このページでは又市征治参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○又市征治君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、二〇〇六年度決算審査の開始に当たり、福田総理に財政運営の基本姿勢を伺います。 まず、参議院は五年前から、全会派一致して決算審査の充実に努め、その結果を翌年度予算に反映するため、政府に対して措置要求や警告決議などを発してまいりました。改めて総理に、決算審査を重く受け止め、翌年度の政策に生かす決意を伺いたいと思います。 さて、今、政府に対する国民の最大の願いは、格差社会が広がった現実を直視をし、切り下げられた福祉、医療など公共サービスや非正規雇用の急増などで低下をした賃金、労働条件を回復し、国民の暮らし向きを改善することであります。そのために……
○又市征治君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、二〇〇七年度決算審査の開始に当たり、麻生総理に財政運営の基本姿勢等をお伺いをいたします。 さきの通常国会では、二〇〇六年度決算審査を精力的に行い、会期末には、例年どおり、全会派一致で内閣に対する六本の警告決議と七本の措置要求決議の案をまとめました。これは、政府が行った事務事業あるいは政府職員の行為において生じた不当、不適正な事象で政府が非を認めているものや、事務事業における不作為やずさんな実施等により非効率な予算執行が生じた事象などですから、当然決算委員会並びに本会議で決議をすべきものでありました。 ところが、与党側は、決算本体が否認され……
○又市征治君 社会民主党の又市征治でございます。 二〇〇八年度決算の開始に当たり、私は、会派を代表して、鳩山総理及び財務大臣に質問をいたします。 初めに、八月末の総選挙において、国民は自公政権の新自由主義政策に辟易して政権交代を強く望み、七〇%の議席を野党に与えました。これを受けて民主党、社民党、国民新党は連立政権の合意を結び、国民生活再建を最優先する鳩山内閣が誕生いたしました。政権交代から七十五日目、鳩山総理には国民の期待にこたえるべく連日御尽力いただいていることに心から敬意を表し、ここまでの率直な感想と今後の決意を改めてお伺いしたいと思います。 第二に、参議院は決算審査の充実、つまり……
○又市征治君 社民党の又市です。遅くまで大変御苦労さまでございます。 まず初めに、町村官房長官にお伺いをしたいと思いますが、会計検査院報告でタウンミーティングの委託の実態が改めて批判をされたわけですが、契約なし、後追い契約、あるいは虚偽記載であるとか業者の言いなりの無駄遣い、こういった随意契約による政府広報費支出のずさんさなど今日も各委員から厳しく指摘をされましたが、どうも一向に政府側にこの反省の色がないんじゃないのか、こういう気がしてなりません。 例えば、安倍前総理の美しい国づくり政策の経費に半年間で四千九百万円を支出をしたと政府の答弁書が出ております。人件費一千六百万円余、事務所費三千……
○又市征治君 社民党の又市です。 本来は、今日はさきの検査院七報告に基づいて防衛省関係の随意契約にかかわる問題について質問する予定でございましたが、そんな関係で事前通告もしてあったんですけれども、今の防衛省疑惑問題中心にお尋ねをしてまいりたいと、このように思います。したがって、中身は違ってまいりますんで、お二方の大臣にお聞きをいたしてまいりますが、是非お聞き取りよく、よろしくお願いしたいと思うんです。 まず、額賀さんにお伺いをいたしますが、あなたは一九九八年、いわゆる四社過大請求事件と石油談合事件で大変、当時にしてみりゃ、もう額賀さんむしろ犠牲者なのかなと、こう言わざるを得ぬ、こういう問題……
○又市征治君 社民党の又市です。 朝からずっと大変でございますが、私が最後ですから是非しっかりと御答弁をいただきたいと、こう思います。 さて、私は二週間前、ちょうど二週間前の決算の本会議で総理に、今、政府に対する国民の最大の願いというのは格差社会の是正、切り下げられた福祉、医療など公共サービスや勤労者の賃金、労働条件の回復ではないか、このようにお尋ねをいたしました。総理は、今もありましたが、自助努力が基本だとした上で、一つ一つ処方せんを講じていく、こうお答えになったわけですね。 しかし、振り返ってみますと、国会開会から今日でちょうど三か月目ですよ。政府は新テロ特措法ばっかりおっしゃるわけ……
○又市征治君 社民党の又市です。 いわゆる何とか還元水に象徴される事務所費の問題、これは国民の政治に対する不信を大きく招いたわけでありまして、これを契機に政治資金規正法の改正について六党の協議が重ねられて成案を得られたことは、そのことについては敬意を表したいし、今日は発議者の皆さん方の大変な御努力に心から感謝をまた申し上げたいと、こう思います。 今回の改正案が丸々我が党の考え方と一致しているかというとそうではない、こういうことがあるわけでありますけれども、しかし、政治資金の透明化が一歩前進をすると、とりわけ出の部分が透明化が一歩前進するという立場でこれは賛成をしたいと、こう思っております。……
○又市征治君 社会民主党の又市です。
今日は、増田大臣の自治、行財政に関する基本姿勢について、一定の期待も込めてお伺いをしていきたいと思います。
その前に、増田大臣、これちょっと通告してないんですが、今、沖縄戦におけるいわゆる集団自決が日本軍の命令、強制、誘導によるものであったという高校の歴史教科書の記述が検定によって削除されることになって大きな問題になっていますね。
検定の問題は別にして、この集団自決の歴史的事実について、大臣そのものの見解、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、まず人事院勧告について総裁と増田大臣に伺いたいと思うんですが、今年の勧告は民……
○又市征治君 社民党の又市です。 民営化の結果、私たちがいろんな懸念をしておったサービスの低下、例えば手数料の値上げであるとか集配業務の廃止による郵便物の遅れであるとか、そしてまた、先ほどから出されているような多数の不適正な認証事務の発生という、こういう問題など、こうした懸念がどうも幾つも的中している、こんな感じがしてならないわけです。 例を挙げて幾つか申し上げていきますが、一つは、山合いに住む高齢者世帯などが郵便配達さん、これまでそういうふうに呼んで、郵便貯金の引き出しをお願いをしていたけれども、これは法律で禁止になったわけですね。
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は、党首会談が急遽設定された関係から、自民党、公明党及び共産党さんから御了解をいただいて、先に質問をさせていただきたいと思います。 さて、今回の法案は、一般職については九年ぶりにわずかながらも改善という人事院勧告どおりの給与改定ですから、賛成の意を初めに表しておきたいと思います。ただし、先ほどから同僚議員の皆さんが御指摘なさっているように、指定職だからといってこの点について据え置きますというのは、勧告完全実施の原則に照らせば問題だという点も強く申し上げておきたいと思います。 そこで、今日は、こうした人事院勧告が、じゃ一体全体現場でどうなっているのか、……
○又市征治君 社民党の又市です。 まずは、国民共有の財産である郵政三事業のユニバーサルサービスを守り高めていこうという立場でこの法案を提出をいただいた発議者の皆さんに、心から敬意を表したいと思います。 さて、この法案は、小泉政権によってやみくもに進められてまいりました郵政民営化の制度設計を抜本的に見直すきっかけとして、郵政三事業の公共性を再評価しながら、当面、三会社の株式の売却を別に定める日まで停止する、こういうことの趣旨でありまして、私どもとしては全面的に賛成でございます。 株式の売却停止は、現在起きている民営化による国民生活への大きな弊害を食い止めるためにも大変必要なことだと、こんな……
○又市征治君 社民党の又市です。 今回、放送法の改正の当初の政府案というのは誠にひどい内容でございましたが、衆議院段階においての修正協議でより大きく改善されたことは関係者に努力を多としたいと思いますが、なお疑念のある点について、今日は質問したいと思います。NHKと民放の両方で多様なテーマが含まれますけれども、今日はまずNHKの関係を伺ってまいりたい、総務大臣の見解なり認識をお伺いをしてまいりたいと、こう思っています。 さて、NHKのこのガバナンスとは何なのかということをまずお聞きしたいと思うんですが、確かに、金銭的不祥事であるとか、前の会長の独裁的な運営であるとかというのはありました。しか……
○又市征治君 社民党の又市でございます。 お三方には、大変師走のお忙しい中、放送法の審議のために御出席いただきましてありがとうございます。 随分といろんな話が出てまいりましたが、特に今放送界、様々事件というか問題が起こっておりますけれども、総務省や国会からとやかく言われる前に、放送業界は、これは制作会社やNHKも含めてですけれども、正に自己規律を高めるべきだ、こんなふうに思います。 これまで、国会審議の中でも、元郵政大臣あるいは総務大臣、かねがね業界の自主努力や向上に任せるんだと、こう言ってきたわけですが、それでも問題が起こっているということだと思います。やはりその中で私は、業界幹部が自……
○又市征治君 社民党の又市です。放送法第三日目の質疑ということでございます。 まず、増田大臣に、放送法の第三条、放送界や言論界が最大の注目をしているこの条項、今回の場合に、これは改正が何もあるわけじゃありませんけれども、これ作られた一九五八年、昭和三十三年でしょうか、現行法の審議では、再三にわたって政府、与野党議員が、今後も報道の自由の尊重、独立して侵さざるものということの確認がされておりますね。これまでの放送法をめぐる議事を見直してみましても、この条項の趣旨、運用を見直したという質疑はこれどこにもないわけであります。今回もその意味で第三条は改正の対象ではありませんが、非常に重要なことですか……
○又市征治君 社民党の又市です。 本改正案の主眼であります行政書士の代理業務の拡大には賛成をしながら、幾つか確認の意味で質問を総務省と発議者の皆さんにお願いしたいと思います。 まず、この拡大について、これまで司法書士会や日弁連から慎重であるとか反対であるという意見が出されておりました。例えば、司法書士会からは、手続の代理権がない段階で一足飛びに重大な権利に直接かかわる聴聞、弁明の代理権を持つことは、他の士業の専門特化された手続代理業務権を前提とした制度に比べ、整合性が取れず、国の法制度や資格制度の根幹を揺るがすという、こういう意見がありました。また、日弁連からは、聴聞、弁明の手続は私人と行……
○又市征治君 まず、警告決議のタウンミーティングの問題について官房長官、内閣府にお伺いしたいと思います。 私は、昨年十月二十九日、決算委員会で官房長官にもお伺いをいたしました。美しい国づくり政策に、半年で二回の会議とアンケートで四千九百万円の支出があった。こうして安倍内閣の下でも乱脈支出が連続したということでありまして、長官は、しっかり前車の轍を踏まないようにやっていくと、こういうふうに答弁なさったわけですが、これをフォローするために、副長官、全副大臣による会議を開かれたようですけれども、いつ行われてどのようなチェックが話し合われたのか、例えばサクラ動員だとかやらせ発言だとか丸投げ、つまり再……
○又市征治君 私が最後ですから。どうも何度聞いてもよく分からない、そういう意味ではまとめ的に大臣に幾つかお伺いしたいと思います。 道路特定財源問題で、政府・与党決定がようやく四月の十一日になって出た。両院議長のあっせんもあって、本来ならば年度内にやられるべきだったのが、こんな格好になってきたからいろんな混乱している、こう言わざるを得ぬと思うんですが。 多くの同僚委員がお聞きになりましたけれども、まとめてお伺いしたいのは、一つは、道路特定財源制度は今年の税制抜本改革時に廃止をして二〇〇九年度からは一般財源化するというふうにこれは言われているわけですが、だけどそれは十年間の長期にわたるこの財源……
○又市征治君 社民党の又市です。
今日はまず、財政融資資金の貸付金の証券化について伺ってまいりたいと思います。
この件は一昨年の法制化の段階から私はもう反対をしてきたんですが、現状どういう状況になっているのか、まずこのことの御説明からお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は、昨年四月のこの委員会でも当時の尾身財務大臣に、本来国民の税金で形成された財政融資資金という資産を危険なマネー市場に投ずることや、一口が一億円という大口の売買であり、一般国民には全く縁がない、証券業界を利するだけだからということで反対だということを警告を申し上げました。しかし、残念なことに、今お話がありましたように、……
○又市征治君 社民党の又市です。 初めに石破大臣にお伺いをいたしますが、今日は後ほど二〇〇六年度の予備費の承諾案件がかかっております。このうち一般会計予備費その1、2は、インド洋の米軍等に対する給油九十三億円、同じくイラク向けの十億九千五百万円が含まれておりまして、当然これは我々、我が党としては是認をできないという立場をまず明確にしておきたいと思うんです。 そこで、このインド洋については、根拠だというテロ特措法は、選挙によって新しく選出された参議院で否決されたにもかかわらず、福田内閣が衆議院で再可決してまで延長をしたものであって、民意に全く反しているということはもう言うまでもありません。ま……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日、冒頭、小川委員長から道路特定財源の不適切な支出の指摘がございました。これはまだまだあるわけですね。我が党もあの悪名高きミュージカルの問題、追及をいたしました。 せんだっても阪神国道事務所を現地調査をいたしました。十九年度の随契で当初一千二百八十一万円で冊子百五十冊とビデオ一千本を作る契約で、何か五十年史作りたいと、こういうことだったんですね。結果として、印刷物はなくて原稿とも言えない座談会のテープ起こしなどのファイルが一冊だけ。ビデオは、国交省関係者のインタビューですけれども、ポルノでもあるまいし、顔がモザイク掛けられていてだれだか全然分からない。ち……
○又市征治君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、二〇〇六年度一般会計決算等の是認に反対、同国有財産現在額及び増減の是認に反対、同無償貸付に賛成の立場で討論を行います。 二〇〇六年度予算は、格差が悪いとは思わないと言い張る小泉総理の下で編成、議決、執行されたものですが、主な問題点は、第一に、企業リストラによる勤労者の窮乏にもかかわらず、二兆円の増税、累計五兆円の地方交付税削減、診療報酬の過去最大三・一六%切下げによる医療現場の荒廃などを進めるものでありました。 第二に、防衛支出では、ミサイル防衛関連を一千三百九十九億円に増額して米国に追随し、また、同年四月に額賀・ラムズフェルド会談で在日……
○又市征治君 社民党の又市です。 この度の補正交付税法案については賛成をいたしますけれども、なぜこの法案が必要になったかといえば、二〇〇七年度の当初予算における税収見積りが過大見積りであった、こういうことですね。 地方交付税に関しては、単年度主義がいいか悪いかというのはいろいろと議論があります。自治財政権を守り、交付税に政府の恣意的な操作を許さないということであるとか、あるいは算定した政府の責任を取れという立場からもこういう議論があるわけでしょうけれども、事実としては、毎年度特例法を出して年度間で処理していて、ほとんど有名無実化しているわけですね、こんな論議なんというのは。 まず、その原……
○又市征治君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、二〇〇七年度補正予算にかかわる地方交付税法等の一部を改正する法律案について、衆議院での修正案も含め、賛成の立場で討論を行います。 さて、なぜこの法案が必要になったかといえば、主に二〇〇七年度当初予算における政府の税収見積りが過大であった結果、九千百六十億円の税収不足となり、それを反映して、交付税原資も二千九百九十二億円の不足を招いたためです。今回に限れば、この不足額は国の一般会計からの加算で解消されるということです。 なお、法案では、別途、地方債について減収補てん債を当分の間、各年度において可能とする修正が行われました。減収補てん債の今の……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は大きく分けて二問、お伺いをしておきたいと思います。 まず、総務省予算の中で国民投票制度の施行に向けた準備に必要な経費として七千二百万円が計上されている点について、これに関連して伺ってまいりたいと思います。 そもそも国民投票の前に普及させるべき自治体における住民投票の制度化というものについて、総務省は、私から言わせるならば、住民の権利拡大からは随分立ち遅れた態度を取ってきた、これは前から申し上げてまいりました。特に極めて不公平な点は、前回の改正のときに、市町村合併賛成の場合にだけ住民投票を利用して、住民投票を議会の議決とみなして手続を進めることができ……
○又市征治君 社会民主党の又市です。
まず、経営合理化についてお伺いしたいと思います。
千二百人の正職員の削減は一段落するようですけれども、昨年も申し上げたように、これが番組の質の低下であるとかあるいは労働強化や下請の濫用によるミスが発生をするなどということにならないように、改めてこれは求めておきたいと思います。
そこで、福地会長は、放送の質を落とすようなコストカットはしない、改革とは縮小、再生産のことではないと、こう発言をされているわけですが、その思いのほどをまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 二〇〇八年度予算では振り込み数が回復してきたので訪問集金の地域スタッフを減ら……
○又市征治君 野党最後でございますから、一番初めに、先ほどから与党の皆さんから、四月に入ってようやく地方税法等の審議が入ったのは問題だ、議長あっせんで三月末までに結論出すはずだったんではないのかという野党批判の御意見がございましたから、野党側の考え方といいますか、認識を若干冒頭に申し上げておきたいと思うんです。 一月末につなぎ法案を出して、年度末まで暫定税率の維持を含めて向こう十年、五十九兆円の道路計画と特定財源確保しようという動きがあった。このことについて衆参両院議長が、徹底審議の上で、そして合意できるものは修正をして年度末までに一定の結論を出しなさいよと、こうあっせんを出されたということ……
○又市征治君 今日は大臣に伺ってまいります。 福田総理が道路特定財源の来年度からの一般財源化をテレビで提案をされました。しかし、その実際の使途というのはどういう中身なのか全くはっきりしない、こういう状況です。なぜなら、今申し上げたように、総理はマスコミ発表だけされて野党に公式に提案をされていないわけで、他方では、自民党、公明党からは野党側に対しては中身の違ったものが提案をされておりますし、もう一つは、総理が暫定税率については廃止は非現実的だと何度も断言をされて、今月末にも衆議院の再議決で復活する構えにある、こういうことは明らかなわけですから、だから意味が分からないということです。暫定税率はい……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は、少し法案の中身についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、軽油引取税について伺いますが、この税は道府県税で三十二・一円、うち暫定分が十七・一円、税収総額見込みが九千九百十四億円ですね。 私は、この軽油引取税については地方道路税と同様、暫定分の一部は減税をする、一部は近い将来に環境税に変える、そして多くは地方一般財源に移すべきだというふうに考えていますけれども、そのことはさておいて。 この税が賦課徴収において脱税、いわゆる不正軽油問題があって、府県の税務当局は特別の体制を取って摘発や追徴、そして告発や裁判に汗を流しているというのが実態のよう……
○又市征治君 社民党の又市でございます。 今日は参考人の皆さん方、本当にありがとうございます。 まず、片山参考人にお伺いをしたいと思うんですが、これまでも経験に基づいて本当に傾聴すべき御発言多々なさっていただいておりまして、心から感謝を申し上げます。 まず、自治体の道路を造りたいという要求は、国が特定財源で縛ったり補助金や地方債で誘導しているからであって、自治体が自由に決められるようにすれば使い道はおのずから多様化すると、こういうふうにお話しになっています。私も同じ趣旨のことを言い続けているわけですが、なかなか、真に必要な道路建設なのか、それとも長年の制度に寄りかかったというか国土交通省……
○又市征治君 社民党の又市です。 先ほど与党の側からいろいろと委員長に対して御批判がございましたが、この間、本当に委員長は公正、公平かつ円満な委員会の運営に努力をされてきたわけでありまして、あのような批判を受けるいわれは全くない、このことをまず冒頭申し上げ、委員長に更に引き続き御努力賜りますように要請を申し上げておきたいと思います。 我が党は、三月末までは、暫定税率の引下げを始めとして、時代の状況の変化などに対応して、政府が今日出されている法案などの修正をするべく努力せよと、こう申し上げてまいりましたし、四月一日から暫定税率が失効したというこの現実を踏まえるならば、そうした状況に、つまり国……
○又市征治君 今回の改正案は、大規模な地震その他の災害に対処するために、石油タンクの調査の充実であるとか、また緊急援助隊の機動的な活用ということでございますので、これはもう冒頭、賛成だということを申し上げておきたいと思います。 ただ、これらを推進をするに当たっても、また一般の消火活動や査察においても、基礎になるのはどうしてもこれは人員の問題でございまして、今日はその点をただしたいと思います。 その前に、車両や施設の整備率を若干お聞きをいたしますが、この中で比較的遅れているのがはしご車と消防水利ですね、それぞれ何%になったか、二〇〇〇年と二〇〇六年の数字を比較して述べていただきたいと思います……
○又市征治君 我が党も衆議院での共同修正に加わっておりますので、この法案には賛成であることを申し上げた上で、今日は、一つは電波利用料財源の使途及び支出先について、二つ目には地上デジタルテレビの普及、受信の権利保障について伺ってまいりたいと、こう思います。
まず、収入の面から、総務省の情報通信予算のうちで電波利用料がどのくらいの大きさ、比重なのか、手元に数字はいただいておりますけれども、一九九三年、九八年、二〇〇三年、二〇〇八年、この五年ごとに両者の金額と構成比をまず紹介をいただきたいと思います。
【次の発言】 つまり、この十六年間に政府の情報通信関係予算に占める電波利用収入の割合は、一八%か……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は一般質疑ですので、分権自治とNHKの不祥事の問題、大きく分けて二つのことを、見解をそれぞれお尋ねをしたいと思います。 まず初めに、総務大臣に分権自治の問題で四項目ぐらいですね、見解をお伺いをしておきたいと思います。 五月の二十八日に地方分権改革推進委員会の第一次勧告が出ました。国道の地方移管については、道路特定財源の一般財源化との関連で重要な争点でもございますが、私も過日の決算委員会で、西尾座長代理の、いわゆる三けた国道を中心として旧推進委員会の報告どおり移管せよという強い意見があったことを紹介をいたしましたが、しかし、大分骨抜きになったようで残念……
○又市征治君 社民党の又市です。 冒頭に、先ほど加藤委員から委員長に対する質問がございまして、委員長から見解が述べられた。特に、我々、委員会における発言がNHKの放送番組編成、編集の自由を侵害しているのではないかとの疑念を招いたり、番組制作萎縮をさせることがないよう、より慎重かつ注意深く質問に当たることが求められております。委員長としては、この際、この点につきまして改めて委員各位に認識を深めていただきたいと考えておりますという、このくだりを含めて委員長の見識に感謝を申し上げると同時に、先ほどは拍手万雷でございましたから、心してお互い臨んでいきたい、このことをまず冒頭に見解表明をしておきたいと……
○委員以外の議員(又市征治君) 社民党の又市です。発言の御配慮をいただきました岡田委員長を始め委員の皆様方に感謝を申し上げたいと思います。 衆議院で野党側の意見も取り入れて修正案が可決されたことを踏まえながら、なお幾つか確認すべき点をただしたいと思います。余り多く時間ございませんので、また簡潔に大臣の方も御答弁方よろしくお願いをしたいと、こう思います。 今ほども山下委員から労働基本権問題がございましたが、私も、一番冒頭、その点についてお尋ねをしたいと思います、観点を変えて。 私は、今日お見えになっている池口委員らと二〇〇三年の十二月に他の政党の代表とともにジュネーブを訪問いたしまして、I……
○又市征治君 社民党の又市です。
まず、地域医療問題について、厚生労働省、お伺いしたいと思います。
私の地元の富山県の氷見市立病院、ここで四月から指定管理者になる予定の私立の金沢医科大学が、そこの労働組合の役員の名簿の上位から数名を不採用、つまり解雇しようとして紛争が起きているわけです。
そこで、舛添大臣、これは不当労働行為として是正指導していただきたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 そこで、文科大臣、わざわざおいでいただきましたが、ここは大学ですからあなたの所管でもございます。
お聞きのとおりでありまして、大学には少なくとも、そうした法令遵守というものを喚起をして、労組法……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は検査院の随時報告の介護保険安定化基金に関連して、まず舛添大臣からお伺いをしてまいりたいと、こう思っています。 検査院は職責上、現行制度の枠内で論じているわけですから、基金が帳簿上余っていると、こういう指摘をされています。しかし、今も仁比さんからも出ましたけれども、今の介護制度が充実しているとだれもが思っているわけじゃない、まだまだ不十分だと、こういうことだろうと思います。 そこで、基金が二〇%しか使われていないのは一体なぜか。実は、厚生労働省の認める介護保険事業の範囲が余りにも狭い、そして市町村は赤字を出せない仕組みなわけですから、基金への借入れ申……
○又市征治君 社民党の又市です。
今日は総理にしっかりお伺いしたいと思いますが、今朝ほどもありましたように、参議院では、巨大な行政府の財政支出を厳しくチェックをしてその審査結果を次の予算、施策に生かす、そのためにここ数年、全党派を挙げて決算審査というものを重視をしてまいりました。歴代内閣も、この審査過程と結果については大変尊重する、重視をするということで来ましたけれども、まず、この点の麻生総理の認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今日はその観点から総理に幾つか質問を行います。
決算委員会では、この六年余り、今日も随分出ましたけれども、特に特別会計の無駄遣いや余剰資金のチェックに力……
○又市征治君 社民党の又市です。 この法案による地方財源六百五十九億円の補てんについてはいろいろと議論もございますが、せっかく今度の国会では鳩山大臣が誕生して、かつ鳩山さんと意見を交わすのはこれっきりしかないんじゃないかなと、こう思いますから、昨日所信表明的ごあいさつもいただきましたので、少しそちらの方に重点を置いて質問をしてまいりたいと、こう思っています。 ただ、この関係については一つだけ。補てん前の原資は道路特定財源でありましたけれども、今回はその補てんは一般財源で行うということにされているわけですから、これは明記されるべきだろうということは申し上げておきたいと思うんです。 なぜかと……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は、午前中から二〇〇八年度の交付税原資の税収不足問題、これにどう対処していくか、同僚議員から随分と議論がありました。当然だろうと思います。今のところ、おおむね原資で二兆円ぐらい減るんじゃないのか、同時にまた、地方税もまた大幅に落ち込むんじゃないのかということでありますから、当然この問題、総務大臣の決意も伺っていきたいと、こういうことであります。 十月十六日の私の質問に対して、鳩山大臣は、特会の借入れは国の責任という気がしますが、地方の借金というふうに計算されてしまう、それが今三十三兆六千億、今回また交付税の不足が出た場合に、財務省と交渉して特会の借入れ……
○又市征治君 社民党の又市です。 人事院勧告に基づく両法案でありますから、これはもう当然賛成をいたします。それに関連をして、幾つか質問してまいりたいと思っています。 その具体の質問に入る前に、大臣に二つ確認というか見解を承っておきたいと思うんですが、大変御努力いただいて、道路特定財源から一兆円持ってきますという話だったやつが何か随分形は変わったようだけれども、地方交付税は一兆円、何だろうと増やしますということが成るようですけれども、これは単年度じゃ全く意味がないわけで、やっぱり五兆円削られたものはこれ何とか復元せにゃいかぬというような大変強い決意を申されたし、ここの委員会でも随分出た問題で……
○又市征治君 社民党の又市です。私が最後でございまして、もうしばらく我慢をいただきたいと思います。 今日は、大きく分けて直轄事業の負担金問題と郵政の問題について質問をいたしたいと思います。 直轄事業負担金の問題につきまして私は総務委員会を含めて今日で八回目の質問になりますけれども、今与党から追加経済対策対象事業については一兆円ぐらい何とか新たな交付金をつくって地方負担を時限的に一割ぐらいに引き下げたいという奇策が出ているようですけれども、しかし、そういう場当たりの問題ではなくて、やはり負担金制度そのものをきっちりと検討するということが今求められているんだろうと思います。 そこで、総務省か……
○又市征治君 社民党の又市です。与謝野大臣と金子大臣は、ずっと長い間本当に御苦労さまでございます。 今日は、初めに直轄事業負担金問題、那谷屋さんや山本から出ておりますが、この問題から入りたいと思います。 私もこれまで、この委員会あるいはその他の委員会を含めて直轄事業の負担金問題については八回ぐらい質問に立ち、改善を求めてまいりました。特に今年は大変大きな問題になっているわけでありまして、その改善は不可避なんだろうと、こう思います。 そこで、先ほども金子大臣、お話がございましたけれども、共済年金や退職金は見直して請求はしないなど、こういうふうに御発言なさっているわけで、これ、前向きにこれま……
○又市征治君 社会民主党の又市です。 質疑に入る前に、先ほどの質疑に当たっての問題をちょっと指摘しておきたいと思います。 我々、この決算委員会は、巨大な行政府をチェックをするために延々と質疑をやってきている、審議をやってきているわけですが、先ほど、答弁の機会もない個人及び政党を延々と攻撃をする演説がやられる、これは決算委員会のありようとして大変問題だ。ですから、今日の理事会でもそのことは申合せをしたわけでありまして、それに反するこういったことが行われていることは極めて遺憾だということを率直にまず冒頭申し上げておきたいと思います。 そこで、何……(発言する者あり)何を、あなたが一番問題なん……
○又市征治君 社民党の又市です。 ソマリアの海賊問題で日本が何ができるか、また、何をしちゃならぬか。社民党は、海上保安庁の大型巡視船で対処すべきだ、自衛隊の恒久派兵法とも言うべき海賊対処法案には断固反対だという立場ですけれども、同時に、ソマリアでは、長い内戦で実質無政府状態が続いて国民は困窮をして、もう海賊が唯一の産業だなんて言われるくらいのそういう貧困状態、そのためのやっぱり対策だとか産業振興であるとか基礎的な平和的貢献というのは日本としては大変必要なんだろうと、こう思うんです。 実は、政府は、一九九二年に国連のソマリア信託基金へ一億ドル、当時の金にすると百億円余り分担をしているわけです……
○又市征治君 社民党の又市です。 まず初めに、大臣に簡潔にお聞きをいたします。 政府が一〇〇%出資して総務大臣が所管するこの日本郵政株式会社の下で、元々加入者の財産、国民的保養施設として建設をして、年間百二十万人もが利用したこのかんぽの宿等七十九施設が一括してオリックスに売却されようとしたわけで、これは鳩山大臣の英断もあって、同社もこれを白紙に戻す方向のようですが、日がたつにつれて疑惑がますます増すばかり、こういう状況です。 そこで、一番初めの段階で、大臣はなぜオリックスかと問いかけた点を私なりに敷衍して申し上げるならば、オリックスは政商と言われる宮内義彦氏の会社でありますが、氏は規制改……
○又市征治君 社民党の又市です。 せっかく山下さんがかんぽ問題盛り上がったところで、ちょっと全然違う方向に行ってしまいますが、本論の方に入りたいと思います。 補正交付税法案についてはこれは賛成をいたしますけれども、もろ手を挙げてというわけにはまいらない、こう言わなきゃならぬと思うんですね。まず、この法案で交付税の補てんが結果的に一兆二千四百億円、地方の負担になったことについてであります。 私、繰り返しこの委員会で指摘してきたわけですが、国税の見積りの失敗による地方交付税の原資の不足というのはまさに国の責任なわけであって、だから十一月時点でもこれは大臣にもお伺いをしましたが、私は決算委員会……
○又市征治君 社民党の又市です。 先般の大臣所信について順次伺ってまいりたいと思います。 まず、大臣は所信で、私が大切にしている自然との共生の理念と、こんなふうに述べられておるわけですが、チョウチョウの収集家としても大変著名な大臣ですから、さもあらんと思いましたが、今日、里山など日常の日本の風土の中に存在した生物種がどんどん滅亡していく、それらを保護、保存するということは大変大切なことだと思うんですね。 その観点からも、この市町村大合併やあるいは交付税の激減ということが相まって、限界集落というふうに呼ばれる集落の消滅というのが急速に進んでいるということがあります。そこに長年培われた歴史、……
○又市征治君 社民党の又市です。 まず、一昨日の積み残しの分から入りたいと思います。西川社長らは本当に度々大変恐縮でございますが、まず郵政の問題から入ります。 今非正規労働者が極めて劣悪な労働条件で働かされている、そういう問題が大きな社会問題化をしているわけですが、はてさて郵政の現場ではどうなのかということを、少し実態も申し上げながらお伺いをしておきたいと思うんです。 去る三月の五日にゆうメイトなど非正規労働者が署名を一万六千筆集めて全国から上京されておりましたが、会社は話合いにも応じなかった、こういうふうにお聞きをいたしました。西川社長は、一昨年の十一月、私の質問に対して、非正規のウエ……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は予算のうち総務省関連の委嘱審査ですけれども、それと関連して、今、地方議会において二〇〇九年度予算あるいは二〇〇八年度の補正予算も含めて一つの焦点となっているのが国直轄事業地方負担金ということでありますが、この点について今日は伺いたいと思います。 今年になって、新潟県知事から新幹線に係る地方負担増、すなわち当初見積りに対する増額分について言わば一時拒否宣言がやられたり、大阪府知事が同種の発言をするなどもあって、この問題がマスコミにどんどん取り上げられるようになってきました。もちろん私はこれはいいことだと思います。 しかし、実は、直轄事業負担金が不当だ……
○又市征治君 社民党の又市です。 地方税法から入ります。 金融工学を駆使したといってもてはやされた様々な金融商品であるとか金融派生商品の取引というのは、今もう一転して壊滅状態、こんな状況です。じゃ、株はどうか。繰り返し私もこの委員会で指摘をしてきましたけれども、投資の中では初歩に近い株式の保有、取引でさえも、携わっているのは日本では一部の高所得者層に限られているというのが実態ですね。それはなぜか。やっぱり、元本の保証のないばくちみたいなもので、失っても生活に困らないほど多額の余裕資金を持っていないと恐ろしくて手が出せないということもあるし、また、株でもうけるには高度な経済情報、時にはインサ……
○又市征治君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、地方税法等改正案、地方交付税法等改正法律案について反対の討論を行います。 この間の自民党政権の市場万能主義による政治で社会的格差が広がり、とりわけ自治体は強いられた大合併と職員の削減、五兆円の地方交付税削減によって疲弊の極に達しました。今、ようやく世論に押されてその是正、復権の萌芽が見えていますが、政府提案の二法案はそれを推進する内容にはなっておりません。 まず、地方税法改正案は、株式の配当、譲渡益に係る優遇税率を延長するなど、税制の不公平是正に逆行する内容が多く盛り込まれています。地方税の旧道路特定財源は、過半が引き続き道路を尺度にして……
○又市征治君 社民党の又市です。 第一に、営業経費削減問題と視聴者との接点の問題について伺ってまいりたいと思います。 NHK予算及び経営方針では、営業経費削減が強く打ち出されておりまして、職員や地域スタッフ、あるいは番組制作の内容などにいろんな影響が出てくるだろうと思います。 まず、その逆の例から申し上げるんですが、実はここに三月二十一日土曜日の各紙朝刊に掲載をされたNHKの一面全面広告があります。鳩山大臣、好きそうな中身なんですが、一面丸々、「きょうの料理」、「趣味の園芸」、「おしゃれ工房」、「きょうの健康」云々と八つのテキスト丸々載っているわけですね。これのまず費用と趣旨とを御説明願……
○又市征治君 社民党の又市です。 大変お忙しい中、わざわざ当委員会のためにお越しいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 かんぽの宿のバルク売却の問題については、この間のこの委員会での論議や、あるいは三日の総務大臣の十六の問題点と改善命令が出されまして、一定の教訓と、あるいは方向性が出たかなと、こう思いますが、さらに、そのことだけで終わらせるのではなくて、今日もお述べになっておりますけれども、やはり郵政民営化そのもの、この問題の見直し、徹底した是正ということにつなげていく契機にしなきゃならぬと、こんなふうに思っておるところであります。 そこで、順次お聞きをいたしたいと思いますが、そ……
○又市征治君 社民党の又市です。 最後でありまして、大体先行の皆さん方がお話しになったことと大分ダブる点が出てくるかもしれませんが、再確認の意味を含めてただしておきたいと思います。 今度の買換え支援は、当初は生活保護世帯のみから、二倍に拡大をして低所得者を支援するという政策自体、これは大変いいことでありますから賛成でございますが、しかし、全国四千九百五十万余りの世帯から見ますと、支援対象は五%、額にすると三か年で六百億円ということのようですから、大変小規模だなという感じを受けます。 支援を受けない一般世帯の負担額というのは、本格地デジでない切替えチューナー、プラスアンテナやあるいは工事費……
○又市征治君 社民党の又市です。 今回の法改正には大筋賛成であります。 今日、救急需要の伸びというのが高齢化の進展なども大きく影響して極めて著しい状況にある、まさに待ったなしの状況だろうと思います。ですから、それに対応する対処もまた一様ではなくて、大都市部では一日の出場回数が二十回を超える例などというのがあるわけでありますから、こういうところにあっては救急隊員の過労問題という問題に目を配らなきゃならぬということもありますし、また、市街地以外の地域では救急隊員が現地へ到着をするまでの時間に着目をしなきゃならぬ、こういう問題があるんだろうと思うんですね。そして、その上に搬送先の医療機関が速やか……
○又市征治君 社民党の又市です。 冒頭、提案者の皆さん方に敬意を表しまして、また法案の賛意を表しておきたいと思います。 さて、この法案が必要となってきた背景には、経済効率優先のこの間の小泉構造改革の下での公共サービス切捨てであるとか民営化のすさまじい流れがあったと思います。その結果、人命が失われたり公共サービスの破壊によって地域社会が崩壊をする例も間々見られたわけであります。 例えば、先ほども出ましたが、埼玉県の市営プールで少女が渦に巻き込まれて亡くなった事故というのはまさに民間委託のずさんさ、このことが大きな問題でした。あるいは、私の地元富山では、公立病院の管理の民営化によって医師や医……
○又市征治君 社民党の又市です。 先ほど、一番冒頭に加藤さんが減額の数字をお出しになりましたが、少しそのことに触れて申し上げておきたいと思いますけれども、今回の一時金凍結に伴う国の歳出凍結額は先ほど出ましたように七百四十億円、ただし義務教育国庫負担の重複がありますから、二百四十億円差し引いて五百十億円となります。これに国の独立行政法人、大学あるいは病院などを含めますと、二百八十万人で二千三百八十億円。また、地方公務員に同率で適用された場合、自治体の歳出凍結額は一千九百四十億円と聞きますけれども、これに含まれていない地方公営企業の職員を加えると三百万人、約二千四百五十億円、これ合わせますと五百……
○又市征治君 社民党の又市です。 改めて西川社長にお伺いしたいと思いますが、先ほど山下さんは六つの責任というふうにパネルをお出しになりましたが、私はもっと多いんではないのかと。 一つは、一番冒頭から言われているように、国民共有財産であるかんぽの宿や不動産の疑惑に満ちたたたき売りの問題、二つには簡易生命の未払問題、三つには郵便事業における低料第三種の不正問題、そして四つには、度重なる年賀状などのノルマ販売など職員の酷使の問題、五つ目には、二百億円以上の課税申告漏れと九十二億円の追徴課税、六つには、利益相反、背任と見られる横山専務らの社宅の問題、七つには、カード事業の三井住友との癒着の疑惑問題……
○又市征治君 社民党の又市です。 佐藤大臣には、五大臣兼務八分野担務ということで、聖徳太子以上のことを努力が求められておるようでありますから、率直に言わせてもらうと、お祝いというよりも同情申し上げた方がいいんだろうと思います。 今日は、先般の大臣所信について幾つか確認をさせていただきたいと、こう思います。 まず初めに、所信の中で、地方公務員の定員の純減を進めるなど、地方行革を着実に推進しますというふうに述べられております。しかし、毎年、地方交付税五兆円余りの削減と国からの定員削減圧力で、地方は非常に厳しいスリム化を強いられてきた。これは副大臣なさっておりましたから重々御承知のとおり。その……
○又市征治君 御三方には住民基本台帳法審査のためにわざわざお越しいただいて感謝を申し上げたいと思います。これまでの質問と若干ダブる点があるかと思いますが、確認の意味でお願いをしたいと思います。 まず初めに、鈴木参考人にお伺いをいたしますけれども、二点お願いをします。 現行の外国人登録制度では、地方自治法に基づき在留が適法かどうかを問わずに行われておりまして、自治体の行う福祉、教育などの対象とされてまいりましたけれども、今回の法改正では、特にこの非正規滞在者と言うべきか、こうした方々に対してこの点はどのような影響を受けるというように見ておられるのか、これがまず第一点です。 二点目には、国の……
○又市征治君 社民党の又市です。 この種の論点が絞られた法案、私のところまで回ってくると大体かなりの部分がダブってくるわけですが、再確認という格好になろうかと思うんですけれども、是非しっかりと御答弁いただくようにお願いをしておきたいと思います。 まず、修正案提案者に、その努力に敬意を表しながら、それこそ再確認の意味でちょっと伺っておきたいと思いますが、修正案の附則第二十三条をお付けいただいて、その中で、本邦に在留することができる者以外のものについても行政上の便益が受けられることとなるように必要な措置を講ずる、こういうふうに入れていただいたわけですが、自治体は地方自治法の住民の規定を幅広く解……
○又市征治君 社民党の又市です。 この住民基本台帳法改正案が入管法に従属的に一元化することによって、外国人が従来自治体から受けていたサービスを受けにくくするおそれがあるという点については前回指摘をいたしました。今日は、住基法本体について幾つか伺いたいと思います。 まず第一番目は、この住基ネット及び住基カードの功罪について伺いたいと思うんですが、各省庁の電算化やネットワーク化で多くの利用されないケースや無駄が生じて、会計検査院や内閣府の報告書でも批判をされている、こういうケースがあります。 住基ネットワークシステムについてもその利害得失をむしろ検討すべきときに来ているんではないのかと、こう……
○又市征治君 社民党の又市です。
まず、与謝野大臣にお伺いをしたいと思います。
大臣は、自民党の取ってきた政策は実は社会民主主義なんだと、大変我が党を持ち上げていただいた格好ですが、述べられておるわけでありますが、六日の我が党の福島党首への答弁でも、規制緩和はすべて善だという信心がはやったけれども、間違った信心だ云々と、こう述べられているわけですね。
そこで、あなたが言われるこの社会民主主義の政策とはどんな内容のことを指しておられるのか、若干お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう格好で、一般論としてはそうおっしゃるわけだが、じゃこの十年間、皆さん方の政権がやってこられたことは何……
○又市征治君 社民党の又市です。 選挙によって歴史的な政権交代が起こって二か月が経過をいたしました。鳩山内閣誕生以来、原口大臣、亀井大臣始め政務三役の方々には、政治転換に向けて、連日、早朝から夜遅くまで御奮闘いただいている、心から敬意を表したいと思います。我が党も三党政策合意を基に連立政権の一翼を担って積極的に提言を行いつつ支えていく、そういう決意をまず表明をいたしながら、今日は総務大臣の所信表明について質問をいたしたいと思います。 委員長、総務省に絞りますので、亀井大臣ら、お忙しかったとすれば御退席いただいても結構でございますので。聞いていただいてもいいんですけど。 そこで、まず……
○又市征治君 社民党の又市です。 今回の給与法案は、基本給及び一時金の引下げ等を行おうというものでありますが、人事院勧告が労働基本権の代償措置であるという以上、民間の比較対象規模が引き下げられてきたというこの間の経過に問題はありますけれども、そのことはこの際さておいて、人事院が民間給与の調査に基づいて勧告している以上、それを最大限尊重するという立場から、やむを得ないものとして法案には賛成をいたします。 ただ、我が党が度々主張してまいりましたように、民間の賃金動向というのは、好況、不況にかかわらず、長期的に下落あるいは横ばいがずっと続いている。他方では、企業の役員報酬は伸び続けるし、内部留保……
○又市征治君 社民党の又市です。 民主党、社民党、国民新党の三党で前国会に提案したこの法案が、参議院は通過をいたしましたが、残念ながらその後うまくいかなかった。それが今回は政府提案、こういう格好で政権交代で出されたことは大変喜ばしいことだと、こんなふうに思います。 今回の法案は、郵貯、簡保の株であるとかあるいはかんぽの宿などの、いつ幾日までに売却しろと、こういう決めをやっていることを何としても止めましょうと。これは国会で何度も議論したわけですから。そうした緊急かつ暫定的な法案ということでありまして、これはもう当たり前なことですが、この後、郵便、貯金、簡保を一体とした、国民への郵便局ネットワ……
○又市征治君 社民党の又市です。 いのちを守る政治、国民生活の再建に鳩山総理始め全大臣の皆さんが日夜御奮闘されていることに心から敬意を表しますとともに、社民党も、我が福島党首、前に並んでおりますが、連立の一員として全力を挙げて奮闘していく、そんな決意を改めて申し上げておきたいと思います。 そこで、まず初めに総理にお伺いしますが、あちこち聞いておりましてちょっと気になるのは、各大臣の皆さん方、民主党のマニフェスト実現が最優先、こういう格好でよく言われる。その気持ちは分かるんですが、鳩山連立政権はまさに三党の政策合意を基礎にして成立をしたわけでありまして、その意味でいうならば、この三党合意とい……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は検査院の個別報告等への質疑ということでありまして、一番最後の質問者になると大分ダブってくるんですね。ダブらないようにできるだけ御質問させていただきたいと思います。 まず初めに、公益法人への支出等に関する検査院の指摘への対応について、菅財務大臣にお伺いをしたいと思います。 検査院報告では、国から公益法人への支出等に関連をして、一者応札や不落随契が多いこと、一法人に対する補助金が多額であったり補助金の比率が高いこと、また、国が指示した補助金比率の基準をごまかして低めに算出していること、法人の内部留保が多額であり、又は事業費実績に比べて倍率が高過ぎること……
○又市征治君 社民党の又市です。 言うまでもなく、二〇〇八年度の決算というのは前政権が執行されたものですけれども、本委員会での審査というのは今後の予算編成と執行に生かすためでありますから、審査に積極的な御協力をお願いしてまいりたいと思います。 今日は、枝野大臣と原口大臣に、とりわけ今大きな問題になっています独法、公益法人等の規制の問題といいますか、見直し問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 今月の下旬から実施される予定の独立行政法人と公益法人の仕分について最初にお尋ねをいたしますが、独法改革の焦点の一つは天下り問題ということだろうと思います。これは公務員制度改革とも関連をいたし……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は、財務省などの二〇〇八年度決算に関連をして、今後の財政運営について伺ってまいりたいと思います。 まず、小泉政権の財政健全化政策が開始された二〇〇一年から二〇〇七年を見ますと、公債発行額は、年による変動はありますけれども、全期間を通して見るならば、税収の伸びにも支えられて、公債依存度は三五・四%から三〇%に低下をしました。しかし、御案内のとおり、公債残高のGDP比は同時期に七九・五%から一〇五%へ増加をいたしました。GDP比の債務残高は、九九年以来一貫して主要先進国の中ではトップだったわけですね。 一方、二〇〇二年から二〇〇七年までは、イザナギ景気を……
○又市征治君 社民党の又市です。 私のところまで回ってきますと、大体幾つもダブってくるわけでありますが、まず第一番目に高校教育の無償化問題を聞こうと思ったら、山下さんが今それに絞って今日はありました。できるだけダブらない格好でまた一歩突っ込んでお話をお聞きしたいと、こう思います。 この間、GDPに占める日本の公財政支出の学校教育費の割合というのは三・四%で、国際的にはOECDの平均以下、こういう状況だったわけですね。これまで政府は、在学生一人当たりの公財政支出はそれほど低くないんだと何度も言ってきたんですが、その額もこの十年ほど横ばい状態、こういう状況にあることはもう大臣御承知のとおりであ……
○又市征治君 社民党の又市です。 質問に入る前に、今日は厳しく指摘をされました高障機構の連年のこの不正事案、これ、多分他の会派から当然出るだろうと思いましたから、私は短い時間で外しました。 しかし、大臣、これはやっぱり連年にわたってこんなことをやっているわけで、私は、どういう指導ができるかという前に、大臣の見解としてむしろ理事長に辞任を求めるぐらいの政治的な表明いただきたいというくらいの思いを今日はまず冒頭申し上げておきたい。それ以上はもう突っ込みません。答弁も要りません。むしろ、だけれども、それが本当の意味で今の政権の姿勢を示すことでもあるんじゃないのかという気がいたします。その点、冒頭……
○又市征治君 社民党の又市です。大臣始め政務三役の皆さんの連日連夜の御奮闘にまず敬意を表したいと思います。 議題となりました法案については、これは当然我が党は賛成でございます。その上で幾つか確認の質問をいたしておきたいと、こう思います。時間の関係で、四問差し上げましたが、一問目は省略をいたします。 初めに、国税の法人税、所得税等の歳入不足が今年度も見込まれて、地方交付税原資にして二兆九千五百億円の減ということです。これは元来国の見積り誤りによるものですから国の責任で全額補てんをするのが筋、これが私どもの考え方です。 政府案は、いわゆる折半ルールによりましてこれの半額を自治体に負担させるも……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は大臣所信への質疑でございますので、まず地方財政問題について御質問をしたいと思います。 鳩山連立政権になりましてから、旧政権による半強制的な市町村合併などで地方の切捨て、地域間格差の拡大をもたらした、こういう政治を何としても転換をしよう、こういうことで、二〇一〇年度予算での措置を始め国の地方財政対策が打ち出されております。 原口総務大臣は、昨年の十月の概算要求で、交付税の交付率を五税平均の四三・九%に引き上げる、額にして四兆三千二百億円という要求を出されたということについては我々ももろ手を挙げて賛成をいたしたところであります。しかし、画期的な要求だっ……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日の委嘱審査では、自治体における臨時・非常勤職員の問題を取り上げたいと思います。 いわゆる小泉構造改革の進展の下で雇用形態の多様化が進んで、勤労者の生活が困窮化をしてきた、これは多く言われています。この状態を変える、生活再建を実現するというのが鳩山連立政権の使命であることは与党三党の合意でもあります。そうした任務を持つ連立政権だからこそ、官製ワーキングプアなどという言葉は何としても私は死語にしなければならない、こんなふうに思います。 先日、予算委員会において亀井大臣、昨日もおっしゃいましたけれども、この日本郵政における非正規職員の処遇に関する質問に答え……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は、バッター入れ替わりまして、私の方が先にやらせていただきます。 去る十八日の質疑で、原口大臣の、昨年十月の概算要求での地方交付税の交付率四三%に引き上げるという大胆かつ正当な要求を改めて私は支持をいたしました。市町村大合併やあるいは交付税の削減など小泉改革によって地方の格差が拡大をして、担い手たる職員も減らされる、替わったまた非正規職員は官製ワーキングプアと、こういう状態になってきたということも申し上げたところであります。住民の暮らしに必要なサービスを復活をする、そのため自治体の財政需要を組み立て直す、これが政権交代した連立政権の使命だろうということ……
○又市征治君 社民党の又市です。
若干、まず合併がもたらした問題点から見ていきたいと思います。
一九九九年、平成十一年以来、ほぼ半数近い四六・五%、一千五百五の市町村が消滅をしました。これだけの市役所、町役場が消えて、そこに働く職員や議員が減らされたわけですが、まず事務的に聞きますけれども、大合併前と現在で、職員数、議員数、財政規模はどのように変わったのか、町村に重点を置いてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 すごく職員や、先ほども出ましたが、議員がべらぼうに減って議員年金ももたない、破綻状態と、こういう状況までもたらしているわけですが、町村で八兆五千四百億円、市の増額を差し引い……
○又市征治君 社民党の又市です。 ずっと朝から大変お疲れでしょうけれども、私が最後でありますから、是非よろしくお付き合いいただきたいと思います。 NHKの予算案には賛成をしながら、総務省に対しては、総務大臣の意見についてと放送法の改正に絡んで幾つか質問と意見を述べたいと思います。 まず、NHKにお伺いしてまいりますが、この予算の中の投資的経費に当たる建設計画は二〇一〇年度は七百九十億円とありまして、その四六%、三百六十四億円は地デジの送信設備に食われている、その陰になって他の一般の建設計画というのは遅れている、こういう状況になっていますね。全国的な放送会館の老朽化と建て替え計画、そして東……
○又市征治君 社民党の又市です。 提案をされております三法案につきましては当然賛成をしながら、地方分権あるいは地域主権と言われる内実について様々な論点があるわけですけれども、私は主として財政自主権の観点からこれまでの地方財政の運営の実態を振り返りながら質問と意見を述べたいと、このように思っています。 この質問に入る前に、先ほども武内さんちょっとお触れになりましたけれども、今度の自治法改正では議員定数の法定上限の撤廃が図られておりますけれども、これが何か誤っているとかと言うつもりは全くないんですけれども、実態として、これによってむしろ一般的に定数削減をもたらすんではないか、あるいは、それによ……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は四人の参考人の先生方、どうもありがとうございます。私が最後ですが、まず初めに、長谷部、八木両先生にお伺いをしておきたいと思います。 既に当委員会でも指摘をされているんですが、今回の地域主権改革のための関係法律整備法によって、保育などにおいて国の定めている最低基準が撤廃されるのではないか、その結果、よほど補助金でも強化しない限り自治体は財政難を理由にそうしたナショナルミニマムをどんどん切り下げて、あるいは地域主権の名の下に劣悪なサービスになっていくのではないのか、こういう懸念とか危惧があちこち出されております。 一方では、そのようなサービスを低下させ……
○又市征治君 社民党の又市です。 四人の先生方にはお忙しい中、貴重な御意見ありがとうございました。 初めに村山先生にお聞きしようと思ったんですが、先ほどから、私、昨日もこの件については質問いたしまして、やはり分権改革だとかあるいは地域主権だとかという名において自治体がナショナルミニマムを切り下げるなんということはあってはならぬ、そういう制度、仕組みをしっかりつくれと、こういう御指摘でございまして、この点は大変力説いただきましたので、これはもう御質問、今日は取りやめさせていただきたいと思います。 そこで、時間の関係ですべての方にお聞きをすることはできませんが、まず初めに辻山さんにお伺いした……
○又市征治君 社民党の又市です。 原口大臣には、地方の活力の回復あるいは財政的自立のために大変御尽力をいただいておりますけれども、最近、政府機関の一角において聞き捨てならない逆コースの発言がちょっとあります。 例えば、内閣府の中期的財政運営に関する検討会というのがありますけれども、そのメンバーである某外資系証券会社のエコノミストが同検討会の論点整理の読み方と題するレポートを広く配付をなさっておるわけですが、その中で、例えばシーリングの設定として、二〇一一年から一三年度において社会保障費は自然増の抑制を図るとか、あるいは地方交付税交付金については、向こう数年に関しては地方税収との合計の伸び率……
○又市征治君 社民党の又市です。 今日は、住宅金融支援機構に絞ってお伺いをしたいと思います。 国から過剰な資金二千三百億円を返納すべし、この法案に賛成は当然でありますが、その上で、公的住宅政策全般について、これを縮小する方針というのはこれは改めてもらいたい、そして高齢者賃貸などに重点配分をすべきだということと、証券化という手法の危うさについて、今日は国交省馬淵副大臣においでいただきましたので、論議をさせていただきたいと、このように思います。 まず、先日の事業仕分で廃止と評決をされた住宅資金貸付事業のうち、高齢者向け賃貸住宅や子育て世帯向け賃貸住宅ですけれども、こうした福祉政策的な供給とい……
○又市征治君 社民党の又市でございます。 私たちも野党に転じたわけでございますが、会期の日程も大変ないところで、しかも重要な法案がここに来ているということでありますから、これはしっかり論議をしたいと、こういう立場でありまして、たまたま名古屋における郵便局長会の総会における委員長の発言をめぐってそれぞれ注文が出ました。 その点については委員長は理事懇の場では謝罪をなさったわけですが、そのことをめぐって理事会で更に発言をということがあって、その点をめぐってのこの紛糾、こんな状態ということですから、これはやはり与党側にもう少し努力をしてもらって、今日、今これから内閣委員会との公務員法をめぐっての……
○又市征治君 社民党の又市です。 いつものとおり一番最後でございまして、各大臣の皆さん、御苦労でございますが、お付き合いいただきたいと思います。 今日は三点についてお伺いをしておきたいと思います。 まず一つは、高校教育の無償化法案について、川端大臣にお尋ねをしたいと思います。 この法案は、一九七九年に日本も批准をいたしました国際人権A規約、高等教育無償化の理念を具体化をする、随分遅れたものだと思いますが、大変そういう意味では画期的だと、こう思います。 そこで、大臣、これは日本の子供たちが無償で高校教育を受けられるというだけではなくて、日本に居住する外国人のお子さんたちも当然対象にした……
○又市征治君 社民党の又市です。 大変時間が短いんで三問ぐらいに絞りたいと思いますが、端的に御答弁いただきたいと思います。 二〇〇〇年の地方分権一括法以降、未完の第一次地方分権改革を更に進めることが期待をされたわけですけれども、それが旧政権の市町村大合併のあらしによってむしろ逆行してしまった、私はこのように見ています。 昨年、政権交代が実現をいたしまして、我が党含めて生活再建を掲げる連立政権ができたわけですが、その政権がこの法案を提出をした。この背景には、長年の旧政権によるやっぱり地方自治の形骸化や市場経済万能の新自由主義によって、地域の経済や社会あるいは住民の暮らしが破壊をされたことに……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。