西山登紀子 参議院議員
19期国会発言一覧

西山登紀子[参]在籍期 : 16期-17期-18期-|19期|
西山登紀子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西山登紀子参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院19期)

西山登紀子[参]本会議発言(全期間)
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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 参議院本会議 第7号(2002/11/20、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました特殊法人等改革関連四十六法案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  そもそも特殊法人改革とは本来どうあるべきなのでしょうか。  日本共産党は昨年七月に、特殊法人改革のあるべき方向について、「大企業の食い物にするための「民営化」ではなく、国民の暮らしに役立つ特殊法人改革を」という政策提案を発表いたしました。今、国民が期待する特殊法人改革は、一つ、無駄な部門を思い切って削減すること、二つ、国民生活にとって必要な事業は公的部門として一層拡充、改善を行うこと、そして三つ、直ちに天下りを禁止して、癒着構造にメスを入れること、こ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 参議院本会議 第13号(2003/03/24、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました産業再生機構法案及び関連法案、産業活力再生特別措置法改正案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  質問に入る前に、米英による無法無謀なイラク戦争を即時中止すること、日本政府の恥ずべき支持の態度を直ちに改めることを強く要求いたします。  この戦争は国連憲章違反の先制攻撃であり、二十一世紀の平和な世界秩序に対する正面からの挑戦であります。無辜の市民を殺りくし、イラクの子供たちの生存と生きる希望すら断ち切る野蛮な戦争を日本国民は決して許さないであろうことを表明し、質問に入ります。  今回の産業再生機構法案など三法案は、不良……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 参議院本会議 第3号(2004/01/23、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 私は、日本共産党を代表して、小泉総理の施政方針演説について質問いたします。  政府は、昨日、航空自衛隊の本隊をイラクに派兵し、陸上自衛隊は今月中にも本隊を派兵しようとしています。重火器で武装した自衛隊を戦争状態が続いているイラクに派兵することは、憲法の平和原則を根本から踏みにじる歴史的暴挙であり、絶対に許すことはできません。  世論調査でも過半数の国民が自衛隊の派兵には反対し、八割以上の人々が政府は十分に説明していないと答えています。日本の軍隊がわざわざ外国に出掛けていって他国の国民を殺し、戦死者が出かねない戦後初めてのこの暴挙に対して、多くの国民が心の底から不安と怒りと悲痛な……

西山登紀子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院19期)

西山登紀子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 経済産業委員会 第2号(2001/10/30、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは久しぶりの一般質問ということで、狂牛病の問題を取り上げようと思ったんですけれども、先ほど大臣の所信表明の中に幾ら見ても狂牛病のキョの字も見えないので、大変落胆をいたしました。なぜ触れられないのか、大臣の御認識がその程度のものなのか、あるいは縦割り行政のなせるわざなのかわかりませんけれども、私は狂牛病の問題についてきょうは、非常に大事な問題であると思いますので、伺っていきたいと思っています。  実は狂牛病問題、第二の薬害エイズというふうにも例えられるわけですけれども、私は九六年の第百三十六国会のときに厚生委員をしておりまして、ちょう……

第153回国会 経済産業委員会 第4号(2001/11/29、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の二法案の改正案につきましては、私どもは基本的には賛成でございます。その上で、現下の景気の悪化、デフレの進行というのは史上最悪でございますので、そのもとで中小企業がもっともっと利用しやすい制度にするにはどうしたらいいのかというようなことで質問をさせていただきたいと思います。  私の地元は京都なんですけれども、先般も、二十七日ですけれども、上京団がたくさん来られまして、経済産業省、いろんな省庁に交渉などをさせていただきましたけれども、そのときに私思いましたのは、ことしの二月にも同じような交渉に来られているんですけれども、この十一月の二十……

第153回国会 行政監視委員会 第3号(2001/11/19、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、男女平等参画社会の促進について、政府の対応についてただしてまいりたいと思っております。  二十一世紀はよく女性の世紀というふうに言われるわけですけれども、私は、言いかえますと真に男女平等の実現する可能性に満ちた時代の到来である、このように考えております。  そして、いろいろな差別の是正ということがございますけれども、とりわけ二十一世紀、男女差別の撤廃の中でも賃金格差、もちろん昇格にリンクする場合もあるわけですが、賃金格差の是正はとりわけ女性の社会的地位の向上、経済的地位と自立のかぎを握るものだ、こんなふうに考えております。  我……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 経済産業委員会 第2号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。少し厳しい質問になるかもしれません。  今日は、大臣の所信に対する質問でございますが、この大臣の所信表明、ずっと読ませていただきました。しかし、例えば最初のところでも、こうした動きが加速すればデフレスパイラルに陥る懸念があるというような記述がございますが、本当に懸念があるというような生易しい状態なのかということなんですね。今、もう既にデフレスパイラルのこの悪循環に陥っておりますし、かつてなく、もう経験したことがない戦後未曾有の危機的な状況にあるというふうに、これはもうほとんど常識的になっていることではないかと思います。  さらに、具体的な危機……

第154回国会 経済産業委員会 第5号(2002/03/28、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  ギャンブルということで私も少し勉強をさせていただいて、いろいろな発見がございましたけれども、自転車競技法は一九四八年、小型自動車競走法は一九五〇年に議員立法で提出されて成立した法律でございます。公営競技というのは、刑法の賭博罪、富くじ罰の特例として法律に認められた行為となっているわけですが、賭博がなぜ刑法上の罪になるのかは言うまでもありませんが、午前中の議論にもありましたように、家庭崩壊、家庭破壊をもたらし、社会風俗を乱し、勤労意欲を低下させる不健全な行為だからであるというふうなことでございまして、言うまでもございません。  そこで、お聞……

第154回国会 経済産業委員会 第9号(2002/04/11、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の法改正というのは、電子メールによる一方的な商業広告、いわゆる迷惑メールについて電子商取引の適正化及び消費者保護の強化を図るために商業広告を行う販売業者に対する必要最小限の規制を行うものでありまして、我が党もこの改正案には賛成でございます。  まず最初にお伺いをいたしますけれども、この電子商取引というのは新しい取引分野でありまして、経済産業省などの予測を見ますと、二月の調査なんかでも、BツーC市場は二〇〇一年度一兆四千八百四十億円が二〇〇六年度には十六兆二千九百七十億円に急増するというような予測も出ているわけですね。  しかし一方、電……

第154回国会 経済産業委員会 第16号(2002/05/30、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、九七年十二月のいわゆるCOP3が開催されました京都が地元でございますけれども、その京都議定書が締結されました際に、衆参の両院の代表団が京都に派遣をされたわけですけれども、その代表団の一名として参加をさせていただきました。  また、それに先立ちます平成九年、九七年十月三日の代表質問で、日本共産党を代表いたしまして、当時の総理大臣は橋本総理でございましたけれども、二〇一〇年までにCO2を、きちっとした対策を取れば二〇%削減は可能なんだという我が党の立場を表明させていただきまして、日本の削減計画を明確に打ち出しながら、効果的な温室効果ガス……

第154回国会 経済産業委員会 第18号(2002/06/06、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私も、この経済産業委員会で何度もこのエネルギーの問題、原発の問題を質問させていただいたんですけれども、四年目になりますけれども、随分この間、この経済産業委員会だけの状況といいますか模様といいますか、それも非常に変わりました。最初は原発推進の御意見が非常に勢いを持って発言もされていたんですけれども、最近は自然エネルギーの主張、最初は本当小さかったですけれども、最近では非常に大きな国民の支持といいますか追い風を受けといいますか、発言も大きくできるようになってきたと思います。そこで私は思うんですけれども、会期末、このように慌ただしい中で、こうい……

第154回国会 経済産業委員会 第20号(2002/06/27、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、自動車の問題を考える場合には、使用済みの問題だけではなくて、車社会全体の在り方の見直し、こういったものも必要ではないかと思っております。環境に負荷を掛けない社会と経済のありよう、とりわけ昨今では地球温暖化の防止の観点も必要になってくるんだと思います。  今日審議になっております使用済自動車のリサイクルの問題につきましては、九〇年代から国際的なグローバルスタンダードといいますか、考え方になってきている拡大生産者責任、横文字になりますが、EPRということなんですが、これをやはり貫くかどうか、このことが一つ大きなかぎになっていると思ってい……

第154回国会 経済産業委員会 第21号(2002/07/04、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  前回の質問で、私は、なぜメーカーに費用の負担を課さないのかということで、拡大生産者責任、いわゆるOECDなど国際水準で言われている拡大生産者責任とは、ちょっと言葉は厳しいようですけれども、似て非なる制度だということで質問をいたしました。  その際に、平沼大臣の御答弁で、拡大生産者責任の考え方としては、一つは、生産者の方が物理的な対応というものを、あるいは財政的な対応というものを一方若しくは双方行うことが求められていると。二つ目には、その財政的対応についても、生産者にすべての費用を求めることのみがうたわれているのではなくて、消費者への価格転……

第154回国会 経済産業委員会 第26号(2002/07/23、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  官製談合を防止するための法的措置を取ることは賛成でございます。ただ、問題は、その内容が国民の期待に十分沿ったものになっているかどうかということだと思います。  この提案理由の中では、本案検討のきっかけになったのは二〇〇〇年五月に公正取引委員会が排除勧告を行った北海道上川支庁発注の農業土木工事談合事件であるとしておられます。少し振り返ってみますと、この事件はどういう事件だったかということなんですが、公正取引委員会が全国で初めて二〇〇〇年五月の十五日に官製談合だということで勧告を行ったケースですね。排除勧告は二百九十七社に及びました。談合のあ……

第154回国会 厚生労働委員会 第22号(2002/07/25、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、九七年の二兆円の負担増を国民に強いました医療保険の改悪法案のときに、この場所で反対をいたしました。三千通の怒りのファクスを持ち込みました。根拠のない薬代の二重取り、健保本人の二割負担、お年寄りの負担増など、医学的根拠も合理的根拠も欠く欠陥法案で、撤回しかないと主張いたしました。あれから五年がたちました。やっぱり破綻をいたしました。そして、今回、またその破綻の上に破綻を上塗りするような法案が出されております。私は、徹底的に慎重審議をするべき、こういう立場から質問に入りたいと思います。  大臣にお伺いいたしますけれども、今回の法案による……

第154回国会 行政監視委員会 第4号(2002/04/15、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、私は、公営ギャンブルに関する特殊法人の天下り問題について質問をいたします。  私は、今、経済産業委員をしておりますけれども、三月二十八日の経済産業委員会で、日本自転車振興会への天下り役員の問題を取り上げたわけでございます。そのときのもう議事録は出ておりますので、大臣も目を通していただいたかと思います。  天下りの問題、その点ではたくさん問題はございます。例えば、日自振の会長、副会長、役員などが天下りのほぼ指定席になっているという問題だとか、あるいは交付金の配付先にまた渡り鳥のように飛んで、自転車に乗った渡り鳥というふうに言ったんで……

第154回国会 行政監視委員会 第6号(2002/06/03、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、四月の十五日の当委員会で、公営ギャンブルの五法人の天下りの問題について取り上げさせていただきました。資料もたくさん配付させていただいたんですけれども、関連するところも含めますと、およそこの公営ギャンブル五法人関連で八十人ぐらいが天下りをしているというような驚くべき実態を質問させていただいたわけでございます。  今日は、この公営ギャンブル五法人を実は支えている補助金、そしてまたこの公営ギャンブル五法人が言わばばらまいている補助金、隠れ補助金ではないかとも言われているわけですが、この問題について質問をさせていただきたいと思います。  配……

第154回国会 行政監視委員会 第8号(2002/07/01、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、看過できない社会問題になっております赤ちゃんの急死問題について、行政の在り方についてただしてまいりたいと思います。  まず最初に、坂口厚生労働大臣と村井国家公安委員長が来ていただいておりますので、お二人に全般的な問題でお聞きをしたいと思います。  先日、私たちは赤ちゃんの急死を考える会と国会議員団といたしまして懇談をさせていただいたわけです。事件や事故までシーズ、SIDSということですが、こういうふうな診断がされて処理をされているという、こういう実態を伺いました。会の皆さんは各党にも申入れをされておられるわけですけれども、私もこの……

第154回国会 行政監視委員会 第10号(2002/07/15、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、就学援助制度についてお聞きをしていきたいと思います。  今日、長期にわたる不況によります失業、倒産が増え続けておりまして、私の手元にも、生活困難から教育費のやりくりも非常に大変になっているんだというような声が非常にたくさん寄せられております。  そこで、私もいろいろと調べてみました。結局、日本国憲法二十六条には、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」とありますし、義務教育はこれは無償とする、このように明確に述べられているわけです。そして、教育基本法の第三条一項、「教育の機会……

第154回国会 予算委員会 第10号(2002/03/12、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日、私は、児童扶養手当の削減問題について質問をいたします。  政府は、手当の削減だけではなくて、本日、五十年ぶりに母子寡婦対策の抜本的な法改正を閣議決定するやに聞いております。そこで、お伺いをいたしますけれども、最近の母子世帯の推移、そのうちの児童扶養手当受給世帯はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 それでは次に、現在の児童扶養手当の内容、支給条件と支給額についても説明をしてください。
【次の発言】 ちょうど私が国民福祉委員をしておりました九八年にこの児童扶養手当の大幅な削減、改悪が行われました。支給条件の年収の上限を一気に百万円……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 経済産業委員会 第2号(2002/10/31、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  九九年の九月の三十日、日本のチェルノブイリとまで言われましたジェー・シー・オー事故が起こりました。私は、当時、経済・産業委員として、本会議質問も含めて、当委員会でも質問に立った一人でございます。今回、九月一日の東電の首脳陣が一斉に辞任をしたというニュースは、実は私、海外の視察中に知りました。重大な事故につながっていたらという、本当に背筋が寒くなった思いです。  放射能の被害というのは、スリーマイルのあの事故や、チェルノブイリの事故や、ジェー・シー・オーの事故でも明らかなように非常に広範囲ですし、しかも人を選びません。しかも、将来に甚大な被……

第155回国会 経済産業委員会 第3号(2002/11/07、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、前回の質問で、大臣の就任以来の原発の安全確保の責任にかかわる問題として、新しく導入されました申告制度が機能不全に陥っていたという問題について取り上げまして、大臣もその点について責任をお認めになったわけですね。  今日は、なぜジェー・シー・オーの教訓が真剣に生かされなかったのかという根本の問題について伺いたいと思います。そこには、この二年間の申告制度の機能不全だけに帰せられない根本問題があると考えています。それは規制と推進の体制が経済産業省の中で一体となっている、ミックスになっている、この問題であります。  今回の東電の、あるいは一連……

第155回国会 経済産業委員会 第5号(2002/11/14、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、大臣にお伺いをしたいと思います。  小泉内閣は十月の三十日に「改革加速のための総合対応策」、いわゆる総合デフレ対策を打ち出しましたが、その中心は不良債権処理の加速策でございます。深刻な不況で痛め付けられている国民生活や中小企業の営業を手当てするのが目的かと大変国民の皆さん期待されたと思うんですけれども、私が思うのには全く逆だ、反対だと思います。総合デフレ正に促進策じゃないかと厳しく見ているわけでございます。  といいますのも、小泉政権が発足してもう一年半になりましたけれども、この間、やはりこの委員会でも、不良債権の最終処理を非……

第155回国会 経済産業委員会 第7号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、この知的財産基本法という基本法でございますので、今日はちょっと条文に沿ってお伺いをしていきたいと思います。  まず、この基本法の目的についてお聞きしたいと思います。基本法ですから、知的財産をどのように使い、またどういう社会の発展に貢献するか、どのような社会の構築を目指すのかということ、とりわけ国民生活に何がもたらされるのかというようなことが私はきちっと盛り込まれる必要があるというふうに思っております。  ところが、「目的」のところを見ますと、第一条、のっけから、「この法律は、」、全部読みませんけれども、「我が国産業の国際競争力……

第155回国会 経済産業委員会 第8号(2002/11/26、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は参考人の三人の先生方、朝早くから本当にありがとうございます。  実は、小柴先生にお伺いしたいわけですけれども、まず最初にノーベル賞の受賞、本当におめでとうございます。私の六年間、この参議院で御一緒しておりました上田耕一郎参議院議員と小柴先生が一高時代に学生寮で御一緒なさっていたということをお聞きしておりまして、今日はノーベル賞受賞者の偉い先生に私が質問するということ、ちょっとどきどきしているんですけれども、そういうこともあってちょっと気を取り直して御質問させていただきたいなと思っております。実は私、化学は少しはあれなんですが、物理と……

第155回国会 経済産業委員会 第11号(2002/12/05、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。参考人の皆さんにはお忙しいところを本当にありがとうございます。  私、九九年九月三十日のジェー・シー・オーの事故の当時、当委員会の委員をしておりまして、事故の真相究明、再発の防止、そして原発事故の避難対策などの審議に参加をした一人でございます。佐藤参考人は当時、原子力安全委員会の委員長としても御出席いただきましたし、また河瀬参考人も実は出席をなさって私も質問をさせていただきました。本日もよろしくお願いいたします。  当時は、政府も事業者も、あれは核燃料施設の問題だと、原発は安全だ、大丈夫ですよというふうなことを終始言っておりまして、相変わらず……

第155回国会 経済産業委員会 第12号(2002/12/10、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、十月三十一日には、東電側の不正事件の責任の所在について質問をいたしましたし、また申告制度がなぜ二年間機能しなかったのかということにつきましては、大臣の責任についても質問をさせていただきました。十一月七日には、検査体制、報告体制の問題を通しまして、経済産業省保安院の原発の安全確保の能力及び責任にかかわる問題を質問をしてまいりました。  今回提案されております法案の趣旨説明を大臣はこう述べていらっしゃいます。「原子力発電所の自主点検作業に係る不正な記載や、原子炉格納容器の定期検査における不正な操作は、これまでの原子力の安全確保に対する国……

第155回国会 行政監視委員会 第4号(2002/12/02、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は初めて就職いたしましたのが京都市の児童相談所で、八年間地方公務員でした。京都市職員労働組合というのがありまして、組合員でもございました。年末の今ごろになりますと人事院勧告が出て、わずかな賃上げをかち取るために遅くまで集会や当局との交渉などを行った経験もございます。しかし、当時から、戦後日本の民主化と同時に憲法で保障された労働基本権が公務員だけ大きく制限され、団体交渉権の制限、スト権が禁止される中での闘いでしたから、おのずと人事院勧告待ちという状態での不自由な闘いでもございました。  私の体験からも、戦後政治の改革をというのであれば、そ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 経済産業委員会 第2号(2003/03/20、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日、私は、本当に重々しい気分で質問に立っております。世界じゅうが戦争の開戦の危機ということで震撼としているさなかの質問でございます。  先ほど来、イラク戦争の問題にかかわって、影響が余り日本にないからというような議論がされておりますけれども、私は、その前に、まずアメリカが、国連が今査察を継続強化をして効果も上げているという状況にあった。そして、新しいアメリカなどが提案している決議については、採択がされない見込みであったにもかかわらず、見切り発車的にアメリカ、イギリス、スペイン、開戦の、しかも予告を、四十八時間というような最後通牒、通告を……

第156回国会 経済産業委員会 第4号(2003/03/25、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  昨日も本会議で質問をさせていただきました。総理出席の下での本会議質問ですから、この法案がいかに重要な法案かということだと思いますので、この委員会でもしっかりと議論をしていきたいと思います。そして、その議論をする視点というのは、この法律がどのような形で日本経済と国民の暮らしに寄与するのかと、そういう観点で審議をしてまいりたいというふうに思います。  まず、この法律の目的なんですが、この法律の名前は株式会社産業再生機構法案というふうになっておりまして、産業再生ということになっております。第一条、「機構の目的」のところをずっと読んでおりますと、……

第156回国会 経済産業委員会 第6号(2003/03/27、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  本会議と一昨日の質問で、今回の産業再生法の骨格の一部が少し見えてきたかなというふうな思いでございます。  平沼大臣も、一昨日の私の質問に対しまして、経済産業省としては元々機構のようなアイデアを正直に申し上げて検討してきたのではないと、不良債権の加速策とともに企業再生の方策として政府部内で検討が始まったんだと、こういうふうに率直にその経過と認識の発展といいますか、必要性というか、そういうことについても話されたと思います。  私も経過を振り返って、非常に産業再生機構の構想が出てきたということは、非常にドラスチックにできたと、急に出てきたと。そ……

第156回国会 経済産業委員会 第7号(2003/03/28、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は大変専門的な皆さんにお越しいただきまして、ありがとうございます。  まず、斉藤参考人にお伺いしたいわけですけれども、先ほど社長、新しい機構の社長候補としての並々ならない御決意をお伺いをいたしました。まだこの法案は今審議中でございまして、そのさなかということなんですけれども、やはり新聞などではいろいろ、救世主になるのか閻魔大王になるのかとかいろいろうわさもされているわけでございますけれども、私、斉藤さんがどういう方なのかということで、少し「汗と涙のグローバリゼーション」というようなものをちょっとかいま見させていただきましたけれども、九……

第156回国会 経済産業委員会 第8号(2003/04/01、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  いよいよ産業再生機構法の審議も今日が最終ということになってまいりました。せっかく二十八日に参考人の質疑がございましたので、その参考人の質疑を通じて、まず谷垣大臣にお伺いをしたいと思います。  参考人に来られました斉藤惇氏の陳述、お伺いいたしました。さすがに金融・証券界のプロとしてのお話でございまして、大変勉強になりました。中で、並々ならぬ、今度この機構の社長の就任の要請を受けたと、それをお受けするということについての決意の表明があったわけですね。でも、まだ審議中の法案なんですけれども、その法案の先取りをして社長候補の決意を聞くという、私は……

第156回国会 経済産業委員会 第12号(2003/04/24、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 鶴岡先生に敬意を表しまして、時間が過ぎておりましたけれども、質問をしっかりと聞かせていただきました。  日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、省エネ・リサイクル支援法及び石油特会法の改正案の質問をさせていただきます。  今回の省エネ・リサイクル支援法及び石油特会法の改正の直接的な目的というのは、京都議定書に含まれますCDM、クリーン開発メカニズム及びJI、共同実施に関する事業を……ちょっと済みません、静かにしてもらえませんか。事業を省エネ・リサイクル法に基づく助成措置の対象にし、その経費を石特会計から支出できるようにするものであります。  京都メカニズムは、COP……

第156回国会 経済産業委員会 第15号(2003/05/15、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず最初に、不正競争防止法の改正案から質問に入りたいと思います。  第一の質問ですが、今回の改正は営業秘密の刑事的保護の導入を行うということが大きな改正点でございます。これは、営業秘密の民事的保護規定を導入した九〇年には多くの反対があって一度見送られたという経過がございます。  産構審の不正競争防止小委員会のまとめを見てみますと、「営業秘密の刑事的保護」の章の中で検討に当たっての留意事項というものが出されております。これまで出されてきた反対意見の中で六点が挙がっているわけですけれども、留意事項として検討が進められた結果、今回の改正に至った……

第156回国会 経済産業委員会 第17号(2003/05/22、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。まず、私は最初に資金繰り円滑化借換え保証制度、この問題について大臣にお伺いをしたいと思います。  三月二十日の当委員会で私、借換え保証制度について、更にこれを実効あるものにするために幾つか質問をさせていただきました。その後もこの借換え円滑化保証制度の到達点というものをお聞きいたしますと、五月の十六日現在で十一万一千百六十件ですね、保証承諾実績は一兆七千三百九十八億円、これは大変喜ばれている施策であると私も大変うれしく思っております。週単位にいたしますと八千件増えているというようなことです。このことを私も地元の京都の皆さんに御報告しますと、京都……

第156回国会 経済産業委員会 第20号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回の電気事業法、ガス事業法の改正案というのは、九五年、九九年の改正を踏まえて提出をされました。私は、九九年のこの電事法、ガス事業法の改定の際にこの委員会でも反対討論に立たせていただいたんですが、その反対理由の第一は、大口部門の小売自由化によって電気料金の引下げを図るとの政府の自由化政策に根拠がない、ガス事業の場合もそうだということが一点と、それから小売部門に参入してくるこの事業者というのは、既に発電部門に参入しておりますIPPとほぼ同じ事業者になるんじゃないかということから、発電所の圧倒的多数が石炭、石油、それから残渣油というようなとこ……

第156回国会 経済産業委員会 第22号(2003/06/10、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  前回、私は、この法案の趣旨説明のところに六行、重要な問題が書かれていて、中身はないと、法案の中身にはなっていない、たかが六行だけれどもその内容は非常に大事だということを質問させていただきました。  今日はその続きを質問させていただくわけですが、その間に参考人質疑がございました。これはとてもすばらしい、先ほど来同僚の議員もおっしゃっておりますけれども、私もこのような楽しくてそして意義のある参考人質疑というのは小柴さん以来じゃないかなと思っております。とりわけ荻野アンナさん、特にフランス文学の研究者であり、作家でもございます。その作家の荻野さ……

第156回国会 行政監視委員会 第6号(2003/06/09、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。障害者の就業問題について今日は質問をいたします。  私は京都で八年間、市の児童相談所で心理判定員といたしまして障害児問題に取り組んでまいりました。障害児の全面発達の保障は子供の教育と同時に仕事、就業の保障が不可欠だと考えております。さらに、障害者の社会的、職業的な自立支援を進める上では何よりも障害者の人権が守られるということが大前提になければなりません。  そこで、去る三月の二十四日、大津地裁で判決が下りましたサン・グループ事件の問題をまず最初に取り上げたいと思います。この判決は、就職先で虐待と年金横領や賃金の不払いなどの被害を受けた原告の障……

第156回国会 予算委員会 第3号(2003/01/29、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  私は、まず最初に、今社会問題になっております貸し渋り、貸しはがし問題について質問をいたします。  一月二十日の経済財政諮問会議で、小泉首相は貸しはがしの事実を否定するかのような発言をされています。内容はこうです。「(小泉議長) 一部しか報道していないのではないか。」「野党やマスコミのいう「貸し剥がし」などに乗せられてはいけないと忠告された。」、こういうふうな言葉をわざわざ紹介をされまして、むしろ野党やマスコミが故意にあおっているかのような、そういうような物言いを議長の立場でされている。私はこの神経が本当に分かりません。  今、貸しはがしや……

第156回国会 予算委員会 第11号(2003/03/14、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  がらりとテーマは変わりまして、乳幼児医療の無料制度について質問をいたします。
【次の発言】 まず初めに、最新の地方の実施状況、その施策の拡充の傾向について御報告を下さい。
【次の発言】 厚生大臣にお伺いしますけれども、今配付していただいた資料を皆さんもごらんいただいていると思いますけれども、全国ではこの乳幼児医療の無料化の制度というのは拡充の傾向にございます。しかも、劇的です。  三歳未満と三歳以上は逆転を既にしておりまして、三歳以上は通院の場合でも六割に達しております。その六割の中でも、就学前を見ていただきますと、ウナギ登りに増えており……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 経済産業委員会 第3号(2004/03/23、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、本当にお忙しいところ、三人の参考人の皆さんにはありがとうございます。  まず最初に清家参考人にお伺いをしたいと思いますが、お伺いをする前に、先ほど借換え保証制度の問題につきまして、借換え保証制度ですね、非常に有効に働いているので、これからも継続してほしいという御要望がございました。実は、当委員会でも何度も質疑も私もさせていただきましたし、また本会議で、一月の二十三日でございましたけれども、同じ思いを私も小泉総理に質問をさせていただきました。その御答弁が、「来年度も本制度を円滑に実施していく予定であります。」というふうに明確に答弁を……

第159回国会 経済産業委員会 第4号(2004/03/24、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  十五日の予算委員会で取り上げさせていただきました鳥インフルエンザの問題につきまして、中小企業や地域経済へ非常に大きな影響を持っておりますので、引き続き質問をさせていただきたいと思います。  私の地元の京都では正に鳥災害に遭ったというような状態でございまして、住民の物理的、心理的、経済的な負担と被害は大変なものでございます。地元の住民の皆さん、丹波町、京都府の府民の皆さんの御努力と丹波町や京都府の本当に寝食忘れた御努力によりまして、また国の支援もありまして、三月の二十二日五時半ですね、防疫措置の完了が宣言をされまして、小委員会での検討を経た……

第159回国会 経済産業委員会 第12号(2004/04/27、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  まず、法案の審議に入る前に、私、今日、中川経済産業大臣に質問をすると地元で言いますと、あの方に質問するんですかと言われたんですね。大臣はお分かりだと思います。二十一年間国民年金未納、もちろん麻生さんのように四年、石破さんのように一年もこれも許されないことではありますが、私、二十一年間未納だったという方が私が質問する大臣であるという、この不幸についても私は本当に残念でなりません。  地元の方に、ああいう方が大臣の資格があるんですかと問われました。私も大変、大臣として年金で今審議にかかっている法案にサインをなさった、大臣はなさったということに……

第159回国会 経済産業委員会 第14号(2004/05/13、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  産業再生機構の斉藤惇代表取締役の方に、同じ名前なんで混同が起こらないようにお話をお聞きしたいと思いますが、本当に両参考人には、大変お忙しい中御出席いただきまして、ありがとうございます。とりわけ斉藤惇取締役には、実は二度目でございます、ここの委員会でお会いするのは。何か御縁があるのかなと思っているんですが、昨年の三月二十八日に、御就任いただく予定ということで参考人にお越しをいただきまして、私も率直に質問をさせていただいて、ちょうど一年ちょっと過ぎますね。大変な御苦労もおありだろうと思います。その続きで質問をさせていただくということで、大変こ……

第159回国会 厚生労働委員会 第8号(2004/04/06、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  法案審査に入る前に、今日は無年金障害の裁判の原告の皆さんがたくさん来ておられまして、京都からもお見えでございますので、私も最初に、大臣、まず原告にお会いいただくこと、それから控訴を断念していただくことをまず御要望させていただいて、質問に入りたいと思います。  衆議院の青少年問題特別委員会が、日本共産党も含めまして超党派で、三年前の法案作成に引き続き今回の法改正に積極的なイニシアを発揮されましたことについて、まず心からの敬意を表したいと思います。  そして、参議院でも共生調査会では、児童への虐待が子供の人権を侵害する行為であることを明記いた……

第159回国会 行政監視委員会 第2号(2004/03/29、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、大きな社会問題となっております過労死、過労自殺問題についてお伺いをいたします。  私のところにも、うちの息子は過労死になりそうなんだけれどもどうしよう、あるいは過労死の労災申請をしているんだけれどもなかなか認められない、こういうふうな御要望がたくさん寄せられております。  お聞きしますが、九八年からの実態を説明してください。過労死、過労自殺についてです。
【次の発言】 配付をさせていただきました資料なども見ていただきたいと思いますが、右側にグラフ化しております。私は、若者の就職難が叫ばれる一方で、若者の過労死、過労自殺が急増してい……

第159回国会 予算委員会 第10号(2004/03/15、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。鳥インフルエンザ問題で関連質問をいたします。  農水省は浅田社長を告発するとしていますけれども、経過からして当然です。しかし、それで問題が終わるわけではありません。私の地元の京都では、正に大きな災害に遭ったような状態が続いています。住民の物理的、心理的、経済的な負担と被害は大変なものでございます。一日も早く平穏な、そして安心、安全な丹波、京都に戻って暮らしたい、このように皆さんが願っておられます。  私は、京都の日本共産党鳥インフルエンザ対策本部長といたしまして、二十八日に現地調査に入りまして、この間二度も直接亀井大臣にも申入れをさせていただ……

第159回国会 予算委員会 第14号(2004/03/22、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日、私は、建築労働者の、就労者の仕事起こしと住宅改修、リフォーム、改修助成制度について質問をさせていただきます。  九七年の消費税の五%アップを含みます九兆円の負担増は長期の不況の引き金となりました。とりわけ、個人住宅の建設に大きな足かせとなっております。長期化する不況の中で全国の建設就労者の数も減っているのではないでしょうか。
【次の発言】 私の元には、建設労働者や中小零細工務店の方から、仕事が激減している、賃金や単価の切下げもひどいものだ、不払の多発に悩まされて自殺に追い込まれる仲間が後を絶たないと訴えが届いております。国は、大企業……


西山登紀子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院19期)

西山登紀子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2001/11/21、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  先ほど、本調査会の調査テーマが決められました。「真に豊かな社会の構築」ということでございます。  私は、言いかえれば、これは真の豊かさとは何かということをメーンテーマといたしまして、国民生活と経済のありようについてグローバルな視点も交えて調査することを決めたというふうに考えております。いわゆる物やお金だけでは味わえない、人間らしいゆとりのある、また心の豊かさも十分に共有できる新しい未来社会、日本の社会をどうしてつくっていったらいいのかということを私たちもともに考えていきたいと思っております。  そこで、先ほど改革先行プログラムの説明を受け……

第153回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2001/11/28、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  きょうは、お二人の参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。ありがとうございます。  私は、まず第一に、お二人にちょっと御意見をお伺いしたいのは、本調査会のテーマは、「真に豊かな社会の構築」ということをテーマにいたしまして、調査会は三年間時間をかけてこのテーマで非常に積極的にやっていこうということで、私たちが選んだテーマが「真に豊かな社会の構築」ということでございました。与野党もちろん意見の違いはいろいろあるんですけれども、そのテーマでやってみようというふうに思いましたのは、日本が世界第二位の経済大国と言われているんですけれども、なぜ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2002/02/13、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  小泉内閣が発足して九か月になるんですけれども、骨太であれ中期展望であれ、何を聞きましてもやっぱり痛みしか見えてまいりません。真の豊かな国民生活の展望は見えてこないわけでございます。  今日お伺いしましたが、十八ページの社会保障の部分ですけれども、社会保障については可能な限り抑制をするというふうにあるわけですね。初めに抑制ありきと。国の責務というのは、憲法二十五条に明記されておりますように、国民の健康で文化的な生活を保障するという責務がございますので、社会保障は初めに抑制ありきということでは、私は問題だというふうに思います。  とりわけ、人……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2002/02/27、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。御苦労さまです。  松井さんと中村さんにお伺いをしたいと思います。今、非常な失業という状態が起こっているわけですけれども、二点お伺いします。  先ほどの御説明で、松井さんの方から経済のグローバル化に対応して国内の労働市場も変容を迫られているという御説明があって、一から四まで御説明があったんですけれども、私は、日本の労働者の働きようというか働かせられようというか、それは本当にこのグローバルな水準にあるのかどうかということが大変疑問に思っているんですね。  例えば、その例に挙げますと、残業、違法な……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2002/03/06、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  三人の参考人の皆さん、本当に今日はありがとうございます。  まず最初に、山崎参考人にちょっとお伺いしておきたいことがありますが、家族介護の評価の問題がございました。──お姿が見えないんですけれども、済みません。  私は、介護保険の議論をいたしましたときに厚生委員をしておりまして、家族介護の手当、ドイツのように要るんじゃないかという質問をしましたら、当時小泉厚生大臣でしたけれども、女性を家庭に縛り付けるというような御批判もあるし、今すぐにはというふうな御見解で、今、日本の介護保険の中にはこれはありません、評価されていないんですけれども、その……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2002/04/10、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は三人の参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  まず、お三人の方に共通して一点お聞きをいたします。  この当委員会は三年掛かりで「真に豊かな社会の構築」を目指してというのが大きな調査テーマになっております。三年掛かりの調査会です。かなりスタンスが長いということなんですが、そこで八〇年代以降ですが、日本は経済大国と言われるようになってきたんだけれども、国民が本当に豊かさを感じることができないという、そういう状況が長く続いています。そこで、それは一体なぜなのかということと、それからこれからの将来、日本の未来の社会が本当に真に豊か……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2002/04/17、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。お二人の参考人の方々には大変遅く、長時間ありがとうございます。  まず最初に、鶴田参考人の方にお伺いをしたいと思います。  先ほど御紹介ありました先生の論文をちょっと読ませていただきました。そこには、直接投資には投資国の側に正のブーメラン効果と負のブーメラン効果があるという、こういう指摘がございまして、空洞化を懸念する人はこの負の効果を過大視する難度があるという指摘がございます。更に読み進みますと、アメリカの海外生産比率は二〇%、日本はわずか二%で、日本の実態を考えると産業構造の空洞化論は慎重であるべきであろうということなので、日本はわずか二……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2002/04/24、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。参考人の皆さんには本当に貴重な御意見をありがとうございます。  まず最初に、三人の参考人の皆さん、一つのテーマでお聞きをいたします。  この調査会は三年掛かりの調査でございまして、「真に豊かな社会の構築」という大きなテーマを掲げて調査を進めているわけですけれども、日本が非常に大きな経済大国でありながら豊かさを国民が感じることができないということで、じゃ、これからどうやっていったらいいのかということなんですけれども、この真の豊かさとは何か、それぞれの参考人の方々がどういうふうに思っていらっしゃるか、まずその点が一点です。  それから二つ目は、今……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(2002/05/22、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  日本共産党を代表して、中間報告に対する意見表明をいたします。  本調査会は、「真に豊かな社会の構築」をテーマに設定し、今期の調査を進めてきました。経済大国と言われながら、本当の豊かさを実感できないのはなぜか、この国民の疑問に答えるための政治の責任について考えてみたいと思います。  まず、豊かさとは何かという問題です。  この点についての参考人の意見は、仕事の場があり、安心して自分の道を選択でき、その能力を発揮できること。また、家庭や地域に非金銭的な豊かさを感じられる場があること。また、自然と共生して生きることができる、それをすべての人が享……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2002/11/13、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今回、私は、「真に豊かな社会の構築」をテーマにして三年間の調査を継続する重要な委員会の海外調査に参加できまして、大変勉強させていただきました。ありがとうございました。  豊かさとは何か、経済大国日本の国民が本当の豊かさを実感できないのはなぜか、どうしたらいいのか、この問題意識を絶えず発信しながら、六人のメンバーの皆さん、とりわけ女性は私一人でしたけれども、とても有意義な調査ができたと考えております。  私にとりましてはニュージーランドは初めての訪問でした。もちろんオーストラリアもそうです。しかし、ニュージーランドは世界で最も早く、一八九三……

第155回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2002/11/27、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  実は、お三人の参考人の皆さんに同じ質問をさせていただきますけれども、お答えをもしいただけないテーマがありましたら、それは飛ばしていただいて結構でございますので、よろしくお願いをいたします。  私たちの調査会は、「真に豊かな社会の構築」ということをテーマにして、三年間という調査期間を持っている調査会でございます。今、とりわけ今年度からは地域の社会での住民の、あるいは国民のライフスタイルが一体どのようになっていけばいいのだろうかという、軸足をうんと下に置いたようなテーマを選びながら……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2003/02/12、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  この調査会は、「真に豊かな社会の構築」をテーマとして三年間の調査を継続するというそういう調査会なんですけれども、今、日本は経済大国に、一応今まだ経済大国日本でございますが、そういう経済大国になりながら国民が本当の豊かさを実感できないのはなぜなのかということで、こういうテーマを決めて調査を進めて今回で二年目になるわけですけれども、昨年、ニュージーランド、オーストラリアの調査に参加をさせていただきましたときに、非常に日本とは違う資本主義の社会がある、それを実際つぶさに見てまいりましたが、ニュージーランドは世界で最も早く一八九三年に女性参政権を……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2003/02/26、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は参考人の三人の皆さん方、本当にありがとうございます。  この調査会は三年間という非常に長い期間を持って調査を行うという委員会でございまして、そしてそのテーマというのが「真に豊かな社会の構築」ということでございます。  問題意識というのは、日本の国というのは非常に経済大国になったんだけれども、国民が本当の豊かさを感じることができない、それは一体なぜなのだろうか。そしてまた、それはどういう社会になれば本当の豊かさを感じながらこの社会、この国で生きていくということについて満足できるようになるんだろうかというような問題意識で、これはもう与野……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2003/04/02、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は本当に三人の参考人の皆さん、お忙しいところをありがとうございます。  本当に興味深いテーマですけれども、時間は非常に少ないということなんですけれども、まず、今日はこの当委員会にお越しいただきましたので、私たちの委員会というのは三年間という長丁場の委員会でございまして、そのテーマは「真に豊かな社会の構築」を大きなテーマにして調査活動をやっております。前の三年間は少子化問題ということで取り組んで、参議院の本会議に決議案を提案するというような仕事もしてまいりましたが、今期のテーマ、三年間のテーマは、「真に豊かな社会の構築」をテーマに掲げて……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2003/05/14、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 どうも今日はとても有意義なといいますか興味のあるお話をたくさん伺いまして、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。ちょっと幾つかばらばらするかなとも思いながら、ちょっと気付いたところをお話をさせていただきたいと思います。  日本共産党の西山登紀子と申します。この調査会というのは大変三年間のスパンを持った調査会でございまして、そのテーマは「真に豊かな社会の構築」ということがテーマになっております。その問題意識といいますのは、これはここの調査会で一致した問題意識なんですけれども、日本は世界でも大変経済的に豊かな国だというふうに一応しているわけなんですけれども、どうも国民の皆さん……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2003/05/28、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。今日は、老人介護の問題について質問をいたします。  実は、私は今映画議連の幹事をしておりますけれども、先日憲政記念館で、「釣りバカ日誌」の監督の栗山富夫さんによります「ホーム・スイートホーム2 日傘の来た道」の試写会がございました。ごらんになった議員の方もいらっしゃるかと思います。とても涙と笑いの感動的なドラマでしたが、テーマは、痴呆の父親の介護に一流企業のビジネスマンが仕事を辞めて、東京を離れてふるさとの今治で家族とともに新しい人生を歩んでいくというドラマでした。  今はまだ日本では、苦悩に満ちた介護の多くは嫁と呼ばれる女性や娘の肩に重くの……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2004/03/10、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  今日は三人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。非常に具体的で実践的な陳述をお伺いいたしまして、とても参考になる思いでございます。  私の一番目の御質問は、三人の参考人の皆さんにそれぞれお答えいただきたいと思うわけですが、当調査会は三年間の長いスパンで調査を行っている参議院にございます調査会です。真に豊かな社会とはというのが大きなテーマでございまして、日本は経済大国と言われているんだけれども、国民の一人一人は余り豊かさを実感することができていないと。どうも豊かになったような実感がない、なぜだろう、どうしたらいいんだろうというのが、こ……

第159回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2004/04/07、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。今日は本当に貴重な御意見をお三方の参考人からいただきまして、ありがとうございます。  本調査会は、三年という長いスパンで調査を行っているわけですけれども、大きなテーマは、日本の、経済大国と言われている日本なんだけれども、国民が本当に真の豊かさというものを実感できないのはなぜだろう、真に豊かな社会の構築は一体何が必要なんだろうかということを共通のテーマにして調査を進めております。  そこで、三人の参考人の方々にそれぞれにお答えいただきたいんですが、真の豊かさとは何か、お一人ずついただきたいというのが一つです。  それから、先に全部質問を言ってし……

第159回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2004/04/21、19期、日本共産党)

○西山登紀子君 日本共産党の西山登紀子でございます。  当委員会で、ユニバーサル社会の形成について、障害を持たれた参考人の方なども参加をしていただきまして、大変有効な調査が進められたと思います。  そこで、障害者の社会参加の可能性を拡大するという点で質問をさせていただきます。  障害のある人のJRなどの運賃割引制度について簡潔に御説明ください。
【次の発言】 こういう割引の制度があるかのごとく説明がされるんですけれども、実は実態は、九七年、私、予算委員会で、この割引制度の急行料金の部分については実はもう既に実態が違っているということを調べて質問いたしました。独自に調べたんですけれども、特急は急……



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データ更新日:2022/12/18

西山登紀子[参]在籍期 : 16期-17期-18期-|19期|
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