このページでは有村治子参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○有村治子君 自民党の有村治子でございます。 まずもって、やはり教育が日本の国家の大切な大切なプロジェクトであるということを考えるときに、文部科学省や現場の先生方、あるいは教育委員会の皆様、あるいはPTAなど自発的に活動されている皆様に改めて敬意と感謝を申し上げて、私の質問をさせていただきたいと存じます。 基本的には教育というのは、私自身は、精神的、経済的、物理的にも自立して人格と能力を持った人たちを育てる、そのために現場をどう私たちがサポートできるのか、私たちはどういう活動を進めていくべきなのかという視点で質問を作成させていただきました。けれども、質問が初めてでございますので大変緊張して……
○有村治子君 おはようございます。自民党の有村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ゆとり学習、総合学習の時間が導入されることもありまして、教育については新聞雑誌で毎日、報道、特集が組まれています。そんな状況を見ると、教育についてより多くの人々が関心を持っている、機運が高まっているということはすごく有り難いなというふうに思うんですが、それと同時に、教育、このままでいいのかなというような疑問視する動きがないというわけではありません。ですから、やはりこんなときこそ自信を持って安心してもらえるような施策を出さなきゃいけないんだなというふうに思いますと、私も一人の国会議員としてその責務だっ……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 教育は未来への先行投資、大臣のこのお言葉に本当に多くの国民の方々が賛同され、共感され、私自身も非常にいい言葉だなと思いました。私自身は、やはり日本の教育が良くならなければ、日本が引き続き国際競争力を維持して心も物理的にも豊かな国であり続けるということは困難だと思います。 ですから、やはり私たちが一番大事にしなきゃいけないものというのは今の日本の子供たちだろうということ、この視点を大事にしたい。そして、日本の教育を良くするためには、先生方が安心して教育に専念して、先生方が教えやすい環境を整え、それが子供たちが生きていく力を……
○有村治子君 おはようございます。 自由民主党・保守党の中から自民党の有村治子が質問をさせていただきます。 三人の先生方、今日は貴重なお話を参考人としてお話しいただきまして、ありがとうございました。先日行われました文教科学委員会での議論を踏まえて、本当に参考になる御意見でした。 私がいただいております時間は二十分でございます。その中で主に五点程度お伺いさせていただきたいと存じますので、各質問に対しまして強い御主張、お考えをお持ちの方が、私、指名を申し上げませんので、手を挙げてお答えいただけますと大変有り難く存じます。大変恐縮でございます。 まず一点目なんですが、法科大学院、いわゆるロー……
○有村治子君 自由民主党の有村です。どうぞよろしくお願いいたします。 今朝、日米国会議員連盟の会合がありまして、都内のホテルでベーカー駐日米国大使とともにお話をお伺いする機会を得ました。そこで、今回のイラク危機に対して、既に戦禍で倒れた方々の御冥福をお祈りする黙祷から開始しました。米軍のみならず、やはり現在捕虜になった方も報道がされていますけれども、少しでも早く、少しでも戦禍が少ないうちに戦争が終わることを、終結されることを心から祈念しながら私の委員会質問を開始させていただきたいと思います。 今回の義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案についてまずお伺いを……
○有村治子君 委員長の指示どおり、座ったままで発言させていただきます。 自由民主党の有村治子です。 今日は非常に有意義なお話をありがとうございます。また、三参考人の今までの教育に対する御貢献に心からの敬意を申し上げます。 そこで、まず初め、私がいただいている時間が十五分でございますので、奥島参考人と清成参考人に大学生あるいは大学院生についての支援、奨学支援についてお伺いさせていただきたいと思います。 この委員会で随分と議論があったところで、まだ私自身も納得していない、納得し切れていないところなんですが、今回の制度の見直しの一環で、大学院生における返還、奨学資金の返還免除職制度を廃止して……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 三十分、今日は特に日本学生支援機構法案について集中してお伺いさせていただきたいと思います。 早速入らせていただきますが、今回、今まで大学院生に関しては奨学金返還免除制度というのがありましたが、これを廃止して、特に優れた業績を上げた大学院生を対象とした大学院卒業時の返還免除制度を導入というふうに理解しておりますが、この優れた業績というものをどうやって測るのかということについて、参考人の方々の御意見をお伺いしても、私自身はまだまだ納得、この制度でいくのかというような納得をできるような感じではありませんでした。どのような、論文……
○有村治子君 おはようございます。自由民主党の有村治子でございます。 厚生労働委員会に異動後、初めての質問をさせていただくこととなります。昨日、理事懇が決まってから、限られた時間でございますが、精一杯準備をいたしました。その過程の中で、厚生労働大臣始め皆様、厚生労働行政のフロントラインに立たされる方々が本当に御尽力されているということをつくづく感じました。まず初めに、行政マンの方、ウーマンの方、それぞれに敬意を申し上げた上で私の質問を始めさせていただきたいと思います。 今回の審議を通じて、様々な年金法案に関する、あるいは今までの年金の運用問題に関して様々な課題、問題が山積みになっているとい……
○有村治子君 私もこの七月に当選させていただきました自民党の有村治子と申します。私は、現在もなんですけれども、青山学院大学の国際経営学博士課程の学生でもおります。 そこで、国際経営を学んでいる、研究しているときに一番問題になってきたのが、問題というのが、日本語の問題というのは、英語で言うプロブレム、解決しなきゃいけない何か問題があるというようなプロブレムと、それからイシュー、課題ということの両方含んでいると思うんですけれども、今までの議論をお伺いしていましたら、女性にかかわる問題とか女性に関する問題とか女の問題というふうな議論が今なされているんですけれども、問題というとイシューなのか、それと……
○有村治子君 今までの議論に関連した質問をさせていただきます。 虐待を防止ではなくて再発を防止するというのは、実は清水先生からも御指摘がありましたけれどもなかなか簡単なことではないと思うんですね。やはり夫婦関係、夫婦仲よくしなさいとおつむではわかっていてもできない、きょうだい仲よくしなさいとおつむでやっていてもできない。親も一度手を上げてしまうと、自我を忘れたようにどんどん子供にストレスが行くということで、やっぱりなかなか成功しないという中で、それでも成功していらっしゃる。虐待を防止するということができたというのは、先ほど谷村参考人からお知恵をいただきましたが、例えば入院をするとか再婚すると……
○有村治子君 貴重なお話、ありがとうございます。 森田先生にお伺いしたいんですけれども、やはりアメリカというのは、プログラムをきれいにトレーニングにして、パッケージにして、ちゃんと言語化して皆さんと話し合うという、その研修プログラムが非常に充実していると思うんですが、例えばアメリカの親みたいに、日本の親はアイ・ラブ・ユーということを言って子どもに自信を持たせるということは日本では余りないので、アメリカのプログラムを日本に持っていく中で、どういうことに気をつけられて、この理念の中にも書いてありましたけれども、日本の文化に合うような形にしていきたい、で、子どもに知識を伝えようとか、自分たちで日本……
○有村治子君 自由民主党の有村治子でございます。自由民主党及び保守党を代表して、質問をさせていただきたいと存じます。 議席を与えていただいてから今日が初めての質問でございます。どうすれば被害者の方々が少しでもこの法律を使いやすくできるのか、実務に携わっていらっしゃる方々の負担をいかにして軽減していけるのかという視点で、私なりに精一杯取り組んだつもりではおりますが、やはり第一歩でございます。どうぞ御教示賜りますようお願い申し上げます。 先日の岡山と香川県での視察、独自の調査を進めていくうちに、やはり改めてこのDV法を制定されるときに携わられた先輩方、そして各省庁の方々、そして現場で実際に携わ……
○有村治子君 自民党の有村です。 今日は、貴重なお話をありがとうございます。 三参考人に同じ質問をさせていただきたいと思います。 先生方、児童虐待の被害者を一人でも少なくするためには、虐待をした方の人々に刑罰を重くするということが効果が上がると思っていらっしゃるのか、それともそういうのは意味がないと思っていらっしゃるのか、個人的な御経験に基づくコメントをいただければと思います。 海外からは、麻薬とか殺人とか強姦罪に対して日本よりもはるかに重い刑を科しているところでは、重くなるからということで、厳罰が犯罪を犯す抑止力になっているというようなケースも聞こえてきます。例えば、極刑とか死刑とい……
○有村治子君 自民党の有村でございます。 今、有馬先生のお話を受けてなんですけれども、やはり子どもを産み育てることへの心理的な称賛、特に一番直接掛かってくるのはお母さんだと思うんですが、お母さんありがとうというようなメッセージが、その家族だけじゃなくて社会的に、その人によく頑張っているよね、頑張ってね、応援するよというようなメッセージがもっとある社会であってもいいのかなというふうに思います。 先日、日系のアメリカ人が日本に戻ってきたときの新聞投書欄を見たんですが、日本は、電車にその人が乗っていたときに、妊婦さんとか小さな赤ちゃんを抱えているお母さんを立たせておいて平気でいる日本人、私の祖国……
○有村治子君 貴重な報告、ありがとうございました。 そのお話を受けて、特に小泉先生から質問が出た、特に今回いらして一番観点の違うところがどこかということで、私も触発されて質問をさせていただきたいと思います。 その質問の前に、まずちょっと私も感じたことなんですが、先日、総務大臣賞を受賞されました竹中ナミさんという方で、この方は障害者の自立を本当に一生懸命やっていらっしゃる方なんですが、キーワードがチャレンジドを納税者にということで、敬意と愛情を持って、障害を持たれている方を、天からチャレンジするという課題を与えられた人々を、与えてもらう人じゃなくて、納税という形で税金を与える人にしていこうと……
○有村治子君 一点、お伺いしたいと思います。 身障者の自立と社会参加について厚生労働省さんにお伺いしたいんですが、ちょっとこの資料を拝見させていただいて、すごく勇気付けられることもあるんですが、概観すると非常にやっぱり片仮名が多くて、ショートステイ、ホームヘルプ、ジョブコーチ、トライアル中、トライアル雇用、ノーマライゼーション、バリアフリー、ユニバーサルデザインと、いろいろ出てくるんですが、ちょっと私、環境分野のときも片仮名が非常に多いなという印象を受けたんですが、身障者の支援というところでも、やっぱり外から借りてきた概念から日本に導入したのが多いためかどうか、随分と横文字、というよりは片仮……
○有村治子君 今日は貴重なお話をありがとうございます。三人の先生方にお伺いさせていただきたいと思います。自由民主党の有村治子です。 先日、私自身もアジア太平洋障害者の十年、政府レベルのハイレベル会議というのに仲間に入れさせていただきまして、そこで中西参考人と御一緒させていただきました。 そこで日本人の障害者の方々ばかりでなく、アジアの各国を代表するような、頑張っていらっしゃる、輝いていらっしゃる障害者の方々とお目に掛かって非常に勇気付けられました。それとともに、前回私たちがこの調査会で勉強した中で、鈴木委員がおっしゃったチャレンジドを納税者にという竹中ナミさんたちのグループで、私もちょっと……
○有村治子君 先ほど、鈴木委員そして小泉委員がすごくいい指摘をされたので、関連質問をさせていただきたいと思います。 まず、日本の身障者に対する、一緒に共生社会でやっていこうというものが、日本は社会として住みにくいものなのか住みやすいものなのか、障害者対策というんじゃなくて、ノーマライゼーションの国際競争力という観点からどうお考えなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 先ほど小泉委員から御指摘がありましたけれども、授産施設で作業所の方々が廉価なものを作られる、そしてその対策として厚生労働省さんがおっしゃいました、なるたけそういう作業所のものを買うようにという事例は出していらっしゃると……
○有村治子君 今日は貴重なお話をありがとうございます。三人の先生方に二つ質問をさせていただきたいと思います。 今日のお話を伺って、私も障害者あるいは高齢者と別個のものと考えて、感覚的に考えていたんですが、実は両方とももう一押し、ちょっとしたアシスタントがあれば元気に社会に本当にノーマルに入っていただく、グループとしては余り区分しないでもいいのかもしれないななんという気付きが出てきたんですけれども、是非一点目お伺いしたいのが、じゃ、私たちが共生社会をもう少しその重要性とかその価値ということを訴えていくためには、どのくらいの人たちが直接このプロジェクトには、あるいは理念には直接かかわってくるんだ……
○有村治子君 今日はありがとうございます。 私もこの調査会で以前質問をさせていただいたんですが、やはりDVに関しては、一時保護的、緊急にどう保護するかということも、対応策、ばんそうこう的な対応策としては必要ですけれども、じゃ、パートナーとの関係性、その関係のパターンをどうやって変えていくかということまでしっかりとフォローしていかなければいけないな、そうでなければ、先ほどおっしゃったように、奥様がそのだんな様の、パートナーの死ぬまでこういう恐怖を覚えなきゃいけないんですかという訴えも切実なものとして出てくるなということを感じております。 そんな中で、今日配付していただいた資料の、西日本新聞の……
○有村治子君 自由民主党の有村でございます。今日は本当にありがとうございます。 実は、さっきからお話を伺って、今日、言おうか言わないでおこうか本当に迷っていたんですが、高橋先生からの御発言がありましたので、提案をさせていただきたいと思います。 実は、聾学校で手話が使われてこなかったことを、たった今、陳情で、この午前中二時間、聾の方々の親御さんから痛切な陳情を受けまして、私も痛感したんですが、手話を使ってもらえないから聾学校に行っても言っていることが分からない子供たちが本当に苦痛で苦痛で、じゃ手話を使ってくれる学校を私たちで立ち上げようといってNPOでやっていらっしゃる。その手話を使って初め……
○有村治子君 今日は三人の参考人の先生方、ありがとうございます。デリケートな質問なんですが、避けては通れない現実的かつ基本的な質問を言葉を選びながら三人の先生方にさせていただきたいと思います。 障害を持たれた方が自分らしく自分の選択で自己実現をしたいという気持ちは本当に大事ですし、そういう気持ちにこたえていけるような社会になっていくべきだと私も心から思います。と同時に、先ほど武田先生がおっしゃったように、例えば池田小学校の問題、社会的に衝撃を走らせる事件あるいは現象が出てきたときに、例えば遺族の方とか、本当に新聞社の社説とかコラムなんかで加害者の方々が以前に精神障害を持たれていた、通院あるい……
○有村治子君 今日は各省庁からの貴重なコメント、ありがとうございます。自民党の有村治子です。 今日は文部科学省にお伺いしたいと思います。 政府参考人としての審議官のコメントがありましたら、是非副大臣の後にコメントしていただきたいと存じます。 政治家としての原田副大臣にお伺いします。 原田義昭先生といえば、自民党の難病対策議員連盟でも事務局長として、いつも難病の子供たちのために、障害を持った人々のために本当に第一線で尽力されていらっしゃる姿を私も一緒に活動させていただいて有り難いな、勇気付けられるなと、先輩の行動にいつも敬意を持っています。 その副大臣だからこそお伺いさせていただく質問……
○有村治子君 先ほど森ゆうこ先生がおっしゃっていただいたように、今まで障害、特に子供さん、障害を持ったお子さんは教育の中で健常者に近づくのが本人にとってもよかろうというような前提、思い込みがある中で教育がなされてきた。 以前、私がこの共生社会に関する調査会で発言させていただいた聴覚障害を持った方々、聾学校に通われる方々、その方々もちょっと調べてみると、七十年ぐらい、少しでもあなた方は健常者に近づく方がいいだろうというような前提で聴覚口話法という教授法が取られてきた。これは、いわゆる健常者の方々に近づくには、聞こえなくても聞こえるようなことを訓練して、そして口でしゃべればいいということなんです……
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