このページでは蓮舫参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(蓮舫君) 小坂憲次議員から一問質問ございました。 小沢民主党元幹事長の証人としての国会出席に関してでございますけれども、まずは、一義的には国会で御議論をされ、国会で決定をされることでございます。その上で、御本人が出席をするかどうかは、判断は自らがするものだとの考えは今も変わっておりません。(拍手)
○国務大臣(蓮舫君) 姫井議員にお答えをいたします。 御指摘のように、性犯罪は被害者の心身を深く傷つけるものでありまして、このことをよく理解し、被害者の置かれた状況に十分に配慮をしながら、被害者が必要とする支援を行う必要があると考えております。 こうした考え方も含めまして、第三次男女共同参画基本計画におきましては、地方公共団体とも協力をし、性犯罪被害者への相談・支援体制の整備を進めるとともに、被害者のプライバシーの保護あるいは二次的被害の防止に万全を期することとしておりまして、まずは、計画を着実に推進してまいります。 今後、性犯罪被害の当事者や被害者支援に取り組む方々から貴重な意見を伺い……
○国務大臣(蓮舫君) 御質問にお答えをいたします。 事業仕分は自民党が与党のときにも河野太郎代議士を中心に行っておられますので林委員もよく御存じだと思いますけれども、削減目標を幾らまで掲げて量を問うというものではなくて、まさに行政の質そのものをどうやって向上させていくかを問う内容なものだと私は思っています。それはまさに、そういう部分では行政刷新の一手段だと思っています。 秋には特別会計の仕分を行わせていただきますけれども、削減目標を幾ら決めるというよりは、特別会計、制度そのものを本当に今適切なのかどうなのかという制度仕分の色彩が強くなると私は思っています。その部分で、結果として、仕分を行っ……
○国務大臣(蓮舫君) 恐らく谷岡委員の御指摘は、まだまだすみ分けができていない、あるいは独立行政法人、公益法人、大学、それぞれにおいて似たような、類似の例えば事業であるとかあるいは公益の分野におけるような内容の事業がまだ重なって行われているんではないか、それは大学に特化をした方がいい、あるいは公益法人が行った方がいい、あるいは独立行政法人並びに国が行った方がいい、そういう御指摘だと思うんですが、まさに今年の四月、五月に独立行政法人と公益法人の事業仕分を行って、御指摘のようなすみ分けをしなければいけないという部分も幾つか私たちは提示をしました。まさに今、行政刷新会議事務局において、そのすみ分けを……
○国務大臣(蓮舫君) お答えいたします。 事業仕分は、松野先生もう既に御案内のとおり、その税金を使って事業を行っている、その目的を到達するための手段としてお金が適切に使われているかどうかを確認をする、厳しい目をもって確認をする、あるいはその事業が国が行うべきものなのか地方自治体が行うべきものなのか民間が行うのか、あるいはその事業自体の必要性も含めて仕分をするものであって、歳出削減を第一義的な目的にしているものではないんですね。 ただ、結果として、その事業の適切性が見直されて財源が出てくるということはあるんですけれども、我々は、お金を出すという目的ではなくて、適切な税金の使われ方、無駄は徹底……
○国務大臣(蓮舫君) お答えします。 松村先生から事業仕分に対してメリット、デメリットを賜りました。 メリットとして、まさに行政の透明化を高めた、あるいは国民の皆様方に政治への御関心をより持っていただけた、そのように御評価いただいたことを心から感謝を申し上げます。また、御指摘いただいたデメリットについてですが、そうした思いを抱かせてしまわないように、これからもよりメリットと評価していただけるような内容に変えていく努力はしていきたいと思っております。 その上で、御指摘の点でございますが、行政刷新会議でございますが、内閣府設置法に基づく行政組織ではなく、評価者は官職に当たるものではない。そし……
○国務大臣(蓮舫君) 基本的には、予算は、その時々の内閣が責任を持って編成をして提出をして、国会で御審議をいただいてお認めをいただいた上で執行をさせていただいているものでございます。これは、宮沢委員や私ども事業仕分では、その予算の在り方であるとか、その予算の編成されたときの事業の目的であるとか理念であるとか、目指しているものは一切否定はしていません。ただ、実際にそれがどういう形で事業が実施されているのか、その途中経過の手段としてどういうふうに税金が使われたのか、この適切さを事業仕分という形で問わせていただいております。 自民党時代にもこれは、事業仕分が党の中で行われたときには全く同じ考え方で……
○国務大臣(蓮舫君) お答えいたします。 事業仕分は、予算の執行状況等を踏まえまして事業の無駄や非効率を洗い出しまして、その目的を達成するための手段として最適なものは何か、改革の方向性をお示しするものでありまして、事業仕分の対象事業にかかわる公務員の数の増減に結果的につながり得ることはあるんですが、人員の削減を直接の目的としているものではございません。 ただ、その事業仕分の結果を踏まえて今後の事業がどうなっていくのか、国家公務員の定員をどうするかにつきましては、事業仕分の結果の反映に伴って職員の業務がどう変化するか等も踏まえまして、総務大臣が御判断をされて対応していくものと承知しています。
○国務大臣(蓮舫君) 行政刷新を担当する内閣府特命担当大臣、公務員制度改革担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。 行政刷新会議による事業仕分により、これまで国民に見えなかった予算編成の過程や独立行政法人等の政府関連法人の事業内容、これらを一つ一つ公開の場で確認し、国民によく見えるものにするなど、大きな成果を上げました。 また、こうした事業仕分を各府省の中に定着させていくため、国丸ごと仕分、行政事業レビューの取組を推進してまいりました。今後ともこうした改革の取組を続行します。 今月及び来月には、事業仕分第三弾として、特別会計仕分及び再仕分を行います。すべての特別会計をゼロベースで見直……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 まさに御指摘いただいた点は、私も特別会計の仕分、特に対象とする勘定、事業を選定するときに最も注意を払った点でございまして、他方で特別会計の制度仕分をして、あるいは事業仕分をして、手段に無駄あるいは非効率的なものがあるとすればそれは正さなければいけないということをやりつつ、一方で、新成長戦略に基づいて経済対策を行って補正に計上する事業が重なった場合というのは、これは相当大きな矛盾が生まれますので、ここは注意深く点検を行ってきて現段階ではないと認識をしておりますが、更に深くこれは精査をしていかなければ、私どもの知らないところでいろいろな事業が出てくるこ……
○国務大臣(蓮舫君) 特別会計の改革におきましては、宮沢委員が本当に率先してこれまで行ってきてくださって、ある意味引き継がせていただいているという思いを大前提で私は持っております。
今御指摘のとおり、特別会計制度そのものがすべて悪だというのは、これは大きな間違いだと思っています。ある種やはり特定の歳入をもって特定の歳出に充てる、あるいは国が特定の事業を行う、それを一般会計の中でほかの用途に転用されないために区分経理をする意義というのは私はあると思っています。
【次の発言】 まさに今、特別会計の仕分が昨日から始まって、二日目でございます。特別会計のみならず、事業仕分は、結果を想定してその結果に……
○国務大臣(蓮舫君) 山本委員にお答えをいたします。
テレビ番組で発言した、どの番組か、必ずしも同じものを見ているわけではないと思いますが、私が一貫して主張しているのは、基本的には国会でその議論をする場所はお決めになることで、そこにおいて出席するかどうかは御本人がお決めになることだと、これは一貫して言い続けているところでございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
許可の経緯につきましては、おおむね今事務総長が御答弁したとおりでございますが、若干付言をさせていただきますと、参議院警務部に許可願を出すときに、これまでにも過去国会で国会議員が撮影をしたことがございまして、事務方にはそういう……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 これまでの事業仕分の結果は、あるいは各府省が独自に行った国丸ごと仕分の結果も併せまして、横断的な見直しを置いて、平成二十三年度の予算編成の過程に取り組んでいるところでございます。 特別会計あるいは独立行政法人の予算は、これは、概算要求の段階から、これまでの仕分の結果あるいは行政事業レビューシートに沿った反映を行っていただきまして、各府省が算出した行政事業レビューの反映額を合計しますと約一・三兆、この一・三兆の概算要求削減効果があったところでございます。 ただ、これから、まだ予算編成が行われているということで、委員御指摘の個別の事業に関しては、果……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 国家公務員制度改革基本法第十二条でございますが、これは、「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示し、その理解のもとに、国民に開かれた自律的労使関係制度を措置するものとする。」、これは自民党の方、そして民主党の方、大変な御努力をいただいて修正作業をしていただいて、修正案が国会を通ったものでございますが、政府に対して自律的労使関係制度を措置することを求めている。現在、この労働基本権の在り方も含めてどのような形で措置すればいいのか検討しているところでございまして、成案が得られ次第、来年度の通常国会に出させて……
○国務大臣(蓮舫君) お答えいたします。
与党であれ野党であれ、国会議員の立場の問題ですし、一義的には御本人が判断をされることと、これはもうぶれずに私は言い続けてきています。
【次の発言】 国会で要請がある、それについて判断をするのはまずは要請を受けた方である。そのことに関しては今、党の幹事長を中心に環境整備について御努力を行っている。そこにおいて私が口を挟むものではないと思っています。
【次の発言】 恐らく報道ベースの発言を使われていると思うんですが、随分それは省略をされていると私は思っています。
そのときに発言したときには、国会においてという前置きはしていません。つまり、自分の支持者に……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 今回のジョブ・カード関連の事業仕分におきましても、取りまとめコメントとしましては、このジョブ・カードの政策目的自体は極めて重要であると認識をした上で、ほかに同種の目的の予算と整理統合し、本来の目的である求職者のためという目的を実現し得る新たな別の枠組みを求めたものでございます。 今厚労大臣からも答弁ございましたが、所管省において、この評価結果を踏まえましてジョブ・カード制度を求職者のためという本来の目的をしっかりと実現できる、より効率的、効果的な枠組みに発展させていただくように御検討を願っているところでございます。是非、この検討結果も踏まえて行政……
○国務大臣(蓮舫君) おはようございます。この度、公正取引委員会の事務を担当することになりました。公正かつ自由な市場競争の中で日本の産業がしっかりと発展していけるよう、職務に邁進してまいります。 また、継続審議となっている私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案については、今後の御審議のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 柳澤委員長を始め委員各位には、一層の御指導、御鞭撻を賜りたく、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 若林委員御指摘のように、まさに重なった部分が、外部であろうと内部であろうと監査である場合には、私どもは税金を使わせていただいて仕事をさせていただいておりますので、その重複というのは省く努力を当然行わなければいけない。ただ、やはり無駄遣いであるとか税金の浪費を改めていくときに、一機関の一機能だけで完璧ということは残念ながらないと思うんですね。やはり、そこは二重、三重、独立した、それこそ会計検査院の御指摘があって、それを受けて、総務省の行政評価がさらに実態としてどのような現実があるのか、あるいは行政刷新会議で外部性やあるいは公開性を交えて事業仕分などを……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 藤谷委員御指摘のとおり、これまで政権交代を行って、事業仕分は第一弾、第二弾、第三弾、そして規制仕分を行ってまいりました。国の事業を対象に、独立行政法人あるいは政府系公益法人、特別会計再仕分と行ってきました。これまでなかなか表に出ることがなかったお金の使われ方がどうなっているのか、事業仕分の特徴である外部性、公開性を基に情報公開をして行ってまいりました。その結果、天下り団体に中抜きされている構造ですとか、あるいは、競争性があるにもかかわらず不透明に一社にずっと事業が丸投げされているといった事例も明らかになってまいりました。 やはりこういうことは、限……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、まさに基金はつくったはいいけれども、それが使い勝手が余りよろしくなければ一体何のための、政策目標を達成できないということになりますので、地方消費者行政活性化基金につきましては、御指摘のとおり、平成二十年に造成をした後に、国会での御審議あるいは現場の関係者からの意見等を踏まえ、大きく二点運用を改善してまいりました。 一点は、平成二十一年七月です。消費生活相談員を新たに配置をしたり、あるいは増員をした場合には、これは人件費にも活用を可能とすること。二点目は、平成二十二年八月。既存の相談員の報酬引上げにも活用を可能とするとともに、基……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 今回の集団食中毒事件を受けまして、消費者庁としましては、なぜこれが起きたのか、関係省庁と連携をしてまずしっかり調査をする、そして二度と起こさない、再発防止策を消費者庁としてできることをやる、あるいは厚生労働省にも是非そのための取り得るべき手段は取っていただきたい、できれば罰則の対象にして相当厳しい基準を設けてもらいたいというのは既に要請を行っているところでございます。 ただ、どんなに迅速に手続を講じたとしてもやはり数か月掛かるという現実的な問題がございますので、その間、飲食店においても、あるいは消費者自らも行動を取っていただいて、供されるだけでは……
○国務大臣(蓮舫君) 消費者担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 まず、東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々、その御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々、避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。 消費者担当大臣としましては、食料品など生活関連物資に関して、一刻も早く被災地の皆様方に十分に届くよう、官民挙げて最大限の努力をしています。首都圏等の消費者の皆様方には、不要不急の購入、買い急ぎ、買いだめなどを行わないようお願いをしております。また、食品衛生法上の暫定規制値を超えた放射能が食品から検出されていることに関して、消費者の皆様方には、確か……
○国務大臣(蓮舫君) 御指摘いただいたそのニュースは私も記事で読みました。あってはならないことだと思っています。子供には何の罪もない。放射線がうつるということも科学的根拠もない。まさにそうした事態が起きてしまった。じゃ、これから起きないようにするためにどうすればいいのかも含めて、まずは一義的には文部科学省で適切な指導をしていただきたい。
つい先ほど、参議院本会議がありましたもので、私の隣の席におりました林久美子文部科学大臣政務官にも私からこういうことはあってはならないので適切な対応をお願いしたいと言ったところでございます。
【次の発言】 様々な情報が消費者庁にも寄せられております。その情報の……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、まさに農業、農地の復興のための土地改良区の取組の重要さは私も共有をしております。 御指摘の、一昨年の事業仕分第一弾のときですけれども、先生御指摘のこの基金は、まさにその災害復興が目的ということではなくて、どうやって新規参入していただけるか、農業従事者を増やしていくことができるか、そのために農家の負担をどうやって軽減していくことができるという目的で基金が設置されています。 この基金そのものについての必要性は否定はしておりませんが、例えば、平成二十一年度末の残高見込みが五百九十四億、御指摘の額がございました。それに対して、平成二……
○国務大臣(蓮舫君) 行政刷新及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 行政刷新会議では、国民的な観点から、国の予算、制度等の在り方を刷新すべく、事業仕分の手法を用いて、予算、独立行政法人、公益法人、特別会計等の事業、制度の見直しを推進してまいりました。この改革の流れは、今後ともより強化していく必要があると考えます。 今後、事業仕分をどのように深化させていくのか、各府省における一層のコスト削減や政策効果の高い事業の立案の実現に向け、本年から本格実施する国丸ごと仕分、行政事業レビューをいかに活用していくか等についてしっかりと議論し、引き続き無駄の排除に向けて……
○国務大臣(蓮舫君) 自民党が積極的に風評被害を止めるために自らの党本部の食堂で大変な御努力をしていただいていることは、私もこれはお礼を申し上げたいと思います。あわせて、民主党もできることをやっていく。もう党というよりも、今、国会議員みんなができることをやっていかなければ、生産者の方々が本当に困っておられる部分をどうやって救ってさしあげることができるのか、ここは知恵を是非出し合わせていただきたいと思いますが。 消費者庁担当、そして食品安全担当の私からしますと、風評被害をどうやって防ぐのかは、まずしっかりとしたファクト、事実を出していく。この事実に基づいて、安全である、そして一時的な出荷制限あ……
○国務大臣(蓮舫君) 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 国、地方共に財政状況が極めて厳しい中、今後必要となる社会資本の整備や更新において、民間の資金や創意工夫を最大限活用することが求められております。また、民間の事業機会を創出することにより、経済を活性化し、我が国の経済成長を最大限実現する必要があります。 この法律案は、このような状況に鑑み、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用した公共施設等の整備等の一層の促進を図るため、公共施設等の対象の拡大、民間事業者による提案制度の創設、……
○国務大臣(蓮舫君) 委員御指摘のとおり、まさに官から民、市場原理主義が絶対だという時代が確かにありました。ただ、結果として、格差が広がったり、様々な問題が今なお残っているということも事実でございます。官から民に流れること全てが絶対ではなくて、その中身はどうなのかというところはやはり注視していかなければいけない、双方共に適切な役割を担うことによって質の高い公共サービスを提供し得る体制を整える、その手法が、主体がPFI方式であって、結果として国民の満足のいくサービスが提供できる体制を講じたいと考えております。 昨年の六月の新成長戦略を閣議決定をいたしまして、そのときには二十一の国家戦略プロジェ……
○国務大臣(蓮舫君) 御指摘のように、復旧復興のために財源を確保していく努力を政府としても積極的に行っていかなければならない。 今、共同調達なんですが、平成二十一年から財務、総務、経産省の三省で物品の共同購入を開始をしました。これ対象品目は、事務用消耗品、清掃用品類、OA消耗品、紙類で行ったんですが、制度を導入しますと、前年で、毎年買う総量が違うものですから単純比較はできませんけれども、総購入金額を比較をすると、制度を導入したら四割程度削減することが可能になりました。 そこで、政府としては、昨秋、行政刷新会議の下に公共サービス改革分科会を設けて、そこでどういう共同調達が可能なのかを議論をし……
○国務大臣(蓮舫君) 取り立てて驚きはしませんでした。
【次の発言】 突然のお問合せでございますが、現段階で私どもがお願いをしている子ども手当法案の中では所得制限という考え方は入れておりませんので、私はその政府の方針でお認めをいただきたいという立場でございます。
【次の発言】 いろんな意見があるということは、むしろ政党としては健全だと思っているんですが、ただ、子ども手当は私たち民主党にとっては非常に思い入れの強い政策でございます。そこにおいて、また国会の現段階の今のこういう状況もあります。我々の強い思いはあるんですけれども、それが法律案としてまずはお認めをいただきたいというのが私ども政府のまず……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。
内閣府では、高校中退後おおむね二年以内の者を対象とした意識調査を実施しまして、その結果は三月の末に公開をさせていただきます。この中で、厚生労働省とも協議の上で、例えば地域若者サポートステーションをどの程度知っているかなど、ニート支援策の認知度を問う質問項目は設けてございます。
【次の発言】 まさに御指摘のとおり、行政刷新会議として総務省とどのように連携が取れるのか、密な話合いも進めてまいりました。
今年の春から本格実施をします行政事業レビュー、これ各府省が事業の点検、お金の使われ方を点検をしてまいります。
他方、総務省で行われる政策評価、これ総……
○国務大臣(蓮舫君) 済みません、通告をいただいていないので分かりません。
【次の発言】 済みません、存じ上げません。
【次の発言】 お答え申し上げます。
規制・制度改革の事務局、現在三十九名の体制となっておりまして、その中で他省庁等や民間からの出向者は三十四名になっております。
山田委員は、昨年、当時の大塚副大臣のときにも同じような御懸念をお持ちで、大塚副大臣がその懸念をしっかりと受け止めまして、一人一人の職員からヒアリングをして、出向元の特定企業に利益が誘導されるようなことは決してあってはいけませんので、そのような体制を含めて整えて、御懸念がないように今取り組んでいるところでございます……
○国務大臣(蓮舫君) お答えします。 六月に政府として交渉に参加するかどうかを決める今途中経過ですので、その推移をまだ見守っているところです。
○国務大臣(蓮舫君) お答えをいたします。 地震再保険特別会計に係る仕分では、民間のみではカバーし切れない巨大地震の損害に対して国家が関与した形で対応していくことを、これを大前提とした上で、これをいかに効率的、良い形で運営していくかどうかを、その観点から議論が行われました。 保険契約者の安心を損なわないこと、まずこれが大前提です。そして、国が政府保証等で関与することを条件に、国以外の主体への移管について制度設計が可能かどうなのか、また特別会計の廃止が可能かどうなのかを検討するとの仕分評価になったものでございます。地震再保険特別会計廃止ありきではなくて、政府保証等の国の関与の下で再保険を一括……
○国務大臣(蓮舫君) 御答弁申し上げます。
三月二十日、「食品における放射能検出に関するお願い」と題して私の名前で情報は提供させていただきました。
これは官房長官並びに政府としてこの表現で一体的に情報を提供したところでございますが、確かにこの直ちにというのが今すぐなのか、それともどういう意味なのかというのが委員御指摘のように分からないということもございましたので、その後ホームページ等では考え方を新たに追加したところでございます。
【次の発言】 三月の二十一日に同じようにホームページに「食品からの放射能検出に伴う出荷制限について」というものがございましたが、一時的に摂取したとしても健康に影響……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 一つの提案であるとは思いますが、一つ一つのお店で手に取った食品に残留放射能の数値をシールなりラベリングすることが本当に消費者の安全につながるのかどうなのか、今聞いた限りでは私はそれはちょっと疑問が付くと思っております。 それよりも、今政府として行っている、安心なものだけを市場に出していく、それは出荷制限であり、あるいは出荷解除というのを適切に管理を行っていく方が、今私たちが安心を、不安を取り除いていくという形では適しているのではないかと考えております。
○国務大臣(蓮舫君) 今委員から御説明をいただいた公判の内容も初めて聞きました。そして、今委員が御指摘をいただいたS会長、複数名ある会合でお会いをしたことはございますけれども、その方から私は直接献金はいただいたことはございませんが、前回の委員会で西田委員から御指摘をいただいて、その後、私の方で御指摘をいただいた企業から企業献金をいただいていた部分、企業とその過去の脱税事件との関係も弁護士の方で調査をしていただいて、その事実がございましたので、道義的観点からそのお金は返させていただきました。
【次の発言】 一部週刊誌で報道され、そしてその後、西田委員からも質問の依頼をいただき、自分の中でも調査を……
○国務大臣(蓮舫君) 震災の発災直後に、委員御指摘のとおり、男女共同参画局の職員を継続的に現地の対策本部に派遣をしまして、女性の声であるとか需要であるとかそういったものを丹念に把握をして、例えば避難所の運営に反映させるための努力は行ってまいりました。現在はもう少し細やかな対応をさせていただいております。被災地の地方自治体ですとかあるいは女性団体と協力をしまして、電話相談、窓口相談、あるいは避難所、仮設住宅へ訪問相談をさせていただいているところでございます。 寄せられた相談は多岐にわたるんですけれども、例えば、配偶者からの暴力という本当にその大変困っておられる声に対しては、自治体の配偶者暴力相……
○国務大臣(蓮舫君) お答え申し上げます。 御指摘のとおり、事業仕分で公務員宿舎というのを取り上げさせていただきました。そのとき、外部性、公開性という特性の下で議論をさせていただきまして、仕分の評価結果としましては、公務員宿舎の在り方全体について見直しを行うというまとめになりました。その見直しを行っている間に朝霞等を含めた継続案件については凍結をするというまとめになりました。この仕分の評価結果を受けまして、所管をしている財務省の中で七回にわたって外部有識者も入れて議事録も公開する形で議論をしていただきました。 今財務大臣からも御答弁ございましたが、今後五年間掛けて宿舎の戸数そのものを一五%……
○国務大臣(蓮舫君) 先ほど来の大河原委員の質問を伺わせていただきながら、非常に興味深く拝聴させていただきました。 これまで行政刷新会議の下では、事業仕分あるいは各省自ら行っていただく行政事業レビューを通じて、個々の事務事業、その優先順位であるとか費用対効果であるとか、より効率的、効果的な代替手法というものについて議論をして、各省庁には自らその評価結果を御検討いただき、実施をしていただきましたが、今の御提案を聞いておりますと、新たな大きな政策課題、例えば貴重な水資源を、各省庁にまたがっているものをどうやって効率的に効果的に寄せて、そして大切に使っていけるのかという、まさに行政組織そのものの在……
○国務大臣(蓮舫君) お答えいたします。 柴田委員のおっしゃる政府調達の透明性であるとか競争性の確保というのは、行政刷新担当としても非常に重んじております。 これまでの取組ですが、調達改革そのものは、今年の四月、行政刷新会議の公共サービス改革分科会で取りまとめた公共サービス改革プログラムに沿って今取組を進めています。 競り下げなんですが、今年度の十一月末までに各府省において、これはコピー用紙とか事務用品、電化製品など三十二件をまず試行しています。引き続き年度を通じた試行を行う予定ですが、その結果を踏まえて、コストがどうなったのか、削減の効果があったのか、あるいは高くなっているというものも……
○国務大臣(蓮舫君) 独立行政法人改革は、去年は全ての独法の保有している事務事業の見直しを行いました。随分とここは整理をされて、それに続いて現在は独立行政法人の制度、組織そのものの改革を行うということで、行政刷新会議の下に分科会を置いて、今までは所管をしている省庁の担当者であるとかあるいは独立行政法人自体からもヒアリングを重ねて行ってまいりました。 その上で、今分科会で議論をしているのは、各法人の事務事業あるいは財源の特性を踏まえたガバナンスの在り方、これを検討しているんですが、今委員が御指摘の運営費交付金の割合が低く、自律的な運営を行っている法人についてはどうしようかと。この書き方がもしか……
○国務大臣(蓮舫君) 行政刷新、「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣、公務員制度改革担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。 行政刷新会議では、国民的な観点から、事業仕分の手法を用いて、予算、独立行政法人、公益法人、特別会計等についての見直しを推進してきました。 また、各府省に仕分マインドを定着させるため、行政事業レビュー、国丸ごと仕分を閣議決定に従って毎年実施する等、引き続き無駄の排除、予算の効果的、効率的な活用に向けて取り組んでいるところです。 さらに、本年十一月には、これまでの事業仕分について、その進化を図りながら実施することとしたところであり、今……
○国務大臣(蓮舫君) 糸数委員御指摘のように、まさに超党派の衆議院議員の皆様方が沖縄を訪問され、そうした視察を受けまして、昨日、衆議院の青少年特におきまして、馳代議士、あべ代議士、宮本代議士から、まさにその沖縄の保育園よりも幼稚園が多い経緯であるとか、あるいは民設民営の学童保育クラブの話ですとか、なかなか事情が私がこれまで承知していたものと違うということを改めて勉強させていただきました。引き続き、こうした委員会等も含めて御教示をいただければと、改めてお願いを申し上げます。 御質問をいただいた点でございますが、御指摘の、その昨年六月に策定した子ども・子育て新システム基本制度案要綱ですが、この要……
○国務大臣(蓮舫君) 任命権者は総理にございますので、私から適切かどうかと御答弁するのは私の職分ではないと思います。
【次の発言】 突然の御指名ですけれども、二・五兆は出せないと思います。
【次の発言】 一部週刊誌で報道されている方は、実際に私も面識がございます。ただ、それ以上のことは特段私は把握はしておりません。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 御指摘の日に同僚議員と会社の関係者と会食はしました。別に祝杯ではございません。
【次の発言】 同席しておりました。
【次の発言】 はい、そのとおりです。
【次の発言】 はい、そのとおりです。
○国務大臣(蓮舫君) お答えいたします。
自律的労使関係制度の措置ですけれども、国家公務員制度改革基本法を踏まえまして、現在の人事院勧告制度を廃止をし、透明性を確保し、国民の理解の下に、団体交渉を通じて労使で自律的に給与等の勤務条件を決定できるような恒常的な仕組みに改め、効率的で質の高い行政サービスの実現を図ることを目的としております。
国家公務員制度改革関連四法案ですが、このように大変重要な法案であることから、早期成立に向け最大限の努力を図ってまいりたいと考えています。
【次の発言】 目的と趣旨がある、そのための手段だと思いますので、とりわけて無駄だという指摘は当たっていないと思います。
○国務大臣(蓮舫君) 御指摘の事業仕分は、一つ一つの事務事業を取り上げて、非効率性あるいは無駄を排除し、適切な税金の使われ方が行われているかを公開性、外部性で仕分けていくものでございます。今これは各府省に行政事業レビューという形でそうした無駄が生まれないように内在化をして、行政刷新会議はそこをフォローアップをしている。 他方で、提言型政策仕分は、一つ一つの事務事業というよりは、大きな政策を取り上げて、制度の在り方あるいは問題点にどういうものがあるのか、そしてそれの解決策はどういうものがあるのか、これはテーマによっては担当大臣にも入っていただき、公開の場で議論をして提言としてまとめ、来年度の予……
○蓮舫君 おはようございます。民主党の蓮舫でございます。 今委員長からもございましたが、今日の決算委員会は、東日本大震災からの復旧復興の予算、その在り方について審議を行うということになりました。是非、今日は担当大臣、財務大臣、そして復興担当大臣、関係の方たちにも来ていただいておりますので、今メディア等で相当厳しい御批判をいただいている事業もございます。それについて御判断をいただきまして、執行中のものであっても問題がありと思うものは執行停止をする、使っていない予算においてはもう使わない、本当に大切に限られた財源を使っていくという姿勢を是非お示しをいただきたいということをまずもってお願いを申し上……
○蓮舫君 よろしくお願いいたします。
まず、西村さんにお伺いをいたしますが、AIMグローバルファンドの監査報告書、見ないで浅川さんにお渡しをしておりましたが、何と言われたんですか。
【次の発言】 疑いましたか。
【次の発言】 資料十一ページ、これは初年度は偽造していないんですね。二年目はAIJ作成、HSBC作成の純資産額、二年目から既に二十七億違うんです。AIJはここからもう偽造をしている。これ、二年目は見ていたということですが、西村さん、これ気付きましたか。
【次の発言】 何と意見を申しました。
【次の発言】 この監査報告書というのは唯一の客観的な数字で、ファンドを信託して販売しているわけ……
○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。 参考人の皆様方の貴重な御意見、御提言を賜りました。ありがとうございました。 社会保障と税の一体改革、少子化、高齢化、それと毎年一兆円を超える給付増、そしてその財源を将来世代に頼っている、これまでのどの内閣もこの問題意識は共有をしていて、改革をしなければいけないと思っていた。ただ、やっぱり消費税というのは買物をするごとに納める税目でございますから、国民のセンシティブな感覚、そこに対してなかなか改革を断行できなかったという過去があると思います。 そうした中、去年、菅内閣が考え方を提案し、今年、野田内閣が法案を提出し、問題意識を共有する自民党、公明党さんと……
○蓮舫君 民主党の蓮舫です。よろしくお願いいたします。 今日は外交防衛等集中審議、私からは、北朝鮮のミサイル発射に関して政府に質問をしてまいります。 北朝鮮が衛星の打ち上げと称して長距離弾道ミサイルを発射、このこと自体が、我が国と国民に対する最大の脅威であり、明確な国連安保理決議違反でございます。外交防衛は、言うまでもなく国民の生命と財産を守る。そこで、政府の皆様方には、今回の一連の事件を振り返り、今後北朝鮮がいかなる手段を講じようとも国民を守るという姿勢について幾つか質問をさせていただきます。 まず、野田総理にお伺いをいたします。 北朝鮮当局、弾道ミサイルを衛星の打ち上げと称して事前……
○蓮舫君 おはようございます。民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 厚年基金について質問をさせていただきます。 去年の一月、AIJ投資顧問、この会社によるいわゆる厚年基金の資産詐欺運用というのは実に大きく報道されました。その後、強制捜査、国会での参考人質疑、証人喚問を経て、AIJ、アイティーエム証券両社長が逮捕、この事件には社保庁のOBが年金コンサルタントとして深く関与していたことも含めて、国民の年金制度に対する、あるいは旧社保庁、厚労省に対する信頼は本当に失墜をしました。その結果、改めて明らかになったことは、厚年基金で代行している厚年本体の年金資産も、平成二十三年度末には一・一兆を割れて……
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。
まずは、行革について伺います。
ことごとく民主党政権の政権を否定して、それをやめてきた安倍新内閣ですけれども、唯一行政事業レビューだけは残してくれる、これは評価をします。残すことになった理由を簡潔に教えてください。
【次の発言】 外部性、透明性、公開性、国の事業五千全てを統一のシートでお金の使われ方を国民に向かって情報公開をする、これは私たちが最もやりたかったことで、それを引き継いでくださったことは感謝をします。
我々、政権交代した二十二年度レビュー、五千三百八十三事業を対象に廃止、見直しは二千六百を超えました。その財源効果は、来年度概算で削減され……
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 まずは、安倍総理、総理御就任おめでとうございます。安倍内閣が発足して初めて予算委員会で質問させていただきます。是非率直な議論をさせていただきたい、端的な答弁をいただければと、お願いをまず申し上げておきます。 昨年十二月二十六日に安倍内閣が発足して初閣議が行われました。その中で安倍総理は、民主党政権で水膨れした歳出について徹底した無駄の削減を行い、予算の中身を大胆に重点化すると発言、今年年頭の記者会見でも同じ発言を強調されました。 教えていただきたいんですが、民主党政権のどの予算が水膨れなんでしょうか。
○蓮舫君 民主党の蓮舫です。 この調査会では、多数の参考人から極めて貴重な数字を含めた御提言をいただきました。委員長の差配に、あるいは各党の理事のお差配に、心から感謝を申し上げます。 日本の経済再生において、例えば慶應大学の樋口先生からは、労働・雇用問題に対して極めて前向きな提言と緊張しなければいけない数字を提示されました。 この十年間、少子高齢化の進展で五百三十四万人の生産年齢人口が減少している。そこから専業主婦、学生を除くと、二百五十六万人の労働力人口が減少している。あわせて、国税庁の資料を見ると、この十年間で民間の給与は累計で百九兆円減少している。世帯主の勤労収入にすると、十五年間……
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