このページでは古川俊治参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○古川俊治君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました予防接種法等改正案に対しまして、反対の立場から討論をいたします。 新政権の対応は、インフルエンザワクチンの接種回数の決定や接種スケジュールに関して大変な混乱を招いてきました。厚生労働省は、ワクチン接種回数について、当初はすべて二回としていました。しかし、その後、一回の接種でも有効との臨床結果が示され、WHOも十月三十日には一回接種とする専門家勧告を行いました。 ところが、政府は、十月十六日の専門家の意見交換会において、十三歳以上は原則一回の方向で一致したにもかかわらず、十九日には急遽、別の専門家を加えた意見交換会……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。 本日、途中から、ちょっと足にけがをいたしましたもので座らせていただきます。その御無礼をお許しください。 甘利経済産業大臣、冒頭にシンガポールから御出張された会議の概要の御説明をいただきました。この中におきましては、とりわけAJCEPに関する交渉が妥結しましたこと、またERIAの設立が決まったことが大きな成果であったと存じます。ここに至るまで大臣また御担当の皆様方の御苦労は大変なものであったと存じます。 そこで、このAJCEP及びERIAの意義につきまして御説明をいただきたいと思います。
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。 これから特定肝炎緊急措置法案についてお伺いしたいと思います。 今、谷先生からお話がございましたように、ウイルス性肝炎というものが現在社会問題となっているときに、私も、このウイルス性肝炎の患者さんを助けるための法案というものを提案していただきまして、本当に時宜を得た有り難い話であるというふうに考えております。私は異なる会派に所属しておりますけれども、基本的には、与野党がこの法律を何か作るために建設的な議論を進めていくべきだろうと考えていまして、本日も非建設的な議論をするつもりは毛頭ございません。ただ、今まで私は医学と法律学というのを研究してき……
○古川俊治君 自民党の古川俊治でございます。 私は主に清澤先生にお伺いしたいと思っております。慶應義塾大学におきまして、私自身、消化器外科の専門医を二十年やってまいりました。同時に肝がんの患者さんの切除、あるいは肝炎の患者さんのインターフェロン治療にも従事してまいりました。また、弁護士でございまして、JDDW等におきましても、消化器外科のほか医療安全についての多数の講演をさしていただいてまいりました。 先生に是非お伺いしたいんですが、先生が、ノンAノンBの肝炎が肝がんに至る、そういうことを治験としておまとめになった、発表された時期、それからそれが血液製剤あるいは輸血によって伝播される可能性……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 もう既に各議員より御質問がございましたけれども、革新的エネルギー技術開発というのは温暖化対策にとっても、日本のこれからの産業振興にとっても重要な課題だと認識しております。私も、二十一の技術領域分野というのはやや多岐にわたり過ぎるんではないか、これは日本の今の産業政策全般に言えることではないかと思うんですが。私は医療機器開発を専門にしてまいりましたけれども、そこにおきましても、余りに多くの技術に、技術領域が決まっていても各技術がかなり多岐にわたってしまいまして、どの技術においても実は資金がショートしているというような状況をず……
○古川俊治君 じゃ一番最後に、私、自由民主党古川俊治の方から質問させていただきます。 最初に、今回の法改正につきましてでございます。これから今回の法改正あるいはオープンイノベーションのシステム、それから国際的なワークシェアリング等、もう既に様々な委員の皆さんから御質問があった点について、重複もあろうかと思いますけれども、また私の関心が深いところもございますので、できる限りの御答弁をお願いしたいというように思っております。 まず、今回、仮の専用実施権あるいは仮の通常実施権というものを設けていただきました。特許を受ける権利を有する者がその特許を受ける権利に基づいて取得すべき特許権というものにつ……
○古川俊治君 じゃ、残りの時間、最後に自由民主党の古川俊治の方から質問させていただきます。 今、加納先生からお話ございました、すばらしいコンセプトをお話ししていただきましたけれども、やはりクールアース50、二〇五〇年までに温暖化ガス半減ということになってきますと、そこにおきましては相当な取組、各国のもう本当に真剣な取組とそして急速な技術革新というものがどうしても必要になってくるわけであります。 そこで、午前中にも藤原先生の方からこれ明確に御指摘がございました。私も全く同感なんですけれども、やはり温暖化対策の実効性を上げていくためにはすべての主要排出国が国際的枠組みに参加していかなければなら……
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。 まず、村井参考人に御質問をさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。 どうやって人のインセンティブを付けていくか、このことについてはよく言われることが、努力が成果に結び付くことであると、成果が正当に評価されることである、そしてその評価が自分のゴールであるということが人のインセンティブでよく考えられることなんですね。その努力がパフォーマンスに見えるというところについては、見える化ということを大変ユニークにお話しいただきまして大変有り難いと思ったんですが、そこが、パフォーマンスが、じゃ自分の正当な評価になっていくか、そしてそれを自分……
○古川俊治君 どうもありがとうございました。 時間もあれなので、関参考人にちょっと伺いたいんですが、資料の九ページですけれども、この迷惑メールの規制ということで今回法律ができて、大変、楽天さんの場合優良業者で私もよく使っているんですけれども、ここでこのチェックが全部入っていますよね。本来のオプトインと呼ぶんであれば、実はこれ全部外した方がいいんではないかと、最初から。それが正式なオプトインであって、完全なオプトインとはなかなか言えないんではないかと、私はそう思うんで、これは規制に合っていることはもちろんそうなんですけれども、この点がもし外した場合にビジネス上どうなのかと、率直なところを伺わさ……
○古川俊治君 それでは、続きまして、自由民主党・無所属の会の古川俊治の方から質問をさせていただきます。 最初に諸富准教授に伺いたいんですけれども、排出枠取引の制度については、下流における直接規制というのが、先生の御主張もございますし、日本における大体の大枠のコンセンサスを得つつあるというふうに把握しているんですけれども、その場合に、まず先生も御提案のようにオークション方式をどこか一部でこれも取り入れていく。これは費用効率性の面から見ても一番、恐らく妥当であろう。 ただ、すぐにこれを普及させるには今準備が足りないというふうに理解しているんですけれども、先生は、今論文の中で基本的にはグランドフ……
○古川俊治君 これから質問させていただきます。経産委員会から移りまして、厚労委員会、止まったりすることがあるのでどうもタイミングがつかみ難いと。初めての経験でございます。 初めに……(発言する者あり)申し訳ない、今、これを配るのも冒頭でいいかという質問を受けていたので、申し訳ありません。 十月四日に脳出血を起こした東京都内の妊婦が都立墨東病院を含めて八病院に受入れを断られて結局死亡したという事故が起こりました。大臣はこの際、現地の病院を視察したり、あるいは受入れを断ったとされている八病院、こちらの事情聴取を行ったということですね。 一昨日のごあいさつの中で、本件事案を教訓として、救急患者……
○古川俊治君 それでは、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。
大臣、平成十九年の七月十三日に、国立高度専門医療センターの今後のあり方についての有識者会議の報告書が提出をされているんですが、大臣としては、この報告書をお読みになったと思いますが、この内容をどうお考えになっているか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 その中で、国立の文言、ナショナルセンターと以下は呼ばせていただきますが、国立という言葉を継続的かつ独占的に使用できることが求められると書いてあるんですね。
この点については、大臣はどうお考えになりますか。
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から御質問させていただきます。 本日、私は、平素、文部科学大臣あるいは文部科学省に対しまして質問の機会はないものですから、決算に関連して、あるいは一般的に私が今まで文部科学行政について疑問に思ってきた点について広くお聞きさせていただきたいと思っております。 初めに、私立学校法人の経営についてでございますけれども、日本私立学校振興・共済事業団の調査によりますと、平成二十年の調査におきまして、いわゆる定員割れを起こしている大学ですけれども、四七・一%の大学が定員割れを起こしている、もう大体二校に一校ですね。こういう現状になりますと、やはり高等教……
○古川俊治君 では、替わりまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。 今日は午前中から大変厳しい雇用情勢について質疑が行われておりますけれども、大臣は所信の中で、失業者の安定雇用の実現を図るため、今後、雇用の受皿として期待できる介護分野等における職業訓練を大幅に拡充すると、こうおっしゃっておりまして、六か月のホームヘルパー一級養成コースに六千人、そして二年訓練の介護福祉士養成コース、これに三千七百六十人、こういった人数を予定されているようなんですね。 ただ、現在、この介護現場における離職率というのは二一・六%なんですね。これは、五人に一人が一年間のうちに辞めていくという……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治から質問をさせていただきます。 今日は医者ばかりが質問に立って、この後、小池議員もやられるようですけど、大変細かいことばかり申して恐縮なんですが、私のところへも、恐らく民主党の先生方のところも来ていると思いますけど、いろんな医者からいろんな文句が来ています、この対応についてはですね。医者は文句を言いたがるのが好きなので。ただ、水際対策の有効性、いろいろ議論はあります。ただ、今までの国民の方を向いて行政をしていくという立場から、舛添大臣やまた厚労省の皆さんは本当に一生懸命連休中やられて、しっかりした対応が私はできていると、これは医者の一人としてもそう……
○古川俊治君 では、続きまして自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。 年金財政の問題の大きな課題の一つとして出産率の水準という問題がございます。 先日の報道によれば、この今回の人口動態統計によって、いわゆるその合計特殊出生率が二〇〇八年度一・三七で、二〇〇七年度と比較して〇・〇三上がったと。過去最低であった二〇〇五年から、一・二六だったわけで、三年連続で上昇したということになっておりますけれども。 本年の都道府県別では、最高が沖縄で一・七八、最低は東京で一・〇九ということだったんですけれども、この特殊合計出生率の上昇傾向に関して、都市部と地方の差というのはあるんでしょうか。……
○古川俊治君 一点ちょっと、先ほどの谷先生の御質問とも関連をするんですが、現行の臓器移植法の六条二項についてちょっと伺いたいんですが、「その身体から移植術に使用されるための臓器が摘出されることとなる者であって」の部分がこの度、A案では削除をされたという経緯があるわけですけれども、現行のこの法文の私は文理解釈をいたしますと、その身体から移植術に使用されるためのまず臓器が摘出されるということが前提になっていて、そしてそこに、脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止するに至ったと判定されたものが脳死体というふうに読めるんですね。 ところが、これは法律の下位の規定となっておりますガイドライン、恐らく告知……
○古川俊治君 最初に大久保参考人に伺います。 六月三十日にA案の提案理由説明というのを受けたんですね。そこで、「脳死が人の死であるのは、本案の場合も現行法と同じく臓器移植に関する場合だけに適用されるものであり、一般の医療現場で一律に脳死を人の死にするものではありません。」、私、この提案理由を何度か読みまして、素直に読むと、これ、脳死を一律に人の死と考えるという理念に基づいていないんですね。移植の場面においてだけ脳死を人の死と考えるという考え方に基づいておりまして、そうすると、私も、要らないものを直すという必要性がないので、木下先生のおっしゃるように、六条二項というのは改正しない方がよりいい形……
○古川俊治君 まず、島崎先生、そして町野先生に伺いたいと思います。 島崎先生、本当にありがとうございます。 私も医師でございまして、外科医でございますが。 脳死は人の死である、医学的にそうであるということを十分私も承知しております。また、基本的には私は、A案がこのまま通過していけば移植を待つ患者さんのためになるんだろうと、これをつくづく願っているわけであります。 ただ、その上で申し上げますと、先ほどから何回も議論になっているように、このA案自体が臓器移植法の中で話し合われている法案でございまして、臓器移植以外の場合を、基本的にはスコープに全く置いていないと。この議論はまさに臓器移植とい……
○古川俊治君 今の点、引き続き質問を行わせていただきたいと思うんですが、私は高原参考人とそれから米本先生にお聞きします。 高原先生、ありがとうございました。 先生今ドナーの家族のことをおっしゃいまして、抽象論としては理解できるんですが、実を申し上げますと、六条二項を戻すことになっても、これは移植に限定されている場合だけですということを明確にするだけになるんですね。ですから、御家族が何かを選ぶというよりは、まさに移植の場合には人が死んでいるという前提で入るものですから、もう人は亡くなっていると。それは、御家族が確認の手段を選ぶか選ばないかを選択されるということになる。実際そうなるんですけれど……
○古川俊治君 ありがとうございます。 まず、私、ずっとこのところA案を、このところというか、ずっと私の信念としてA案を支持してまいりました。これは長い歴史がございますので、私は外科医の信念として、やはり移植を推進したい、それがA案への思いだった、私が立候補した大きな理由でも、一つでもございます。 その上で、つい最近のことでございますが、私、梅村先生と先ほど同じ実は理屈に気が付いたのがまあ一週間、もっと前ですね、二週間ぐらい前だったと思いますけれども。そのときに、本当の立法事実は何だったのかといった場合に、国民意識といった場合に、私も新聞を見たとき、移植医療はまだ報道されます、八十一例ありま……
○古川俊治君 時間も短いので、どんどん質問したいと思います。
まず、本日は公共事業の需要予測について伺います。
総務省が行いました公共事業の需要予測に関する調査、三十三か所のサンプル調査が行われておりますけれども、そのうち需要予測が実績値に対する割合、これを割り出しましたところ、五〇%未満しかなかったものが三十三件中七件、五〇%以上八〇%未満のものが五件ということで、過大の需要の予測をしているということが顕著になっているんですけれども、このことについて総務省のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 公共事業費につきましては、国民の皆さんも大変な無駄な投資が行われているんじゃないかというこ……
○古川俊治君 続きまして、自民党の古川俊治から質問をさせていただきます。 本日は、補正予算の関連、医療それから科学技術問題を中心に、ただし、私はふだん予算委員会にいないものですから、昨年度の補正予算の審議から続いている共通した問題についても少し伺わせていただきたいと思っております。 初めに、与謝野大臣にお願いを申し上げます。 今回の補正予算でやはり最も気になるのは国債の増発の問題でございます。今年度の本予算と補正を加えて新規国債の、これは財投も加えておりますけれども、新規国債の総額見込み五十八・二兆円と。そして、この累積の発行額でございますが、国の発行額、国債として総額七百二十一兆円、本……
○古川俊治君 では、初めに自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。
それでは、菅大臣にお願い申し上げます。
国家戦略室というのが機能を始めているというふうに伺っておりますが、まず、その法的な根拠について伺いたいと思います。お願いします。
【次の発言】 今大臣がおっしゃった内閣法第十二条、それから第二十二条二項に内閣官房の所掌事務が決められておりまして、そこに内閣の重要政策に関する基本的な方針に関する企画及び立案並びに総合調整に関する事務、この規定に基づいているというふうに伺っておりますけれども、そもそも内閣法におけるこの規定というのは、大きな基本として、行政組織法というのが法……
○古川俊治君 では、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。
国立大学法人の運営費交付金のことなんですけれども、国立大学法人の運営費交付金は、旧政権の時代に原則削減するという方針の下、平成十九年度から二十一年度にかけまして一%ずつ減少してまいりました。民主党は政策集の二〇〇九におきましてこの削減方針を見直すというふうに掲げられておりましたけれども、本年度の予算額は昨年度に比べて〇・九%の減少となりました。これは、見直しということになったのに、同様の引下げが続いた理由について御説明をお願いします。
【次の発言】 国立大学法人に対する運営費交付金の削減方針を見直すという政策イン……
○古川俊治君 では初めに、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。 本日、質問が結構多岐にわたっておりますので、なるべく御答弁、端的に、正面から御質問にお答えいただきたいと考えておりまして、長妻大臣、基本的には大臣にお願いをしたいというふうに思っております。 最初に、今回は、大臣の法律案の提案理由説明で、新しいインフルエンザは、感染力は強いものの病状の程度がそれほど重くならないと言っておられますね。今回新しく臨時接種を、形態を創設するんですが、その対象疾患というのは、今般のインフルエンザと同程度の感染力や病状を呈する新型インフルエンザなどの感染症という趣旨でお話になります……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。
初めに、経済と財政のことについてお伺いをしたいと思います。
先日、予算委員会でございましたけれども、菅大臣から、これから国債がどの程度積み重なっていくのか非常に心配であるというお話をしまして、二〇一五年度まで財務省が今まで推計を出されてきているわけですけれども、経済財政担当としまして、二〇一五年までの各年度における財政収支と公債、これは国債、地方債、財投国債発行高を含めたものですけれども、その残高の対GDP比はどのぐらいになるでしょうか。
【次の発言】 財投国債を足すとどうなりますか。
○古川俊治君 では、初めに自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。 初めに、中井大臣に伺いたいと思います。 中井大臣、本国会の冒頭の御演説で死因究明制度について御言及されておりますけれども、日本の死因究明システム、これは大変脆弱でございまして、年間約十六万体ある異状死体のうち解剖されるのは一割程度でございまして、そのほかは外表検査を主とする検案におきまして非常に不明確な死因確定のままに放置されているという実態がございます。このような死因判断というのは、犯罪死の見落としにつながることもありますし、また日本の死因統計をゆがめているという指摘もございます。 これから高齢化社会……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を続けさせていただきます。 階政務官がほかの委員会で遅れているようなので、それまでちょっと順番を変えて御質問をするところがあると思いますけれども、通告してありますので、よろしくお願いを申し上げます。 私もこの法案、大変重要な法案で、様々な点についてこれから議論を進めていかなければいけないというふうに認識しておりますが、どうか仙谷大臣、端的に問題に真っ正面から答えていただくようお願い申し上げます。私もいつも感じるんですが、少し長い答弁をされるので、論点が余ってしまいますと、後日延々とまたこれをずっと御質問させていただくことになりますから……
○古川俊治君 これから自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。 今回の公訴時効の廃止ないしは延長ということは、やはりDNA鑑定の進歩、そして普及という点が非常に大きな一因であろうと考えております。 それで、DNA鑑定についてまずお伺いをしたいと思っているんですけれども、足利幼児殺人事件が起こりました。これがDNAの問題性というのを提起した非常に大きな事件になったわけなんですけれども、この事件に関しまして、ようやく菅家さんが晴れて無罪になりましてああいう形になりましたが、考え方として、DNA鑑定自体に間違いがあったのか、あるいは、それは正しかったんだけれどもその評価手続に間違いがあっ……
○古川俊治君 それでは続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を開始させていただきます。
【次の発言】 申し訳ありません。
二〇一〇年度の予算でございますが、終戦直後の一九四六年から六十四年ぶりに当初予算において国債の発行高が税収を上回るというわけでございます。しかしながら、これは大変な異常事態というわけでございますが、財務省が提出している平成二十二年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というものによりますと、実を言いますと、これは二〇一〇年度だけではなくて二〇一三年度まで続くんですね。税収が大幅に落ち込んでいて、国債の発行高がこれをずっと上回っている、そしてその差額が更に大きくなる、こう……
○古川俊治君 私から、では小林参考人を中心にちょっと伺わせていただきます。 小林先生、私、実は先生の十三年後輩でございまして、同じ外科教室で、かつ胃の研究班の後輩ということで直系でございます。先生のお話を九〇年に、実は前阿部教授のときに医局に来ていただいて伺ったという経験がございまして、先生御記憶かどうか分かりませんが。 そのときから、実は僕、イメージとして大変面白いことをやっていらっしゃる先生だと、素敵なことだろうというふうに思ったんですが、それが、じゃ果たしてどのように自分の今具体的な医療の中で問題になってくるか、これが非常につかみにくかったんですね。今、津田委員がおっしゃいましたよう……
○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治の方から、最初に厚生労働副大臣の方に御質問させていただきます。 参考人のここでも御意見を聴取いたしまして、そのときにあるクリニックの先生がいらっしゃいました。外国人の医療の提供につきましてはやはり様々な支援が要ると考えられます。その先生は、通訳を自ら雇って患者さんのために自前でやられていたということでございますが、支援には患者さん、医療を受ける側への支援、これは言葉を中心とした様々な文化的な背景の違い等に関する支援もあると思います、そういった情報の支援。それとともに、医療側、今度は医療を提供する方については、これはまず一つが、情報のツールという意味……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から御質問をさせていただきます。 三人の参考人の先生方、ありがとうございました。 我々が今、高負担・高福祉国家の国民は総じて国民幸福度が高い、これは諸外国、特に高負担・高福祉でやられている国の状況を学びまして、これを日本の参考にしたいということでやってきているんですが、よく私、こういった制度の国際比較をやるときに考えるのは、医療制度にしてもあるいは年金制度にしても、日本は日本なりに今まで苦労してつくってきたところがございまして、特に日本人の歴史あるいは国民性、そういったものに根差して今の現制度があり、そしてその上で政策を行っている、そういった……
○古川俊治君 じゃ、時間もありませんので、大石参考人にだけ伺いたいと思っております。いつも医療への取組、そして医療政策への御提言、本当にありがとうございます。 最初に、健診の管理、健保経営についてなんですけれども、今日は生活習慣病管理についてお話を賜りまして、それで、この事業、大石さんのデータの中に平成十五年の高リスクの方々が平成二十一年度における医療費が高かったという分析を示されましたね。それから、恐らくはそのリスクを下げて、リスクの高い人たちに介入をすれば病気にならずに済むんであろうということが出てくるんですけれども、全体として生活習慣病管理を考えた場合に、人間いつかは亡くなるわけですよ……
○古川俊治君 三人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。 これは大変、非常に難しい課題だと思っておりまして、それぞれのお話、それなりに我々の理解できる範囲でお聞きした限りなんですけれども。 まず、草郷先生からちょっと伺いたいと思うんですけれども、HDIについて御紹介を賜りまして、何らかの指標を作らなきゃいけないというのはごもっともなことだと思います。これが非常に客観的に測定がしやすい、評価が簡単だということで汎用されているというお話でしたけれども、例えば一人当たりGDPあるいは平均寿命、それから識字率、あるいは変更されたものでも就学率等でいえば、そういったものは政策的にもかなり踏み……
○古川俊治君 私も一年間だけこの調査会に参加させていただきました。もう既にたくさんの議員の先生から大変勉強になる御意見をいただきまして、私は自分の関心からちょっとお話をさせていただきます。 多くの、本当にいろいろな参考人の方々がお話しいただきまして、大変多角的な見地から、それだけこの幸福の問題は難しいんだというふうに私も感じた次第でございます。雑駁に申し上げまして、皆さんのお話、幸福が、平均が高いというイメージよりは、どちらかというと大変不幸な、幸福でない人がいないという方に、平均値が高いというよりは標準偏差が少ない、下の方にいる人が少ないのが幸福度の高い社会というふうにお考えの方が多かった……
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を続けさせていただきます。本日、質問の機会を与えていただきまして、総務委員会の先生方に深く感謝申し上げます。
主権、地域主権という話なんですけれども、その定義については内閣府設置法の四条一項三号に記載されております。ただ、少なくとも主権と言っているんですね、地域主権の主権。そう言うからには、これに意味があるんだと思いますけれども、その主権という意味は何なんでしょうか、原口大臣。
【次の発言】 原口大臣、今のは私も同じ辞書を引きまして、法律学用語の辞典の第三版というやつで、有斐閣のやつですね、そのように出ておりまして、私も現行法を全部網羅……
○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治の方から三人の先生方に御意見を伺いたいと思います。 本当にお忙しい中、貴重な御意見をおっしゃっていただきにここに来ていただきました。本当にありがとうございました。 私は、一番今関心を持っていることは、この国家公務員の改革というのは、もうこれ、山本先生ももう実直におっしゃいましたが、実は議院内閣制の在り方と密接にかかわっているということでありまして、民主党さんの方がもう既に別に現在進めようとしている立法府と行政府の在り方の関係、議院内閣制の新しいスタイルということとかなり実を言うと密接に結び付いてきていて、流れから申し上げますと、私どもの旧政権のこ……
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