このページでは清水嘉与子参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○清水嘉与子君 初めに、医療・福祉マンパワーの人材確保法につきましてお伺いしたいと思います。 さきの通常国会の終盤におきまして、看護婦並びに社会福祉施設職員の人材確保法が成立いたしまして、発足させていただきました。大変短い期間にそこまで進めていただきました厚生大臣の御努力に、敬意を表する次第でございます。 法の実際の施行は、一部を除きまして公布後六カ月以内となっておりまして、担当課の方で鋭意作業に入っていると思いますけれども、いつごろ施行になるのでしょうかということをまずお伺いしたいと思います。 特に、二つの法律とも、例えば就業の動向でありますとか処遇の改善、養成の問題、資質の向上などと……
○政府委員(清水嘉与子君) 労働政務次官に就任いたしました清水嘉与子でございます。 勤労者の労働条件の向上と雇用の安定を図り、真に豊かでゆとりある勤労者生活の実現を目指す労働行政の推進のため、私は、村上労働大臣とともに全力を尽くしてまいる所存でございます。委員長初め委員各位の一層の御支援、御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。 よろしくお願いいたします。(拍手)
○清水嘉与子君 ただいま議題となりました保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律案の草案につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。 我が国における急速な高齢化の進展、保健医療を取り巻く環境の変化等に伴い、地域における保健指導の業務は重要性が著しく増大しており、これを担う質の高いマンパワーを確保していくことは、極めて重要な課題であります。 しかしながら、現状では、この地域保健業務は保健婦として女子にしか開かれていないことから、これを男子にも門戸を開き、地域保健の専門的な担い手を確保することが求められております。 このため、男子においても、厚生大臣の免許を受けて、保健士の名称を用い……
○清水嘉与子君 総理、ついにといいましょうか、ドゥニー調整案の受け入れを決議されました御心労をお察し申し上げます。そして本当に御苦労さまでしたと申し上げたいというふうに思います。 この上は、ぜひ農民の方々が外国のお米に殺されることなく立ち直れるように実効のある政策を進めていただきたいとお願いをしておく次第でございます。 それにいたしましても、昨日お茶の間で多くの国民の皆様方は総理の苦渋に満ちたその御決断の経緯なるものをお話しいただけるのではないかと期待をして待っていたわけでございますけれども、それができなかったことは大変残念に思います。 働き過ぎの日本人の最たるものがここで演ぜられている……
○清水嘉与子君 東京に住んでおりますと、お水といいますと水道水のことでありますし、その水道水の味が水というものの味だというふうに思っているわけでありますけれども、地方に出かけますとその水道水の水が違うというふうに感ずることがございます。 ありがたいことに、先ほどの局長の御答弁にもありましたように水道の普及率が九四・九%、こんなふうになってきたわけでございまして、どこで飲んでも変な味だとかにおいのないものであってほしいというふうに思うわけでございます。また、赤ちゃんのミルクに使いましても、病人やお年寄りが飲んでも安全なものでなきゃいけないというふうに思います。しかも、毎日使うものでございますか……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。 私は、専ら児童手当法の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきたいと存じます。 二十一世紀を迎えて、我が国の内政上の最大の課題は高齢化対策であろうというふうに思います。高齢化社会といいますと、高齢者がふえてくるという問題にどうしても関心がいきやすいわけでありますけれども、そしてまたいろんな施策も進められているわけでありますけれども、子供が少なくなってくるということに対してもやはりもっと考慮が払われなければいけないというふうに私は思っております。 昨日発表されました「二十一世紀福祉ビジョン」を拝見いたしますと、子供が健全に育っていく環……
○清水嘉与子君 戦後の結核、感染症対策あるいは母子保健対策を中心に、我が国の保健所は公衆衛生活動の第一線機関として輝かしい成果を上げてきたわけでございます。しかし、その後の目覚ましい医療供給体制の整備、あるいは医療保険制度の充実によりまして、人々の保健所に対する期待も大きく変わってまいりました。それにもかかわらず、素早く地域のニーズをとらえて対応できるような仕組みになっていないということもありまして、保健所のあり方に対していろいろ批判があったことも事実でございます。 私自身、初めてサラリーをいただいたのが保健婦という免許でございましたので、この保健婦、保健所の問題につきまして大変関心を持って……
○清水嘉与子君 非常に時間が限られておりますので、私は看護の問題に絞って御質問をしたいと思います。 今回の医療保険制度の改正の目玉の一つに、付き添いの廃止ということがあるわけでございますけれども、この付き添いの廃止というのは基準看護をとっていない病院の問題なわけですね。ところが一方におきまして、基準看護をとっている病院につきましても基準看護制度を改正する、見直しをするということになったわけでございますが、一体なぜこの基準看護制度を今見直さなきゃいけないのか、その背景と基本的な考え方をお示しいただけたらというふうに思います。 そして、この見直しによりまして、医療経済上の影響がどのようにあるん……
○清水嘉与子君 先日の大臣の所信の中で、厚生省の重要施策として少子化問題の話、次代を担う子供が健やかに生まれ育つための環境づくりを目指すということが出されました。 そこで、その問題に絡んで一つ御質問させていただきたいと思います。 先月、カイロにおきまして国際人口・開発会議がありまして、私も出席させていただきました。地球規模での人口爆発に対処するため今後二十年間の行動計画を策定したわけでありますけれども、その中に、新しい概念としてリプロダクティブ・ヘルスというふうなことで安全な中絶を入れるかどうかというようなことが大分問題になったわけでございます。 そういう議論の中で私ちょっと気になりまし……
○清水嘉与子君 ただいまは自民党の一番バッターとして前島委員の方から、今回の年金改正全般についての基本的な枠組みあるいは障害年金についての御質問がございましたので、私は女性の年金権を中心に、また国民年金の未加入の問題について質問をさせていただきたいと存じます。 まず、女性の年金権の問題でございます。 昭和六十年の法改正によりまして基礎年金制度が導入されました。そして、サラリーマンの妻は三号被保険者として位置づけられることによりまして、女性の年金権は一応確立されたということになっております。 しかし、この三号被保険者というのは保険料は支払っていないわけでございまして、二号被保険者と事業主の……
○清水嘉与子君 初めに、今回の阪神地震におきまして亡くなられた多くの方々の御冥福をお祈り申し上げ、またいまだ不自由な生活を余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げたいと存じます。 今回の地震を契機に、日本列島には至るところに活断層が走っているんだ、そして今回のような地震がいっどこに起きてもおかしくないんだというような、そういう事実を国民みんなが実感として受けとめたわけでございます。 そこで、もちろん今、被災者の救済と被災地の復興に全力を挙げなきゃいけないところではございますけれども、あわせて今度の地震からどのような教訓を得、また今後どのような備えが必要になるのか真剣に検討し、速やかに準備……
○清水嘉与子君 本年は終戦後五十年目という節目の年でございます。いろいろなところで記念行事が行われておりますけれども、厚生省としましても、戦傷病者、戦没者あるいは遺族の方々に対する特別な記念事業をいろいろと計画されているように伺っておりますけれども、その記念事業といったものはどんなものを計画していらっしゃるのか、まず大臣から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 従来からの施策を引き続き充実していくというお話と、また新たな台湾出身者の給与の未支給の問題というようなことをおっしゃいました。
その中で特別弔慰金の話なのですけれども、この説明によりますと、「終戦五十周年を迎えるに当たって国と……
○清水嘉与子君 私は、この時間を公的介護保険の問題とマンパワーの問題について御質問をしたいと思います。
初めに、先日国民生活基礎調査の結果が発表されまして、老人のひとり暮らしあるいは老人世帯が非常にふえてきた、過去最高になったというようなことが明らかにされました。これについて厚生大臣、どんなふうにお考えでございましょうか、まず御感想を伺いたいと思います。
【次の発言】 私の周りにも六十五歳以上のひとり暮らしの人たちが大変たくさんいるんですけれども、ひとり暮らしを嘆いて何とか同居したいという人たちがそんなにいるかというと、そうでもないんですね。むしろ、ひとり暮らしを楽しむといいましょうか生き生……
○清水嘉与子君 おはようございます。 まず、今回の改正法案の内容に入ります前に、先日来報道されております我が国の水産品に対しますEUの全面輸入禁止措置の問題について二、三お伺いしたいというふうに思うんです。 けさの朝日新聞に、ちょうど台湾からのティラピアの問題が出ておりました。日本の食品衛生法に違反して一酸化炭素で発色処理をした輸入魚の話でございます。日本の場合にはこうした輸入品を水際でチェックするということで、ここの説明によりますといずれも水際でチェックできたというようなお話でございますが、しかしなかなかこれは難しい問題があろうと思います。 このEUの問題につきましては、ことしの三月に……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。よろしくお願いいたします。 大変示唆に富むお話をお伺いいたしまして、ありがとうございました。高齢化社会のお話を伺っておりまして、何か我が道の行く末の御説明を伺ったような気がして何となく暗くなりましたけれども、まず初めに、世界で今人口問題を考えますときに人口爆発の問題があるわけでございまして、今統計を拝見いたしますと、一億人以上いる国が十カ国ございます。そして日本は、非常に面積も狭いし、天然資源にも乏しく、そして食糧自給率も低い、そして輸入に頼っているこの国が最高で一億三千万くらいいくようであります。そして今私たちは、高齢化社会を迎え、特に子供が少なく……
○清水嘉与子君 それでは御報告申し上げます。 平成五年度海外派遣特定事項調査第一班は、高齢化社会問題についての調査のため、去る八月二十九日から九月八日まで、イギリス、スウェーデン、デンマーク及びフランスに派遣されました。 派遣議員は、本調査会の鈴木省吾会長を団長として、三重野、浜四津、鈴木栄治、吉岡、笹野の各議員と私、清水の合計七名でございます。 現地におきましては、短い日程の中で、各国の政府関係者と会談するとともに、高齢者福祉施設を視察いたしました。また、在外公館からも調査事項に関して説明を聴取し、資料の収集に努めました。 本日は、派遣議員団を代表して、各国における最近の高齢者福祉政……
○清水嘉与子君 おはようございます。 それでは、私どもの調査会がテーマとしております本格的な高齢社会への対応に関する件につきまして、先般政府の方からいろいろとそのフォローアップの状況を伺ったわけでありますけれども、私はきょうは厚生省を中心にお話を伺いたいと思っております。 日本が今日またさらに今後とも世界のトップを行く長寿国として発展していくということについて、大変幸せに思っている次第でございます。しかし、経済的に豊かになったとはいいましても、残念なことに多くの国民は自分の、そしてまた家族の老後に非常に不安を持っているというのが現状でございます。 この問題につきましては、歴代政府におきま……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水でございます。 大変貴重なお話をありがとうございました。 二、三御質問をさせていただきたいと思いますけれども、先生の御指摘によりまして、私たちは核家族がどんどんふえてきたというふうに思っておりましたけれども、決してそうじゃないんだ、昔からそういう形で日本の世帯は移行しているんだというお話も大変興味深く拝聴いたしました。 しかし、何分にも同居世帯の中で年寄りがふえてきて、しかし年寄りも先生おっしゃるように健康ならメリットは大だ、そして病気だと困るけれどもひとり老人のところでは少し家族が、というようなことをお話しいただいたわけでありますけれども、特にこの八表を……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。 きょうは大変具体的に関心のあるお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。この調査会でもずっと高齢者問題を勉強しているわけですけれども、本日初めてこういった高齢者の被害の問題をお話しいただいたわけでございます。 非常に具体的な例をたくさん持っていらっしゃるので教えていただきたいと思いますが、最初に、これ一年間ですか、約二十万件近いような被害に関しての御相談があったというようなお話を伺いました。非常に多いような感じもいたしますけれども、こういうものを分析してごらんになって、特にお年寄りの場合に、中身なんですけれども、確かに被害と呼べるよう……
○清水嘉与子君 各省庁のお話を伺っておりまして、平成六年から新しい施策を大分考えてくださっている、あるいは重要な法案を大分提案してくださっていると伺いまして、ちょっと胸が痛くなったところでございます。早く私たちも頑張って皆様方が本当に仕事ができるようにしなきゃいけないなと痛感したところでございます。 そこで、本調査会におきましては既に二年間いろいろな側面から本格的高齢社会への対応について取り上げて調査検討してきたわけでございまして、そういう中で幾つかの問題点が明らかになってきたというふうに思います。特に、私考えますに、日本はかなりいろんな面でいいところまで来ていると思いますけれども、医療にし……
○清水嘉与子君 私は、皆さんのお話を伺っていてかなり共通な部分が非常に多く出てきたし、皆さんの認識が、やはり今の現在の日本の状況ではまだまだケアが十分じゃないということを御指摘になったと思うんです。 特に私は、それはそれでいいんですけれども、やはり基本的な考え方の違いというのは、それをやはり公的な資金で全部やれというような御意見、そういう意見が割と多かったように思いますが、そこで全体的にこれからのことを考えますと、今の日本ではそれはやっぱり無理じゃないか、限界があるんじゃないかということをどうしても思うわけなんです。 ですので、公的なサービスでもちろんやっていただきますけれども、これからの……
○清水嘉与子君 大変貴重な御意見をありがとうございました。 時間が限られておりますので、村松さんと樗木さんにちょっとお伺いしたいと思います。 今やっと訪問看護の必要性が認められていろいろな施策が進められてまいりましたけれども、村松さんのお話を伺ってみて、まだまだ行政の施策では十分でないということがよくわかります。村松さんのやっていらっしゃるようなサービスまで本当にしなければお年寄りが安心して家庭で最期を迎えられるというふうにならないわけでございまして、そこまでしたいわけですが、問題はやはり経済問題です。 今の村松さんがやっていらっしゃるサービスというのは現行の法制下の中では診療報酬のサー……
○清水嘉与子君 きょうは大変ありがとうございました。 具体的な映像を通して、福祉先進国の高齢者の問題、そしてまた日本の問題、かなりいろんな問題を如実に示していただきました。 よく北欧の先進国の話をいたしますと、国の規模でありますとか、それからほとんど公的サービスで、税金でやっているじゃないかと。それに対して日本の福祉の姿というのは、この前の福祉ビジョンでもそうでありますけれども、どちらかというとその中間的なといいましょうか、自助とも言わず公的サービスとも言わずその中間くらいで、公民の適切な組み合わせによる適正給付、適正負担というような福祉が日本国民のコンセンサスを得られるんじゃないだろうか……
○理事(清水嘉与子君) 以上で堀参考人に対する質疑は終了いたしました。 堀参考人には、お忙しい中、本調査会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。 本日お述べいただきました貴重な御意見は今後の調査の参考にさせていただきます。本調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○清水嘉与子君 もう三十年も前のことになりますけれども、初めてアメリカに行きましたときに、人々がクリネックスをふんだんに使いペーパータオルを惜しげもなく捨てるのを見まして、そしてまたスーパーで大きな袋をいっぱい抱えている、あんな姿を見まして本当に驚き、かつ私たちもやがてああいうような生活ができるんだろうかというふうにうらやましく思ったことを思い出します。 当時、私たちにとりましては、紙なんて大変貴重なものでございましたし、捨てるなんてとんでもないことでした。デパートの紙だってきれいにとって、本のカバーにしたり箱に張ったりいろんなことで活用いたしました。買い物かごを持って買い物に行く、そしてお……
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