このページでは福本潤一参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○福本潤一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律案、いわゆるPRTR法案について、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。 今日、化学物質による環境汚染の問題は、二十一世紀の人類の生存を脅かし、その対応策として環境の面で命の安全保障が要求される事態と言えます。 それは、最近のダイオキシン問題、生殖機能への影響も懸念される環境ホルモン問題、トリクロロエチレンなどの有機塩素系化学物質による地下水や土壌汚染問題、そして廃棄PCBの処理問題がいまだにそのままとなっているからであります。 我が国は、公害や環境被害では……
○福本潤一君 私は、公明党・改革クラブを代表して、ただいま趣旨説明のありました循環型社会形成推進基本法案につきまして、森総理大臣を初め、関係大臣に質問いたします。 昨年十月の連立政権発足に当たり、我が党は、平成十二年度を循環型社会元年と位置づけ、基本的枠組みとしての法制定を図るとともに、予算、税制、金融等において環境対策に重点的に配慮することに合意いたしました。 思えば、一九六〇年にローマ・クラブの「成長の限界」が報告されたときの衝撃を初め、一九八〇年のアメリカ合衆国政府の大統領への報告書、「西暦二〇〇〇年の地球」、この本は私も翻訳し、日本で出版いたしましたが、その中で、資源、食料、エネル……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 北方の問題また沖縄の問題、時間は短うございますが、両方させていただこうと思います。 最初に外務省に、北方領土関係の問題でございますが、九月に前総理が訪ロされて、また十月から高村外相が訪ロされる。今回、いよいよ日ロ平和友好協力条約に向けて十一月の小渕総理の公式訪ロというふうに外交が続いていくわけでございます。 我々、今世紀の問題は今世紀中に、また戦後もう五十三年たって、現在もう既に北方領土を故郷とするロシアの方々があそこで生活されているという現状も見てきております。そうしますと、今回十一月に予定される小渕総理の訪ロの外交スタンス、特に私今まで何回……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 今、岡崎委員の方からもさまざまな質問がありましたし、これまで長時間にわたって参議院また衆議院でも質問してきております。 その中で、京都会議でIPCC、気候変動に関する政府間パネルに基づいて政府は六%の削減という形で国際的な取り決め、契約をしたということになりますと、IPCCの中で今後温暖化していくというときに将来の予測をしていく場合、さまざまな形で今までにも予測というものは気候以外でも出てきております。 例えば、一九六〇年にローマ・クラブが「成長の限界」ということで、今後今のまま文明、文化が発達していくと将来人類の成長の限界が来る、大変な時代が……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 先ほどから能勢町の今回の大変なデータをもとに質疑が行われております。私は、この大阪の能勢町に関しましては、四月の段階で出たデータ、八千五百ピコグラム、それに対して今回は五万ナノグラムということで単位が違っていますので、この前大変だったデータのさらにどれぐらい大変なのかなと。同じ単位に直しますと、四月は八千五百ピコグラム、今回が五千万ピコグラムとなりますね。ナノで言いますと、四月が八・五ナノグラム。これは大変な高濃度だと言われたさらに六千倍の五万ナノグラムという値が出た。ですから、イタリアのセベソの方では住民がかなり避難したりするぐらいの値だと。致死……
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 本日、採決予定の法案にも絡みますが、地球温暖化の影響かどうか不明ではありますが、ことしは殊に中国の洪水を初め、全地球的に水にかかわる災害が多いようでございます。きょうは、その中で高知の記録的な水害について質問させていただきます。 高知市では九月二十四日一日で六百二十九ミリメートル、二十四、二十五、二日間で八百七十四ミリメートル、繁藤ではほぼ千ミリメートルの記録的な降雨があったわけでございます。死者は六名、床上浸水七千二百十二棟、床下と合わせて二万四千棟、土讃線復旧まで三カ月の見込みである。農作物被害二十五億円の見込み。九月二十七日には関谷建設大臣……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
先ほど橋本委員、また松崎委員からもありましたけれども、昨日沖縄の高校が初めて優勝したということがありましたので、沖縄担当の大臣として、また開発庁長官として、最初に官房長官みずから沖縄の優勝した高校生、また県民に激励の言葉を一言いただけたらと思います。
【次の発言】 沖縄の心を心として、さまざまな基地等ハンディを持っている沖縄に対し激励の言葉、ありがとうございました。
沖縄では、現地の方によりますと、甲子園優勝と沖縄出身の総理が出られるか、どちらが先かというぐらい大きな一件であったようでございます。
政治の絡みの話で、若干現状、日本全体の中で大……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 環境庁長官の所信、伺わせていただきました。その中で、環境を守り子孫に引き継いでいくことが不可欠であると六個の柱を立てている。その中に環境ホルモン、ダイオキシンがありますので、そちらの話を質問させていただきます。 最初に、環境と人間という関係性を考えるときに、よく私は質問するんですが、環境、食物、空気、水、これらを体内に取り入れるときに、どこの時点までが環境でどこの時点で人間の生命になって、どこの時点でまた環境に戻るのかという話を投げさせていただきながら、環境庁長官は環境と人間の関係というものをどういうふうにお考えか、最初に伺わせていただきます。
○福本潤一君 公明の福本潤一でございます。 きょうは委嘱でございます。また予算についてさまざまな観点でお伺いさせていただこうと思います。 ダイオキシン、環境ホルモンに対して、平成十年度の第三次補正予算、十一省庁でダイオキシン対策千二十四億、環境ホルモン対策百二十五億、千百五十億円という大変大きな金額が平成十年第三次補正でついたわけでございますが、昨日もダイオキシン計測の適正値段をどの程度と考えておられるかというお話をさせていただいて、市場原理に任せるというお話でございました。大きな予算がついて焼却炉また計測、現実に活性化はしておるわけでございますが、先ほどの話じゃないですけれども、不況の中……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
先ほどから奄美また小笠原諸島の振興開発について、特に自立化を積極的にやってほしいという声も含めて質疑があったわけでございます。今回、五カ年両案とも延ばすということになると思いますので、現実に今までやってきた段階で事業費、過去に実施した事業費が具体的にどの程度使われているのかというのを教えていただいた上で、事業実績が総予算にどういうふうに反映しているのかというのを最初にお伺いさせていただこうと思います。
【次の発言】 沖縄も日本に復帰するのが遅かったということで、今までかなり大変な振興開発の予算が行っています。
小笠原、奄美も同時に、小笠原は三十……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。私は、ダイオキシンの関係の質疑をさせていただきます。
政府はダイオキシン対策の閣僚会議をつくりまして、推進基本指針を三月三十日に何とかまとめたようでございます。私、もう手元にありますので、詳しい説明をしているとそれだけで時間が終わりますので、ダイオキシン九割削減という話をされたようでございますので、そういうところ、また食品の安全対策におけるTDIの策定の問題、あとごみの減量、リサイクルの絡みの三点ぐらいに絞って概要をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 新聞にも報告されていますので簡単に述べていただきましたが、これは厚生省、特にダイオキシン自体を……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
先ほどから、今回の法案の目的も含めて、目的と相応している改正なのかどうかという観点も含めて質疑が続いております。その中で、小川委員が、動物を殺すのは自分が殺される場合と食べる場合だという格言を引用されておられます。
それで、最初にまずお伺いしておきたいのは、狩猟数というのは年々増加しているようでございます。なおかつシカがさらに増加しているということでして、狩猟数がかなり増加しているにもかかわらずシカが増加し、また猿も増加しているという原因を一言お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはもう先ほどの質問で聞いたわけです。その天敵に当たるような……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今、小川委員から、今回の法改正で農林業被害が減ると思われるかという総体的なお話がありました。先ほど、私はもともと都会に住んでおる人間でございますのでこの鳥獣保護法の法案自体も余り詳しくは知りませんけれども、法案の結論として、草刈参考人からさまざまな御意見をいただいた上で結論として提案が一つありました。 具体的な中身の質問をする前に、その提案は今回は見送りして、農林業被害対策を、具体的に長期の展望を立てて十分な合意形成をしてという、その方がよろしいのではないかという提案がありました。 ですので、最初にそのほかの三名の参考人に、その提案に対してど……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、海岸法の一部改正ということで、防護に加えて環境と利用を加えるということになりました。 私は幼いときからほとんど瀬戸内海沿岸で生活し、今も愛媛県に住んでおるという人間でございます。先ほど小川委員から、北海道が海岸線一番で二番目が長崎だというお話がありましたけれども、三番目は海岸線で言うと鹿児島、四番目は愛媛ということで、建設大臣のおられる愛媛県は要保全海岸延長という意味で三位、また海岸保全区域延長でも三位ということで、ほとんどの場合、海岸線に関しては三位のところにあるぐらいリアス式海岸をたくさん持っていますし、また島も持っていますということ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 前回、今回の法改正に当たって、防護のほかに環境利用ということで、利用面も含めてさまざまな質問をさせていただきました。 今回の法改正の中に環境というものが大きな柱で位置づけられ、小川委員からもさまざまな角度から質問がありました。私自身、環境という問題はこれから二十一世紀に向けて人類が最も対応していかなきゃいけない問題がさまざまあると思います。ダイオキシン対策の規制法も我々は出させていただいて、成案の方向に行っているということもあると思います。 最近、環境といえばある意味ではもう百点で、開発というと零点のような認識というのはかなり進んでいる現状が……
○福本潤一君 私は、ただいま可決されました都市基盤整備公団法案に対し、自由民主党、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 都市基盤整備公団法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、政府は、国民生活の安定向上のためには住宅政策を通じた福祉の増進が不可欠であることを踏まえ、公団賃貸住宅、公営住宅等の適切な役割分担と連携に配慮しつつ、大都市地域等において居住水準の向上が必要な世帯等のために、……
○福本潤一君 公明党の福本でございます。 今お答えいただいた浦野先生には、衆議院の参考人もやっていただいて、我が党も含めて重要な修正を五点行わせていただきました。岡崎委員からまたさらにというお話もありましたけれども、またその点は引き続き別の方にお伺いした後、質問させていただこうと思います。 最初に水口参考人に。井形参考人は省庁を越えて通産、環境庁両省の弊害をむしろ乗り越える形で強力にできたと、水口参考人の方は、運輸省の覚書も私も初めて貴重な文献として見せていただきましたけれども、出していただいて、質問の中で、環境庁と通産省との覚書の中で、「廃棄物の特性に配慮する」という、私はこの覚書自体を……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
環境庁長官から、小さく産んで大きく育てるんだと。今回、公明党が修正いたしまして、死産ではまずいですから、適度に産んで大きく育てるという形になれば一番望ましいと思うわけでございますが、私自身もこれは本会議で質疑させていただきました。
その修正案の中身、前回、大口修正案提出者から具体的に趣旨説明を聞いたわけでございますが、今回修正した中身、修正のポイントとそれの意義、また第二条第四項の修正の趣旨、この点について、よりポイントを絞った形でお伝えいただければと思います。
【次の発言】 ポイントを絞って修正点を言っていただいたわけでございますが、この数点……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回のPRTRの法案に関しましては四日目の審議になります。参考人の質疑に三時間、また国土・環境委員会で四時間、連合で六時間、さらには今回締めくくりとして四時間しておるわけでございます。 さまざまな意見があったときに、環境庁長官、PRTRの法案は小さく産んで大きく育てるんだと言っておられました。私の方からは適切に産んで大きく育てていただきたいというお話をさせていただきましたけれども、今回、質問の中にも、また参考人の御意見にもありました届け出先の観点、その参考人の御意見の中に、中西準子先生は特に届け出先を都道府県にした上で関係業種間、官庁も含めて意……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今、小川委員の方からありましたように、一昨年の秋から始められた法案がいよいよ参議院で審議させていただく段階になった。私も一昨年かなりPFIの勉強をさせていただいて、そのときの法案をさらにレベルアップしていただいた中身を先ほどの小川委員の質問に対する返答としてお伺いさせていただきました。 最初に平田委員長に、イギリス型と若干違う面があり、またそれをさらにレベルアップして今回新しく法案として再整備して出していただいたということですが、この法案が通ることによってPFI制度の導入の効果、具体的にこういうところにあらわれるぞというところを絞ってお話しして……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私は、広島市で原爆の傷跡冷めやらぬ昭和二十四年に生まれました。そこで数限りなく戦争の悲惨さは聞いてまいったところでございます。私自身の父親も看護兵でしたので、原爆死者がたくさん出た直後には死体焼却の作業に携わっており、放射能的に言えば私も被爆二世に当たるという人間でございます。この周辺事態法、広島でもまた沖縄でも、さまざまな御意見を聞くと、大変な不安を抱いている方がたくさんおります。 そこで、日本有事、また周辺事態、さらには日本平時、この関係について昨日からさまざまな質問が出ているんですが、非常にわかりにくいということで、衆議院の公明党の遠藤乙……
○福本潤一君 公明党の福本でございます。
私は、ダイオキシン問題を中心に質問させていただきます。
公明党は、昨年二月にダイオキシン対策本部をつくりまして、委員会、またあらゆる活動を推進してまいりまして、ことし一月、法案を提出させていただきました。
そこで、この問題を扱っているときに、文明の構造の問題にまで突き当たる問題がございます。そこで堺屋長官に、現在の大量生産、大量消費、大量廃棄という現代文明について、またその変革についてお話を聞かせていただければと思います。
【次の発言】 こういう有害化学物質の問題は二十一世紀に向けて人類の生命を脅かす問題でございますので、同じく農水大臣に、現在の……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 私は、この五年間、沖縄北方特別委員会にずっと所属させていただいて、北方領土の問題、基地の問題、さまざま質問させていただいたところでございます。北方領土は二回行かせていただきましたし、沖縄には以前からしばしば参っておるところでございますが、北方領土のときには、先ほど質問の中にありましたように、二十世紀中に解決するというお話でございました。 二十世紀といいますと、二〇〇〇年十二月三十一日まででございましょうけれども、今回村山訪朝団、日本国の訪朝団が北朝鮮に参りました。私も最年少の訪朝団のメンバーの一人として、最長老は改革クラブの小沢辰男さんでござい……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。 ことしはクラスノヤルスクの、二〇〇〇年までに平和条約を締結すると言われたその年に当たっております。総務庁におかれましても、かなり多額の予算の中で北方対策費に十億三千万円という金額を、北方対策関係の啓蒙も含めて入れられている。 続総務庁長官、お忙しいだろうと思いますけれども、今回、根室視察を一月十二、十三日にされる予定であったけれども荒天のためにだめだったということがございましたので、最初に、私も、根室もそうでございますが、北方四島に二度ほど行かせていただきまして、やはり島によっても実情が違います。もう択捉の方では、生まれ故郷だったという……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本潤一でございます。 今、沖縄の問題で女性の人権、またアメラジアンの問題までございました。 私ども、参議院沖縄北方特別委員会で沖縄へ行かせていただいたときに、岸本名護市長から沖縄サミットの陳情というのを決定する以前に要請いただいたときには、候補選は大丈夫だと思いますけれどもサミットというのはまず難しいですよというお話をして帰った後、小渕前総理が沖縄でサミットをされるという決意、決断をされました。若いときからアジア、ヨーロッパのみならず沖縄にも何度も足を運ばれて、戦後処理の終わっていない沖縄の問題に常に心を痛められていたというお話を伺っています。 私も、……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。 きょうは委嘱でございますし、私、文教・科学委員会になって、ある意味では余り文部省関係の質問をしたことがございませんけれども、先ほどいただいた文部省所管の一般会計を見てみましても約五兆八百二十三億円、文部科学省で七兆千三十九億円、いわば省庁の中でも膨大な予算、八十五兆円に比べても十二分の一の予算を全体で管轄しているという大変分野の広い所管大臣でございますので、きょうは、その中でも目的を絞って、学校における環境問題ということに焦点を当てて、予算を含めて質問させていただければと思います。 昨年は、特に環境問題でいいますと、PRTR法案も、ダイ……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。 大学設置法の改正ということで、ある意味では、毎年のように改正されている法律の中でも、今回は一つの組織再編を含めて大きな弾力化ができるような法案改正が行われることになったわけでございます。 先ほど文部大臣は、二十一世紀の大学像ということで、教育に関して、また学術研究に関して望ましい方向を述べられました。さまざまな点で日本の大学教育の問題点が指摘されておるわけでございますが、大学が、現在いろいろな方面から、海外の学術研究に比べても劣っているではないかというふうに言われている面、IMDの調査やなんかが出ていますけれども、どこが根本の原因だとい……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。
最初に内田先生の方に。今回、国立学校設置法の改正で組織の再編、また弾力化ができるということになったというのが一つの柱としてあるわけでございますけれども、九州大学がかなり大学院の再編をやられようとしておられるということで、一九八〇年代、九〇年代、学部の改編、再編というのはかなり各大学で行われていたと思うんですけれども、今度、教育部と研究部に分けてやる形で持っていこうと先進的にされたねらいを最初にお伺いさせていただければと思います。
【次の発言】 そういう意味では、さまざまな形での大学改編の中で、教育と研究を学部段階でやっていると、教官の方も……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本でございます。
今回、免許法の一部改正ということで、何本か柱がございます。
その中で、高等学校に「福祉」と「情報」の教科を新設されるということで、学校にも使いやすいコンピューターがかなりそろってきておりますし、ハード面では充実してきておると思いますけれども、教員の今後の養成計画、さらには現職の教員でそういう免許を付加して取る人もおられると思いまして、講習会とかまたそれに対する予算措置、どういうふうになっておるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 三年間で九千人、「情報」だけでも新しく資格取得者をつくろうとされているということでございますが、中学で「……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 技術士に関するさまざまな質問が出て重なっているのもかなり多くなっておりますので、最初に、四月十七日から二十三日まで科学技術週間だという報道がきのうありました。私も、そうだったのかということできのう再認識させていただきましたけれども、昭和四十年代に理工系ブームというのがあったときに、かなりの方々がエンジニアが希望職種の第一位とかいうような時代、斉藤政務次官も私も同じ時代に同じ高校で生活したわけですけれども、科学と技術、科学者と技術者という言葉がございますので、科学と技術の違いをどういうふうに科学技術庁としては考えておられるだろうか、そこのところを最……
○福本潤一君 明改の福本潤一でございます。
今、民主党の議員の方から義務標準法また高校標準法の考え方についても御意見が出ました。今回、民主党の法案が出ておりますので、現行法の話を最初に伺わせていただこうと思います。
この義務標準法また高校標準法と言われる略称でございますが、この法律の基準を定めるという目的、それはそれでいいのか、また今後の運用方針も中教審の言われたような形でやっていくのか、この点を文部省にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう意味では、今現在の法律は国庫負担教員数を公正に定めるための基準、また各県の総定数の積算ということでございますが、現行法で現状、日本の小中高等……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本潤一でございます。 きょうは、環境問題を中心に循環型社会のお話とともに質問させていただこうと思います。 公明党は一昨年、ダイオキシン類対策特別措置法をまず出しまして、昨年の七月、全会派の賛同を得まして議員立法で通過したわけでございます。そして、ことしの一月施行になったわけでございます。 官房長官がきょうは記者会見で退席されましたので、まずダイオキシンの問題で、具体的に施行になった法案、政令等で決めたもの、また措置等も具体的に起こっておると思いますので、環境庁長官に最初に、ダイオキシンの法案が施行になるまでの準備、または現実の運用、これをお伺いしたいと……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
最初に、沖縄サミット関連で開発庁長官にお伺いしたいんですが、八百四十億円投入いたしまして、事故なくといいますか無事終了したわけでございますが、沖縄振興に、今回のサミットの成果を受けてどういうふうに発展に結びつくお考えでおられるか、この点を最初にお伺いさせていただきます。
【次の発言】 今回のサミットは、沖縄の心を世界へ発信できた、できない、さまざまな論評はあるわけでございますが、ここで内閣官房長官でもございます開発庁長官、今回の基地の問題で若干触れさせていただければと思います。
昨年の十二月に普天間飛行場移設に係る政府方針というものを閣議決定さ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 先ほど菅川委員の方から、大蔵大臣、郷土の大先輩ということがございまして、子供のときから政治家で活躍されているということですが、私の方は赤ん坊のころから大蔵大臣御活躍になられた長年の実績をもとに、私も初めて決算委員会で質疑させていただきますので、よろしくお願いいたします。と同時に、重ならないように、重複は避けてやりたいと思いますので、若干質問が飛ぶようになるかもわかりませんけれども。 先ほどの、平成八、九年度に貸借対照表の作成というお話がございまして、大蔵大臣、秋にはできるだろうということでございました。これは、大蔵大臣みずから財政事情について国……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、文教また科学技術の一般質問をさせていただきます。科学技術庁の質問を私させていただくことが多かったわけですが、きょうは先ほどから教育の問題がたくさん出ておりますので、私も大学教官、長く国立大学で勤めておりましたので、そちらの方の質問をさせていただこうと思います。 先ほどから有馬先生、石田先生、さまざまな形で教育の問題、文部省に質疑応答しておりました。特に、有馬先生の方は、世評でまたマスコミ等々での学力低下が本当なんだろうかということに対して、印象的評価じゃなくて長期的、数量的評価で、現実には学生の実力は落ちていないというデータをもとに言……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今まで沖縄・北方特別委員会でずっと沖縄の問題、造詣の深い先生方から御質問がございました。私の方は、最初に北方領土の問題、今まで出ておりませんので先にさせていただこうと思います。 今まで二〇〇〇年という区切りを、二十世紀中に起きた問題は二十世紀にという回答を外務大臣、さまざまな形で平和条約締結に向けて言ってはおられましたけれども、二十世紀もあと一月半という時点になってまいりました。私、前回の沖縄・北方特別委員会で、現実に北方領土におられる方々の生々しい実感をやはり体験してみられる必要があるんではないかと。あそこに住んでおられる方ももう五十五年にな……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、高度情報ネットワーク社会形成基本法につきましてさまざまな専門家の方々が熱心に御討議されて、私も啓発、啓蒙されて、質問もかなり重なっているところを避けながらさせていただこうと思います。 公明党は、昨年十一月与党に入りまして、基本政策を掲げて与党化いたしました。そのときに三ゼロ社会ということで、エゴゼロ、むだゼロ、ごみゼロということで、ごみゼロの循環型社会形成推進基本法、二十一世紀における大量生産、大量消費、大量廃棄という世の中を現実に循環型社会に変えていくという社会システムの構造変革の法案を無事通させていただいております。さらに、これは私独……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今回、クローン技術を規制する法案についてさまざま御質疑ございました。先ほどから科学技術庁長官を含めて、生命の尊厳のために今回の法案が必要になったというお話ございました。 私も、科学技術に実際携わっている人間にとっては、技術が進歩しますと、ほかの面でいろいろな形で規制しなくてはいけない問題が起こっても、案外進めたくなるというのが現実のその当事者の実感であろうかと思います。ですので、この法案、法律が拙速というよりも、科学技術が進んでいるのが人間の現代文明に適応しているのかどうか、また思想、哲学に関しての考え方からの規制も必要かというふうに思っており……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 公明党が与党に入りまして一年たちました。政策実現の政党として基本政策を出して与党入りしたわけでございますが、わかりやすい言葉で三ゼロ社会という基本政策をまとめました。エゴゼロ、むだゼロ、ごみゼロ。そのエゴゼロは、きょう、本日昼の本会議で参議院をあっせん利得処罰法が通過いたしましたし、むだゼロも公共事業評価法、またごみゼロで循環型社会基本法、ことしの通常国会で通過させました。 きょうは、通常国会で通過させた循環型社会形成推進基本法に基づく関係法五法が成立いたしましたので、今回の補正予算並びに十三年度要求においての予算、どのような内容が盛り込まれて……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今日の環境問題といいますものは、二十世紀を特徴づける大量生産、大量消費、大量廃棄という社会のあり方に根差しているというふうに思っておりますけれども、二十一世紀を環境の世紀また環境の新世紀にしていくという今後の方向性、またその認識に立って、大臣、先日の所信で言われたのかと思いますけれども、環の国日本というお話をされておられました。 一九九二年にサステーナブルディベロプメント、持続可能な開発、これは世界じゅうに次の時代の指標のような形で提示されたものでございますが、これと同じような形で、日本の環境、環の国日本という言葉とともに環境が持続可能な社会と……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 今までも京都議定書に関するブッシュ大統領の表明された御意見に対するさまざまな御意見、また現実に行かれた方々の状況説明もお伺いさせていただきました。そこで、そのとき団長として行かれた荒木副大臣ですね、外務省というのは地球環境外交戦略会議というのも開催されましたし、外交の柱に環境というものを据えていこうという表明もされておりますし、国際社会に貢献するという中で政府の基本方針、外交の中に環境を据えようということがあるということは承知しております。 ただ、今回そういう不支持の表明があった機会こそが、逆に我が国の国際社会に対する貢献を果たせる正念場でもあ……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、参考人からは非常に長年の研究成果も含めて貴重な御意見を聞かせていただいて、ありがとうございました。 最初に、こういう公害問題、また環境汚染の問題を扱うときに、西村参考人ですか、貴重な御意見をいただきました。基準値というものは何なのかということを考えていたということでございます。 これは、今まで例えば議員立法でダイオキシン対策法をつくろうというようなときも、青山参考人も非常に熱心に取り組まれておりましたけれども、基準値を法律の文面の中に入れる、入れないというのは非常に大きな違いがあるようでございまして、基準値というものを入れないで政令……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。 今回、PCB特別措置法、新しく法案が提出されていることに関する質問をさせていただきます。 PCBといいますと、長年、大変な環境また生命に悪影響を与えるということで、昭和四十七年には既に製造禁止というふうになっております。私も、昨年の七月二十六日には、厚生大臣にこれを処理する創設基金もつくったらどうかと申し入れしたり、昨年の十一月二十二日には、予算委員会で当時の大島大臣に、学校等で破裂が製造後起こっているということで全部取りかえる形で持っていったらどうかというふうに申し入れ、質疑させていただきました。そうしましたら、二十四日にはきちっと対応して、……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。
まず最初に、今回の地震に対しまして、公明党を代表しまして、広島県、愛媛県両県で亡くなられた二名の方に、また御遺族に対して哀悼の意を表させていただきたいと思います。また、被害に遭われた方々にお見舞いさせていただきたいと思います。
最初に、今回の質問させていただこうと思うのは、初動体制、また災害対策本部の立ち上げ状況、芸予地震の一報を受けてどういう対応をされたのかというのをお伺いさせていただこうと思います。
【次の発言】 今回の地震、私も現地で広島県福山市におるときに体験いたしましたけれども、即時に動き始めまして、中国四国地震の災害対策本部を立ち上……
○福本潤一君 公明党、福本潤一でございます。
今回、小泉総理、大変高い支持率で、あらゆるものを聖域なく改革していくということで国民の支持を受けているんだと思います。私も、日本社会を考えたときに、八年前、学者の時代に、愛媛大学助教授をやっておりました時代に日本文化を問い直そうというエッセー、連載させていただいたことがありますけれども、小泉総理、大変な人気の中で、若干幼児期のことをお伺いさせていただこうと思うんですけれども、子供のころはジュンちゃんと呼ばれておられましたか。
【次の発言】 ありがとうございます。
実は、私も幼少のころから福本のジュンちゃんと言われながら本日までさまざまな生活をし……
○福本潤一君 公明党・改革クラブの福本潤一でございます。 最初に、石毛参考人にお伺いしたいと思います。 参考人の御意見の中に、均質的な文化で統合されているゆえの差別という表現、お話がありました。国家、民族、文化という観点から、日本人の同一性の問題に関して造詣の深いお話を聞かせていただきました。さらに、ある意味では大勢に流されやすいとか、日本人のあるときは均一性でないがゆえにある均一性から外れた人たちを差別するという傾向、例えばあるときは学校のいじめや何かでも、成績が悪い、また成績がいい、極端に普通でないというところに対して差別がさらにいじめのような形になってきたりするような問題があります。……
○福本潤一君 公明党の福本潤一でございます。 きょうは、日本を代表する哲学者だと私は思っておりますけれども、加藤周一先生が来られて、文明論・歴史論も含めた広い観点からお話しいただきましたので、その大先生に対しての質問に沿えるかどうかわかりませんけれども、私なりに質問させていただきますと、先ほど、過去の歴史の結果、三原則、平和主義というのができた、ユニークな法律であるというふうに言われました。 最近、憲法学者が出した本によりますと、百七十八の成文憲法の中で、今や平和憲法、百二十四の国の現行憲法にもう既に入っているという現状になっております。 それで、解釈改憲も含めて第九条全文、かなり変更も……
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