立心をどう育てていくかということではないかと、このようにお話を伺わさせていただきました。  そこで、先生が実行されているすばらしいそういう行為が……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2006/02/15、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。  参考人の方々、本日は大変御苦労さまでございます。  まず水野参考人にお伺いしますけれども、格差問題で地域間格差の問題、とりわけ地域、地方におりますと、中央はいいけれど地方はまだまだだなと。だけれども、最近は、以前ですと、まあそのうち来るだろうという期待感がありましたね、景気の問題についても。しかし、先生の言われる東海地区とその他の地域の広がる地域格差という問題で、はっきり東海ブロックを中心としたところ、九州や北海道をしたところの格差というのは歴然と表れてきていますが、そういう中央からの波及効果というのがなぜこのようにきちっと表れるようになってきた……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2006/02/22、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございます。  同じ質問になると思いますけれども、日本経済のグローバル化、すなわち国際競争化時代における我が国の日本的な経営の特徴でありました年功序列、終身雇用、この面について、必ずしも私は悪いとは思いませんし、グローバル化社会にあっても残していいシステムではないか。ある程度変化は求めなきゃならないと思いますけれども、そういう雇用の面から見て、年功序列、終身雇用という問題について、三人の先生方、どのように評価されておるのか、御意見をお伺いしたいと思います。

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2006/03/01、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  どうも四名の参考人の方、御苦労さんでございます。  まず、熊谷参考人の方にお伺いしますが、おたくの会社で物づくり匠制度というのを導入されておるように聞いておりますが、これは海外でもこのようなことをやられておるのかどうかが一つ。国内の場合、先ほどもお話がありましたけれども、こういう制度について雇用の条件、それから賃金、社内における格付といいましょうかね、そういうことはどういうふうになっているのかお知らせいただきたいと思います。  次に、斎藤参考人と八代参考人ですが、法の定めにもありますけれども、定年の定めのない制度をどうやってつくっていくのかということを考えま……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号(2006/04/05、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 どうも、参考人の方、御苦労さんでございます。  まず、大久保参考人にお伺いしますが、高齢者雇用問題を考えるときに、今の団塊の世代と言われるところの一固まりの大きな固まり、ここの対策と一般的な高齢者に対する対策の違いはあっていいのではないか。今、その固まりが終わった後、恐らく高齢化社会にはなりましょうが、その対策を今やる必要ないのではないか。したがって、この団塊の世代だけの固まりのところの対策をどのようにするかということが私は大事なことじゃないかと思っているんですが、その点、どのようにお考えでしょうか。  それから、大橋参考人にお伺いいたしますが、高齢者の雇用確保、高齢者の雇用不安……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号(2006/04/19、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 どうも参考人の方、お疲れさまでございます。  社民党の渕上でございます。  まず、佐々木参考人にお伺いをいたしますが、女性の雇用の問題の場合で問題になってくるところは、やっぱり結婚、出産、育児というのが働き続けていく場合に大変大きな一つの問題になっているところでございますが、言われましたように、結婚退職並びに第一子誕生で退職が大変多い、こういうふうに言われましたが、参考人のところではこういう事例というのはあったんでしょうか。こういう手厚いいろんな保護がされているにもかかわらず、やっぱりそういう状況が生まれてきているのかどうかというところがちょっと分かればお教え願いたいと思います。……

第164回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号(2006/05/10、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄です。  「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について、これまで多くの参考人の方から意見表明がありましたが、残念ながら、意見の多くは使用者の立場に立ったものが多かったように思います。  多様化する雇用という議題からすれば、やはり働く者からの意見表明をもう少し多く聞く必要があったのではないかと思います。  さて、小泉内閣が発足をしてから五年が経過をいたしました。景気回復の兆しが見えてきたと、自ら強力に進めて、市場競争主義による構造改革路線の成果を強調する小泉首相ですが、各種データを見る限りでは、賃金や資産の格差が拡大をしているだけでなく、勝ち組……

第164回国会 経済産業委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号(2006/05/18、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上です。  九八年に市街地活性化させるためのまちづくり三法が制定をされました。中心市街地の現状をどのように認識されているのか、また、まちづくり三法は中心市街地活性化にどのような効果があったのか、具体的な事例があればお示し願いたいと思います。
【次の発言】 では、まちづくり三法はどのように評価されるんでしょうか。
【次の発言】 法制定後も中心市街地の衰退は必ずしも歯止めが掛からない状況にあるのではないかと思うんですが、その理由についてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 中心市街地の活性化はまちづくり三法がありますが、これらは都市部におけるまちづくりと思われます。し……

第164回国会 憲法調査会 第3号(2006/04/26、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。  国民投票制度を論ずるには、我々は、まず大前提として、憲法の意義、役割についての認識を共有しておくべきだと思っています。  憲法は何のために存在するのか。国家権力を制限する行為規範として存在するものであり、国民の行為規範として存在するものではありません。これが近代立憲主義の立場です。日本の憲法も近代立憲主義に立脚したものです。この憲法を国民の行為規範に変えるべきだという主張が出ていますが、とんでもないことです。こういう人たちには、是非、近代憲法の成立、成り立ちについて、近代立憲主義について一から学習をしていただきたい、そのように思っています。 ……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第1号(2006/11/08、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございますが、まず厚労省にお伺いをいたしますけれども、安倍総理が所信表明の中で、二〇一〇年までにはフリーターをピーク時の八割に減らすと、こういうふうに積極的に数字を示されましたね。やはり、具体的に二割の人は何とかなるでしょうが、残り八割の人たちのフリーターに対して厚労省はどのようなお考えを持っておるのか、どういうふうにこの八割という数字を評価されているのか、一点御質問を申し上げておきたいと思います。  二つ目の問題は、最近、雇用の多様化ということを言われておりますけれども、実態はやはり正規労働者の縮小と非正規労働者の拡大というのが実態ではないかと、このように思っ……

第165回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号(2006/11/22、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  参考人の方々、御苦労さんでございます。  まず、城参考人にお伺いいたしますけれども、私は、終身雇用、年功序列というのはそう悪い制度ではないというふうに思っています。しかし、現代の社会に合うかどうかというようなところで修正はすべきだとは考えますが、この制度の根幹は私は大事なことではないかというふうに思っているんですが、城参考人はいかがお考えかと。  それから、同一労働同一賃金と言っていく場合に、そのことも大事なことですが、もう少し労働時間と賃金との関係、私は、時間制の賃金にすることによって、労働時間の長短によって区別をしていければいいのではないかと思っ……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号(2007/04/25、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。  内閣府と厚労省の方からそれぞれワーク・ライフ・バランスの問題について御説明がございました。いろんな切り口があるものだなというふうに思いながら拝聴しておりました。  そこで、八代労働市場改革専門委員会の調査報告が出ておりますが、その中にあります働く側としての壁、八つの問題を提起されております。もちろん、この認識において私も一致するところでございますし、この克服は大変なことだなというふうに思っております。  大変だなというふうに思うのはなぜかというと、働かせる側がこの壁についてどう理解しているのか、この壁をどのように克服していくのか。それは労使の問題です……

第166回国会 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号(2007/05/09、20期、社会民主党・護憲連合)

○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。社会民主党の意見を申し上げます。  この間、本調査会では、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」をテーマに、今回、三年間にわたる調査のまとめとも言えるワーク・ライフ・バランスについての調査が行われました。私は、大変有意義な調査会だと思っております。  さて、ワーク・ライフ・バランスについてですが、日本語で言いますと労働と生活の調和というふうになりますが、当たり前のようで当たり前にできていないというのが実態であることが調査会の中から浮き彫りになったと思います。  参考人意見にもありましたように、ワーク・ライフ・バランスというと子育て支援……



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