このページでは小林正夫参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 会派を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。 麻生総理は、総額十三兆九千二百億円にも上る史上最大規模の補正予算案について、自ら四段ロケットと称し、冬の時代に仕込んできた経済政策が花開いてくるのはこれからだと胸を張ってみせました。ところが、どうでしょうか。国民の皆様の補正予算に対する評価は非常に厳しいものでありました。その証拠に、麻生総理や政府・与党が期待したほど内閣の支持率は上がらず、むしろ失望感の方が広がりました。 有識者の方々がいみじくも理念なきばらまきの補正予算……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の小林正夫です。 今日の社会で国民の皆様の一番の不安は年金だと思います。公的年金制度は年齢を重ねた後の生活を支える大切な制度であることは言うまでもありません。だからこそ、国民皆年金として位置付けられております。 ところが、保険料を納めていれば将来安心して年金がもらえると思っていたのに、納めた年金保険料が無駄に使われていたり、記録に残っていなかったり、あるいは横領されたりしている事実が明らかになり、国民の皆さんが計り知れないショックを受けると同時に、年金に対する信頼が地に落ちました。国民の信頼の回復なくして年金制度を維持していくことはで……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の小林正夫です。早速質問に入ります。 まず、労働契約法案について質問いたします。 この法案は新しく作る法案であり、衆議院においては政府案が修正されております。そこで、この法律案で示されている条文の意味と修正部分の解釈等についてお聞きをいたします。 労働契約法案の第一条について、修正案の提案者に対しお尋ねいたします。 内閣から提出された原案の第一条では、この法律の目的につきまして、合意の原則と並んで労働契約と就業規則との関係を定めるとされておりました。この点につきまして多くの議論が出されました。すなわち、今回の労働契約法は、労働者と……
○小林正夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 以上です。
○小林正夫君 委員派遣について、その概要を報告いたします。 去る二月十二日から十四日までの三日間、沖縄県に赴き、同県の振興開発及び基地問題等に関する実情を調査してまいりました。派遣委員は、市川委員長、喜納理事、伊達理事、遠山委員、紙委員、山内委員及び私、小林の七名です。 初めに主な日程について申し上げますと、一日目は、宮古島において宮古島市及び多良間村からの概況説明聴取、バイオエタノール製造施設等の視察を、二日目は、沖縄本島に移動し、国立戦没者墓苑での献花等の後、内閣府沖縄総合事務局、防衛省沖縄防衛局、外務省沖縄事務所及び県からの概況説明聴取、宜野座村サーバーファームの視察、北部市町村会と……
○小林正夫君 おはようございます。 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 早速質問に入ります。 今日は、日米地位協定について、二つ目は北方問題について、そして三つ目に、本委員会で二月に実施をいたしました沖縄県での実情調査結果を基にした質問、この三つに分けて質問をさせていただきたいと思います。 まず、日米地位協定についてお聞きをいたします。 私たちが沖縄の実情調査に行く二日前の二月の十日の日に在沖米海兵隊員による女子中学生暴行被疑事件が発生をいたしました。また、三月十九日には神奈川県横須賀においてタクシー運転手が刺殺されているのが発見をされました。横須賀署特捜本部は、容疑者と……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 早速質問に入ります。被害の想定が妥当かどうか、この点について質問をいたします。 政府は、平成十七年の十二月に行動計画を作成して発表しました。その内容が二〇〇五年の十二月の「厚生労働」というこの雑誌に細かく記載がされておりまして、私もこれをよく読みました。その中で、流行規模の想定として、医療機関で受診数が最大で二千五百万人、入院患者数が二百万人、死亡者数は六十四万人に達するとしてあります。 しかし、これはこの資料を読んでいきますと、一九一八年、大正七年に発生したスペイン風邪を前提に推計したと、このようになっているんですが、九十年……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。
まず、今回、民主党など三会派共同提案として後期高齢医療制度を廃止する法案が国会に提出をされました。この廃止法案については多くの国民の皆様が関心を寄せております。改めて、提案者の大塚さんに、この法律の目的と概要についてかみ砕いて説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
そこで、厚生労働大臣にお伺いをいたします。
現在、政府は後期高齢者医療制度の枠組みをそのままにして軽減措置などの見直しを検討されていると、こういう報道がされております。どのような見直しを考えているのか。
実は今日……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 大変貴重なお話を、しかも分かりやすくいただき、本当にありがとうございました。与えられた時間が二十分間ですので、何点か質問をまずさせていただきます。 私は、医師会は与党、自民党をしっかり支えてきた団体だと、このように理解しておりますが、先ほど原中参考人のお話を聞きますと、私たちが廃止を求めるのと同じようにこの制度の撤廃を求めると。大変心強く私は感じました。そして、茨城県医師会が制度の撤廃を求める最大の理由、これも先ほどのお話でよく分かりました。ありがとうございました。 そこで、四月からこの制度がスタートしたの……
○小林正夫君 おはようございます。小林です。 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 以上です。
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 この労働基準法の改正は、昨年三月に国会に閣法として提出がされました。それ以来、四国会、約一年八か月にわたって継続審議の扱いになっていましたが、衆議院の状況の中で修正をして可決し、参議院に今審議が回ってきたと、こういうことでございます。働く人たちから見ると大変注目している法律の改正ですので、今日は細かな点を含めて質問をさしていただきたいと思います。 まず、年次有給休暇の有効活用について伺います。 年次有給休暇の有効活用として、日単位での年休取得、具体的には五日分は子の通院等の事由などに対して時間単位での年休取……
○小林正夫君 質問にお答えいたします。 解雇防止緊急措置法案に係る雇用調整助成金については、三百億円を見込んでおります。これは、平均月額賃金約二十万円と見込み、休業手当が六〇%、そのうち中小企業には五分の四助成するということ、さらには期間を六か月、対象者はおおよそ五万人出るんではないか、このような見込みからこの雇用調整助成金については三百億円を見込んでございます。 次に、雇用保険改正法案に伴い必要となる経費ですけれども、年度平均で約三千百億円の見込みでございます。その内訳は、まず住宅からの退去を余儀なくされる派遣労働者等に対する助成等に約一千百億円を見込んでおり、この所要額は雇用保険二事業……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 私は、法律の内容について確認を含めて質問をさせていただきます。 まず、施行期日に関して質問をいたします。 実は、先週末から今週初めにかけて連合が労働相談ダイヤル、何でも相談を受けました。その結果、二十一日の土曜日の集計結果だけでも百二件の相談がありました。その百二件の内訳なんですけれども、項目的に賃金とか労働時間あるいは安全衛生など、こういう項目にいろいろ分けて、十項目ぐらいに分けてみますと、やはり雇用関係が百二件のうち四十三件で全体の四二%を占めたというのが実は土曜日の結果だったんです。さらに、そのうちの三十四件が、先ほど言……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 四月七日火曜日、厚生労働委員会で、辻厚生労働委員長及び関係者の御尽力によりまして、ハローワーク渋谷と日本赤十字社医療センターを視察いたしました。労働及び医療の厳しい実態をこの目で見てまいりました。 特にハローワーク渋谷では、関係者から概要を聞いた後各フロアごとを視察をさせていただきましたけれども、どこも相談だとかあるいは手続に来られている方で待っているいすがいっぱいであったと。正直、私たちが視察しに行ったことが少し邪魔になったのかなと、そのぐらいこのハローワークが大変人が多かった、こういう実態を私は見てまいりました。また、対応に……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 本日、国民年金法の審議ですけれども、職場の方あるいは多くの方から不安の声が上がっているやつが一つあるんです。それは企業年金の確定拠出年金の関係なんですけれども、前半少しこの問題について質問をさせていただきたいと思います。 老後の所得を保障するという意味では、企業によっては企業年金を設けていると。そして、二〇〇一年からこの確定拠出年金法が施行されて、多くの企業でこういう制度を取り入れているのが今の実態かなと思っております。 そこで、加入から約八年が経過したわけなんですが、この加入者の運用実績に応じて年金の受給額が変わるという日本……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 先週の六月十一日の委員会に引き続きまして、国民年金と厚生年金の問題点について質疑をさせていただきます。 国民年金の納付率の関係については、先日も資料でお示しをしました。今日も資料三という添付資料で示してありますけれども、残念ながら今年の二月までの累計で六一・五%の人しか納付をしていないと。したがって、国民年金は十人のうち四人が納付をしていないと、こういう実態については前回も指摘したとおりでございます。 さらに、前回の委員会のときに、国民年金の年齢階級別納付率の推移ということで、年齢別の国民年金の納付率について、折れ線グラフで示……
○小林正夫君 二点お聞きをいたします。 人が死んだことの受入れ、こういう点で質問をしたいんですが、私の経験で言うと、母が亡くなったときに心電図が止まってぴいっと、こういうふうになったと。ああ、これで人が亡くなったんだなというふうに私は受け入れたんですが、脳死の場合に、ここの一ページに書いてあるように、全脳機能の停止ということが書いてあるんですが、心電図のように頭に何か付けておいて、脳波がぴいっとなくなったと、したがって今の段階で脳が死んだと、そういうふうなことが目に見えて何か分かるような医学的な装置というか器械があるのかどうかということが一つです。そういうものがあれば、確かに脳は死んだんだな……
○小林正夫君 時間の関係もあり、端的に谷澤参考人と町野参考人にお聞きをいたします。 自己決定の年齢なんですけれども、十五歳未満について移植可能ということに仮になった場合に、現在は十五歳未満はしないということになっていますから、ドナーカードは持ってない、またドナーカードは与えてないというふうに私は思うんですが、今度十五歳未満オーケーになった場合には、年齢制限を取っ払うということになりますので、ドナーカードを持つ、こういう教育もしなきゃいけないということが一つあると思います。 そこで、十五歳、特に中学生の意思決定というのは先ほど先生がおっしゃったように尊重しなければいけないと、こういうお話があ……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 参考人の三名の方、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。今のお話を基にしながら質疑をさせていただきたいと思います。 また、昨日まで二日間の基本的質疑が行われました。その上に立ちまして、私は労働問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。 まず、舛添大臣にお聞きをしたいんですが、日本の国力の源は何か、この見解をお聞きをしたいんですが、私は、日本には生活保護もあり、あるいは災害が起きたときに日本の力で早く復旧ができるという力を持っている、またさらには経済活動も、今は大変落ち込んでいますけど、世界から見……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 今日は、経済・雇用・社会保障の集中審議でございます。総理にも出席をいただきました。私は雇用問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。 まず、労働環境の底上げあるいは改善についてということで麻生総理大臣にお尋ねをしたいと思います。 行き過ぎた規制緩和、日本社会をアメリカ型と同じようにしていこうと、こういう政策は私は間違えていたんじゃないかと感じております。そういうことによって、特に労働分野では、長期雇用、二つ目に賃金制度、そして福利厚生を始めとする企業福祉、この三本柱が著しく崩れてしまったというのが現在……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 三月十一日の大臣所信の中で、長妻大臣から自分の思いを込めてきめ細かくいろいろ今回取り組む内容について明らかになりました。非常に分かりやすく、私は大変いい所信表明だったなと、このように受け止めております。 まず初めに、高齢社会に今なっているわけなんですが、この高齢社会の受け取り方、ここについて長妻大臣にお聞きをしたいと思います。 私は、高齢社会というのは成熟社会、要はいろいろ人生を経験した先輩たちが多く生活をしていく、そういう社会になっていくんだ、このように思っています。ところが、私たちの論議の中で、そのためにいろいろ社会保障制……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。本日は、社会保障と労働問題を中心に質問をいたします。 まず、国民負担率について長妻大臣のお考えをお聞きをしたいと思います。 二月の十日の日、政府は二〇一〇年度の我が国の国民負担率が三九%になるとの見通しを発表いたしました。国民負担率というのは、企業や個人の所得に対する税金と社会保険料の割合を日本経済全体で見たものでございます。国民負担率に財政赤字の負担を加えた潜在的国民負担率というのもよく使われております。いずれにしても負担の大きさを表す指標でございます。 国民負担率という考え方が使われるようになったのは、一九八二年の臨時行政調……
○理事(小林正夫君) この際、委員の異動について御報告申し上げます。 本日、木庭健太郎君が委員を辞任され、その補欠として弘友和夫君が選任されました。
○理事(小林正夫君) 高井政務官、退席してください。御苦労さまでした。
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 今日は、外交と防衛の集中審議でございます。鳩山総理にも出席をいただきました。沖縄の問題については後ほど喜納議員から質問をさせていただきますので、私の方は、日米間の密約問題とエネルギー外交を中心に質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、日米間の密約問題について質問をいたします。 質問に入る前に、密約問題における岡田外務大臣の御英断を私はたたえたいと、このように思います。まさに、今回の調査の着手が、政権交代を機に、本来民主主義の下で展開されるべき外交を名実共に国民の手に取り戻した、私はそのように評価ができると思います。 ……
○小林正夫君 民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 それぞれ一問ずつ質問をさせていただきたいと思います。 今日は大変貴重な資料もいただきましてありがとうございました。また、参考人の論文なども事前にいただいておりますので、その中から質問をさせていただきたいと思います。 まず、木下参考人におかれまして、これは日本経済研究センター会報の十二月号なんですが、自治体の格差が拡大をしていく、こういう心配の下に、大部分の貧乏な自治体とある程度裕福な少数の自治体に二極化すると考えていると、このように書かれておりました。私もこれからの日本もそうなっていくのかなと心配をしている一人なんですが、そこ……
○小林正夫君 民主党の小林正夫です。 今日は、お二人の参考人から大変貴重なお話を承りまして、本当にありがとうございました。 両参考人に質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず山崎参考人にお伺いをしたいと思います。 先生がお越しになるということで、「しあわせはいつもいま」という本を拝読いたしました。この中に、先ほど先生がおっしゃった、つもりになる、つもりの名人というところ、本当に、私の家族みんなで読んだんですが、一番感動しました。私も、このつもり、こういうことができるような人間になりたいなと、このように拝読したわけなんですけれども。その中で、特に参考人が書かれている中では、どれほど……
○小林正夫君 民主党の小林正夫です。 今日は、テーマがゆとりとくらしということで、この調査会、大変楽しみにしておりました。また、両参考人からそれにふさわしいお話が聞けて本当によかったなと、このように思います。 まず、岡澤参考人にお聞きをいたします。 先ほどのお話の中で、成熟化の条件は時間的ゆとりであると、こういうお話がありました。それと、事務局の方から事前に参考人関連資料というのもいただいておりまして、これも拝読いたしました。その中に、先生の方で書かれた中で、時短こそ出発点、ここにも時短、時間的な話が書いてありました。さらには、福祉社会の構築の前提は時短と年休の完全消化であると。 私、……
○小林正夫君 小林です。 今回の調査会では、参考人の方に何回か質問をする機会を与えていただいて、本当にありがとうございました。 最近のミャンマーの水害あるいは中国の地震、これを見ていると、日本はやっぱり国力のある国なんだなと、日本で地震が起きたとしてもみんなが助けに行って復旧に入ると、つくづくそういうことを感じます。今回のテーマが国民生活・経済ということですから、そういう点では更に、この日本の国力を落とさないように、いろんな施策があるんでしょうけれども、頑張っていかなきゃいけないなというのがこのテーマに関する率直な感想です。 それで、今回私は特に、そういう意味では日本の国が豊かになり国力……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の小林正夫です。 それぞれの公述人から大変貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。限られた時間ですけれども、何点か質問をさせていただきたいと思います。 まず、山崎公述人につきましては三点お聞きをしたいと思っています。一つは、先ほどお話がありました、先生のお書きになった「高速道路はタダになる」、この本も拝見をさせていただきました。この中で言っていることは、なぜ高速道路の無料化の約束が守られていないのかと。先ほどのお話で一部そういうお話もありましたけれども、このことに対してどう考えられているのかということを改め……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。