このページでは小林正夫参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○小林正夫君 本院議員中村博彦先生は、去る七月三十一日、多臓器不全のため逝去されました。享年七十一歳でありました。 中村先生は、療養のため一時休養を取られておりましたが、さきの常会で復帰されたときには、片手を上げながら以前と変わらぬ元気なお声を掛けていただき、安心しておりました。しかし、その後、夏の盛りに届いた訃報は余りにも突然で悲しいものでありました。この議場の中に色鮮やかな赤いネクタイの先生のお姿を見ることができず、誠に痛惜の念に堪えません。 私は、ここに、同僚議員各位のお許しを得て、議員一同を代表し、故中村博彦先生の御霊に対し、謹んで哀悼の言葉をささげます。 中村先生は、昭和十八年……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 冒頭、北朝鮮拉致問題について質問をさせていただきます。 昨夜、日本人拉致被害者や拉致された疑いのある特定失踪者について、北朝鮮側が特別調査委員会を設け、再調査を行うことを約束し、日本側は経済制裁の一部を解除すると発表されました。 日本人拉致問題が進展することは期待するところですが、北朝鮮の再調査について、どのように実効性を担保するのか、また調査内容の信憑性をどのように確認していくのか、政府として誠実に対応することを強く望みます。 本日、答弁を求めましたが、お答えいただけないということなので、次の機会に答弁を求めたいと思います。 それでは……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 ただいま議題となりました電気事業法等の一部を改正する等の法律案について、会派を代表して質問します。 今年も夏を迎えました。全国的には電力需要の最も高まる時期です。政府の見通しでは、節電の数値目標は定めずに済むとのことですが、予断を許さない状況が続いていることは言うまでもありません。電力間融通を行わない場合の九州電力の需給見通しはマイナス三・三%です。各電力会社が第一線に復帰させた老朽火力発電設備にいつまでも頼るわけにはいきません。現在の電源構成と老朽火力発電設備の稼働状況、今夏の電力の需給について、安倍総理に見解を求めます。 二〇一三年に成……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 エネルギー政策の私の政治姿勢は、安価で質の高い電力の安定供給にあり、これが国力の源だと、このように思っております。その観点から茂木大臣に、電力の安定供給が大変大事であると、こういう視点から何点か質問をさせていただきます。 まず、電力の現場力について質問をいたします。 私は、二〇一一年三月の東日本大震災、福一の原子力事故、これ以降、日本の火力の現場を大分多く見てまいりました。先ほど午前中の答弁にもあったように、火力で電気を作っている割合が六割ぐらいだったんだけど、原子力が停止しているために現在は九割程度の電気を火力が作っていると、こういう状況……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 早速質問に入らせていただきます。 電力の歴史、これを振り返ると、百三十年ほど前に電力体制ができ上がりました。その後、戦争もあり、いろんな変遷をたどって今日の体制ができ上がった、このように私は認識をしております。 そして、五月の十三日に予算委員会で大臣とも質疑をさせていただきました。そのときに、停電時間について政府に確認したところ、日本の停電時間は、需要家の一軒当たりの停電時間ですけれども、年間の停電時間十六分であると、そしてアメリカは六十六分、イギリスが八十二分、フランスが五十八分、このような数字を示されました。また、安……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 大臣にお聞きをいたします。 今回の法案の第一条の目的に、「我が国経済を再興すべく、我が国の産業を中長期にわたる低迷の状態から脱却させ、」、このように書かれております。資料一、これは経済産業省から出していただいた産業活力再生特別措置法の経緯と実績、この資料を経産省から出していただきました。そのほかいろいろ今日までに産業が活性化するためにいろんな施策を試みてきた、私はこのように思います。 先ほど、「中長期にわたる低迷の状態から脱却させ、」ということが法案に書かれているんですが、今までやってきた施策、これがどうだったんでしょうか。これでは成果が上……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 根本復興大臣にまずお聞きをいたします。 復興のための用地確保、この促進についてお聞きをしたいと思います。 十月三十一日の会計検査院が復興関連予算の執行状況についての調査を公表しました。その結果、二〇一一年度と二〇一二年度の二年分で十九兆八千九百四十九億円のうち支出が十五兆三千六百四十四億円にとどまっていて、執行率が七七・二%であったと、こういう数字が公表されました。復旧と復興、これは本格化はしていると、こう言うものの、せっかく付けた予算が使われていないと、こういうことも言えるんじゃないかと思います。 そこで、復旧あるいは復興事業が進まない……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 まず初めに、先日、エネルギー基本計画の原案をお聞きをいたしました。その計画の中に、二〇二〇年代早期にスマートメーターを全世帯、全事業所に導入とありました。是非、一点、雇用問題について大臣にお願いしたいことがございます。 早い地域では来年の七月頃からこのスマートメーターが取り付けられるんじゃないか、こういう地域もあると聞いております。私は、スマートメーターの導入は時代の流れ、このように受け止めております。しかし、現在の電力システムの中で、積算電力計を各家庭とかあるいは事業所に行って、見て、そして電気料金を請求していく、こういうことが長年日本では……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 資料一を用意をいたしました。これは、今回の法案がどういうものなのか、経済産業省から提出をしていただいた資料でございます。これらを参考にしながら質問をさせていただきます。 まず、現行の賠償機構が賠償・廃炉等支援機構となる。賠償業務と廃炉業務の会計処理において使途を明確にする必要があると思います。使途の見える化、このことについてどう取り組むのか、また、国民への周知はどのような方法で行うのか。さらに、賠償・廃炉等支援機構は廃炉等の研究及び開発の企画、推進を行うことと、このようになっておりますけれども、研究開発に関わる費用はどう確保していくんでしょう……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日はいろんな角度からお話をいただきまして、本当に参考になりました。ありがとうございました。 まず、大島参考人にお聞きをいたします。 原子力損害賠償支援機構は政策決定プロセスが閉鎖的で情報が十分に公開されていないと、このように先ほど指摘をされました。これはどこに原因があるのか、少し掘り下げてお話を聞かせていただければ有り難い。 さらに、原子力規制委員会は責任を持つべきだと、このようにもおっしゃいましたけれども、原子力規制委員会はアドバイスをしないと、このように私聞いて、受け止めておるんですけれども、どのように原子力規制委員会がこの機構に関……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 五月三十日の本会議で茂木大臣並びに田村厚労大臣から答弁をいただきました。今日は、その答弁内容を受けて質問をいたします。 まず、今日、厚労省に来ていただきました。スト規制法の関係で何点か確認と質問をいたします。 現在のスト規制法は、対象になっているのは実質的には電力に働く人たち、ここにのみになっているということでありますけれども、電力の労働者は紛れもなく民間の労働者であります。公務員における人事院勧告制度のような代償措置も講じられていない中で、憲法二十八条で保障されている労働基本権が著しく制約をされていると、こういう状態、……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 早速質問いたします。 今日は厚労省と規制庁にお越しいただきました。六月五日、前回の委員会でスト規制法の在り方の検討と福島第一原子力事故緊急作業時における百ミリシーベルトを超えた方の放射線従事者の今後の取扱いについて質問をいたしました。具体的にどのように進めていくのかという質問をしたんですが、具体的な答弁は得られませんでした。改めて今日この質問をいたします。 まず、スト規制法の在り方の検討なんですけれども、その後、委員会質疑が終わった後、厚労省の方でもいろいろ検討がされた、このように聞いておりますけれども、検討状況について……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 冒頭、大臣に申し上げます。 昨夜から今朝にかけて、大臣の政治資金の関係でいろいろ報道されております。このことは看過できるものではございません。私の次の質問者である安井美沙子議員の方からこの問題については取り上げますので、そのことをまず冒頭申し上げておきたいと思います。 今日、私は、原子力と再生可能エネルギーと労働問題について質問をいたします。 まず原子力の関係ですけれども、九月七日の日に大臣は福島の第一原子力発電所に行かれた、このように報道されております。そして、大臣所信の中で、四号機プールからの燃料取り出しや水対策、……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 閉会中に私も東北の地を訪れまして、被災地の皆さんと十分お話をしてまいりました。また、今週の月曜日は、岩城さんから先ほど報告があったとおり、視察に行かせていただきまして、現地のお話も伺ってまいりました。そういう中で、何点か今日は質問をさせていただきます。 まず、復興予算の関係について質問をいたします。 私は、政府が復興の基本方針に基づいて被災地の復旧復興に取り組んできました、そのことは、中長期の計画を立てて復興に取り組んで一定の成果を上げてきたと、このように思っておりますので、そのことは評価をしたいと思います。振り返ると、五年間を集中復興期間……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 前回、十月二十九日の日に、復興大臣と予算を中心に質疑を交わさせていただきました。そして、その後、大臣の回答を含めて、被災地に私行きまして、各級議員といろいろ意見交換をさせていただきました。今回の質問は、そこで各級議員が今回の大震災を経験して得たこと、そして国としてこういうことをやってもらいたいということ、こういう提起も幾つかありましたので、今日はそういう内容も中心として質問をさせていただきたいと思います。 それで、質問の前に、先週の質問通告ではしておりませんけれども、今朝、七月―九月期のGDP速報の公表がありましたので、この関係について一点ち……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、核燃料サイクルについて、二つ目については電力の小売の全面自由化について、三つ目が再エネの固定価格買取り制度、この三項目について質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。 まず、大臣、先週の土曜日、日本原燃の六ケ所村、視察行かれました。大変お疲れさまでありました。私も何回か日本原燃にはお邪魔して、設備を見させていただいております。特に、研究、設計、開発、製造、操業まで一貫体制で進めていくんだと、こういう理念の下でこの事業が行われようとしていることに対して、私、大変いいことで、また地元との関係も順調にいっているなと、このように感じま……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、電力システム改革と原子力政策、さらにエネルギーミックスについて質問をしたいと思います。 電力システム改革については、第三弾の法案が送配電分離という形で今国会に出ておりますので、そこでいろいろ審議をさせていただくことにして、今日は第一弾、第二弾を進めるに当たっての課題について少し取上げをさせていただきたいと思います。 まず、電力の供給力と需給の逼迫についてお聞きをいたします。 平成二十七年度の各電力会社の供給計画が先月末までに提出されていると思いますけれども、供給力についてはどうなっているのか、またここ数年はどういう状況にあるのか、……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。
五月二十九日、本会議でいろいろ質問をさせていただきました。そのとき、大臣からも答弁を受けております。今日はそれに関連して何点か質問をいたします。
まず経産省にお聞きしますけれども、送配電分離ということは具体的にどこの設備を分離をしていくのか、これお答えください。
【次の発言】 資料を用意をいたしました。あわせて、同じものですけれどもパネルを用意をいたしまして、送配電が受け持つところはどこなのかということをきちんと政府の方と共有化しておきたいと思っています。(資料提示)今政府の方で答えていただいたこと、あるいは今までの審議会でいろいろ質問をした……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 それぞれの参考人から大変貴重な御意見を聞かせていただきました。今後の審査に生かしていきたいと思います。 まず、尾崎参考人にお伺いをいたします。作業安全の確保と保安の確保についてお尋ねいたします。 現在は、特に災害対応において、組織横断的な対応だとか、あるいは柔軟で機動的な人員配置によって迅速な初期体制が取られてきた、このように私思います。そういう中で、今後、導管分離ということになった場合に、保安とか災害時の対応のレベルが低下してはいけないと思います。そういう意味で、関係者が協働してその役割、責任を果たすために詳細な制度設計が必要になってくる……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。
早速質問させていただきます。
附則七十四条の検証規定に関する質問をいたします。
今までの質疑の中で、政府は、検証において課題があればそれをクリアして進めていくと、こういう答弁がされております。そこで、二〇二〇年四月一日に送配電を分離すると、こういう法案になっているわけですが、この施行に当たってはどういう課題をクリアしておかなきゃいけないのか、この辺についてお聞きをいたします。
【次の発言】 政府の強いお気持ちはお聞きをいたしました。
そこで、大臣、今言ったような課題の措置をしていく、そして次に進めていく、これがうまく課題がクリアできなかっ……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。
法案の審議に入る前に、大臣の御所見、ひとつ聞かせてください。
昨日から今日にかけて中国の株価が大きく下落した。これはギリシャの問題に関与しているのかなと私は思いますけれども、このことが日本経済にどう影響を与えてくるのか、あるいは、今後の貿易含めて、どういうような状況になっていくと大臣は御所見を持っているのかということと、政府としてはどういうことを注視していかなきゃいけないのか、このことについてお聞きをいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、法案の質問に入ります。
まず、大臣にお聞きをいたします。……
○小林正夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の小林正夫です。 本日は、電気設備の保安について、それとエネルギーミックス及び固定価格買取り制度、この二点のテーマで質問をいたします。 まず、電気設備の保安についてお伺いをいたします。 大臣にまずお聞きをしたいんですけれども、電気管理技術者についてお尋ねをいたします。 我が国では、電気設備の保安を確保するために、電気事業法により、事業用電気工作物の設置者に対して、当該電気工作物を技術基準に適合させていること及び保安規程を制定し遵守すること、それと、工事、維持、運用に関する保安の監督を行う電気主任技術者の選任を義務付けております。 事業……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、職場の労働環境改善、二つ目に、女性が働きやすく、継続して働ける環境の整備、三つ目に、労働災害の撲滅、最後に、長時間労働の防止、こういう視点から質問をさせていただきます。 まず、職場におけるメンタルヘルス対策についてお聞きをいたします。 平成二十六年度事業評価において、職場におけるメンタルヘルス対策事業全体の予算の推移が書かれておりました。平成二十三年度及び二十四年度は各々約十五億円の予算が組まれておりまして、決算は十三億円から十四億円程度となっておりました。二十五年度は八・六億円の予算で、決算は七億円程度、二十六年度の予算は二・六億……
○小林正夫君 おはようございます。 民進党・新緑風会の小林正夫です。 温室効果ガス排出量削減のうち、京都メカニズムクレジットが半分以上を占めたこと、これに対する考えをお聞きをしたいと思います。 少し整理してみますと、京都議定書では、各国が法的拘束力のある温室効果ガス削減目標を設定することとされました。そして、日本は、第一約束期間の二〇〇八年から二〇一二年の五年間で基準年である一九九〇年に対して六%削減という目標を設定をしました。実際の総排出量は五か年の平均で十二億七千八百万トンと一九九〇年から一・四%増えたものの、森林等吸収源で三・九%削減し、京都メカニズムクレジットで六・二%削減したた……
○小林正夫君 おはようございます。民進党・新緑風会の小林正夫です。 法案の質疑に入る前に、熊本の地震の関係で二点質問をさせてください。 今日は田中原子力規制委員長にお越しいただきたいとお願いをしたんですが、環境委員会と重なっているということで、原子力規制庁に来ていただきました。まず、規制庁にお伺いをいたします。 田中原子力規制委員長は、熊本地震に関して、四月の十八日の記者会見で、川内原子力発電所の運転を今のところ止める必要はない、この旨の記者会見を行ったと、このように報道されております。委員長が止める必要がないと、こういうふうに判断した理由は何だったのかということと、四月十八日の記者会見……
○小林正夫君 おはようございます。民進党・新緑風会の小林正夫です。 まず、大臣にお聞きをいたします。再生可能エネルギーの活用推進と国民負担の調和をどう図っていくのか、この質問をいたします。 このFIT法ですけれども、二〇一二年七月から再生可能エネルギー買取り制度が始まって、現状を見るとFIT認定量の約九割が十キロワット以上の事業用太陽光の発電、このようになっております。これは、原則二十年間電力会社が全量買い取る、買い取ったものは国民が広く負担をしていく、こういう制度になっております。 賦課金ですけれども、標準家庭で今年度六百七十五円負担していると、こういう数字を聞いております。これは、今……
○小林正夫君 民進党の小林正夫です。 今日は、災害により現実に起きていることへの対応について何点か質問をいたします。 東日本大震災から丸五年が経過をいたしました。そして、災害公営住宅の建設が進んでまいりました。いよいよ入居、こういう状況になってきましたけれども、具体例を挙げてこの入居の問題についてまず質問をいたします。 二世帯で御自宅に同居されていた家族が被災をして、親世帯はみなし仮設住宅に入った、そして子世帯はみなし仮設住宅ではない一般の民間賃貸住宅に避難をした。そして、この家族は災害公営住宅への入居を希望して、自治体も二世帯分、それと二つの住戸の整備の計画を立てた。そして、その後、子……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日の集中審議のテーマは国民生活と社会保障、これは国民が生活をし、安心した生活をしていく上では大変重要な課題の一つだと、このように認識をしております。先ほど同僚の櫻井議員がいろいろ総理に対して質問をいたしました。改めて、私、総理の国民生活の現状の認識についてまずお尋ねをいたします。 第二次安倍内閣が発足をして三年三か月経過しようとしております。しかし、安倍内閣には、国民生活の営み、この視点で見ると、国民の安心を確保する、そして国民の生活を守り抜く、この視点が私は欠けているように思えてなりません。 少し過去を整理してみました。高度経済成長期に……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 石川参考人にまずお聞きをいたします。 マスコミ報道で紹介されている石川参考人のコメントでは、発送電を分離しても原発の再稼働が進まなければ電力会社が調達する火力用発電所の液化天然ガスは増え続けると、このように述べられておりました。今国会で送配電の分離という法案が出てまいりましたので、これから審議に入るんですけれども、日本の送配電の在り方、このことについてどのように御見解を持っているかお聞きをしたい、これが一つです。 それと、石川先生の書かれた本の中の「原発の正しい「やめさせ方」」、この著書の中で、原発四十年寿命説は本当なのかと、このように言わ……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 今日は、参考人の皆さんに大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。 私、TPPの締結というのは、我が国にプラス面ももたらせばマイナス面もあると、このように考えております。 そこで、雇用について菅原参考人にまずお聞きをいたします。 TPPの締結によって海外の安い労働力が入ることになって、労働者全体の賃金だとか労働基準が切り下げられる、こういうことになるんではないかと思いますけれども、このことに対してどういうふうに感じられているのか。仮に労働者の賃金切下げや労働環境の悪化が起こり得る、こういうことであるならば、事前にそれを予防す……
○小林正夫君 民主党・新緑風会の小林正夫です。 感染症関係について岡部参考人に二点質問をいたします。 今年の五月に伊勢志摩サミットが行われます。そして、安倍首相は、感染症対策などの保健分野を優先課題として取り上げると、このようにおっしゃっております。岡部参考人はこのサミットにどういうことを期待しているか、このことを一つお聞きをいたします。 そして、もう一問。先ほどのお話の中の後段の部分で、国内における感染症の臨床検査、研究体制の整備、こういうお話がありました。各地を回っていますと、やはり国民の人から感染症を心配する声が非常に多くなっている、このように最近感じております。 そこで、政府が……
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