林紀子 参議院議員
19期国会発言一覧

林紀子[参]在籍期 : 15期-16期-18期-|19期|
林紀子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは林紀子参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院19期)

林紀子[参]本会議発言(全期間)
15期-16期-18期-|19期|
第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 参議院本会議 第25号(2002/05/20、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、教育職員免許法の一部を改正する法律案について、文部科学大臣に質問いたします。  すべての子供たちに基礎的な学力を保障することは、国民の願いであり、憲法と教育基本法が要請している教育の基本任務です。学習内容を子供の発達段階に即して系統的なものとするとともに、真に基礎・基本的なものについては、すべての子供が分かるまで教える教育への転換こそが今求められているのではないでしょうか。すべての子供が人間として自分が大切にされていると実感できる教育を実現することです。  ところが、この四月から学校五日制とともに新しい学習指導要領の下での授業が始まる中、学力をめぐって、……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 参議院本会議 第10号(2004/03/26、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇四年度政府予算三案に対する反対討論を行います。  反対する第一の理由は、今後十数年にわたる際限なき年金保険料の引上げや庶民増税など、言わば連続負担増予算だからです。  小泉内閣発足以来、医療保険の三割負担などで既に四兆七千億円もの負担増と給付削減を国民に押し付けてきました。これに加え、年金制度の改悪、高齢者への増税、生活保護の給付削減などで、今後三年間で新たな国民負担増は二兆五千億円以上、合計七兆円もの負担増が強いられることになります。これでは国民の暮らしはますます深刻になり、不安を一層増大させます。  とりわけ、国民の不安をかき立てているのは年金……

林紀子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院19期)

林紀子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 文教科学委員会 第2号(2001/10/30、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今、大変深刻な不況が続く中で、私立学校に通う高校生の中には、親が突然のリストラに遭ったり会社が倒産するなどして授業料が払えず、泣く泣く退学せざるを得ないという状況が広がっています。文部科学省の調査でも、昨年度、私立高校の生徒で経済的理由によって退学した子供たちが二千三十五人、退学理由の五%を占めているということが明らかになっております。  私は、この委員会で九八年九月、九九年三月と二度にわたりまして、ぜひ国、文部省が都道府県任せにしないでこの問題を調査もし具体的に対策をとるべきではないかと質問してまいりました。昨年度から、ようやく授業料減免事業臨……

第153回国会 文教科学委員会 第3号(2001/11/20、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、まず最初に大臣にお伺いしたいのですが、教育の分野における同和事業の問題ですが、今年度末で地対財特法が失効いたします。これで来年度からは同和事業を続ける法的な根拠はすべてなくなるということになるわけですが、国も地方もこれまでの同和地域に限定した特別事業から一般事業への移行に向けて取り組みが進められると思います。  そして、教育の分野でも特別事業は終了して一般事業に移行するということになると思いますけれども、教育の分野での同和事業といいますと、これまで教員の加配措置として同和加配というものが行われてまいりました。全国では現在三千七百二十六人の加……

第153回国会 文教科学委員会 第4号(2001/11/27、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  きょうは四人の参考人の方々から、たった十五分という大変短い時間だったんですけれども、それぞれの立場から大変中身の濃いお話を聞かせていただきまして、心からお礼を申し上げます。  まず私は、村山参考人にお伺いしたいのですけれども、今大学で教えていらして、本当に学力低下をしているのかどうかということが一つと、それから最後に、子供たちは決して読むことや書くことが嫌いになったわけではないんだ、その成果も生まれているというお話がありまして、その具体例も御紹介いただけるということだったので、余り時間がありませんが、その辺をちょっと御紹介いただけたらと思います。

第153回国会 文教科学委員会 第6号(2001/12/04、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  読書というものが人間の精神活動にとって非常に大切なものだ、今、大臣からもお話がありましたけれども、私たちもその精神活動にとって大変大切なものだということは全く異論がありませんし、全くそのとおりだというふうに思うわけです。  しかし、だからこそ読書というのは最も自由な精神活動をまた保障されなければいけない、このことも当然だというふうに思うわけですね。ですから、法律で読書活動の推進、こういうことを決めるということはどうもなじまないのではないか、こういう声もあることもまた理解できるところです。  さて、参議院では一昨年の国会で子ども読書年に関する決議を……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 文教科学委員会 第2号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、遠山大臣に二点お聞きしたいと思います。  昨年の法改正で、四十人という国の基準を下回る学級編制が都道府県の判断でできることになりました。三月三日の毎日新聞によりますと、今年度七府県が実施し、来年度は今年度の三倍近くの十九道府県で実施するということが報じられております。  また、三月十日の朝日新聞によりますと、今年度五県、来年度は十六県で実施する。マスコミの調査ですので数がばらばらですけれども、文部科学省としては今年度幾つの県が実施し、来年度は幾つの県が実施するとつかんでいるのか、お聞きしたいと思います。

第154回国会 文教科学委員会 第5号(2002/04/02、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私はまず大学の非常勤講師の問題から質問をしたいと思います。  今、文部科学省は大学全体で何人の非常勤講師がいるのか。そのうち、非常勤講師の仕事のみをしている人、例えば社会人であるとか、本務があって非常勤講師をしているという方は除いて、非常勤講師の仕事だけをしている人はどれだけいるのか。そして、大学の講義全体のうち非常勤講師が占めている割合はどうなっているか。待遇はどうか。こうしたことを現在把握していらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 先日、私も同席をいたしまして、文部科学省には非常勤講師の組合の皆さんから要請を聞いていただく機会というのを持……

第154回国会 文教科学委員会 第8号(2002/04/25、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私も国立大学の法人化の問題についてお伺いしたいと思いますが、その前にまず、これは国会でも何度も問題になっておりますけれども、酒田短期大学の問題についてちょっとお伺いしたいと思います。  まず、この問題の現状がどういうふうになっているか、お知らせください。
【次の発言】 ここは六月に閉鎖をするのではないかという話が現地で大分行われているということなんですが、この辺はいかがでしょうか。
【次の発言】 今までのお話とか新聞なども見ますと、定員をはるかに上回る留学生を受け入れたり、ろくな教育もしていない、そして多額の借金、不明朗な使途というようなことで、……

第154回国会 文教科学委員会 第10号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、大臣にお伺いしたいのですが、今回の免許法改正案は、習熟度に応じた少人数指導への対応と、こういうことを考えているのが一つのポイントなのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、習熟度に応じた少人数指導というのと直接は連動しないというふうにおっしゃったと思うんですけれども、二月に発表されました中教審答申では、「本年度から実施されている教職員定数改善計画により習熟度に応じた少人数指導を支援しているが、こうした場面での専門性の高い教員の確保も早急に対応すべき課題である。」というふうに言われておりまして、その専門性の高い教員……

第154回国会 文教科学委員会 第12号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、教育公務員特例法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対する理由は、教職十年経験者研修を法律で義務化し、個々の教員を評価し、それぞれの能力、適性に応じた研修を行うこととする本改正は、教員の資質を向上させるどころか、教員をふるい分ける手段となるものだからです。  この十年経験者研修は、十年を経過した教員すべてに対し能力、適性などについて評価を行い、その結果に基づいて計画書を作成し、実施するとされています。質疑で明らかなように教員はランク別の研修を受けることにもなり、これでは教員のランク付け、ふるい分けにもなりかねず、到底認めることはできません……

第154回国会 予算委員会 第12号(2002/03/14、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、日本の大学の異常な高学費とそれから奨学金の問題について質問いたします。  まず、内閣府にお聞きしたいんですが、この十年間の家計の消費支出そして可処分所得の推移というのはどうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、国民の家計というのは十年前の水準以下になっているということだと思うわけですね。  文部科学大臣にお聞きいたしますが、国立大学の二〇〇三年度からの授業料と初年度納付金、幾らになりますでしょうか。
【次の発言】 これは二〇〇三年度の納付金ですか、二〇〇三年度からの。


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 文教科学委員会 第2号(2002/11/07、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、五月二十三日の本委員会で、この四月からの新学習指導要領の実施に伴って小中学校の教員が本当に大変な忙しさだという実態をお示しいたしました。そういたしましたら、教員の持ち時間数を今までより増やさないという、そういう趣旨があるから、そういう趣旨、念のためにきちんと伝わっているかどうかチェックをすると、そういうお答えを矢野局長の方からいただきました。  大分日にちがたってしまいましたけれども、そのチェックというのはしていただけたのか、そしてその結果はどうだったのかというのをお聞きしたいと思います。

第155回国会 文教科学委員会 第4号(2002/11/19、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今回の学校教育法の改正案、いろいろ問題点はありますけれども、最大の問題点というのは認証評価制度の導入だというふうに私は考えます。  そこでまず、大学の評価というのが今どういう状況かといいますと、国立大学は二年前から大学評価・学位授与機構の試行的評価が始まって、今年初めてその結果が公表されました。この結果につきましては衆議院でも随分議論になりまして、機構に対して多くの大学から様々な意見が寄せられている、これはもう十分文部科学省の方も御存じだと思いますが。  ですから、現状はまだ試行段階だというふうに思いますが、いかがでしょうか。

第155回国会 文教科学委員会 第5号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は三人の参考人の皆様に来ていただきまして、大変貴重なお話聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  私は、今回の学校教育法の改正というものでロースクールの問題というのが非常に大きく浮かび上がっておりますが、私の問題意識といたしましては評価という問題、大学評価というものを法律で義務付ける、これは国立、公立、私立、全部これを義務付けるということになっている。これは正に今までの大学の在り方を、先ほど鳥居参考人も私学では政策転換であるというふうにおっしゃいましたけれども、非常に大きな問題ではないかと思うわけですね。  そこで、まず市川参考……

第155回国会 文教科学委員会 第8号(2002/12/05、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、まず独立行政法人宇宙航空研究開発機構法案、これについてお聞きしたいと思います。  今朝ほど来お話がありますけれども、この法案といいますのは、特殊法人である宇宙開発事業団、昨年独立行政法人になったばかりの航空宇宙技術研究所、そして大学共同利用機関である宇宙科学研究所、こういう性格の違った三つの機関が統合する独立法人、これを定める法律です。  そこで、まず大臣に基本的なお話を聞きたいのですが、宇宙の開発というものについては、平和利用と並んで、自主、民主、公開、こういう原則があると思います。宇宙開発に当たってはこの原則の下に進めていくということは……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 文教科学委員会 第5号(2003/03/27、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は義務教育費国庫負担法の論議をめぐって二日目になるわけですけれども、おとといの論議の中で遠山大臣はこういうことをおっしゃいました。構造改革という大きな国の流れはあるが、教育において国の果たす役割は何かを考えなければならない、貧すれば鈍するというような国になってはならない、たしかこういうふうにおっしゃいまして、大変印象に残っているわけですけれども、それでは、この教育において国の果たす役割は何かということと、今回論議になっております義務教育国庫負担法との関係、どういうことになるのか、まず伺いたいと思います。

第156回国会 文教科学委員会 第9号(2003/04/22、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私も、今日は、独立行政法人海洋研究開発機構法案についてお尋ねしたいと思います。  まず、この海洋研究開発機構という独立行政法人は、その目的に、「海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行うことにより、海洋科学技術の水準の向上を図るとともに、学術研究の発展に資すること」、こういうふうにうたっているわけですけれども、海洋の研究を現状より更に充実させるべきである、これは研究に携わっている方たちの大きな声であり、また、これは国民の願いでもあるというふうに思うわけです。  そこで、大臣にお聞きしたいと思いますけれども、……

第156回国会 文教科学委員会 第10号(2003/05/08、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私も、今日は独立行政法人日本学生支援機構法案、質問をいたします。  最初ですので、まず奨学金というのは日本でどのようにして実施されるようになったのか、その成り立ち、簡単で結構ですけれども、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今お話にありました当初の議員連盟ですね、その会長さんの永井柳太郎さんという方が六十一年前の昭和十七年、国会でこういう演説をしたというのを私も拝見いたしました。「優秀ナル資質ヲ有スルニ拘ラズ、学資ノ乏シキ故ヲ以テ、其ノ資質ヲ錬成スル機会ヲ与ヘズ、空シク墳墓ニ下ラシムルガ如キハ、国家ノ損失是ヨリ大ナルハナシト言フベク、」……

第156回国会 文教科学委員会 第11号(2003/05/13、19期、日本共産党)

○林紀子君 今日は三人の参考人の皆様、ありがとうございます。日本共産党の林紀子でございます。  私は、まず奥島参考人、清成参考人、お二人に伺いたいと思うんですけれども、それは、十八歳以上自立型社会ということはこの検討会議の報告にも随分強調されているわけですけれども、私は今まで、十八歳になりましたら諸外国の学生といいますのは親から独立して、そして自分で学校に通うんだというような話を聞いておりました。日本ではどうしてそういうふうになかなかならないのかなというふうに思っていたわけですが、今回のこの法案を論議するに当たりまして、いろいろ調べてみたり聞いてみたりということの中で、やはり日本では奨学金や授……

第156回国会 文教科学委員会 第16号(2003/05/29、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は、国立大学法人関連六法案のこの参議院の委員会での最初の審議の場となるわけですが、たださなければならない問題、本当に山ほどあるわけです。しかし、私は、大学で働いている教職員の皆さん、また学生の皆さんの健康と命にかかわる問題ということで、まず労働安全体制について質問をしたいと思います。  四年前、一九九九年の日本学術会議の勧告に基づいて、私は当時本委員会で質問をいたしました。そのときの大臣は中曽根文部大臣、今日も委員としてこちらにいらっしゃいますけれども、答弁に立たれまして、「国立学校施設の老朽・狭隘化対策に積極的に取り組むとともに、教育研究の……

第156回国会 文教科学委員会 第17号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は、三人の先生から貴重なお話、本当にありがとうございました。  私は、まず佐々木参考人にお話を伺いたいと思いますけれども、先ほどのお話の中で、中期目標、中期計画というのは文部科学大臣との一種の契約だというようなふうに表現をなさったと思いますが、この中期目標、中期計画につきましては衆議院の場でも大変論議がなされました。参議院の場ではまだ一回審議をしただけですので、これからということもあると思いますが、そこで、大学内部のお話ですが、学生の反応というのは先ほどお話を聞かせていただきました。  しかし、教官の皆さんもいろいろ意見もお持ちで、意見を出し……

第156回国会 文教科学委員会 第20号(2003/06/26、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、質問をする前に委員長にお願いをしたいんですが、この状況を見ていただきたいんですね、座席の状況を。これだけ重大な国立大学の法人法案が熱心に審議をされていて、傍聴者の方も今日は今までにも増してたくさんいらっしゃる。こういう中で、この委員会が、今、もしかしたら定足数に達していないんじゃないでしょうか。  こういうことではちょっと審議できませんし、もっと与党の皆さんいらっしゃるのをお待ちするのは、私、全くあれですから、待っておりますので、定足数達成するまで、それからまた、もっとちゃんといらっしゃるまで待っております。

第156回国会 文教科学委員会 第22号(2003/07/08、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まだまだこの法案につきましては山ほど質問をしたい、しなければならない問題があるわけですけれども、まず今日は最初に天下りの問題から質問をいたします。  国立大学法人には理事、監事として最大五百八十四名が新たに任命されます。そして、この役員には学外者が必ず含まれるようにしなければならない、こういう仕組みになっているわけです。現在の国立大学でも学外者によって構成されている運営諮問会議があります。文部科学省の課長職以上だった人でこの運営諮問会議の委員をしている人はどれくらいいるのか、具体的に明らかにしていただきたいと思います。  その前に、資料を配付して……

第156回国会 文教科学委員会 第23号(2003/07/24、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、今日は広島県尾道市の教育関係者の自殺の問題についてお伺いしたいと思います。  三月の九日には尾道市の小学校の慶徳校長が、また今月の四日には尾道市教育委員会の山岡教育次長が自殺をするという痛ましい事件が起こりました。私は心から哀悼の意を表したいと思いますが、広島県の教育、尾道市の教育には大きな問題点があるのではないか、このようにマスコミも一斉に報じているところです。そして、これとは別に、昨年の十一月には、やはり尾道市で中学校の先生が修学旅行の説明をしていたその場で倒れまして、一人急死をなさいました。一年間に何と三人もの教育関係者が尾道市では亡……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/03/17、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は、今日は被爆者問題についてお聞きしたいと思いますが、その前に、先ほど公明党の委員からイラク問題について平和的努力をすべきであるという質問がございましたので、私も坂口厚生労働大臣にお聞きしたいと思います。  今、広島、長崎への原爆投下で多くの罪なき市民が地獄の惨状に直面し、その後も苦しんでいるわけですね。イラク問題をめぐっては、大変緊迫した状況です。唯一の被爆国の政府として、イラク問題は平和的手段で解決せよ、罪なき市民を犠牲にしてはならない、こう主張すべきときではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 被爆者の願いも核兵器をなくすことです。イラクの大量破壊……

第156回国会 予算委員会 第17号(2003/03/28、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度政府予算三案に反対の討論を行います。  アメリカはイギリスとともにイラクへの攻撃を開始しました。この戦争で罪なき市民が毎日命を奪われています。これは国際の法と正義に反するものであり、世界の圧倒的多数の国々が努力してきた平和解決の道への最悪の挑戦です。戦争開始後も一層大規模に広がっている戦争反対の世界の世論に対する挑戦でもあります。この戦争で世界と日本の経済が被る打撃への不安も高まっています。  私は、この暴挙を厳しく糾弾するとともに、攻撃を直ちに中止することを強く要求します。同時に、小泉内閣と与党三党が武力攻撃支持を直ちに撤回することを強く求……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 文教科学委員会 第2号(2004/03/18、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は予算委員会でも子どもの権利条約に関して質問をいたしましたが、時間も大変短かったものですから、今日も子どもの権利条約の教育にかかわる部分について質問をさせていただきたいと思います。  日本は子どもの権利条約を一九九四年に批准しました。二年目に第一回の政府報告を国連に提出し、その後五年ごとに報告を提出して、どれくらい進んでいるか進捗状況について国連の子ども権利委員会の審査を受けることになっている、こういうことになっているわけですが、私はこの一月、ジュネーブで行われました第二回の国連の審査の傍聴に行ってまいりました。NGOに対しても事前に聞き取りが……

第159回国会 文教科学委員会 第5号(2004/03/25、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  思い出しますと、昨年もちょうど今ごろ、この義務教育費国庫負担法の改正案というのが出てまいりまして、そしてこの委員会で大いに論議をされておりました。このときに各委員から質問されましたのは、平成十四年の十二月十八日に三大臣がサインをしたという三大臣合意についてだったわけですが、初めに、私は、この三大臣合意というのが今生きているのか。  それぞれ、総務、財務、文部科学、大臣、皆、替わられたわけですよね。しかし、この三大臣合意というのは今も生きているのか、生きているとしたら、今後の扱いはどうなるのか、それについてお聞きしたいと思います。

第159回国会 文教科学委員会 第6号(2004/03/30、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日はお二人の参考人、本当にありがとうございます。お立場からいたしましたら年度末というのは一番忙しい時期ではないかと思いますが、今日はお出掛けくださいましてありがとうございました。  私も、今までいろいろ質問がありましたので重ならないようにお聞きしたいと思うんですけれども、まず私は、小泉内閣が発足をいたしましたときに、小泉首相は米百俵の精神というのをまず本会議の所信表明でなさったわけですね。私はそれを聞きまして日本の教育というのもこれから良くなるのではないかという期待を持ったんですけれども、それはすぐに痛みを我慢しろというそのまくら言葉にすぎなか……

第159回国会 文教科学委員会 第8号(2004/04/06、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日はまず、参考人としておいでいただいております黒川会長の方にお話を伺いたいと思います。  学術会議の機能として、科学者の代表であること、代表制というのが一つの柱になっていると思いますが、今回の改正では、七部制から三部制にする、定員もあらかじめ定めないやり方に変更する、こういうことになっています。しかし、会員が人文・社会科学から医学まで総合的に広い学問分野から選出されてこそ学術会議の代表制というのも確保できるのではないかと思います。結果として特定の学問分野に偏るというようなことはないのでしょうか。

第159回国会 文教科学委員会 第10号(2004/04/13、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、この放射線障害防止法というのは、放射性同位元素等の使用や汚染されたものの廃棄などを規制して放射線障害を防止するための法律、こういうふうに考えていいと思います。この放射線防止法、放射線障害防止法の精神というのは、たとえ低レベルの放射線であってもその被害に遭ってはならない、それを防止しなければいけないということだと思うわけですね。  午前中のお話にもありましたが、この日本は核兵器の最初の犠牲となった国であり、被爆者の方たち、三十数万人がいまだに苦しんでいらっしゃるわけです。被爆者の声を聞くべきではないかという質問も午前中ありました。私もそのとお……

第159回国会 文教科学委員会 第11号(2004/04/15、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。今日は三人の皆様、ありがとうございました。  まず私は依田参考人にお聞きしたいのですが、消費者の間から大変、これは実は日本人音楽家に限らず、輸入を禁止することが可能になる法案ではないかなどというようなメールが大分たくさん寄せられておりまして、まずそのことをお聞きしようと思いましたが、最初のお話の中で大変分かりやすく依田参考人から御説明がございました。今ももうこれ以上言いようがないというお話もありましたけれども。  一つ、どうして消費者がなかなかこういうことの疑念を持っているのかということに対しては、一つは、先ほど若松参考人の方から、エアロスミスのCD……

第159回国会 文教科学委員会 第12号(2004/04/20、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  実は、今日は公正取引委員会からおいでいただきまして、私も十二月三日の文化審議会の著作権分科会においての意見というのをお聞きしようと思いましたが、午前中から今までずっと論議が重ねられておりまして、ほとんどの皆さんがそのことに触れてお聞きいたしまして、私も御説明はよく分かりましたので、大変お呼びしておいて失礼なんですけれども、私は今日の質問割愛、そこの部分の質問を割愛させていただきますので、御用事がありましたらお引き取りいただいて結構でございます。  著作権法改正の内容についてお聞きしていきたいわけですが、これまたいろいろ重なっておりまして、なるべく……

第159回国会 文教科学委員会 第13号(2004/04/22、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、私は、男女共同参画を目指す教育について質問をしたいと思います。  先進国の中でも日本は男女共同参画の取組の後れた国であり、とりわけ女性の地位向上の後れは際立ったものがあります。国際社会からも強い是正の要請がされているところですし、国内でも男女平等を目指す運動がいろいろ取り組まれているということは大臣も御承知のことだと思います。こうした流れを受けて、九九年には男女共同参画社会基本法が制定されました。今年で五年になろうとしております。この間、各自治体でも男女共同参画基本条例が実施の段階に入るなどの努力がされてきました。  こうした取組を踏まえた……

第159回国会 文教科学委員会 第14号(2004/04/27、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は三人の参考人の先生、ありがとうございます。  三人の先生、それぞれ歴史的に振り返ってこの私立学校の成り立ちというようなものもお話しくださったわけですが、私は孫福参考人の雑誌での座談会を拝見させていただいたんですが、その中で、教育刷新委員会がスタートして、そしてそのとき私学に対する構想案というのが論議されたけれども、その骨子というのが公共性と自主性を尊重することと私学助成であったということを書かれていらっしゃいます。私はその公共性と自主性をお話聞こうかと思いましたが、もう御説明をくださいましたので、その後半の私学助成、そのことについてお伺いし……

第159回国会 文教科学委員会 第15号(2004/05/11、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、私は薬学教育の中で後発医薬品の取扱いについてお伺いしたいと思います。  健康保険財政を圧迫して医療費を高額にしている大きな理由の一つに、欧米諸国に比べまして医薬品が高い価格で設定されている、そういうことがあると思います。先発医薬品に対して効果は変わらないのに安く販売されている後発医薬品、いわゆるジェネリック薬品、この部分の使用を高めていくことは、国民の医療負担を確実に軽減させ、そして健康保険財政にもプラスになることは明白です。薬剤師が国民の医療費負担、健康保険にも目を向けて、後発医薬品の使用を促進していくことが必要だと考えます。  そこで、……

第159回国会 文教科学委員会 第16号(2004/05/13、19期、日本共産党)

○林紀子君 今日は三人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。日本共産党の林紀子でございます。  まず、私は児玉参考人にお伺いしたいのですが、六か月間実習をすると、六年間にしたという意味は非常にそれが大きいというお話を聞きました。確かにその六か月間が充実した研修でありましたら、先ほど阪大総長のお話も例としてお引きくださいましたけれども、本当に実りあるものになるけれども、その六か月間の研修がどういうふうに行われるかというのが非常にこれから重要だと思うわけですね。  実習をする受入れ側の体制といいますか、ですから、病院に行く場合もあるし、それから地域の薬局に行く場合もあると。両方もやるというこ……

第159回国会 文教科学委員会 第20号(2004/05/27、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  地教行法の今回の改正のねらいというのは何かとお聞きいたしましたら、学校運営協議会を通じて、学校運営に地域住民や保護者が参画することにより、地域の実情に応じた特色ある学校づくりを実現するというペーパーを見せていただきました。  私たちは、保護者や教職員、子供たちが主体的に参加する学校づくりを進めて、地域住民に開かれた学校、これを作り上げていくべきだと考えております。しかし、この学校運営協議会では果たしてそうした役割が果たせるのかどうか、そこが心配ですので、今日は具体的にお聞きしていきたいと思います。  まずお聞きしたいのは、特色ある学校とはどんな学……

第159回国会 文教科学委員会 第21号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は、お二人の先生からお話を聞きまして、何となくぼやんとしていたことがかなりはっきりをしたという気がいたしますが。  まず、私も、保護者や地域に開かれた学校というのは大変必要なことだと思っております。これは私の知人の例なんですが、ジャーナリストをしていて大学の講師をなさって、ジャーナリストのときには演歌の歌詞なども書くなどという大変マルチ的な人間がおりましたが、その方が退職をして新しい地域に行ったんですけれども、そこでは、自分の子供や孫には関係ないけれども、すぐ近くの小学校に毎朝、おはようおじさんということで校門に立って既に三年たつというんです……

第159回国会 文教科学委員会 第23号(2004/06/14、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  年金制度改正全体のポイントというのは、際限のない保険料の引上げ、そして給付の方は切り下げる、こういうものだと思います。そこで私は、私学共済の場合というのをお聞きしたいと思います。  給付水準は現役世代の収入の五〇%を確保するというふうに言われておりますけれども、私学共済ではどうなっているのか。モデル世帯で現在五十五歳の人、四十五歳の人、それぞれ十年後、二十年後の現役世代平均賃金に対する年金の比率、どうなっているのか、数字の問題ですが大変大切な点ですので、大臣にお答えいただけたらと思います。

第159回国会 予算委員会 第12号(2004/03/17、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、私は、最初に年金問題についてお聞きいたしますが、年金を取るための資格期間に限って今日はお聞きしたいと思います。  日本は原則として二十五年間保険料を掛けないと年金が一円ももらえない制度です。二十五年未満は掛け捨てという残酷とも言える制度ではないかと思うのですが、高い保険料をとても二十五年間も払えないという声が若者を中心に広がっています。二十五年の年金受給資格期間を短縮して、加入期間に応じて年金がもらえる制度にしましたら、頑張って保険料を掛けてみようという意欲も出てくるのではないかと思うわけです。  そこで、まずお聞きしたいのですが、ドイツ、……

第159回国会 予算委員会 第16号(2004/03/26、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇四年度政府予算三案に対する反対討論を行います。  反対する第一の理由は、今後十数年にわたる際限なき年金保険料の引上げや庶民増税など、連続負担増予算だからです。  小泉内閣発足以来、四兆七千億円もの負担増と給付削減に加え、新たに二兆五千億円以上、合計七兆円もの負担増が強いられることになります。  特に、年金制度の大改悪は、今後十四年間にわたって毎年七千億円も引き上げられ、給付は実質的に史上初めて引き下げられます。国民年金は今でも平均受給額月四万六千円なのに、更に一五%も引き下げられることは、生存権保障の憲法原則を踏みにじるものです。基礎年金の国庫負担……


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各種会議発言一覧(参議院19期)

林紀子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2001/11/05、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  この共生社会調査会は三年前にスタートいたしました。そしてこの三年間は男女の共生について調査を行い、その一年ごとのテーマ、今まで他の委員からお話もありましたけれども、女性に対する暴力、二年目は女性の政策決定過程への参画、そして三年目は女性のための環境整備という形で取り上げてまいりました。  特に、女性に対する暴力については理事会の中にプロジェクトチームを設けて、三年目に集中的に作業を重ね、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、いわゆるDV法をまとめまして、この調査会として国会に提出し、成立にこぎつけたことは大変大きな成果だったと思って……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2001/11/21、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今までいろいろな皆さんが質問をいたしまして、私が質問をしたいと思っていたところと大分重なっておりますので、私も通告をしていないけれども、今御説明を聞きながらここはお聞きしたいと思う点もありましたので、ちょっと外れるところもあるかもしれませんが、お許しいただいてお答えいただけたらと思います。  虐待は子供への最大の人権侵害だということが今まで何度もお話にありましたけれども、まさにそのとおりだと思いますし、児童虐待の話を聞くと、ほとんどの方たちが大変心を痛めている。やはり子供たちがこの日本の社会で安全で安心して生活をして育っていくこと、それは本当に大……

第153回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2001/12/03、19期、日本共産党)

○林紀子君 引き続きまして、今のことと関連してなんですけれども、児童相談所で被害児童の対処と、それから今の、家庭に引き戻すというか引き取りということで親の方の対処、その両方を一緒にするのが、これは人数の関係もあるのかもしれませんが、大変難しいというお話を児童相談所の方から直接伺ったんですけれども、子供の方は児童相談所で何とかやります、親の方はほかといいますか、適切なところでやってもらうことはできないのかというようなお話だったと思うんですが、その辺をどう考えたらいいのかということ。  それから、今六項目、家庭で引き取るときの最低の基準みたいなものだと思うんですが、お話しくださいましたけれども、親……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2002/02/13、19期、日本共産党)

○林紀子君 三人の参考人の皆様方、ありがとうございます。  まず、宮本参考人にお伺いしたいのですが、事前に宮本参考人の論文を見せていただきましたが、その中で、「子ども虐待とその対応」というのを見せていただいたんですが、その中で、子どもの安全の確保の初期対応ということで、一番大事なのは、「ケース会議を持つのが一番よい。」ということを書いていらっしゃいます。確かに法律の中では、国や地方の責務ということできちんとそういう受皿というのを作るということがうたわれているわけですけれども、このケース会議というか、関係者が全部集まってお互いが持っているその情報を交換しながらその対応をしていくというのは一番難し……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2002/04/03、19期、日本共産党)

○林紀子君 林紀子でございます。今日は三人の参考人の方々、ありがとうございます。  何度も質問ができないので、申し訳ありませんが、三人の参考人にそれぞれ、かなり中身がばらばらで申し訳ないんですが、伺いたいと思うんですが。  まず、徳永参考人にお伺いしたいのですが、先ほど機関の連携というのが不十分な点があるんじゃないかというお話がありましたけれども、これは最近発生した子どもの虐待死、これは家庭の中ではなくて、香川県の例ということで話を聞いたんですけれども、保育園で、ほかの親から虐待があるんじゃないかと通告をされたんだけれども、県は立入りをして、一回目、二回目したんだけれども、虐待はないというふう……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2002/04/10、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日は各省庁の方皆さんに来ていただいておりますけれども、私は時間の関係で厚生労働省への質問に絞ってお聞きしたいと思います。  まず、児童虐待防止のネットワークについてですが、先ほど岩田局長もこの虐待防止の関係者のネットワークというのが大変重要だというお答え、お聞きいたしました。私もネットワークが力を発揮することがこの虐待防止解決、そのために大変有効だと思うわけですが、県においては大変ばらつきがあると思うわけですね。  いただいた資料によりますと、この地域のネットワークというのが市町村一か所も設置されていないし、これからの計画も全然ないと、そういう……

第154回国会 共生社会に関する調査会 第5号(2002/05/08、19期、日本共産党)

○林紀子君 共産党の林紀子です。  今、発生予防対策ということで会長の方からお話がありましたが、私が申し上げたいのは、この発生予防対策にも、それから早期の対応策にも保護やケアについても、全部にかかわる問題だと思いますので最初に発言をさせていただきたいと思います。  それは、参考人、たくさん来ていただきましていろいろお話聞きましたが、その中で私が一番ああそうだなと思ったことといいますのは、エンパワメント・センター主宰の森田ゆりさんという方、おいでいただきましてお話しくださいましたけれども、そのときに、この共生社会調査会で作り上げたいわゆるドメスティック・バイオレンス法との比較で、このDV法には人……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2002/11/11、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子です。  皆様方が今御報告をいたしましたので、大分重なる点があるんですけれども、私たちも、今回の調査団は、領事が、これはお世辞半分もあったのかもしれませんが、全員ノートを広げてメモを取りながら話を聞くような調査団は初めてですというふうにおっしゃってくださったほど精力的にお話を聞いてきたと思っております。  私も、NGO、NPOとの協力関係、政府との協力関係ということでは、やはり日本と随分大きな違いがあるなということを痛感をいたしました。  個々の問題につきましては、児童虐待については、今までお話がありましたけれども、ロサンゼルスにあります児童裁判所というのが私大変……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2002/11/20、19期、日本共産党)

○林紀子君 先ほどの神本議員の関連で文部科学省にお聞きしたいんですけれども、地域の学校に障害を持った子どもさんたちが入学をする場合には条件整備というのをいろいろやらなくちゃいけないというお話ありまして、確かにそうだと思いますので、それは是非進めていただきたいのですが、エレベーターを付けたり、それから先生の研修をしたりということはそうなんですけれども、やっぱり一番の問題は先生の数なんじゃないかと思うんですね。  私も身近で経験したことを申し上げますと、中学校で特別の学級を作って三人の子どもさんを先生が見ていたわけですが、一人は多動ということで、このADHDというのはまだこれからなのかもしれません……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2002/11/27、19期、日本共産党)

○林紀子君 今お話を聞いて、なかなか全部頭の中で整理ができたわけではないんですけれども、やはり障害者にとって働くことというのがどんなに大きい意味があるのか、すばらしい意味があるのかというのがよく分かりました。これは、人間がそもそも働くことの意味というのをそのまま問い直すような問題なのかなという気もするんですけれども。ですから、今、石渡参考人の方からも、中西参考人の方からもお話伺いましたけれども、障害者の働くということが、国民の意識が変わらないとなかなか完全にはならないだろうということなんですけれども、その意識を変えるということを待つのは非常に掛かるという気もするわけですよね。  今のような社会……

第155回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2002/12/04、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子です。  今日は三人の先生、ありがとうございます。  私はいろいろお聞きしたいことあるんですけれども、一番根本的なといいますか、法律の問題ということで三人の先生にお答えいただけたらと思うんですけれども、障害者差別禁止法、ADAのお話がありまして、もう四十か国にもそれが及んでいるということで、是非日本にも必要ではないかということだと思いますが。  それと関連いたしまして、高機能障害のお話、今ありましたけれども、障害のはざまになってしまうような問題もあるということで、総合的な障害者福祉法というか、そういうものも必要だろうとお聞きしているわけですけれども。  その二つの……

第155回国会 法務委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今日はこのように連合審査会が実現をいたしましたので、森山大臣、遠山大臣、お二人の大臣にそれぞれお答えをいただきたいと思います。  最初の質問もお二人からお答えをいただきたいと思います。  法科大学院を含む専門職大学院では、これまでの大学院のように研究指導を必須としない課程を新たに作ると、こういうことになっているわけですけれども、この点については、現在あります専門大学院などからいろいろ危惧する声が上がっております。例えば、一橋大学大学院国際企業戦略研究科は、現行の研究指導の実施が必須から研究指導を必須としないへの移行には反対だと、こういうふうに言っ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 共生社会に関する調査会 第1号(2003/02/05、19期、日本共産党)

○林紀子君 厚生労働省にお聞きしたいんですけれども、今、副大臣が、障害を持っている人たちも意識の改革をというお話をしてくださったわけですけれども、私も今までいろいろな参考人に来ていただいてお話を聞きまして、前々回だったと思うんですが、東洋英和女学院の石渡和実先生という方が来てくださって、障害者にとって働くということがどんなにすばらしいことかと。働くというのが本当に暮らしの中で大きな位置を占めているんだと。特に、共に働くということで、障害を持っている人たち御本人も大きく発達、成長するし、また一緒に働いている健常者も本当に変わっていくし、地域が変わると。これが正に共生ではないかというお話を伺ったん……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2003/02/12、19期、日本共産党)

○林紀子君 今のことと関連してなんですが、先ほど具体的に御紹介いただいた社員の皆さんたちがいますね。そういう方たちはお話し聞いただけでもすばらしい能力、技術を持っていらっしゃるなと思うんですけれども、こういうものはどうやってこの方たちは身に付けたのかと。今の裏返しですけれども、お聞きできたらと思います。
【次の発言】 秋山先生と川内先生にお聞きしたいんですけれども、鉄道の問題なんですね。  私が今、地元で非常に迫られているというか、問題になっていることは、過疎の町を走っている可部線という線があるんですけれども、半分は広島の非常に過密なところを走っている、そこは生かすけれども、過疎を走っている半……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2003/02/26、19期、日本共産党)

○林紀子君 私は柏女参考人と川名参考人にお聞きしたいと思うのですが、子どもに対して市町村の役割というのが非常に大切だというお話を伺いました。私も、遠いところにあるだけじゃ間に合わないだろうということで前も質問したことがあるんですが、そのとき、各市町村には家庭児童相談室というのがあるというお話で、そこがネットワークを組んでいけばいいのではないかというお話も政府の側からは伺ったように思うんですけれども、市町村にやっぱり中核となる児童相談所のようなものというのを置いていく、そしてそのお金の部分というのがやっぱりかかわって、予算ということがかかわってくると思うんですけれども、その辺はどういうふうに仕組……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2003/04/02、19期、日本共産党)

○林紀子君 さきにいただいた文献も読ませていただいたんですけれども、今お聞きいたしましたところと関係して、まず瀧澤参考人にお伺いしたいんですけれども、今、金参考人の方から支援費制度という状況になって裏切られたような思いだというお話がありましたけれども、措置費が支援費の方にただ切り替えただけということであってはならないという、このさきにいただきました文書では拝見いたしましたが、どういう点がどういうふうになっていかなければいけないのか、ちょっと大ざっぱで申し訳ありませんが、その辺、お答えできる範囲でお答えいただけたらと思います。
【次の発言】 瀧澤参考人に再びお聞きしたいんですけれども、参考人が最……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第5号(2003/04/16、19期、日本共産党)

○林紀子君 今のお話に関連しまして、ですから警察の役割というんですかね、保護命令が出た後の。それは、実態がどんなふうになっていて、どういうふうにしていったらきちん、きちんとというか、守られるのかというのはどういうふうにお考えになっているか、お聞きしたいと思います。それぞれ、もし関係……

第156回国会 共生社会に関する調査会 第6号(2003/05/07、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子です。  私は、今日示されております項目に従って、障害者の自立と社会参加についての意見を申し上げたいと思います。  まず、バリアフリー社会についてですが、関根千佳参考人の発言した、バリアフリーとは、健康な成人男子向けの町や物から障害者などが使いにくい部分をなくしていく、一方ユニバーサルデザインとは、障害者などが初めから使えるようにと考えること、この説明は大変分かりやすいものでした。ここに共生社会の考え方の基本があると思います。  そこで、公共的な既存の建物については、目標を持って改善計画を作らせ、財政的な補助を国が行い、また新たに公共的なものを造る場合は、規模によ……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 共生社会に関する調査会 第2号(2004/02/18、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子です。今日はどうも本当に四人の先生、ありがとうございます。  今までお話しくださったことや、また、事前にいただきました論文などを拝見させていただいてお聞きをしたいんですが、まず玉村先生にお聞きしたいのは、これは私、もう随分昔の話ですからこういうふうに今言われているのかどうか分からないんですが、特に知的障害を持った子供たちなどは発達がゆっくり、健常児と比べてゆっくり発達するんだという話を聞いて、非常にああそうかと感動をしたことを覚えているんですけれども。そういう意味では、ゆっくり発達ということでは、先ほど先生がおっしゃったような、十八歳以上になってもやはり教育をする……

第159回国会 共生社会に関する調査会 第3号(2004/02/25、19期、日本共産党)

○林紀子君 私も伊達市の市長さんの菊谷参考人にお聞きしたいんですけれども、この伊達市の生活支援マップというのを「まちに暮らす」というこのピンクの本で最初に見せていただいたんですが、いろいろな作業所とか支援センターとか、もう本当に町ぐるみで支援をしているというこの状況がこの図からも分かるわけですけれども。  三位一体の改革というのが大変だというお話がありましたが、こういう町ぐるみでやっているときに、三位一体の改革というのがどういうような形で、保育所の例というのは先ほど挙げてくださいましたが、出てくるものなのか。三位一体というのがいろいろなところに、地方の自治体に大きく影響するというのは頭の中では……

第159回国会 共生社会に関する調査会 第4号(2004/03/03、19期、日本共産党)

○林紀子君 今の問題とも関係があるのですが、文部科学省の方にお聞きしたいのですが、この特別支援教育ということですね。  この調査会でも、前々回の調査会では教育の問題ということで各方面のそういう仕事に携わっていらっしゃる専門の方々に来ていただいてお話を聞いたのですが、その中でLD、ADHD、原田副大臣からも今丁寧に御説明いただきましたけれども、こういうことを新たにといいますか取り上げるということは大変いいことだと思うわけですね。注意欠陥多動性障害を持っている子供たちがクラスの中にいることによって学級崩壊というんでしょうか、その子供たちが騒ぎ出すと周りの子供たちも釣られて騒ぎ出してなかなかクラスが……

第159回国会 共生社会に関する調査会 第6号(2004/05/12、19期、日本共産党)

○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  この調査会では障害者の自立と社会参加について調査を進めてまいりましたが、おいでいただきました参考人が、それぞれ権利の主体となって障害者が生きることができる社会を作ることが必要だと述べられました。そのとおりだと思います。  そして、私は最近、障害者に対する差別とはどういうものか、ある弁護士さんがこうおっしゃっておりました。障害を理由に不利益な取扱いをすることだけが差別ではない、障害のある人が社会参加をする上で社会の側がすべき必要な配慮を行わないことも差別、自分の努力で社会に入ってくださいというだけでは障害のある人は社会に参加できない、この言葉もその……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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